2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

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ギリシャ、アテネ 〜Athens Choice (アテネ チョイス)〜 おすすめ宿情報★

アテネで泊まった宿『Athens Choice (アテネ チョイス)』の情報です(^o^)

 

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 地下鉄の駅から歩いて数分、立派な建物できちんとしたフロント、しかも朝食やウェルカムドリンクまで付いてます(≧∇≦)

まるでホテルのよう★

 

もちろん室内も清潔で、値段が安いのにいい宿でした♫

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コスタリカ2日目〜コスタリカの首都サンホセ観光〜 世界一周153日目★

現在コスタリカの首都サンホセに滞在中。

 

今日はサンホセから北へ約140kmほどいったところにあるラ・フォルトゥナという観光地への行き方を調べにバスターミナルまで行きがてら、テキトーに町を散策してみる予定。

 

そういえばどこかのブログで、

この宿をチェックアウトする時に次回の予約を入れていったら、

なぜか1泊10ドルのはずの宿泊費が8ドルになったという記事が載っていた。

 

それに習って我々も2泊目を直接レセプションで申し込んでみた。

(もともと2泊する予定だったが、その記事を読んであえて1泊しか予約していなかった。)

 

しかし結果宿泊費は1泊10ドルのまま。

どうやら2泊目以降直接申し込めば割引ということではないみたいだ。

 

(1コロン=約0.2円)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝8時前。

無料の朝食をいただく。

 

そういえばこの時、

テレビではキューバの革命家フィデル・カストロが死亡したと言うニュースが流れていた。

マイアミのキューバ移民たちは祝福してお祭り騒ぎだという。

 

つい数日前までマイアミにいた我々。

 

変な騒ぎに巻き込まれなくてよかったと思うべきなのか、

歴史的お祭り騒ぎの雰囲気を味わえなかったことを残念と思うべきなのか。

 

私の場合、このニュースを見た時後者の気持ちでいっぱいになった。

 

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さて、朝食のメニューはパンとコーヒーとシリアルとフルーツ。

パンとコーヒー、シリアルは食べ放題。

 

フルーツは最初用意されていなかったが、

途中、客なのかスタッフなのかよくわからないおっちゃんがキッチンでフルーツを切り始めて食卓に並べてくれた。

パパイヤやパイナップルだった。

 

ちなみにそのおじちゃんと我々は同じドミトリーに宿泊している。

 

それでもなんか風格があり、ここで働いているようにも見える。

よくわからないという所以はそこにある。

 

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自分で使った食器は自分で洗う。

 

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10時。

ラ・フォルトゥナ行きのバスの時間や料金を調べるためにバスターミナルを目指し外出する。

 

いい天気だ。

 

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とりあえずセントラル通りを西に歩く。

 

それにしても日差しが強く、暑い。

とても今が11月末だとは思えない。

 

緯度的に当たり前かもしれないが、マイアミより暑い。

 

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まず訪れたのはコスタリカ国立劇場

 

コスタリカは常備軍を持たない国で、『中米のスイス』とまで呼ばれている。

 

『コスタリカで戦争や革命が起きないのはこの国立劇場を壊したくないから。』

 

という話があるほど、コスタリカ国民はこの国立劇場を誇りに思っているらしい。

 

正直思っていたよりも小さく、外観だけ見たらそこまでのものとは思えない。

 

完成は1897年。

ヨーロッパ人の力も借り、パリのオペラ座をモデルに作られたのだそうだ。

 

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内部見学には10ドル(約1130円)が必要。

 

ちなみにこれは外国人料金で、国民は1500コロン(約300円)らしい。

見学とは別に、劇場では年間を通してミュージカルやバレエなどが公演されている。

 

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チケット売り場は建物内に入ったところにあるので、そこまでなら無料で見学できる。

我々もここだけ見学させてもらった。

 

ここだけでも十分豪華さはある。

 

しかし料金を払って中に入れば、

もっとすごい、まるでヨーロッパの宮殿のような内装が我々を迎えてくれることだろう。

 

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広くはないが庭も見学。

鳩がたくさんいた。

 

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その後は歩いてセントラル公園隣にあるメトロポリタン大聖堂へ。

1878年に完成。

 

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内部見学は無料。

 

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祭壇部分の天井は高く、ドーム型になっている。

なんとなく、ヨーロッパで見てきた教会よりも全体的に鮮やかで明るい感じがする。

 

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カテドラルを出たら再び町歩き。

 

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その後はウニオン・エウロベア通りという、セントラル通りより2本南にある東西に延びる通りを歩く。

 

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自転車専用レーンが道の中央にある。

みんな普通にこの上を歩いていたけど。

 

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ちらっと教会が見えたので寄ってみる。

たぶんここは正面ではく裏口的なところだろう。

 

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なんか、変わった雰囲気の教会だった。

柱が細く、ひとつひとつ違った独特な模様が描かれている。

 

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我々が訪れた時は観光ムードはあまりなく、お祈りに来ている地元の人が多かった。

 

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表から見るとこんな感じの建物。

これはメルセー教会といい、メルセー公園の東側に建っている。

 

近くにはグアテマラやホンジュラス、コロンビア、ペルー、ボリビアなどへの長距離バスが運行しているバスターミナルがある。

 

しかし今回我々が探しているラ・フォルトゥナ行きのバスターミナルはここではない。

 

ちなみにこの辺りはサンホセの中でも治安が特に悪いと言われている

『コカ・コーラ地区』の付近になるので注意が必要かも。

 

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これ以上進むとその治安が悪いというコカ・コーラ地区に突入してしまうので、

そろそろ本来の目的であるラ・フォルトゥナ行きのバスがあるバスターミナルを目指す。

 

場所がよくわからなかったのでその辺にいるタクシーの運ちゃんに道を聞いてみる。

タクシーは皆赤い車体をしており、そこらじゅうにたくさんいる。

 

言葉の壁もあり、なかなか1発では正確な位置を聞き出すことができない。

 

なんとなく言われた方向を目指しながら何台かタクシーを捕まえ、

場所を聞きながらバスターミナルを目指した。

 

乗車はせずに道を尋ねるだけなのに、皆親切にバスターミナルの場所を教えてくれる。

1人たりとも、『乗ってくか?』と勧誘をしてこなかった。

 

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11時20分。

なんとかバスターミナルに到着。

 

 

▼バスターミナルの場所

 

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フォルトゥナ行きバスチケット売り場は上の階。確か3階だったかな。

(もしくは4階)

 

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明日の午前11時50分発のバスチケットを購入。

 

サンホセからフォルトゥナまでの大人料金は片道2380コロン(約476円)。

 

コスタリカは交通が安すぎる。

 

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チケット売り場のスタッフはさすがに英語を話した。

大きい荷物は無料で預けられることを一応確認。

東欧ではバス乗車時に預け荷物代金を取られることがしばしばあったからな。

 

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無事チケットを購入してひとまず明日の予定は決まった。

チケット売り場の階からはちょっとサンホセの景色が眺めれた。

 

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バスターミナルを出たら1880という数字が目印の『中央市場』へ寄ってみた。

スペイン語で市場は『メルカド』といい、スペイン語圏内を旅していると頻繁に使う単語のひとつ。

 

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中には小さな食堂がいっぱいあり、あわよくばここで昼食を済ませようと思ったが、

なかなか食べたいと思うような店が見つからない。

 

結局ふらふらと歩き見学するだけでこのメルカドを出た。

 

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その後はセントラル通りを東に歩き宿方面へ戻る。

道中、ストリートパフォーマンスを見たり、

 

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中央広場の噴水で遊ぶ子供たちを見たりする。

こう暑いと我々も水浴びをしたくなる。

 

サンホセ中心地を軽く歩いてみた感想

 

”これが首都か。。”

 

コスタリカという国の規模をなんとなく把握できた気がした。

 

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結局昼ごはんをとらずに宿近くまで来てしまった。

何か食べなきゃということで、フライドチキン屋さんでフライドチキンを購入。

これを宿に持って帰って食べる。

 

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フライドチキンにはトルティーヤがサービスで付いてくる。

おそらくチキンを巻いて食べるのだろう。

チキンはジューシーで柔らかく、非常に美味しかった。

これ2つで1100コロン(約220円)

 

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当たり前だが最後には骨だけ残る。

予想以上にチキンが美味しかったので、この骨を煮込めばいいダシが出るのではないか。

そう思い立ち我々はキッチンでこの骨を煮込んでみることにした。

 

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沖縄好きの相方曰く、

沖縄の人はケンタッキーのチキンの骨を煮てダシをとったりするのだとか。

 

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いいダシが出るまでフリースペースでくつろいで待つ。

 

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14時50分。

煮込むこと約2時間。

 

蓋を開けてみると、お湯の色はあまり気持ちいいとは言えない白濁色に変化していた。

 

スプーンですくって味見をしてみるが特に味はなく、ただの白濁したお湯と言った感じ。

 

いいダシが取れていればスープでも作ろうとしたが、これじゃ何の意味もなさそうだ。

 

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そこからは明日のラ・フォルトゥナでの宿や、

コスタリカからグアテマラまでのフライトチケットを取ったりして夜までフリースペースで過ごした。

 

昼間までの晴空が嘘のように曇り始め、

終いには雷雨まで降り出してきたことも我々の外出意欲を喪失させた要因の一つと言える。

 

コスタリカからグアテマラまではバスでもいけるらしいのだが、

到着するまでに2泊くらいしなければならないらしく、

しかもその宿泊費はバス代には含まれておらず自分持ち。

 

はっきりとした金額は知らないが、

トータルすると1人100ドルくらいはかかりそうな雰囲気。。

 

さらに、通過するニカラグアホンジュラスは治安がかなり悪いらしい。

 

”いろいろとめんどくさい割に高っけぇな。”

 

というのが正直な感想。

 

そこで飛行機の値段を調べてみると、

 

『Copa Airlines』(コパ航空)から1人10771円サンホセ発グアテマラシティ行きの飛行機があった。(預け荷物無料)

 

これはニカラグアでの乗り継ぎだが、

長距離バスと比べればどう考えても飛行機の方がコスパがいい。

 

長距離バスのいいところは、

時間をかけた陸路移動の方がよりバックパッカー感が出てなんかカッコイイ、ということだけだ。

 

実際に乗ってみると退屈で苦痛で面倒に違いないし、

値段がそんなに変わらなくて時間も大幅に短縮できるなら飛行機という文明の利器を利用しない手はない。

 

と、いうわけでこの時、

11月30日朝6時33分コスタリカのサンノゼ発、朝7時40分ニカラグアのマナグア着

 

乗り継いで

 

朝8時58分マナグア発、朝10時10分グアテマラシティ着

のコパ航空の便を2人で21542円で購入した。

 

ちなみにこのコパ航空はスターアライアンスに加盟しており、

同じスターアライアンスに加盟している全日空の『ANAマイレージカード』のマイレージポイントを貯めることができる。

 

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17時50分。

晩御飯の食材を買いに近くのスーパーへ訪れた。

 

コスタリカのスーパーは意外と厳しく、

スーパーの中でむやみやたらに写真を撮っていたら監視の人から注意を受けると聞いていたのでスーパーの中ではなるべくカメラを出さないようにしていた。

 

ちなみにコスタリカのスーパーで売られているものの物価は我々が予想していたほど安いものではなかった。

 

意外と、高い。。

 

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そんな中から比較的物価の安い使えそうなものを探し出し、

結局玉ねぎ1個80コロン(約16円)と、ポセイドンという缶詰1個375コロン(約75円)だけ購入した。

  

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19時。

今夜の献立は平打ちポセイドンパスタ。

 

ポセイドンは魚介の風味が強く、

まるでキャットフードを食べているような気分になったがなかなかクセになる味だった。

 

夕食後はそのまましばらくフリースペースで過ごし、シャワーを浴びてドミトリーへ戻り就寝。

 

そういえばここの宿のシャワーはあまり良くはない。

これがコスタリカの標準クオリティーなのかもしれないが。

 

手作り感満載なシャワーには、

シャワーの先端部分にdachaという水を電気によって温める機械がついている。

 

ヘッド付近にあるスイッチをオンにしないとお湯が出ないので注意が必要。

 

水圧は問題なかったが、あまり強く出すとお湯が出なくなるので、適度な水圧でいい加減の温度のお湯を浴びる必要がある。

 

衛生面も、清潔とは程遠い。。

 

ヨーロッパと北米を回ってきた私にとって、こういうシャワーになれるのにはもう少し時間がかかりそうだ。。

 

 

明日はアレナル火山タバコン温泉で有名な観光地、ラ・フォルトゥナへバスで向かう予定。

 

サンホセからラ・フォルトゥナまではバスで約4時間半ほどかかる。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

コスタリカ1日目〜アラフエラからサンホセへ〜 世界一周152日目★

昨晩、フロリダのフォートローダーデル空港を飛び立った飛行機は、

深夜2時過ぎ頃コスタリカの首都サンホセ郊外にあるインテル・ナシオナルファンサンタマリア空港に到着。

 

ヨーロッパ、北米を約4ヶ月間旅してきた我々にとって

ここ中米地域は主に治安、言葉などの面で大きな環境の変化になるだろう。

 

しばらく先進国の平和ぶりにどっぷりと浸かっていたので、

その環境の変化に少しビビっているというのが正直なところ。。

 

深夜空港着という最初の懸念ポイントを難なく乗り越え、

とりあえず今は空港近くに位置しているアラフエラという町に1泊している。

(1コロン=約0.2円、1ドル=約113円)

▼前回の記事earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝10時過ぎごろ 。

隣の部屋に宿泊している家族連れのお客さんのしゃべり声で目が覚める。

昨晩遅かったということもあり本日は遅めの起床。

外を見ればどんよりとした曇り空。

 

 

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我々もゆっくりと支度をし、11時ごろチェックアウト。

その際宿の宿泊代の支払いをした。

1泊2名で2685円。

1人1泊1342円となる。

 

タイにいる時は1泊500〜800円台で宿に泊まっていたので、

そのくらいの相場を期待して中米に乗り込んできた我々にとっては少し高く感じる。

 

それでもやはりアメリカなどに比べたら安いし、

たぶんコスタリカでは1泊10ドル前後なら安い方な気がする。

 

つまり中米は宿泊費に関しては東南アジアよりも物価は高めということになる。

 

支払いはコロンもしくは米ドルで支払い可能。

(クレジットは使えないと言われた。)

 

コスタリカの観光地では米ドルの流通度が非常に高いので、大体の場合米ドルを使用できる。

 

しかし我々がコスタリカに滞在していた頃は

米ドルよりも自国通貨コロンに換算した方が若干割安な場合が多かったので、

そういう場合はできるだけコロンで払っていた。

 

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支払い時に冗談で『朝食は?』と聞いたら、

『朝食はもう終わっちゃったわ。ちょっと寝過ごしちゃったわね。』

と宿の奥さんが言う。

 

”え?朝食ついてたの?”

 

冗談のつもりで言った私は意外な返答に驚いた。

 

ブッキングドットコムで予約した際は『朝食なし』だったはずなのだが。。

 

『ちょ、朝食あったんですか?無料で?』

 

私は奥さんにそう聞いた。

 

『ええ、あるわよ。でもあなたたちは昨晩遅かったから仕方ないわよね。』

 

奥さんはニコニコしながらそう答えた。

 

”えー、朝食ついてるって知ってたらもっと朝早く起きていたのに。。”

 

『ちょっと余っているから、これで良かったら食べな。』

 

という奥さんからの優しい言葉を少し期待してしまったが、現実はそう甘くない。

 

我々は何か食べるものを探しがてら街に繰り出した。

 

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アラフエラの道は縦横にまっすぐ伸び直角に交差し合っており、碁盤の目のように整然と並んでいる。

その様はさながら京都市のようで、迷うこともあまりなく町歩きが簡単。

 

とりあえずスーパーマーケットに寄ってみるが、スーパーには特に食べたいようなものは売っていなかった。

 

それよりもスーパーの店員とうまくコミュニケーションが取れなかったことにショックを覚えた。

 

本当に英語が全く通じない。

 

というか、何となく通じているのかもしれないが返答が全てスペイン語なので何言っているのかさっぱりわからない。

 

我々はウノ・ドス・トレス・クワトロ・シンコまでの数字しかわからない状態なので、水の値段を聞くのにも一苦労。

 

店員は指で数字を表しながら、『何とか何とかシンクエンタ』とか言っている。

 

それでも何を言っているかわからなかったので、

最終的に店員が自らの手にマジックで数字を書いて初めて水の値段を知ることができた。

 

こんなことでは先が思いやられる。

 

それでも優しく接してくれる現地の人たちに少し安心感も覚えたことは確かである。

 

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その後もふらふらと町を歩く。

銀行の前には行列ができている。

 

コスタリカなど中南米諸国では、

月末になるとお金を引き出すためにATMに長蛇の列ができ、

時にはATMのお金がなくなってしまうこともあるというのだから驚きだ。

 

この日は11月25日金曜日。

お金をおろすならなるべく月末を避けておろした方が良さそうだ。

 

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テキトーに町を歩き続け、中央にある公園へ訪れた。

中南米では、町の中心にこのような広場的な公園があることが多い。

地元民の憩いの場になっており、一息つくにはちょうどいい場所。

 

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公園の近くにあったマクドナルドに寄ってみた。

 

ハンバーガー2つで3060コロン(約612円)なので、1つ約306円計算。

日本やアメリカの約3倍の値段。

何でこんなに高いんだ。

 

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広場の隣にはアラフエラ・カテドラルという教会があった。

 

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とりあえず中に入ってみる。

見学は無料。

小さな町の割にはなかなか立派な教会だった。

 

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12時30分。

町をコンパクトにくるっと周り、宿に戻ってきた。

歩いた感じ、特にこれといった食事処を発見できなかった我々は、宿の奥さんにオススメの店はあるかを尋ねてみた。

 

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自信満々に教えられたところは、

宿から目と鼻の先にある『BOSCO'S RESTAURANT』という小さな食堂。

 

早速行ってみるが、

中途半端にシャッターが閉められていてパッと見はやっている雰囲気ではない。

(写真は帰りに撮ったシャッターが開いた状態。)

 

扉を開け中に入ってみると、

若いスタッフが出てきて『今はダメだ。』みたいな対応をとられ一時は外へ追いやられそうになる。

 

しかし奥からオーナーのようなおばちゃんスタッフが現れ、

『いいよいいよ、座って。』といった感じで我々を席へ通してくれた。

 

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最初はスペイン語メニューが運ばれてきてちんぷんかんぷん。

 

苦戦している様子を見てか、途中で英語のメニューを持ってきてくれた。

あるなら最初から英語のを出して欲しかった。

悩んだ末、お得な感じがしたランチプレートをオーダー。

 

料金は3000コロン(約600円)

コスタリカ、思っていたよりも物価が高いな。

 

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まずはセットのジュースが提供される。

おいしい。

 

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そして盛りだくさんなプレート料理が運ばれる。

米はパラパラで肉は硬い。

黒い豆は決しておいしいものではない。

まずくはないが、総合的においしいとは言い難い料理。

でもおそらくこれが中米料理のスタンダードなのだろうから受け入れるしかない。

 

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13時15分。

宿に戻りリラックス。

なんかいろいろとやる気が起こらない。

 

この後はバスでサンホセへ向かう予定なのだが、サンホセまではそう遠くないので急ぐ必要はない。

ロビーで仮眠をとったりして、ただただダラダラ過ごしてしまった。

 

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15時。

サンホセ中心地へ向かうためバス乗り場へ。

 

バス乗り場の場所は宿のスタッフに教えてもらったが、

言葉の壁もありよくわからず、やはり最終的には強引なジェスチャーでのやり取りになってしまう。

 

それでも前述した通りアラフエラの道は碁盤の目のように整然としているのでわかりやすい。

 

『こっちに2本行き、こっちに4本行ったところ。』

みたいな感じのやり取りで意思疎通ができた。

 

バスターミナルに着いたら、サンホセ行きのバスはどれかを人に聞き列に並ぶ。

 

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15時20分。

サンホセ行きのバス到着。

料金は確か500コロンほど(約100円)

安い。

 

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バス内はこんな感じ。

思っていたよりも快適だが、途中途中で人を拾っていくので最終的には立ち乗り乗車の人でパンパンになった。

 

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16時ちょい過ぎ。

サンホセのバスターミナルに到着。

セントラル通りという歩行者天国を通り予約している宿に向かう。

 

ちなみに中心からやや西にずれたところにあるコカ・コーラ地区(Coca Cola)とその周辺は治安が特に悪いということなので注意が必要。

 

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16時30分。

予約していた『Hotel De La Cuesta 』という宿に到着。

ちょっと繁華街から外れたところにあるが、派手なピンク色の外観なのでわかりやすい。

今回はいつものように大手ホテル予約サイトは使わず、この宿のホームページから直接予約をした。

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部屋は7人部屋ドミトリー。

朝食、無料Wi-Fi、キッチン付き。

1人1泊10ドル(約1130円)。

 

1泊10ドルはサンホセの中でも最安値レベルになるらしい。

 

やはりコスタリカでは10ドルくらいが安値の相場ということになるのか。

 

ちなみにサンホセには日本人宿が何個かあったらしいのだが、今ではゼロになっているのが現状らしい。 

 

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キッチン。

汚くもなく、すごくきれいでもなく、まぁ普通か。

 

食器洗いの際は、容器に入った石鹸にスポンジを擦り付けて洗剤をつける。

 

最初はなんだこれ、と思ったが、中米をまわっていると大体のところがこのようなスタイルなので、これが中米でのスタンダードということになる。

 

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ここはフリースペース。

朝食はここで食べる。

机と椅子の高さがいい感じだが、夜になると薄暗くなってしまうことが残念。

 

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17時。

とりあえず外出してみる。

まず向かったのは中華街。

本当、中華街は世界中どこに行っても見かける気がする。

 

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しかし実際に歩いてみると、ここは本当に中華街か、と思うほど閑散としていた。

中米にまでくると人民の勢いも衰えてくるのか。

 

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特に面白みのなかった中華街を抜けて、町の中心へ訪れた。

さすがにこちらは盛り上がっている。

 

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18時。

テキトーに街を歩き、『POLLO CANPERO』というフライドチキン屋さんへ。

『POLLO』『ポヨ』もしくは『ポジョ』と読み、チキンという意味。

 

店名が表すようにここの売りはフライドチキンなのだが、

我々がここを訪れた理由はチキンではなくアイスクリーム。

 

アイスが食べたいと街を歩く中で、この店が比較的安価でアイスを売っていたのでここへ来店したという運びだ。 

 

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アイスクリームを600コロン(約120円)で購入。

 予想より小さかったが、まぁまぁの味。

そんなにお腹が空いていなかったので今日はこれを晩御飯とする。

 

のちにグアテマラアンティグアという町へ訪れた時に知るのだが、

この『POLLO CANPERO』というお店は数あるフライドチキン屋さんの中でもトップレベルに美味しい店だったらしい。

 

フライドチキン好きの現地人からの情報だから信憑性は高いだろう。

 

この時にその情報を知っていれば、間違いなくアイスではなくてチキンを購入していただろう。

 

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18時30分。

コンビニに寄りジュースを470コロン(約94円)で購入して宿に戻る。

それからはずーっとフリースペースでくつろぐ。

 

コスタリカへ来たはいいが、特に何をするとは決まっていない。

 

コスタリカの観光を調べていると、だいたいが珍しい動物が観れる自然保護公園的なの上がってくる。

 

何でもコスタリカには世界全体の5%の動植物が集まっているのだとか。

 

動物好きの相方にとっては天国のような場所なのだが、

悩ましいのはその自然保護公園的なのにかかる費用。

 

入場料だけでなく、ガイドをつけたりしていくと結構費用がかさむ。

 

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そのためにコスタリカへ訪れたというならばそれにお金をかける価値は十分にあり、

むしろそれにお金をかけるべきであると考えるが、

正直我々はニューヨークでのカウントダウンまでの空き時間として何となく中米へ来てしまっている。

 

まずコスタリカを訪れているのも、

捨てチケットを購入する際偶然コスタリカ行きチケットが最安値だったからというだけの理由。

 

我々は年末までの約1ヶ月の中米滞在期間を『観光する』というよりはどちらかというと『いかにリーズナブルに生活するか』という風に考えていた。

 

よっぽど興味があり行きたいところがあればもちろんそこにお金を使うが、

今の所中米滞在中にこれがしたい、という強い希望は特にない。

 

『コスタリカ 観光』とググってその場の雰囲気で行きたくなるようなところに高い費用をつぎ込む前に、

本当にそこは我々にとって行く価値があるのか、ということをちゃんと考え取捨選択をしていかなければならない。

 

なので今の所ここコスタリカで何をするかは未定のまま。

明日にはそろそろ本腰を入れて今後数日間の予定、さらにはコスタリカの後どうやってグアテマラまで上がっていくかを決めていかなければならなさそうだ。

 

★次回記事↓↓サンホセ観光(^ ^)

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ45日目〜マイアミからコスタリカへ(中米進出)〜 世界一周151日目★

コスタリカ行きのチケットがフロリダ発なので、とりあえずマイアミに滞在中の我々。

 

チケットに書かれている空港がマイアミ空港ではなく、

宿から約30マイル(48㎞)ほど北に行ったところにあるフォートローダーデル・ハリウッド国際空港であることに気がついたのはつい最近のこと。

 

車で行けば35分ほどで到着できる道のりなのだが、

公共交通機関を使用したら2時間以上もかかるではないか。

 

すでにレンタカーを返却してしまっている我々はもちろん後者を選択せざるをえない。

 

捨てるためのチケットだったので細かい空港の場所などは気にしておらず、

我々の頭の中では『フロリダ発コスタリカ行き=マイアミ空港発コスタリカ行き』

とただ漠然と思っていた。

 

どうやらその考えは甘かったようだ。。

 

(1ドル=約112円 一気に2円も上がりやがった)

 

前回の記事↓↓   

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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朝6時30分。

久々に早起きをしてロビーへ出てみる。

早朝にもにもかかわらず、既に朝活を行っている人が一人。

私も負けじとパソコンを取り出し、電源を机にあるコンセントにつなぐ。

しかしこのコンセントはダミーで、プラグを差しても全く充電がされない。

よく見たら机は床にくっついているわけではなく完全に独立したものなので、そこに電気など流れているわけがない。

紛らわしすぎるテーブルである。

 

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朝8時すぎ。

朝食の時間になると昨日の夕食同様行列ができ始める。

 この時も朝食チケットが必要になるのだが、夕食時同様我々はそのようなものはまだ受け取っていない。

夕食の時はチケットなしでもいけたから、朝食も無しでいけるだろう。

そう思いチケットなしで列に並ぶ。

我々の番が来た時、朝食を配給するスタッフから『チケットは?』と問われた。

”聞かれたー。”

 『チケット?なにそれ?』としらばっくれたが、今回のスタッフはなかなか真面目でチケットがないと朝食を配給できないと言う。

仕方がないので受付へ行き朝食チケットをもらい、再び行列の最後尾に並ぼうとする。

すると配給スタッフが手招きをしてくれ、再び列に並ばずとも朝食を与えてくれた。

スタッフは『この子たちはさっき並んでたから。』、と、他のお客さんにも説明してくれる。

なんて優しいんだ。

 

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朝食はワッフルとバナナとオレンジジュースとコーヒー。

バナナとオレンジジュースはセルフサービスだったので、余っていればお代わりできる。

ワッフルは朝食チケットがないともらえない。

 

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朝食後はそのままロビーでゆっくりし、時間が来たらチェックアウト。

12時30分。

荷物を受付に預け、今日もビーチへ歩いていく。

 

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徒歩5分ほどでマイアミビーチに到着。

 

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宿から借りてきたタオルを敷きそこに寝転がる。

ビーチへ行く時は何かしら敷くものがあると砂まみれにならないので便利だ。

 

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今日もそんなに暑くないので、海には入らずひたすらビーチでゴロゴロする。

 

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相方は昨日の野口英世に続き、今日も砂浜で彫刻を始める。

本日は自身が身につけていたスタバTシャツに描かれている人を表現したらしい。

*写真は縦に見る。

 

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私は持参のANKER(アンカー)のポータブル防水スピーカーを鳴らし、読書をしたり海を眺めたりして時間を過ごした。

このアンカーの防水スピーカー、この旅中、特に海へ行く時にはかなり重宝している。

個室に宿泊するときやシャワーを浴びる際などにも活躍するのでオススメ。

アマゾン売り上げランキングでも常に上位に位置しているだけのことはある。

これが私が購入した当時、なんと2700円くらい。

コスパ最強のブルートゥーススピーカーだ。 

 

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 14時過ぎくらいまでビーチでのんびりと過ごした。

本当、ビーチがあれば他にやることが特に何もなくても時を過ごせる。

 

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宿に戻ったらチェックイン時にもらったドリンクチケットをバーカウンターへ持ってきオレンジジュースを1杯もらった。

 

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朝食、夕食、ワンドリンク無料という宿はこれまでで初めてだ。

ビーチへのタオル持ち出しも自由だし、サービス精神旺盛すぎる。

 

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バーでオレンジジュースを受け取った相方は、それを運んでいる途中階段でつまずきド派手にに転倒。

持っていたオレンジジュースも派手にぶちまけ、おまけに階段の角に膝を強打した。

『ワーッ!!』という相方の叫び声に反応してすぐさまスタッフが駆けつける。

スタッフは転倒した相方、ぶちまけられたジュースと氷を見るや否や、すぐさまバーカウンターへ行き新たなドリンクを持ってきてくれた。

が、しかし、そのコップの中身にはジュースはなく、なぜか氷だけが大量に入っている。

なにこれ?笑

 

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膝を強打した相方は、とりあえずたっぷりと氷が入ったコップを膝に当てアイシングを行った。

 

この時、『ジュースよりもまず傷を癒せ』、というスタッフの超絶したホスピタリティーに気がついた。

もしそうでなくてもそういうことにしておこう。

 

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本日の昼食は先日ラスベガスの空港ラウンジから頂戴してきたカップヌードル。

バーでお湯はもらえなかったので、受付へ行きカップ麺を作るためにお湯を沸かしたいと伝える。

キッチンへ行くには宿泊者用の鍵が必要。

我々はすでにチェックアウトしているにもかかわらず、スタッフは快くキッチンの使用を許してくれ鍵を渡してくれた。

 

ここの宿のスタッフは皆いい人ばかりだった。

 

空港ピックアップがうまく手配できておらず到着するまで腹が立つ部分があったが、こんなにもいい人たちだとそんなことすっかり忘れてしまう。

到着した時に下手にクレームなどつけていなくてよかった。

 

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14時。

本日のランチ、カップヌードルをいただく。

その後17時30分くらいまでロビーに居座らせてもらった。

 

中南米では日本円の価値は薄く、両替をする際は米ドルを使用するのが一般的。(過去に南米旅行した際、米ドルをあまり持ち合わせておらず金欠気味になったことが教訓として生きている。)

 

私はこの宿にあったATMでドルを300ドル下ろした。

 

手持ちのドルが少なくなり、下ろそうと思った時にはちょうどトランプ氏当選の影響でドルが急騰。

しばらくすればまた下がるだろう、と予想してそれ以来下ろさずにいたが、その後結局ドルは上がり続け、本日は1ドル112円とトランプ氏当選後最高値を記録している。

 

結局1番悪いレートの時に金をおろしてしまった。

 

あの時、下ろそうと思った時に下ろしておけばまだ1ドル106円くらいだったのに。

さらにここのATM手数料が9ドルもしやがる。

ドル高に加え、この法外なATM手数料。

 

変に得をしようとしてかえって損をしてしまうというのはよくある。

そういう時、損得勘定に固執し過ぎるのは良くないな、といつも思う。

そんな気持ちがスタンダードになるまで、このようなことをひたすら繰り返すんだろうな、とも思う。

 

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17時30分。

ようやく宿を出て、徒歩数分のところにあるバス停へ。

まだバスはこなさそうなので、目の前にあったCVSでポテトチップスを1ドル(約112円)で購入。

これは本日の夕食になりそうだ。

 

その後再びバスを待つが、おめあてである120番のバスがなかなか現れない。

30分近く待ち続け、ようやく120番のバスが到着。

 

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18時10分バスに乗車。

お金を払おうとすると、『機械が壊れているからお金は払わなくていい。』と言ってくれた。

つまりは無料乗車。

 

ラッキー。

 

これなら遅延してきたことも許してあげられる。

 

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19時10分。

120番のバスに揺られること約1時間。

アバントーラ・モールというところ(たぶんこのバスの終点)で下車しバスを乗り換え。

運転手さんに乗り換えチケットを発行してもらい、次は空港行きの01番のバスを待つ。

 

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ここでも20分ほど待たされる。 

 

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19時30分。

01番のバスが来たので乗車。

先ほどのバスでもらった乗り換えチケットを見せれば無料。

 

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そこからさらに50分ほどバスに揺られ、空港に到着したのは20時20分くらい。

バスを降りたら待機していたスタッフに『どこのターミナルへ行く?』とせわしなく聞かれる。

『ターミナル4。』と答えるとすぐにまた別のバスに乗せられ、ターミナル4へ移動。

 

我々が乗る飛行機は『Spirit Airlines』という航空会社。

トレードカラーは鮮やかな黄色で、ラフなタッチのデザインが現代風で特徴的。

そんなスピリットエアのチェックインカウンターにはこの時行列ができていた。

 

黒人さんが何やら警察ともめていて、最終的には『FUCK Police!!』とか言って罵りながらどこかへ消えていった。

 

怖いなぁ。。

 

ようやく我々の順番が来てチェックイン手続きをする。

すると、『コスタリカから出国するチケットは持ってますか?』と聞かれる。

 

”やばい!!”

 

『コスタリカからはグアテマラへ行って、そこからニューヨークへ飛ぶつもりです。ニューヨーク行きのチケットは、ほら、これです。』

 

私はごまかしを入れながら既に取得していたグアテマラ発ニューヨーク行きのチケットをスタッフに見せた。

 

『あぁ、私が知りたいのはコスタリカから出国するチケットよ。持っているの?』

 

”ダメだ。やはりこんなんじゃごまかせない。”

 

私は正直に持っていないと答え、でもコスタリカに入ったらグアテマラ行きのチケットを買う予定だ、と必死に説明した。

 

『OK、わかったわ。でもとりあえず今ここでコスタリカ発のチケットを購入してもらわないと搭乗することはできないわ。』

 

仕方がない。私はその場でのチケット購入の覚悟を決めた。

 

しかしスタッフの話には続きがあった。

 

『スピリットエアでチケットを購入すれば、24時間以内だったら無料でキャンセルができるの。キャンセルはスピリットエアのホームページから可能になってるわ。もしそれでいいなら今からチケットを探すけど、いいかしら?』

 

『もちろん。お願いします。』

 

緊張は一気に解け、それは逆に安らぎへと変わった。

 

クレジットカードに負担がかからないように、チケットは最安値のものを購入したわ。忘れないで、24時間以内よ。そうでないとキャンセルしてもお金が発生してしまうから。24時間以内だからね。』

 

スタッフはしつこいくらい念入りに24時間以内を強調してきた。

 

『わかりました。ありがとうございます。』

 

その後荷物を預け、無事にチェックインを完了することができた。

無駄なお金がかからなくて済んで良かった。

 

航空会社の方から無料キャンセルを勧めてくるとか、やっぱりその辺はグレーゾーンになっているのだな。

 

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もし出国チケットを持っていなくて入国審査時に強制送還を食らったら、その国へ乗せてきた航空会社が責任を持って送り返さなければならないらしい。

定かではないが、費用も航空会社の負担だと聞いた。

 

それを避けるためチェックイン時に出国チケットの有無を問い、もし無かったらその場で出国チケットをどこ行きでもいいので買わせる。

そのようなことをされるかされないかはその航空会社次第、もっと言えば担当のスタッフ次第ということになるだろう。

 

我々にとってはこれが2回目のその場での出国チケット購入となるが、このように無料でキャンセルできるチケットを指導付きで買ってくれるのはかなり良心的。

 

タイからドイツへ行く時はキャンセル無料のものを選んでくれることはなかったし、その場で自分で買わされた。

 

今回が初めての利用だが、スピリットエアの好感度が上がった。

 

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こらが発券してくれた捨てチケット(のレシート)。

最安値を選んでも一人につき169ドル(約18928円)

 

キャンセル無料じゃなかったらかなり高額な捨てチケットになっていた。

 

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残念ながらこの空港にはプライオリティーパスで入場できるラウンジがないので、待ち時間はその辺のベンチでポテトチップスをつまんで過ごす。

 

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23時。

中米コスタリカの首都サンホセ行きの飛行機に搭乗。

 

思えばタイのプーケットを出てからヨーロッパ、北米と比較的治安が良い(その分物価が高い)ところで約4ヶ月を過ごしてきた。

 

さらに9月下旬にイギリスへ渡って以来は次いでカナダ、アメリカと、約2ヶ月ほど英語を母国語とする地域を旅してきた。

 

治安の良さ、言語の壁の低さ。

 

ネットで調べると、嫌でも中米の治安の悪さについての情報が目に入ってくるし、

中米ではスペイン語が公用語で、英語など全く通じないということも珍しくないという。

 

いろんな意味で平和に慣れてしまっていた我々は、この時コスタリカへ行くことに少しビビっていて、正直面倒くさいという気持ちもあった。

 

そんな治安が良くないところに深夜に到着するというのも重ねて面倒くさい。

 

とりあえず行ってしばらく過ごせば慣れていくのだろうが、今はすぐそこまで迫っている大きな環境の変化が面倒臭くてたまらない。

 

おそらくヨーロッパから北米に大陸を移動した時よりも環境の変化はが激しいことだろう。

 

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現地時間の深夜1時30分ごろ。

飛行機の中ではほとんど寝ていたので、いつの間にかコスタリカに到着していた。

 

私はこれまで常時身につけていたG-SHOCKを外し、景色が変わればシャッターを切っていたデジタルカメラもポケットの中に封印してアライバルゲートを出た。

 

そのくらい中米にビビっていたということだ。

 

到着したらまず大勢のタクシーの客引きに歓迎されると聞いていたが、深夜ということもあってか思っていたよりその数は多くなかった。

 

最初は警戒して無視をしていたが、よく考えてみれば今夜の宿まで行くのにはタクシーを使わなくてはならない。

ただ正規のタクシーかどうかが問題になるのだ。

 

私は客引きをしてくる一人の運転手に、『オフィシャル(正規の)タクシーか?』と聞いてみた。

その運転手は『イェス、オフィシャルタクシー!』と陽気に答えてきた。

 

メータータクシーかどうか聞くと、メーターだというのでこのタクシーに乗車することにした。(後から思ったが、これは本当はメータータクシーではなかったのかもしれない。ただオフィシャルタクシーということには間違いなさそうだった。)

 

空港からサンホセ中心地までは遠くなかなか距離があるので、今夜は空港から4㎞ほど離れたアラフエラという町で一泊をする。

 

宿は事前に予約済みだが、こんな夜遅くに行って果たして受付が起きているかどうかが心配。

 

我々を乗せたタクシーはあっという間にアラフエラの町中に突入。

アラフエラは小さな町で、この時間なので明かりも少なく人っ子一人歩いていない。

静まり返った町にはただただ信号機の音だけが轟いていた。

 

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2時20分。

予約していた『Hostel Trotamudos』という宿に到着。

タクシー代は7ドル、もしくは3590コロン(コスタリカの通貨)になるという。

 

計算してみると、コロンで払った方が少しだけ安かったのでコロンで払った。

支払いには意外にもクレジットカードが使えた。

 

さて、無事着いたはいいが案の定宿はもう真っ暗で、入り口にも鍵がかけられていた。

インターホンがあったのでそれを押してみると、しばらくして中から受付とみられるおばちゃんが眠そうな表情で出てきた。

 

パスポートを確認してチェックインを済ます。

 

『もう遅いし、支払いは明日にして今日はもう休みなさい。』

 

おばちゃんはなまりの強い英語でそう言って我々を2階の部屋へと案内してくれた。

 

部屋にはツインベッドとなぜか2段ベットが置いてある。

ダブルルームを予約したはずだが、ここはどう見ても4人部屋。

まぁ、ベッドが足りていれば何の問題もない。

 

ネット接続や歯磨きなど、必要最低限の事を済ませたら本日はもう就寝。

町の信号機の音が部屋の中まで響いてきていてちょっとうるさかった。

 

★次回記事↓↓

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ44日目〜マイアミアゲン〜 世界一周150日目★

昨夜23時35分にラスベガスのマッカラン国際空港を飛び立った飛行機は、

今朝7時ごろ、マイアミ国際空港に降り立った。

 

レンタカーでアメリカ横断中にも訪れているので、我々にとっては2度目のマイアミだ。

 

(1ドル=約110円)

 

▼前回の記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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予約しているホテルに9時の空港ピックアップを頼んでいるので、それが来るまで空港内で待機。 

 

 

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9時すぎ。

指定されていた28番ドア前でピックアップを待つが、それらしき車は全然来ない。

ブッキングドットコムで予約をする際にその他の欄のところにピックアップを希望したと思うのだが、それだけじゃ不十分だったのか?

全くくる気配がないので宿に電話をしてみた。

 

するとやはり我々の空港ピックアップ要望は確認されていなかったらしく、

次のピックアップは12時30分です。』という答えが返ってくるのみ。

どうやらあらかじめ電話で予約を入れなければならなかったらしい。

そりゃないよ。。

 

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9時40分ごろ。

仕方がないので自力で宿まで行くことに。

 

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とりあえず『MIA Mover』という乗り物に乗って『エアポートステーション』まで行く。

これは無料。 

 

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10時。

エアポートステーションに着いたらバスに乗り換え。

券売機での買い方がよくわからなかったので、インフォメーションのところまで行って買い方を聞く。

するとショートヘアの若いお姉さんが出てきてくれて、親切にもチケット購入を代行してくれた。

もちろん、お金は我々が払っている。

 

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さらに親切なことに、お姉さんはバスが発着するところまで我々を案内してくれた。

なんでもお姉さんは日本に訪れたことがあるらしく、来日時の話をエレベーターの中で少しだけ語ってくれた。

おそらくこの人は親日家で日本人と触れ合いたいのだな、ということが、その喋り方から感じ取れた。

我々にもう少し英会話能力があれば、日本についてバンバン話をしてあげられるのに。

非常に歯がゆい。。

 

とにかく、チケット売り場から下に降りて150番South Beach行きのバスに乗り込む。

その親切で親日のお姉さんと笑顔で別れた。

 

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これがバスチケット。

結構距離があるが、2.25ドル(約247円)というのは安い。

 

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目的地であるマイアミビーチ南端付近までは約40分ほどかかる。

ぼーっとバスに揺られていると、我々の後ろに座っていた白人のおじちゃんに声をかけられ、色々と話をされた。

 

その話にちょいちょいチャチャを入れて来るのが白人のおじちゃんとは反対サイドに座っていた黒人のおじちゃん。

白人の方が我々に話しかけてきたかと思うと、黒人の方が話を遮ってきていつの間にか話の主導権を握っている。

しばらく黒人のおじちゃんの話を聞いていると、今度は白人のおじちゃんがチャチャを入れてきて我々の耳をそちらに傾けようとする。。

 

面白いことに、白人のおじちゃんと黒人のおじちゃん同士では決して会話をしようとせず、すべて我々に向けて話をしてくる。

 

”なんなんだこいつらは?”

 

と思いながらも、我々は中立的に両者の話にしっかりと耳を傾けていた。

 

そんな感じのやり取りがしばらく続くとさすがに疲れてくる。

もう話をテキトーに聞き流し始めてきた頃、白人のおっちゃんがバスを降りてこの状況は打破された。

白人のおじちゃんがいなくなると途端に黒人のおじちゃんは喋らなくなり、

我々はそこから下車までは風景を楽しみながら再びぼーっとバス移動を楽しむことができた。

 

やれやれ、観光客ってのもいろいろと注目されて辛いこともしばしばだな。。

 

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9時45分。

バスを降りて歩くこと数分。

予約していた『SoBe Hostel & Bar(ソービーホステル&バー)』という宿に到着。


マイアミビーチまで徒歩約5分という好立地。

無料Wi-Fi、無料タオル、ウェルカムドリンク1杯、無料朝食付きで、なんと夕食まで無料で付いてくる。

 

料金は2人1泊3673円。

1人1泊1836円。

 

スタッフいわく、ビーチに行く際タオルは自由に使っていいとのこと。

(私のリスニング能力が確かなら。)

 

コスパ抜群のホステルだろう。

 

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14時のチェックインまでだいぶ時間があるので、ロビーのソファーで待機する。

相方はこの時あまり体調がよろしくなさそうだったので、ずーっとソファーで寝ていた。

 

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14時。

ようやくチェックイン。

10人部屋ドミトリーだ。

 

ちなみに宿のスタッフは英語とスペイン語が堪能で、スタッフ同士で会話をするときには基本的にスペイン語を使っていた。

キューバからの移民か。

英語とスペイン語がしゃべれるとか、ほぼ最強じゃん。

アメリカ大陸ならどこへ行ってもコミュニケーションに困らない。

そんなバイリンガルスタッフの会話にこっそり耳を傾けていた私は羨ましい気持ちでいっぱいになった。

 

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宿には簡単なバーがある。

ここでチェックイン時にもらったウェルカムドリンク券とドリンクを交換できる。

 

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14時30分。

海好きの相方は、まだ体調は万全でないにもかかわらず、海には行きたいと立ち上がる。

日光にやられて余計体調を崩さないか心配だったが、海を見れば逆に癒されるかもしれない、と思い徒歩5分で行けるビーチへ。

 

雲ひとつないいい天気だ。

 

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徒歩5分。

およそ1ヶ月ぶりのマイアミビーチに到着。

 

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11月にもかかわらず、相変わらずたくさんの人が日光浴と海水浴を楽しんでいる。

マイアミは年間を通して海に入ることができるくらい温暖な気候を持つ地域なのだ。

 

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それでも今日はやや風が強いので、海に入りたくなるほど暑くはない。

それどころか海水は思いの外冷たいので、この風の中で海に入ろうならば海から出た後に寒くてブルブル震えるのは必至だ。

 

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私はただただビーチに寝転び日光浴を楽しんだ。

調子が悪かったはずの相方は寝転びはせず、ビーチの砂を掘り何やら顔のようなものを作り出していた。

 

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わざわざ藻を拾ってきて頭などに飾りつければ完成。

野口英世らしい。

 結構自信作らしい。

 

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16時30分。

そろそろ、ということでビーチから宿に戻る。

そして再びロビーでくつろぐ。

 

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18時30分。

宿のスタッフがロビーにいるゲストに向けて、

『今夜町にあるイカしたクラブでパーティーを開催する予定だ。-中略- もしよかったら皆是参加してくれ。いい思い出になること間違いなしだ。』

と、宣伝をし始めた。

 

その後すぐに行列が出来始めたので、これはパーティーに行く人の行列なのか?と思っていたが、どうやらこれは無料の夕飯に並ぶ列だったようだ。

出遅れた我々はほぼ最後尾あたりに並ぶ。

 

先ほど演説をしていたスタッフが列を周り、一人一人にパーティー参加の出欠を取り始める。

ただでさえ英会話がままならない我々が、おそらく爆音がかかっているであろうクラブなんてところへ行ったら会話など到底成り立つはずがない。

お酒を飲む人ならまだいいが、私は基本的にノンアルコール。

そのような環境下で英会話をするなど正直めんどくさいので、我々はスタッフに元気よく欠席の意思を伝えた。

 

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さて、夕食の方はというと、無料というだけにそこまで充実した内容ではない。

あらかじめ夕食チケットを受付で手に入れておく必要がある。

そのチケットの存在を知らなかった我々はそのまま並び続けたが、

この配給のおっちゃんがチケット確認を怠ったため運良くチケットなしで夕食をもらうことができた。

まぁ、チケットがあってもなくても無料なのだから特に問題はないだろう。

 

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夕食はこんな感じ。

クセのある味付けの豆ライスに、ポークをのっけたもの。

ラテンアメリカ諸国で出てきそうな料理だな。

 

最初はライスの独特な味付けに違和感を覚えたが、食べ進めるうちに慣れていき最終的には美味しく完食できた。

様子を見ていると、おかわりは早い者勝ちのよう。

私もおかわりをもらいに行ったが、残っているのはライスのみで肉はもうないと言われた。

私の悔しそうな顔を見た配給のおっちゃんは、『タレならあるぞ。』と言ってご飯にタレをたくさんかけてくれた。

夕飯無料というのは、できるところで積極的に節約をしていかなければならない我々にとっては非常にありがたい。

 

夕食後はロビーや部屋でくつろぎいで過ごした。

 

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明日は23時34分フォートローダーデール・ハリウッド国際空港発の飛行機でコスタリカの首都サンホセまで飛ぶ。

深夜1時22分にサンホセのインテルナシオナル・ファン・サンタマリア空港に到着予定。

 

もともとは捨てチケットとして購入したものなので深夜到着になってしまっている。

北米よりも治安が悪いであろう中米に深夜到着とか、正直不安。。

とりあえず日中またビーチにでも行きゆっくりと時間を潰すことになりそうだ。

 

▼次回記事

 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ43日目②〜無料火山噴火ショー、ブラックジャック、ラスベガス空港ラウンジ〜 世界一周149日目★後半

ラスベガスのカジノアプリ、『My Vegas slot』で稼いだポイントを無料ビュッフェリワードと交換。

 

相方の分のビュッフェが無料になったので、1人半額でビュッフェを堪能。

 

腹いっぱいになったあとは

前回訪れた時に見逃していた無料火山噴火ショーを今度こそ見るため、

ストリップを北上してミラージュへ向かった。

 

(1ドル=約110円)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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18時40分。

外はすっかり暗くなっていて、電飾がキラキラと輝く夜のラスベガスの街が現れていた。

 

ストリップを北上し、

最終的に目指すのは無料の火山噴火ショーが上演されるミラージュというカジノホテル。

 

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ニューヨークニューヨークのブルックリンブリッジとクリスマスツリーも夜の方が圧倒的に綺麗。

 

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どっかのホテルの中を通る。

すごく綺麗でゴージャス。

 

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19時15分。

ベラージオ前までやってきたらもちろん無料の噴水ショーを見学する。

 

毎回毎回上演内容が違うので何度見ても飽きない。

 

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20時。

ついに念願だったミラージュの火山噴火ショーを見ることができた。

 

ラスベガス3回目にしてこれが初めての見学。

 

1度目はタイミングが合わなかったために見学できず、

数週間前の2度目はまさかの上映時間変更で見学することができなかった。。

 

逆にハードルが上がって見劣りしてしまうのではないか、、

と少し心配にもなったが、

 

ショーが始まればそんな心配は一気にどこかへ吹っ飛んだ。

 

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アフリカやジャングルの民族音楽のようなBGMに合わせ、

池や火山からこれでもかと言わんばかりに炎が吹き上がってくる。

 

こちらまで炎の熱が伝わってきて迫力満点。

 

超スペクタクル。

 

これはラスベガスに来たら必見のショーだな。

(3度目にして初めて見た私が言うのもなんだが)

 

ちなみに上演回数は2015年に大幅削減され、

 

今では毎日20時と21時の2回のみで、

金曜日と土曜日だけ22時の上演が追加される。

 

一気にレア度が増したミラージュの火山噴火ショー。

 

我々は上演20分前くらいにミラージュに到着したのだが、その時すでにそれなりの人だかりができていた。

 

最前列でショーを見たい場合はなるべく早めに行って陣どる必要があるかもしれない。

 

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ミラージュの火山噴火ショーに興奮した後は、お隣に位置するシーザーズ・パレスへ。

 

ここシーザーズ・パレスも中に入るのは今回が初めて。

 

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入ってみての感想は、とにかく広くて内装が豪華。

 

古代ローマの英雄ユリウス・カエサルの英語読み『シーザー』がその名の由来。

内装も古代ローマ帝国調で統一されており、余計に荘厳で立派に見える。

 

そんな広くて豪華なシーザーズ・パレスだが、創業は1966年となかなかの古株。

 

外観や内装を見る限り、とてもそんな古くから存在するホテルとは思えない。

 

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さて、

時刻は20時30分をまわり、空港へ向かわなくてはならない時間が刻一刻と近づいてきている。

 

今までに行ったことのないホテルを見学し、半額でビュッフェも食い、噴水ショーや火山噴火ショーも見学した。

 

それでも、私にはまだやり残していたことが1つだけあった。

 

それはラスベガス観光の醍醐味ともいうべきカジノ遊び。

 

それも今回は初めてカードゲームに挑戦してみようと思っていた。

 

過去にスロットマシーンで遊んだことはあるが、

やはりディーラー相手にゲームをする姿こそラスベガスっぽいし、

カジノで遊んでいる感があってかっこいい。

 

今回はカードゲームの中でも比較的簡単にプレイすることができそうな

ブラックジャックに挑戦してみようと思った。

 

ブラックジャックのテーブルが並んでいるエリアへ行くと、

暇そうなディーラーたちが各テーブルの前に立ちお客が来るのを待っている。

 

まずはブラックジャックエリア内を1周し、どのディーラーを相手にするのか見定める。

 

と言っても、

私の場合初めてのゲームプレイなので

なるべく優しそうでわかりやすい英語を喋ってくれそうな人を選ぶことが重要になってくる。

 

一通りぐるっと見た中で、

私は50代半ば〜後半くらいの白髪白人おじさんディーラーに白羽の矢を立てた。

 

見るからに優しそうだし、経験豊富だろうからどんなお客さんにも優しく対応してくれそう。

 

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私は早速席に着き、

 

今回が初めてのカジノなので、ゆっくりと時にはレクチャーも入れながらゲームを進行してほしい。』

 

と、このおじちゃんディーラーに伝えた。

 

するとおじちゃんディーラーはまずはじめにパスポートの提示を要求してきて、我々の年齢を確認した。

 

双方とも童顔であるのでそれは仕方ない。

相方は隣に座り見学。

 

私はとりあえず50ドル札をおじちゃんディーラーに差し出す。

 

そして、戻ってきたチップは緑色の25ドルチップがたったの2枚。。

 

”え!昨日他のカジノで見学してた時は50ドルで赤色の5ドルチップが10枚返ってきていたのに!?”

 

2枚というあまりにも少なすぎるチップに、私は思わず笑ってしまった。

 

それでも緊張状態にあった私はそれに対して言及することができず、

そのままの流れでゲームは開始されてしまった。 

 

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私はブラックジャックのルールは大まかに理解していたので、

おじちゃんディーラーはルールよりもゲームの手順を中心に教えてくれた。

 

 まず、ディーラーとプレイヤー(私)にはカードが2枚ずつ配られる。

ディーラーのは1枚が表向き(アップカード)、もう1枚が裏向き。

私のは2枚とも表向きで配られる。

 

2〜10まではそのまま数え、J〜Kまでは全て10と数える。

 

Aは特殊で、1または11になり、自分の都合のいい方で数えることができる。

 

プレイヤーは自身のカードやディーラーのカードの合計を予測して

ヒット(カードを追加)、またはスタンド(カードを追加せずこの手札で勝負する)を選択。

 

(スプリットやダブルダウンなど他にも選択肢があるらしいが、今回は細かいとこは省略。)

 

ヒットの場合は手札付近を指先でちょんちょんっと叩いてカードが欲しいことを伝え、

スタンドの場合は手のこうを相手に向けて横に振ればもうカードはいらないという意思が伝わる。

 

ブラックジャックのいいところは、

英語ができなくてもほとんどジェスチャーのみでゲームをプレイすることが出来ること。

 

プレイヤーはカードの合計ができるだけ21に近づくようにヒットやスタンドを選択する。

 

21を1でも超えてしまったら『バスト』となりその時点で負けが確定してしまう。

 

プレーヤーがスタンドをしたら、今度はディーラーが伏せていたアップカードを披露する番。

 

この時ディーラーは、

カードの合計が16以下の場合は必ずヒットしなければならず、

17以上の場合はそこでスタンドしなければならない。

 

つまりディーラーは

合計が17以上になるまでヒットをし続けなければならないというわけで、

そこにディーラーの意思は存在しない。

 

ディーラーがバストするか、

ディーラーよりも21に近い数字を出していればプレイヤーの勝ちとなり、

賭け金の倍額が支給される。

 

一般的に『ブラックジャック』と言われる手札は、

最初の2枚のカードでAJ,Q,K,10のいづれかが組み合わさること。

 

3枚以上の合計が21になるよりも、ブラックジャックを出す方が強いとされている。

 

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ざっとこんな感じのルールのブラックジャックをプレイ。

 

私の要望通りゆっくりやってくれているのであろうが、

それでもディーラーのカードを扱う手さばきは滑らかで素早く、

私はその動きに頭でついていくのに必死になっていた。

 

1ゲーム1ゲームはものの数十秒で終わっていき、

チップ2枚では下手したら1分も経たないうちに全額スってしまう可能性だって十分にあった。

 

しかし緊張状態でそんなことなど考える余裕などなかった私は、

とりあえず自分のカードの合計が16以下だったらヒットする。

 

感覚的にはそんな感じでゲームを進めていった。

 

ビギナーズラックというものが降りかかったのか、

序盤は19、20、21あたりの数字が連発し、

2枚しかなかったチップは最高で6枚ほど、金額にして150ドルまで増えていた。

 

しかし、金額のことなど頭にないくらいゲームに集中していた私は、その後もゲームを続行。

 

その時の私にとってチップはお金というよりも、

1ゲームプレイするための引換券のようなものになっていた。

 

しかし、運というのは良い時もあれば悪い時もある。

 

その後急に負けが続き、6枚あったチップはみるみるうちに減っていき、

あっという間に手持ちのチップはゼロになってしまった。。

 

最初から50ドル分しかプレイするつもりはなかったし、空港へ行く時間も迫ってきている。

私はこれ以上お金を積んで取り返しにかかることはやめ、さっさとその場から退散した。

 

ゲーム開始から全額スるまで、時間にして10分もなかっただろう。

なんてあっけない。。

 

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後になって冷静に考えたら、

チップ6枚の時にやめていればわずか数分で100ドルの儲けが出ていたわけだ。

 

チップ4枚の時にやめていても、数分で50ドルの儲け。

 

チップ3枚でも25ドルの儲けになっていた。

 

当たり前の考えだが、

前述したようにゲーム中の私はお金のことなど全く頭になく、

『とにかく1ゲームでも多くプレイしたい』という気持ちでいっぱいだった。

 

”少しでもチップが多い時にやめておけば。。。”

 

と、後悔の念に駆られてしまうが、

実際あの場で、しかも数分という超短時間でゲームを切り上げて席を立つなど、

初心者で要領を得ていない私にはどう気持ちが変化していてもできなかっただろう。

 

そんなことよりもある程度の時間ゲームを楽しみたい。

もっとブラックジャックを楽しみたい。

 

そんな気持ちが占拠していた。

 

隣で見ていた相方は、私が一体何ドル賭けて何をやっているのかよくわかっていなかったらしく、

後で『あの時50ドルすったんだよ』という話をしたら

 

『あの短時間で!?50ドルあればいいとこのビュッフェ普通に食べれるで!』

 

と度肝を抜いていた。

 

貧乏旅行者にとって。数分間で50ドルは確かにデカい。

 

しかし、ここラスベガスにとっては私の50ドルなどアリンコ以下の大きさだろう。

 

私は長年目標だったラスベガスでのカードゲームプレイを実現させたことに満足していたし、

経験代だと思えば私にとっても50ドルなどアリンコ以下。

 

スピード違反で警察に罰金を払うより全然マシだ。

 

ゲームを楽しむという経験はもう積んだので、次回訪れた時はより儲けにこだわり、数十ドルでも儲けが出たら席を立つという、

日本のパチスロでいうビッグ即やめのようなことをして小銭を稼いでみてもいいな、と思った。

 

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20時50分。

シーザーズ・パレスを出た後は荷物を預けているバリーズへ戻る。

 

荷物を受け取り、マッカラン国際空港へ。

空港まではウーバーPOOLを使うことにした。

 

昨晩手配に手こずり日本にいる友達にまで迷惑をかけてしまった際、

ウーバーの使用は今後控えようと思ったばかり。

 

それでも、『ウーバーピックアップゾーン』という存在も知ったことだし、

そこで手配をすればもう手こずることなどないだろう。

 

”これが最後のウーバー使用だ”

 

と思い、バリーズに併設されているウーバーピックアップへ行き、

ホテルの無料Wi-FiをつなぎウーバーPOOLを手配した。

 

が、しかし、

手配してもなぜかドライバーがなかなかたどり着いてくれず、

途中でキャンセルされるということが2回も続いた。。

 

結局3度目の手配でちゃんとしたウーバーが捕まり、21時39分に乗車

 

21時52分マッカラン国際空港に到着し、料金は10.52ドル(約1157円)だった。

 

*ちなみに過去2回のドライバー側からのキャンセルではキャンセル料が一つにつき5.15ドル(約566円)もとられていた。

もうウーバーは使わない。。

 

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22時20分。

マッカラン国際空港にはプライオリティーパスで入れる『THE CLUB AT LAS』というラウンジがある。

 

サンフランシスコでは空振りに終わってしまっていたので久々の空港ラウンジだ。

 

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内部はなかなか広い。

 

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ポテチやオレオなどのお菓子類。

 

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見るからにマズそうなサラダバー。

 

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4種類ものポップコーンやジェリービーンズなど。

 

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メインの食事はなんとカップヌードル。

 

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りんごジュースなどのドリンクはバーカウンターでのオーダー制になっていたので少し面倒くさい。

 

しかもそのカウンターにはチップボックスが置いてあった。

 

こんなところでまでチップを要求してくるとは、恐るべしアメリカのチップ文化。。

(私は払っていない)

 

ド派手でゴージャスな街中とは対照的に、

ラスベガスの空港ラウンジはシンプルな作りで出てくる料理もご覧の通り質素。

 

街に金をかけすぎているのか?

と思ってしまうほどギャップが激しい。

 

マッカラン国際空港のラウンジを初めて利用する際は、あまり期待せずに行った方がいいだろう。

 

それでも、夕飯にモンテカルロのビュッフェでお腹いっぱいになっていた我々にとっては、このくらいがむしろちょうどよかったかもしれない。

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23時。

カップ麺を2個ほど頂戴し、ラウンジを出て搭乗ゲートへ向かう。

 

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相変わらず待ち時間にスロットマシンで一発大当たりを狙っている人がいる。

 

空港って、なんか当たりにくそうなイメージ。

 

というか、

そもそもアメリカのスロットにも日本のパチスロのように『設定』というものがあるのだろうか?

 

23時35分。

飛行機はフロリダのマイアミ国際空港に向けて飛び立った。

 

到着は翌朝、マイアミ時間の7時6分を予定。

 

今夜は機内泊ということになる。

 

▼次回記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ43日目①〜自身3度目のラスベガス観光、無料ビュッフェ!〜 世界一周149日目★前編

昨夜、カリフォルニア州サンフランシスコから飛行機でネバダ州ラスベガスに到着。

この旅では2度目のラスベガス訪問だ。

 

マッカラン国際空港からストリップまでのウーバー手配に非常に手こずり、

0時すぎにようやく『バリーズ』というカジノホテルのベッドの上で大の字になることができた。

 

本日は23時35分発のラスベガス発マイアミ行きのフライトまでの間、

ビュッフェ無料ショー、さらにはラスベガスの本業であるカジノを楽しみながらラスベガスを1日観光する予定。

 

(1ドル=約110円)

 

▼前回の記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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◉あわせて読みたい 

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朝8時50分。

朝食を買いに1階フロント前の『LAVAZZA』という売店へ。

 

思いの外行列ができていた。

 

チェックイン時に2人で18ドル分の朝食券をもらっているので、それを使用。

 

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メニューはこんな感じ。

サンドイッチだけで9ドルもしやがる。

つまりサンドイッチを一人一つ購入するだけで朝食券を全消化してしまうことになる。

 

ちょっと計算が狂ったな。 

 

コーヒーとかも飲みたいのに、こりゃちょっと物価が高すぎる。

  

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我々の番が回ってきて注文をしようとすると、

スタッフから『パスポートを見せてください。』と言われた。

 

『パスポートは部屋に置いてきてちゃった。これじゃダメか?』

 

私はパスポートの代わりに外国人登録証を提示して身分証明をしたが、

売店スタッフはパスポートじゃないとダメ、と頑なだった。

 

”なんでダメなんだよ。変なとこで厳しいな。”

 

仕方がないので遠く離れた部屋に逆戻りして、パスポートを持って再び売店に戻った。

朝から嫌な感じだ。。

 

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また列に並んで今度こそ朝食を購入。

 

2人で18ドルという限られた金額の中から必死で商品を厳選した。

 

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9時30分。

部屋に戻って朝食タイム。

 

購入したのは、

サンドウィッチ9ドル、ホットチョコレート3.75ドル、

デニッシュ5ドルで合計17.75ドル。

 

これを2人でシェアして食べる。

 

正直これだけじゃ全然足りず、もうちょっとたくさん食べたかった。

 

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10時過ぎ。

相方はサイドを自らワイルドに刈り上げる。

 

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11時にチェックアウト。

荷物はホテルに預けてラスベガスの街散策へと繰り出す。

 

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外に出たらもう目の前にベラージオ。

 

本当、バリーズの立地は最高だ。

 

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歩道橋を渡り、とりあえずベラージオの中へ。

 

Wi-Fiが使えないかなぁって思ったのだが、使えなかった。

 

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すぐにベラージオを出てストリップを南に歩いていく。

 

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ベラージオの目の前、バリーズの隣にはパリをテーマとしたカジノホテル『パリス』がある。

ここのエッフェル塔は今やラスベガスストリップを代表する建造物の一つとなっている。

 

エッフェル塔の高さは本物の約半分の165m。

 

高さ140mほどのところにある展望台からはラスベガスの素晴らしい夜景が展望できるだけでなく、

目の前で行われているベラージオの噴水ショーを上から見学でき、一味違った楽しみ方ができる。

 

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喉が渇いたので途中スーパーに寄りArizonaドリンクを1ドルで購入

 

Arizonaドリンクは量の割に値段が安いというのが魅力なコスパのいいドリンク。

私はアメリカにいる間、スーパーやコンビニでジュースを買うとなったらほぼ100%これを購入していた。

 

味も普通のジュースとなんら変わりはない。

 

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ラスベガスは一つ一つのホテルが巨大のため、

隣のホテルまで行くのに予想以上に時間がかかる、というのは有名な話。

 

フォーコーナー(ベラージオやフラミンゴがある交差点)から歩いてきている我々は、

ニューヨークニューヨーク付近のシェイクシャックのテラスに腰掛け一息をついた。

 

日向に入ればポカポカと暖かいが、日陰に入るとちょっと肌寒い。

 

11月下旬のラスベガスはそんな感じの気温だった。

 

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12時。

散歩を再開。

ニューヨークニューヨークのブルックリン橋もどきを渡る。

 

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そしてそのままニューヨークニューヨークの中に入る。

 

アメリカでよく見かけるイチゴのチューブみたいなお菓子でできたちょっとグロテスクな自由の女神が展示されている。

 

ちなみにこのお菓子、イチゴの味など全くせず無味無臭。

ただチューブを食っている感覚でクソまずかったのを覚えている。

 

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ここニューヨークニューヨークでは無料のWi-Fiが飛んでいて簡単に接続できた。

 

ホテル内のスターバックスの席に腰掛け、

しばらくそこでラスベガスアプリのスロットをブン回し、

無料ビュッフェに向けて最後の追い込みをした。

 

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なんとそのスタバに約2時間も居座り、時刻は14時30分。

 

相方の努力の甲斐あって、

1人分のビュッフェが無料になるくらいのポイントが貯まった。

 

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十分なポイントを貯めたら、

MGM系列のホテルM-Lifeメンバーの会員登録をしてM-Lifeメンバーカードを作成する必要がある。

 

そのカードにスロットアプリで貯めたポイントを移さないと、無料ビュッフェなどの特典はでいただくことができない。

 

とりあえずどのホテルでビュッフェを食べようか?

 

現在のポイントでビュッフェが無料になるホテルは、

『モンテカルロ』、『エクスカリバー』、『ルクソール』くらい。

 

一応ネットでの評価が一番良さそうなのはモンテカルロのビュッフェ。

 

まぁとりあえず、ビュッフェ探しも兼ねてストリップをさらに南へ歩いていった。

 

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ニューヨークニューヨークの南隣には、

ファンタジーなお城が特徴的な『エクスカリバー』がある。

 

アーサー王伝説に登場する聖剣、『エクスカリバー』がその名の由来。

 

家族連れをターゲットとしているこのホテルにとりあえず入り、

ビュッフェがどのようなレベルなのかを見学しに行った。

 

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ビュッフェを外から見学。

 

雰囲気、そんなに良さげではなかったのでここはスルーかな。

 

ちなみにここエクスカリバーのビュッフェは2015年にリニューアルしている。

 

アジアンな料理も豊富に取り揃えてあるらしいので、

日本食が恋しくなっている方にはピッタリかもしれない。

 

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ビュッフェはスルーだが、とりあえずM-Lifeメンバーの会員登録だけ済ませてしまおう。

そう思いカジノフロアにあったM-Lifeメンバーのカウンターへ足を運んだ。

 

アプリで貯めたポイントを使うためにM-Life会員になりたい、ということを伝えると、

 

『どこのホテルのリワードを受け取りたいのか?』

 

と問われた。

 

エクスカリバーのビュッフェはとりあえず選択肢から外す結論に至っていたので、

他のホテルのリワードにポイントを使いたいことを伝える。

 

すると何やら説明しだし、

 

『リワードを受けるホテルへ行って手続きをしてください。』

 

的なことを言っているような気がした。

 

正直その時スタッフが何を言っているのかよくわからなかったので、この情報は確かではない。

しかし、とにかくここでは会員登録をできないらしい。

 

そう言われたなら仕方がないので、

とりあえずエクスカリバーの南隣に位置する『ルクソール』というホテルへ向かった。

 

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15時20分。

古代エジプトをテーマにしたカジノホテル『ルクソール』に到着。

 

私がラスベガスに訪れるのはこれで3度目だが、ルクソールの中に入るのは今回が初めて。

 

ストリップの主要ホテル群の中ではだいぶ南端に位置しているので、ちょっと訪れづらいのが正直なところ。

 

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ルクソールのホテル内。

予想以上に立派な造りに少し驚いた。

 

ピラミッドの天井までは柱が1本も通っていなく、吹き抜けのつくりなので広々とした空間。

 

もちろんデザインはエジプトチックに統一されている。

 

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予想以上に立派だったロビーなどを見学したら、早速ビュッフェがどんなものかを見に行く。

 

ディナーで1人23.99ドルというのは安い。 

 

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外から見る限りなかなかいい感じで、先ほどのエクスカリバーよりは断然に良さげ。

(料理の詳細は見れないので、外観を基準に判断している。)

 

それでもやはり、

事前情報で評価が良かったモンテカルロのビュッフェの方が料金も高いし良さそうだな。

 

そう思い、ここルクソールのビュッフェもパス。

結局モンテカルロでビュッフェをいただくことに決めた。

 

ちなみにルクソールのビュッフェは地下にあり

『墓場で食事をしている』というイメージ持ってしまいここを避けている人も実際にいるらしい。

 

ピラミッドの地下という立地にレストラン。

 

確かに、考えてみればあまり良くはない。

(我々はその点を気にしてここをパスしたわけではないが。)

 

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ルクソールからモンテカルロを目指し再びストリップを北上するわけだが、

ここルクソールからお隣のエクスカリバーまでは無料モノレールで移動することができる。

 

その乗り場は巨大なスフィンクスの目の前。

 

迫力のあるスフィンクスの写真を撮っていたらいつの間にかモノレールが到着していた。

 

ちなみにこのモノレールは北から順に

エクスカリバー、ルクソール、マンダレイ・ベイを結んでいるものである。

 

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15時45分。

モノレールはエクスカリバー駅で終点。

 

なんとも短い移動距離だった。。

 

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エクスカリバーからは歩いてモンテカルロを目指す。

 

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ニューヨークニューヨークを越えてすぐ隣がモンテカルロ。

 

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16時。

モンテカルロ着。

 

モンテカルロ内に入るのも今回が初となる。

 

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ここでビュッフェを食べることはもう決定しているので、

ビュッフェの下見に行くことなくM-Lifeのカウンターへ向かった。

 

カウンターはだいたいどこのホテルでもカジノフロアーにあり、

館内に看板が出ているのでそれに従っていけば辿り着ける。

 

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ここがモンテカルロのM-Lifeカウンター。

なぜかこの時結構人が並んでいてしばらく待たなければならなかった。

 

スタッフがもう一人現れ我々の番が回ってくる。

 

会員登録用紙に必要事項を記入したら無料でカードを発行してくれる。

 

アプリで希望のリワードを選択し、『Redemption Code』というコードを表示。

 

それをスタッフに見せればスロットで貯めたポイントをカードに移行してくれる。

 

以上で手続きは全て完了。

そんなに難しいことではなかった。

 

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これがM-lifeカード。

 

相方はビュッフェが無料になるだけのポイント貯まっていたが、

後発でアプリをダウンロードした私はそんなにもポイントは貯まっていなかった。

 

それでも。アイスクリーム無料というリワードを受け取れるくらいのポイントは貯まっていたので、

そのリワードを選択しカードにポイントを移行してもらった。

 

実際、私のポイントを貯めたのもほとんど相方なのだが。。

 

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16時20分。

モンテカルロのビュッフェレストランに到着。

 

数週間ほど前に訪れた時は私の口内炎がひどい状態にあったので諦めざるをえなかったラスベガスのビュッフェ。

 

まさかこんなにも早くリベンジを果たせるとは。。

 

しかも半額で。

 

(相方は無料。私は正規料金になるので、会計は2人で割り勘することにした。)

 

今回は私の口内の状態は良好だ。

 

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16時〜22時までディナービュッフェは大人1人税込みで27.03ドル(約2973円)。

今回は1人無料なので、1人約1486円で食事することになる。

 

ちなみに

食事中は会計時に渡されたレシートをテーブルの上にスタッフに見えるように置いておかなければならないので捨てないように注意。

 

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 ローストビーフやピザにサラダ、チャーハンやステーキを煮込んだような料理などなど。

 

豊富な種類の料理がずらっと並んでいてテンションが上がる。

 

ちなみにローストビーフは注文を受けてからその場で切り分けてくれる。

演出効果抜群。

 

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一応寿司も置いてあったが、この寿司はネチャネチャしていて美味しいとは言い難い。

 

しかし口に入れた時の雰囲気はちゃんと寿司で、

久々の寿司ということもあって私はついついこのまがいもん寿司をたくさん食べてしまった。

 

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さて、半額ビュッフェに最初はテンションが上がっていた我々だが、

後半にもなるとそのテンションはだいぶ落ち着いてきて、

むしろ下降気味になりつつあったと言うのが正直なところ。

(食べ放題って大体そんなもん。)

 

正直言ってラスベガスのビュッフェは見栄えこそ豪華だが、

味の方はそこまでおいしいものではない、というのが個人的な感想。

 

なんというか、全体的に塩っ辛い味付けで、

食べ始めて20分くらい経過した時には急激に味に飽き始めて食べるものがなくなってくる。

 

これはモンテカルロに限ったことではなく、他のホテルでも同じだと思う。

 

過去に訪れた時、ラスベガスの中でも評判がいいベラージオとパリスのビュッフェを食べた経験があるが、

両者とも今回のモンテカルロのような感覚に陥ったことを今でもよく覚えている。

(それでもベラージオとパリスの方がモンテカルロより格は上だと思う)

 

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とにかくアメリカの料理の味付けは塩っ辛いものが多くて、たくさん食べるには向かない味付け。

 

それゆえに比較的さっぱりとしていた寿司を、たとえそれがまがいもんであろうと、たくさん食べてしまったのかもしれない。

 

メニューが洋食と中華を中心に構成されているのも原因の一つかもしれない。

 

この中においしい和食メニューがもうちょっとたくさんあったらだいぶ違っていたのではないか、と考える。

 

せめて寿司がもっと本格的であって欲しかった。。

  

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それでも、元を取ってやろうと、

我々は腹がパンパンになるまで食べ物を胃袋に詰め込みビュッフェでの食事を終えた。

 

正直もう何も食べなくてもいい状態になっていたが、

私のアイスクリームリワードを消化するためにモンテカルロに併設されているアイス屋さんに訪れた。

 

M-Lifeカードを提示し、アイスをオーダー。

 

しかし店員曰く、

このリワードはアイスを1つ購入したお客さんにしか適用されないとのこと。

 

リワード内容には『Free Scoop of Ice Cream』とだけ書いてあって、

そんなことはどこにも記載されていないぞ。。

 

そうはいっても、店員さんがダメというのならそのリワードを受け取ることはできない。

 

まぁ、腹もパンパンだし、今回の所はこのリワードは諦めてやろう。

 

お口直しにチョコミントアイスを食べる気分になっていたので、ちょっとショックだったが、まぁいいや。

 

この後は前回見逃した火山噴火ショーを見にストリップを北上してミラージュを目指す。

 

〜後半へ続く〜

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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▼あわせて読みたい!

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アメリカ42日目〜パレスオブファインアーツと2度目のラスベガス着。〜 世界一周148日目★

サンフランシスコ6日目。

 

本日は同じドミトリーだった、よそいきで学ランを着ていく小柄な黒人男性に教えてもらった

『パレス・オブ・ファイン・アーツ』というところを見学に行き、

夕方からはサンフランシスコ国際空港へいきそこからネバダ州ラスベガスまで飛ぶ予定。

 

ラスベガス到着は21時30分の予定。

 

今朝は朝食はパス。

ホットケーキにはそろそろ飽きてきたので、睡眠欲の方が断然に勝ってしまう。

 

11時ごろ宿を出て少し歩き、

あまり覚えていないが確か30番かなんかのバスに乗って『パレス・オブ・ファイン・アーツ』まで1本で行った気がする。

 

(1ドル=約110円 最近このレートで落ち着いている)

 

▼前回の記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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11時30分。

バスに揺られること2、30分でパレス・オブ・ファイン・アーツ付近に到着。

そこから徒歩1、2分で着く。

  

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入り口。

太くて背の高い柱が堂々と鎮座していて我々を迎えてくれる。

ちなみにここは公園のようなものなので無料で見学することができる。

 

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これがパレス・オブ・ファイン・アーツ

 

1906年のサンフランシスコ大地震の復興祈念と、

1915年のパナマ運河開通を祝った『パナマ・パシフィック・インターナショナル』

という万博の施設の一つがこのパレス・オブ・ファイン・アーツ。

 

まるで古代ローマの神殿を思わせるような荘厳なつくりは、

ここがアメリカということを忘れさせてくれ、さながらヨーロッパにいる気分にさせてくれる。

 

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とりあえず公園の遊歩道をぐるっと一周する。

ドーム型の建物の中にも入れる。

天井が高く、柱が太っとい。

アーチから差し込む日差しがちょっと神聖。

 

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ちなみにこのパレス・オブ・ファイン・アーツは、

『フォレスト・ガンプ』『ザ・ロック』などの名作映画のロケ地にもなっている。

 

散歩を楽しむ地元民も数多く見受けられ、憩いの場的な公園。

 

憩いの場にこんなごっつい立派な建築物が鎮座しているとか贅沢すぎる。

 

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たまに観光ツアーの集団がぞろぞろと歩いていて邪魔ったかった。

 

私がベンチに座ってゆっくり建築などの風景を眺めていたところに、

そのツアー集団は私の眼の前にざわざわと並び始め集合写真を撮り始める。

 

しかもなかなか引く気配がない。

 

しばらくツアー集団のわちゃわちゃした様子を眺めさせられたが、

らちがあかないので私の方がベンチを離れ違うところへ移動した。

 

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その後トイレを探してパレス・オブ・ファイン・アーツの外周もぐるっと回ってみる。

しかしなかなかトイレを見つけることができない。

 

途中でスタッフみたいな人にトイレの場所を聞くと、

『あっちだ』、と、少し離れたところを指差して教えてくれた。

 

トイレを済ませ、近くにあったベンチに腰掛けしばらくボーッと時を過ごす。

景色を見る限り、ここは港に近いのだな。

 

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13時。

ようやく腰を上げ帰路につく。

帰りのバス乗り場がわからなくて少し手こずったが、なんとかバスに乗り込み宿に戻ってきた。

 

フライトタイムは19時59分

ラウンジも使いたいし、余裕を持って17時30分ごろに空港についていてもいい。

 

宿から空港までは電車で3、40分かかるので16時45分に宿を出た。

 

宿を出る時、なぜか大広間のコーヒーサーバーの隣にオレオが皿に並べられていた。

 

ここのホステル、ある時はクッキーが置いてあったり、

またある時はオレオが置いてあったりと、

不定期で誰かからの差し入れが置かれてあって嬉しい。

 

使いはしなかったが、中国系の醤油が置かれていることもあった。

 

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16時50分。

Powell St. 駅から空港行きの電車チケットを買う。

今回はBART(バート)という電車を利用する。

 

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空港までの片道料金は1人8.95ドル(約984円)。

  

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17時30分過ぎ。

電車に揺られること30分弱でサンフランシスコ国際空港に到着。

 

空港内のシャトルを使いターミナルを移動する。

我々はフロンティアエアを利用するのでターミナル1へ。

 

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17時50分。

カウンターで荷物を預けチケットを発券。

その後は飛行機利用時の最大の楽しみ、空港ラウンジへ。

 

が、しかし。

いつもなら手荷物検査通過後早々に空港ラウンジ行きの案内標識が現れるはずなのに、今回はそれがない。

 

しばらく歩いてみてもそれが現れる気配は一向にない。

 

”まさか。。”

 

近くにあった地図で確認してみると、

なんとここターミナル1には空港ラウンジが存在しないという事実が判明した。

 

ショックすぎる。。

 

ラウンジでの食事を楽しみにしていた我々は、

本日宿に置いてあったオレオくらいしかまともに口にしていない。

 

それもあってこのショックはデカすぎる。

 

そしてそうなると余計に腹が減ってきた。

 

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仕方がないので何か安く軽食でも食おう。

 

そう思いこのターミナル内にある数少ない飲食店を覗き料金を見てみると、

どこも余裕で10ドルは超える料金

 

そうだよな、ここ、空港だもんな。

 

ラウンジが無いと分かっていればサンフランシスコ市内で安く食事を済ませてきたのに。。

 

色々悩んだ結果、

結局11.67ドル(約1283円)でフレンチフライ付きハンバーガーを購入した。

(これでも1番安いメニューを選んだつもり)

 

高いけど、本日初のまともな食事ということもあって非常に美味しくいただけた。

  

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19時30分。

搭乗開始。

 

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21時。

ラスベガス上空に差し掛かった。

ストリップの輝きが非常に目立ち、美しい。

 

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砂漠のど真ん中につくられたネオンの街は、まるで海に囲まれた光の島のように見えた。

 

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21時25分。

無事にマッカラン国際空港に到着。

 

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ラスベガスの空港には至る所にスロットマシンが設置されている。

 

厳しくてかたいイメージがある空港と、ラフで時として負のイメージをも持ってしまいがちなスロットマシーン。

 

このギャップのある組み合わせは新鮮で面白かった。

 

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そして大変だったのは空港から出る時だった。

 

空港からストリップまでは空港の無料Wi-Fiを使ってウーバーPOOLを手配。

(POOLだと乗り合いになるので通常より料金が低く設定されている。)

 

そのウーバーPOOLの手配がなかなかうまくできなかったのだ。

 

いや、正確に言うと手配はできているのだが、

運転手が全然我々のいるところまでピックアップに来てくれなかった。

 

タイで初めてウーバーを利用した時は、

GPSの精度が悪くて我々の現在地が若干ずれていたことにより運転手が来てくれなかったが、

今回は同じ轍は踏むまいと確実に現在地を合わせていた。

 

なのにこない。

 

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我々はスマホで運転手が現在どこにいるのかをこれまたGPS機能を使って確認できるのだが、

今度は運転手の居場所のGPS精度が悪いせいか、

運転手がいるはずのところを見てみても全然見つからない。

 

そして確かウーバーの画面に表示されたと思うのだが、

ターミナル3の5階まで迎えに参ります。』、的な情報が入ってきた。

 

空港の建物自体に5階はないので、それは目の前の立体駐車場の5階に違いない。

 

急いで目の前にある立体駐車場の5階へ向かった。

 

しかしそこは真っ暗で、とてもウーバーがピックアップしに来てくれる場所とは思えない。

 

ちくしょう、運転手は近くにいるはずなのに、いったいどこにいるってんだ。

 

普通こういう時、ウーバーの運転手から私に電話がかかってきて連絡を取り合うのだが、

私のウーバーアカウントに登録してある電話番号は自身のものではなく日本にいる友人の電話番号だった。

 

ウーバーのユーザー登録時には有効な電話番号が必要で、

その電話番号宛にSMSで認証コードが届いて本人確認をするシステム。

 

しかし登録当時私はソフトバンクを解約しており、

有効な電話番号など持っていなかった。

 

そこで友人の電話番号を本人認証のために使わせてもらったというわけだ。

(もちろん許可を取って。)

 

待てよ。ウーバーの運転手がもし私に電話をしていたとしたら、まさか。。

 

そう思っていると私のスマホに急にラインの着信が入ってきた。

 

相手はもちろん日本にいる私の友人だ。

 

その友人の名前がスマホ画面に表示された瞬間、私と相方は目を合わせて笑ってしまった。

 

やっぱりかかってきたんだ、と。

 

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『もしもし、なんか変な外人から電話がかかってきたんだけど、ウーバー使ってる?』

『ごめんごめん、実はウーバーを手配したまでは良かったんだけど、なかなかドライバーが現れなくて。近くまで来てるのはわかってるんだけど、GPSの精度が悪いせいかはっきりした場所がわからなくて落ち合えないでいるんだ。』

『そういうことか。とりあえず僕は日本にいて、僕の友達がアメリカでウーバーを頼んだんだってことをなんとか伝えたつもりだよ。』

 

(その友人は特別英語ができるというわけではなく、義務教育の英語を無難に受けてきた一般的な日本人の若者くらいの英会話レベルなのではないかと推測する。)

 

『そうか、ありがとう。ところで日本は今何時よ?』

 

『今お昼の15時ごろだよ。』

 

『マジか、仕事中申し訳ない。とりあえず引き続きドライバーを探してみる。また電話あるかもしれんけど、その時はすまんがよろしく!』

 

 そう言って電話を切り、我々はドライバー探しを再開した。

 

するといつの間にか、ドライバーの方から乗車をキャンセルされていたことに気がつく。

 

長いこと待たされてしびれを切らしたのだろう。

 

それでも諦めずに我々は再度ウーバーPOOLを手配した。

 

しかし次のドライバーも先ほどと同様になかなか我々が指定した場所までピックアップにこない。

 

なんでだ。GPSはしっかり現在地に合わせてあるはずなのに。

 

もう一度立体駐車場の5階へ行ってみたが、やはり真っ暗で車1台たりとも停まっていない。

 

するとまた友人から電話が。

どうやら次のドライバーからも電話がかかってきたらしい。

 

先ほど同様、『自分は日本にいて、ウーバーを使っているのは友人だ。』という説明をしてなんとかやり取りをしてくれたらしい。

 

運転手からメールでメッセージも来たらしく、

『A5のウーバーピックアップゾーンに来てください。(英語)』と書いてあったらしい。

 

A5って、たぶん立体駐車場の5階のことだよな。

 

今そこにいるけど、ウーバーピックアップゾーンらしきものなんてどこにもないぞ。

 

その後我々はまた辺りをうろちょろし、ウーバーピックアップゾーンを探しまった。

 

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”本当にウーバーピックアップゾーンなんてとこがあるのか?”

 

私は半信半疑で駐車場の係員みたいな人にその場所を聞いてみた。

 

『ウーバーピックアップゾーンってどこにあるんですか?』

 

『それならバレーパーキングのところにあるよ。そこにあるエレベーターで行けるよ。』

 

そう言われたのでドライバーを探すためにすでに何度も乗り降りしているエレベーターに乗り込む。

 

するとなんということでしょう。

写真のように『V VALET Ride Share』というボタンがあった。

 

”これか!”

 

もやもやしていたものが一気に晴れた気分だった。

 

それにしても、

5階やA5と言われたら誰でもエレベーターの行き先ボタンの『5』という数字を押してしまうのが普通だろ。

 

ギリシャ数字を日常とする人以外で5階と言われて『V』を押すやつなんていないぞ。

 

しかもこれが本当に5階だとしたら、

エレベーターに書いてある『5』のボタンは一体何階だってんだよ?

 

わかりにくいったらありゃしない。

 

そんなことを思いながら『V』の階に到着し、少し歩いたところでウーバーピックアップゾーンを発見。

 

そこには中国系のおっちゃんドライバーが”やっと来たか”、といった感じでこちらを見つめながら車から降りて待っていた。

 

時刻はすでに23時を回っている。

 

『時間かけてすみません。』

 

運転手はご立腹の様子ではなさそうだったが、

”とにかく乗れ、行くぞ。”みたいな雰囲気で荷物をトランクに入れ運転席についた。

 

『お前電話は持ってないのか?なんで友達が電話に出るんだ?』

『電話は海外だと使えないから友達の電話を登録させてもらっていたんだよ。』

 

『え?それで、友達はどこにいるんだ?』

 

『日本だよ。』

 

『え?電話に出たのはお前じゃないよな?友達だよな?なんでそんなことになるんだ?』

 

細かいやり取りは忘れたが、

とりあえずドライバーは私が電話番号を持っていないことが理解できなかったらしく、

さらに私と私の友人のことが頭の中でごっちゃになってしまい余計混乱状態に陥った様子だった。

 

『とにかくお前はアメリカでも使える電話を持つべきだ。あと、ウーバーはウーバーピックアップに来なければ乗車できないんだぞ。知っているか?』

 

運転手はさらにそう問いかけてきた。

 

『いやぁ、前回ウーバーを使った時は指定したところでピックアップに来てくれたから、今回も指定したところまで来てくれるだろう思って。』

 

私はそう言いながら、

ピックアップゾーンじゃないと乗車できないのになぜはじめに自身の現在地をわざわざ指定しなければならなかったのか、

というウーバーのシステムに少し疑問に思った。

 

『そんなはずはない。すべてのウーバーはウーバーピックアップじゃないと乗車できない。前回はどこでウーバーを使ったんだ?』

 

『タイのバンコクの空港だよ。確かにあの時は現在地まで迎えに来てくれた。』

 

『タイだろうとどこだろうと、ウーバーはピックアップゾーンじゃないと乗車できないってもんなんだ。迎えに来るなんてことはない。』

 

『いや、でも、、、』

 

そんな感じの押し問答をしばらく繰り返した。

 

それでもこの運転手は怒るような口調や態度は一切せず、どこか柔らかい感じで私に接してくれた。

 

さらには30分以上も待たせていたのに、キャンセルせずにずっと我々の到着を待ってくれていた。

 

お互い自分の主張をぶつけ合ったが、決して恨めはしない好印象な運転手さんだった。 

 

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23時35分。

マッカラン国際空港に到着してからすでに2時間以上が経過している。

 

どうなることやらと思ったが、

ようやく予約していた『BALLY'S LAS VEGAS(バリーズ・ラスベガス)』というカジノホテルに到着した。

 

前回ラスベガスに訪れた際はストリップから少し距離の離れたところに宿を取り不便を感じたので(駐車場も一部有料化されていたし)、

今回は映画オーシャンズ11でもおなじみのホテル『ベラージオ』の目の前という抜群の立地にあるこのバリーズをチョイスした。

 

本来のお値段は1泊2人で4418円なのだが、

今回、前々からいつ使ってやろうかと温めておいたホテルズドットコムのRewards 無料宿泊特典を使用したので料金はなんと税及びサービス料の473円のみ

 

安い!

 

と、一度はウキウキになりがちだが、

最近のラスベガスのホテルには悪名高き『リゾートフィー(リゾート料金)』というのが部屋代や税金とは別に請求されることを忘れてはならない。

 

ホテルによってその額は様々だが、

ここバリーズの場合はリゾート料金で32.48ドル(約3572円)請求される。

 

それに税及びサービス料の473円を足して、

トータル2人で1泊4045円という金額が実際に払う料金になる。

1泊1人あたり2022円計算。

 

ホテルズドットコムのリワード特典のおかげで安く済ませることができたが、

本当にリゾート料金には頭を悩まされる。

 

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渡されたカードキーと実際の部屋番号が異なっていて、

重い荷物を持ってフロントに逆戻りという手間は取らされたが(しかも部屋はロビーからめちゃくちゃ遠いところにあった)、

やっとの思いで安息の部屋に到着することができた。

 

この時すでに時刻は0時を回ろうとしていた。

 

本当に、サンフランシスコ空港にはラウンジがないし、

マッカラン空港ではウーバーが捕まらないし、

ホテルに着いてからもカードキーの私間違えと、

最後の最後までろくなことがなかった。

 

そんな沈んだ気持ちも、

我々にとってはかなり豪華なこの部屋を見たら半分くらいはどこかへ吹っ飛ぶ。

 

Wi-Fi完備で、無料朝食付き。

 

これで1人2022円はやはり安い。

本来なら1人3995円。それでも日本を思えば安いか。)

 

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部屋は我々二人だけには十分すぎるほど広い。

 

ソファーなんて、我々にとっては荷物置き場にしかならない。

 

書斎チックないい感じのテーブルと椅子は、頻繁にパソコンをいじる私には嬉しい。

 

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窓からはお城の形をした『マンダレイ・ベイ』『ニューヨーク・ニューヨーク』などがかすかに見える。

さすがに目の前の『ベラージオ』の噴水ショーが見えるような部屋ではなかったか。

 

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無料朝食サービスとして、このような朝食券をもらった。

 

1階のフロント前にあった売店で2人で18ドル分の買い物ができる、というものだ。

つまり1人9ドル(約990円)。

 

”朝食無料って、まさか朝食ビュッフェ付き!?” なんて思っていたのはさすがに高望みだった。

 

まぁ、1人1000円近くもあればそれなりの朝食は食べれるだろう。

 

とりあえず今日は1日、特にラスベガスに到着してから色々あってとても疲れた。

私はこの広い部屋をじっくりと味わうことなく眠りについた。

 

せっかくいい部屋に泊まるのなら、

もう少し早い時間に到着していてゆっくりとリラックスしてこの部屋を楽しみたかったのに。

 

これも全てウーバーのせいだ。

 

いままで何度かウーバーを使ったことがあるが、1度たりともスムーズに乗車が出来たことはない。

 

また友人に意味不明な電話がかかっても申し訳ないし、

今後極力ウーバーを使用するのは控えようと思った。

 

明日は23時35分ラスベガス発の便で一気にマイアミまで飛んでしまう予定。

マイアミ着は翌日の朝7時06分。

 

2週間弱かけて車で進んできた道のりを、

およそ4時間30分ほどで戻ってしまうことになる。

 

なんだか、虚しいな。。

 

▼次回記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ41日目〜チャイナタウンとラーメン屋 in サンフランシスコ〜 世界一周147日目★

サンフランシスコ5日目。

 

昨日は悪天候のため1日中宿で過ごしていた我々。

本日もあまり天気は良くなさそうだが、2日連続で宿に缶詰という状況は極力避けたい。

 

そうならないように、1日のはじまりの第一歩として朝食を食べにまず起き上がることが重要となる。 

 

(1ドル=約110円 2日連続変わらず。)

 

▼前回の記事

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朝8時。

朝食会場へ。

今日は8時くらいですでにホットケーキの素がほとんどなくなっていた。

食缶の底に浅く溜まったホットケーキの素をかき集め、なんとかそれなりのホットケーキを作成。

8時前半で素がなくなるとか、みんなどんだけ早起きなんだ。

というか、宿側で注ぎ足しなどの処置をしてくれよ。

  

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13時40分

外は曇り空だが雨は降っていなさそう。

我々は昼ご飯の食材を調達するために外出した。

そういえば、サンフランシスコの街中ではよく浮浪者、または浮浪者風の人を良く見かける。

そして街を歩いていてマリファナ臭がする頻度も他の都市と比べて高い気がする。

我々の思い描いていた美しい街というサンフランシスコの影の部分を見てしまったようだ。

彼らは普通にしていれば特に危害は加えてこないが、お世辞にも治安がいいとは言い切れない部分がサンフランシスコにはある。

 

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ダイレクトにスーパーへは行かず、せっかくなのでちょっと回り道をしてあたりを散策する。

途中、人だかりができていたのでそこで立ち止まっている。

よく見るとそこはサンフランシスコ名物のケーブルカーの終点ポイントだった。

ケーブルカーが止まった地点の地面には大きな円の切れ目が入っており、ケーブルカーはその円の上停車。

まさか、とは思ったが、そのまさかは的中だった。

 

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なんと人力でケーブルカーを押して車体を回転させているではないか。

それはエレベーター式のパーキングで車体をエレベータに入れる前に車の向きを回転させるような感じ。それが人力で行われている。

180度回され逆方向を向いたケーブルカーは、再び乗客を乗せて元来た道を戻って坂を登っていく。

なるほどこのケーブルカーの人力回転が名物となっているのでこのように人だかりができていたのだな。

それにしても、段々畑のように数段階に分かれて坂道が続いているこのサンフランシスコの道は何度見ても異常だ。

 

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14時20分

スーパー、というか薬局でトマト缶詰とシーチキン缶詰を2.58ドル(約283円)で購入し宿へ戻った。

昨晩夜に使用して失敗したチリの缶詰などもう買わない。 

 

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本日の昼ご飯はパスタである。

 

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15時10分

シーチキントマトの平打ちパスタの完成。

ちょっと遅めのランチタイム。

まぁ、それなりの味だった。

 

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15時30分

少しずつ晴れ間が見えてきて街が明るくなってきた。

そんなタイミングで宿近くにあるユニオン・スクエアを訪れる。

そこには小さなスケートリンクが完備されており、その前には円錐型の大きなクリスマスツリーが飾られていた。

 

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ニューヨークのロックフェラーセンターのスケートリンクにはかなわないが、なんとなく似たような雰囲気はある。

 

 

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ちなみにスケートレンタル込みのリンクへの入場料は18ドル(約1980円)

高いということは知っていたが、やはり高すぎる。

もちろん我々がここへ入場することはなかった。

 

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その後は徒歩で北上し、チャイナタウンを目指しトンネル内を歩く。

 

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トンネルを抜けたら、そこはチャイナタウン。

いきなり世界がガラッと変わった感じがする。

なんでもここサンフランシスコのチャイナタウンは、アメリカで一番デカいチャイナタウンなのらしい。

 

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途中で相方がゴマ団子を購入。

メニュー表でいう14番、『SESAME BALL』と書かれている。

値段は3つで1.8ドル(約198円)

安い。

 

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味もなかなかうまい、らしい。(私はゴマ団子はあまり好きではないので食べていない)

このうまさ、この安さに感動すら覚えた相方は、これからはチャイナタウンで食べ物を買おうかな、、などとつぶやいていた。

確かにここの物価は少し安い気がする。

 

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チャイナタウンの大通りを一通り歩いて往復。

ほんとに中国人ばっかで、街の雰囲気も昨日まで散策していたサンフランシスコの美しい街並みとは完全に別物。

 

 

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ここにいるとアメリカにいるという感覚を失い、本当に中国にいるかのように錯覚する。

そしてこの時、久しぶりのアジアの雰囲気にどこか懐かしい気持ちが湧き上がってきた。

我々は ”早くアジアへ行きてぇー” と、口を揃えた。

 

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17時。

チャイナタウンを後にしたら再びユニオン・スクエアまで戻り、近くにあったデパートに入ってみた。

そこのクリスマスツリー売り場でクリスマス気分を味わう。

 

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デパートで見かけたピカチュウのぬいぐるみ(抜け殻)。

綿は自分で入れろということか。

 

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その後はユニクロやスーパーなど、ユニオンスクエア周辺の店に何軒か入って時間を過ごした。

 

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18時。

本日の晩御飯はラーメン。

訪れたのは『MENSHO TOKYO』という日本にも何店舗か店を構えているラーメン屋。

昨晩チリの缶詰を買いに行く際にこの大行列を発見。

その時から私はここへ訪れることをほぼ決めていた。

それにしても、本日も相変わらずの大行列を作っている。

 

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店の前まで進むと、ガラス窓から店内の様子が見れた。

店内のテレビではなぜか日本の大食い番組が流れていて、大食い好きの私にとっては良い暇つぶしになった。

そして入口付近まで進むと、目を細めた日本人っぽい店員さんが流暢な英語で人数を確認しにまわってくる。

もしかしたら日本人じゃないのかも、と思って一応英語でやりとりしていたが、最後に我々に対して思いっきり『ちょっと待って!』と流暢な日本語を言い放って店内へ入っていったのを見て、やっぱり日本人だったんだ、と確信した。

ちなみに私が見る限りここの店のスタッフは全員日本人で構成されていた。

 

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並ぶこと約1時間、ラーメンが提供されるまでにはトータルで1時間20分ほど待った。

私は『Tori Paitan Ramen』を税抜き16ドル(約1760円)でオーダー。

チップも入れたら20ドル(約2200円)の支払いになった。

高すぎる。。1食でこの値段はもうご馳走のレベルじゃないか。

それでも1時間以上待った甲斐があったと言えるくらい味は美味しかった。

 

 

20時。

 久々のうまいラーメンに満足し、宿へ戻る。

いつものように大広間でくつろぎ、相方は相変わらずラスベガスのスロットアプリをブン回している。

だいぶ慣れてきたらしく、効率的にポイントを稼ぐ方法を見つけてしまったらしい。

 私のiPhoneでもスロットを回してくれ、無料ビュッフェ以外にも何か特典をゲットしようと必死である。

 

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いい時間くらいになったら部屋へ戻り洗濯物を乾かそうとランドリーへ行くが、この時乾燥機はフル稼働状態で空きがない。

1つのランドリーには『明日の朝にピックアップする(英語)』というメモ書きが貼られていた。

 

”なんだこれ、ちょっと自分勝手すぎじゃないか?”

 

隣にいた洗濯物が上がるのを待っているおっちゃんに聞いてみると、

『こいつらはさっき回したばかりだから、今すぐ乾燥させるなら入れ替えて、明日の朝までにもとどおりにしておけば大丈夫さ。』

と言って我々に中身を入れ替えて今夜中に乾燥させてしまうことを勧めてきた。

 

最初は躊躇したが、『お前らがやらないなら俺がやる。』と言ってきたので、

”じゃあ俺がやる”、といった感じでその提案を受け入れ洗濯物を入れ替えた。

 

 まぁ先客は明日の朝まで戻ってこないだろうし、

我々が取り込むときに同じ料金を入れてまた回しておいてやれば問題はないだろう。

(ちなみに乾燥機1回は1.25ドル。1回じゃとても乾かないので2.5〜3.75ドルは必要)

 

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その後23時過ぎごろ洗濯物を取り込みに行ったら、ランドリールームはもう施錠されていた。

これでは洗濯物が取り込めないし、明日の朝先人が我々よりも先にランドリーに訪れてしまっては面倒臭いことになる。

 

受付へ行き事情を説明してランドリールームを開けてもらう。

我々に洗濯物の入れ替えを提案してきたおっちゃんもまだランドリー付近にいてくれて、英語でスタッフに事情を詳しく説明してくれたのでことは非常にスムーズにいった。

やっぱ英会話能力って大事。

 

なんとかランドリールームを開けてもらい、洗濯物を取り込み、先客の衣類を再びランドリーに投げ込む。

我々が使わせてもらった分だけお金を入れて先人の分を回してやろうとしたが、札しか持っていなくてコインがない。。

 

受付スタッフに両替を頼むと、

『今日はもうランドリーはクローズだから両替はできない。』と言われ、

結局先客の洗濯物はびしゃびしゃのまま乾燥機の中に放置されることとなってしまった。。。

 

”あ、あぁぁ。。笑”

 

ちょっとかわいそうなことをしたかな、と思いつつも、

明日朝洗濯物を取り込みに来た先客が乾燥機を開けて衣類を触った時の反応を考えると笑わずにはいられなかった。

 

そもそもこのような共用スペースを自分の都合で朝まで占領したこと自体が悪であり、我々は特に何も悪くない。

 

そうやって無理やり自らを正当化し、部屋へ戻り今日は就寝した。

 

 

初日には貸切状態だった4人部屋ドミトリーも、5日間も滞在するとなるとさすがにちょいちょい宿泊者が出入りする。

 

パプアニューギニアから勉強で訪れている大柄の黒人や、

アメリカ国内からの旅行でなぜかよそいきで学ランを着用している小柄な黒人、

ドミトリーの部屋で普通に電話やオナラをかます色白の中国人青年。

 

そんなインターナショナルホステルの4人部屋ドミでの就寝も今日で最後。

明日はチェックアウト後、学ランをよそいきにしている小柄な黒人に教えてもらった『パレス・オブ・ファイン・アーツ』という公園へ訪れる予定。

 

そして夜のフライトで再びカジノの街ラスベガスへ上陸。

今度こそミラージュの火山噴火ショーをこの目で見てやるぞ。

 

▼次回記事

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ブルガリア、ソフィア 〜Hostel Mostel〜 おすすめ宿情報★

世界のオススメ宿情報(バックパッカー向け)

 

今回はブルガリアの首都ソフィアで泊まった宿、

 

Hostel Mostel (ホステル・モスタル)の情報です(^o^)

 

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https://gyazo.com/cb0b149500f0292a5c7dbaa8091f9f2b

この宿はすごく楽しく過ごせた思い出の宿ですo(^▽^)o

 

庭には猫ちゃんも、いてかわいいですよ〜♫

 

 

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ロビーは広々していて、座敷もあり!ゆっくりとくつろげます。

 

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ビリヤード台もあり、無料でプレイできます。

 

コーヒーや紅茶、水は終日無料で飲み放題です!!

 

 

私達が泊まったのは本館から少し離れた別館でした。

 

ですが!広々としてて客数も少なく寛げました〜(^O^)別館のがいいかも⁈!

 

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別館のくつろぎスペース。

 

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トイレとシャワー。

 

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キッチンは自由に使ってよし。

 

広いので髪だって切れます。(私たちはここで散髪しました(笑))

 

https://gyazo.com/edeaaae73c794e831f5eb907c90a7e40

 私たちのドミは2段ベッド1つと、

 

 

https://gyazo.com/02c433224e34a7bd7c012b2462a98b5c

 

シングルベッド4つで構成。 

 

 ドミトリー6人部屋

 1人 1020円

 

⚫︎Wi-Fiあり

 

⚫︎タオルあり

 

⚫︎シャワートイレ共同、お湯もちゃんと出ます!

 

⚫︎シャンプーなし

 

⚫︎エアコンなし、ヒーターあり

 

⚫︎共用キッチンあり

 

⚫︎有料で食事あり(3ユーロで2食。朝、晩)

 

⚫︎ コーヒー、紅茶、水飲み放題

 

https://gyazo.com/edaca5eccbf6216915dea68918f9fbef

夕食はパスタと、卵やポテトなどのプレートと、豆ごはんの3種類から1つ選ぶ感じ。

 

https://gyazo.com/f3e8c74bf0582fe64d47b715cd276ae0

 そしてサイドのサラダは一応食べ放題でした!

 

https://gyazo.com/5d89dcc2a2d1823acc2fe91a37e86bce

こちらは朝食です。

 

朝、晩2食付きで3ユーロと安くてたすかりました♫

 

晩御飯にはビールもついてきます(*´-`)

 

がしかし、ごはんのお味は正直イマイチです。。笑

 

宿で世界遺産のリラ僧院ツアーも行われてます!

車で直接連れて行ってくれるのでオススメですよ( ´ ▽ ` )ノ

 

ブルガリアのソフィアへ訪れた方はぜひ宿泊してみては!

 

ちなみに、この宿のホームページは日本語表記もされています‼︎

 

▼実際に泊まった世界のおすすめ宿情報

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アメリカ40日目〜雨の日 in サンフランシスコ〜 世界一周146日目★

サンフランシスコ4日目。

本日は天気予報通り朝から雨が降っている。

 

無料の朝食を放棄して、この日は10時近くまで寝ていた。

 

今日が1日雨だということは数日前から知っていたので、

今日という日はダラダラ過ごすだろうなぁとなんとなくイメージはしていた。

 

そんな潜在的なイメージがダラダラしたマインドを生み出し、

そのために朝起きることができなかったのだと考察する。

 

(1ドル=約110円 昨日と変わらず)

 

▼前回の記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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13時10分。

大広間でダラダラ過ごし、お昼ご飯を調達しに外へ出かける。

 

前述した通り今日は1日雨なので、我々以外にも大広間でダラダラと過ごしている者が多くいた。 

 

たまにマリファナでも吸っていそうなヒッピー風の人たちがたむろしているので少し怖い。

 

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向かった先はセブンイレブン。

本日の昼食はレンタカーでアメリカをまわっていた時に大変お世話になっていたセブンイレブンの5ドルピザだ。

 

ふっくら厚い生地でラージサイズなのに5ドルという日本からしたら破格の値段。

 

税込み値段5.44ドル(約598円)でそれを購入。

ちなみに宿から最寄のセブンまでは徒歩で約10分ほど。

 

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雨の中熱々のピザを持って宿に戻る。

 

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13時35分。

宿の大広間でラージサイズのピザを広げランチタイム。

まさかまた5ドルピザにお世話になる日がこようとは。

 

我々の経験上、乗っている具材は地域によって若干異なる。

 

ペパロニだけしかのっていないこともあれば、

ここサンフランシスコのようにペパロニの他にハムやミンチ肉がのっていることもある。

 

雨の中10分以上運んだこともあり、ピザは少し冷めていた。

 

数切れをキッチンにあるレンジで温めたが、そうしたら生地がふにゃふにゃになってしまい余計に美味しくなくなってしまった。

 

これならまだ冷めていて硬さがある方がマシ。

 

ピザを温めるならトースターかオーブンじゃないとダメだな。

 

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ピザを食べ終えた後、昨夜一気に手配した今後の予定についてまとめてみた。

 

具体的には、

コスタリカ初日の滞在先(到着が深夜のため重要)、

ニューヨークでの滞在日数、

滞在先、

ニューヨークから日本へのフライト、だ。

 

私は12月27日28日あたりにニューヨーク入りすればいいかなと思っていたのだが、

相方達っての希望でニューヨークへはクリスマスイブの夜に到着するように航空券を手配した。

 

偶然、その日が航空券が安かったというのも理由の一つ。

1人13510円

 

ニューヨークから日本へのチケットは1月4日の夜にとったので、

トータル13泊もニューヨークに滞在することになってしまった。

 

節約節約と言っているのに、

結果こうゆうところでは豪快に金を使う羽目になっている。

 

いや、こういうところで豪快に使うために普段節約している、と考えている。

 

難航していた年末年始のニューヨークでの宿確保は、

エアービーアンドビーブロンクスのヤンキースタジアム付近にある部屋を、

とりあえず9泊貸してもらうことにした。

 

ブロンクスはヒップホップ発祥の地で、

ヒップホップの歴史に興味がある私としては1度は訪れてみたかった土地の一つ。

 

まさかそんなブロンクスに9泊も滞在できるなんて、

私にとっては非常に嬉しい結果となった。

 

ちなみにそのブロンクスの宿は1泊1人4457円

 

た、高い。。

 

が、この時期のニューヨークなら致し方ないと思うしかない。

 

ついでに言うと、

この日フロリダでの駐禁の返事が来て、

請求されている料金が誤って割り増しになっていたとうことが認められたので、

結局28ドル(約3080円)の罰金をネットで支払った。

 

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昨日私が日付順に整理整頓したレシートを使い、

この時相方はアメリカ横断時にかかったガソリン代や宿代、娯楽代などを計算してくれていた。

 

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その時もしっかりとラスベガスのスロットアプリをプレイしていて、

設定をオートモードにし、無料ビュッフェを目指してスロットをブン回していた。

 

意外と簡単にポイントがたまるらしく、

ついには私のiPhoneでも My Vegas slot アプリをインストールしてポイント稼ぎに没頭していた。

 

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そしてザッと割り出された費用がこちら。

 

まずは宿泊費。

2人でトータル81052円。

1人40526円。

割ることの14泊で、1人1泊平均2894円。

 

とりあえず、3000円を切ることができたのはまずまずの結果かな。

 

さらに車中泊を積極的に行っていたので、随分と浮かすことができた。

 

81052円をレンタカーレンタル期間の35日で割ると2315円

 

それを2人で割ったら1人1泊1157円でアメリカを横断したことになる。

 

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こちらはガソリン代

トータルで67286円(全部1ドル105円計算)。

割ることの2人で、1人33643円。

 

もっとたくさん入れているかと思ったが、思ったよりガソリンは安く済んでいたようだ。

 

アメリカのガソリン価格は平均して1リッター60円台くらいだった印象で、

日本からしたらとんでもなく安かったからな。

 

その代わり我々が乗っていた車の平均燃費は、

道がいいにもかかわらずリッター12キロ台くらいだったので、

結局はプラマイ0みたいな感じになっていた。

 

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最後にガソリン、レンタカー、宿、アクティブティー、パーキング別のトータル。

 

アクティビティーは入場料など、観光に使った費用諸々。

 

娯楽代と言ってもいいかもしれない。

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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20時前。

晩御飯を調達しに外へ出かける。

道中見かけた大行列。

なんだろうと覗いてみると、そこは『Mensho Tokyo』という日系のラーメン屋さんだった。

 

この行列は日本でもなかなかのレベル。

ラーメン好きの私としては気になってしょうがない。

 

今日はもう晩御飯のメニューを決めてしまっているので行きはしないが、

これは後日訪れること必至だろうな。

 

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その後『Mensho Tokyo』から徒歩数分のところにあった中国系マーケットでチリの缶詰を1.99ドル(約218円)で購入

 

当初はこれにパスタをつけてつけ麺のように食べようとしていたのだが、

どうしても米が食べたいという相方達っての要望で米を炊きカレーライスのように食べることにした。

 

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21時過ぎ。

本日のディナー、チリコンカンライス完成。

 

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 チリの缶詰は想像していたよりも塩っ辛く、それ以外の味があまり感じられない。

つまりは思ったほど美味しくなかったということだ。

 

サンタモニカの刑事コロンボに登場する店、

『バーニーズ・ビーネリー』で食べたあの美味しいチリの味とは程遠い。

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やっぱ缶詰はダメだわ。

 

それでも、塩っ辛い味でご飯が食べれないわけではないので、

なんとか最後まで完食することができた。

(相方は全部たべれなかったので残った分は私が全部頂いた。)

 

もう絶対このメニューは作らない。 

 

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 その後は部屋に戻り、テキトーにネットなどをして就寝した。

ヒーターから急に水がピュルルルと噴射してきて止まらなくなったのが面白かった。

 

今日は悪天候のため1日宿でゆっくり過ごしたな。

時々こういうブレイクを入れるのも悪くない。

 

天気予報によると明日も天気はあまり優れない様子。

さて、何をしようか。

 

とりあえず2日連続宿に缶詰ということは極力避けたい。

 

▼次回記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ39日目②〜【サンフランシスコ名物】ぐねぐねロード(ロンバート・ストリート)〜 世界一周145日目★後編

坂の多い町、サンフランシスコの町を観光中。

 

前半では、結婚式も行われる市庁舎離れした市庁舎『サンフランシスコ市庁舎』や、

フルハウスの家『アラモ・スクエア』

日本人が多く住む『日本町』を観光した。

 

後半ではサンフランス名物の世界一くねくねした道『ロンバート・ストリート』に訪れようと思う。

 

(1ドル=約110円)

 

▼前回の記事
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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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14時30分。

ニンジャマーケットを出て徒歩で向かったのはロンバート・ストリートという世界一曲がりくねっているという道。

そこへ辿り着くにはまずこの急勾配を登り切らなくてはならない。

サンフランシスコにはこのレベルの坂道が普通に何箇所も存在している。

ちなみにこんな坂道登りたくないという人はケーブルカーなどでも行くこともできるのでそちらをお勧めする。

 

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さて、この急勾配をどう攻めようか。

相方はワンピースに登場するジャンゴのように後ろ向きで坂を歩き、私は元陸上部の血が騒ぎ出して久々の坂ダッシュでこの急勾配に挑んだ。

 

 

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一気に登りきれなかったのは私の体力の衰えだけが原因ではないだろう。

そう思わされるほど、この坂道は急でしかも長かった。

頂点に立ったところからは先が見えず、それはまるでジェットコースターの落下直前の景色。

しかしその先に広がるサンフランシスコの街並みは美しいものだった。

息を切らして登りきった後だとなおさらだ。

 

 

 

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15時25分。

坂を登りきってちょっと歩くと、そこはもうくねくね道の下り坂のロンバート・ストリート

グーグルマップで見てもここだけ蛇のようにくねくねしている。

 

そしてここのくねくねの部分は車でしか走行できないので、歩行者は脇にあるまっすぐな階段を下るしかない。

レンタカーを所持している時に1度通っておけばよかった、と、少し後悔。

 

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麓からの景色はこんな感じ。

ちょっと見えづらいが、スキーを滑った軌跡のようにくねくねになっているのがわかる。

なんでこんなことになってしまったのだろう。

車よりもバイクでここを下ってみたいと思った。

 

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ロンバート・ストリートを見学し終えた後は徒歩で宿まで戻る。

本当に急な坂道が多く、我々の体力と気力を著しく奪っていく。

そんな中少しでも疲れないように坂を登れる方法はないかと考えた末、写真のような体勢で2人協力して歩くという方法を考案した。

山側の人は谷側の人に押され、谷側の人は山側の人にもたれられるのでお互い普通に歩くよりかは楽に歩くことができる。

欠点としては両者とも前方が確認し辛いので、進路に植木などの障害物があるとそこにぶつかってしまう危険性がある。

そして何より周りからの視線に耐えなければならない。

 

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さすがに宿までは長い道のりだったので、途中でスーパーに寄って一休み。

ここのスーパーの外にはちょっとしたテラス席が用意されていたので、飲み物を買ってそこでちょっとくつろいだ。

 

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16時20分。

再び歩き出して訪れたのはグレース大聖堂

外観はフランスはパリのノートルダム大聖堂を彷彿させる。

グレース大聖堂はもともとは別の場所に建っていたのだが、1906年のサンフランシスコ大地震で建物が崩壊。

その後は寄付により現在の位置に立て直されたのだという。

 

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内部は無料で見学可能。

内装はヨーロッパを思い出させてくれるような荘厳さ。

さらに中では聖歌隊の練習が行われていて、間近で生歌を鑑賞することができた。

こいつは運がいい。

 

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16時50分

グレース大聖堂で十分足を休ませた後は再び宿を目指す。

 

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ここまで基本的に登りばかりだったが、ここから先は下る一方になりそうだ。

”やれやれ、やっと降りか。”

そうなるともう宿に着いたも同然の気分になった。

 

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17時。

やっと宿に到着し大広間でリラックスタイム。

今日は公共交通機関を一切使わず本当によく歩いたな。

私は体を休めながら、今まで溜め込んできたレシートを日付順に整理整頓して、貸し借りノートにその金額を記入していった。

そして今後の予定(主にニューヨークの滞在日数や滞在先、ニューヨークから日本へのフライトの件)を練って一気にそれらを手配した。

 

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一方相方は最近始めたスロットを相変わらず回していた。

『My Vegas slot』というこのスロットゲームはMGMリゾート社が提供するM-lifeメンバーズ公式アプリで、アプリで遊んでポイントを貯め、貯まったポイントでラスベガスのホテル宿泊、ビュッフェ、シルクドゥソレイユ鑑賞、カフェ、バー、アトラクションなど、様々な場面で無料または割引特典がゲットできるというもの。

サンフランシスコの次に再びラスベガスに訪れことになった時、相方はラスベガスのクーポンについて情報収集中にこのアプリの存在を発見。

数日後のラスベガス再訪までの短期間で鬼のようにスロットを回し続け、せめてビュッフェくらいは無料で食ってやろうと意気込んでいたのだ。

決してギャンブルに目覚めたわけではないが、これを機にギャンブルにハマってしまう可能性はなくもない、と、少し心配になった。

ちなみに『My Vegas slot』の他に『My Vegas BlackJack』というアプリもあるらしい。

 

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20時20分

晩御飯を作りにキッチンへ。

今日の献立はステーキ。

今回はニューヨークストリップステーキだ。

 

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やっぱりステーキはうまい。

ステーキレストランへ食べに行くよりも、スーパーで買って自分で焼く方が断然安く済む。

 その後は大広間でゆっくり過ごし、テキトーに部屋に戻り就寝した。

 

明日は天気予報によると1日雨。

特に焦って行くところもないし、大広間でだらだらするか、紀伊国屋で読書でもして暇を潰そうか。

どちらにせよ、明日はあまり動かない1日になりそうだ。

 

▼次回記事(1日中雨)

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ39日目①〜フルハウスの家、サンフランシスコ市庁舎、日本町でラーメン〜 世界一周145日目★前編

レンタカーを返しカリフォルニア州サンフランシスコに滞在中。

 

今日は日本でもおなじみの海外ドラマ『フルハウス』のオープニングでも登場するアラモ・スクエアや、サンフランシスコ市庁舎日本町くねくねロードロンバート・ストリート)などを訪れる予定。

 

天気は雲ひとつないいい天気だ。

 

(1ドル=約110円  本当に、毎日上がっている。。

 

▼前回の記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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昨日は朝8時すぎでキッチンは混み合っていたので、今日は朝7時30分に朝食へ。

さすがに昨日ほどは並んでいなかった。

 

そしてなぜかテーブルにはクッキーが数枚置かれていた。

早起きは三文の徳ということか。

 

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昨日の経験を生かし、火が全体に均等に通りやすい小さいフライパンでホットケーキを作る。

仕上がりはこんな感じ。

ちょっと焦げたが、お焦げ好きの私にとってはまだ許容範囲。

クッキーと一緒に美味しく頂いた。

朝食後は部屋へ戻り、『フルハウス』の全シーズンのオープニング動画をYou Tube で見て気分を高めた。

 

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10時30分

まず向かったのはサンフランシスコの市役所。

道中にあった変な遊具でちょっと遊ぶ。

 

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砂利の上をどれだけ音を立てずに歩けるかという遊具。

目の前のモニターにどれだけ音を立てているかがリアルタイムで表示される。

京都の二条城の鶯張りの床を音を立てずに歩くよりも難しい印象。

 

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これは変な打楽器。

あまりいい音色は奏でれなかった。

 

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これはよく分からないが自分の声がすごく響く装置。

これらの遊具で遊びながら、サンフランシスコ市庁舎の方へ歩いて行った。

 

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こちらは南米アンデス5カ国(コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ボリビア、ペルー)をスペインからの独立に導いたシモン・ボリバルの像。

なぜここサンフランシスコにあるのかは良く分からない。

 

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市庁舎の前には立派な像たちがいた。

 

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これがサンフランシスコ市庁舎。

ワシントンD.C. にある国会議事堂に似ていて、それに負けないくらい立派。

これが市庁舎とはとても思えない。

 

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サンフランシスコ市庁舎の中は無料で見学できる。

内装もかなり豪華で荘厳。

つまり見応え十分。

バシバシ写真を撮る観光客も多く訪れていた。

もはや市庁舎が観光名所化している。

 

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まるでヨーロッパの王宮や城にいるかのようだ。

 

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なんか人がたくさん集めているなぁと思ったら、市庁舎内で結婚式が行われていた。

しかも1組だけではなく、複数組。

もはや市庁舎の域を超えている。

 

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3階や4階に上がってってみると、結婚式関係者以外立ち入り禁止のところがあった。

立ち入り禁止なので入れはしないが、外から覗くことはでき雰囲気は感じれた。

 

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11時25分ごろ

市庁舎を見学した後は歩いてアラモ・スクエアへ。

住宅地を歩くとそこはもうすでにフルハウスのような雰囲気の家が立ち並んでいる。

おしゃれだ。

 

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11時40分ごろ

アラモ・スクエアに到着。

繰り返しになるが、ここは海外ドラマ『フルハウス』のオープニングシーンのロケ地。

タナー・ファミリーがこの公園でピクニックをしているシーンの背景にこのビクトリア様式の美しい家々が写っている。

 

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残念ながらこの丘の上部は現在立ち入り禁止になっていた。

タナー・ファミリーがピクニックをしていたのはおそらくこの立ち入り禁止エリア内。

同じ場所から同じ視点で同じ景色を眺めたかったが、まぁ仕方がない。

 

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ビクトリア様式の家々の前の道を歩いてみる。

この家々、売りに出されているという話を聞いたが、現在人は住んでいるのだろうか。

 

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12時30分。

アラモ・スクエアを見学した後は徒歩で日本町へ。

 

今日の昼飯は日本町でラーメンを食べると決めていた。

事前に調べていた『RAMEN YAMADAYA』というラーメン屋に訪れた。

 

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私はYAMADAYA KOTTERI というラーメンを14.14ドル(約1566円)で頂いた。

チップを含めてトータルで16ドル(約1760円)支払った。

特にトッピングの具材が美味しかった印象。

 

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日本町はこんな感じ。

確かに雰囲気は日本。

人はあまりいなくて静かだった。

いつも中国人で賑わっているチャイナタウンとは対照的だ。

予想としては、チャイナタウンほどまではいかなくとももっと人がたくさんいて賑わっているものだと思っていたのだが。

 

規模も小さめで、なんか日本は不人気で力がないように見えてしまう。

 

 

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高速道路のサービスエリアのような雰囲気がある、ジャパンセンターという屋内モールに入ってみる。

 

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イーストとウェストに分かれていて、レストランやお土産売り場、ダイソーなどが入っている。

内装はもちろんニホンナイズされている。

 

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ジャパンセンターなのにたまにハングル文字が掲げられているのはどういうことなのだろうか。

店名は『ソウル・ガーデン』

ここはコリアンタウンじゃないぞ。

 

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そしてなんとジャパンセンターにはあの紀伊国屋が入っていた。 

これは長期で日本を離れている人にとっては嬉しいのではないか。

 

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品揃えは豊富とまでは言えないかもしれないが、雑誌や小説、ビジネス書などなど、日本の本屋さんにあるものは大体揃っていたと思う。

明日から雨が降る日が何日かあるらしいので、そういう時にここへきて読書をするってのもいいな、と思った。

残念ながら最近の日本の本屋さんのように座って読めるスペースは完備していなかったので、読むなら立ち読みになってしまうが。

 

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ジャパンセンターを一通り見学し終えた後は近くにあった『ニンジャマーケット』へ。

ようは日本スーパーである。

 

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やはりまずは日本のお惣菜にテンションが上がる。

アメリカのスーパーのデリにはない、日本独特のお惣菜に心癒される。

 

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私の大好きなハマチの刺身も売っている。

醤油をつけてこのままかぶりつきたい。

 

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ここニンジャマーケトはなかなか品揃え豊富だった。

が、もちろんだが日本のスーパーで購入するよりかは数割増しの値段で売られている。

我々は見学だけして楽しみ、いつも通り特に何も買わなかった。

 

〜後半へ続く〜

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ38日目〜ゴールデンゲートブリッジ&フィッシャーマンズワーフでクラムチャウダー〜 世界一周144日目★

10月12日にデトロイト空港のダラーレンタカーで車をレンタルし、

昨日11月16日にサンフランシスコで返却。

 

35日間アメリカ横断の旅を事故もなく無事に終えることができ、

現在、サンフランシスコのインターナショナルホステルに滞在している。

 

ここにはトータル5日間滞在する予定。

サンフランシスコを観光して回るには十分な期間だ。

(1ドル=約108.74円 若干下がったがほぼ109円。)

 

▼前回の記事
earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝8時。

この宿には無料朝食が付いているので1階の大広間(共用スペース)へ。

 

みなさんキッチンに集まっていて、何かを作っている様子。

キッチンのテーブルに置かれた大食缶にはホットケーキの素が大量に入っている。

なるほど、朝食はこのホットケーキを自分で焼いて食え、ということだな、と判断。

 

さすがに他にも何かあるだろう、と思ったが、朝食はこのホットケーキと終日無料のコーヒーのみのようだ。

  

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 予想に反してみなさん早起きで、キッチンにはコンロ待ちの列ができていた。

ホットケーキ作りは相方に任せ、私は席の確保へ向かった。

コンロがもう1台機能していればこんな行列はできていないだろうに。

(コンロ1台故障中。)

 

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席を確保してちょっとしたら、相方が料理に取り掛かり始めたようだったので応援に駆けつける。

フライパンの大きさが違い、さらに場所によって火力が全然違うので上手く焼くのに苦労したようだ。

 

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ハチミツをかけて出来上がり。

私が確保しておいたテーブルにホットケーキを運び朝食タイム。

なかなか綺麗に焼けているではないか。

 

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と、見せかけて裏返したらこの有様。

それでも黒い部分をはがし取り、食べれそうなところはできるだけ食べた。

 

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朝食後部屋へ戻り、シャワーを浴びたり調べ物をしたりしてテキトーに時を過ごす。

そして12時30分ごろ

サンフランシスコの街に繰り出す。

貴重品ロッカーは部屋ではなく廊下にまとめて置かれている。

鍵は各自のを使わなければならない。

 

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とりあえずサンフランシスコといえば、のゴールデンゲートブリッジへ。

バスで行くのか、電車で行くのか、はたまたサンフランシスコ名物のケーブルカーで行くのか。

 

とりあえずパウエル駅の切符売り場で駅員さんに聞いてみる。

駅員ではなさそうな奥さんも寄ってきて親切に道案内してくれた。

この人達のおかげでなんとか切符を買うことができ、行き方もなんとなくわかった。

久しぶりの公共交通機関の利用に少し手間取った。

 

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『muni(ミュニ)』というサンフランシスコ市内の公共交通機関(バス、地下鉄&路面電車)の切符を購入。

値段は1人2.25ドル(約243円)

90分以内だったら市内のmuniに何度でも乗り換えが可能。

 

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 駅員さんに渡されたラインマーカー付きのミュニメトロマップを見ながらとりあえず JUDAH&19AVE 駅を目指す。

 

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地下鉄はいつの間にか地上に出て路面電車状態に。

駅名のアナウンスや表示がなかった(あったが気付かなかっただけなのか?)ため、グーグルマップとにらめっこ。

マップでJUDAH(ジュダストリート)と19AVE(19アベニュー)の交差点を見つけ出し、GPSで現在地を確認しながらなんとか JUDAH&19AVE駅 での下車に成功。

 

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駅員さんからもらったラインマーカー付きの資料によると、

JUDAH&19AVE駅を降りたら19アベニューの北にある28番のバスに乗り換えるとのこと。

とりあえず19アベニューを北へ進んでみた。

 

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すると19アベニューとIrving Street(アーヴィングストリート)との交差点付近にバス停を発見。

バス停を見ると『28番がとまる』と書いてあるので、

とりあえずここに来たバスに乗り込めばゴールデンゲートブリッジまで連れて行ってくれるのだろう。

 

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13時10分ごろバスが来た。

90分以内なら乗り換え自由なので、ここでの運賃はかからない。

 

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13時25分ごろ。

ゴールデンゲートブリッジに到着。

 

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これがゴールデンゲートブリッジに使われているケーブルらしい。

間近で見るとだいぶ極太。

 

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1週間ぶりのゴールデンゲートブリッジ。

前回は車で通っただけだったが、今日は歩いて橋を渡ってみる。

車だとサンフランシスコへ入る時は有料になるが、徒歩なら行きも帰りも無料

 

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13時45分。

外観を見学したら早速橋を渡る。

最初は景色とかを見て楽しめるけど、向こう岸まで行くのは結構遠くてなかなか疲れる。

 

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通路は歩行者と自転車で車線が分けられているので注意が必要。

無意識のうちに自転車レーンを歩いているとベルやブレーキの音で威圧されるか、下手したら引かれる。

 

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橋から見えるこの島はアルカトラズ島

アメリカ南北戦争時代には北部軍の要塞として、

その後軍事刑務所、連邦刑務所と姿を変え、

現在では歴史地区として観光名所になっている。

 

禁酒法時代に名を馳せたギャング、『スカーフェイス』ことアル・カポネマシンガン・ケリーもこのアルカトラズ島の刑務所に収容されていた。

アルカトラズ島へはフィッシャーマンズワーフ近くのピア33から船が出ている。

 

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ゴールデンゲートブリッジからはサンフランシスコの街並みが一望できる。

白い建物が多く、大きな丘のような、坂の多い港町。というのがよくわかる。

  

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14時30分。

頑張って向こう岸の『Vista Point』というところまで歩いて行った。

ところどころ止まって景色を眺めながらだったが、橋を渡りきるのに約45分かかった。

 

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ここの駐車場にはくまさんが乗ったイカす車が駐車してあった。

 

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私は最初個人のものかと思ってまじまじと見るのを遠慮していたが、どうやらこれは展示物のよう。

サンフランシスコの街の景色を眺めるより、こっちを見る方に夢中になってしまった。

 

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一応ここからもサンフランシスコの街並みを眺められる。

ちょっと遠いかな。

 

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『The Lone Sailor』

『孤独な船乗り』と訳せる銅像がサンフランシスコの街並みを眺めながら立っていた。

 

一通りこのあたりを見たら再び橋を渡ってサンフランシスコ側へ戻った。

なかなか面倒臭い道のりだが、海にはアシカがちょいちょい見えたのでそこそこ楽しみながら橋を渡り向こう岸に戻ることができた。

 

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 戻ってきてウェルカムセンターへ寄る。

 

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ここでは主にゴールデンゲートブリッジアルカトラズ島関連のグッズが売られていた。

アルカトラズ島刑務所の囚人トランプのキングはアル・カポネ

ショップを一通り見た後は、このウェルカムセンターのインフォメーションでフィッシャーマンズワーフへの行き方を聞いた。

来た時と同じ28番のバスに乗ればいけるということだった。

すっかり車移動に慣れてしまったため、非常に不便さを感じる。

 

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16時10分ごろ

フィッシャーマンズワーフの手前ぐらいでバスを降り、そこからは徒歩で向かった。

サンフランシスコ名物のケーブルカーが走っていてちょっと興奮。

 

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こんな風に乗るわけね。

 

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色鮮やかなレストランを通り、

 

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我々が大好きなインナンナウトを通り、

 

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いい感じの港を通り、

 

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フィッシャーマンズワーフに到着。

フィッシャーマンズワーフは『漁師の波止場』という意味で、19世紀半ばのゴールドラッシュでサンフランシスコが大きな町になった時期以来の漁港。

中央にカニが描かれた大きな舵輪がシンボル的存在か。

 

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この広場にはエビやカニなど、新鮮なシーフードを使った屋台が立ち並んでいる。

店の看板を見る限り、どこも約100年の歴史を持つ老舗であることがわかる。

 

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エビやカニ、貝を使ったファストフード。

エビもカニも貝も嫌いな私には全くそそられない。

 

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ここで名物のクラムチャウダーを食べたがっていた相方が事前に調べたところ、このティファニーブルーの店がいいとのことだった。

店名は『ALITO'S WATERSIDE CAFE』

 

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店頭では店員さんがカニをハンマーみたいなのでバンバン叩き皮むきをしている。

その手さばきはなかなか見もの。

 

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他の屋台が7.25ドルでパンの容器のクラムチャウダーを売る中、ここだけは6.50ドルで売っていて、我々が見た限りでは最安値。

 

ここの屋台群ならどこで食べても味はさほど変わらないだろうと思い、やはりこのティファニーブルーの店でクラムチャウダーを購入しようと店頭へ行く。

 

しかし、店頭でカニを割っている兄ちゃんと客の姉ちゃんがずっとべちゃくちゃしゃべっててこちらに見向きもしない状況がしばらく続いたので、

しびれを切らした相方は隣の『Nick's Lighthouse』という賑わっている屋台へ移動して、結局そこでクラムチャウダーを購入した。

 

値段は税込み7.88ドル(約851円)

 

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これがサンフランシスコ名物のクラムチャウダー。

結構でかくボリューミー。

これ1つを2人でシェアした。

寒い時に食べる熱々のクラムチャウダーは絶品。(それでもこの時は風が強くて寒さの方が勝っていた)

酸味のあるフランスパンをつけて食べるのもまた良い。

最後にはパンが大量に余ってしまうのだが、このパンだけで食べるのは正直あまり美味しくない。

 

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周りには食べ残したパンの残骸が散らかっており、カモメがそれに集る。

パンを残してしまった我々も現地の人たちに右へ倣えでパンの食べ残しをカモメたちにあげた。(それが現地人流なのかは不明だが。)

カモメ同士の餌の取り合いを観察するのが面白かった。

 

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クラムチャウダーで腹を膨らませた後は夕焼けがいい感じだったので海の方へ。

夕暮れ時のアルカトラズ島を眺める。 

 

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その後歩いてピア39の方へ。

大きなクリスマスツリーが飾られていた。

 

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ピア39の中はまるで遊園地のような雰囲気だった。

ちょうどライトアップされてきた時間帯でいい感じ。

ちょっと神戸のモザイクタウンを彷彿させる雰囲気もある。

 

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ピア39をテキトーに散策し、再び歩いてフィッシャーマンズワーフの方へ戻った。

この時非常に寒かったし、たくさん歩き疲れていたので今日はもう宿へ戻ることにした。

 

超近くにあったスタバの無料ワイファイを使わせてもらい、グーグルマップでバスでの帰り方を検索。

30番のバスに乗りホテルへ戻った。(2.25ドルの乗車券を運転車から購入。)

 

30番のバスの乗客はほとんど中華系の人々だった。

これはもしや、と思ったら、やはりこの30番のバスはチャイナタウンのど真ん中を通るバスだった。 

なんでもここサンフランシスコのチャイナタウンはアメリカで一番大きなチャイナタウンらしい。

 

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18時20分ごろ宿に到着。

大広間のソファーでコーヒーを飲みながらゆっくりと過ごす。

クラムチャウダーが意外と腹にたまっており、晩御飯はとりあえず抜きでもいいかな、と思っていた。

 

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しかし22時すぎごろ、小腹が減ってきた。

こんな時に食べるとうまいカップ麺を買いに夜のサンフランシスコの町へ繰り出す。

宿近くの売店には良さげなものが売っていなかったので、ちょっと遠くにあるセブンイレブンまで足を伸ばした。

1件目のセブンはなぜか鍵が閉まっていて入れなかったので、さらに歩き他の店舗へ。

 

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相方は日本でもおなじみの辛ラーメンをチョイス。

私は『今麦郎』とかいうちょっと怪しいカップ麺を1.99ドル(約216円)で購入した。

 

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23時。

宿で購入したカップ麺をいただく。

ちょっと中華系の風味はするが、『今麦郎』の味はそこまで悪くなかった。

相方の辛ラーメンは日本のものと変わらない。

辛かった。

 

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その後相方は部屋へ戻り、私は2階のくつろぎスペースでパソコンをいじっていた。

1時近くまでそこにいたかな。

その後部屋へ戻り就寝した。

 

明日はもっとサンフランシスコの町を散策してみる予定。

 

▼次回記事(海外ドラマ『フルハウス』の舞台へ(^ ^)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断36日目〜サンフランシスコでレンタカー返却【アメリカ横断終了】〜 世界一周143日目★

レンタカーでアメリカ横断の旅も今日が最終日。

 

35日間というかなりゆとりを持った日程で、ほとんどノープランでアメリカ本土を走り回った。

 

実際まわってみて、35日という期間は横断するには十分すぎる、と感じた。

 

事実、だいぶゆったりまわったつもりだったが、

35日の間にアメリカ縦断を2回、横断を1回してしまっている。。

 

ルートを決めて効率よくテキパキ回れば、2週間もあれば余裕で横断できてしまうのではないか。


期間が短い方がレンタカー費用も浮くから、

無難に横断するなら2週間くらいがベストなのかな、と思った。

 

(1ドル=約109円 どんどん上がる。。)

 

▼前回の記事
earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝7時。

オレゴン州からカリフォルニア州に入ったばかり辺りのところにある、

インターステイト5号線上のレストエリアで目を覚ます。

 

車の温度計は外気5度くらいを示しているが、

4度だったグランドキャニオンに比べたら体感温度は暖かく、寒さはあまり感じなかった。

 

それゆえ、昨晩はぐっすり眠ることができた。

ただただ疲れていて寒さよりも睡眠を優先させてしまっていたのかもしれない。

 

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目を覚ましたらトイレだけ済ませすぐに出発。

 

レンタカー返却時間は本日の14時まで。

時間は余裕だが、何が起こるかわからないし、できるだけ早めにサンフランシスコ入りをしておきたい。

 

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8時30分。

朝マックを食べるためにマクドナルドへ来てみた。

 

そしたら改装か閉業か知らないが、マックはこの有様。

残念。

 

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ここには大きなガソリンスタンドが併設されていたので、せっかくなのでそこにも寄ってみた。

そしたらこのガソリンスタンドにはシャワールームが完備されていた。

 

いくらで浴びられるかはわからなかったが、最終日にこのような施設を見つけるとは。。

 

今までシャワーを浴びたい局面は何度もあったので、その時に現れて欲しかった。

 

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さらにリラックスできるちょっとしたラウンジみたいなのも存在した。

こんな素敵なガソリンスタンドが全米各地にいくつもあったら良かったのに。

 

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ガソリンスタンドの売店を物色しトイレを済ませたら再び運転。

 

こうやって走るのも今日で最後かぁ、と、噛み締めるように5号線を南へ激走する。

 

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10時50分。

サクラメント手前くらいでインターステイト5号線を外れ、

サンフランシスコまであと40分ほどのところにあるウォルマートに立ち寄る。

 

基本的に郊外に店舗を構えているウォルマートに寄れるのはレンタカーを所持している時に限られる。

 

なのでレンタカー返却前にラストウォルに訪れて食料を安価で購入しておこうと考えたわけだ。

  

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ここのウォルマートで、

米約0.9kgを1.58ドル(約172円)、

玉ねぎ2つを0.74ドル(約80円)、

シフォンケーキみたいなのを1.99ドル(約216円)、

ストリップステーキ2枚を13.16ドル(約1434円)、

リブアイステーキを10.68ドル(約1164円)

で購入。

 

エルパソで焼いたステーキのコスパの良さが忘れられず、最後にステーキを4枚も購入してしまった。

 

まぁ、下手に外食するよりは全然安い。

 

サンフランシスコでは今度こそちゃんとキッチンと食器類が完備したホステルに宿泊する予定なので、

そこで豪快にステーキを焼いてかぶりつこうという魂胆だ。

 

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 買い物を済ませたら車中の掃除。

 

35日間散らかし放題だった後部座席、トランクを整理整頓。

 

本当に、車って便利だったなぁ、とつくづく思う。

 

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全てをまとめバックパックの中に詰め込む。

詰め込みきれないものは買い物袋へ詰め込む。

 

まこれを持ち歩く日々が始まるのかぁ、と思うとちょっとため息が出る。。

 

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12時前ウォルマートを出発。

 

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ここで一つ問題が発生する。

この旅で初めてガソリンランプが点滅したのだ。

 

実は今回、返却時ガソリン満タン返し不要のプランでレンタカーを申し込んでいた。

 

昨晩ガソリンを満タンにして、

”なんとかこのままいけそうだな”

と思ったので一切給油はせずにここまで来たのだが、ついにここで点滅。

 

冷静に表示されている走行可能距離を見たら、返却場所のダラーレンタカーまではなんとか走りそう。

 

あまりその数字をあてにしてはいけないということはわかっていたが、

ここまで来たらガソスタによるのも面倒くさいし、できればこのまま行っちゃいたい。

 

というか、

寄ろうとしてもこういう時に限ってガソスタがなかなか現れなかった、

と言ったほうが正しいかもしれない。

 

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後続車を無視した超燃費重視運転で走行を続けながら、

なんとかサンフランシスコ=オークランドベイブリッジへ突入。

 

サンフランシスコの真北に位置するゴールデンゲートブリッジ

サンフランシスコに入る時には有料になると聞いていたので、そこは避けてここの橋を通った。

 

しかしどうやらこちらの橋も有料のようで、通行には4ドル(約436円かかった。

 

日本でいうETCシステムがレンタカーに搭載されていたので、

支払いは後日クレジットカードから引き落とされる。

 

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*追記(重要)*

 

今まで通ったトールロード(有料道路)の請求は、約1ヶ月後の12月半ばと約4ヶ月後の3月半ばに、2回に分けられてきた。

しかもその値段はトータルで約100ドル(約11300円)

 

”高っッ!!!”

 

トールロードの看板を見る限り、料金は1回1ドル前後と超激安だったと思うのだが。。

 

請求金額に納得いかなかったので、ダラーレンタカーに問い合わせてみた。

そしたら、トールロード使用の明細を送ってくれた。

 

それを見る限り、

トール料金(有料道路通行料)は6回使用してわずか10ドル(約1130円)程度。

じゃ何が高いんだ?

 

よく見ると、その隣には『Admin Fee』とかいう謎の手数料が書かれており、その金額はなんと1回につき15ドル(約1695円)

 

”高っッ!!!”

 

それが6回なので『Admin Fee』だけで90ドル(約10170円)も取られている。。

なんだよこの『Admin Fee』って。。聞いてねぇぞ。。

 

詳しくはまだ調べていないのでわからないが、

とにかく、アメリカでレンタカーを借りるときはトールロードの料金よりも、この意味不明な手数料に注意した方がいい。

 

フロリダのマイアミあたりはトールロードばっかりだったから、気づいたらトールロードに乗っているということがよくあったから。。

 

というか、トールロードを使用した6回中1回はサンフランシスコの橋の通行料。

残りの5回は全て、フロリダで道を間違えてトールロードを乗ったり降りたりした時のもの。。

 

本当、フロリダのトールロード地獄には要注意。。

 

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この橋を渡っているとさらにピンチな状況に。

 

先ほどまで表示されていた走行可能距離の表示が突然『----』となり、

ついに表示されなくなった。。

 

これはもう本当に限界ということなのか。。?

 

ハイウェイを降りて市街地に突入しても超低燃費運転を継続する。

 

しかし、ナビで設定していたダラーレンタカーがあるところ付近にたどり着いてもそこには何もなく、

明らかにここではない雰囲気がプンプン漂っている。

 

”まじかよ、ここで道に迷うとか?まじでガス欠で止まっちゃうぞ。”

 

しかもここは急な坂が多いサンフランシスコの市街地。

その坂が下りなら万々歳なのだが、こういう時に限って急勾配な上り坂ばっかりが続く。。

 

相方のナビでもう一度ダラーレンタカーを検索。

なんとか特定の位置を見つけ出し、より磨きのかかった超低燃費運転でそこを目指す。

 

こうなると、信号が赤になるたびに不安に駆られる。

 

しかも市街地は道路が混み合っていて、アクセルワークの多さの割になかなか距離が稼げない。

 

いつガス欠で停車してもおかしくない絶体絶命の状況。

 

しばらく緊張状態のままの運転が続いた。

 

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13時10分。

 

”あったー!!”

 

なんとかガス欠せずにダラーレンターを発見することができた。

 

看板に従って立体駐車場みたいなところへ入って返却所へ。

 

この立体駐車場の上り坂ですら登りきれるか分からない。。

 

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『CAR RETURN』と書いてあるところで車を停車。

 

アメリカ横断完了!』

なんていう感動など今はなく、

なんとかガス欠せずにたどり着いたことにただただホッとした。

 

メーターはほぼエンプティー

 

それでも私は何事もなかったかのように、

かつ、”これだけの距離を走ってきたんだぞ”、と誇らしげにレンタカーを返却。

 

スタッフのおっちゃんが車を移動させる時にガス欠になってしまうのではないか?

と少しソワソワはしたが。

 

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走行距離はレンタル時12602マイル→返却時22246マイルだったので、

 

トータル9644マイル(15430キロ)。

(1日平均約440キロ)

 

もう少しで1万マイルだったのに。。

 

ガソリンをもう一回給油してでももうちょっと無駄に走行しておけばよかったな、

と少し悔いが残った。

 

それでも、

10000キロの王台は軽く突破したのでまぁよしとしよう。

(運転はすべて私一人です。)

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断35日間のルート★

 

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最後にこの窓口で最初にもらった書類などを渡して全ての手続きが終了。

 

ここでレシートをもらった。

レシートに書かれていた金額はデトロイトでレンターカーを借りる際に出された金額と同額の2402.88ドル

トールロード(有料道路)を通った分は後から計算されてカードにチャージされるのだろう。

 

そんなことより、

この金額の引き落としはレンタカーを借りた日にちなのか?

それとも返却した日付なのか。。?

 

ドナルド・トランプ大統領誕生のため、

レンタル時には1ドル約103円だったドルも、

現在では109円にまで上昇してしまっている。

 

この6円差を2402.88ドルに当てはめてみると、

14416円ほどの差が生じる。

 

これはデカい。。

 

*追記*

後日実際に請求された金額は266525円だったので、

およそ19000円の差が生じてしまっていたことになる。

 

レンタカー返却から数日後、1ドル約111円になった時に引き落とされたということだ。

ちくしょう。。。

 

 

ついでにフロリダで食らった駐禁について、これはレンタカー会社の方で処理してくれるのかどうか聞いてみた。

 

しかし、『それは自分でやってくれ。』、と一蹴。

 

”しょうがない。30日以内に支払わないと割増料金になるし、宿へ行ったら手続きをしてやるか。”

 

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車の中にあった荷物を全て背負う。

 

”こんなに荷物あったっけ?” 

 

と、その量に驚く。

 

今日からはドライバーではなく、再びバックパッカーに戻るのだ。

 

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ほんと、車って便利だなって痛感した。

 

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13時20分。

幸運にも、今回サンフランシスコで5泊する宿はダラーレンタカーから徒歩数分のところに位置していた。

 

『サンフランシスコ・インターナショナル・ホステル』というところ。

 

▼サンフランシスコ・インターナショナル・ホステルの場所

 

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4台ベッドドミトリータイプ。

料金は5日間2人で28624円。

1人1泊2862円。

 

Wi-Fi、朝食無料のキッチン付き。

ロビー(共用スペース)には終日無料でコーヒーサーバーが置かれている。

 

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ここが共用スペース。

基本的に外出しない人々はここでたむろし、飯を食う人たちはここで食う。

 

いつでもコーヒーが飲めるしビリヤード台も完備しているので、ここだけで十分時を過ごせる。

 

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チェックインまで我々もここで時間を潰すことに。

先ほどウォルマートで購入したシフォンケーキみたいなのを取り出し食べる。

 

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ユーチューブで『水曜どうでしょう』を見ながらケーキを食べコーヒーをすする。

至福のひとときだった。

 

シフォンケーキは変な風に甘くてきつい味。

お世辞にも美味しいと言えるものではなかった。

 

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15時45分。

重い腰をようやく上げチェックインを済ませる。

部屋にはまだ誰もいない様子だったので、このまま誰も来ないことを願う。

 

そして私はしばらく部屋で今後の予定について色々と調べた。

具体的には、

 

コスタリカ初日の宿。

中米からニューヨークへいつ行くか?

ニューヨークでの滞在先。

ニューヨークから日本へいつ帰るか?

 

だ。

 

特に年末年始のニューヨークでの滞在先は確保困難な状況なので、一刻も早く確定させなければならない。

 

そのためにはいつ、どこからニューヨークへ行って、何日間ニューヨークにいて、、

 

など、他のことも連動して決めなければならないので調べるのにものすごく労力を使う。

本当、この作業は旅中最も面倒臭いことの一つかもしれない。

 

あ、この時ついでにフロリダでの駐禁処理をネットでしようとしたが、

よく調べると相手の日付記入ミスで請求されている罰金額が割り増しになっていた。

 

そんなアンリーズナブルな金額払えるはずがないので、

とりあえず抗議のメールを入れてあとは返信待ちの状態にしておいた。

 

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19時ちょっと過ぎ。

晩飯を作りにキッチンへ。

キッチンも広くてなかなか綺麗そう。

食器類も豊富に揃っている。

 

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 でもコンロがまるまる1台故障していて使えない。

なのでピーク時にはコンロ争奪戦が繰り広げられる。

 

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 コンロが空くのを待っている間に野菜を切る。

野菜と言っても、たまねぎだけだが。

 

さっきのウォルマートでステーキを2種類買ったが、

本日はリブアイステーキの方を焼いて食べることにする。

 

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コンロが空いたので調理開始。

 

火力が強い方でずーーーーっと豆を煮込んでいる白人のおっちゃんがいたので、

仕方なく火力が弱い方で肉を焼くことに。

 

”豆なんて弱火で煮込めばいいのだから場所を代わってくれ。”

 

と内心思いながらも、特にその一言を告げることはなかった。

 

豆のおっちゃんは基本的に共用スペースで待機していて、

ちょいちょい豆の煮詰まり具合を確認しにキッチンへやってくる。

(我々はそのおっちゃんを密かに”ミスター・ビーン”と呼んだ。)

 

結局我々の方が先に調理完了し、ステーキをテーブルに運びディナータイムとなった。

 

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19時50分。

本日の献立は白米と玉ねぎとリブアイステーキ。

1人230gほどで5.3ドル(約577円)くらい。

 

味の方はエルパソで食べた肉よりは少し劣る気もしたが十分に美味しい。

こんな豪華なメシを食っているのは我々以外いなかったな。

みんなだいたいカップ麺かパスタか豆。 

 

そういえば ミスター・ビーンは我々がステーキを食べ終わった後もまだ豆をグツグツと煮ていたな。

一体いつになったら完成するのだろう。。?

 

こうして食事をとった後は部屋に戻り、テキトーに時を過ごしてこの日は就寝した。

 

本日ドミトリーには結局誰も来ず、気楽に時を過ごせた。

明日以降もそうであることを願いたい。

 

▼次回記事(ゴールデンゲートブリッジなど)

earthtravel.hatenablog.com

 

アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com