2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

スポンサーリンク



アメリカ横断35日目〜バンクーバーからサンフランシスコへとんぼ返り〜 世界一周142日目★

レンタカーでアメリカ横断の旅も残るところあと1日半。

明後日の14時までサンフランシスコのダラーレンタカーへ車を返却しなければならない。

 

そんな状況の中、現在いるのはカナダのバンクーバー

 

上記日時までの返却を実現するために、今日はひたすら運転に時間を使うことになりそうだ。

 

つまり、今日は移動日だな。

 

ちなみに

バンクーバーからサンフランシスコまでは約950マイル(1520㎞)。

ノンストップで車を走らせても15時間くらいはかかる。

(1ドル=約107円...   昨日より1円上がった。。) 

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180219163839j:plain

朝8時過ぎには起床。

チェックアウトまでシャワーを浴びたりしてテキトーに過ごす。

 

10時にチェックアウト。

ちょうどオーナーとオーナーの弟(勝手な想像)が出口付近にいて軽く見送りをしてくれた。

その2人は中国系だが、どうやら日本人には好意を持っている様子。

 

昨日の延泊交渉の時にも言われた様に、

弟は『良いレビューを書くのを忘れないで(^^)!』と念を押して言っていた。

 

スポンサーリンク

 

  

f:id:Relie:20180219163844j:plain

10時30分。

カナダの方がアメリカよりもガソリン価格が安いのではないか、

と勝手に推測しガソリンスタンドへ寄った。

 

カナダに到着した時から、ガソリンスタンドを通るたびにガソリン価格に注目はしていたのだが、いまいち計算がしづらかった。

 

今日実際にガソリンスタンドへ入ってみて、やっと真相が分かった。

 

アメリカではガロン表示だったのが、ここカナダでは日本同様リッターで表示されていて、さらになぜか料金はセント表示

 

この2重のアメリカとカナダの違いが私を混乱させていたのだ。

 

ここでいうと、

レギュラーガソリン1リットル111.9セント(約89円)

と表示されていて、一気に日本の感覚に近づいた。

 

ん、待てよ。

 

アメリカではリッター50〜60円代のところが多かったので、

ここのリッター89円って、全然安くないじゃん。

 

そう思いここカナダでのガソリン給油は見送り、

アメリカ入国後に安いところを見つけて給油することに決めた。

 

f:id:Relie:20180219163849j:plain

偶然にもここのガソリンスタンドにはティム・ホートンズが併設されていた。

 

アメリカに入ってしまえば、またしばらくティムに訪れることもなくなるだろう。

 

私は特に何も買わなかったが、

相方は朝食がてらサンドイッチみたいなのとホットチョコレートを購入していた。

 

f:id:Relie:20180219163855j:plain

それを車内で食べていた。

 

f:id:Relie:20180219163905j:plain

11時10分ごろ。アメリカとの国境に到着。

前回カナダからアメリカへ入国する際に手こずったことを思い出すと本当に面倒臭い。

 

一体何を聞かれどのくらい時間がかかるのか。

 

そう思いながら徐々に車は前へ進んでいき、ついに我々の番が回ってきた。

 

『こんにちは。』

 

『こんにちは。アメリカには何日滞在する?』

 

『あと1週間くらいの予定です。』

 

アメリカの次はどこへ?』

 

コスタリカです。』

 

『OK。ここにもある通り、君たちは1月8日までしかアメリカに滞在できない。

1週間でアメリカを出るならいいが、この点は絶対に忘れてはいけないよ。』

 

『OK、OK。』

 

他にも幾つか質疑応答はあったかもしれないが、だいたいやり取りはこんなもん。

 

予想していたよりアメリカ入国の入国審査はあっさりと終了した。

 

自家用車で入国の際はゆるいのか?

それともつい先日までアメリカにいたからゆるかっただけなのか?

 

どちらにせよ、特になんの引っかかりもなくアメリカに再入国できてよかった。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180219163911j:plain

11時45分。

アメリカのガソリンスタンドで給油。

20ドル分(約2140円)で、6.899ガロン給油した。

 

ここは1ガロン2.899ドルだったので、1リッター0.76ドル(約82円)計算。

先ほどカナダで入れるよりリッター約7円ほど安い。

 

f:id:Relie:20180219163916j:plain

13時30分。

車を飛ばしてやってきたのは、ワシントン湖を挟んでシアトルの真東に位置するベルビューという町にあるショッピングセンター。

 

正規ルートから少し外れてまでわざわざここへやってきた理由は、ユニクロだ。

 

実は先日シアトルに訪れた際、ユニクロへ行こうと思っていたのだが、

シアトルほどの大都市なのにユニクロは存在していなかった

 

仕方がないのでその日はユニクロ来店は諦め、

今日、バンクーバーからの帰り道に寄れそうな距離感にユニクロがあったので寄ってみたというわけだ。

 

f:id:Relie:20180219163921j:plain

ユニクロに寄りたかった理由はただ一つ。

ニューヨークタイムズスクエアで年を越す際の防寒着をここで購入するためだ。

 

私はトロントユニクロダウンパンツを見た覚えがあるのだが、

相方はそんなものはなかったと言う。

 

それでも見た覚えがある私の希望でここのユニクロへ訪れた。

つまりここでのお目当はダウンパンツということになる。

 

しかし残念ながらそのような類いの商品はどこにも売られてなく、

結局何も買わずにこのユニクロを出ることになった。

 

まぁ、最悪ニューヨークのユニクロで防寒着は買えばいいから、

時間をロスしたということ以外特に問題はない。

 

f:id:Relie:20180219163925j:plain

せっかくショッピングセンターまで来たのだからということで、ここで昼ご飯を食べて行こうとした。

 

美味しそうなラーメン屋があったので入ってみようと思ったら、

この『輝月』とかいう店はまだオープン前で営業していなかった。

 

f:id:Relie:20180219163930j:plain

その後地下にあったちょっとお高めの、日本でいう成城石井のようなスーパーマーケットへ訪れた。

 

一応昼ご飯になりそうなものを探してみたが、成城石井なのでどれも値段が我々の予算をオーバーしている。

 

幸運にもここには幾つか試食が用意されていたので、それをつまんでとりあえず飢えをしのいだ。

 

f:id:Relie:20180219163935j:plain

時刻は18時10分。

14時にベルビューのショッピングセンターを出てから約4時間走りっぱなしだった。

 

晩飯を IN-N-OUT(インナンナウト)で食べようとマップ検索をかけ、

立地的に一番ちょうどいいところにあったインナンナウトへ訪れた。

 

そしたらここは『IN-N-OUT MARKET』

 

”ニセモノじゃねぇか!”

 

まったく紛らわしい。

 

インナンナウトを楽しみに、空腹を我慢しながら何時間も運転してきたのに。。

 

テンションは一気にガタ落ちだ。

 

f:id:Relie:20180219163940j:plain

インナンナウトもどきに意気消沈したが、気を取り直してとりあえず近くのガソリンスタンドへ。

 

ここは珍しくセルフではなく、スタッフが給油マシーンのところで待ち構えていた。

 

クレジットカードを渡しレギュラー満タンをお願いすると、

なぜかうまくできなかったらしく、店内レジまで行って何かしてこいと言われた。

 

その ”何か” がよく聞き取れなかったのだが、

私は勝手に『店内で支払いをしてこい。』と言っているのだと判断し店内のレジへ向かった。

 

しかしレジで支払いをして給油マシーンのところに戻っても、まだうまく給油が出来ていない様子。

 

再び私はレジへ戻り、つたない英語で必死にレジの姉ちゃんに状況を説明する。

 

(状況と言っても、私自身何が起こっているのかよくわからなかったので『兄ちゃんからレジへ行くように言われた。』としか言いようがなかったのだが。)

 

給油マシーンのところにいる兄ちゃんとレジの姉ちゃんとの間でもうまくコミュニケーションが取れていない様子。

 

結局10分近く待たされ、ようやく給油ができる状態になった。

 

一体何がどうなっていたのか、最後までその原因はわからなかった。

 

22.78ドル(約2437円)分で10.405ガロン入り満タン。

 

ここは1ガロン2.189ドル(リッター約0.57ドル(約61円))だったので、ここ最近にしてはすごく安い値段だ。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180219163946j:plain

そして新たに検索しなおした本物のインナンナウトまでの空腹しのぎとしてこのガソスタで板チョコを2枚買った。

 

2枚とも半額値段で売られていると思ったが、実際は1枚は半額で、もう1枚は通常価格。

 

英語に慣れていない我々の勘違いだった。

 

ハーシーズは0.99ドル(約105円)、クランチは0.5ドル(約53円)

 

f:id:Relie:20180219163951j:plain

22時。

カリフォルニア州少し手前の町、オレゴン州メドフォードインナンナウトにたどり着いた。

本当に、ようやくだ。

 

よくここまで頑張った、と、自分で自分を褒めてやりたい。

 

f:id:Relie:20180219163955j:plain

私も相方もダボーダボー(DOBLE DOBLE)を注文。

料金は1つ3.7ドル(約395円)。

 

相変わらずうめぇ。

 

そして私はこの後の運転のお供にチョコレートシェイクを2.3ドル(約246円)で追加購入。

 

 

後から気づいたが、なんとオレゴン州には消費税というものが存在しないらしい。

レシートにも『NO TAX』と書かれている。

 

もっと早く気がついていたら、カリフォルニアへ入る前に食料などを買いだめしておいたのに。。

 

ちなみにオレゴン州大麻が合法で、

『Keep Oregon Weird(オレゴンは変な町で居続けよう)』

という変なスローガンを掲げている変な州なのらしい。

 

この時そのことを知っていたら、もう少しオレゴン州に長居していたかもしれない。

 

f:id:Relie:20180219165544p:plain

f:id:Relie:20180219164000j:plain

23時40分。

真っ暗で周りに何もない山岳地帯にあったガソリンスタンドで給油。

20ドル(約2140円)分で7.579ガロン給油。

1リッター約0.69(約74円)計算。

 

その後眠気に耐えながらしばらく車を走らせ、

ようやく現れたレストエリアに車を駐車してこの日はそこで就寝した。

 

行きもそうだったが、

ここオレゴン州カリフォルニア州の州境付近は山岳地帯。

レストランやガソリンスタンドなど、車中泊できそうなところが全然ない。

 

今回眠気が限界に達する前に運良くレストエリアが現れてくれて本当に良かった。

 

▼次回記事(アメリカ横断終了)

earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断34日目〜【カナダ】バンクーバー再び〜 世界一周141日目★

35日間かけてレンタカーでアメリカ横断をしている我々。

 

思いの外日数に余裕ができてしまったこともあり、

今では縦断、横断、さらにもう一回縦断をこなしてしまい、

ついにはカナダ西部の大都市バンクーバーにまで来てしまった。

 

バンクーバーは1ヶ月弱前に北米の旅をスタートさせた地点。

 

それから、

 

イエローナイフ、トロント、ナパニー、デトロイト、フロリダ州、テキサス州、カリフォルニア州 

 

など様々な都市を経由しながらグルッと一周して戻ってきたことになる。

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180316150355j:plain

 昨晩YouTubeで水曜どうでしょうを見ていたらいつの間にか寝てしまい、

目を覚ましたのは朝方4時過ぎ。

 

たぶんそこからずっと起きていた。

 

私が動き出したからか、相方も目を覚ました。

 

今日は車でバンクーバーダウンタウンまで行くつもり。

とりあえずダウンタウンに安い駐車場がないか検索したりして時間を過ごす。

 

うーん、なかなか10ドル以内の駐車場は見つからない。。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180316150151j:plain

7時50分。

車に忘れてきたものを取りに一旦外へ出る。

 

f:id:Relie:20180316150202j:plain

昨晩は暗くてよくわからなかったが、このゲストハウスはなかなか立派な家で、

庭にはブランコみたいなベンチやテーブルが設置されていてなかなかいい空間。

 

雨で濡れてなければこの庭でゆったりと過ごすのも悪くないなと思った。

 

f:id:Relie:20180316150207j:plain

その後11時30分くらいまで部屋でゆっくりと過ごす。

 

その間いろいろと考え、

本当は1泊しかする予定のなかったこの宿にもう1泊延泊することを決めた。

 

レンタカー返却日は明後日の14時まで。場所はサンフランシスコ

 

まぁ急いで今夜出発しなくても、明日の朝出発でも十分返却時間には間に合う計算。

なのでもう1泊ゆっくりしようという考えに至ったわけだ。

 

延泊希望はオーナーの弟(勝手な想像)みたいな人がいたのでその人に要求しOKをもらった。

 

その後オーナーが我々の部屋へやってきて、

延泊するならこの部屋をそのまま使っていいよ』と言ってくれた。

 

部屋の移動を覚悟していたのでこれは朗報だ。

 

『その代わり、良いレビューを書いてくれよな!』

 

オーナーの弟は気さくにそう言っていた。

 

f:id:Relie:20180316150212j:plain

11時40分。

昼ごはんを食べに外出。

 

この辺りは本当に閑静な住宅街だ。

 

静かで、雰囲気は良く、この辺をグルッと散歩するだけで心が癒されそうだ。

 

f:id:Relie:20180316150218j:plain

マノアー・ゲストハウスは主に2つの立派な家によって構成されている。

たぶんこっちがメインの家。

 

f:id:Relie:20180316150223j:plain

そしてこっちが我々が泊まっている家。

本当にいい家だ。

 

ただ一つ、キッチンが汚いことだけが悔やまれる。。

 

f:id:Relie:20180316150227j:plain

住宅街からバンクーバーへ続く主要道に出たら、もう目の前にダウンタウンの摩天楼が見えた。

 

こんなに近いところに泊まっていたんだ、と少し驚く。

 

f:id:Relie:20180316150231j:plain

昨晩バンクーバーに到着した時は特に何も感じなかったが、

このバンクーバーの近未来的な摩天楼を見たら、

私の中でものすごく ”戻ってきたんだなぁ感” が湧いてきた。

 

ここからグルッと北米大陸を一周してまた戻ってきた。

 

前回はわずか2、3日の滞在だったのに、久々に故郷に戻ってきたような感覚に陥った。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180316150235j:plain

13時30分。

ダンタウンに到着し調べていた駐車場を何件か回ったが、どこも事前情報よりも高い値段。

 

結局1時間ぐらいダウンタウンを走り回り、

23時まで14ドルで駐めれる駐車場を発見しそこに車を駐めた。

 

昨日のシアトルの反省を全く活かせていないことが情けない。。

 

やはり頭ではわかっていても、

いざその場面になると長年かけて染み付いた習性というものはそう簡単に治ったりはしない。

 

f:id:Relie:20180316150238j:plain

ここはアメリカで一般的だったレシートをダッシュボードに置いておくパターンだった。

 

f:id:Relie:20180316150249j:plain

徒歩10分ほどで到着したのがここ、RAMEN GOJIRO(ラーメン・ゴジロー)

 

ここは前回バンクーバーに来た際、

気になってはいたものの時間がなくて来店することができなかったラーメン屋。

 

なんでも日本のラーメン界では有名な『麺屋こうじグループ』が手がけるラーメン屋とのこと。

 

f:id:Relie:20180316150359j:plain

屋号からも想像できる通り、押しメニューは二郎系。

私はBASIC KARAAGE RICH を10.45カナダドル(約857円)でオーダー。

(ちなみにここのスタッフさんはほぼ100%日本人。)

 

チャーシューの代わりに唐揚げがトッピングされているのが最大の特徴。

久々に食べる本格的二郎系ラーメンに舌鼓を打った。


f:id:Relie:20180316150244p:plain

14時すぎ。

ゴジローを出た後はバンクーバーダウンタウンをテキトーに歩き回る。

 

相方がかぶっているニット帽の上から自身がかぶっていたキャップをかぶせ楽しむ。

 

相方も嫌がらずに、気にせずそのままの格好で町を歩くので面白い。

 

f:id:Relie:20180316150303p:plain

その後はデパートに入ったり、

 

f:id:Relie:20180316150316j:plain

 韓国スーパー『Hマート』で化粧品を物色したり、

 

f:id:Relie:20180316150320j:plain

アップルショップのiPadで遊んだり、

 

f:id:Relie:20180316150311p:plain

ノースフェイスショップに入ってジャケットを試着したりして時間を潰した。

 

相方はこのカーキのノースフェイスジャケットをお気に召したようだったが、

300カナダドル近くするその値段にビビって購入を諦めていた。 

 

(この後中米を経て真冬のニューヨークへ降り立った時に、

”あの時バンクーバーでノースフェイスのジャケットカットけばよかった。。”

と後悔するのであった。)

 

f:id:Relie:20180316150253j:plain

約1ヶ月前にバンクーバーを訪れた時はハロウィーン関連の商品ばかり売られていたけど、

今回はクリスマス関連商品ばかり売られている。

 

光陰矢の如し。

Time flies so quickly だな。

 

f:id:Relie:20180316150324j:plain

18時過ぎ。

夜に友達と会う約束をしていたので、その集合場所となるカナダが誇るドーナッツ屋、

ティム・ホートンズへ一足早く訪れた。

 

ここでホットチョコレートのSサイズを1.67カナダドル(約133円)で購入。

 

カナダを出てからしばらくの間軽いティムシックに陥るほど、

我々にとってティム・ホートンズには中毒性があったようだ。

 

まぁ、特別にうまいというわけではなく、

値段の割にしっかり濃厚なホットチョコレートを提供してくれるので特に相方が気に入っていただけの事なのだが。

 

でも裏を返せば、

アメリカにはこの値段で質のいいホットチョコレートを提供する店がなかなかなかったという事だ。

 

シアトルのスターバックス1号店がいい例である。

earthtravel.hatenablog.com 

f:id:Relie:20180316150328j:plain

19時前。

フィリピン留学時代に知り合い、現在バンクーバーでワーホリ中の友達2人と合流。

 

2人は現在一緒のシェアハウスに住んでいるという。

 

計4人で晩飯を食いに出掛ける。

途中、クリスマスのイルミネーションが綺麗だという病院へ寄った。

 

f:id:Relie:20180316150334j:plain

 知らない人が見たらこれが病院だとは絶対に思うまい。

 

日本でこんなことをしている病院は果たして存在するのだろうか?

 

f:id:Relie:20180316150338j:plain

19時30分ごろ。

『侍』という日本食居酒屋に到着。

そこそこ人気のようで、15分弱待たされた。

 

席に着き、私はハマチの握りを1貫2.36カナダドル(約188円)で注文。

 

日本を離れて以来食べたくて食べたくてしょうがなかった本格的なハマチの寿司をここで実食。

ちょっと魚臭さはあったが、肉厚で脂ののりもまぁまぁ良く美味しかった。

 

もっと食べたい気持ちはあったが、

日本へ帰った時にスシローを食いまくることを楽しみに、

今日のところはこのへんにしといてやることにした。

 

f:id:Relie:20180316150342j:plain

もちろん晩飯にハマチの握り1貫だけということはありえない。

 

私が頼んだのはチキン照り焼き定食8.9カナダドル(約712円)。

 

なかなかのボリュームで味も旨い。

 

これで約700円は日本でも安いほうなのでは。

 

f:id:Relie:20180316150346j:plain

ここで22時過ぎくらいまでいろんな話をして楽しく時を過ごした。

 

相変わらず明るい2人から、

別に元気をなくしていたわけではないけど元気をもらうことができた。

 

さすがにこの後三度バンクーバーに訪れる可能性は極めて低いと考えられる。

次に会えるのはいつになるだろうか。

 

まぁ、別れの時はこのくらい名残惜しいほうが次回への期待を高める、

と思ってそれぞれの道を進むまでなのだ。

 

ただ一つの後悔は、

二人のシェアハウスに泊めてもらえるように事前にお願いしておけばよかったということ。

 

車だし、二人だし、シェアハウスだし、、

ということを考慮してマノアーゲストハウスに泊まっていたのだが、

実際会ってその話題になった時には全然泊まっていいよと言ってくれたからだ。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180316150351j:plain

駐車場に戻ったのは22時40分ごろ。

ギリギリまで楽しんだな。

 

こっから10分 くらいかけて延泊したマノアー・ゲストハウスへ戻った。

 

たくさんしゃべって笑って疲れたせいか、私は宿に着くや否やすぐに深い眠りについてしまった。

 

相方が言うには、

私は寝ながらニヤニヤしていたらしく、”よっぽど楽しかったんだろうな”、と思ったらしい。

 

もちろん自分では覚えていないのだが、一体何の夢を見ていたのだろう。。?

 

 ▼次回記事(再びサンフランシスコへ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断33日目②〜スタバ旗艦店とカナダ再入国【シアトル観光】〜 世界一周140日目★後半

アメリカ、ワシントン州シアトル観光。

 

パイク・プレイス・マーケットにあるスターバックス1号店を見学し終え、

そこから徒歩20分くらいのところにある

『STARBUCKS RESERVE ROASTERY and TASTING ROOM(スターバックス旗艦店)』

というスタバの本拠地みたいなところへ訪れる。

 

小雨の降るシアトルの町を元気よく歩いていた。

 

(1ドル=約106円)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170725054331j:plain

13時。

スタバ旗艦店(きかんてん)に到着。

 

旗艦店とは『そのブランドを代表した中心的存在になる店』という意味らしい。

 

そしてこの高級志向体験型カフェ形態のスターバックスは、

2018年末に東京中目黒にもオープンする予定らしい。

 

f:id:Relie:20170725054336j:plain

f:id:Relie:20170725054411j:plain

f:id:Relie:20170725054214j:plain

予想以上に広い店内、そして高級感あふれる内装に思わず驚く。

 

店舗中央には、

映画『バック・トゥ・ザ・フーチャー PART3』でエメット・ブラウン(通称ドク)の家に置いてあった”製氷機”を思わせる大掛かりな装置が鎮座している。

これが噂の店内焙煎工房か。

 

さらに店内にはお土産コーナーやレストラン、コーヒーカウンターなどが存在する。

 

先ほどのスタバ1号店とは規模が桁違いで、その雰囲気に思わず我々も胸を躍らせた。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170725054342j:plain

奥にあるのはレストラン。

シアトルダウンタウンの中でも人気が高いという『シリアスパイ』というピザが味わえる。

 

f:id:Relie:20170725054418j:plain

f:id:Relie:20170725054222j:plain

これが店内に設置されている焙煎工房

 

なんでも『リザーブ』と呼ばれる、

スターバックスの中でもワンランク上の高級豆のみを焙煎しており、

店内ではその高級豆を使用したコーヒーしか提供されないという徹底した高級路線。

 

さらに世界中の『リザーブ』の名がつくスターバックスのコーヒー豆の焙煎は全てここの工房で行われていて、

それを世界各地に配送しているらしい。

 

f:id:Relie:20170725054359j:plain

店舗中央には近未来感とレトロ感を融合させたようなユニークなコーヒーサイロが置かれたコーヒーカウンターがドンと構えている。

 

ウォータースライダーのようにくるくると伸びた筒は天井を通って先ほどの焙煎工房まで繋がっている。

 

そこから挽きたての高級豆がサイロに落ちていくという仕組みだ。

 

そしてカウンター目の前には幾つものコーヒーマシーンが設置されていて、

お客さん一人一人に合ったコーヒーの淹れ方で極上の1杯が提供される。

 

バリスタ泣かせのマシーンだな。

 

f:id:Relie:20170725054347j:plain

コーヒーカウンター内で働くスタッフさんは酒の代わりにコーヒーを出すバーテンダーのよう。

 

客の要望や質問にも親切に答えてくれて感じがいい。

 

f:id:Relie:20170725054310j:plain

f:id:Relie:20170725054254j:plain

f:id:Relie:20170725054303j:plain

そしてこのコーヒーカウンターではパンやサラダ、ハンバーガーなどの軽食も用意されている。

 

その種類はどう見ても一般的なスタバよりも豊富。

しかもこんなにおしゃれに並べられたら購買意欲がグンと増す。

 

しかし我々はここに飯を食いにきたわけではない。

 

そんな気持ちはグッとこらえ目で楽しむことに集中した。

  

f:id:Relie:20170725054315j:plain

でもこのコーヒーテイスティングはやっておこうかどうか本当に迷った。

しかもクリスマスバージョン。

 

結果的にはやらなかったのだが、

今思うとせっかくならやっておいてもよかったなと反省している。

 

まぁ、

我々の目的がコーヒーそのものよりも別皿で付いてくるチョコレートに向いていたということは言うまでもない。

 

f:id:Relie:20170725054247j:plain

コーヒーカウンターから店舗の奥の方へ進んでいくと、ちょっとした階段が現れる。

 

階段に座り込んでコーヒー片手に談笑とか、いかにもアメリカ人らしい習性だ。

 

でもここは大学のキャンパス内じゃないんだから、そこに座るのはちょっと邪魔だぞ。

 

f:id:Relie:20170725054241j:plain

階段を降りるとテーブルや椅子がたくさん並べられたカフェスペースが用意されている。

 

ここでも十分高級感が溢れているが、店内で一番スタバっぽさが出ていた空間はやはりここかな。

 

この光景は、”そういえばここはスタバだったんだ”、と思い出させてくれるものだった。

 

それだけ別の箇所(コーヒーカウンターや焙煎工房など)がスタバ離れしているということだ。

 

f:id:Relie:20170725054235j:plain

f:id:Relie:20170725054229j:plain

店舗一番奥まで進むと、そこには長テーブルが置かれた会議室のような空間が用意されていた。

さらにここにはコーヒーにまつわるギャラリーがおしゃれに展示されている。

 

f:id:Relie:20170725054353j:plain

f:id:Relie:20170725054404j:plain

一通り店内を見学したら、再び入口付近のお土産コーナーに戻り物色を開始。

 

スタバ1号店と同じく、

ここスタバ旗艦店でしか手に入らない限定商品がわんさか売られているので物色の楽しさが増す。

 

f:id:Relie:20170725054422j:plain

数ある商品の中から、私はこのスタバ旗艦店限定のタンブラーに目をつけた。

その理由は個人用というよりは、転売目的だ。

 

ヤフオクで見てみると、このタンブラーが5000〜6000円くらいで売れていた。

実際の値段は確か30ドル(約3180円)前後くらいだったかな。

 

手数料なども入れてざっと見積もっても1本につき2000円前後の利益が出る。

10本買えば2万円、100本で20万円だ。

 

1月頭に一時帰国を決めているので、

この後1ヶ月半くらい我慢して持ち歩けば日本に持って帰って売りさばける。

 

でも数日後からはレンタカーじゃないし、場所も比較的治安が悪くなる中南米になる。

 

持ち歩いている過程で箱や商品が潰れて販売価格が下がるなど絶対嫌だしなぁ。。

 

国際便で郵送するにしても費用がかさむし、原価割れする可能性も十分ある。

大量買いしていくとしても、バックパックのキャパ的に10本が限界だよな。

 

果たして2万円のためにそこまでするのは利口と言えるか。。

 

私はこの時相当悩んだが、結局1本たりとも購入することはやめた。

今思うと、その選択は正しかったと思う。

 

単発の旅行だったら旅先で大量購入して日本で売るさばけそうなものは今までにもたくさんあったのにな。

 

これは長期旅行のデメリットのひとつだな。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170725054325p:plain

 私がタンブラーの爆買いを悩んでいる間、こちらにも何かを悩んでいる人が。

 

25周年のTシャツをすこぶる気に入ってしまったうちの相方だ。

 

確か値段が25〜30ドルくらいしたのかな。

 

ただでさえ予想以上に予算を使ってしまっている状況なので、

このような気に入ったものへの出費でさえも必要以上に悩んでしまう。

 

しばらく悩んだ結果、

店員さんに『もっと小さいのを持ってこ〜い』と言い、

結局相方の場合は悩んだものを購入するに至った。

 

f:id:Relie:20170725054207j:plain

スタバ旗艦店を出た後、

再びパイク・プレイス・マーケットにあるスタバ1号店へ。

相変わらず行列ができている。

 

色々と考えた結果、

私は1号店限定デザインのタンブラーを購入することに決めていたので再びこの行列に並ぶ。

 

f:id:Relie:20170725054159j:plain

最終的にこの2つのデザインどちらにしようか悩んだ。

 

茶色い方には19711912の2種類の数字が書かれているが、

銀色の方には1971の数字ししか書かれていない。

 

私はできれば創業年が書かれたデザインを購入したかったので、

1912が創業年だとすると銀色の方はここで落選ということになる。

 

っていうか、この数字の違いは一体何なんだ?

 

気になったので近くにいた女性スタッフに聞いてみる。

 

『こっちのは1971しか書いてないけど、こっちのは1912と1971両方書いてある。

この数字はそれぞれ何なんだい?』

 

『オッケー。まず1971はスターバックスの創業年よ。

1912は、、、何だろう、わからないから、ちょっと待って。』

 

そう言って彼女は隣にいた別の男性スタッフに問いかけた。

 

『あなた、1912って何の数字か知ってる?1971は創業年だってわかるんだけど。。』

 

するとその男性スタッフは

 

『あぁ、これは住所だよ。』

 

と即答。

 

この時男性スタッフが言った、

”It's the address.”

という言葉は、今でも私の脳裏に強く焼きついている。

 

私は爆笑、

男性スタッフはニコニコ、

女性スタッフは苦笑い、

周りの客はくすくすと笑っていた。

 

f:id:Relie:20170725054516j:plain

1912が住所で1971が創業年ということがわかったので、結果私は銀色の方を購入。

料金は21.87ドル(約2318円)

 

ちなみに店頭に並べられている商品は連日大勢の人の手に触れられるので傷だらけで汚い。

 

まさかこれを販売するんじゃないだろうな?

と思ったが、さすがに購入時は箱に入っている新品を渡してくれた。

 

f:id:Relie:20170725054427j:plain

15時。

タンブラーを購入したら再びパイク・プレイス・マーケットの中心部へ。

 

大きな時計の下にある『パイク・プレイス・フィッシュ』という鮮魚店は、

カウンターにいる人めがけて魚を投げるというパフォーマンスで

パイク・プレイス・マーケットの名物的存在になっている。

 

受け手は基本店のスタッフだが、集まったギャラリーの中から選ばれることもある。

 

どの程度盛り上がるのかなぁと興味津々で見ていたが、

実際やることは元気良く魚を投げてキャッチするだけ。

 

大学生の悪ノリのような、、

 

その場は第三者からしたらイマイチ盛り上がりづらい雰囲気に包まれていた。

 

f:id:Relie:20170725054431j:plain

15時10分。

一通り見たいところは見たということで、駐車場に戻りシアトルを出発。

向かうは約1ヶ月弱ぶりのカナダのバンクーバー

 

レンタカーでの国境越えは初めてなので少しドキドキ。

 

まぁでもカナダ入国に関してはそんなに問題はないだろう。

 

問題なのはカナダから再びアメリカへ入国するときの入国審査だ。

 

f:id:Relie:20170725054436j:plain

17時30分。

カナダ国境に到着。

 

f:id:Relie:20170725054440j:plain

 やはり国境手前は混んでいる。

 

まずはアメリカでの出国審査かと思って、

『ここには何日滞在予定?という質問に戸惑い、

 

『ここ?アメリカに?1ヶ月以上はいたよ。』と答えてしまう。

 

『カナダよ。』

 

女性審査官はぶっきらぼうにそう言い放った。

 

よく見ると審査官の制服にはカナダの国旗が描かれていた。

 

 『カナダか!2日くらいかな。その後またアメリカに戻ってくる予定だよ。』

 

そんな感じで簡単なやり取りを数回済ませ、無事カナダへの入国を許可された。

 

アメリカ人とカナダ人の区別はつけれない。。

 

f:id:Relie:20170725054445j:plain

カナダに入国したら、バンクーバーを目指しながら近くにあったウォルマートへ寄る。

 

そういえば、

アメリカでトイレは『RESTROOM』と表記されていることが多かったが、

カナダでは『WASHROOM』になっている。

 

さらにそういえば、

カナダに入ったら速度制限の看板に書かれている数字が一気に大きくなった。

 

どうやらカナダでは速度を表す単位は日本と同じように時速㎞が使用されているようだ。

 

 なんでアメリカはマイルを使っているんだ?

 

f:id:Relie:20170725054450j:plain

そして前にカナダにいた時は気がつかなかったが、

マクドナルドのロゴの中にはカナダ国旗のカエデの葉が描かれていた。

 

これはカナダ全土のマックでそうなっているのかな?

 

f:id:Relie:20170725054456j:plain

そしてカナダといえばおなじみのティム・ホートンズも当たり前のように存在している。

久しぶりに見るティムにちょっとテンションが上がった。

 

そんな感じで所々に見られるカナダ感を感じながら、

我々はウォルマートで買い物を続けた。

 

f:id:Relie:20170725054524j:plain

19時10分。

少し迷いながらも今回の宿『MANOR GUEST HOUSE』に到着。

 

”本当にこんなところに宿があるの?”

 

といった感じの閑静な住宅街の中にあった。

 

しかも駐車場もどこにあるかわからないし、建物に入ってもロビーなどなく人すらいない。

 

泥棒のように家の周りをうろちょろしていたら、

中国系のオーナーとみられる人が現れ我々を中へ案内してくれた。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170725054528j:plain

部屋はなかなか広くてきれい。

 

2人で1泊58カナダドル(約4640円)。

1人1泊2320円計算。

 

朝食は付いていないが、駐車場、キッチン付きでワイファイ無料。

バンクーバーダウンタウンまでは車で約10分という立地だ。

 

ちなみに駐車場はこの建物の裏側に数台用意されていた。

 

f:id:Relie:20170725054519j:plain

f:id:Relie:20170725054506j:plain

洗面所やシャワールームもきれい。

シャワーは普通に手に持つタイプに加え、

天井から雨のように降り注ぐタイプも完備されている。

 

個人的には天井から降り注ぐタイプがお気に入り。

 

f:id:Relie:20170725054502j:plain

19時40分。

先ほどウォルマートで購入した

パスタ1.17カナダドル(約93円)、

ウインナー1.47カナダドル(約117円)、

トマト0.76カナダドル(約60円)、

玉ねぎ0.3カナダドル(約27円)

を使い晩飯作りを開始。

 

f:id:Relie:20170725054533j:plain

キッチンはさっきまで誰かいた気配があり散らかっていた。

 

無用心にも、財布などの貴重品も置きっぱなし。

 

f:id:Relie:20170725054538j:plain

さらにキッチンはめちゃくちゃ汚い。

今にもゴキブリやネズミが飛び出してきてもおかしくないレベル。

 

せっかくいい感じの空間なのに、もったいない。

 

f:id:Relie:20170725054548j:plain

キッチンの窓からはバンクーバーの夜景がかすかに見えた。

 

写真だとなんのこっちゃだけど、肉眼で見たらもう少しはっきりと綺麗に見えた。

 

f:id:Relie:20170725054544j:plain

20時20分。

久しぶりの自炊によるパスタが完成。

 

こんな散らかったところでは食べたくなかったので、これを部屋に持って行き食べた。

 

味は、、ブランクを感じさせる味だった。。

 

f:id:Relie:20170725054511j:plain

パスタに満足がいかなかった私は、

今朝ウォルマートで半額で購入した1ドルポテチを開封。

 

アメリカ横断シリーズを見始めたことを機に暇があれば見るようになった

『水曜どうでしょう』をYouTubeで見ながらポテチをほうばる。

この時はヨーロッパ21カ国制覇を見ていたかな。

 

日本にいても海外で旅をしていても、こういう時間はささやかな贅沢。

 

その後も寝転がりながらYouTubeを見ていたら、

いつの間にか眠りに落ちてしまって今日という日を終えた。

 

明日は前回バンクーバーを訪れた時にも会った、ワーホリ中の友達と2度目の再会をする予定。

 

でもそれは夜のことなので、それまではテキトーにバンクーバー市内をうろつく予定。

 

前回行きたくても時間がなくていけなかった『GOJIRO(ゴジロー)』というラーメン屋にも行きたいな。

 

▼アメリカ横断33日目までのルート★

f:id:Relie:20180316143403p:plain

f:id:Relie:20180316143355p:plain

f:id:Relie:20180316143347p:plain

 

 デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→ニューオリンズ→ヒューストン→ダラス→エルパソ→モニュメントバレー→ページ(アンテロープキャニオン)→グランドキャニオン→ラスベガス→サルベーションマウンテン→サンタモニカ→サンフランシスコ通過のヨセミテ国立公園→モノ湖→シアトル→カナダ入国、バンクーバーで1泊中。

 

 ▼次回記事(バンクーバー観光)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断33日目①〜スタバ1号店&パイクプレイスマーケット&チーズ専門店【シアトル観光】〜 世界一周140日目★前半

レンタカー返却までまだ余裕があるということもあり、再びアメリカ本土を北上。

アメリカ北部の都市シアトルへ向かうことを決めていた。

 

さらにはその勢いで国境を越え、カナダのバンクーバーまで行ってやろうと車を走らせる予定。

 

昨日の時点で、

シアトル中心部まであと20分ほどのところにあるレントンという町までたどり着いていた。

(1ドル=約106円)

 

▼前回の記事 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170725060742j:plain

 朝8時前。

レントンのウォルマートの駐車場で目を覚ます。

 

今日はあいにくの雨か。

本日はとりあえず朝から1日シアトルを観光する予定。

 

シアトルはイチローや大魔神佐々木が在籍していたシアトルマリナーズの本拠地ということで日本人にもなじみ深い都市だろう。

 

f:id:Relie:20170725060748j:plain

とりあえず毎朝恒例のウォルマートでトイレ&ネット接続&朝食購入をするため店内へ。

 

私はここでバナナ1本を0.48ドル(約50円)

さらに賞味期限間近で半額になっていた1ドルポテチを0.5ドル(約53円)で購入した。

 

f:id:Relie:20170725060755j:plain

出発前、同じ敷地内にあったガソリンスタンドで給油。

 

20ドル分(約2120円)で8.003ガロン給油。

1ガロン2.499ドルなので1リッター約0.66ドル(約69円)計算。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170725060802j:plain

 9時20分。

およそ30分ほどでシアトル中心地のPike Place Market(パイク・プレイス・マーケット)に到着。

 

早速駐車場の料金を見てみると、

6〜10時間で22ドル(約2332円)もしやがるじゃねぇか。。

 

今まで中心部観光のために車を駐める場合、

駐車料金は大体5ドル前後を相場としてきた我々にとってはべらぼうに高い値段だ。

 

もちろんこの料金表を確認したらすぐにUターンをかまし、別の駐車場を探しに行った。

 

f:id:Relie:20170725060808j:plain

なかなか良さげな駐車場を見つけられない中、

『1日8ドル』という看板の駐車場があったのでそこへ入ってみた。

 

しかしここでの料金の支払い方がよくわからなくて、

『PAY HERE』と書いてあるところにある説明を読んでみると、

なんだかどこかに電話をかけなけらば支払いができない様子。。

 

意味不明な支払いシステムだったのでここは諦め、再び別の駐車場探しに繰り出した。

 

f:id:Relie:20170725060814j:plain

今度は道端に『5ドル』と書かれたパブリックパーキングの看板を発見。

 

しかしここも支払い方がよくわからず、結局諦め別の場所を探すことに。

 

シアトルでの駐車場探しにこんなにもてこずるとは思わなかった。。

 

f:id:Relie:20170725060828j:plain

そして探していた範囲から少し南へ抜け、

パイオニア・スクエアの方まで行ってようやくイブニング/ウィークエンド8ドルで駐められる駐車場を発見した。

 

今日は日曜日。

日曜日って週の始まりだけどウィークエンドになるのかなぁ?

 

疑問に思った私は一応窓口のおじちゃんに聞くと、『今日はウィークエンドだ!』と。

 

つまり日曜日はウィークエンドに含まれるということなんだな。

 

f:id:Relie:20170725060821j:plain

最初の駐車場を諦めてUターンをかましてからすでに1時間20分が経過している。

 

”どんだけ同じところをぐるぐると回ってんだよ”

 

と、さすがに嫌気がさしてきていたので、

イライラがピークに達する前になんとか安い駐車場見つけることができて良かった。

 

結局1時間20分という時間とその間に消耗したガソリンを無駄にしたことを考えると、

やっぱり値段はある程度高くてもパッと駐めてしまった方がいいな、とこの時思った。

 

タイムイズマネーとはよく言ったものだ。

 

f:id:Relie:20170725060834j:plain

駐車場を出たらパイク・プレイス・マーケットの方へ向かう。

 

途中デッカい人がハンマーを打っているオブジェに遭遇した。

これはハンマリング・マンと言って、シアトル美術館の目印兼シンボル的存在。

 

f:id:Relie:20170725060841j:plain

でもそういえば、

ドイツのフランクフルトでもこれとまったく一緒のハンマリングマンを見たなぁ。

どっちが元祖なんだろう?

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170725060847j:plain

11時。

シアトル観光一番の目的であったパイク・プレイス・マーケットに到着。

 

f:id:Relie:20170725060930j:plain

f:id:Relie:20170725060917j:plain

とりあえずマーケットの中をザーッと見て歩いてみる。

 

f:id:Relie:20170725060856j:plain

f:id:Relie:20170725060905j:plain

さすが、海に近いだけあって鮮度抜群そうなシーフードが目立つ。

もちろん肉や野菜、フルーツなども売られている。

 

 なかなか活気のあるマーケトだ。

 

f:id:Relie:20170725060925j:plain

そしてマーケットといえばの試食もいくつか置かれていた。

 

だからマーケットはやめられない。

 

試食好きの我々は、色々とつまみながらマーケットを歩き続けた。

 

f:id:Relie:20170725060938j:plain

11時10分。

向かったのはマーケット内に存在する

『BEECHER'S HANDMADE CHEES(ビーチャーズ・ハンドメイド・チーズ)』

というチーズ専門店。

 

ちょっと早いが、ここで昼食をとることにする。

 

f:id:Relie:20170725060946j:plain

店の外からはチーズを作っている小さな工場を見学ができる。

 

人気店で行列ができることもしばしばらしいが、これを見ていれば多少暇つぶしにはなる。

 

f:id:Relie:20170725061006j:plain

我々が訪れた時にはまだそこまで長い行列は出来ていなかったが、

それでも列は出来ていて店内は人で溢れかえっていた。

 

さすがは人気店だ。

 

f:id:Relie:20170725060957j:plain

ネット情報によると、

ここの名物はMAC & CHEESE (マックアンドチーズ)

というペンネにとろとろのチーズソースをたっぷりかけたもの。

 

メニューにMAC & CHEESEは2つ書いてあるが、何がどう違うのかはよくわからない。

 

とりあえずMAC & CHEESE をください。』と言ったらオーダーが通ったので、

どちらが出てくるかは店員さんに任せることにした。

 

f:id:Relie:20170725061012j:plain

f:id:Relie:20170725061016j:plain

MAC & CHEESEの6.5ドル(約689円)のサイズを2つ購入。

カップアイスの容器みたいなのにペンネとチーズソースがぎっしりと詰められている。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170725061045j:plain

それを店内のイートインスペースでほうばる。

 

椅子がミルク缶とか、なかなか洒落たデザインじゃないか。

(尻に触れる面積が狭くて座りやすいとは言い難いが。。)

 

ちなみにイートインスペースは十分にはなく、

我々も席が空くまではミルク缶の後ろで先客にプレッシャーを与えながら立って食べていた。

 

それだからなのか、イートインせずに店外へ持ち帰って行く人も少なくはなかった。

 

f:id:Relie:20170725061021j:plain

正直私はペンネがあまり好きではないのだが、

かかっているチーズソースがコクうま濃厚だったので、

このくらいの量なら問題なく美味しく食べることができた。

 

”でも、これで6ドルかぁ。。”

 

作っている工程(カップにペンネを入れ、食缶に溜められたたチーズソースをおたまですくってそこへかけるだけ)がレジから普通に見えてしまうので、

それを見るとなんだかチープなファストフードのように思えてしまう。

 

f:id:Relie:20170725061026j:plain

そんな時はイートインスペースの目の前に見えるチーズを作っている工程を見るべし。

 

機械とはいえ手間暇かけてしっかりと作っていることがよくわかり、

先ほど感じたチープな気持ちはあっという間にどこかへ吹っ飛ぶ。

 

これを見ながら食べるMAC & CHEESE はまた一味違う。

 

作っている過程の見せかた次第でこんなにも味が変わってしまうのか。。

 

f:id:Relie:20170725061032j:plain

MAC & CHEESEを食べ終えたら、軽く店内を見学。

ここでは2種類のチーズの試食が置いてあった。

 

チーズ大好きな私は何粒か頂いたが、試食は好きだが実はチーズがあまり得意ではない相方はほとんど手をつけていなかった。

 

なんか濃厚なチーズを食べ過ぎると気持ちが悪くなるらしいよ。

 

f:id:Relie:20170725061040j:plain

そして店内にはたくさんの種類のチーズが売られている。

さすがはチーズ専門店である。

 

f:id:Relie:20170725061056j:plain

11時40分。

カーネル・サンダースみたいなおっちゃんが立っていてややこしいが、

ここはスターバックス。

 

しかもスターバックスの1号店である。

 

f:id:Relie:20170725061051j:plain

そう。

今や全世界に22万店舗以上も存在するモンスターコーヒーショップの第1号店はここシアトルにあるのだ。

 

f:id:Relie:20170725061130j:plain

それゆえ店舗外まで続く長〜い行列が連日絶えないという。

 

でも、

『これくらいならまだ列は短いほうだ』

と誰かが言っているのが耳に入った。

 

シアトル観光のメインイベントがスタバ1号店を訪れることだったので、

もちろん我々もこの列に並んだ。

 

f:id:Relie:20170725061103j:plain

列は長く見えるが、実際はものの5、6分で店舗入り口前までたどり着くことができた。

意外と回転が早いんだな。

 

f:id:Relie:20170725061108j:plain

そして店内。

やっぱり、店内もたくさんのお客さんで溢れている。

 

1号店というだけあって、店内はそんなに広くないし、

イートインスペースなどほぼないに等しい。

(入口横に椅子のないカウンターが数人分用意されているだけ。)

 

f:id:Relie:20170725061114j:plain

そしてスタバ1号店名物であるグッズを求めてやってくる人も少なくないだろう。

 

スタバ1号店のロゴは現在普及している緑色ではなく茶色いロゴを使用していて、

創業年などが書かれているここでしか手に入らない限定グッズが売られている。

 

f:id:Relie:20170725061119j:plain

我々が訪れた時に売られていたのはこんな感じのラインナップ。

売り切れているのもあるな。

 

普段は滅多にこういう類の買い物をしない私だが、

この時はここスタバ1号店のタンブラーを購入しようかどうか直前まで悩んでいた。

 

別に筋金入りのスタバファンとかコーヒー好きというわけではないし、

今までにタンブラーなど所持したことも使ったこともない。

 

それでもなぜか、スタバ1号店タンブラー』というものは手に入れてみたいものだった。

自分でもわからないが、そこには何か惹かれるものがあったらしい。

 

f:id:Relie:20170725061124j:plain

結局この時タンブラーは購入せず、

ホットチョコレートを1杯3.01ドル(約319円)で購入した。

(ちなみにシアトルは消費税が9.6%もしやがった。)

 

相方も私と同じホットチョコレートを購入したのだが、ご覧の通り中身が全然違う。

右が私ので、左が相方の。

 

飲んでみると、相方のはまるで白湯のごとく味が薄い。。

 

ほぼ同時に注文して購入したのに、なぜこのような差が生まれてしまったのか?

世界のスタバ、しかも伝統ある1号店でのこの不祥事は、我々のスタバに対する信頼性を大きく損ねた。

 

そういえばパリのムーランルージュの前のスタバで飲んだコーヒーも白湯みたいな薄さだったな。

(この旅を通じて、スタバとマックは我々から”飲み物の味が薄い”というレッテルを貼られることとなった。)

 

f:id:Relie:20170725061145j:plain

それぞれの味のホットチョコレートを飲み干したらスタバを出て、

『STARBUCKS RESERVE ROASTERY AND TASTING ROOM』(スターバックス旗艦店)

というところへ足を延ばすことにした。

 

道中、スタバ1号店に負けないくらい行列を作っている店があったよ。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170725061136j:plain

気になったので覗いてみたら、そこはパン屋さんだった。

確かにいい匂いがする。

何がそんなに人気なのかはわからなかったが、店内の『HAPPY HOUR』というポップが気になった。

 

f:id:Relie:20170725061151j:plain

スタバ旗艦店まではパイク・ストリートを海とは逆方向に歩き約20分かかる。

 

道中、建物の入り口に落ち葉が密集していた。

タチの悪い嫌がらせとしか思えない。

 

f:id:Relie:20170725061156j:plain

f:id:Relie:20170725061202j:plain

そしてこっちのエリアを歩いていたら、

ウィークエンドスペシャルで7ドルとか6ドルで駐められる駐車場がちょいちょいあった。

 

”ちくしょう、距離的にもあんま変わらないし、こっちの方も探し回っとけばよかった。。”

 

そんなことを思いながら、我々はスタバ旗艦店まで元気良く徒歩で向かっていった。

 

〜後半へ続く(スタバ旗艦店へ)〜

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断32日目〜シアトル目指し北上(DQとポパイのフライドチキン)〜 世界一周139日目★

ヨセミテ国立公園を無料で見学し、周辺にあるモノ湖を見学。

 

その後地獄の山岳地帯ドライブを経てインターステイト5号線に合流。

そこからはひたすら車を北に走らせ、目指しているのはワシントン州シアトル

 

およそ1000マイル(約16000㎞)にもおよぶ道のりをさすがに息継ぎ無しで走破することは厳しすぎるので、

 

現在カリフォルニア州北部の小さな町ウィードのマクドナルドの駐車場で車中泊をしている。

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180316140339j:plain

 朝7時起床。

とりあえずガソリンを入れにすぐ近くにあったガソリンスタンドへ。

 

車を降りると富士山を上から押しつぶしたような山が目の前にドンとある。

 

”うわ、すげぇ。。”

 

昨夜は真っ暗で何も見えなかったが、

結構すごいところで車中泊をしていたんだなぁと気付く。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180316140349j:plain

ここで20ドル(約2120円)分で7.522ガロン給油。

1ガロン2.654ドルなので、1リッター約0.7ドル(約74円)。

 

f:id:Relie:20180316140344j:plain

 実はここ最近、

ドナルド・トランプが大統領選に勝利したことによりドルの価格が上がってきていた。

 

それまではだいたい1ドル103円あたりで落ち着いていたのに、

この時は106円になっていたかな。

 

先日ヨセミテ国立公園入場時にドネーションで5ドル札を支払った時点で

所持していた現金がゼロになってしまっていた私。

 

そろそろATMでドルをおろそうかと思っていた。

 

しかしドル円相場を確認して1ドルがいつの間にか106円になっていることに気がつき、

とりあえずATM引き出しはまだやめておくことにした。

 

トランプさんが近々何かやらかしてドルが急落することを予想して。。

 

しかしまさかこの後ドルがさらに高騰し、

1ドル118円あたりまで一気に上がってしまうなんて、この時思いもよらなかった。

 

f:id:Relie:20180316140353j:plain

7時30分。

給油を終えたらちょうど朝日が顔を出してきた。

 

霧のような雲とぺっちゃんこ富士山とのコラボが非常にいい。

 

清々しい朝を迎えられて、”今日も1日走りまくるぞ”、という意欲がメキメキ湧いてきた。

 

f:id:Relie:20180316140404p:plain

8時。

朝日を浴びながらのドライブは非常に気持ちが良い。

 

f:id:Relie:20180316140356j:plain

雲ひとつない真っ青な大空がその気持ちよさを助長する。

 

これは今日も距離を伸ばせそうだ。

 

というか、余裕で今日中にシアトルに着いちゃいそうだな。

 

f:id:Relie:20180316140411p:plain

助手席で相方がオレンジをむいて食べ始めた。

 

こんなに気持ちの良い朝だと、どこで何を食べても気持ちの良い朝食になってしまう。

 

 

 

f:id:Relie:20180316140417j:plain

10時。

給油のためにガソリンスタンドに立ち寄る。

 

我々の大好物アービーズが併設されていたが、

さすがにまだ朝10時なので何も購入しなかった。

 

f:id:Relie:20180316140421j:plain

ここで14.17ドル(約1502円)分で6.302ガロン給油。

 

1ガロン2.249ドルなので1リッター約0.59ドル(約63円)計算。

 

ここにきてカリフォルニアから上がっていたガソリン価格が再び落ち着いてきた。

 

ちなみに今はもうカリフォルニアを抜けてオレゴン州に突入している。

 (オレゴン州は消費税がないらしい。)

 

f:id:Relie:20180316140424j:plain

朝はいい天気だったのに、雲行きが怪しくなってきた。

 

そんなことより、前方の車のトランクから黄色い毛が漏れてひらひらなびいている。

 

セサミストリートの『ビッグバード誘拐事件』と言ってそれをからかった。

 

f:id:Relie:20180316140429j:plain

11時。

インターステイトを降りて少し下道を走ったところにある『DQ』というファストフード店に寄ってみた。

 

いまいちなんて呼んだらいいのかわからなかったので、

我々はこれを『ドキュン』と呼んでいた。

(本当の名前は『デイリークイーン』ということを知ったのはだいぶ後のこと。)

 

ここは相方がテレビCMで見て以来訪れてみたかったというファストフード店。

 

しかし、よく調べたらここの押しメニューはハンバーガーなどの食事ではなく、

ソフトクリームなどのデザートだという。

 

f:id:Relie:20180316140435j:plain

それを知っていた我々は、食事ではなくデザートを食べるためにやってきたのだ。

 

相方が仕入れた情報によると、

ここの名物は『BLIZZARD(ブリザード)』という名のアイスクリーム。

 

そんなこと知らなかった私は普通にチョコレートシェイクを購入してしまった。

 

f:id:Relie:20180316140439j:plain

ちなみにデザートが押しとは言っても、

ここドキュンには普通のハンバーガーチキンなどの食事メニューもあるのでご安心を。

 

f:id:Relie:20180316140447p:plain

相方はもちろん名物のブリザードを購入。

 

このブリザードの名物たる所以は、

逆さまに傾けてもこぼれないという超濃厚なアイスクリーム。

 

店員さんもアイスを逆さまに向けて渡してくれる。

 

(今回の店員は渡す直前で一瞬ひょっとカップをひっくり返すだけで、

がっつり逆さまにして持ってきはしなかった。

その動きは客である我々をからかっているような動きにも感じ取れ面白かった。)

 

受け取ったアイスクリームを、相方もひっくり返してみる。

 

しかし粘着度が弱いのか、

数秒間逆さまにし続けているとアイスが落ちてきそうな気配があった。

 

なるほど、これは店員さんもがっつり逆さまにして持って来れんわ。

 

これならトルコ人の兄ちゃんが売るトルコアイスの方が粘着力があるし演出も楽しいのでいいな。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180316140453j:plain

ちなみに私が購入したチョコレートシェイクはこれ。

SサイズとLサイズはたったの70セントしか変わらなかったので、思わずLサイズを購入してしまった。

 

料金は4.89ドル(518円)。

味は美味かったが、ちょっと高いかな。

 

インナンナウトのシェイクの方が味も上だし料金も手頃だと思う。

 

f:id:Relie:20180316140509j:plain

13時。

ドキュンのシェイクを飲みながらインターステイト5号線を激走。

シアトルまであと一息のところにある都市、オレゴン州ポートランドに到達。

 

相方情報によるとここポートランドでは昨日、

ドナルド・トランプ勝利に対する抗議デモが発生し、

デモの一部が暴徒化して警察と衝突し外出禁止令が発令されたらしい。

 

しかもデモの最中ポートランド市内で銃撃が発生し、一人が撃たれたという。

 

車窓から眺めるだけならそんな面影など微塵も感じないキレイな町なのに。

 

てゆうか、

昨日ヨセミテを早く出発していて、

サンフランシスコ=シアトル間ではトップクラスに大きい町であるここポートランドで一夜を明かしていたら。。と思うと少しゾッとする。

 

ミュンヘンでの銃撃、

ケンタッキー州での銃撃(日本でも知名度があるスプリンター、タイソン・ゲイの娘が巻き込まれ銃殺された。)、

そして今回のポートランド。。

 

こう見ると、我々が向かう所で、日時ニアピンで銃撃事件が起こっている。

 

本当、気を引き締めて旅しなきゃなと思わされる。

 

f:id:Relie:20180316140513j:plain

そんな現在ホットな町ポートランドに立ち寄ることなどもちろんせず、

先へ進みシアトルを目指した。

 

ポートランドを流れるコロンビア川を越えれば、そこはもうワシントン州だ。

 

f:id:Relie:20180316140516j:plain

13時。

順調すぎるペースでシアトル近郊までやってきてしまった。

途中マクドナルドに寄って昼寝をするという余裕をぶちかました。

 

2時間ぐらいは寝させてもらったかな。

 

目を覚ましたらトイレやWi-Fiをお借りして、もう少しこのマックで時間を潰した。

 

f:id:Relie:20180316140520j:plain

 再出発をしたのは15時30過ぎごろ。

 

いやぁ、昼寝で時間を潰したとはいえ、

このままいったら18時くらいにはシアトルに到着してしまう。

 

そんな時間にシアトル入りをしても中途半端だし、

都市部に入ってしまうと駐車場などの問題で身動きが取りづらくなるだけだけ。

 

本日はシアトル中心部まで残り20㎞ほどのところに位置している町

レントンのウォルマートを最終目的地に設定し車を走らせた。

 

f:id:Relie:20180316140523j:plain

18時前後。

渋滞にハマっている。。

 

しかし先を急いでいるわけではないのでそんなに苦にならない。

 

f:id:Relie:20180316140527j:plain

18時50分。

この日の目的地、レントンのウォルマートに到着。

 

ここでそろそろ無くなりかけてきていた水1ガロンを0.88ドル(約93円)で購入した。

 

その後色々考えた結果、この後近くにあったドミノピザへ夕食をとりに行った。

 

5.99ドルでピザが食べれるという広告が、

以前から私のフェイスブックにしつこいくらい掲載され続けていたからだ。

 

しかし実際に行ってみると、5.99ドルになるのは2枚目以降。

1枚買うだけでは普通に10ドル以上してしまう。(日本に比べたら安いが。)

 

テンション高く接客してくれたドミノピザ店員の兄ちゃんには悪いが、

彼が『決まったら呼んで!』と言って我々に背を向けたことを確認してから店を出た。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180316140532j:plain

f:id:Relie:20180316140537j:plain

f:id:Relie:20180316140545j:plain

20時。

ドミノピザの代わりに訪れたのは近くにあった

『ポパイズ・ルイジアナ・キッチン』というファストフード店。

 

ほうれん草ではなくフライドチキン専門店のようだ。

 

店内ポップにあった10ピースで13.99ドル(税込み15.32ドル)(約1623円)というパックを1つ購入して2人でシェアすることにした。

 

f:id:Relie:20180316140541j:plain

レジカウンターの裏には出来上がったチキンが大量に積まれている。

スタッフはそれを箱に詰めるだけ。

 

そんなに長い時間待たされずに提供された。

 

f:id:Relie:20180316140549j:plain

f:id:Relie:20180316140556j:plain

当たり前だが、箱を開けると本当にフライドチキンしか入っていない。

 

不健康極まりないことは重々承知。

 

明日から野菜を積極的に食べよう、と心に誓いながらチキンにかぶりついた。

 

過去に何度この誓いを立てただろうか。。

 

f:id:Relie:20180316140601j:plain

チキンの種類は手羽先みたいなのとドラムじゃないやつ。

 

店内ポップにはドラムチキンが写っていたのに、なぜかこの中にはドラムチキンが入っていなかった。

 

『MIXED or TENDERS』と書いてあったので、

『TENDERS』を注文していればドラムオンリーで10ピース入っていたのかもしれない。

 

それでもさすがはフライドチキン専門店だけあって、味はそこそこいい。

 

日本のケンタッキーのパサパサなチキンよりかは断然ジューシで柔らかい。

 

もし日本に店舗展開していれば、

私は間違いなくケンタではなくポパイをチョイスするだろうな。

 

ちなみに日本では米軍基地の中にのみポパイは存在するらしい。

 

f:id:Relie:20180316140606j:plain

食べようと思えばもっと食べれるが、1人5ピース食べればまぁまぁ満足か。

 

我々の後ろの席に座っていたアメリカ人のデッカいおっちゃんはこの10ピースチキンボックスとフライドポテトを1人で食べていた。

 

さすが、肥満大国アメリカ。

 

ところで、

アメリカ人に『ポパイ』と言うと、ほうれん草とチキン、どちらを先に思い浮かべるのだろう?

 

f:id:Relie:20180316140609j:plain

その後ウォルマートの駐車場へ戻り、本日はここで車中泊。

0時すぎごろには就寝した。

 

一気に北上したことにより車中泊時の寒さが心配だったが、

シカゴグランドキャニオンでの車中泊に比べたら全然たいしたことなかった。

earthtravel.hatenablog.com

earthtravel.hatenablog.com

 

明日はシアトルを1日観光。

夜にはカナダに入国しバンクーバーにバッカゲン予定。

 

バンクーバーではさすがに宿を予約して寝る予定だ。

 

▼アメリカ横断32日目までのルート★

f:id:Relie:20180316135432p:plain

f:id:Relie:20180316135417p:plain

f:id:Relie:20180316135425p:plain

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→ニューオリンズ→ヒューストン→ダラス→エルパソ→モニュメントバレー→ページ(アンテロープキャニオン)→グランドキャニオン→ラスベガス→サルベーションマウンテン→サンタモニカ→サンフランシスコ通過のヨセミテ国立公園→モノ湖→シアトル手前のレントンのウォルマートで車中泊。

 

▼次回記事(シアトル観光)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断31日目②〜ヨセミテからモノ湖へ&地獄の山岳ドライブ〜 世界一周138日目★後半

ヨセミテ国立公園に無料で入場していた我々だったが、思いの外見どころがなくやることがなくなってしまっていた。。

 

急遽、ここから車で2時間ぐらい離れたところにあるモノ湖を目指すことにした。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180306085538j:plain

ヨセミテ公園から車に乗り込みモノ湖目指して出発。

ちょっとヨセミテに長居しすぎたな、と少し後悔。

 

遅れを取り戻すべくなるべく急いで車を運転するが、道路脇にはところどころ雪が積もっていて急ぐ心にブレーキをかける。

こんなところでスリップ事故など絶対に起こしたくない。

 

f:id:Relie:20180306085549j:plain

途中、雪が積もった岩山と、ちょうどいい規模の湖がすごく綺麗に見えるところを通ったが、先を急いでいるのでそこは車窓から眺めるだけにして泣く泣く通過することにした。

 

しかし先に進むにつれ、”やっぱりさっきあの場所に立ち寄っていればよかったなぁ”

と後悔の気持ちが出てきた。

 

f:id:Relie:20180306085543j:plain

そして西日がまぶしくなってきた頃に再び湖と岩山の綺麗な景色が現れたので、先ほどのような後悔をしないためにも今回は迷わず車を脇に駐めた。

 

しかしここも綺麗だったが、やっぱり先ほど通過したポイントの方が湖も近かったし綺麗に見えた。

なんか、これぞヨセミテって感じの景色だった。

 

あの時あそこに立ち寄らなかったことを未だに少し後悔している。。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180306085556j:plain

16時15分。

山道を抜け、ようやくモノ湖周辺に到着したようだ。

 

そして山を抜けたあたりには無人の料金所のようなものがあった。

どうやら料金所を抜けたらそこはもうヨセミテ国立公園内ではなくなるっぽい。

つまりモノ湖はヨセミテ国立公園の外にあるということになる。

 

f:id:Relie:20180306085600j:plain

モノ湖の看板は見つけたが、いまいちどこにモノ湖があり、どこへ行けば絶景が見れるかがわからない。

とりあえず勘で分岐を左に曲がり、途中にあったビジターセンターへ入ってみた。

しかしビジターセンターはもう閉館していたので、近くにあったマップで絶景ポイントを探す。

 

どうやら絶景ポイントはここからまた少し離れた場所にあるらしい。

 

”やばい。急がないと日が沈んでしまう。 ”

 

元来た道を戻り、その絶景ポイントを目指し再び車を走らせた

 

f:id:Relie:20180306085610j:plain

 16時40分。

先ほどのビジターセンターから車で約15分ほど車を走らせたところにある絶海スポットに到着。

車を停め、草が生い茂った道を数百メートル歩き湖を目指す。

  

このスポットはたぶん『Mono Lake South Tufa』というところかな。↓↓

]

 

 

f:id:Relie:20180306085604j:plain

これがモノ湖

なんとか日の入りには間に合ったようだ。

むしろこの時間帯の方が幻想的で綺麗に見えたかも。

と、ポジティブに考察してみる。

 

なんか、同じく急いで行って夕暮れが綺麗だったサルベーションマウンテンのデジャブみたいだ。 

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180306085620j:plain

モノ湖の『モノ』とは先住民族の言葉で『ハエ』を意味するのだそう。

このあたりに生息するハエの幼虫を先住民族がタンパク源として食していたことがその名の由来だという。

 

f:id:Relie:20180306085640j:plain

モノ湖の塩分濃度は非常に高く、湖にはカルシウムが大量に溶け込んでいて炭酸水が湧き出ている。

そのためにトゥファタワーと呼ばれる石炭岩の柱が形成されるという。

このトゥファタワーこそ、幻想的な景色を生み出すモノ湖の特徴だろう。

 

https://gyazo.com/7099de1a31cfe01f1aa5094c084388e5

f:id:Relie:20180306085649j:plain

f:id:Relie:20180306085636j:plain

f:id:Relie:20180306085625j:plain 

 まるでボリビアのウユニ塩湖のような光景が目の前に広がる。

この時観光客は我々の他に1組しかいなかった。

知る人ぞ知る秘境って感じがして、なんかよかった。

 

f:id:Relie:20180306085616j:plain

湖から目をそらし横を見ると後光がさすような光景が。

本当にギリギリの到着だったな。

 

しかしこのモノ湖、ハッキリ言って肉眼より写真の方が綺麗に見える。

(我々が訪れた時の感想。)

 

肉眼でも綺麗なのは確かだが、ここまで急いで来た割にはパッとしないもので、

2人とも『え、これ?』という感想を抱いてしまったのが正直なところである。

 

ちょっと、期待しすぎたかな。

 

これだったら途中で通った綺麗な湖沿いに車を停めてそこでゆっくりと時間を使ったほうがよかったかな、と思ってしまった。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180306085653j:plain

17時を過ぎてくるとやはりあたりは薄暗くなってくる。

 

帰り際、モノ湖沿いの町にあるガソリンスタンドで給油。

レギュラー1ガロン3.599ドル。

高いが、場所が場所だけに仕方がない。

ここで20ドル分で5.557ガロン給油。

1リッター0.95ドル計算。

 

ちなみにこのモノ湖周辺にはガソリンスタンドやロッジなどが軒を連ねている通りがあるので、そこに1泊してゆっくりとモノ湖観光を楽しむこともできそうだ。

ちょっとしたリゾート地って感じ。

 

f:id:Relie:20180306085658j:plain

次の目的地は一気に北上してワシントン州シアトルなのだが、そこへ行くにあたり路面凍結を懸念していた。

 

それは北上するにつれての凍結ということもあったが、

それよりも日が沈み気温が下がったこの山岳地帯を今から抜ける時の凍結の方が直近の懸念事項であった。

 

路面凍結についてガソリンスタンドのスタッフに聞いてみると、

 

『シアトルへ行くだって?また遠いな!大丈夫、心配するな。この時期はまだ凍結はないと思うよ。』

 

現地に住む人たちからのこういう情報は本当に心強い。

 

私はその言葉のおかげで気持ちが軽くなり、安心してシアトルを目指しアクセルを踏むことができた。

 

f:id:Relie:20180306085703j:plain

時刻は21時を回ったところ。

場所はサクラメント国際空港内のガソリンスタンド。

ここまで到着するまではホンッッット〜に長い道のりだった。。。

 

とりあえずその道のりのほとんどが山岳地帯だったので、フリーウェイを走るようにスピードが出せない。

 

街灯がないところも少なくなく、上下左右にうねった道をコツコツと進む感じ。

月明かりに照らされた間近に見えるゴツゴツした岩山たちが薄気味悪い。

(間近というか、それらの岩山を上ったり下ったりしている。)

 

挙げ句の果てには山の中で鹿の大群が目の前に現れ道を塞ぐ。

 

ある程度スピードを出して走っていたら間違い無く何頭か殺めてしまっていただろう。。

 

だいぶ走った気分で地図を開き現在地を確認しても、まだまだ山岳地帯のど真ん中。

一体いつになったらこの山岳地帯を抜け出せるのだろう。。。

 

モノ湖から山岳地帯を抜け出すまではおよそ270㎞ほどなのだが、

走れど走れど抜け出す気配のないその道のりはまるで無限に続く樹海の中のドライブ。

 

今振り返ると、これはフロリダ半島縦断と肩を並べるくらいの地獄のドライブロードだったな。 

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180306085707j:plain

 そんな道のりを約4時間走行して、今ガソリンスタンドで給油休憩をしているというわけだ。

繰り返しになるが、本当に長い道のりだった。。

もう山岳地帯は走りたくない。。

 

テキトーにハイウェイを降りたら偶然空港内だったのだが、空港内というだけあって若干ガソリン価格は高め。

 

それでも1ガロン2.799だからモノ湖のところよりもだいぶ安い。

ここで15ドル分で5.359ガロンを給油した。

 

1リットル0.74ドル計算。

 

f:id:Relie:20180306085712j:plain

21時30分。

そのガソリンスタンドから少し入ったところにあるIN-N-OUT(インナンナウト)へ。

2日連続のインナンナウトでの夕食になる。

 

もう夕食を探す元気もなく、『インナンナウトは間違い』ないということでこのチョイスに至った。

 

 

f:id:Relie:20180306085717j:plain

ちなみにここのインナンナウトのアルバイトは時給12ドルらしい。

日本の感覚からするとファストフード店にしては高額だが、アメリカではこのくらいが当たり前なのだろうか?

 

f:id:Relie:20180306085722j:plain

 昨日はシングルのハンバーガーを注文した私だが、本日はダボーダボー(ダブルダブル)を注文。

これで3.7ドル(税込み4ドル)

ボリューミーで、味もうまい。

これは、シングルのハンバーガーよりもダボーダボーの方がいいな。

 

さらに私はチョコレートシェイクを2.5ドルで購入。

このシェイクも濃厚で、マクドナルドのシェイクなんかとは比べ物にならないくらいうまかった。

これなら2.5ドル払ってもいいと思える。

 

f:id:Relie:20180306085726j:plain

シェイクいうドライブのお供を手に入れた私は、その後シアトルを目指してインターステイト5号線を北上し一気に距離を稼ぐ。

 

当初目標としていたレディングという町も元気良く通過し、再び山岳地帯に突入。。

 

でも山岳地帯と言ってもここはフィリーウェイ上なので、モノ湖からのそれに比べたら段違いに走りやすい。

 

ただあたりは山と湖だけになり、車中泊ができそうなところがなかなか現れないということに少し焦りを感じた。

 

しかもそういう時に限って疲れが出てきて一気に眠気が私を襲いだす。

 

 

それでもなんとか運転を続けていると、ようやくマクドナルドやガソリンスタンドなどの休憩スポットがあるインターが現れた。

そこでやっと5号線を降り、マクドナルド駐車場に車を停めた。

 

時刻は深夜1時5分。(こんなに走るつもりじゃなかった。。)

このマクドナルドは1時閉店らしく、我々が到着するとすぐに店の明かりは消され、あたりは真っ暗になった。

まぁ、今から就寝しようとする我々にとっては丁度いい。

 

サクラメントからヨセミテ経由モノ湖まで488㎞。

モノ湖からインナンナウト382㎞。

インナンナウトからマクドナルド337㎞。

 

ざっくり計算しても今日だけで1200㎞以上を走っている。

(そのうち約4分の1はバカみたいな山道。)

 

適切な道を選択できていなかったことも影響しているが、さすがに1日にこれだけ走ると疲れが出る。

私は座席を倒し横になるとすぐに深い眠りについた。

 

 

今日でかなりの距離を稼いだので、このままいけば明日にはシアトルに到着できそうだ。

 

▼アメリカ横断31日目までのルート★ 

f:id:Relie:20180316133005p:plain

f:id:Relie:20180316133014p:plain

f:id:Relie:20180316133022p:plain

 

 

 デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→ニューオリンズ→ヒューストン→ダラス→エルパソ→モニュメントバレー→ページ(アンテロープキャニオン)→グランドキャニオン→ラスベガス→サルベーションマウンテン→サンタモニカ→サンフランシスコ通過のサクラメント→ヨセミテ国立公園→モノ湖→山岳地帯を抜けサクラメントを通過しウィードという町のマクドナルドで車中泊。

 

*地図を見ると、サンフランシスコとヨセミテ周辺を8の字を書くように無駄な動きをしていることがよくわかる。。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断31日目①〜無料でヨセミテ国立公園入場〜 世界一周138日目★前半

現在サクラメントという町で宿を取り1泊中。

 

本日11月11日。

日本でいうポッキー&プリッツの日は、

アメリカでは『Veterans Day』(復員軍人の日)という祝日にあたり、

さらにはアメリカ全土の国立公園の入場料が無料になる日でもある。

 

そして我々もちゃっかりもその無料デーに乗っかり、本日あの有名なヨセミテ国立公園へ訪れる予定。

車1台30ドルもする入場料が無料になるのは非常にありがたい。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170711024924j:plain

朝7時前には起床。

相方は朝食として昨晩ウォルマートで購入した青リンゴを慣れた手つきでカットアンドピール。

それをガリガリとほうばる。

 

f:id:Relie:20170711024941j:plain

7時50分。

宿をチェックアウト。

昨日チェックイン時にはなかったコーヒーサービスがロビーに置いてある。

やっぱり朝限定のサービスだったんだ。

 

f:id:Relie:20170711024958j:plain

専用の小さなコップが用意されていたが、

おととい寄ったマクドナルドのラージサイズコップにコーヒーをたっぷりと注がせてもらった。

 

f:id:Relie:20170711025012j:plain

そして昨晩ウォルマートで購入したチョコレートロールをコーヒーのお供に。

 

ちなみにアリゾナで食べた超刺激的なポテトチップスが原因でできた私の口内炎の具合はまだまだ完治とは程遠い状態。

この時はこの小さなチョコロールを1本食べるのでも一苦労だった。。

 

f:id:Relie:20170711025020j:plain

8時30分。

出発して間もないのにトイレへ寄りたくなったので、途中ガソリンスタンドへ寄りトイレだけ使わせてもらった。(コーヒー飲みすぎたか。。)

 

そして渡されたトイレの鍵がこれ。

これしか鍵につけるもんなかったのか。。

 

f:id:Relie:20170711025041j:plain

トイレを済ませてスッキリしたら再び出発。

途中霧がひどくて超運転しづらかった。

 

f:id:Relie:20170711025031j:plain

そして途中、朝入れたコーヒーがマクドナルドのコップの底からにじみ出てきていることに気がつく。

 

確かにこのコップはコールドドリンク用で、ホットドリンクには対応していない。

ちょっと悪いことをすると、やはりこのようにバチが当たるのだ。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170711025053j:plain

サクラメントからヨセミテ国立公園までは通常州道120号線を通っていくのがセオリーなのだが、

相方が調べた情報によるとこの120号線は11月あたりからは凍結の恐れがあるため閉鎖されるという。

 

11月のいつから閉鎖というはっきりした日にちがわからなかったので、安パイをとって初めから120号線を避けるルートを選択した。

 

f:id:Relie:20170711025108j:plain

 10時30分。すっかりと霧は晴れた。

トイレ休憩のため通り沿いにあったビジターセンターに立ち寄った。

 

ビジターセンター内に入ると奥からスタッフが出てきて陽気に話しかけてきた。

話しかけられたら無視するわけにはいかないので、なんとか英語で会話をする。

 

そして話題を絞り出すようにして、

『そういえば今日はヨセミテ国立公園は入場無料なんだよね?』と、知っているけど白々しく質問をしてみた。

 

するとそのスタッフは、

『え!?そうだっけ!?』みたいな感じで慌ててカレンダーを確認し始めた。

 

そんな反応されたら、こっちが逆に ”え!?”ってなるよ。。

 

まさか我々の勘違いだったのか!?

と少し不安になったが、カレンダーを確認し終えたスタッフが

『イエス!今日は11日じゃないか!そうだよ、君が言う通り今日は無料デイだよ!すっかり忘れていたよ!ハッハ〜』

と、さすが欧米人と言わんばかりのナイスリアクションで言うのを聞いて安心した。

 

そうだよね。

っていうか、ビジターセンターに勤めているんだったらその情報を忘れていちゃダメだろ。

  

f:id:Relie:20170711025128j:plain

私が確認した限り、これがヨセミテ国立公園到着までにある最後のガソリンスタンド。

料金はレギュラー1ガロン3.57ドル。

 

やはりヨセミテ国立公園に近づくにつれガソリン価格は割高になっていくので、

できればガソリンは近郊の町で入れておいたほうがいいだろう。

 

f:id:Relie:20170711025202j:plain

11時30分。

思っていたより長い道のりだったが、ついにヨセミテ国立公園のエントランスに到着した。

 

エントランスには若いねぇちゃんが数人立っていて、車1台につき1人のねぇちゃんがあいさつをして何やら話しかけてくる。

 

『ハーイガーイズ!ヨセミテ国立公園へようこそ!今日は入場無料デーだけど、この国立公園を維持して、さらにいい環境にしていくためにドネーションをいただけると非常に助かるわ!』

 

そんなような内容のことを言われた。

 

私は ”まさか本来の入場料である30ドルを徴収されるのでは? ”

と少し構えて彼女の会話に耳を傾けたが、その内容が寄付を求める内容だと理解できるとホッと胸をなでおろした。

 

そして私は財布を取り出し、このとき所持していた最後の現金である5ドル札をねぇちゃんに渡した。

 

『ごめん、5ドルしかねぇや。』

 

『全然いいのよ!どうもありがとう!それにしてもそれ、ナイスアイディアね!』

 

ねぇちゃんは我々の車の後部座席を指差してそう言った。

 

一体何のことだ?と思い後ろを振り返ると、

それはどうやら後部座席に洗濯紐を結び付け、そこに洗濯物を干して乾かしていることに対しての『ナイスアイディア!』だったようだ。

 

『あ、あーぁ、これね。ありがとう、便利だから試してみるといいよ。』

 

そう言って私は笑顔でねぇちゃんと別れ、ヨセミテ国立公園内へ入っていった。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170711025244j:plain

入場してからまず現れた見どころはたぶん『トンネルビュー』と呼ばれているスポット。

正直そのスポットらへんに到着した時、本当にこれが見どころか?と思ってしまうほど景色はパッとしなかった。

 

相方と地図を見直して現在地を確認してみたが、やはりこのあたりがトンネルビューと呼ばれるところに間違いなさそうだ。

 

いまいちどこがトンネルビューの見どころなのかわからなかったので、とりあえず目の前に見える岩山を写真に収めておいた。

 

f:id:Relie:20170711025224j:plain

 道路脇に駐車スペースがあって、皆さんそこに車を駐車して歩いてあたりを散策している様子。

我々もその人たちに右へ倣えで道路脇に車を駐車し歩いてあたりを散策。

 

f:id:Relie:20170711025309j:plain

 紅葉が綺麗だった。

 

f:id:Relie:20170711025327j:plain

そしてやってきたのが、滝。

たぶん位置的にこれは有名なヨセミテ滝ではない。

 

『今日は無料だけど、今の時期は滝の水量が弱くて迫力に欠けるのがちょっと残念だな!』

 

と、行きに寄ったビジターセンターのスタッフが言う通り、滝にそこまで迫力はない。

 

一番の見頃のシーズンは、雪解け水が滝となり水量が一番多くなる春(4、5月あたり)だと言っていた。

 

今のシーズンの見どころは日本と同じく紅葉かな。

 

f:id:Relie:20170711025338j:plain

滝の手前はゴツゴツした岩場になっていて、皆さんそこへ足を踏み入れできるだけ滝に近付こうとしている様子。

 

それにしても、皆さん岩場を歩くのが遅すぎる。。

 

私は危なっかしい歩き方をしている人にはなるべく近寄らないようにしてスイスイ岩場を登って行った。

 

*滝に近づくにつれ岩場が濡れて足元が滑りやすくなってくるので注意が必要。

 

f:id:Relie:20170711025351j:plain

そしてもちろん元クライマーの相方も、今日は足を開きにくいワンピースを着ているにもかかわらずこの岩場をスイスイと上っていく。

 

f:id:Relie:20170711025410j:plain

しかも人がいっぱいいる王道の道を避け、人が全く通っていない幅の狭い道をあえて選択しながら。

ついにはこんな獣道を通り始めた。

 

f:id:Relie:20170711025527j:plain

上の方へ行けば行くほど人が少なくなってきて、ゆっくりと間近で滝を見学できる。

そして下にいる人々を見下せる。

 

f:id:Relie:20170711025500p:plain

 脇の獣道からぐるっと回ってきた相方がついに私を追い抜いた。

これ以上上には今のところまだ誰もいなく、暫定1位状態。

 

f:id:Relie:20170711025559j:plain

こうして、滝よりも岩登りを存分に楽しんだ。

滝から離れた後も岩場があれば登りたくなってしまう。

 

f:id:Relie:20170711025610j:plain

f:id:Relie:20170711025622j:plain

f:id:Relie:20170711025632j:plain

その後、車を走らせヨセミテ公園内を軽くドライブ。

一応地図も見て見どころスポットを拾いながらドライブしていたのだが、

なんかいまいちこれといった絶景スポットが現れない。

 

”なんだ、ヨセミテってこんなもんなのか。”

”今日が無料デーでよかった。”

 

と、内心そう思ってしまった。

(3枚目の写真はたぶんハーフドームと呼ばれるスポットかな。)

 

f:id:Relie:20170711025650j:plain

13時。

休憩をとるためヨセミテビレッジ内にあるビレッジストアに訪れた。

 

そういえば、

ヨセミテ国立公園では近年環境を守るために駐車場の削減を実施しているらしい。

確かにヨセミテ国立公園内を実際に車で走ってみて、駐車場の数が明らかに足りていないことを実感していた。

 

ここビレッジストアの駐車場も、我々が訪れた時には80%以上は埋まっていたと思う。

 

広大な駐車場を有していたグランドキャニオンとは違い不便な点なので注意が必要。

 

f:id:Relie:20170711025658j:plain

f:id:Relie:20170711025725j:plain

f:id:Relie:20170711025736j:plain

ビレッジストアー内は主にお土産コーナーとスーパーで構成されている。

この点はグランドキャニオンのスーパーと全く一緒だ。

規模はグランドキャニオンの方が大きかったかな。

 

それでも、このヨセミテのスーパーでも必要最低限の生活用品は大抵手に入るだろう。

 

f:id:Relie:20170711025800j:plain

14時。

ビレッジストアの後に向かったのはビジターセンター。

ちなみにこのビジターセンターに訪れるための駐車場探しですら苦労した。。

 

ここで我々が知りたかったことは2つ。

 

1つはこのヨセミテ国立公園近辺にあるというモノ湖への行き方を聞くこと。

 

モノ湖とは、『アメリカで行きたい観光地20選』かなんかのサイトで偶然発見した場所。

今まで聞いたこなかったが、そのサイトに写っていた写真がすごく幻想的で綺麗だったので、せっかく近くまで来ているこの機会に行ってみたいと思っていたのだ。

 

もう1つはおそらくモノ湖へ行く途中にありそうな温泉の場所を確認すること。

 

車中泊中心の生活でシャワーを浴びれないこともしばしばなので、

実はアメリカ横断をしながらアメリカの温泉の場所をちょこちょこと調べていた。

 

そしてニューメキシコやアリゾナ、コロラド、ユタといったエリアには温泉がたくさん存在し、

ここカリフォルニアのヨセミテ国立公園近くにも温泉が存在するという情報をキャッチしていたのだ。

 

しかし存在は確認できたが、それを紹介しているサイトには詳細が特に書かれていなかったので、ここ現地のビジターセンターで確実な情報を手に入れておこうと思ったのだ。

 

f:id:Relie:20170711025819j:plain

ヨセミテ国立公園からモノ湖までは州道120号線を通っていくという。

 

州道120号線といえば、11月あたりになると凍結の恐れがあり閉鎖される道路。

今はもう閉鎖されていると思い込んでいたが、ビジターセンターの人によるとまだ閉鎖されていなくて普通に通れるという。。

 

なんだ、それなら今日ここまで120号線を通ってこれたじゃんか。。

 

それは置いといて、

ここヨセミテビレッジからモノ湖までは約130㎞、およそ2時間で到着できるという。

今が14時過ぎなので、到着は順調に行って16時ごろ。

日の入りまでには間に合いそうだ。

 

すでにヨセミテ国立公園でやることがなくなりつつあったので、すぐさまモノ湖行きを決断。

 

ついでに温泉の情報も聞いてみると、確かに周辺に『ホットスプリング(温泉)』はいくつかあるという。

 

モノ湖の北側と南側にある主な2つを紹介してもい、礼を言いビジターセンターを後にした。

 

温泉へは行きたいが、温泉など寄っていたら日の入りまでにモノ湖到着が絶望的になる。

その時点で今回は温泉入浴をあきらめざるを得ない状況だった。

 

ちなみに我々が教えてもらった温泉はLittle Hot Creek Hot Springs』という温泉。

(もう一つの名前は忘れた。。グーグルマップで『hot spring』と検索したらたくさん出てくるのでそれを参考に。)

 

『Little Hot Creek Hot Springs』の場所↓↓(この北にあるのがモノ湖)

]

 

f:id:Relie:20170711025838j:plain

14時過ぎ。

ビジターセンターを出たらすぐさまモノ湖へ向かう。

しかしすぐ近くの景色がなんか綺麗だったので、寄っている暇はあまりないとわかってはいるものの目先のことにとらわれてついつい寄ってしまった。

 

ここも駐車場と言うよりは道路脇に車を駐車するスタイルなのだが、ここが全部埋まっていて一向に空きが出る気配がない。

 

時間がない、しかしこの景色は見たい、しかし駐車スペースがない。。。

 

どうしたらいいかわからなくなった我々は、

車を駐めるには少し邪魔な非常に微妙な位置に置いてあったコーンをどかし、そこに車を強引にねじ込んだ。

 

そして我々の車の後ろにこのコーンを置き直せば、はたから見たら駐車違反には見えないだろう。

 

ちょっと寄るだけだし、そのくらい問題ないだろう。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170711025849j:plain

 そして車から降り少し歩き景色を眺める。

奥に見えるのは先ほども見たハーフドームかな。

 

f:id:Relie:20170711025906j:plain

f:id:Relie:20170711025919j:plain

ここで景色を眺めていたら目の前に鹿が現れた。

奈良公園や宮島とは違いちゃんとツノがある。

しばらくハーフドームと鹿のコラボ風景を鑑賞した。

 

f:id:Relie:20170711025935j:plain

 方向的に、たぶんこれがヨセミテ滝かな?

やっぱり水量が少なく迫力に欠ける。

 

ここで15分弱景色を鑑賞し、再びモノ湖を目指して車を走らせた。

日の入りまでに間に合うかな?

 

▼次回記事(ヨセミテ国立公園後半)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断30日目〜IN-N-OUT!!!(インナンナウト!!!)サンフランシスコ通過〜 世界一周137日目★

 サンフランシスコでのレンタカー返却日までまだ日数に余裕があるので、

 

一度サンフランシスコを通り越しアメリカ北部の都市シアトルへ。

さらにはその勢いで国境を越えカナダのバンクーバーへ。

 

という計画を実行に移し始めた我々。

 

現在サンフランシスコ手前にあるサンノゼという町のウォルマート。

 

車中泊から目を覚まし、また新しい1日の始まりだ。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180301081448j:plain

朝7時40分。

毎度おなじみ、ウォルマートの駐車場で目を覚ます。

朝一番でのこの光景はもう見慣れてきている。

 

f:id:Relie:20180301081453j:plain

とりあえずウォルマート店内へ入り朝一のトイレを済ます。

そしてトイレ隣にあるベンチに腰掛けネット接続。

 

ここで、昨夜考えていたアメリカ横断終了後の予定について相方に相談した。

 

11月16日にサンフランシスコでレンタカー返却

12月31日にニューヨークタイムズスクエアでの年越しカウントダウンに参加。

それまでの間、どこで過ごそう?

 

以前からそのような課題はあったが、

”そんなのまだ先のこと”、とあまりガッツリとは考えないようにしてきた。

 

しかし、そろそろその答えを出さなければならない時期が近づいてきたようだ。

 

①面倒臭いのでずーとアメリカ滞在。

②カナダドルが安くニューヨークが近いトロント潜伏。

③物価が安そうな中米潜伏(スペイン語留学もアリだ)

 

という選択肢があった中、

結局中米へ飛ぶことをほぼ決定した。

 

アメリカ入国時に中米コスタリカ行きの捨てチケットを購入していたことも大きく影響している。

 

購入当時は捨てる気満々だったが、

念のためアメリカ横断終了後1週間くらいゆとりを持った日程の

11月24日発のチケットを購入しておいてよかった。

 

f:id:Relie:20180301081650j:plain

しかしコスタリカへ行くのはいいのだが、

そこへ行く出発地点となるのはアメリカ東南端に位置するフロリダ

 

せっかくアメリカの東端フロリダからレンタカーでコツコツと西端まで横断してきたのに、、

これじゃぁ逆戻りじゃないか。。

 

1週間あるので再びレンタカー、もしくはグレイハウンドなどの長距離バスでの移動も不可能ではなかったが、

それらはお金も体力もだいぶ消費する結果になるだろう。

 

陸路以外でフロリダへ渡る方法となれば、飛行機しかない。

 

そこで私はなるべく安く、そして楽に西海岸からフロリダへ渡る航空券を探した。

 

様々な路線を検索した結果ベストだと思われたのは、

11/21(月) 19:59

『サンフランシスコ→ 21:30ラスベガス』(1人7890円)。

 

11/22(火) 23時35分

『ラスベガス→ 翌7:06フロリダ』(1人14181円)。

 

これを相方に提案し同意を得られたので、この場でこの2つの航空券を購入。

 

航空券に限らずバスや宿でも、

ネットで何かを購入する時は毎回購入ボタンを押した直後に『買っちゃった。。!』と思ってしまう。

 

後戻りできないことに対する

 

”本当にこれで良かったのか?”

 

という気持ちの表れだと思うのだが、何枚買ってもこればっかりは未だに慣れない。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180301081459j:plain

先の道が少し切り開けたことによりなんだか気持ちが軽くなった。

 

そんな軽快な気持ちでこのウォルマートを出発。

まず目指したのはラーメン屋

 

ネットで

『サンフランシスコやサンノゼあたりはアメリカの中でもラーメン激戦区』

という情報を手に入れたので、

是非とも本日の昼食にはラーメンを食べておきたい、と思ったのだ。

 

その前にラーメン屋近くのガソリンスタンドで給油。

 

15ドル(約1545円)分で5.771ガロン(約21.81リットル)給油。

1ガロン2.599ドルなので、1リッター約0.68ドル(約70円)。

 

ロサンゼルスよりはガソリン価格は安かったかな。

 

f:id:Relie:20180301081504j:plain

11時20分。

開店時間10分前に今回選んだラーメン屋『HALU』に到着。

 

f:id:Relie:20180301081516j:plain

 HALU Classic Ramen (Whole Wheat Noodle) 11.5ドル(約1198円)


久しぶりのラーメン。

結構期待して行ったのに、はっきり言って味はあまりに美味しくなかった。

 

f:id:Relie:20180301081510j:plain

ちなみに相方はつけ麺をオーダー。

 

見た目からしてあまり美味しそうではないが、まあ私が頼んだラーメンよりはマシな味だった。

 

f:id:Relie:20180301081520j:plain

久々に食べるラーメンの味に期待を裏切られた後は

サンフランシスコ方面を目指して車を走らせた。

 

そして13時ごろ。

目の前にサンフランシスコを象徴する真っ赤な吊り橋、

ゴールデンゲートブリッジが姿を現した。

 

f:id:Relie:20180301081526j:plain

ゴールデンゲートブリッジを渡る。

アメリカのコメディドラマ『フルハウス』のオープニングが頭に浮かぶ。

 

ゴールデンゲートブリッジは北から南(サンフランシスコ市内)へ入っていく車線5、6ドルの料金がかかってしまうそうなのだが、

南(サンフランシスコ市内)から北へ抜けていく車線なら無料で通行できるとのこと。

 

それなら北へ向かっている今のうちに無料で通っておくべきだろう

と思い、別に通らなくても今日の目的地までは行けたがわざわざ通行した。

 

f:id:Relie:20180301081531j:plain

ゴールデンゲートブリッジを抜けたらそのままの勢いでサンフランシスコをスルー。

まぁ後日ゆっくり滞在してやるから待ってろ、という感じだ。

 

現在目指しているのはサンフランシスコから北東方向へ150㎞ほど行ったところにある町、サクラメント。

 

ここで本日は1泊し、明日のヨセミテ国立公園に備えるという計画だ。

 

前にも述べたが、

ロサンゼルスからサンフランシスコへ向う途中から周りの景色には緑色が目立ち始め

サンフランシスコから北上をしている今でもその傾向は健在だった。

 

f:id:Relie:20180301081536j:plain

15時。

ゴールデンゲートブリッジから車を走らせること約2時間。

 

本日の宿となる『Good Nite Inn(グッドナイトイン)』に到着。

 

ちなみに今回の宿選びは、立地も含めすべてを相方に一任していた。

 

▼グッドナイトイン サクラメントの場所

 

f:id:Relie:20180301081542j:plain

 料金は1泊2人で6223円。

1泊1人3111円計算。

 

駐車場、Wi-Fi無料。

朝食は付いていないが、ロビーにはセルフサービスのコーヒーがあると聞いていた。

 

もちろんチェックイン時にそのコーヒーをいただこうとしたのだが、

ロビーのどこを見てもそれらしきものは用意されていない。

 

きっとそのサービスは朝限定なのだな、と解釈してとりあえず部屋へ向かった。

 

f:id:Relie:20180301081546j:plain

f:id:Relie:20180301081550j:plain

 チェックイン後、日が沈み暗くなるまで部屋でくつろいだ。

 

f:id:Relie:20180301081556j:plain

18時40分。

夕食をとるために宿を出た。

 

今日の夕食はカリフォルニア州を中心に店舗展開をしている

『IN-N-OUT(インナンナウト)』というファストフード店。

 

先日、同じくアメリカのファストフード店であるジャックインザボックスに来店したことを機にアメリカファストフード店巡りに目覚めた我々にとって、

ここは来店必須のファストフード店だ。

 

まぁ、ファストフード店巡りに目覚めていなくてもこの店は人気が高く、

ちょっとしたアメリカ名物みたいな位置付けになっているのでどちらにせよ来店は必須だっただろう。

 

ちなみにインナンナウトは

カリフォルニア州、アリゾナ州、ネバダ州、オレゴン州、ユタ州、テキサス州のみ

という、アメリカ全土で見たら非常に限られた範囲でしか店舗展開をしていない。

 

f:id:Relie:20180301081606j:plain

夕食どきということもあって店内はたくさんのお客さんで賑わっていた。

 

そして写真では分かりづらいが、

綺麗で広い厨房にはたくさんのスタッフがいて、手際よく、そして活気よく働いていた。

 

ここインナンナウトにはマクドナルドとは違って無料Wi-Fiは飛んでいない。

 

確かにこの盛況振りで長居なんかされたら席がなくなってしまうかもな。

 

f:id:Relie:20180301081600j:plain

メニューは非常にシンプル。

このシンプルなところがまた良い。

 

f:id:Relie:20180301081610j:plain

私は2.25ドル(約231円)のハンバーガーを、

相方は3.7ドル(約381円)のダブルダブル(ダボーダボー)を購入。

 

そしてとろーりチーズがかかったフレンチフライを3.7ドル(約381円)で購入し、これは2人でシェアした。

 

f:id:Relie:20180301081615j:plain

このポテトにとろーりチーズをのせるというのはメニューには載っていない、

いわゆる裏メニュー的存在

 

私が数年前ロスに訪れた時現地の人に教えてもらった裏技だ。

 

f:id:Relie:20180301081624j:plain

その他にもインナンナウトではメニューが少ないからなのか、

裏メニュー的なものがいくつか存在する。

 

例えばメニューにはシェイクのサイズが表記されていないが、

実はシェイクにもS、M、Lとサイズがある。

オーダー時に店員に聞けばそれぞれ値段を教えてくれる。

 

あとこれはだいぶあとから知ったのだが、

バーガーにはダボーダボーのさらに上を行く『スリーバイスリー』

さらには『フォーバイフォー』という裏メニューも存在するのだとか。

(すき家のキング牛丼的存在だな。)

 

さらに掘ればもっと裏メニューが出てきそうな雰囲気。

なかなか奥が深い。

 

インナンナウトはお客さん一人一人の要望をちゃんと聞いてくれるというファストフード店離れしたファストフード店なのだ。

 

ちなみに、

ハンバーガーオーダー時に毎回『Grilled Onion?』みたいなことを聞かれるのでいつも『YES!』と答えているのだが、

挟まれているのはいつも生のオニオン。。

 

焼かれたオニオンが入っていたためしは1度もない。

 

あれは単なる私の聞き間違いで、

実は『オニオンは入れていいですか?』と聞いているだけなのか?

 

今日以降もインナンナウトを利用する機会は多々あったが、

結局最後までオニオンの前に何て言っているのかハッキリ聞き取ることができなかった。

 

でもオーダー時に『オニオンを焼いてくれ』と頼めばやってくれそうな雰囲気はある。

 

f:id:Relie:20180301081620j:plain

2.25ドルでこのボリューム。

さらに素材一つ一つの質が高く、そんじょそこらのファストフード店と比べてその味は一枚も二枚も上手。

 

数年前に来た時にはこんなにうまいとは思わなかったのに、

今回はそれだけアメリカの食事の質の低さに悩まされていたということなのだろうか。

(自ら質素な食事を選択していることもよくあるが。)

 

ここインナンナウトは

我々のアメリカファストフード店ランキングで暫定1位だったアービーズを余裕で抜き去り、

ぶっちぎりの首位にランクインした。

 

それでも、ポテトにチーズはのせなくてもいいかな。

追加で2ドルも払うほどの価値はない。

 

チーズ入りポテトを頼むぐらいなら、全く同じ値段で買えるダボーダボーを頼んだ方が絶対いいと思う。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180301081629j:plain

19時45分。

安くてうまいという日本の牛丼屋を彷彿させるインナンナウトでの食事を堪能した後、

ガソリンスタンドにより給油をした。

 

15ドル(約1545円)分で6.15ガロン(約23.24リットル)。

1ガロン2.444ドルなので1リッター約0.64ドル(約65円)計算。

 

f:id:Relie:20180301081633j:plain

その後は直帰せずウォルマートへ寄り道した。

 

f:id:Relie:20180301081639j:plain

値段の割にボリューミーだとはいえ、さすがにハンバーガー1個とポテト半分だけでは腹を満たすことはできない。

そこでウォルマートで安いお菓子でも購入して、宿に戻ってつまもうと考えたのだ。

 

なんか良さげなお菓子がたくさんあってどれを買おうか悩む。

どれも砂糖たっぷりの激甘フレーバーの気配プンプンだ。

 

f:id:Relie:20180301081643j:plain

私はおつまみ用にSWISS ROLEとかいう チョコロールを1.5ドルで、

明日の朝食用に最近鉄板になってきている1ドルパンを購入した。

 

そしてホテルに戻り、テキトーに時間を過ごし、

我慢できずに朝食用のパンを数口かじり、歯を磨いて0時前後には就寝したかな。

 

明日は無料ヨセミテ国立公園

午前中にはヨセミテ入りをしていたいので、朝8時前の出発が好ましい。

 

そう、ここサクラメントからヨセミテまでは車で約4時間もかかるのだ。

 

それならわざわざサンフランシスコからサクラメントまで北上してこなくてもサンノゼあたりに滞在して、

サンノゼの真東に位置するヨセミテまで同じく4時間ほどかけて並行移動した方が省エネで済んだな。。

 

なーんて思ってみたりもしたが、今となっては後の祭りである。

 

 ▼アメリカ横断30日目までのルート★

f:id:Relie:20180316132642p:plain

f:id:Relie:20180316132649p:plain

f:id:Relie:20180316132658p:plain

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→ニューオリンズ→ヒューストン→ダラス→エルパソ→モニュメントバレー→ページ(アンテロープ・キャニオン)→グランドキャニオン→ラスベガス→サンタモニカ→サンノゼ→サンフランシスコ通過でサクラメント。

 

▼次回記事(無料でヨセミテ公園へ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断29日目①〜サンタモニカ観光(桟橋、マッスルビーチなど)〜 世界一周136日目★前編

ラスベガスからサルベーション・マウンテン

サルベーション・マウンテンからロサンゼルス

という、

 

およそ1000㎞にも及ぶ大移動を1日でこなしていた我々。

 

昨夜ついにアメリカ西海岸ロサンゼルスの西端にある町サンタモニカまで到達。

 

もうこれ以上西へ行きようがないので、事実上アメリカ横断を達成してしまっていた。 

 

意外と簡単だったな。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20171127224746j:plain

6時30分。

車中泊をしていたバーガーキングの駐車場で目を覚ます。

 

朝外へ出てみると目の前にハチドリが飛んできた。

動物好きの相方は、

 

『ハチドリがおるで!キーウェストマクドにはイグアナが普通におったし、アメリカすげぇ!』

 

と朝からテンション高めだった。

  

f:id:Relie:20171127224753j:plain

7時。

その後場所をバーガーキングから近くにあったマクドナルドに移し朝食をとった。

(私は昨晩のジャックインザボックスのドリンクでエネルギー補給。)

 

レンタカーでアメリカ横断の旅も残り1週間を切って、いよいよ大詰め。

 

今までは何となーく行き先や滞在期間などの旅程を決めてきた我々だが、

そろそろレンタカー返却までの詳細な予定を立てなければならない時期になってきた。

 

相方がホットケーキを食べている間、私はペンとペーパーを取り出して今後の計画をザッと練ってみた。

 

f:id:Relie:20171127224800j:plain

 そしてこのような旅程が出来上がった。(本日は11月9日水曜日。)

 

まず一つに、

 

偶然11月11日金曜日は、

あのヨセミテ国立公園の通常1台30ドルもする入場料が無料になる日だという。

ヨセミテだけでなく、アメリカ全土の国立公園がこの日は無料になる。他にも無料になる日は年に数回ある。)

 

なんてついているんだろう。

 

ヨセミテには訪れる予定だったので、これは11月11日にヨセミテ行きは決定だな。

 

と、まず11月11日の予定は固定された。

 

あとはそれに合わせて周りをどう固めるか。

 

この時私の頭の中では、

この先サンフランシスコを終点とするのではなく、

その後さらに北上をしてアメリカ西海岸北部の都市シアトル

そしてさらにさらに北上を続けカナダのバンクーバーまで足を伸ばしてやろうか。

 

ということを考えながら計画を練っていた。

 

我々にとって北米大陸のスタート地点だったカナダ西端の都市バンクーバー

 

そこから北東方向のイエローナイフへ北上

そこから南東方向へ下りカナダ東の都市トロント

そしてデトロイトからマイアミまでアメリカを南に縦断し

そこから今度は西へ横断しカリフォルニアへ(現在)。

 

さらにそこから北上してシアトル

そしてバンクーバーといけば

この大きな北米大陸を北半分は飛行機、南半分は車でぐるっと一周したことになる。

 

こんな考えが浮かんだのは、

確かページかどっかのウォルマートのベンチに腰掛けて、

グーグルマップを見ながら今後の道順をぼんやりとイメージしていた時だっただろうか。

 

最初は軽いノリのようなものだったが、決して非現実的なことでもない。

 

さらには相方にこの案を話した時に反対せず、むしろ乗り気になっていたことが私を後押しした。

▼当時私が頭で描いた北米大陸一周(赤は飛行機青は陸路)

f:id:Relie:20180316125155p:plain

 

ドナルド・トランプが次期大統領に決定したのを知ったのはこのマックでWi-Fi接続をした時だった。

 

まさかの結果に驚きを隠せなかった。

 

そして年明けに一時帰国をすることをほぼ確定させ、日本の友達にそれを報告したのもこのマックだった。

 

なにも新トランプ政権に怯えたのが理由ではなく、

以前から気になっていた相方の歯の問題をしっかりと解決することが一番の理由。

 

さらに言うと、来年2月に友人の結婚式が2組予定されていたことも大きな理由の一つに挙げられる。

 

とりあえず、まさかここで1度戻ることになるとは。

 

残念なような、正直嬉しいような。。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20171127224825j:plain

そうと決まれば早速バンクーバーにいる友人に連絡しアポを取る。

 

そこから色々と調べ物をしたりしてマックに居座り、

9時ごろサンタモニカビーチ近くにある駐車場に車を停めた。

 

我々が車を停めたのはSANTA MONICA PLACEというショッピングセンターの駐車場。

 

このショッピングセンター自体の開館時間は10時からなのらしいが、

我々がここに訪れたのは8時55分。

 

もしかしたらまだ開いていないかな、と思いながらの到着だったが、

駐車場はこの時間からすでにオープンしていた。

 

f:id:Relie:20171127224816j:plain

なんとここは90分までなら無料で駐車できる。

 

しかももし90分を超えてしまったとしても、

最初の1時間は1.25ドル、それ以降30分ごとに1.85ドルかかるだけ。

 

ほんの数時間だけ停める予定の人にとっては十分格安だろう。

 

町の中心部という立地でこのような低料金は嬉しい限りである。

 

*ちなみに長時間車を駐めたいという場合は、

下記地図のパブリックパーキングが1日最大5ドルで打ち切りだという情報もあったので参考までに載せておく。↓↓


 

f:id:Relie:20171127224809j:plain

ちなみにこの駐車場は、今までのようなチケットを先に購入してそれを車のダッシュボードに見えるように提示しておくスタイルではなく、

駐車券をもらい駐めた時間分を後から清算するという、日本と同じスタイルのものだった。

 

f:id:Relie:20171127224831j:plain

9時10分。

駐車場から徒歩10分ほどでサンタモニカ・ピアというの有名な桟橋のエントランスに到着。

 

このゲートをくぐって向こう側に見える大西洋まで進んでいけば桟橋は現れる。

 

f:id:Relie:20171127224839j:plain

『BUBBA GUMP SHRIMP(ババ・ガンプ・シュリンプ)』

 

映画フォレスト・ガンプを観たことがある人ならおわかりだと思うが、

劇中に実際これと全く同じ名前のレストランが登場する。

 

ここはそれをテーマにしてオープンしたレストラン。

 

私はフォレスト・ガンプの映画は好きだが、エビがとことん嫌いなので、

ここに入りたいけど入れないという、何とももどかしい思いをしてしまう。

 

f:id:Relie:20171127224846j:plain

またまた出ましたルート66

 

そう。

ここはイリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカまで続くルート66の終着点。 

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20171127224855j:plain

f:id:Relie:20171127224901j:plain

ルート66はシカゴの人々が避寒地であるカリフォルニアへバカンスを楽しみに来るための道として活躍していたらしい。

 

確かにここはもう11月だというのに寒さなど微塵も感じさせない。

というか太陽光が強すぎてむしろ暑すぎる。

 

寒かったシカゴを懐かしく思う我々であった。

earthtravel.hatenablog.com

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20171127224907j:plain

f:id:Relie:20171127224914j:plain

桟橋からサンタモニカ・ステイト・ビーチを眺める。

 

さすがにこの時期に水着になって泳いでいる人は見かけなかったが、

夏にはたくさんの人々がこのビーチで日光浴&海水浴を楽しんでいる。

 

今でも全然海に入れるのではないか、と思うくらい気温は高いのだが。

 

f:id:Relie:20171127224921j:plain

とりあえず桟橋の端っこまで歩いて行ってみる。

 

ここではフィッシングを楽しんでいる地元の人が何人かいた。

 

f:id:Relie:20171127224928j:plain

桟橋の真下に入ってみるため一度桟橋を降りる。

日陰に入ると日が当たらないのでちょうどいい体感気温になる。

 

この桟橋の下で寝泊まりしているホームレスもいた。

我々は車中泊はするが、さすがに桟橋の下で寝ようという気にはなれない。

 

f:id:Relie:20171127224939j:plain

桟橋の下はこんな感じになっている。

なんか幻想的。

涼しいし、ずっとここにいても飽きなさそうな雰囲気がある。

 

f:id:Relie:20171127224946j:plain

映画やドラマでもしばしばこの桟橋下のシーンをが登場する。

 

私の場合、刑事コロンボの『仮面の男』でこの桟橋下のシーンを見て以来、

一度ここに訪れてみたいと思うようになっていた。

 

f:id:Relie:20171127224953j:plain

桟橋を抜け、反対側のビーチへと出る。

いい景色だ。

 

f:id:Relie:20171127224958j:plain

サンタモニカ・ピアはちょっとした遊園地になっている。

まるでニューヨークのコニーアイランドみたいだ。

コニーアイランドの方が規模が何倍もでかい。)

earthtravel.hatenablog.com

 

アトラクションはさすがに有料だが、

入場自体は無料なので雰囲気だけ味わうこともできる。

 

f:id:Relie:20171127225004j:plain

ビーチでは自転車ローラーブレードをレンタルできるので、それ専用の道路が敷かれている。

 

ぼーっとして歩いていると引かれてしまうので、歩くときには注意。

 

f:id:Relie:20171127225059j:plain

そしてやってきたのが、日本のテレビでも何度か見たことがあるマッスルビーチ

 

f:id:Relie:20171127225018j:plain

実は私がロサンゼルスを訪れるのは2011年6月以来2度目のこと。

 

当時このサンタモニカビーチでサイクリングをしていた私は、ふとマッスルビーチを発見した。

 

しかしその時は一人ということもあって、立ち寄ろうと思えずにそこをスルーしてしまっていた。

 

後になって、”あの時立ち寄っていればよかった”、と後悔した場所がこのマッスルビーチ。

 

5年半ぶりのリベンジだ。

 

f:id:Relie:20171127225012j:plain

f:id:Relie:20171127225025j:plain

毎日筋肉番付を見て育ったと言っても過言ではない私にとって、

このようなアスレチックは大好物。

 

久しぶりに筋肉を使ったので、筋肉痛必至だろう。

 

それより、自分の体力の衰えを痛感しショックを受けずにはいられなかった。

 

f:id:Relie:20171127225031j:plain

負けじと相方もブランコを思いっきり漕ぐ。

 

この時、相方はブランコは腹筋のトレーニングになるということに気がついたらしく、

できれば毎日ブランコしたいとかなんとか言っていた。

 

f:id:Relie:20171127225037j:plain

アスレチックだけではなく、この周りでは筋トレやヨガなどを行っている人がたくさんいる。

 

そしてこのへんにいる人たちの大体がガタイマックス。いわゆるガタマ。

 

さすがはマッスルビーチ。

 

この辺でちょっとした暴動が起こっても誰かしらが助けてくれそうだ。

 

〜後半へ続く〜

earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断29日目②〜【サンタモニカ】刑事コロンボのチリ屋『バーニーズ・ビーネリー』〜 世界一周136日目★後編

 デトロイトから始まったアメリカ横断レンタカーの旅

 

ついに西海岸サンタモニカまでやってきて太平洋を拝んでいる。

 

桟橋やマッスルビーチなどを散策し、

 

昼食には刑事コロンボで度々登場するチリ屋さん、

『バーニーズ・ビーネリー』へ行ってみようと思う。

 

(チリ屋さんというか、コロンボが好んでチリばっかり食べていただけ。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20171127225107j:plain

f:id:Relie:20171127225249j:plain

10時30分。

マッスルビーチで軽く汗を流した後に訪れたのは、

『BARNEY'S BEANERY(バーニーズ・ビーネリー)』。

 

ここも刑事コロンボで実際に登場するチリが有名な店。

 

なぜチリが有名なのかというと、コロンボの好物がチリで、

彼がバーニーズ・ビーネリーを訪れると必ずチリをオーダーしてしまうから。

 

ここでチリを食べるのが夢(言い過ぎ)だった私たっての希望で、

今日はここで昼食をとることにしたのだ。

 

f:id:Relie:20171127225117j:plain

f:id:Relie:20171127225133j:plain

f:id:Relie:20171127225145j:plain

f:id:Relie:20171127225152j:plain

メニューはこんな感じ。

 

f:id:Relie:20171127225158j:plain

f:id:Relie:20171127225225j:plain

f:id:Relie:20171127225241j:plain

店内の雰囲気。

実際にバーニーズ・ビーネリーが登場する作品は、

 

『死者の身代金』

『かみさんよ安らかに』

『恋に落ちたコロンボ

『奇妙な助っ人』

『殺意の切れ味』

 

しかし作中の外観・内観は回によって毎回異なり、現在のものとも大きく異なる。

 

なのでビリヤード台が置いてあるということ以外はあまりロケ現場に来たという実感は沸かない。

 

バーニーズ・ビーネリーはここサンタモニカ以外の場所でも5店舗ほど店舗展開をしているというし、

もしかしたら他の店舗で撮影が行われていた可能性もある。

 

f:id:Relie:20171127225205j:plain

テーブルにはアメリカの偉人たちの写真の切り抜きが敷き詰められている。

 

さすが開業当初から有名人御用達の店となっているだけある。

 

f:id:Relie:20171127225211j:plain

まずは相方が頼んだ『PATTIE MELT』というメニューが運ばれてきた。

 

とろーりチーズとパティが、なぜか茶色いパンにはさまれていて美味しい。

 

ポテトも付いてくるし、結構ボリュームがある。

 

これでお値段11.77ドル(約1212円)。

 

f:id:Relie:20171127225218j:plain

そして私がオーダーしたチリも登場。

 

店員さんのおすすめもあり、

『FIREMAN' CHILLI』のBOWLサイズ、チーズトッピングを注文した。

 

お値段9.25ドル(約953円)。

 

『死者の身代金』の作中でコロンボは、

 

『この料理はねぇ、クラッカーかけて食べるんです。』

 

と言ってクラッカーを粉々にしてチリにかけて食べているのだが、

現在実際にはクラッカーではなくトルティーヤチップスが付け合わせとして提供されている。

 

ちなみにこのトルティーヤチップスは無料。

 

私はチリというものをちゃんと食べたのはこれが初めてになると思うのだが、

なかなか美味しい。

 

値段もべらぼうに高いわけではないので、

これから機会があったらチリを食べるのも悪くない。

 

美味しい食事に大満足。

 

合計の約15%の3ドルをチップとしてテーブルに置いて店を出た。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20171127225254j:plain

11時40分。

徒歩で駐車場へ戻ってきた。

 

90分無料を狙っていたのだが、マッスルビーチあたりからそれは無理だということに気がついていた。

 

結局、

2時間46分サンタモニカを観光していたようで、

料金は3.10ドル(約319円)。

 

全然安いな。

 

f:id:Relie:20171127225259j:plain

私は過去にロサンゼルスのほとんどを観光してしまっているし、

相方もロサンゼルス観光に特に興味を示さない。

 

フロリダディズニーへ行っているので、

アナハイムのディズニーランドなんて絶対に行かない。

(規模的にもフロリダに劣る割に金銭的にダメージがデカイからな。)

 

この後はるばるカナダのバンクーバーまでアメリカを再び縦断しようとしているので、

行く所、行かない所の取捨選択が肝心になってくる。

 

つまり、ここロサンゼルスにもう用は無い。

 

とりあえずアメリカ横断旅のゴール地点であるサンフランシスコを目指して、

インターステイト5号線の北上を開始。

 

f:id:Relie:20171127225304j:plain

12時30分。

カリフォルニアは本当にガソリンが高い。

 

ロサンゼルスを車で走っていると、だいたい1ガロン3ドル前後が相場の様子。

 

テキサス州1ガロン1.8もしくは1.9ドル台のガソリンスタンドが恋しい。。

 

テキサス以前の州でも、1ガロン2ドル弱が相場だった。

それなのにこのカリフォルニアときたら、、

 

と、こみ上げてくる怒りをなんとか抑え、

 

”これがここの相場なのだから仕方がない。

昨日のようなガス欠の不安を抱えながら走るのはもうごめん。

ここは高くても次に現れたガソリンスタンドで給油をしておこう。”

 

と冷静に思い、途中で一軒のガソリンスタンドに寄った。

 

20ドル(約2060円)分、6.759ガロン(約25.54リットル)給油。

 

1ガロン2.959ドルなので、1リッター約0.78ドル(約80円)。

 

f:id:Relie:20171127225314j:plain

給油を済ましたら再びハイウェイを突き進む。

 

ここで珍しいデザインのウォルマートトラックを発見したので思わず写真を撮ってしまった。

 

f:id:Relie:20171127225322j:plain

14時。

ちょっと眠くなってきたので休憩の意味も込めてガソリンスタンドへ立ち寄る。

 

f:id:Relie:20171127225328j:plain

ここでアイスが2本で2ドルだったので、相方と1本ずつ購入した。

 

アメリカで売られているアイスって結構値が張るものが多く、なかなか手を出しづらい。

 

なのでこのような手頃な値段で売られているのはありがたい。

 

味も美味しいものだった。

 

(よく見たら、このアイスはフロリダのディズニーワールドで1本3.75ドルで売られていたやつだ。。)

 

f:id:Relie:20171127225335j:plain

ここでガソリンを13.72ドル(約1413円)分給油

久しぶりに端数が出てしまった。

 

ここはレギュラー1ガロン2.359ドル。

ロサンゼルス近辺に比べたらだいぶガソリン価格が落ち着いてきていた。

 

1リッター約0.62(約64円)計算。

 

f:id:Relie:20171127225341j:plain

昼頃からドライブを続け、気が付けばもう夕陽の時間に。

 

ロサンゼルスからサンフランシスコへは思いの外時間がかかる。

 

そういえば、サンフランシスコへ近づくにつれ、周りの景色に緑が増えてきた気がする。

 

ニューメキシコアリゾナネバダあたりで本当に何もない荒野景色を目に慣らしてきていた我々にとっては、嬉しい風景の変化だ。

 

そういえば、この時間帯に反対車線では今まで見たこともないくらい長〜〜い渋滞が発生していた。

 

こっち車線ではこんな渋滞起こるなよ、と念じながら私は車を走らせた。

 

f:id:Relie:20171127225345j:plain

18時30分。

懸念していた渋滞が発生することもなく、サンフランシスコ手前の大きな町、

サンノゼウォルマートについた。

 

もうだいぶ走ったし、今日はこの辺りで1泊かな。

 

f:id:Relie:20171127234158p:plain

とりあえず晩飯としてお得意のドルパを1本買い、

それをはんぶっこして外のベンチで食べた。

 

我ながら、なんてひもじいんだ。。

 

それでもこの1ドルパンは半分でもボリューム満点なのでお腹にたまる。

 

そういえばヨーロッパ周遊時代はよくスーパーの安いパンで飢えをしのいでいたなぁ。

 

とか懐かしく思ったりもして。

 

f:id:Relie:20171127225359j:plain

早い時間に本日の宿泊地となるウォルマートに到着してしまったため、暇を持て余す。

 

暇をつぶすため隣にあったマクドナルドへ。

どのサイズでも1ドルというドリンクを飲みながらネット接続を楽しむ。

 

アメリカのファストフード店のドリンクは事実上飲み放題

 

日本でいう、ジョイフルのドリンクバーで長居する、みたいなことをしよう。

それもたった1ドルで。

 

しかし、世の中そんなに甘くはない。

 

おかわり禁止とか、ネットが繋がらない、とかではなく、

 

ここのマック、冷房がガンガンに効いていて激寒だったのだ。

 

長居防止の店側の対策か?

 

とにかく、こんな寒いところに長居するなど到底できなかったので、

1時間もしないうちにこのマックを出て車に戻った。

 

その後何をしていたのかちょっと詳しく覚えていないが、

おそらくウォルマートの目の前に車を駐め、

車内でウォルマートWi-Fiに繋げて暇をつぶしていたのだろう。

 

この時私はアメリカ横断完了後の予定についても考えていたと思う。

  

f:id:Relie:20171127225405j:plain

気づけば時刻は午前1時。

寝る時はさすがに店舗目の前の駐車場から、もう少し離れたところへ車を移動した。

 

明日はとりあえずサンフランシスコまで歩を進め、

そこから明後日無料で訪れる予定のヨセミテ国立公園近くまで車を走らせる予定。

 

そこでそろそろちゃんとした宿で1泊をする予定だ。

 

アメリカ横断29日目までのルート★

f:id:Relie:20180316131200p:plain

f:id:Relie:20180316131207p:plain

f:id:Relie:20180316131214p:plain

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビルアトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェストニューオリンズ→ヒューストン→ダラス→エルパソ→モニュメントバレー→ページ(アンテロープキャニオン)→グランドキャニオン→ラスベガス→サンタモニカ→サンノゼウォルマート車中泊

 

▼次回記事 

earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断28日目②〜サルベーション・マウンテン観光〜 世界一周135日目★後半

 ネバダ州ラスベガスからカリフォルニア州の砂漠地帯にある

サルベーション・マウンテンまで車で目指してる我々。

 

日の入りまでにサルベーション・マウンテンに到着したいのだが、

出だしから同じ道を100㎞以上行ったり来たりするというドタバタぶりを見せつけ、

日の入りまでの到着はなかなか危うい状態になっている。

 

しかし、”諦めるのはまだ早い”、と、

とにかく先を急ぐことだけを考えて車を爆走中。

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170720224132j:plain

13時40分。

しばらく何もない砂漠地帯を走っていたので、久しぶりのガソリンスタンドや飲食店が軒を連ねる町が現れた。

 

先ほどの反省を踏まえ、ここで一旦給油をしておくことに。

 

値段的にも1ガロン2.59ドル(約266円)と、

今朝の3.5ドルの法外価格に比べたら良心的。

 

ここで20ドル(約2060円)分で7.696ガロン(約29リットル)給油。

ほぼガソリン満タン状態にした。

 

ちなみにこの近くにはセブンイレブンやサークルケーなどのガソリンスタンドも存在していたが、

私が見た限りここのMobileがこの辺りでは最安値だった。

 

f:id:Relie:20170720224138j:plain

ガソリンを満タンにしたところで再び出発。

 

グーグルナビに従って進むと、

すぐに『JOSHUA TREE NATIONAL PARK(ジョシュアツリー国立公園)』という看板が現れ、

さらにそこを進むと料金所が現れた。

 

『こんにちはー。ここはなんですか?』

と私が料金所のスタッフに聞く。

 

『ここは国立公園よ。車1台で25ドルよ。』

とスタッフは答えた。

 

”25ドルだ?” 

『いや、私たちはこの国立公園に用はないんだ。サルベーションマウンテンへ行くのにちょっと通らせてもらうだけだよ。』

と、国立公園には用はないことを伝えると、

 

『だから、25ドル払わないとここは通れないのよ。』

と返された。

 

今思うと当たり前である。

 

『マジかよ。じゃあここを通らずにサルベーションマウンテンへ行く方法ってあるんですか?』

 

『もちろん。今地図で説明してあげるわ。』

 

おそらく我々のようなお客さんは少なからず存在するのだろう。

料金所のおばちゃんは地図を取り出し、慣れた感じでサルベーション・マウンテンまでの道のりを説明してくれた。

 

そしておばちゃんが言うにはだいたい2時間くらいで到着できるという。

 

『そうか。ありがとう。じゃあその道で行ってみるよ。』

 

我々は元気良くUターンをかまし来た道を戻った。

 

グーグルマップを有料回避設定にしていたのだが、天下のグーグル先生もさすがに国立公園の料金までは頭になかったようだ。

 

f:id:Relie:20170720224148j:plain

おばちゃんに教えられた道は、

州道62号線インターステイト10号線を使い、

このジョシュアツリー国立公園の西側半分をグルッと大回りしていくというものだった。

 

地図で見ると、これはかなりの遠回りである。

 

おばちゃんの言う通り本当に2時間で到着することができれば、

サルバーション・マウンテンには16時ごろ到着することになる。

 

それならギリギリ太陽はまだ沈んでいないだろう。

 

しかしこの遠回り具合と過去の経験から考えて、

こういう時は人の言う情報はあまり鵜呑みにしない方がいい。

 

つまり、なるべく急いで運転しなくてはならないことに変わりはないのだ。

 

f:id:Relie:20170720224143j:plain

途中、大統領選で何かと話題になっているドナルド・トランプの何かが道端で行われていた。

このような集まりはアメリカ横断中何度か見かける。

 

最初はトランプ反対デモかと思ったが、よく見るとそれは逆で、

トランプ氏に清き一票を、的な雰囲気の集まりだった。

 

トランプさんに関する道路沿いの集まりはよく見るけど、

ヒラリー・クリントンに関するものはまったく見かけていないなぁ。

 

f:id:Relie:20170720224155j:plain

州道62号線からインターステイト10号線に乗り換えた。

こうなると、車の速度は一気に上がる。

 

今まで以上にハイウェイを吹っ飛ばし、大体の車をビュンビュンと抜き去っていく。

10号線を降りた後も右手に見える大きく美しいソルトン湖などにはほとんど目もくれず、ただひたすらアクセルを吹かし続ける。

 

相方はジェットコースターに乗っている気分になって助手席でプルプルしていたらしい。

今振り返ると、警察に捕まったり事故ったりしなくて本当に良かった。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170720224200j:plain

そして16時00分ちょうど。

何もない砂漠の中についにおっちゃんが作った謎のアート

サルバーション・マウンテン』が現れた。

 

f:id:Relie:20170720224205j:plain

爆走兄弟レッツ&ゴーばりの激走が功を奏し、何とか日の入りまでに間に合った。

 

この激走っぷりでジョシュアツリー国立公園からサルベーション・マウンテンまでちょうど2時間だったので、

やはり普通に走っていたら2時間30分は絶対にかかっていたな。

 

やはり料金所のおばちゃんの言うことを鵜呑みにしなくて正解だった。

 

f:id:Relie:20170720224343j:plain

 サルベーションマウンテンはキリスト教信者のレオナード・ナイトというおっちゃん(今ではおじいちゃんかな)が30年の歳月を注ぎ込んで作り上げたカラフルな丘型アート。

 

なんでも、ある日突然『GOD IS LOVE』という啓示を受けたらしく、

その後宗教的メッセージを書いた気球を打ち上げるために1980年代にこの地に来たらしい。

 

しかし結局気球は断念して、

その代わりにこの宗教的メッセージが書かれた丘を作ることにしたのらしい。

 

ちなみに、『サルベーション・マウンテン』を直訳すると『救済の山』という意味になる。

 

f:id:Relie:20170720224211j:plain

 我々が到着した時には観光客は我々を含め3組しかいなかった。

まぁ、場所が場所だしそんなに人でごった返すようなことはないんじゃないかな。

 

ちなみに他の2組はともにカップルだったのだが(中国系カップルとラテン系カップル)、

登ってはいけないとこに平気で登って写真撮影をしていた。

何ってマナーが悪いんだ。

 

しばらくすると隅にある小屋からおじさんが出てきて注意をしていた。

そりゃ怒られて当然だろ。

 

ちなみにこのおじさんはサルベーション・マウンテンの作者であるレオナード・ナイトさんではなく、

ここを管理しているボランティアのおじさん

 

今ではレナード・ニモイ レオナード・ナイトさんはもう引退されたらしく、

サルベーションマウンテンはこのようなボランティアの人によって管理されているという。

 

このボランティアのおじさん、

出てきた時に声をかければサルベーション・マウンテンを優しくガイドしてくれるという。

もし機会がある方は声をかけてみるといいだろう。

 

f:id:Relie:20170720224323j:plain

f:id:Relie:20170720224216j:plain

f:id:Relie:20170720224221j:plain

『GOD IS LOVE』

サルベーション・マウンテンにはこの文字がいたるところに描かれている。

 

なんとなくジョン・レノンを連想してしまうのは私だけだろうか。

 

f:id:Relie:20170720224227j:plain

サルベーション・マウンテンにいた猫を相方は気に入っていた。

 

f:id:Relie:20170720224239j:plain

f:id:Relie:20170720224246j:plain

f:id:Relie:20170720224250j:plain

f:id:Relie:20170720224257j:plain

サルベーション・マウンテンの内部。

手作り感が溢れ出す、ものすごくピースフルな空間。

 

f:id:Relie:20170720224231j:plain

登るのは禁止。

 

f:id:Relie:20170720224302j:plain

でもこの黄色い道を辿れば登ってもいいらしい。

 

f:id:Relie:20170720224308j:plain

 もちろん登ってみる。

 

f:id:Relie:20170720224318j:plain

サルベーション・マウンテン頂上からの景色。

こうやってみてみると周りには本当に何もない。

すごい場所につくったなぁ。

 

f:id:Relie:20170720224328j:plain

その辺に停まっている車たちにもペイントが施されている。

 

f:id:Relie:20170720224338j:plain

日が暮れないうちに一度エントランスのところまで戻って看板を撮影。

 

f:id:Relie:20170720224333j:plain

オープン時間は日の出から日の入りまでというざっくりしたもの。

 

f:id:Relie:20170720224348j:plain

最後にもう一度黄色い道を渡り、サルベーション・マウンテンの頂上へ。

 

f:id:Relie:20170720224352j:plain

ここから見る夕日が綺麗だった。

ここまでたどり着くまでかなりドタバタしたが、なんだかんだこの時間帯に到着するのがベストだったような気がする。

 

明るい景色も見れたし、こうやって綺麗な夕日も見れたし。

やはりラスベガスから起こった負の連鎖からは脱出して正の連鎖が起こっているのかな。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170720224358j:plain

17時ごろ。

日も沈み、辺りも薄暗くなってきたのを合図に我々は車に乗り込んだ。

 

日の入りはサルバベーション・マウンテンの閉園時間だ。

 

行きの激走っぷりが嘘のように帰りはどんどん後続車から追い抜かれ、

1に安全、2に燃費重視運転で来た道をゆっくり走行した。

 

左手に見える大きくて美しいソルトン湖とその背景の美しい夕焼け空を笑顔で鑑賞するゆとりだってある。

 

そういえばサルベーション・マウンテンの周りには何もないというが、

車で10分ぐらい走ったところにモーテルみたいなのがあった。

 

なので無理に弾丸観光をしなくてもそこに泊まってゆったりとゆとりのあるサルベーション・マウンテン観光をすることも可能だと思う。

 

f:id:Relie:20170720224403j:plain

17時10分ごろ、検問所。

これはメキシコ国境が近いがためのもので、

我々のようなアメリカ国内だけを旅行している者にとっては何も怯える必要のない検問所だ。

 

こうやって冷静でいられるのも、

かつてメキシコ国境の町エルパソからモニュメントバレーへ北上する際に同じ類の検問をすでに経験しているからだ。

 

予想通り、

我々はパスポートを見せて、どこから来たかとこれからの行き先を聞かれるだけという簡単な検問でそこを通過することができた。

 

f:id:Relie:20170720224415j:plain

19時。

インターステイト10号線沿いにあったJack in the box(ジャック・イン・ザ・ボックス)というファストフード店に訪れた。

 

ジャック・イン・ザ・ボックスでメシを食うのはこれが初めて。

 

私はバーガー、ポテト、ドリンクのお得セットみたいなのを5.39ドル(約555円)で購入。

 

https://gyazo.com/39595689f63e17495fb4eaa3248da91d

うん。味はなかなか美味しい。

 

これを機にアメリカのファストフード店巡りをするのも悪くないな、と思い始めた。

 

もうアメリカ横断の旅も終盤に差し掛かっているというのに。。

 

f:id:Relie:20170720224407j:plain

ここのドリンクバーのマシーンは最先端でスマートだった。

 

タッチパネルで飲みたい飲み物を選択して、唯一のボタンである給水ボタンでジュースを補充。

 

珍しくて楽しいのはいいが、

何のドリンクがあるのか探すのに時間がかかるし、

これ1台しかないからピーク時には混雑が予想されるだろう。

 

それにこれだと操作数が増えて手間がかかるので、

おかわりをもらいに行くのにちょっと行きづらさがある。

 

周りのネイティブの動きを観察すると、やはり皆さんおかわりを注ぎに行っている様子だったので、我々も安心しておかわりを注ぎに行けた。

 

本当に、

アメリカ(カナダもかな?)のファストフード店のドリンクは実質飲み放題状態。

 

これ、料金が高いラージサイズを飲んでいる人もよくいるけど、

マジでどういう気持ちでラージサイズを購入しているんだろう?

 

『わざわざおかわりを注ぎに行くのも面倒臭いわ』

という究極の肥満思考にでもなっちまってるのか?

 

f:id:Relie:20170720224429j:plain

サルベーション・マウンテンの後の進路を、

南西方向にあるメキシコ国境に近い町サンディエゴにするか、

北西方向にあるアメリカ西の巨人ロサンゼルスにするかで迷った。

 

熟考を重ねた結果、

今回サンディエゴはスルーしてロサンゼルスへ向かうことにした。

 

そして21時。

今夜の寝床とするべく到着したのはロサンゼルス東側にあった、毎度おなじみウォルマート。

 

しかしここのウォルマートでは車中泊ができなさそうという雰囲気をなんとなく感じ取ったので、

トイレとネット接続を済ませたらすぐにこのウォルマートを出て他の宿泊地を探しながらロサンゼルス中心地方向へ車を走らせた。

 

実際車中泊しても特に問題はないと思うのだが、この時はよくわからない何かを感じ取ったのだと思う。

 

f:id:Relie:20170720224434j:plain

なかなか車中泊ができそうな場所を見つけられないままロサンゼルス中心部を通過。

摩天楼が綺麗だ。

 

そしてついにロスの西端、太平洋沿いの町サンタモニカまでやってきてしまった。。

もうこれ以上西には行けないぞ。

 

というか、

この瞬間我々は一応アメリカ横断という目標は達成してしまったことになる。

なんともあっけない。。

 

それはそうと、今夜どこに泊まるかだ。

 

とりあえずサンタモニカの町を軽く車で流し、

テキトーに見つけたバーガーキングの駐車場へ侵入し、

雰囲気的にいけそうだったのでここを今夜の宿泊地とすることに決めた。

 

この時だいたい23時ごろ。

 

 

ラスベガスからサルベーション・マウンテン

さらにはサルベーション・マウンテンからサンタモニカまで

 

本日の走行距離は520マイル(約832㎞)。

 

行ったり来たりしたところもあるので

実際はもう100㎞弱くらいは余分に走っているだろう。

 

約1000㎞という長距離運転(しかも前半は時間に追われながら)でたっぷりと疲労を溜め込んでいたこともあり、

その後すぐにぐっすりと眠りにつくことができた。

  

▼アメリカ横断28日目までのルート★

f:id:Relie:20180316124715p:plain

f:id:Relie:20180316124722p:plain

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→ニューオリンズ→ヒューストン→ダラス→エルパソ→モニュメントバレー→ページ(アンテロープ・キャニオン)→グランドキャニオン→ラスベガス→サルベーションマウンテン→サンタモニカのバーガーキングで車中泊(一応横断完了)。

 

▼次回記事(サンタモニカ観光)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断28日目①〜ルート66サインの場所〜 世界一周135日目★

ネバダ州ラスベガスに滞在中。

 

昨晩は念願だったミラージュの火山噴火ショーを見事に見逃し、

テンションだだ下がりのままホテルのベッドに横たわり眠りについた私。

 

でも、一晩寝たらすっかり元気を取り戻しポジティブな気持ちに切り替わっていた。

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20171120221930j:plain

9時過ぎ。

チェックイン時にもらったコーヒー無料券を使用するためホテル内の売店へ。

 

『どのサイズでもいいよ。』なんて言われたらもちろん一番でっかいサイズを選んでしまう。

 

f:id:Relie:20171120222043j:plain

そのままチェックアウトしてホテルを出る。

 

そういえば、チェックアウト時に悪名高きリゾート料金を支払った。

18.99ドルだと思っていたリゾート料金は21.27ドルに。

なんとリゾート料金には税金もかかってしまうらしい。

 

こんな制度を導入したMGMリゾーツ・インターナショナルを恨む。。

(そういえば駐車場料金を導入したのもこいつらだな。)

▼ラスベガスの有料・無料駐車場情報

earthtravel.hatenablog.com

f:id:Relie:20171120222049j:plain

最後に見納め、ということでストリップを走ってラスベガスを去る。

今回は短い滞在だったし、思うように物事は運ばないし、あまりいい印象を残せなかったな。

 

それでもまたなぜか来たいと思える町、それがラスベガスなんだな。

 

f:id:Relie:20171120221643j:plain

我々の次の目的地は、ラスベガスから南に5時間以上も車を走らせたところにあるサルベーション・マウンテン

 

サルベーション・マウンテンは正確には山ではなく、

何にもない砂漠地帯に無名のおっちゃんが勝手に作り出した丘型のアートのこと。

 

最初にそこへ行きたいと言ったのは相方の方で、私はその時その存在すら知らなかった。

 

f:id:Relie:20171120221726j:plain

ラスベガスの中心部を向けたらそこは本当に何もない砂漠地帯

 

そんな砂漠地帯を通るインターステイト15号線を南へ激走し、

ついにこのアメリカ横断レンタカーの旅の最終目的地であるカリフォルニア州へ突入。

 

その前に、州境ギリギリのネバダ州側にあるプリムというカジノなどの商業施設が密集した地区でガソリンを入れて行く。

 

つもりだったが、、、

 

インターを降りたのはいいがそのあとの道順を間違え、そのまま再びインターに乗ってしまうというミスを犯してしまった。。。

 

”うわー。”

 

でもいちいち次のインターでUターンをかまして戻ってくるのも面倒くさい。。

 

実際ガソリンはまだ半分以上あったので、まぁすぐに別のガソリンスタンドが現れるだろう、と、楽観視してそのまま前進を続けた。

 

f:id:Relie:20171120221657j:plain

しかしそこから約10分ほど進むと、ナビはインターステイト15号線を降りるように指示してくるではないか。

 

ここからは本当になーーーんにもないモハビ国立保護区というエリアを突っ切って行くことになるらしい。

 

当初は、

 

”でもいつかガソリンスタンドくらい現れるだろう。”

 

と楽観視を続けたが、実際にその道を通るとそこは今までになかったガチな砂漠地帯。。

こんなところにガソスタが現れるはずなど到底ないという雰囲気だった。

 

f:id:Relie:20171120221731j:plain

”ヤベェ、これガチで何もねぇぞ。しかも変な木まで生えてきたし、気持ち悪りぃ。”

 

ガソリンはまだなくなったわけではないが、

こんな道がしばらく続けば数時間後には確実にガソリンタンクはエンプティーになっているだろう。

 

こんな砂漠地帯のど真ん中でガス欠なんて、人もいないし、電波もないし、何もないし、、、

まさにこの旅始まって以来最大の危機が我々を襲うことになるだろう。

 

相方がマップスミーでガソリンスタンドを検索しても、出てくるのはだいぶ先。

 

ガソリン残量、平均燃費、ガソスタまでの距離などの要素を加味してガソスタまでガソリンが持つかどうかをざっくりと計算してみたら、

ギリギリ持つか持たないかという結構きわどいラインをついてくる。。

 

そんな感じで一応車を走らせながら ”どうする?どうする?” と考えていたのだが、

ついにここからUターンをかまして先ほどガソリンを入れそびれたプリムのガソスタへ戻ることを決断した。

 

後になって冷静に考えたら当たり前の判断だが、

実際このことが身に降りかかっている時には戻るのもめんどくさいし、

サルベーション・マウンテンにも間に合わなくなるかもしれないし、

それこそ逆戻りを嫌う私の性格もあり、

その時の気分や雰囲気などいろんな要素が影響して的確な判断ができなくなる。

 

f:id:Relie:20171120221648j:plain

マッハで元来た道を逆戻りしプリムのガソリンスタンドを目指した。

 

だいたい30分弱かかったので、距離にしておよそ30マイル(48㎞)以上はあったと思う。

 

来た道を戻りながら、

今日もう1泊ラスベガスに滞在してしまおうか。。”

なんていう馬鹿な考えを思いつき、結構本気でそれを実行に移す気でいた。

 

あの時相方が拒否せずにこの考えに乗り気だったら、

我々はこのままラスベガスへ戻り、費用を抑えるためにフラミンゴの無料駐車場で車中泊して、夜には念願だったミラージュの火山噴火ショーを満喫していただろう。

 

まだまだエルパソあたりから続く負の連鎖は継続中だが、

昨晩ミラージュの火山が見れなかったことにとどめを刺されている私だが、

逆にそれでいろんなことが吹っ切れて、むしろこの逆戻りを楽しんでいる感すらあった。

 

やっぱ大切なのは気の持ちようだな。

 

f:id:Relie:20171120221653j:plain

11時。

再びネバダ州に入ったと同時にガソリンスタンドがあるプリムに到着した。

ここが先ほど道順をミスってしまった交差点。

直進しなければならないところを、ミスって信号を曲がってしまいそのままフリーウェイエントランスに突入してしまったのだ。

あのミスがなければ今頃は。。

 

f:id:Relie:20171120221702j:plain

先ほども述べたように、ここプリムはたくさんの店が密集している複合商業施設。

ガソリンスタンドは何軒もあったが、急いでいる我々はとりあえず一番近いガソスタをチョイス。

 

値段も見ずに建物内のレジへ行き、給油番号を伝えクレジットカードを切る。

 

給油のために再び外へ出て車の方へ向かうと、

相方が大きな目をさらに見開き、開いた口が塞がらないといった表情でこちらを見ている。

 

あの表情はマイアミで駐禁を取られた時にも見た覚えがあるぞ。

 

と、いうことは、あまり良い状況ではないのだな。。。

 

f:id:Relie:20171120221707j:plain

 その予想は的中。

さすがにガソスタ内で駐禁はなかったが、問題はここのガソリン価格だった。

 

なんとレギュラー1ガロン3.509ドル(約361円)もするではないか。。

 

今まで高くても1ガロン2.5ドル台だったのに、ここはそれよりもさらに1ドルも高い。。。

 

さすがにその法外なガソリン価格にびっくり仰天。

これならラスベガスで1ガロン2.3〜2.5ドルで入れてから出発すればよかった、、と思っても後の祭りだ。

 

でも、もう支払いはしてしまっているし、第一ここプリム以外でもう給油するところは近辺にないし。。。

 

落ち込んでいる暇もない。

私はもうどうにでもなれ!といった感じでこの高〜いガソリンを車にぶちまける勢いでこれでもかと注ぎ込んだ。

 

計算してみると、1リッター約0.92ドル(約95円)計算。

なんだ、日本と比べたらまだ全然安いではないか。

今まで、ってかアメリカのガソリンの相場が安すぎるのか。

 

f:id:Relie:20171120221712j:plain

この逆戻りで必要以上に時間に追われることになってしまった。

なので昼食休憩の時間も惜しみ、この商業施設内にあったマクドナルドのドライブスルーへ向かった。

今日はもう移動食だ。

 

f:id:Relie:20171120221717j:plain

Sサイズポテトを1.59ドル(約163円)とホットスパイシーマックチキンを1.49ドル(約153円)で購入した。

 

なんだここ、マックの値段も法外価格じゃねぇか。

 

そしてここネバダ州でもマックチキンは”ホットスパーシー味”で売られていた。

 

f:id:Relie:20171120221722j:plain

11時20分。

再びサルベーション・マウンテン目指して車を走らせた。

 

ノンストップで順調に進んだとしても5時間弱かかるので、到着予定時刻は遅く見積もって17時前後。

 

サルベーションマウンテンの日の入り時間が何時かはわからないが、

この時期のラスベガスが17時にはすでに真っ暗になっていることを考えると全く安心できない。

到着した時には真っ暗で何も見えないなんてのは絶対にヤダ。

 

最悪どこかで1泊して明日の午前中にサルベーション・マウンテンへ行く、

という選択肢もなくはなかったが、

スケジュールに余裕を持たせるためにできれば今日中にサルベーション・マウンテン観光を終わらせてしまいたい。

 

そんな気持ちで、とにかく超特急で上下左右にぐねぐね道が続くモハビ国立保護区を駆け抜けた。

 

f:id:Relie:20171120221742j:plain

モハビ国立保護区を抜けてしばらく進み、

突き当たりを右折して加速しようとした時、我々の目に信じられない光景が飛び込んできた。

 

これは、ルート66じゃないか!

 

グランドキャニオンからラスベガスへ向かう途中、探しても探しても見つけることができずもう諦めていたルート66サイン。

 

まさかこんなところでお目にかかれるとは。。

 

f:id:Relie:20171120221747j:plain

看板は黄色で形も変だったので本物かどうかわからなかったが、

道路上に描かれているこの『ROUTE 66』の表示は紛れもなく本物だろう。

 

f:id:Relie:20171120221737j:plain

時間との戦いの真っ最中で昼食に立ち寄る時間すら惜しんでいた我々だが、

さすがにここをスルーするわけにはいかない。

 

”5分だけ!”

 

そんな思いですかさずUターンをぶちかます。

道路脇に車を停め、早速写真撮影を開始した。

 

f:id:Relie:20171120222448j:plain

これこれ、この画が欲しかったんだよ。

 

ルート66サインはこのようなアングルで写真に収めるとかなりデカく見えるが、

実際生で見ると実物は意外と小さかった。

 

もしかしたら先日グランドキャニオンからラスベガスへ行く途中に見た小さすぎてスルーしてしまったルート66サインは実はこれと同じ大きさで、

写真で撮ればこのように立派なルート66サインになっていたかもしれない。

 

まぁ、最終的にここで念願のルート66サインと記念写真を撮ることができたのでもうそんなことどうでもいいのだが。

 

終わり良ければすべて良しだ。

 

f:id:Relie:20180316123640j:plain

これはようやく負の連鎖から抜け出し、

今度は逆に正の連鎖が我々に訪れる時期なのではないか、と、少し期待してしまう。

 

この流れならサルベーションマウンテンにもなんとか辿り着けそうだな。

 

▼ちなみに我々が偶然見ることができたルート66サインの場所はドンピシャでここ。

グーグルアースでその存在を確認することもできる。

この近辺を通る際は是非立ち寄って記念撮影をしてみては▼

]

 

〜後半へ続く〜 (サルベーションマウンテンへ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断27日目②〜ネバダ州ラスベガス〜 世界一周134日目★後半

アリゾナ州グランドキャニオンからルート66を通ったり、

フーバーダムに寄ったりしながら車を走らせていた我々。

 

13時前にはこの日の目的地であるラスベガスに到着していた。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180222214040j:plain

13時。

巨大ホテルが密集するエリアであるストリップの渋滞を抜け、

ベラージオ、シーザーズ・パレス、フラミンゴなのどの超有名ホテルが鎮座している交差点を右折。

 

そこから3㎞ほど直進したところの右手にある

『SILVER SEVENS HOTEL & CASINO(シルバー・セブンズ・ホテル&カジノ)』

というところが今回の宿。

 

このホテルは扉を開けたらいきなりカジノで、受付もカジノの中に境界なく存在していた。

 

▼シルバー・セブンズ・ホテル&カジノの場所

 

f:id:Relie:20180222214045j:plain

f:id:Relie:20180222214052j:plain

クイーンサイズベッド2台のプレミアムルーム。

Wi-Fiと駐車場無料1泊2人で2772円。

1人1泊1386円と、めちゃ安じゃん!

 

と、思いきや、、、

 

現在ラスベガスの大体のホテルでは

『RESORT FEE』と呼ばれるリゾート料金が宿泊費とは別に請求されるのが一般的。

 

これはホテルズドットコムやブッキングドットコムなどのホテル予約サイトで予約する際の合計金額には表示されておらず、

 

別欄の『必須の手数料』などと書いてある項目に

『リゾート料金1泊あたり何ドル』と書かれているので要注意。

 

今回のシルバーセブンズの場合、

18.99ドル(約1955円)のリゾート料金がかかるので、

本当の宿泊費は2772円+18.99ドルで約4727円ということになる。

 

2772円の方はホテル予約時に支払い済みだが、

18.99ドルのリゾート料金は現地チェックイン時、

もしくはチェックアウト時に支払わなければならない。

 

このリゾート料金という意味不明なシステムが普及し始めたのは2010年前後。

今でもこのリゾート料金の値上げ合戦が続いているそう。。

 

他のホテルを見ていると30ドルとか40ドルを超えるリゾート料金を徴収するホテルもざらにあった。

 

全く、タチが悪いったりゃありゃしない。。

 

ラスベガスでホテルを予約する際はリゾート料金に要注意だ。

 

f:id:Relie:20180222214058j:plain

チェックイン時にクーポンを何種類かもらったが、我々が使えそうなのはコーヒー無料券だけだな。

 

f:id:Relie:20180222214105j:plain

チェックイン後はシャワーを浴びたりしてしばらく部屋でゆっくり過ごした。

それにしても、この部屋のシャワーはえらくひん曲がってた。 

 

f:id:Relie:20180222214125j:plain

f:id:Relie:20180222214111j:plain

15時30分。

だいぶ太陽が西に傾いてきている様子。

暗くならないうちに『WELCOME TO Fabulous LAS VEGAS』と書かれたラスベガス観光の名所になっている看板を見に行くためにホテルを出た。

 

16時ごろ到着すると、そこには写真撮影の行列が。

 

ここの目の前には看板見学のための無料駐車場が完備しているので安心して車で来ることができる。

 

f:id:Relie:20180222214117j:plain

よく見るとこの行列はプロの写真屋さんによる有料記念撮影を待つ行列だった。

 

なのでその商売の邪魔にならないようなポジショニングをして写真を撮った。

 

日が沈まないうちに到着できてよかった。

 

f:id:Relie:20180222214130j:plain

ちなみにこの看板の裏側には『DRIVE CAREFULY COME BACK SOON』と書かれている。

 

▼ラスベガスサインの場所

 

f:id:Relie:20180222214136j:plain

その後再びストリップへ北上。

世界最大のホテルとも言われるMGMグランドを訪れた。

 

実は私がラスベガスを訪れるのは2011年6月以来2回目。

 

前回来た時は駐車場が無料だったはずなのに、なぜか今回は駐車券発券所みたいなのができている。。

なんと駐車料金もかかるみたい。。

 

”なんだと!?ラスベガスってケチケチ駐車料金を取るよりも無料にして客を呼び込みその分をカジノで回収するという考えのもと、

ストリップ沿いのほとんどのホテルは駐車場無料じゃなかったっけ?”

 

困惑を隠せない状態だったが、とりあえず気になる料金を見てみると、

1時間までは無料ということがわかった。

 

そして

1時間〜4時間で7ドル。

4時間〜24時間で10ドルという料金体系。

 

まぁ1時間もあれば要は済むだろう。

 

私がMGMグランドに立ち寄ったのは、

ロビー近くのカジノフロアで飼われている本物のライオンを動物好きの相方に見せるためだけだから。

 

▼ラスベガス駐車場料金についてはこちら

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180222214143j:plain

ベガスのホテルは基本バカデカくて、感覚以上に移動に時間がかかる。

駐車場からしばらく歩いてようやくロビーへ。

 

”あれ?ライオンって金粉塗られてたっけ?”

 

いや、あれは紛れもなく金色のライオン像で、本物のライオンではない。

 

私は一瞬場所を間違えたかなとも思ったが、確か前回来た時はこのロビー周辺にガラス張りのライオンゾーンがあったはず。。

 

https://gyazo.com/7afe491316b958024a3b21130c8c2144

https://gyazo.com/0d90cbd53049ea7cafd9277e84e63b32

これは私が前回(2011年)訪れた時の写真。

相方は私の思い違いじゃないかと言って笑っていたが、こんなインパクトのあるもの忘れるはずがない。

 

しばらくMGM内を歩きこのライオンゾーンを探してみたが、やはり見つけられず、

ないものはしょうがないと1時間以内に駐車場へ戻った。

 

*この記事を書くにあたりその詳細を調べてみると、

このライオンコーナーは『ライオンハビタット』という名のアトラクションで、

2012年1月いっぱいをもって閉鎖されたという。

 

駐車場有料化といい、名物でもあった本物のライオン展示の閉鎖といい、

一体ここ数年の間に何が起こったというのだ?

 

f:id:Relie:20180222214156j:plain

MGMグランドを出たのは17時ごろ。

なんと外はもう真っ暗になっている。

 

一瞬時計が壊れているのではないか?と疑ったが、

時計は正常でちゃんとアリゾナ州からの時差も計算に入れている。

 

17時でこの暗さとか、さすがに早すぎてびっくりした。

 

っていうかこれなら時差なくてよくね?

 

f:id:Relie:20180222214210j:plain

そして向かったのはストリップから北に約10㎞ほど行ったところにあるダウンタウンエリア。

できれば無料で車を停めたいと思い、しばらくダウンタウン中心部を車で流した。

 

カジノでプレイすれば無料になるところもあるらしいのだが、それはちょっと面倒くさい。

 

町を走っていると何軒か『FREE PARKING』と書いてある駐車場があったので、その中の1つへ入ってみる。

 

しかし一応そこの料金所の人に本当に無料なのか聞いてみると、

やはりカジノでプレイしたりレストランで食事をしたりしないと無料にはならないという。

 

”それなら『FREE』と書くなよな。”

 

と思いながらも『じゃあ出してくれ』と言ってその駐車場を出る。

 

その後ダメ元でもう一つ『FREE PARKING』と書かれた駐車場へ行ってみるも、

やはりただ停めるだけでは料金が発生すると言う。

 

そこの料金所のおじちゃんがアジア系で優しそうな人だったので、

『この辺りで無料で停めれる駐車場はないのかい?』と、図々しくも聞いてみた。

 

するとおじちゃんは色々と考えてくれて、

最終的に1つの駐車場を思い出し紹介してくれた。

 

何て親切なんだ。

 

しかもその駐車場はここから道を挟んですぐのところにあるという。

 

『道を挟んだところにある、

MAIN STREET STATION(メイン・ストリート・ステーション)というところの駐車場は確か無料だったと思うよ。

ただし、人気だから空いてる保証はないよ。』

 

『ありがとうございます!

とりあえずそこへ行ってみて、もしダメだったら戻ってきてここに停めます。』

 

この優しいおじちゃんに礼を言い、教えられた駐車場へ行ってみた。

 

f:id:Relie:20180222214204j:plain

ここが紹介されたメイン・ストリート・ステーションの駐車場入り口。

 

写真左側は立体駐車場になっていて、そこには料金所のようなものがある。

となると、無料なのは写真右側の高架下にある駐車場か。

 

早速そちらへ行き駐車スペースを探すも、やはり満車。

 

しかしそこで諦めずに少し待機して様子を見ていると、建物から駐車場に向かって人が歩いてくるのを発見した。

 

”チャンス到来!”

 

他にも空きを探し駐車場をグルグルしている車はあったが、

我々はその車に負けることなく、狙い撃ちで駐車場を確保することに成功した。

 

時間を見てみると、もう18時。。

 

どうやら無料駐車場を確保するために約50分もダウンタウンをうろちょろしていたみたいだ。

 

▼この無料駐車場の場所

]

 

f:id:Relie:20180222214217j:plain

そこから歩いてまず向かったのは、ダウンタウン観光の中心部とも言える

『フリーモント・ストリート・エクスペリエンス』

 

ここは90年代初頭のストリップの急速な発展に押されて停滞の一途をたどっていたダウンタウン地区が、

7000万ドルという巨額な費用をかけて1995年に完成させたアーケード。

 

その後幾度も電飾を増やしたり映像技術を向上させたりなどして進化を続ける。

 

今では

毎日日没後1時間おきに天井で光と音のアトラクションが約10分間にわたり繰り広られている。

 

映し出される映像や音は毎回異なるらしい。

我々が到着した時にはちょうど18時の上演が行なわれている最中だった。

 

f:id:Relie:20180222214227j:plain

f:id:Relie:20180222214222j:plain

 世の中いろんな職業があるものだ。

この電飾に包まれたハイテクアーケードは歩いているだけで楽しい。

 

f:id:Relie:20180222214240j:plain

このフリーモント・ストリートを歩いていると、日本のテレビ番組で見たことのある

『Heart Attack Grill(ハート・アタック・グリル)』という店を発見した。

(ハートアタックとは心臓発作という意味。)

 

店員はナースのコスプレをしたセクシーな女性。

お客さんは入院患者の格好をさせられて食事をし、処方箋と言われるメニューはいわゆるデカ盛り。

病院とは思えないほどに高カロリーで不健康なメニューばかりだそう。

 

しかも食べ残しをすると店の真ん中にあるお仕置きスペースでナースに思いっきり尻を叩かれるという、

なんともSMチックなサービス(?) まで用意されている。

 

この時ちょうど晩御飯をどこで食べるか探していたので、興味本位でここへの入店を考えた。

 

しかし、ラスベガス名物ホテルビュッフェを断念せざるをえないくらい悪化してきている私の口内炎の問題もあり結局ここでの食事も断念した。

 

舌の付け根辺りにできて、喋るだけでも歯と患部がこすれ合って激痛が走る。。

 

そのようなコンディションでこのような大食いレストランに臨むなんて、

さすがにもったいなくてできなかった。

 

f:id:Relie:20180222214233j:plain

 ちなみにハート・アタック・グリルでは

体重350ポンド(約158キロ)の患者さん(お客さん)はつどドリンクを頼めば食事メニューが無料になるという。

 

そして店舗前には公開型の大きな体重計が設置されている。

 

f:id:Relie:20180222214300j:plain

18時30分。

そこからもう少し歩き、

結局 Flippin' Good(フリッピン グッド )というハンバーガー屋さんで食事をすることにした。

 

店内に客はおらず閑散としている。

我々が注文カウンターに立っても誰一人こちらへ来ようとしない。

 

店に入る前に通行人が口ずさんでいた『Flippin' Good is not so good.』という言葉が頭をよぎる。

 

”ダメだなここ、出るか。”

 

と、店を出ようとした時、ようやく店員が来てオーダーをとった。

 

”ギリギリセーフだったな。”

 

と思いながら、私はチーズバーガーを5.35ドル(約551円)で購入。

 

味は悪くないが、口内炎が私を苦しめたため十分に味わえない。

 

普段なら相方が半分くらい食べた時に私はすでに完食しているのだが、

この時は立場逆転で、

相方が食べ終えた頃私はやっと半分食べきったというところだった。

 

f:id:Relie:20180222214245j:plain

そして痛みに耐えながらなんとか完食をしたら、口内を洗浄するために水が欲しくなる。

周りをよく見ると、後から来たお客さんは小さなプラスチックのコップで水のようなものを飲んでいる。

 

”もしかしたら言えば水くらいもらえるんじゃね?”

 

ということで、私はレジへ行き水が欲しいということを伝える。

 

すると店員はやはり小さなプラスチックのコップを渡してきたが、

渡されたのはコップだけで中身が入っていない。。

 

おそらく、目の前にあるセルフドリンクバーで自分でくめよ、ということなのだろうと思い、ドリンクバーの中から水を探す。

 

しかしそこにはコーラやレモネードなどのジュースはあるが、いくら探しても水は見つからない。

 

仕方がないので私はレモネードをコップ一杯に注ぎ席へ戻った。

 

その話を聞いた相方も、『水が欲しい。』と言ってコップをもらい、恐る恐るレモネードを注いでみた。

普通ドリンクを頼まないと飲めないレモネードを注いだら店員に注意されるのが常識的な流れだが、ここではそれがOKのようだ。

 

しかもしばらくすると店員もドリンクバーのところまで来てジュースを入れてガブガブ飲んでいるではないか。。

 

さすがドリンクに寛大な国アメリカ。

 

もはやなんのためにドリンクメニューを作っているのかわからない。

 

帰り際、もう一度レモネードをプラスチックコップいっぱいに補充して店を出たのは言うまでもない。

 

f:id:Relie:20180222214306j:plain

その後再びフリーモント・ストリート・エクスペリエンスを歩き、

19時上演のアトラクションを見学し、駐車場へ戻りストリップに戻った。

 

本当はこの京都タワーのようなストラトスフィア・タワーの展望台に登ってラスベガスの夜景を眺めたかったのだが、

展望台に上るには16ドルほど料金がかかるし、

何より2人とももうお疲れムードでここからまた車を降りてタワーに登るのが面倒臭くなってしまっていたため、今回ここはスルーした。

 

f:id:Relie:20180222214311j:plain

その後、ベラージオの噴水ショーミラージュの火山噴火を見るためにストリップで駐車場を探した。

立地的にもベラージオの駐車場に停めとけばいいや、と思いベラージオへ行ったのだが、MGMグランド同様、何とここにも駐車券発券所が設置されているではないか。。

 

ここもMGMグランドと同じ料金体系で1時間は無料だったが、

これから歩いてストリップをうろちょろする予定の我々にとって1時間など足りなさすぎる。

 

もちろん私は速攻出口へ向かいベラージオの駐車場から脱出した。

 

”ちくしょう、かつては駐車場天国と言われていた(私が勝手に言っていた)ラスベガスストリップも、今ではどのホテルも駐車場を有料にしてしまったのか?”

 

どこかいいところはないかと考えていると、一つのホテルが私の頭の中に浮かんだ。

そこは前回私がラスベガスに訪れた時に宿泊したホテル、フラミンゴだ。

 

MGMグランドやベラージオのように有料化されている可能性もあるが、

前回来た時は確実に無料だったので行ってみる価値はある。

 

何度か道を間違えながらもなんとかフラミンゴの駐車場へ辿り着いた。

 

思いが通じたのか、ここは今でも駐車場は無料のままの様子。

ストリップでも駐車場を探し回ること約40分。。

ようやく車を駐車することができた。

 

しかしみんな考えることは同じなのか、

フラミンゴの駐車場は満車だらけで、かろうじて屋上にしか空車がなかった。

停めるなら早めに停めておいたほうがいいかもしれない。

 

▼ラスベガス駐車場料金情報はコチラ▼

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180222214319j:plain

20時30分ごろ。

火山噴火のパフォーマンスを見にミラージュというホテルへ向かった。

 

しかし火山噴火は、

日曜日〜木曜日は19時と20時、金曜日と土曜日は19時と20時と21時

と書かれている。

 

本日は月曜日。。。

 

もう終了してしまっているではないか。

 

日没後1時間に1回行われていたこのアトラクションは、

2015年まで7月から上記のような回数に激減してしまったらしい。

 

駐車場は有料化されるし、、

MGMのライオンは姿を消すし、、

ミラージュの火山噴火は激減するし、、

トレジャーアイランドというホテルの無料の海賊ショーは終了してしまったし。。

 

時期の関係もあるかもしれないが、街の雰囲気を見てもなんか活気が失われているように見えたのは気のせいだろうか。

 

これじゃマカオとの差は広がる一方だぞ。

 

f:id:Relie:20180222214324j:plain

 話を戻すと、この時私は『またかよ。』と思わず声を出してしまった。

 

エルパソのキッチン付きホテルでキッチン道具がなかったこと、

ページで美しい催しを見逃したこと、

グランドキャニオンで夕焼けをじっくり見れなかったこと、

ルート66サインを見逃したこと、

ついでに現在私を苦しめる巨大な口内炎。。。

 

それら全てはジャブのように私の心にダメージを与え続けていたみたいで、

このミラージュの火山噴火終了はついに私の心にとどめを刺してしまったようだ。

 

一気にテンションが下がってしまった私は、”なんでいつもこうなるんだ、、”と、とぼとぼと歩きその場を離れた。

この時、相方に気を使わせてしまって申し訳なかった。

 

f:id:Relie:20180222214332j:plain

すっかり元気をなくしてしまった私だが、

せめてベラージオのロビーと噴水ショーは見ておこうとそのまま歩いてベラージオへ向かった。

 

f:id:Relie:20180222214405j:plain

ベラージオは映画『オーシャンズ11』の舞台となったホテルとして有名。

ホテル前の湖で行なわれる無料の噴水ショーも有名で、

ラスベガスのホテルと言えばベラージオ、というイメージを持っている人も少なくないのではないだろうか。

 

f:id:Relie:20180222214338j:plain

f:id:Relie:20180222214344j:plain

ここもベラージオのロビー内。

とてもロビーとは思えない光景だ。

 

f:id:Relie:20180222214359j:plain

f:id:Relie:20180222214352j:plain

今日は11月7日でハロウィーン本番はもう終わっているのだが、ここはまだハロウィーンバージョンのままだった。

 

できればクリスマスバージョンにでもなっててくれたら嬉しかったが、そこは日本の感覚とは少し違うようだ。

 

f:id:Relie:20180222214412j:plain

ロビーを見学したら外へ出る。

この巨大な"コモ湖"で名物の噴水賞を観るのだ。

 

平日は15時〜、

土曜日は12時〜、

日曜日は11時〜、

それぞれ0時頃まで上演され、基本的に昼は30分毎、夜は15分毎に上演される。

 

f:id:Relie:20180222214418j:plain

21時15分の上演を鑑賞。

しかし、なんか様子がおかしい。

 

よーく見続けていると、ショーの要となる中央部分の噴水が噴射されていないことに気がつく。

 

中央部分が噴射しないベラージオの噴水ショーの迫力の無さったらありゃしなかった。

オーロラが出ないイエローナイフのように見応えがない。

 

しかもそんな現象が2回も続いた。。

 

『次、真ん中が出なくてもこれで最後にしよう。』

 

そう言って3度目の上演を待った。

したら写真のようにちゃんと中央部から水が噴射された。

 

しかしこのベラージオの噴水ショーは1回1回曲が違い、そのため噴水の動きも毎回違う。

迫力のある動きをする時もあれば、ゆったりとした動きをする時もある。

 

私は迫力がある動きが見たかったのだが、3度目にかかった曲はゆったり系。

 

”ちくしょう。”

 

ミラージュの火山の件でテンションが下がっているので、

こうなるとマイナスな思考しか働かなくなる。

 

この時はもう早くホテルに戻って寝たいという気分だったので、

あらかじめ決めた通りこの上演を見た後は大人しくホテルへ戻った。

 

ホテルに帰って崩れるようにベッドに横たわった私は、

陥っているマイナス思考を一刻も早く停止するために、できるだけ何も考えないようにして眠りについた。

 

 明日はサルベーションマウンテンを目指す予定だけど、この負の連鎖の中だと何かが起こる予感。。

 

▼アメリカ横断27日目までのルート★

f:id:Relie:20180316121615p:plain

f:id:Relie:20180316121622p:plain

f:id:Relie:20180316121628p:plain

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→ニューオリンズ→ヒューストン→ダラス→エルパソ→モニュメントバレー→ページ(アンテロープ・キャニオン)→グランドキャニオン→ラスベガス

 

▼次回記事 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断27日目①〜朝焼けグランドキャニオン&ルート66セリグマン&フーバーダム〜 世界一周134日目★前編

昨夜、アメリカの景勝地グランドキャニオン車中泊。

 

あまりの寒さに熟睡することができず、夜が明けるまで車の中でじっと待機していた。

 

(相方は寒さのあまり涙を流した。。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180221232322j:plain

朝6時過ぎ頃。辺りが薄暗くなり始めてきた頃。

日の出を見るため観光客がビジターセンターの駐車場にちらほら集まってきた。

 

頃合いを見て我々も車から降り、

日の出ポイントである『Mather Point(マーサー・ポイント)』へとむかう。

 

最初は無料のシャトルバスを利用していこうとしたが、歩いてもすぐ行けそうだったので歩いて行った。

 

f:id:Relie:20180221232338j:plain

f:id:Relie:20180221232331j:plain

6時40分。

マーサー・ポイントに到着。

太陽が出てきたのは7時5分ごろ。

 

車中泊で冷え切った身体を太陽がじわじわと温めてくれる。

太陽の偉大さを肌で感じた。

 

この中に我々のように極寒車中泊を経てご来光を拝んでいる者は果たしているだろうか?

 

f:id:Relie:20180221232350j:plain

f:id:Relie:20180221232404j:plain

朝日に照らされ赤紫色に染まるグランドキャニオン。

 

昨日見頃を逃してしまった日の入り風景はもう少しオレンジっぽかったのかな?

 

とりあえず、晴れてよかった。

 

f:id:Relie:20180221232417j:plain

7時40分ごろまでじっくりと朝焼けを満喫した。

 

グランドキャニオンでは湧き水を無料でくむこととができる。

出発前にペットボトルパンパンに湧き水を汲んでいく。

 

f:id:Relie:20180221231659j:plain

8時ごろ。

次の目的地であるラスベガスを目指しグランドキャニオンを出発。

 

途中でガソリンを補給。

 

10.09ドル(約1039円)分で4.036ガロン(約15.25リットル)。

1ガロン2.499ドルなので1リッター約0.66ドル(約68円)。

 

アリゾナ州に入ったあたりから急にガソリン価格が上がってきた。

 

そしてここは今までのような給油額を先に申告するスタイルではなく、

とりあえず満タンにしてから入れた分だけの金額を払うという日本に近い給油スタイルだった。

 

なんでアメリカではこの方式が普及しないのか、不思議でしょうがない。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180221231734j:plain

グランドキャニオンからラスベガスへ向かう途中の見所の一つとして、

日本でも名前だけは有名な『ルート66』がある。

 

ルート66とは、

1926年に指定されたイリノイ州シカゴカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた旧国道。

 

1950年代に入ると主にシカゴの人たちが寒さから逃れバカンスを楽しむためにカリフォルニアへ抜ける道として使用されていた。

 

その後、インターステイト(州間高速道路)の発達によりその役目を終え、

1985年には廃線となった。

 

現在では歴史的街道に指定されていて、

『HISTORIC US 66』という標識が立てられている。

 

日本でいう東海道のようなものか?

 

f:id:Relie:20180221231713j:plain

グランドキャニオンから州道64号線を南に下り、

インターステイト40号線にぶつかったらそれに乗り換え西へ進む。

 

しばらくはその40号線こそがヒストリックルート66になるのだが、

走っていても全くその気配は感じられない。

 

しばらく40号線を進むと、

ルート66がインターステイトから州道に切り替わるインターが現れる。

 

そこを降り州道66号線に入れば、

ルート66サインなども現れて雰囲気が出てくるのだろう。

 

しかし、ぼんやりとしていた我々はそのインターを降りそびれ、通り越してしまった。。

 

f:id:Relie:20180221231815j:plain

仕方がないので次のインターで40号線を降り、ルート66(州道66号線)に乗り換えた。

 

そこから何もない田舎道をずーっと進んでいくと、

突然ルート66関連の店が密集しているエリアが現れた。

 

ここが知る人ぞ知るルート66ファンのための町、セリグマンだ。

 

人口はおよそ500人にも満たないという超小さな田舎町のセリグマンだが、

実はあのディズニー映画『カーズ』の舞台になった町なのだ。

 

f:id:Relie:20180221231940j:plain

9時50分。

とりあえずセグリマンのお土産やさんの隣に車を停め、そのお土産やさんの中に入ってみた。

 

f:id:Relie:20180221231842j:plain

f:id:Relie:20180221231908j:plain

f:id:Relie:20180221231923j:plain

当たり前だが、ルート66関連のグッズがたくさん売られている。

 

店内の商品を見ているだけで楽しいが、結局何も買わなかった。

 

相方はステッカーが欲しいとか言っていたが、それも結局買わなかった。

 

f:id:Relie:20180221232010j:plain

f:id:Relie:20180221231952j:plain

f:id:Relie:20180221232040j:plain

外に出て写真撮影。

本当に短い距離の間にルート66関連ショップが密集している。

 

小さな町だけあって我々以外数人しか観光客を見かけなかったが、

こんな閑散としていて商売はやっていけるのだろうか?

 

そもそも、ルート66の交通量自体が予想をはるかに下回るほど少なかった。

 

f:id:Relie:20180221232055j:plain

セリグマンでルート66の雰囲気を味わったら、

そのガラガラに空いているルート66を再び走りラスベガスを目指す。

 

本当に周りに何もないのどかな1本道だ。

 

このルート66上であの有名なROUTE 66サイン』を発見しそこで記念撮影をしたい。

しかし、走れど走れどそのようなサインは一向に現れない。。

 

それでもまだルート66はまだ80マイル以上も続く様子。

そんだけあればサインの1つや2つくらいいつか現れるだろう。

 

f:id:Relie:20180221232120j:plain

前方の地面を注視しながら進んでいると、

ようやく『ROUTE 66』と書いてあるところを通過した。

 

しかし時速70〜80マイル(時速112キロ〜128キロ)くらいで通過した感じだと、

それは私が知っているよりもだいぶ小さな66サインに見えた。

 

私が知っているのは、

何人かで集合写真を撮っても決して見劣りしないほどの存在感がある、

道路上にドーンとデッカく書かれたROUTE 66サインだ。

 

今見たやつは、きっと小ぶりでカメラ映えしないやつに違いない。

 

そう思った私は引き返すことなく、

この先にその特大ルート66サインが現れることを期待してそのまま車を走らせた。

 

しかし、この先進めど進めどルート66サインが現れることはなく、

 

結局何も撮れずにルート66を乗り換えるポイントまで到達してしまった。。

 

”ウソだ。。”

”90マイル近くもルート66上を走っていてサインが一個もないって、、、

じゃあ一体どこにあるんだよ!?”

 

思えば、40号線を降りて州道66号線に乗り換える最初のポイントを逃している。

 

しかも相方が言うには、

その降り損ねた地点あたりからすぐ向こうに見える州道66号線(ルート66)を見ると、

何やらおっちゃんがカメラの三脚を道路にセットして写真を撮っていたという。

 

”絶対それじゃん。。”

 

またこれか、と、

私はエルパソあたりから続く負の連鎖がまだ終わっていないことに肩を落とした。

 

しかし、さすがにそこまで引き返す意欲はない。。

 

f:id:Relie:20180316102544p:plain

 *この記事を書くにあたり我々が降りそびれたインター付近をグーグルアースを使用して調べてみた。

 

しかし、おっちゃんが三脚を使用していたというあたりはおろか、

州道66号線に乗り換える地点からセリグマンに到着するまで、

『ROTE66』というサインは1つも確認できなかった。

 

あったのは乗り換え地点付近にあったこの小さなルート66の看板ぐらい。

 

相方が見たおっちゃんは三脚まで使用してこの看板を撮影していたというのか?

 

ただ単にこの果てしなく続く1本道を撮影していたという説もなくはない。

 

▼後日発見したルート66サインの場所

earthtravel.hatenablog.com

f:id:Relie:20180221232132j:plain

ラスベガスへ行くには途中でルート66を降りて道を変えなければならない。

 

インターステイト40号線にぶつかるあたりで、州道66号線から国道93号線に乗り換え。

 

*給油をするならこのタイミングがベスト。

先に言ってしまうと、ラスベガスへ近づくにつれガソリン価格は上昇していく。

 

この66号と93号の乗り換えポイントあたりにあるガソリンスタンドは、

確か1ガロン2.1〜2.2台くらいだったのでこの辺にしてはだいぶ安い。

 

当時そんなこと知るはずもない我々はそこをスルーしてラスベガスで給油する羽目になるのだが。。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180221232146j:plain

12時30分。

ついにアリゾナ州を抜けネバダ州に突入。

 

ここからはパシフィックタイムゾーン(太平洋時間)となるので、

今までよりマイナス1時間の時差が生じる。

 

つまりこの『WELCOME TO Nevada』の看板を超えてネバダ州に入った瞬間、

時刻は11時30分に逆戻りするということになる。

 

f:id:Relie:20180221232200j:plain

そしてこのネバダ州とアリゾナ州の州境に存在しているのがフーバーダム。

せっかくなのでフーバーダムに寄ってみることにした。

 

看板や車の流れに任せてフーバーダムの駐車場までしばしドライブ。

 

駐車場は有料だという情報もあるが、我々が停めたここの駐車場は無料だった。

 

f:id:Relie:20180221232222j:plain

車を停め、階段を上って少し歩くとフーバーダムを見下ろすことができる橋が現れた。

 

ここも無料で歩くことができた。

 

f:id:Relie:20180221232234j:plain

これがフーバーダム

デカすぎてカメラのフレームに収まらない。

 

フーバーダムはその名の通り、

着工当時のアメリカ大統領であるハーバート・フーバーに因んで名付けられた巨大ダム。

 

世界恐慌時、ニューディール政策の一環として建設されたという話もある。

 

1931年着工、1936年完成。

この馬鹿デカいダムをわずか5年という短期間で作り上げてしまったのだからすごい。

 

f:id:Relie:20180221232255j:plain

 橋の真ん中はネバダとアリゾナの州境になっている。

 

とりあえずアリゾナ側まで歩いて渡ろうとしたが、

意外とこの橋が長くて歩くのがめんどくさかったため、途中で引き返して駐車場へ戻った。

 

橋を渡るだけなら無料だったが、博物館とかに入場するにはさすがに有料なんじゃないかな?

 

それにしても、

グランドキャニオン=ラスベガス間にはフーバーダムルート66のセリグマンと、

2つも見所が点在している。

 

これはグーグルマップで表示された移動時間を鵜呑みにしないで、

これらのスポットに立ち寄ることも加味して予定を立てた方がいい。

 

f:id:Relie:20180221232308j:plain

12時45分。ついにラスベガス入り。

中心地に入る前に給油をしておいた。

 

”ラスベガスはカジノの収益がハンパないからガソリン代は安いんじゃないか?”

 

そんなテキトーな考えのもと、これまであえて給油をしないでラスベガスまでやってきたわけだが、

先ほど述べたようにラスベガスのガソリン代はちっとも安くない。

 

ここで

10ドル(約1030円)分で3.97ガロン(約15リットル)給油。

1リッター約0.66ドル(約68円)計算。

  

f:id:Relie:20180221235844j:plain

 *相方情報によると、アメリカは東から西に進むにつれてガソリン代が高くなっていく傾向があるらしい。

 

私の感覚では、

アリゾナ州に入ったあたりから急にガソリン価格が上がった印象がある。

その前がガソリン激安地帯のテキサスだったことも影響しているかもしれないが。

 

そしてこれも先に言ってしまうが、

この先カリフォルニアへ向かっていくにつれガソリン価格はどんどんと上がっていき

ついには1ガロン3ドルを超えることが普通になっていった。

 

そう思うと、このラスベガスのガソリン価格はまだ安いほうだ。

 

 

そんなこんなでグランドキャニオンからラスベガスまで移動してきた。

 

給油後はとりあえず予約しているカジノホテルを目指す。

 

〜後半へ続く〜

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

ラスベガス駐車場料金情報 〜駐車場有料化導入とその後〜

2016年6月。

MGM系列ホテルがラスベガスストリップの伝統を無視した "掟破り" とも言える駐車場有料化を導入。

 

それから約半年後、ライバルであるシーザーズ系列とウィン系列もそれに追随。

 

(今の所セルフパーキングは無料のままで、バレーパーキングが有料化されている。)

 

f:id:Relie:20180405155418j:plain

 

まだストリップの全てのホテルの駐車場が有料化されているわけではないが、

大手ホテルのこのような動きは "ラスベガスでは駐車場有料が当たり前"という時代がすぐそこまで近づいていることを予感させる。

 

そこで、ストリップ周辺のホテルの現在の駐車場事情を以下にまとめてみた。

(2017年2月現在。)

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

★MGM系列★

〜BELLAGIO(ベラージオ)、MIRAGE(ミラージュ)、MGM GRAND(MGMグランド)、NEW YORK NEW YORK(ニューヨークニューヨーク)、ARIA(アリア)、DELANO(デラーノ)、MANDALAY BAY(マンダレイベイ)〜

 

◉セルフパーキング

有料

0〜60分:無料

1〜4時間:7ドル

4〜24時間:10ドル

(24時間以降1日につき10ドル。)

*M Life Rewards メンバーでパール、ゴールド、プラチナ、NORIランクの方は全日無料。

 

◉バレーパーキング

0〜4時間:13ドル

4〜24時間:18ドル

(24時間以降1日につき18ドル。)

*M Life Rewards メンバーでゴールド、プラチナ、NORIランクの方は全日無料。

 

〜MONTE CARLO(モンテカルロ)、EXCALIBUR(エクスカリバー)、LUXOR(ルクソール)〜

◉セルフパーキング

0〜60分:無料

1〜4時間:5ドル

4〜24時間:8ドル

(24時間以降1日につき8ドル。)

*M Life Rewards メンバーでパール、ゴールド、プラチナ、NORIランクの方は全日無料。

 

 ◉バレーパーキング

0〜4時間:8ドル

4〜24時間:13ドル

(24時間以降1日につき13ドル。)

*M Life Rewards メンバーでゴールド、プラチナ、NORIランクの方は全日無料。

 

〜CIRCUS CIRCUS(サーカスサーカス)〜

 

◉セルフパーキング

無料

 

◉バレーパーキング

0〜4時間:8ドル

4〜24時間:13ドル

(24時間以降1日につき13ドル。)

*M Life Rewards メンバーでゴールド、プラチナ、NORIランクの方は全日無料。

 

★シーザーズ系列★

〜CAESARS PALACE(シーザーズ・パレス)、HARRAH'S(ハラーズ)、CROMWELL(クロムウェル)、BALLY'S(バリーズ)、PARIS(パリス)、PLANET HOLLYWOOD(プラネットハリウッド)〜

 

◉セルフパーキング

無料

 

◉バレーパーキング

0〜4時間:13ドル

4〜24時間:18ドル

(24時間以降1日につき18ドル。)

 

〜HARRAH'S(ハラーズ)、LINQ(リンク)、FLAMINGO(フラミンゴ)〜

 

◉セルフパーキング

無料

 

◉バレーパーキング

0〜4時間:8ドル

4〜24時間:13ドル

(24時間以降1日につき13ドル。)

 

〜RIO(リオ)〜

無料

 

スポンサーリンク

 

 

★その他ストリップ近辺★

〜WYNN(ウィン)、ENCORE(アンコール)〜

 

◉セルフパーキング

無料

 

◉バレーパーキング

0〜4時間:13ドル

4〜24時間:18ドル

(24時間以降1日につき18ドル。)

 

〜VENETIAN(ベネチアン)、PALAZZO(パラッツォ)〜

無料

 

〜Stratosphere(ストラトスフィア)〜

無料

  

〜TREASURE ISLAND(トレジャーアイランド)〜

無料

 

〜HOOTERS(フーターズ)〜

無料

 

〜TROPICANA(トロピカーナ)〜

無料

 

〜SLS〜

無料

 

〜COSMOPOLITAN(コズモポリタン)〜

無料

*2017年上旬より有料化予定。

 

〜HARD ROCK(ハードロック)/HARD ROCK HRH TOWER〜

無料


〜WESTGATE(ウェストゲート)〜

無料 

 

 

▼アメリカ横断まとめ★

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

earthtravel.hatenablog.com

okinawalife.hatenablog.com