2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

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ニューヨーク11日目〜ゼイバーズとトレーダージョーズでお土産探し&ジョーズピザ〜 世界一周194日目★

2017年1月3日。

ニューヨーク滞在も残すところ2日。

ということは、我々が一時帰国する日ももう2日後に迫っているということ。

 

昨日、そしてグアテマラメキシコにいる間にある程度のお土産はすでに購入済みだが、まだもう少し買い足す必要がある。

 

なので今日の主な目的はお土産ショッピング。

物価の高いここニューヨークで、何かリーズナブルないいものは見つかるだろうか。。

 

(1ドル=約117円 2017年1月3日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

  ▼タイムズスクエア・カウントダウン情報まとめ

 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝9時。

相方と二人で朝食作り開始。

ということは、昨日まで喧嘩していた状態は見事に修復され仲直りしたということ。

これで今日は2人でお土産探しに出かけれそうだ。

 

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昨晩ブロンクスの元滞在先から取り戻してきたキャベツなどの食材も使い、具沢山でちょっぴり豪華なトーストサンドの完成。

美味しいよ。

 

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外は雨が降っているためなかなか外出する気になれず、とりあえず部屋でのんびりと過ごして待機。

 

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13時すぎに外出。

だいぶ弱なってはきたが、まだ雨はパラパラ降っている。 

 

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ハーレムの宿の最寄りの135st 駅から地下鉄レッドラインの2番に乗り込む。

 

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13時50分。

79st 駅で下車。

 

目的地の『ZABAR'S(ゼイバーズ)』というニューヨークで絶大な人気を誇るスーパーは、地下鉄を降りてすぐのとこにある。

 

▼ZABAR'S(ゼイバーズ)の場所

 

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これが『ZABAR'S(ゼイバーズ)』

 

1934年創業の老舗スーパーで、トム・ハンクスメグ・ライアン主演の『You've Got Mail』など、数々の映画にも登場している。

 

高品質、低価格、豊富な品揃えがこのスーパーの売りで、ここでお土産を爆買いしていく観光客もたくさんいる。

 

スーパーでお土産かよ、と侮るなかれ。

もはや『ZABAR'S』というブランド。

その辺のスーパーの商品と一緒にしてはいけない。

 

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そんな高品質な商品を豊富に取り揃えているゼイバースに来店。

店内に入るといきなり床に何かまき散らかしてあったけど、これは何だ?

 

最初はこういう内装デザインなのかなぁと思っていたが、こんなのが撒き散らかしてあったのは入り口付近のみ。

たぶん麦かなんかの粉を何かの手違いで大量にこぼしてしまったのだと思う。

 

”き、汚ねぇ。。”

 

思わず『高品質』という言葉に疑問を持たずにはいられなかった。

 

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 溢れていたのは床の麦だけではない。

店内も多くの商品で溢れている。

『豊富な品揃え』というのは本当のようだ。

 

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ベーカリーコーナー。

 

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デリコーナー。

 

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チーズコーナー。

 

チーズの種類は豊富すぎるほど豊富だった。

後から知ったことだが、ここゼイバーズは特にチーズやスモークサーモンが有名なのらしい。

 

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寿司もある。

だいたい7、8ドル前後くらいで売っていたので、そんなべらぼうに高くはない。

 

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ゼイバーズは2階建。

2階ではキッチン用品など食料品以外のモノが売られていた。

 

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こういう『ZABAR'S』の文字が入ったゼイバーズグッズがお土産だけでなく個人用に人気らしい。

 

ゼイバーズのエコバッグっていうのもかなり人気が高いらしいぞ。

(今思うと、ここで大量にエコバッグを買って日本で売りさばけばよかった、と少し後悔している。)

 

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ゼイバーズ内を歩き回ってお土産になりそうなものを物色してみたが、

いいものはたくさんあるがどれも長期旅行者の我々が想定していた値段よりも少し根が張るものばかりだった、というのが正直なところ。

 

”まぁまだ一軒目だし、他にも店周って何もなかったらまたゼイバースに戻ってこればいいらぁ。(メトロ乗り放題だし。)”

 

そう思い、とりあえず何も買わずに一旦ゼイバーズを後にした。

 

ウィンドーショッピングだけでも十分楽しかったよ。

 

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14時40分。

とりあえず困った時のタイムズスクエアにやってきた。

ここに来れば値段は高いだろうが何かしら見るものはあるだろう。

 

まだ降り止まない雨がうっとうしい。

 

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年が明けてもう3日が経つというのに、未だに街はクリスマスムード

日本の感覚からすると ”まだ年末か”、と勘違いしてしまいそうだ。

 

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14時45分。

3時のおやつということで、

タイムズスクエア近くにある『Junior's(ジュニアーズ)』という人気のケーキ屋さんへ寄った。

 

創業60年以上を誇る老舗で、ブルックリンに本店を構える。

ジュニアーズはニューヨークのチーズケーキ屋さんの中でもトップレベルの知名度を誇る人気店だ。

 

▼Junior's(ジュニアーズ)タイムズスクエア店の場所

 

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ジュニアーズタイムズスクエア店には2つ扉があり、レストランと売店に分かれている。

チップを払うことを嫌った我々は売店の方へ。

(売店とレストランでメニューや料金が違うかどうかはわからないが。。)

 

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ショーケースの中には名物のニューヨークチーズケーキだけでなくパンやベーグルも並んでいる。

ニューヨークチーズケーキもシンプルなプレーンや、ブルーベリーソースがかかったものなど種類豊富でどれにするか悩んでしまう。

 

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結局私はチョコレートチーズケーキを7.75ドル(約906円)で購入。

相方はストロベリーチーズケーキを7.9ドル(約924円)くらいで購入していた。

 

確かにでかくてボリューミーだが、たかがケーキ一切れのくせにくそ高けぇ。。 

 

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売店には屋内席がないので、屋外のテラス席でそれを食べる。

屋根があるので雨に濡れる心配はないが、風をもろに浴びて寒い。

 

そしてチーズケーキの味の方はというと、甘ったるくて我々の好みの味ではなかった。

 

濃厚さがウリのジュニアーズらしいが、濃厚というより砂糖をバンバン使ったアメリカ特有の甘ったるさって感じ。

久々にウォルマートのお菓子の味を思い出した。

 

これなら一切れを2人でシェアした方が良かったな。

 

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15時30分。

タイムズスクエアから地下鉄でプラザホテルへ移動。

先日も訪れたプラザホテルの地下にあるフードホールへ行き、そこで何かお土産になるものはないか探そうというわけだ。

 

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わかってはいたが、ここはなかなか値が張る。

先ほどのゼイバーズの方が断然安くて品揃えも豊富だった。

 

結局ここではティーの試飲をし、先ほどくどくなって残したジュニアーズのチーズケーキの残りを完食するだけでその場を去った。

 

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16時30分。

本日最後のお店はここ、『TRADER JOE'S(トレーダー・ジョーズ)』。

 

ここは今日1軒目に入ったゼイバーズと同じように、高品質だけど低価格というのが特徴のオーガニックスーパー

 

ほとんどの商品が自社開発のオリジナル。プライベート・ブランドてやつだ。

 

トレーダー・ジョーズは西海岸ロサンゼルス発祥のスーパーで、

現在ではアメリカ国内に300店舗以上も展開している人気の大型スーパーチェーン。

マンハッタンだけでなくニュージャージーやブルックリンにも店舗を構えている。

 

▼TRADER JOE'S(トレーダー・ジョーズ)ユニオンスクエア付近店

 

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まず店内に入ってびっくりしたのはありえないほどの大行列。

 

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なんとこれ、レジ待ち行列。

レジから店内を半周したところまでぐるっと大行列ができている。

スーパーでこんな大行列、見たことない。

 

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こんなにたくさん人が集まるというのに、通路などのスペースは狭い。

そしてなるべく動きやすくするためか、

ショッピングカートは一般的なアメリカのサイズよりもだいぶ小さめでコンパクト。

 

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そして驚いたことその2。

圧倒的に値段が安い。

 

ホールフーズゼイバーズなど、

ニューヨークで人気のオーガニックスーパーにはすでに何度か足を運んでいる我々。

しかしここトレーダー・ジョーズの値段設定がそれらに比べてはるかに安いのはどの商品を見ても一目瞭然。

しかもどの商品もパッケージのデザインが非常におしゃれ。

 

このクオリティーでこの値段は激アツ。

そりゃこんだけの大行列もできるわ。

 

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ここにきてついに我々の購買意欲に火がついた。

 

”これもいい、あれもいい、、どれにしよう。。ま、安いし両方買っちゃうかぁ。”

 

そんな感じで商品を物色している間に、

いつの間にかレジ待ち行列は店内を一周して最後尾がレジの前という意味不明な状態になっていた。

 

ピーク時には入場制限がかかることもあるという話はどうやら本当だなこれは。

 

恐るべし、トレーダー・ジョーズ。。

 

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結局お土産の大半はトレーダー・ジョーズで購入。

相方と2人で合計35.23ドル(約4122円)分の買い物をした。

 

1時間を超えるショピングを終えて外へ出ると、あたりはすっかり暗くなっていた。

時刻は18時を回ってる。

 

”さ、飯でも食って帰るか。”

 

と帰路につこうとしたら、

トレーダー・ジョーズの隣に『JOE'S PIZZA(ジョーズ・ピザ)』 という店があることに気づく。

 

”ん?これはもしや、、?”  

 

と思いそのピザ屋に来店してみた。

 

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”やっぱりだ。”

私の予想は的中した。

 

ここは映画『スパイダーマン2』の冒頭、

主人公のピーター・パーカーがピザを配達するシーンで登場したピザ屋。

 

ただし劇中に登場したのはこの店舗ではなく、ワシントン公園付近にある店舗。

 

*残念ながら現在ではワシントン公園付近の店舗は少しだけ移転している模様。

下記地図のピンが現在の店舗の場所で、映画撮影当時はおそらくブリーカーストリートとカーマインストリートが交差する角に立地していたと思われる。

その場所は現在では『GROM』というアイスクリーム屋さんになっている。

 

 

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バイトに遅刻したピーターが慌ててピザの配達に向かう場面。

 

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2002年から2007年までのスパイダーマンシリーズで、

ヒロインのメリー・ジェーン・ワトソン(通称MJ)を演じたキルスティン・ダンストが来店した時の写真。

 

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その他にも店内の壁には数々の有名人の写真が飾られていた。

さすが有名店。

 

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店内の様子。

同じくニューヨークの人気ピザ屋『Artichoke Pizza(アーティチョーク・ピザ)』の店舗よりも広くて過ごしやすい。

が、基本はカウンター席なので一般的なレストランを考えたらやはり狭い。

 

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注文はカウンターで。

ショーケースに並んでいる中から美味しそうなのを2つ選んだ。

 

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我々が注文したピザ2枚はこちら。

詳しい値段は忘れてしまったが、2つで6ドル(約702円)くらい。

ボリュームがあって、味もうまい。

これで1枚3ドル(約351円)ほどだからコスパがいい。

 

1ドルピザ屋さんをはじめ、ニューヨークには本当に安くて美味しいピザ屋さんがたくさんある。

 

正直、個人的にはイタリアのピザよりニューヨークのピザの方が好みかも。

 

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18時30分。

あとは地下鉄に乗り込んで帰るだけというところで、

最後の最後に『ユニオン・スクエア駅前のデパートに寄りたい』と相方が言い出した。

 

普段なら ”めんどくさいなぁ”、と渋ってしまうとこだが、

トレーダージョーズとジョーズピザという2つのジョーズに大変満足してご機嫌な私は、この時は寛大にそれを許しそこへ寄ることにした。

 

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結局、いつも通り何も買わずにデパートを出て、ハーレムの宿に戻ったのは18時40分ごろ。

 

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今日買った私の友達分のお土産はこんな感じ。

 

普段買い物を滅多にしない私にとっては、これでも十分たくさん購入した方。

たぶん買い物好きの女子とかがトレーダー・ジョーズ行ったら、

あっという間に小さな買い物カートは山積みになってしまうと思う。

 

トレーダー・ジョーズはそのくらいコストパフォーマンスに優れたスーパーだった。 

 

 

明日はついにニューヨーク最終日。

深夜の便で日本に一時帰国をする予定。

 

これが本帰国なら帰りたいような帰りたくないような複雑な気分になってしまいそうなものだが、

まだまだ一時帰国なので正直日本に帰れるっていうことが嬉しくて嬉しくて、そして楽しみでしょうがないのが現在の正直な気持ち。

 

この6ヶ月間、主にヨーロッパと北中米大陸をまわってみて、

なんだかだ実際やっぱり日本がいいな、としばしば思わされてきたしな。

 

事情により一時帰国期間が2ヶ月もあるので、暇を持て余さないかどうかが心配。

 

とりあえずたまっているブログをできるだけ更新するのと、大好きなラーメンを食べ歩くのが日常となりそうだ。

 

▼次回記事(シェイクシャック!など。)

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【エジプト】カイロ国際空港への行き方&プライオリティーパス・ラウンジ情報【ターミナル1】

エジプトの首都カイロからチュニスエアを利用し、チュニジアチュニス・カルタゴ国際空港へ。

 

その際、カイロ国際空港ターミナル1にあるプライオリティーパス使用可能のラウンジを使用。

 

カイロ市内から空港への行き方、

プライオリティーパス使用可能ラウンジの情報を以下に記録したいと思う。

 

(1エジプトポンド=約6.2円 2017年7月3日。)

 

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カイロ市内からカイロ国際空港への行き方

 カイロ市内から空港まではバスかタクシーの2択

 

バスはエジプト考古学博物館北側の高架下のバス乗り場から出ていて、

詳しい価格は知らないが超格安で空港まで行けるらしい。

 

当初そのバスで空港まで行く予定だったが、

滞在していた宿のスタッフに

『バスはいつも混んでるからやめたほうがいい。タクシーを使え。』

とすすめられたのでタクシーで行くことに。

 

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ちなみに我々が泊まっていた宿は『ベニス細川』の近くにある『LYLY HOTEL』という宿。(『Mesho Inn Hostel』の建物の6階)

 

3人部屋しか空いてなく、1泊2人で300ポンド(約1860円)だった。

そこからカイロ国際空港までは約20kmくらい。 

 

宿のスタッフ曰く、

渋滞状況にもよるが50~70ポンド(約310〜432円)くらいで行けると。

 

が、おそらくそれはメーターを使ったエジプト人価格

 

観光客相手にメーターを使わせるのは至難の技なので、乗車前に運転手と値段交渉をするのが一般的。

 

宿のスタッフに、

『タクシーを捕まえてメーターを使うように言ってくれ。』

と頼んでみたが、あいにく仕事が忙しいのでそれはできないと丁重に断れた。

 

なので宿の目の前で自力でタクシーを捕まえ価格交渉。

 

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我々の場合、最初は200ポンド(約1240円)と言われたが、

アラビア語で書かれたホテルの名刺を見せ、

『ここのスタッフと仲良くなったけど、彼は50~70ポンドくらいで行けると言ってたぞ。』

と言って交渉。

 

まぁ言っても観光客だから、少し多めの80ポンドを提示。

『オッケー、乗れ。』と言われたのでタクシーに乗車。

 

しかし、乗車後にまた価格交渉を持ちかけてくるという禁じ手を使われる。

 

普段なら許さないが、

もうエジプト最後だしポンドが余ってもしょうがないので運転手が提示してきた100ポンド(約620円)を容認することにした。

 

ちなみに、

カイロを始めエジプトのタクシーはクーラーを効かせていないことがほとんど。

窓を全開にして走るので熱風がすごく非常に暑い。

 

たまにクーラーを効かせて走っているタクシーも見かけるので、

余裕がある場合は窓がすべて閉まっているタクシーを狙って捕まえると快適に移動できると思う。

 

(ヨルダンではクーラー代で2JD(300円ほど)要求されたこともあったので、

クーラー付きというのが価格交渉に影響することも十分にあり得る。)

 

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空港近くで検問みたいなのがあり、パスポートの提示を求められた。

 

『何航空だ?』と聞かれ、

『チュニスエア』と答えると

ターミナル1だ。』と教えてくれる。

ターミナル1前で降ろされ、

ここで運転手が『空港に入るための許可代で20ポンドだ。』的なことを許可チケットみたいなのを見せて言ってくる。

 

もちろんそんなの払う必要はない(でしょ?)。

最初に100ポンドで価格を決めているんだから。

 

財布の中身を見せもうお金がないことをアピールすると運転手はさすがに諦め、

キレ気味で『ナイストゥーミーチュー!』と言い去っていった。

 

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空港に入るのに荷物検査。

チェックインカウンターがあるエリアに入るのに再び荷物検査。

 

ちなみにチェックインカウンターが開くのはフライトタイムの3時間前。

それまでチェックインカウンターがあるエリアへは入れないので、特に何もないこのエリアで待機しなければならない。

 

まぁ、外は灼熱。

エアコンの効いている建物内へ入れただけまだいい。

Wi-Fiは飛んでいないので早く空港に着きすぎたら暇を持て余すことになるかも。


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カイロ国際空港ターミナル1 『First Class Lounge (ファーストクラス・ラウンジ)』

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チェックインを済ませ出国用紙を書き出国審査を抜けたらエスカレーターを上る。

 

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目の前のエレベーターで2階ボタンを押し上へ上がるとラウンジに到着。

もしくはエスカレーターを降りて右折して行ったところにある階段を登る。

 

(この階段を使うとラウンジの受付から見えない死角に到着するので、プライオリティーパスを持っていなくても勝手に出入りできそうな雰囲気だった。。)

 

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予想に反しいい雰囲気。

まるで老舗高級ホテルのロビーのような空間。

 

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そして無駄にだだっ広い。

 

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窓からは一応飛行機が見える。

 

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ソファー席が目立ち、パソコン作業をするのに適したようなテーブルはあまりない。

 

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一応、このようなテーブルとチェア付きの席も用意されている。

こっちの方がパソコン作業などはやりやすそう。

 

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ワイファイのつながりはかなり良好。

これまでエジプトの電波の悪さに苦しめられ続けてきたので、このサクサク感が気持ちいい。

感動すら覚えた。

 

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電源コンセントは壁際の席に所々あるが、使えないものもあった。

 

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 食事類は充実しているとは言えない。

主に数種類のパンのみ。

飲み物は水、りんごジュースやコーラ、7UPなどのソフトドリンク

コーヒー紅茶は注文制。

冷蔵庫の中には少量の果物となぜか細かくカットされたチーズが。

パンは電子レンジで温めできる。

 

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まぁ、落ち着いてゆっくりくつろぐにはいい空間。

ターミナル1にはカフェなどはあるがやはりガヤガヤしていた。

ラウンジにいる方が断然静かで落ち着く。

 

ちなみに、

搭乗口前でまたしても荷物検査があるが、ここで液体を没収されることはなかった。

 

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まとめ

カイロ市内からカイロ国際空港までは約20km。

メーターを使ったエジプト人価格で50ポンド(約310円)くらい。(2017年7月現在。)

我々は結局その倍額の100ポンド(約620円)で行ったが、観光客なので致し方ないか。。

 

◉カイロ国際空港ターミナ1『ファーストクラス・ラウンジ』

・プライオリティーパス使用可能。

・場所:制限エリア内。エスカレーターとエレベーターを上がり3階。

・営業時間: 24時間営業

・席数:たくさん。

・軽食、ドリンクあり。

・新聞、雑誌あり。

・WiFi :有り。つながりも良好。

・電源コンセントあり。(席による)

・トイレ有り。 

 

これがエジプトの首都の空港ラウンジか。予想よりもだいぶ物足りなさを感じた。

エジプトとインドはどこか似ている部分があるなと思っていたが、

空港及びラウンジの規模で言ったらインドの方が断然良かったかな。(ターミナルによるかもしれないが。)

とにかく食事類のバリエーションが少ない。(私が訪れた時間は18時〜21時くらい。)

まぁ、Wi-Fiサクサクだし雰囲気はいいので、中の下って感じかな。

 

以上。

 

▼世界のプライオリティーパス空港ラウンジ情報はこちら

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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▼あわせて読みたい

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ニューヨーク10日目②〜お土産Tシャツ購入とブロンクスアゲイン〜 世界一周193日目★後半

1月2日月曜日。

今朝は9日間滞在したブロンクスの宿をチェックアウトし、お隣の地区ハーレムに宿移した。

 

エアビー特有の『チェックイン時部屋に入れない。』というアクシデントを相変わらず経験しながらもなんとかチェックイン。

その後私は1人地下鉄に乗りブルックリンの南端に位置するコニーアイランドを目指した。

 

そこでネイサンズという『ホットドッグ早食い選手権』で有名なアメリカの老舗ファストフード店で名物のホットドッグを2本食す。

 

閑散期のコニーアイランドに長居は無用なので、

ネイサンズを食べ終えちょろっとその辺を散策したら再び地下鉄に乗り込みマンハッタンへ戻った。

 

(1ドル=117円。  2017年1月2日)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

 ▼タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

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15時。

メトロに乗り込み再びマンハッタンへ。

先日のダイカーハイツへの移動もそうだったが、1時間を超える長いメトロ移動はなぜか落ち着く。

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メトロだけに限らず、そこそこ快適な乗り物での長時間移動は好きだ。

だから飛行機も1、2時間の短時間フライトより、

5〜10時間くらいはかかる中・長時間フライトの方が好み。

 

”とりあえずOO時までは何も考えなくていい”っていう確保された時間が落ち着くんだな。

 

乗り物の場合だとその確保された時間を過ごしているだけで ”移動” という一つの目的が果たせてしまうのでより心地よく感じてしまうのかもしれない。

(悪路を行く長距離バスを10時間以上も、というのはさすがに嫌だ。。)

 

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16時20分ごろ。

私は買い物をするため、毎度おなじみロウアーマンハッタン付近で地下鉄を下車。

 

このエリアに店舗を構えるアンダーアーマーショップで、前々からちょいちょい探していた日本の友達へのお土産をそろそろ購入しおこう。

 

しかし、アンダーアーマーショップへ行きお目当のデザインのTシャツを購入しようとするも、友達に合うサイズのものが品切れ状態。

 

”さて、どうしたものか。。”

 

と考えた挙句、

私はワールドトレードセンター跡付近にあるアンダーアーマーショップへ急遽向かうことにした。

 

こういう時にメトロ乗り放題券を持っているとためらわずに即行動ができる。

 

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ワンワールドセンターの駅構内。

昨日も来たこの近代的な空間へ今日も訪れることになるとはな。

 

 GPSを頼りに、グーグルマップ上に立てたピン、つまりはアンダーアーマーショップを目指し歩く。

 

しかし目的の場所に到着しても、アンダーアーマーはおろか何かしらのショップすら見当たらない。。

 

あるのはよくわからない大きなビル。

 

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もしかしたらこの地下に店舗を構えているのかもしれない、

と思ったが、ガラス張りの向こうの光景を見る限り観光客や買い物客が入って行くようなところではない。

その雰囲気は完全にオフィスビル。

 

それでも私は諦めずにその周辺を歩き探し回ったが、

結局ここでアンダーアーマーショップを発見することはできなかった。

 

◎発見できなかったワールドトレードセンター跡付近のアンダーアーマー↓↓

 

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18時過ぎ。

結局またロウアーマンハッタンのショッピングエリアに戻ってきた。

先ほどのアンダーアーマーショップで第2候補だったTシャツを1枚購入。

 

その後は近くのアディダスショップへ行き、2枚目のTシャツを物色。

その友達には旅前も旅中も大変お世話になっていたので、Tシャツを2枚買っていこうと思っている。

 

アディダスショップでもいいデザインのものがあったが、またしても欲しいサイズが在庫切れ。。

 

店員さんに入念に在庫確認をしてもらうと、他の店舗になら在庫があると。

しかもその店舗はここから徒歩10分ほどで行ける距離にあるらしい。

 

期待を胸にその店舗に行ってみるも、結局ここにも希望のサイズの在庫は置いていないと言われた。。

 

”ちくしょう、さっきの店員嘘つきやがったな。”

 

少しの憤りと大きな失望を感じながらも、私は他にいいものはないかとこの店舗の商品を物色した。

 

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するとなかなかいいデザインのTシャツを発見。

そして今度こそサイズはドンピシャ。

 

迷わずそれを購入し、だいぶ手こずりながらも必要な買い物を完了することができた。

 

それにしても、年末に下見に訪れた時にはもっと在庫がたくさんあったように思うのだが。。

もしかしたらクリスマス後のセールで一気に売れちゃって、今はちょうど商品入れ替わりの時期で在庫切れが多発しているのかもしれない。

(結構濃厚な理由だと思う。)

 

年末年始に買い物をするなら、年末のクリスマス後くらいに済ましておくのが得策かもしれない。

 

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19時30分。

ハーレムの宿に帰宅。

 

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部屋に荷物を置き、すぐに近所のスーパーに買い物に出かけた。

地元の人が集まるようなスーパーで、店員もお客さんもほとんどが黒人。

ハーレムにいるんだなぁ、ということを強く実感。

 

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20時20分。宿に戻る。

スーパーで購入したのは、

食パン1.49ドル(約174円)、

玉ねぎ1個0.53ドル(約62円)、

トマト2個0.90ドル(約105円)、

豚肉1.84ドル(約215円)、

のトータル4.76ドル(約557円)。

 

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20時30分。晩飯作り。

キッチンはホストと共用だが、非常に綺麗に整えられていて使いやすかった。

 

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トースターはないがオーブンでトーストを作れるらしく、一気に6枚焼くことができた。

 

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本日のメニュー、『豚肉トマトと玉ねぎサンド』の完成。

オーブンだとすごく綺麗に焼ける。

味はもちろん美味しい。

 

今日は一日中部屋に閉じこもっていて何も食べていないはずの相方にもすすめるが、いらないと。

まだまだ仲直りをできるような雰囲気ではない。

 

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21時過ぎ。

リビングで1人晩飯を食っていたら、新たなゲストがやってきた。

しかもその方は日本人青年。

 

ちょうど食事を取り終えた私はその青年とそのまましばらくおしゃべり。

どうやら彼はまだ18歳らしく、現在はアメリカの学校に通っているのだとか。

高校を卒業して去年の9月に渡米したばかりなので、英語はまだまだうまくしゃべれないという。

現在は冬休みで同じ学校の日本人の友達と2人でアメリカ旅行を楽しんでいる最中なのだとか。

 

そんな感じでその青年と話していると、ホストも加わってきて3人での会話が始まる。

 

今まで無愛想気味だと思っていたホストだが、

日本には何回も来たことがあるらしい親日家で、意外とお茶目な部分もあることがこのやりとりで判明した。

 

やっぱり、人間喋ってみたいとどんな人かわからない。

 

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『そういえば、君らの部屋はどこ?』

私が青年にそう尋ねると、

 

『なんか、ここみたいです。』と答える。

 

なんとリビングが彼らの部屋になるらしい(笑)

 

『でもベッドがないじゃん。もしかしてソファーで寝かされるの?』

そう私が言うとホストが立ち上がり、

『ベッドならある。』と言わんばかりにソファーをいじり始めた。

 

どうやらこれはソファーベッドだったらしく、たちまち大きなダブルベッドが姿を現した。

 

『え、でも君、一緒に旅行してる友達って男だよねぇ?』

 

『そうです。まあでも、二人で仲良く寝ますよ(笑)』

 

青年はそう言い、一応最後に自分らはそっち系の人間ではないということも付け加えていた。

 

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22時。

彼らとの会話の切れ目をつかむことができずすっかり遅くなってしまったが、

私は昨日まで泊まっていたブロンクスの宿の前まで来ていた。

今朝チェックアウトする際、すっかり冷蔵庫の中に食材を置きっぱなしにして来てしまったのでそれを取りに来たわけだ。

 

ホストには知らせていたが伝えていた時間を少し過ぎてしまったせいか、宿に到着しても誰もいなくて建物内に入れない。

 

”またこの扉前での立ち往生かよ。。”

 

クリスマスの悪夢再現か。。?

 

デジャブの発生に肩を落とした私はその後しばらく扉前で待機。

しばらくして誰かが出て来たタイミングで、すかさず建物内に潜入することに成功。

 

階段を登り、泊まっていた部屋の扉の目の前まで近づいたらかろうじてワイファイが飛んでいたので、それに接続してホストに扉を開けるようメッセージを打つ。

 

しかし、その後30分が経過してもホストからの音沙汰は無し。

扉をノックしても誰も出てこない。

 

”おいおい、せっかくここまで来たのを無駄足にさせる気か。。”

 

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そう思いながらさらに待つこと20分ほど。

ようやくホストが姿を現し部屋に入れてくれた。

 

相変わらず悪気など微塵も感じさせないひょうひょうとした表情を浮かべている。

でもどこか憎めないのがこのホストのずるいところ。

 

キッチンへ行くと、主人が料理を作っていた。

”なんだよ、いるなら扉開けてよ。。”

主人は、

”なんでニューヨークを去ったはずのお前がまだここにいるんだ?”
といった感じの不思議そうな表情を浮かべしばらくぽけぇーっと私を見ていた。

 

そんな主人を尻目に、私は冷蔵庫をあさり忘れていた食材を取り出す。

全て取り終えたら未だに事態が飲み込め切れていない様子の主人に笑顔で挨拶をしてその場を去った。

 

正面玄関を出る際、偶然今ご帰宅のオーナー夫人と遭遇した。

奥さんは主人とは全く違う反応で、目を見開いていかにもアメリカ人らしいリアクションを見せたあとすぐに

『今日出ちゃうのね!残念だわぁ!ニューヨークに来る時はまたここに泊まってね!!バイバーイ!』

と元気いっぱいに別れの挨拶を言ってくれた。

 

滞在中頻繁に交流があったわけではないが、9日間も滞在していたらすっかり上得意様になっていたみたいだ。

 

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取り戻した食料を持ってハーレムの宿へ。

行きは急いでいたので走ったが、帰りはゆっくり歩いて帰った。

 

宿に着いたのは0時近く

さすがに今日はもう就寝だ。

 

明日はなにしよう。

まずは相方とニューヨークに来て3度目の仲直りが最優先。

それが成功したらそろそろ友達とかに配るお土産を購入しないといけないかな。

今日買ったTシャツ2枚とはまた別のお土産ね。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

 ▼タイムズスクエアカウントダウン情報

earthtravel.hatenablog.com

ニューヨーク10日目①〜【コニーアイランド】ネイサンズ本店でホットドッグを食らう〜 世界一周193日目★前半

2017年1月2日 月曜日。

 日本とは違いアメリカでは正月というものがなく、1月2日からはもう普通の日なのらしい。

 

今日の大きな予定としてはまず、ブロンクスからお隣の地区ハーレムへ宿移動。

それが終わったらブルックリンの南端にあるコニーアイランドへ行き、

ネイサンズ本店でホットドッグを食べる予定。

 

毎年7月4日のアメリカ独立記念日に『ホットドッグ早食い選手権』が行われることで有名なこのネイサンズ。

かつてはこの大会を6連覇した日本人フードファイター、小林尊の独壇場となっていた。

 

大食いファン、並びに小林尊ファンとして、

ここネイサンズ本店はニューヨークに来たら絶対に訪れておかなければならない場所なのだ。

 

(1ドル=約117円 2017年1月2日。)

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼タイムズスクエアカウントダウン情報

earthtravel.hatenablog.com

 

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11時40分。

パッキングを終え、9日間もお世話になったブロンクスの宿を去る。

 

ちょうどオーナーがキッチンに出てきていて、

 

『今度来る時はここに連絡してこい、いつでも泊めてあげるから。』

 

と言って連絡先の書かれた紙を渡してくれた。

 

9泊もしたので、すっかりお得意様みたいになってしまった。

  

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ハーレムにある新たな宿までは2キロ未満

大した距離ではないが、大きな荷物を持ってのこの距離の移動はなかなかしんどい。

 

しかも川を越えるので大きな橋を渡らなければならないし、おまけに天気はあいにくの雨。

 

めんどくささマックスである。

 

そんなこんなでようやく目的である建物前に到着したのだが、またあの事態に陥る。

 

そう、オートロックのため建物内に入れないのである。

 

”またかよ。。”

 

ブロンクスの宿に入る時もこの状態に陥り、

クリスマスイブの夜を危うく宿無しで過ごすところだった 我々。

 

(過去にヨーロッパでエアビーを使う際もこの手のトラブルはよくあった。。

外人からしたら、ゲストは宿に着いたら電話で連絡をするのが当たり前みたい。

みんながみんなSIM持ってるわけじゃないのにね。。)

 

今回はそんなことが起こらないように、あらかじめ何度も念入りに

 

『我々は電話を持っていないのでチェックイン時に電話は使えない。』

 

ということをホストに伝えていた。

 

にもかかわらずこの有様。

 

”本当、なんで外国人って人の話をちゃんと聞けない人が多いのだろう。”

 

思わずそう思ってしまう。

 

途方に暮れた我々はなすすべもなく、ただただ建物の前に立ち尽くすしかなかった。

 

しばらく建物の前で待機していると、一人の黒人青年が建物から出てきた。

 

私はすかさずその青年に声をかけ、

 

『エアビーで宿をとったのだがホストと連絡が取れず部屋に入れない。』

 

という現状を説明。

 

幸いホストの電話番号は確認できたため、その青年に電話をかけてもらうことに。

 

電話に出たホストに部屋番号を教えてもらい、ようやく部屋までたどり着くことができた。

 

この偶然現れた表情一つ変えない親切な黒人青年にマジで感謝である。

 

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12時30分。チェックイン。

 

前述した通り、

今回もエアービーアンドビー略してエアビーという民泊サイトを使っての滞在。

 

前回はブロンクス、今回はハーレム。

 

これらのエリアは黒人がたくさん住むエリアで治安があまり良くないイメージを持ちがちだが、それは一昔前のこと。

 

現在では普通に生活していればよっぽど大丈夫なエリアになっている。と思う。

(と、10日弱過ごしてみて感じた。)

 

ブロンクスやハーレムは比較的宿泊料金が安かったので、おのずとこのエリアの滞在になってしまっていた。

 

決して好きでこのエリアを選んでいるわけではない。

 

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今回も『個室』という宿泊形態で、ホストは別の部屋で生活していて、リビングやキッチン、シャワーなどはホストと共用。

 

個室を間借りすることで我々のプライベートは保たれる。

 

料金は2泊で13782円。

1泊1人3445円計算。

 

今日チェックアウトしたブロンクスの宿より1泊1人あたり約1000円も安い。

 

年末もこの値段で埋まっていたのか、それとも年末特需が終わって値下げされたのか。。

 

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12時50分。

昼飯はネイサンズでホットドッグ!と決めていた私は早速部屋を飛び出す。

 

ハーレムからブルックリン地区の南端に位置するコニーアイランドへは、

メトロで少なくとも1時間30分はかかる。

 

私はまずレッドラインの3番に乗り、

途中タイムズスクエア駅でイエローラインのQに乗り換える方法でコニーアイランドを目指した。

 

ちなみに相方は外出したくないということで今日は1日部屋で待機。

 

実は我々、この時また喧嘩していた。。

 

この数日間で、これが3度目。

 

仲直りしてもすぐにまた喧嘩をするこの状況。。(こんなことは今までなかった。)

 

さすがに気が滅入ってしまう。

 

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14時15分。

車窓からコニーアイランドの遊園地が見えてきた。

 

朝から降っている雨はまだまだ止む気配はない。

 

遊園地や水族館があるリゾートエリアとして知られるコニーアイランドだが、

何度も言っている通り私の目的はネイサンズ本店でホットドッグを食べること

 

このような娯楽施設に用はない。

(というか、この時期遊園地はオープンしてない。)

 

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コニーアイランド・スティルウェルアベニュー駅で下車。

 

駅を出てちょっと歩くと、いきなり目の前にネイサンズ本店がドーンと現れた。

 

想像していたよりもデカくて派手な店構えに少し驚いた。

 

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入店する前にまずは外観を舐め回す。

 

ネイサンズは1914年

ポーランド移民のネイサン・ハンドワーカーらによってここコニーアイランドに創業された店。

 

1987年にハンドワーカーが店舗をを売却したことにより、

以後1990年代には急速にフランチャイズ化が進む。

 

今ではアメリカやその他の国々で200を超えるレストランを展開している。

 

2003年には日本にも進出してきたのだが、現在では完全撤退してしまっている。

 

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そして忘れてはならないのがこれ。

 

毎年アメリカの独立記念日である7月4日にネイサンズ本店前で開催される

『ホットドッグ早食い選手権』。

 

かつては『TVチャンピオン』の大食い企画で人気を博し、

新井和響、小林尊、ジャイアント白田、赤坂尊子など人気フードファイターも参戦。

 

体のデカいアメリカ人相手に圧巻の食べっぷりを見せつけてきた。

 

小林尊に至っては2001年の初参戦時、

今まで新井が保持していた12分間に25本という記録を一気に倍の50本まで伸ばし、他を寄せ付けない圧倒的な強さで優勝。

 

そんな鮮烈なデビューから2006年大会まで王座を守り続け6連覇を達成している。

 

*2010年にネイサンズといざこざがあって以来、小林尊はネイサンズホットドッグ早食い選手権には出場しなくなってしまった。

 

電光掲示板には次回大会(つまりは7月4日)までのカウントダウンと、

現在の男女の世界記録が表示されている。

 

ちなみに男性の世界記録保持者は10分間にホットドッグ70本を平らげたジョーイチェスナット。

電光掲示板の右端で堂々とチャンピオンベルトを掲げているのがその男だ。

 

かつてはこの電光掲示板に小林尊の姿も載っていたのだが、

現在は例のいざこざのおかげで姿を消してしまっているのが非常に残念。。

 

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外観を味わったらいよいよ店内へ。

 

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店内は思っていたより広々としていた。

 

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ハンバーガーやプレート料理など、ホットドッグ以外にも豊富なメニューを取り揃えていることも意外だった。

 

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こちら、ホットドッグとフライドポテトメニュー。

ネイサンズの2大看板メニューか。

 

私は普通のホットドッグとトロッとしたチーズがのったホットドッグを1本ずつ注文した。

 

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ケチャップやマスタードはセルフサービス。

ケチャップもマスタードも嫌いな私にとっては非常にありがたいシステムだ。

オーダー時に『ケチャップとマスタード抜きで。』といちいち言わなくてもいい。

 

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これがネイサンズのホットドッグ。

 

手前のが『CHEESE DOG』4.75ドル(約555円)。

奥のが『ORIGINAL HOT DOG』4.25ドル(約497円)。

 

うん、完全にブランド料とってるな。値段が高すぎる。

 

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その値段の割に、作りはパンにソーセージを挟んだだけという非常にシンプルなもの。

 

そして大きさは思いのほか小ぶり。

 

ガチに考えて、これなら10分で十数本くらいは食べられそうだ。

 

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熱々でジューシーなソーセージにはしっかりと味が付いているので、

ケチャップやマスタードを付けなくても十分に美味しい。

 

興味本位でチーズドッグも注文してみたが、

私はやはりオーソドックスなオリジナルホットドッグの方が好みかな。

 

それにしてもサイズが小さかったので、味わって食べてもすぐに完食してしまった。

2本じゃ正直物足りない。

 

本当、もう少し値段を下げてほしい。。

 

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14時30分。

ネイサンズでホットドッグを堪能したらコニーアイランドを適当に散策。

 

雨が本当にうっとうしい。

 

そして、

シーズンじゃないため遊園地をはじめその周りのショップなどはシャッター街と化しており閑散としていた。

 

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一応ビーチに出てみるも、こんな雨の日には誰もいない。

 

というか、

このオフシーズンにコニーアイランドに観光にくる人など滅多にいないのでは。 

 

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ネイサンズのグッズが買えるというギフトショップも閉店していた。

 

Tシャツとか、何かいいグッズがあれば記念に買ってもいいかなと思っていただけに残念だ。

 

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コニーアイランドの象徴の一つとなっているこの遊園地は『ルナ・パーク』といい、

1903年に開園して以来2度の閉園を経験している。

 

しかし現在は毎年イースターからハロウィーンまでの期間限定で営業している。

 

1853年(嘉永6年)に開園した日本最古の遊園地『浅草花やしき』には及ばないものの、

コニーアイランドのルナ・パークも100年以上の歴史を持つ老舗遊園地だ。

 

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春になればここも活気あふれる巨大テーマパークになるのか。

 

『閉園して何年も経った廃れた遊園地』といった雰囲気の現在の姿からは想像ができない。

 

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最後にネイサンズ本店を見納め。

 

次回来る時はホットドッグ早食い選手権を生で観戦したいな。

 

一般観戦できるものなのかどうか知らないが。。

 

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15時。

ネイサンズ本店から帰りの駅に向かう途中、ダンキンドーナッツがあった。

 

一度はそこをスルーして駅に向かったのだが、

どうにも気になってしまい結局は引き返して、買うつもりのなかったコーヒーを1杯購入してしまった。

 

ホットコーヒーSサイズで2.17ドル(約253円)。

 

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 あいにくの気候に体が冷えていたということもあるが、

これは完全にタイムズスクエアで流れていたダンキンドーナッツのコーヒー広告のせい。

 

カウントダウンの場所取りの際、

13時間ずーっとこの広告が目の前のスクリーンで流れていて、

ダンキンドーナッツの前を通った時突然その広告が頭をよぎった。

 

そしてたちまち頭の中はダンキンドーナッツによって占拠され、

無性にそのコーヒーが飲みたくてしょうがない状況に陥ってしまったというわけ。

 

広告効果の威力を改めて体感した。

 

そのコーヒーを片手に地下鉄に乗り込み、私は再びマンハッタンを目指した。

 

 

〜後半へ続く〜 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

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earthtravel.hatenablog.com

ニューヨーク9日目〜ニューヨークの元日(ハミルトンパーク夜景の場所)〜 世界一周192日目★

2017年1月1日日曜日。

あけましておめでとうございます。

 

昨日はタイムズスクエア前で行われたカウントダウにベントに参加してきて、

2016年を締めくくるにふさわしい最高の思い出を作ってきた我々。

(相方は残り2時間のところで宿へ帰ったが。。)

 

興奮が冷めやらないためかなかなか寝付けなかった私は、いっそのこと完徹をして翌朝ブルックリン橋へ行ってそこから初日の出を拝んでやろうかと考えていた。

しかし、

午前4時頃になったところで突然睡魔が襲ってきて、結局初日の出が登る頃にはベッドの上で爆睡。

目を覚ました頃にはもう午後になっていた。

ニューヨークに来てまで寝正月か。。

 

(1ドル=約117円 2017年1月1日。)

 

◎前回の記事↓↓  (タイムズスクエアカウントダウン年越し編)

earthtravel.hatenablog.com

 ◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

earthtravel.hatenablog.com

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14時すぎ。

キッチンへ行って朝食、というか昼食を作る。

ちなみに、奥にいるのがこのエアビー物件の主人。

たまにこうしてキッチンなどで鉢合わせる。

何を言っているのかよくわからないことは多々あったが、どこか憎めないいいキャラをしていた。

 

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作ったのは最近の定番メニュー、キャベツとベーコンのトルティーヤ。

 

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これまた最近定番の『水曜どうでしょう』のアフリカ編を見ながら食事をとる。

 

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15時40分、外出。

今年も元日は良い天気。思い返してみれば、1月1日に雨っていうのは今まで記憶にないなぁ。

向かう先はなんとなくワンワールドセンター方面

 

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16時30分。

ワンワールドセンター付近に到着。

近くにあったセンチュリー21というデパートなどに寄る。(ケイン・コスギの不動産屋とは全くの別物。)

 

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ワンワールドトレードセンター駅内に入る。

相変わらずすごい造りだ。

そして人もたくさんいた。

 

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『PATH』という電車に乗ってニュージャージーへ。

ニュージャージーのハミルトンパークというところから見るマンハッタンの夜景がキレイらしいので、それを見に行くことにする。

 

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残念ながら、このニュージャージー行きの『PATH』という電車は我々が持っている7日間乗り放題のメトロパスは使用できないみたいだ。

別途券売機で切符を購入しなければならない。

 

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片道1人2.75ドル(約321円)で切符を購入。

往復で5.5ドル(約642円)はちと高い。。

 

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17時20分。

GROVE STREET STATION(グローブ・ストリート駅)に到着。

ハドソン川を渡り、ここはもうニュージャージー州だ。

 

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徒歩で目的としているハミルトンパークを目指す。

 

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17時35分。

ハミルトン公園到着。

が、こんなところからニューヨークの摩天楼は全く見えない。

 

”やっぱりか。。”

 

私は恐れていたことが現実になって落胆した。

 

下調べをしている時グーグルマップで『Hamilton Park(もしくはハミルトンパーク)』と検索を入れたら確かにこの場所にピンが立ったのだが、

そこは川沿いではないし、どう考えてもここからマンハッタンの夜景がキレイに見えるとは思えなかった。

 

おかしいと思い他にニュージャージーに『ハミルトンパーク』という名の公園がないか探したり、ネット検索で『ハミルトンパーク 夜景 場所』などと入れてその場所を確認しようと試みていたのだが、どうも情報が少なく、

結局今いるところ以外でハミルトンパークを見つけることができずにいた。

 

”まぁ、行ってみればわかるだろう。”

 

と思い実際にピンが刺された場所に来てみたわけだが、

案の定ここはただの公園でマンハッタンにそびえ立つ摩天楼の先っちょすら拝むことができない場所だった。

 

◎我々が間違えた偽物のハミルトンパーク↓↓

 

◎ニューヨークの夜景が見れる本物のハミルトンパーク↓↓

 

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これにはお互い苦笑い。

わざわざ切符買ってまでこんなどこにでもあるような公園に訪れたのか。。

”ニューヨーク州とニュージャージー州を分けるハドソン川沿いに出れば、もしかしたらハミルトンパークでなくても摩天楼の夜景が拝めるかもしれない。”

そう思い我々はとりあえずハドソン川方面を目指し歩き出した。

 

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しかし、大きな橋の出入り口やショッピングモールなどがあってなかなか川沿いに出ることができない。

とりあえずマクドナルドを発見した我々はそこの無料ワイファイを使って本物のハミルトンパークがどこにあるのかを再検索する。

しかし、事前に調べていた時と同じようにそのはっきりとした情報をなかなか見つけることができず、結局ここでもその場所を突き止めることはできなかった。

もう何もかも面倒くさくなってしまった我々は再びPATH に乗りニューヨークへ。

一体何をしにニュージャージー州まで来たのだろう。。

 

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19時40分。

ブロンクスの宿近くにある1ドルピザ屋に寄って夕食をとる。

卓上のガーリックや胡椒などの味付けはお好みで。

 

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20時すぎ。

宿に戻ってテキトーに時間を過ごす。

2017年の1月1日はこれといって特別なことはせずに1日が終わった。

街にも新年を祝うような特別な雰囲気はあまりなく、どちらかというとまだまだクリスマス継続中といった雰囲気の方が強かった。

初詣と正月番組がないだけで、こんなにも正月感を感じなくなるとは。

アメリカの新年って年越しの瞬間はすごい盛り上がるけど、それが終わっちゃうとまたすぐに日常に戻るって感じ。

”やっぱ年始はお正月文化がある日本で過ごすのが一番有意義かな。”

って、日本で育った者として思った。

 

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日本へ一時帰国する日は1月6日なので完全に仕事始めにかぶってしまうけど、まぁなんだかんだ久々の日本は楽しみだ。

ニューヨーク滞在も残りあと3日。

とりあえず明日は一週間以上滞在したこのブロンクスの宿を出て新たな宿に移らなくてはならない。

次の滞在もエアービーアンドビーで確保して、場所はハーレム。

また黒人街。。

だってブロンクスハーレムあたりが宿代比較的安いんだもん。

ハーレムはブロンクスと川を挟んで南隣のエリアなのでそんなに遠くない。

宿を移動したあとは『ホットドッグ早食い選手権』で有名な、コニーアイランドにあるネイサンズ本店に足を伸ばしたいと思う。

10分間でホットドッグ70本も食べてしまう世界記録の凄まじさを、実物を1本だけ食べて体感してこようと思う。

 

◉次回記事↓↓

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 ◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

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ニューヨーク8日目②〜タイムズスクエア年越しカウントダウン2016-2017(年越し編)〜 世界一周191日目★後半

待ちに待ったニューヨークタイムズスクエア前でのカウントダウン2016→2017に参加するため、今朝11時頃から場所取りを開始している我々。

 

『寒いしトイレ行けないし暇だし、場所取りはすごくきつい!』

 

という事前情報ばかり聞いていたが、相方としゃべったりしていたらなんだかんだで時間は過ぎていき、気づけば日が沈んでいた。

今のところはそんなにきつくない。(ちょっと寒さを感じる時間帯があったな。)

 

2017年まで残りあと6時間。

”まだ2016年を味わいたい” という気持ちと、”早く0時になれ” という気持ちを抱きながら我々は待機を続行する。

 

(1ドル=約117円  2016年12月31日。)

 

◎前回の記事↓↓  (カウントダウン場所とり編)

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◉カウントダウン現地情報まとめ↓↓ 

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18時。

『6 HOURS TO GO』という表示が出て、盛大な演出のもとタイムズスクエア・ボールがお出まし。

カウントダウンに合わせてこのボールが落下していき、年を越す瞬間に落ちきる。

 

そして花火と紙吹雪が盛大に空を舞い、集まった人々は新年を祝う。

この流れはボールドロップといい1907年に初めて行われて以来毎年行われていて、約110年も前から続く伝統行事となっている。(戦時中行われていない年あり。)

 

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18時10分。

ようやく我々のエリアにも無料カウントダウングッズ配布がやってきた。

皆すごい勢いでグッズへ押し寄せる。

この瞬間、今までぎゅうぎゅう詰めだった周りの空間がぽっかりと空いた。

今まであった圧迫感からしばし解放される。

 

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その隙に場所を取られないように相方を残し、私はグッズ争奪戦に参戦。

なんとかシルクハットのような帽子を2つゲットした。

 

この帽子は無料で配られる何種類かのグッズの中でも一番の目玉商品だろう。

配る人もたくさんいたので、我々のいるエリアではこの帽子を手に入れられなかったという人はいなかったと思う。

あんなに必死になって争奪戦を繰り広げなくても良かったってわけだ。

 

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この帽子はスイッチを入れるとピカピカ光る。

 

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残り6時間を切り、目立つグッズも配られだんだんと年越しムードが高まってくると、テレビのインタビュアーがよくやってくるようになった。

 

残念ながら日本のテレビ局は発見することができず、その代わり中国系のテレビ局を頻繁に見かけた。

 

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20時過ぎ。

アメリカの歌手、レイチェル・プラッテンのライブが始まった。

大ヒット曲『Fight Song』などを熱唱し観客を盛り上げる。

スクリーン越しにはなるが、私はそのパフォーマンスにすっかりと魅了された。

本当に、もっとライブ会場に近い位置を陣取れば良かったかな、と後悔の念に駆られてきた。

 

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遠くに見えるライブステージが盛り上がりを見せる一方で、真隣のテレビ中継ステージで繰り広げられていた企画も我々を楽しませてくれていた。

 

一番面白くて印象に残っているのは、目隠しをした男女が順番にキスをしていき、一番自分好みのキスをする相手を選び出す、というゲーム。

容姿は一切見えないので、本当に唇の感覚だけで相手を選び出さなければならない。

 

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さすがアメリカ。こんな内容の企画も普通に生放送で流してしまう。

しかし、そこにいやらしさを全く感じさせないのが欧米人たちのすごいところだ。

 

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2017年まであと約2時間。

時刻は22時になろうかという時に、ついにその時はやってきた。

 

なんとここにきて、相方脱落。

 

『トイレに行きたい。』とか言って、自らこのエリアから脱出して行ったのだ。

 

寒がりで頻尿の相方ははなからカウントダウンに参加するつもりはなく、

初めっから『夕方くらいには宿に戻る。』と明言していた。

 

しかし思いの外この場にいれてしまったのでここまで一緒に場所取りに付き合ってくれたのだが、残り2時間のところにでついに尿意の限界が訪れてしまったらしい。

もちろん緊急事態用のオムツなど履いていないので、この場で用をたすわけにはいかない。

 

エリアから出たいということを警察に言うと、

 

『お前気は確かか!?あと2時間だぞ!朝早くから並んだんだろ?もう少し頑張れよ!』

 

と、強く励まされたらしい。

 

周りの人も、『え!?出るの!?』みたいな反応をしてザワザワしていたらしい。

 

『イエス。出るの。早くしないとおしっこも出るよ。』

 

とまで言ったかどうかは知らないが、

警察や周りの人の必死の説得を振り切り、なんとかエリアから脱出することに成功したらしい。

 

ここまで来てリタイアする人もなかなかいないだろう。

 

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22時前。

東芝の社長が挨拶に来た。

この大舞台で堂々と英語で挨拶をしている社長の姿を見ると、とてもこれが破産寸前の会社だとは思えなかった。

 

そしてその後2016年の出来事を振り返るダイジェスト映像が東芝スクリーンに流れ出し、

11月にドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領に当選した時の映像も流れた。

その時の会場からのブーイングの嵐ったらひどいものだったな。

なんでこんなに嫌われている人が大統領に当選できたのだろう、と、つくづく不思議に思った。

 

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22時。

また新たなグッズが配られた。

今度は細長い風船

こちらも先ほどの帽子同様争奪戦が繰り広げられたが、最終的にはほとんどの人が風船をゲットしていた。

 

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紫の帽子に紫の風船。

だんだんとカウントダウンモードになっていき、会場の雰囲気は一段と盛り上がっていく。

それにしても、なんで赤いスカーフはこちらサイドには配ってくれなかったのだろう。。

 

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23時35分。

2016年も残りあとわずかと言うタイミングで突然、私のすぐ近くにいた男性が一緒に来ていた彼女にプロポーズを開始した。

 

サプライズだったようで、彼女はしばらく唖然とした後泣いて喜んでいた。

周りの人たちから祝福が送られる。

 

先ほどまで司会をしていた芸能人たちもその様子を見にステージから降りてきて、特にこのメインMCの女性は涙を流してその様子を見つめていた。(涙腺緩すぎ。)

 

しかしすぐに今年の目玉アーティストであるマライア・キャリーのライブが始まり、皆の注目は瞬時にそちらへと移っていった。

 

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12時40分頃。

今年の目玉アーティスト、マライア・キャリー(46歳)登場。

ものすごいコスチュームだ。

さぞ、寒かろうに。

 

しかも、この時のマライアのパフォーマンスときたらひどいものだった。。

 

世界的ニュースにもなっていたが、機材トラブルかなんかで歌っているのか口パクなのかよくわからないパフォーマンスがだらだらと繰り広げられ、

”なんだこれ?” と思って観ていたらものの数分でライブ終了という意味不明なものだった。

 

機材トラブルが原因なだけに、マライアにとっては後味の悪い2016年の締めくくりとなってしまっただろう。

 

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11時50分ごろ。

先ほど圧巻のライブパフォーマンスを披露したばかりのレイチェル・プラッテンが再び登場。

自身の楽曲Lonely Planetと、世界平和を願い毎年恒例となっているジョンレノンの『イマジン』を熱唱する。 

 

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60秒前から東芝スクリーンにカウントダウンが表示される。

この時からもう紙吹雪と花火は漏れ始めていた。

10秒前から周りの掛け声も大きくなる。(私の周りの人々は割と静かだった。。)

 

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『0(HAPPY NEW YEAR)』と同時にタイムズスクエアボールが落ちきり、年が明けて花火と紙吹雪が盛大に宙を彩る。

 

そしてすぐに日本では閉店を促す音楽として知られる蛍の光の冒頭部分が流れ、

その後はフランク・シナトラ『NEW YORK NEW YORK』が流れ出す。

 

 映画『ニューイヤーズ・イブ』と全く同じ世界が広がっている。

 

キスをしているカップルを探してみるが、残念ながら私の周りにはそういうカップルはあまりいない様子だった。

60秒前カウントダウンの時からそうだが、皆スマホをかざして観ているだけの光景には少し寂しさを感じた。

 

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あけましておめでとうございます。

 

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今年もよろしくお願いします。

 

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冒頭にも述べたが、『寒い。きつい。辛い。』とばかり聞いていたタイムズスクエア前カウントダウンだったが、

終わってみるとそれほどきついものではなかったな、というのが正直な感想。

今年があまり寒くなくてラッキーだっただけかもしれないが。

 

長時間待機で退屈するかなぁとも思っていたが、

喋り相手がいれば思いのほか時は早く流れていった。

 

日が沈んだあたりからテレビの生中継やライブパフォーマンスなどのイベントが始まるので、日中の暇な時間帯さえ乗り切ってしまえばあとは比較的楽だと思う。

 

この日のためだけに購入し履いてきたオムツも、

最終的にはその役目を果たすことはなく終了している。

(相方のように尿意が襲ってくることもなかった。)

 

確かに期待していたより花火の豪華さはなく年越し自体はあっさりとしたものだったが、

朝の場所取りから年越しまでの流れを通して、非常に印象深く思い出に強く残る貴重な体験ができた。

 

『一生に一度でいい。』という意見をよく聞いてきたが、

機会があればもう一度参加したいイベントだな、と私は思った。

 

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カウントダウンが終わり年があけると、皆意外とあっさりその場を離れ帰路につく。

私のようにゆっくりと余韻に浸っている者ももちろんいたが、

前の方の列だと『早く帰れ!』と言わんばかりに警察が我々を帰路へ誘導していく。

 

カウントダウン終了直後の様子↓↓

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少し後ろへ下がればまだまだ居座れる感じだった。

さっと帰る人、余韻にひたり写真撮影を楽しむ人が入り混じっている。

それにしてもすごい量の紙吹雪だ。

夜が明けるまでに綺麗に掃除するの大変そうだな。

 

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私はライブステージがある45th ストリートと46thストリートの間あたりまで行き、そこから再び正面を眺め余韻に浸る。

 

そして、

”このくらいの位置からの方が全体が見渡せていいかも”、ということに気づいてしまう。。

 

ここならライブも目の前で見れるし、東芝スクリーンに映し出される可能性も格段に高いだろう。

 

次回またタイムズスクエアのカウントダウンに参加することがあるなら、きっとこのライブステージ周辺を陣取るだろうと思った。

 

◎ライブ会場はこの辺り↓↓(ユニクロの目の前。)

 

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0時30分。

後ろ髪を引かれつつも、私はタイムズスクエアを後にして帰路についた。

タイムズスクエア近くのマクドナルドは大混雑。

ただでさえ時給が高いニューヨークだが、この時のマックのバイトの時給は跳ね上がったりするのだろうか。

 

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0時40分。

タイムズスクエアを離れた後もまだ興奮が収まっていなかった私は、地図も見ずに漠然と駅を目指し、テキトーにそこらを徘徊していた。

”まだ余韻に浸っていたい。” ”まだ帰りたくない。” という気持ちがそうさせていたのだと思う。

 

そうしてテキトーに歩いていると、突然背後から英語で声をかけられる。

突然のことにびっくりしながらも後ろを振り返ると、ぽっちゃり目の黒人女性が友達2人を連れて立っていた。

そして、

『ハーイ。その帽子素敵ね。どう、それ私に30ドルで譲ってくれないかしら?』

と言ってきた。

 

ははーん、なるほど。この帽子は最前列エリアに並んだ者だけが手に入れることができるいわば限定品

限定となると余計に欲しくてたまらなくなるというのが人の性。

 

『30かぁ、うーん、じゃぁ、40でどうだ?』

 

私はまだ価格は上げられると踏み、瞬時に40という数字を提示した。

すると、

 

『OK、40でもいいわ。』

 

意外とあっさり交渉成立。

”キリよく50とでも言っとけばよかったかなぁ。”

とも思いながらその場で帽子と現金を交換。

 

取引が完了すると彼女はたいそう喜んでその帽子をかぶり友達とどこかへ消えていった。

帰り際に友達が、『お前ついに手に入れたな!』と言っている様子を見ると、私以外の何人かにも交渉を持ちかけていたのだろう。

 

つまりこの帽子にはそれだけの価値があるということ。

次回タイムズスクエアのカウントダウンに参加することがあったら帽子をたくさんもらい終わった後に売りさばいて儲けれるな、と、そこに商機を見出した。

 

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0時50分。

しめしめと思い受け取った現金を確認すると、手元には20ドル札が3枚あった。

つまりは合計60ドル!?

”あれ?”

 

おそらく間違って1枚多く渡してしまったのだろう。

アメリカ人のいい加減具合が、この時は私にいいように働いたみたいだ。

 

”2017年はいい年になりそうだ。”

 

ニヤニヤが止まらない私は、新年を祝う意味も込めてその辺にあったケバブ屋でチキンケバブを1つ購入した。

 

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一瞬にして60ドルも稼いだ後だったので、値段も聞かずにお金を渡したらチキンケバブは1個で7ドル(約819円)ということが判明。

普段なら絶対に買わない金額だが、この時は何も気にせずに購入できた。

 

『値段を気にせず金を出す』ということだけでお金持ち気分を味わった気になれる私はおそらく幸せ者だろう。

 

ケバブパサパサしていて味が薄く思ったほど美味しいものではなかったが、今回の場合は『儲けた金で購入した』ということに満足感を覚えていたのであまり味は気にならなかった。

 

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1時。

お祝いのチキンケバブをほうばりながら、私は上機嫌でランドセントラル駅にたどり着いた。

 

年越しの余韻に、棚から牡丹餅の金儲け。

この時のハッピーな気分は今でも忘れられない。

 

早く帰って相方にこの一連の出来事を話して聞かせたいな、と思い、私はグランドセントラル駅から地下鉄に乗り込みブロンクスへ帰った。

 

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1時20分。

混雑を予想していた地下鉄だが、ブロンクス行きの線はガラッガラに空いていた。

ラッキー。 

 

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1時50分頃。

ブロンクスの宿に到着。

早速部屋にいる相方にニューイヤーのお祝いと先ほどの金儲けの出来事を興奮気味に話す。

すると相方からもカウントダウンリタイア後の自らの体験談を話してくれた。

 

警察や周囲の人々の説得を振り切ってカウントダウンエリア内からなんとか脱出できた相方は、

その後午前中に行ったホテルのトイレへ行ったらしい。

 

しかし、

この時間帯ではさすがにトイレは閉まっていて入ることができず。

仕方がないので地下鉄に乗り宿へ帰ろうとすると、

タイムズスクエア周辺は規制がかかっており地下鉄駅にすら入ることができなかったらしい。

 

またまた仕方がないので、グランドセントラルの方まで歩いて行ってようやく地下鉄に入ることができたらしい。

 

しかしここで通る改札を間違えてしまい、駅員のおっちゃんにその状況を説明しようとするがなかなか言いたいことが伝わらず苦労したという。

 

相方はつたない英語で必死に状況を説明しているのに、おっちゃんはわかろうという努力もせずに自分の主張を押し通そうとしてくる。

仕舞いには『YOU DON'T UNDERSTAND!!!!!』とか言って怒鳴られ泣きそうになったらしい。

 

その後なんとか地下鉄に乗り込み宿に到着した頃にはすでに年越し直前にまで時間は迫ってたらしく、

結局ここまでトイレに行けなかったのならあの場にいて年を越しておけばよかった、と思ったらしい。

 

そんなことよりも、頑固で傲慢な駅員のおっちゃんに腹が立ってしょうがないのだという。

『みんながみんな英語しゃべれると思うなよ。』と、怒っていた。

 

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そんな感じでお互いの年越し体験を報告をし合い、部屋に戻り寝とこに着いた。

 

しかし私はまだ興奮が冷めやらないのかなかなか寝付くことができない。

できれば夜が明けたらブルックリン橋へ初日の出を見に行きたいな、と思っていたので、このまま朝まで寝ないことにする。

 

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ちょうど私な好きなテレビ番組『SASUKE』アメリカ版、『NINJA WARRIOR』がやっていたので、それを見ながら完徹を目指す。

それにしても、なんで年明け早々にこんな番組がやっているんだろう。。

 

*結局この後4時前くらいに一気に眠気が襲ってきて、ブルックリン橋に初日の出を見に行くことはできなかった。

ちなみに、

日本では1月1日の朝に初日の出を見るといった風習があるが、アメリカではそのような風習はないみたい。。

翌日の1月2日からは普通に仕事が始まり、また日常が再開されるというのでなんか違和感がある。

日本のお正月文化っていいな、と改めて実感した。

 

とりあえず、今年もよろしくお願いします。

 

◉次回記事↓↓

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ニューヨーク8日目①〜タイムズスクエア年越しカウントダウン2016-2017(場所とり編)〜 世界一周191日目★前半

2016年12月31日土曜日。

ついに待ちに待った大晦日、ニューヨークタイムズスクエアでのカウントダウンの日がやってきた。

 

もう何年も前からこのイベントには参加してみたいと思っていて、世界一周をしている今がチャンス、と考えわざわざ中米から飛んできた。

 

(正確に言うと、”大晦日のニューヨークまで中途半端な空き時間ができてしまったので暇つぶしがてら中米に飛んでいた。”ということになる。。)

 

情報を集めれば集めるほど『寒い中長時間頑張って待つ割にはそれほど。。』

という類の感想をよく聞いてきたが、まぁそれも実際に自分で体験してみなければわからない。

 

参加してみたいという強い気持ちがあるのだから、

結果はどうであれとりあえずその気持ちに従い参加してみることが大事なのだ。

 

今日は午前10時には宿を出てタイムズスクエアへ向かい場所取りを開始する予定。

 

(1ドル=約117円。 2016年12月31日。)

  

◎前回の記事↓↓  

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◉カウントダウン現地情報まとめ↓↓ 

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朝8時起床。

8時30分にキッチンへ行き朝食を作る。

 

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今日もトルティーヤ。

玉ねぎとアボカドとベーコンを炒めてそれに挟む。

相変わらず美味い。

 

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10時。

万全の装備で宿を出る。

幸い、今の所そんなに寒くない。

夜中の23時過ぎ頃にはどのくらい冷え込むのか。

 

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ちなみに私がカウントダウン会場であるタイムズスクエア前に着ていったものは以下の通り。

 

◎上半身

ウインドブレーカー(ノースフェイス)、

ダウンジャケット(ユニクロ)

パーカー(ユニクロ)

ヒートテックのフリース(ユニクロ)

長袖Tシャツ(ユニクロ)

半袖Tシャツ(ジーユー)、

ヒートテックTシャツ(ユニクロ)

 

◎下半身

暖パン(ユニクロ)、

ジーパン(ユニクロ)

ステテコ(ユニクロ)

ヒートテックタイツ(ユニクロ)

オムツ(スーパー)、

靴下三重履き(ユニクロ、ドンキホーテ)

 

、、、ユニクロ最強説!!

 

◎装備品

ニット帽(バートン)、

ネックウォーマー(ノーブランド)、

グローブ(バートン)。

 

その他持ち物として、

iPhoneとデジカメ、昨夜購入した非常食(プリングルスとチョコミントクッキー)。

 

結論から言うと、途中ちょっと寒いと感じることはあったが、

このくらいの装備で何の問題もなく場所取り時間を過ごすことができた。

 

*ちなみにリュックサックなどの大きな荷物は荷物検査に引っかかり持ち込み禁止になることもあるので注意が必要。

なるべく身軽な格好で参加することをオススメする。

  

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10時15分。いつもの最寄駅。

早いもので、ニューヨークに来てからもう一週間が経つ。

なので7日間乗り放題パスの期限が切れてしまっていた。

 

我々はあと5日間ニューヨークに滞在する予定だったので、再び7日間乗り放題パス

31ドル(約3627円)でチャージした。

 

2日間損をしてしまうと思いがちだが、今までの地下鉄乗車頻度的に、それでも7日間

乗り放題パスを購入した方がお得になると考えた。

  

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10時45分。

『Times square 42 Street 駅』に到着。

駅を出て、外の世界へ。

たくさん人が歩いている。みんなカウントダウンの場所取りか?

 

普段ニューヨークの街を歩いていても日本人を見かけることはあまりなかったが、この

時はたくさん見かけた。

 

少しこの日本人の多さに驚き、その様子から私はスペインのトマティーナ(トマト祭り)を思い出した。

 

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駅を出たらまず、トイレを探す。

場所取りが始まればもうトイレにはいけないので、場所取りが始まるギリギリまで膀胱

内の水分を絞り出しておく。

 

11時。

ようやく発見したのがこの『MILLENNIUM BROADWAY』という会場近くにあるホテル。

ロビーに入り、ささっとトイレを利用させてもらった。

宿泊客じゃなくても普通に利用できた。

 

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トイレを済ませ、44st ストリートからブロードウェイ(又は7thアベニュー)方面へ向かう。

しかしそこにはフェンスが並べられていてエリア内に入場できない。

タイムズスクエアはすぐ目の前に見えているのに、なんとも歯がゆい。

 

近くで警備をしている警察に『入口はどこですか?』と聞いてみたら、

『ここからは入場できない。ぐるーっと周って45st ストリートまで行け。』

と言われた。

 

*制限エリア内にあるホテルに泊まっている人は宿泊証明証を警察に見せれば通してくれる。

 

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警察に言われた通り回り道をして、徒歩で45thストリートへ。

ちなみにこれがライブ特設ステージ。

ライブ特設会場は45stストリートと46stストリートの間のスペースに設置される。

今年の目玉アーティストはマライア・キャリー

テイラー・スウィフトの出演を熱望していた私からしたら、正直ちょっと残念なキャスティング。。

 

◎ライブ会場はこの辺り↓↓(ユニクロの目の前)

 

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11時15分。

45st ストリートに到着して間もなく、ナイスタイミングでゲートが開かれた。

たくさんの人がこのゲートから会場内へ入って行くので、我々も乗り遅れまいとゲート内へ。

 

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一応、手荷物検査はあったが、予想していたよりも簡単なものだった。

こんなテキトーでいいのか、と思うほど。

”悪名高きトランプ大統領就任直後だし、、テロとか起こらないでくれよ。。”

と心から願いながら入場。

(ひょっとしたら我々はたいして荷物を持っていなかったのでチェックが緩かったのかもしれない。)

 

荷物検査を通過したらとりあえず前へ前へ。

ワン・タイムズスクエア・ビル(43rd ストリート)を目指して進む。

 

(*カウントダウンや花火、ボールドロップが行われるのはワン・タイムズスクエア・ビルという建物。基本中の基本事項だが、一応確認。)

 

◎ワン・タイムズスクエア・ビル↓↓

 

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入場している途中、右手を見ると向こう側のレーンにはすでに大行列ができていて、たくさんの人が場所取りをしていた。

いったい何時から場所取りをしているんだ。。

 

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なんとか最前列付近を陣取ることができた。

それもフェンスぎわ。(フェンスがあるともたれることができる。この長丁場ともなると、それがあるのとないのではだいぶ違う。)

 

しかし、この距離はちょっと近すぎるか。だいぶ見上げる感じになってしまう。

 

一瞬あえて後方へ戻りもうちょっと引いたところに陣どり直そうかとも思ったが、ネットで見た『43stストリートに近ければ近いほどいい。』と言う情報を信じ、結局可能な限り前の方に陣取ることにした。

 

*結論から言うと、その情報を鵜呑みにしたのは間違いだった。。

近くても悪いことはないが、個人的には45th〜46thストリートのライブ会場あたりがベスポジかなぁと。

ライブも見れるし、ワンタイムズスクエアまでの距離も近すぎず遠すぎずでちょうどいいくらい。

 

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11時50分。

後ろを振り返るといつの間にかこの大群。

こうなってはもう後戻りはできない。

緊急事態で列を離れることがない限り、この位置で年を越すことがほぼ決定した。

 

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この人ごみの中、隣の人たちは普通に地べたに座りだした。

 

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それどころか、しばらくしたら今度はねっころがり出したではないか。

ちょっとモラルがなさすぎる。

 

さすがに警察が『立って待つように。』と注意を促す。

そう言われると皆渋々立ち上がっていたが、しばらくするとまた座りだす始末。

何度か注意されてもなかなか改善されないので、その後警察は何も言わなくなってしまった。

 

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13時ごろ。

先ほどまでは誰もいなかった我々の斜め前のエリアに人が集まっていることに気がつく。

”え?あっちの方がよさそうじゃん。”

 

もしかしてゲートが開く時間ってそれぞれ違うのか?

あのエリアの人たちは早朝から並んでいる人よりも前に陣取ることになる。

なんか、理不尽じゃないか?

まさか限定何枚までの入場券なんてないよなぁ。。

 

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14時ごろ。

我々が陣取っているエリアのすぐ隣にあるステージの動きが慌ただしくなってきた。

前述した通り、ライブステージは45〜46thストリートエリアなので一体このステージはなんなんだろう。

 

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14時45分。

並び始めて約3時間30分経過。

 

タイムズスクエアの東芝のスクリーンに現在の気温が表示される。

華氏44℉。つまり摂氏6.6℃。

まだそんなに寒くない。

最低気温が38℉(3.3℃)となっているのでまだまだ気は抜けない。

でも0度を下回ることはなさそうでよかった。

 

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15時。

ドバイでは今、新年を迎えたようだ。

タイムズスクエアの東芝スクリーンには、各国の年越しカウントダウンがリアルタイムで表示される。

そんなに盛り上がりはしないが、ちょっとした暇つぶしにはなる。

 

ちなみに日本とニューヨークの時差は14時間(冬季)なので、ニューヨーク時間の朝10時に日本は一足早く新年を迎えたことになる。 

もちろん、日本のカウントダウンも東芝スクリーンに表示されるが、

我々は10時に宿を出たのでその様子を拝むことはできなかった。

 

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ちょくちょく昨日買っておいたプリングルスとチョコミントクッキーを食べて飢えをしのぐ。

もちろん飲み物は厳禁。

持ち込んじゃいけない訳ではないが、トイレに行きたくなっちゃうのでここで飲み物を飲むのは自殺行為と言えるだろう。

 

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14時過ぎでもう日がこんなに傾いている。

太陽の日差しを浴びていれば暖かいが、日陰になると結構肌寒い。

夜大丈夫かなぁ。。 

 

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年越しまでの約13時間はおそらく暇な時間が流れるだろうから、私はiPhoneに入れている電子書籍を読んで暇を潰そうと考えていた。

しかし、

周りを眺めて相方としゃべったりしていると思いの外時は早く流れて、

結果的には一度も電子書籍を読むことなく年を越していた。

どんな時でも、誰か喋り相手がいるってありがたいな、と思った。

 

後述するが、

15時ぐらいからライブパフォーマンスのリハーサル、日が暮れてからはテレビ番組やライブ本番などのエンターテイメントが続々と始まっていったので、それを見ているだけでなかなか有意義な時間を過ごすことができた。

 

後になって振り返ってみると、思いの外暇をもてあそぶことなく13時間もの待ち時間を過ごせていたと思う。

 

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15時過ぎ。

突然生演奏が聞こえ出したので、”もうライブ派パフォーナンスが始まったのか?” と思ったが、どうやらこれはリハーサル。

 

その様子も東芝スクリーンに映し出されるので、前述した通りなかなかいい暇つぶしになる。

 

今年の目玉アーティストはマライア・キャリーなのだが、残念ながら彼女のリハーサルはここでは行われなかった。

本番をお楽しみにっていうことか。

 

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16時30分ごろ。

我々のすぐ隣あるステージがざわざわしてきた。

ずっと前から”なんだこれ?”と気になっていたが、どうやらこれはテレビ局のステージ。

このステージでタイムズスクエアカウントダウンの様子を生中継するっぽい。

 

メインMCを務める壇上の男女2人はアメリカの有名人なのだろうが、当然の我々が知った人ではない。

全く知らない人だといまいちテンションが上がらない。

それでも、

本番前のメイクやリハーサル、CM中など、テレビの裏舞台を間近で見ることができてなかなか面白かった。

これもまた、いい暇つぶしになった。

 

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16時50分。

向こう側に陣取っている人たちには赤いスカーフの無料グッズが配られ始めた。

日も暮れてきて気温が下がり出してきていたので重宝するだろう。

 

我々の方にもスカーフを配りに来ることを首を長くして待っていたのだが、

結果的にスカーフが我々のエリアに配られることはなかった。

なぜだ、こっちの方が早い時間から並んでいるのに。。

陣取る場所間違えたかなぁ。。

 

それでも無料カウントダウングッズは1つだけではないはず。

他のものも配られることを期待しじっと待機するしかない。 

 

 ちなみに、

私が履いているオムツはまだその役目を果たしていないのでご安心を。

 

〜後半へ続く〜 ↓↓(いよいよ年越し)

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 ◉カウントダウン現地情報まとめ↓↓ 

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ニューヨーク7日目②〜NYチーズケーキ・ブルックリン夜景・ダイカーハイツのイルミネーション〜 世界一周190日目★後半

スタテン島行きの無料フェリーに乗って自由の女神を眺めた後は、

再びフェリーでマンハッタンに戻りそこから別行動を開始した我々。

 

私はウォール街トリニティー教会ワールド・トレードセンター跡

その隣に建てられたワン・ワールド・トレードセンターなどを訪れ、

 

現在は地元民にも人気の美味しいニューヨークチーズケーキが食べられる

『Two Little Red Hens』という店を目指して地下鉄に揺られている。

 

(2016年12月30日 1ドル=約117円。)

 

▼前回の記事

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◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓ 

earthtravel.hatenablog.com

 

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15時。

先ほどの”近代的なすごい空間”は『Fulton Street Station』という駅に繋がっていて、そこから地下鉄グリーンラインに乗り、ここ『86 Street Station』にやってきた。

 

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駅から徒歩5分ほどのところにあるのがこちら、

TWO LITTLE RED HENS(トゥー・リトル・レッド・ヘンズ)』。

 

私のお目当てはこのカフェの名物でもあるニューヨーク・チーズケーキだ。

 

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扉を開けると人がぎっしり、いきなりの行列。

外観からは全く想像がつかなかった光景にびっくりした。

次に誰か来たら、その人は扉の外で待たなければならなくなるくらい店内はもう飽和状態だった。

 

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まぁ、注文前にじっくりとメニューを見たい私にとってはこの行列はむしろ好都合。

 

ここはニューヨークチーズケーキ以外にも美味しそうなケーキやお菓子がたくさん売られている様子なので、並んでいる間にメニューを見渡す。

 

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壁には飲み物メニューが貼られている。

ホットチョコレートが飲みたかったが、3.25ドル(約380円)もするので速攻で諦める。

コーヒーならSサイズ1.75ドル(約204円)で売られていたのでそれを頼もうかどうか考える。

 

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店内は非常に狭く、テーブル席はほんの数席しか用意されていない。

先日訪れた『Artichoke Pizza(アーティチョーク・ピザ)』というピザ屋と似た感じだな。

 

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列に並ぶこと約20分。

ようやく私の番が回ってきた。

思いの外持ち帰りの客が多かったので、私は運良く席をゲットすることができた。

 

結局注文したのは当初予定していた通り

ニューヨーク・チーズケーキ 4.5ドル(約526円)コーヒーSサイズ1.75ドル(約204円)。

 

シンプルな見た目のチーズケーキはちょうどいいくらいに冷たくて、しっとりとした味わい。

大きさはそうでもないが、濃厚なので意外と腹にたまる。

 

コーヒーはまさかの紙コップでの提供だったが、

ふたを開けると溢れる寸前、なみなみいっぱい注がれていた。

ちょっと酸味の強い味だったな。

 

店内は相変わらず混み合っていたが、

そんな喧騒の中私はあえてゆっくりペースでチーズケーキを存分に味わった。

 

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16時30分。

ニューヨークチーズケーキを堪能した後は、再び地下鉄に乗り込みブルックリン地区へ向かった。

 

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とりあえず、ブルックリン方面から見るブルックリン橋マンハッタンの摩天楼を見ておこう。

もう少し待てば夜景も見れるな。

 

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17時ごろ。

オレンジの夕焼け空が映し出す自由の女神のシルエット。

カメラで望遠して撮ると綺麗に見えるが、実際肉眼で見たら豆粒くらいの大きさにしか見えない。

 

この時間帯に今日の昼間に乗ったスタテンアイランド行きの無料フェリーに乗れば、

綺麗な夕日とともに自由の女神を拝むことができていいかも。

 

今度乗る機会があったら夕日の時間帯を狙ってフェリーに乗ろうと思った。

 

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17時15分。

日が沈んでだんだん暗くなっていき、摩天楼の電飾も目立つようになってきた。

 

ちなみにこの夜景を見た場所はブルックリンブリッジパーク周辺。

 

◎この辺かな↓↓

 

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雲がなく晴れていれば、

オレンジの夕焼けとディープブルーの空のグラデーションプラス水面に浮かび光り輝く荘厳な摩天楼(プラスちっぽけな自由の女神)という絶景を眺めることができたのに。

 

今日は雲が多いため空のグラデーションが見れなくて残念だ。

 

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まぁでも、摩天楼の夜景は天気に関係なく綺麗。

17時30分くらいには完全に暗くなっていたかな。

それを待つ間はすごく寒かったのを覚えている。

 

仕舞いには雪まで降り出してくるくる始末。

 

近くのビルにあった温度計を見ると、華氏32℉と表示されていた。

つまりは摂氏0℃。

 

まだマイナスにはギリギリいってないものの、この時がニューヨークに来て1番の寒さだったな。

 

私は奪われていく体温を取り戻すため、綺麗な魔天を眺めながらしばらくその辺を走った。 

 

確か5年前にこのブルックリンブリッジパークを訪れた際も極寒で、体を温めるためにランニングをした覚えがある。

デジャブだ。

 

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本当に寒くなってきたので少し急ぎ目で元来た道を戻る。

ブルックリン橋を入れてのマンハッタンの摩天楼もまたいとおかし。

 

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18時50分。

ブルックリンから地下鉄に乗ってやってきたのはイエローラインR線の終点手前の駅、『86 Street Station』だ。

終点手前ということもあり、結構長い時間地下鉄に揺られてたな。

 

わざわざこんな僻地までやってきたのは、

『ダイカーハイツ』というニューヨークで有名なクリスマスイルミネーションスポットを訪れるため。

 

そのスポットはなんと普通の人々が暮らす住宅街。

 

ダイカーハイツは、

個人邸宅に飾られたイルミネーションを自由に見て回るといった日本でもよくあるイルミネーションスポット。

 

しかしそのイルミネーションの規模ときたら桁違いにすごいらしく、

各家々が競い合うように年々その派手さを増しているらしい。

 

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駅からは徒歩でダイカーハいつのイルミネーションスポットへ向かう。

 

グーグルマップに表示された道順を頼りに人気の少ない暗い道を通る。

 

(実際には駅を出て86thストリートを東南方向にまっすぐ進み、

高架を渡って左手に11thアベニューが出てきたら左に曲がるっていう方法が分かりやすく、こんなに人気も少なくないと思う。)

 

ちなみにダイカーハイツで一番盛り上がっているエリアは

83th,84th,85thストリートの3本線で、

10th〜12thアベニューまでのエリア。

(*そのエリアも年々少しずつ拡大しているという。)

 

◎地図でいうとこの辺が中心↓↓

 

 

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高架を渡り住宅地っぽくなってきた。

でも見えるのはこの程度のイルミネーション。

人気も少なく、私以外に歩行者などいる雰囲気ではない。

 

”こんなんならうちの近所でも見れるぞ。”

”まさかもう12月30日だし、クリスマスイルミネーションは撤収されちゃったのか。。”

 

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”いやいや、もっと奥にすごいのがあるはず。”

 

私焦りながらも自分にそう言い聞かせ、少し早足で先に進んで行った。

 

すると派手めなイルミネーションの家がポツポツと現れ始める。

 

おそらくイルミネーションを鑑賞しているのであろう歩行者もポツポツと現れてきた。

 

それでもまだ、これは噂に聞いていたレベルほどではない。

 

ということでさらに先を目指し歩き進める。

 

すると、

 

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突然ドーンと現れたた期待していたピカピカ輝く光の住宅街。

 

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人気も多くなってきて、観光バスと思われる大型バスまで通っているから驚き。

完全に観光地化していて、もはやニューヨークの冬の風物詩。

さっきまでの閑静な住宅街の雰囲気が嘘のようだ。 

 

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1980年ごろから始まったと言われるこのダイカーハイツのイルミネーション。

 

近隣の家々も競うようにイルミネーションを施すようになっていき、年々規模は拡大し派手さを増していった。

 

およそ30年たった現在でもまだ規模は拡大中だといい、

今やニューヨークのクリスマス名物として世界各国から観光客が押し寄せるまでになったという。

 

日本での認知度はまだあまりないと思うが、

ボリビアのウユニ塩湖のようにそのうち一気にその存在は知られていくだろう。

(と予想している。)

 

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 メインのエリアにはたくさんの人が集まって、家の敷地内に足を踏み入れてまで鑑賞、写真撮影を楽しんでいた。

 

”これ、本当に人住んでんのかな?クリスマス休暇で旅行中とかじゃないのか?”

 

イルミネーションは派手で観光客はたくさんいるが、住民が住んでいるような気配は全く感じなかった。

 

私だったらこんな夜に人であふれかえるようなエリアには住みたくないな。

仮に人が少ないにしても、周りがこんなにピカピカ輝いていては落ち着かないだろう。

 

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とりあえず一番盛り上がっているであろうエリアを一通り歩いて見学した。

確かにすごかったけど、ネットに載っていた写真にはもっとすごい家があったような。。

やはり12月30日だともうピークは少し過ぎてしまっているのか。それとも私の写真の撮り方が悪いのか。。

 

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一通りダイカーハイつを見学した後は元来た道を徒歩で戻り、地下鉄に乗りブロンクスの滞在先まで戻る。

 

途中、私は宿のエントランスキーを持っていないことに気がつく。

相方と別行動をする際、相方の方が先に宿に戻るだろうと思い渡しておいたのだ。

 

ニューヨークの地下鉄駅にはだいたい無料のワイファイが飛んでいるのでそれにつなげれば連絡は取れるのだが、

あいにく現在私が所持しているiPhoneは昔使っていたものなのでライン機能が使えない。

 

そういえば相方のメールアドレスも知らないし、相方と連絡を取り合う方法がこの時全くなかった。

 

仕方がないので、ブロンクスに到着したら地下鉄の無料ワイファイを使用し、

共同インスタグラム『30〜40分後に鍵を開けてください。』と投稿する形で相方に現在の状況を知らせた。

 

相方は暇な時インスタグラムをよく見ているので、この3、40分の間にも閲覧する可能性が高いと考えた。

 

投稿をし終えたら、とりあえず地下鉄駅を出て最寄りのスーパーマーケットへ向かった。

 

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21時40分。

宿近くのスーパーで買い物。

運良くこのスーパーにも無料で繋がるワイファイが飛んでいたので、それを使って先ほど投稿したインスタグラムを見てみる。

すると、その投稿は綺麗さっぱりと消去されていた。

”よし、ということは投稿に気づいてくれたのだな。”

そう思い私は買い物を済ませ宿に帰った。

 

宿に着くと、待っていたのは相方ではなく玄関前でたむろしている悪そうな黒人の兄ちゃんたちだった。

一瞬 ”ヤバい”、と思ったが、その兄ちゃんたちはすごくいい人たちで私が玄関前に着くとすぐに扉を開けてくれた。

人は見かけによらないものだ。

それでも、そのたむろしている辺りはマリファナっぽい匂いが漂っていたが。

  

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購入したのは明日のカウントダウンの場所取りに持って行く非常食。

プリングルス1.59ドル(約186円)とチョコミントのクッキー1.88ドル(約220円)。

そしてゴディバのチョコレート4.78ドル(約559円)。

ゴディバは今朝喧嘩をして別行動をした相方と仲直りする思いも込めて購入した。

宿に戻りチョコレートを渡すと、相方は今日ワインを買っていたらしい。

 それは私用にではなく自分用のものだったが。

 

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22時40分。

晩御飯作り。

 

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キャベツ、ベーコン、玉ねぎのトルティーヤ。

メキシコで購入しておいたトルティーヤがここ最近活躍している。

とりあえず何か挟んで食べれば、中身悪くない限りたいてい美味しくなる。

晩御飯後部屋に戻り、0時過ぎに就寝した。

 

明日はついに12月31日大晦日。

待ちに待ったタイムズスクエアのカウントダウン当日

ずっと前から照準を合わせていた日なので、ここ最近で一番気合が入る。

朝10時には宿を出てタイムズスクエアへ向かい場所取りをする予定だ。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼タイムズスクエアカウントダウン情報

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

ウクライナ・キエフ(ボルィースピリ国際空港)プライオリティーパスラウンジ情報

トルコのイスタンブールからヨルダンのアンマンまでのフライトに、

ウクライナ国際航空を利用。

 

ウクライナの首都キエフにあるボルィースピリ国際空港約12時間の乗り換え時間ができたので、

プライオリティーパス使用可能の空港ラウンジへ行ってみた。

 

ネット上でこの空港のプライオリティーパスラウンジの詳しい情報がなかなか載っていなかったので詳細を記録しておこうと思う。

 

(2017年6月の情報。)

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

 

 

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プライオリティーパス使用可能なラウンジは1つしかない 

まず、プライオリティーパスのホームページでは ボルィースピリ国際空港にプライオリティーパス使用可能ラウンジは”ターミナルDに3つ”あると記載されている。

 

ひとつは国内線利用者用で、残りの2つは国際線利用者用だ。

 

しかし、

実際には国際線利用者ようのプライオリティーパス使用可能ラウンジは1つしかなかった。

 

受付で確認してみると、

2つあったのは過去の話で現在はやはり1つしか存在しないらしい。

 

ハシゴするのを楽しみにしていたのに、これはショックがデカい。。

 

ラウンジの場所

場所はターミナルDの4階

24時間営業。

 

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保安検査を抜けたら右左両方にラウンジ行きの看板が見えるが、

どちらも同じところへ案内する標識なのでどちらへ進んでもたどり着くところは一緒。

 

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エスカレーターを登ったらラウンジが現れる。

 

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こちらが現在、プライオリティーパスを使用できる唯一のラウンジ。

入り口にも大きく『PRIORITY PASS』の表示がされている。

 

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向かいと数十メートル離れた場所にもう2つラウンジがあるが、

残念ながらそこではプライオリティーパスは使用できない。

 

ラウンジ内部の様子

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簡単なつくりの受付。

この受付のつくりを見れば、このラウンジがどの程度のレベルのものなのかなんとなく予想することができる。

 

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受付を抜け、内部へ。

 

黄色のウクライナカラーがおしゃれだが、

ズバッと言うと待合室みたいな雰囲気だということは否めない。

 

予想通り、ちょっと残念。。

 

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食事・ドリンク類

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一応食事は用意されていた。

 

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食事の詳細はこちら。

 

私が到着したのは朝8時40分ごろだったので、この時は朝食メニューが並べられていた。

 

・ハム2種類

・ビスケット

・ヨーグルト

・コーンフレーク

・ピーナッツ

・フルーツ

・チーズ

・パン数種類

・マフィン

・煮込み料理

・ソーセージ

 

など。

 

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12時が近づいてくると、食事がランチ用に変更された。

 

と言っても、フルーツがサラダに、ソーセージがパスタに変更されたくらいだが。

 

あと写真には収めていないが、昼からはスープが2種類追加された。

 

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冷蔵庫に入っているセルフドリンクはコカコーラと水のみ。

 

水は炭酸水も置いてあった。

 

炭酸飲料が苦手な私には辛い。。

  

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ビールやワインなどのアルコール類、

コーヒー紅茶カプチーノなどのカフェ系、

アップルジュースなどのソフトドリンクなど、

 

その他ドリンクはこちらのカウンターでのオーダー制になっている。

 

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朝食時。

 

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昼食時。

フルーツが撤去されサラダが追加された。

 

ヨーロッパの生野菜ってみずみずしさがなくあまり美味しくことが多いが、ここウクライナも例外ではなかった。

 

飲み物はカフェラテ。見た目がいい。

 

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カプチーノとアップルジュース。

 

その他サービス・シャワールーム

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パソコンルームもあった。

 

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雰囲気写真①

 

全ての席がソファーとローテーブル

個人的にはもっと高いテーブル席が用意されていて欲しかった。

パソコン作業などやりづらい。。

 

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雰囲気写真②

 

壁際の席には電源コンセントが用意されていた。

 

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シャワールームはトイレと併設されている。

清潔感、水圧、水温は問題なかった。

昨日はイスタンブール空港泊でシャワーを浴びれていなかったのでこれは嬉しいサービス。

気持ちよかった。

 

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受付で『シャワーを浴びたいのでタオルをください。』と言うと、このようなお風呂セットを渡してくれる。

 

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中身はこんな感じ。

タオルだけ借りるつもりだったが、いろいろとアメニティーまで付いてきてちょっと嬉しかった。

 

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お風呂セット詳細。

 

・バスタオル

・敷タオル

・スリッパ

・歯ブラシ、歯磨き粉

・髭剃り、髭剃りジェル

・シャンプー

・シャンプーキャップ

・綿棒

・ヤスリ

・ボタンと糸

 

など。

 

お風呂セットは使用後、シャワールームに置いておけばいいとのことだった。

 

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まとめ

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総合的に見て、あまりいいラウンジではなかったな。

 

料理の種類は少なく、朝と昼でメニューがほとんど変わらない。

おそらく昼と夜も同じメニューだと思う。

 

そして内装デザインも単調。

せめて雰囲気だけでももう少し豪華に演出して欲しかった。

シャワーと豊富なアメニティーが付いていることがプラスポイントか。

 

『空港ラウンジになら何時間でも居座れる』という自信があった私だが、

さすがにこのラウンジに約11時間滞在はきつかった。

苦痛さえ感じた。

 

このラウンジを快適に利用できる時間は長くても3、4時間までくらいかな。

ウクライナのボルィースピリ国際空港を利用する際は、空港ラウンジにあまり期待を寄せて行かないほうがいいだろう。

 

箇条書きでまとめると、

 

・ラウンジ名:『AIR LOUNGE』

・場所:ターミナルDの4階。

・営業時間:24時間営業。

・Wi-Fiあり。(つながりも良好)

・食事あり(種類は少なめ。味もそれなり。)

・アルコールあり。

・シャワールームあり。

・バスアメニティーあり。(受付で貸し出し)

・パソコン2台あり。

・全席禁煙。

・電源コンセントあり。(全席ではないと思うが)

  

▼実際に訪れたプライオリティーパス空港ラウンジ情報

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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ニューヨーク7日目①〜無料自由の女神・ウォール街・ワンワールドトレード〜 世界一周190日目★前半

12月30日金曜日。ニューヨーク7日目。

 

昨日は遅い時間にお出かけし、主にショッピングをして時間を過ごすという比較的ゆるい1日だった。

 

今日はとりあえずニューヨークといえばの観光スポット、

自由の女神を無料で見に行こうと思っている。

 

その後の予定は未定だが、

夜には『ダイカーハイツ』というとにかく派手で豪華なクリスマスイルミネーションが施された家が密集しているエリアへ行ってみたいと思っている。

 

(1ドル=約117円。 2016年12月30日。)

 

▼前回の記事 

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◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

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朝7時20分起床。久々の早起き。

8時30分頃キッチンへ行き朝食をとる。

今日はメキシコで買ったトルティーヤにバナナを挟んみ、いつもとは少し違うクレープ風の甘い朝食に挑戦してみた。

 

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まぁまずくはないが、チョコレートソースとかあったらサイコーだったな。

いつも似たような朝食メニューになってしまいがちなので、たまには趣向を変えるのもマンネリ化を避けるためにはいい。

昨晩スーパーでジャケ買いしたチョコバナナジュースはまずくはないが予想以下の味だった。

個人的にはもっとチョコレートの甘さがありマイルドな味を期待していたのだが、そうではなく逆に酸味がある感じだった。

 

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外出前、昨晩購入したカウントダウン用のオムツの箱を開ける。

ぎっしりと12枚詰まっている。

 

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こんな感じ。

ニューヨークでの最大の目的であるタイムズスクエアのカウントダウンは、早いものでもう明日に迫っている。

オムツを履くことなんて赤ちゃんの時以来20何年ぶり。

当たり前だが、当時のオムツの履き心地など全く覚えていない。

私はその履き心地を確かめるため(思い出すため)、カウントダウン前日である今日1日はこのオムツを履いて生活してみようと考えた。

試しばきってやつだ。

これは20何年前の過去を思い出すのと同時に、50年後くらいの未来を先取りすることも兼ねている。

そしてせっかく12枚もあるのだから使わないと勿体無いし、少しでもオムツの感覚に慣れておいた方が明日違和感なく過ごせるだろう。

とりあえず履いてみると、思ったほどその履き心地は悪いものではなかった。

これなら今日も平常心を保って生活できそうだ。

すきあらば今日試しに漏らしてやろうか、とさえ思っている。

 

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11時。

『Bowling Green Subway Station』で地下鉄を下車。

 

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歩いてスタテンアイランド行きのフェリー乗り場へ。

場所はバッテリーパークの隣。

フェリー乗り場は結構大きくて立派な建物だった。

 

◎フェリー乗場の場所↓↓

 

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階段を上がり乗り場へ。

人の流れについていけばなんとなくわかる。

フェリーは無料で乗ることができるので、窓口などへ行ってチケットを購入する必要はない。

そのまま乗り場ゲートまで行ってフェリーに乗り込んでしまえばいい。

このフェリーはもともとはスタテンアイランドに住む人々の移動手段なのだが、現在では無料で自由の女神を見ることができる』と観光客も多く乗り込むようになっている。

24時間運行で、週末やラッシュアワー以外は30分に1本の間隔で運行しているからかなり便利。 

 

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11時10分。

乗り場のゲート前にはフェリー待ちの人で溢れていた。

ゲートが開かれるまでしばらく待つ。

 

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11時30分。

ようやくゲートが開きフェリーに乗り込む。

 

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自由の女神が見えるのは船の進行方向右側。

デッキにはすぐに人が溜まった。

 

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人が乗り終わるとすぐに出航。

さらばマンハッタン。

またすぐ戻ってくるから、そのまま待っとけよ。

それにしても、出航したらデッキに吹く風が一段と強くなり寒さが半端ない。

 

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11時40分。

そろそろ自由の女神に近づいてきた。

皆、極寒の中カメラを構えシャッターを切り始める。

 

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これが自由の女神。

空が晴れていたらもっと最高だったが、雨が降らなかっただけよしとしよう。

 

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正面。

自由の女神が立っているリバティー島にはたくさんの人が上陸しているのが見える。

リバティー島に上陸するには、リバティー島行きの有料フェリーに乗る必要がある。

下記公式サイトで18.5ドル(約2164円)から チケットは販売されている。

www.statuecruises.com

 

乗り場で当日券を購入することも可能らしいが、時期によってはチケットを買うだけで2時間以上並ぶこともあるらしいので、オンラインで事前に購入しておいたほうが無難だろう。 

 

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12時。

マンハッタンを出て約30分の船旅が終了し、スタテンアイランドに到着。

ここで面白いのが、乗客のだいたいがフェリーを降りたら再びマンハッタン行きのフェリー乗り場へ直行するということ。

我々を含め、そういう人たちはほぼ100%の確率で観光客だ。

すぐにマンハッタンへ帰るならこの流れについて行けば良い。

 

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人の流れに身を任せ、歩いてマンハッタン行きのフェリー乗り場まで来た。

たぶん12時発のフェリーがまだ待機していた。

マンハッタンから来た自由の女神目当ての観光客の到着を待っているかのようだった。

 

 

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さっきマンハッタンからやってきてフェリーを降りたばかりなのに、数分後にはまたマンハッタン行きのフェリーに乗る。

何やってんだろうって感覚になる。

 

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人が乗り終えたらフェリー出航。

デッキは本当に寒かったので、帰りはできるだけ船内で過ごすことにした。

マンハッタンに到着したら、本日は相方と別行動をとることにした。

お互い不穏な空気になってしまっていたからだ。

昨日仲直りしたばかりなのに、、ダメだこりゃ。

お互い1日1人になって色々と考える必要があるだろう。

 

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12時40分。

一人になった私は『Bowling Green Subway Station』付近で行列を発見する。

行列の先を見るとそれは『Charging Bull(チャージング・ブル)』というブル(雄牛)の像に並ぶ列だった。

あの有名なウォール街の近くにあることから『Wall Street Bull(ウォール・ストリート・ブル)』とも言われるらしい。

 

◎ブルの場所↓↓

 

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なんでも、1989年12月の株価大暴落の時に相場を活気付けるためにモディカさんというイタリア系アーティストが作成し、証券取引所前のクリスマスツリーの前に勝手にこのデッカいブルを置いちゃったらしい。

無許可なのですぐにそれは撤去されたのだが、紆余曲折を経て現在の場所に落ち着いたらしい。

 

ちなみに投資の世界には『ブル・ベア』という言葉があり、

ブルは雄牛がつのを下から上へ突き上げる仕草から相場の上昇を表し、逆にベアはクマが前足を振り下ろす、または背中を丸めている仕草から相場の下落を意味している。

 

このデッカいブルの像はもちろん暴落時、相場の上昇を祈願して作られたもの。

 

そういえば昔、

私の先輩が『ブルのゴールデンボールを触るとお金持ちになれる。』という話をしていたが、その黄金の玉を触っている人は見かけなかったなぁ。

とにかく、

このブルと一緒に写真を撮ろうとする観光客たちで混み合っていた。

みんな新年に向けて運気を上げておこうという考えか。

 

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私はそのままウォール街へ突入。

ニューヨーク証券取引所前には大きなクリスマスツリーが。

 

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ニューヨークといえばロックフェラーセンター前のツリーに注目しがちだったが、この証券所前のツリーもかなり大きくて見ごたえ抜群。

来てよかったと思った。

 

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ニューヨーク証券取引所の斜め前に位置しているのが『フェデラル・ホール』

ここはアメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントン大統領就任式が行われた場所なのらしい。

 

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外に立っているワシントンの銅像だけでなく、ホール内にもワシントンにまつわるものが多く展示されていた。

 

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中に入ると、まず現れるのは高い天井のホール。

 

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テキトーに内部を見学して、椅子に腰掛け足を休める。

さて、今日はこの後どこへ行こうか、ということを考える。

 

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13時20分。ホールを出る。

ホールから見える証券取引所とクリスマスツリーの景色。

 

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そして私の目の前には初代大統領ジョージ・ワシントンの銅像。

 

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ウォール街の標識。

 

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とりあえず私はウォール街を歩いた。

年末のホリデーシーズンなので、金融マンというよりは観光客がたくさん歩いていた。

  

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ウォール街を抜け海に出た。

再びウォール街を引き返す。

 

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13時45分。

目の前に現れたのがトリニティー教会。

ウォール街を真直ぐ歩いてくるとここにぶちあたる。

 

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内部。

綺麗だった。

柱に飾られたシンプルなリースがいい。

 

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14時。地図を見ながらやってきたのはワールド・トレード・センター跡地。

『グランド・ゼロ』とも呼ばれている。(爆心地という意味。)

2001年9月11日に起きた同時多発テロ(9.11)で飛行機が高層ビルに突っ込んだ現場だ。

当時小学生だった私はテレビでそのニュースを見た時、『遠い国で起きたよくある事件』っていう感覚で特に何も思わなかったのだが、大人になった今考えるとめちゃんこヤバい事件だったんだな、と。

ビルに旅客機が突っ込むとか恐ろしすぎる。

旅客機が突っ込んだビルは2本なので、跡地も隣り合わせで2箇所ある。

 

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ワールド・トレード・センター跡地付近に建てられ、2014年11月に開業したのがこの『ワン・ワールド・トレード・センター』。

 

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高さ541メートルの104階建。

100〜102階の展望台の入場料金は公式サイトで見ると34ドル(約3978円)とビルにも負けない高さ。

 

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中に入るだけなら無料で行けないかな、と思い入り口に行き様子を見てみるが、どうやらそれは難しそうな雰囲気。

 

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ご覧の通り、長蛇の列。

とりあえず入るだけってのはできないのかな。

 

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ワンワールドトレードセンターは外から見るだけにし、大きい通りを挟んだ向こう側に見えた『Blookfield Place(ブルックフィールド・プレイス)』という大きなショッピングモールっぽいところへ行ってみた。

すごい人がいっぱいいて、おしゃれで自由な空間が広がっていた。

フードコートもおしゃれだったが、その分値段は高い。

寿司など日本食の店も出店していたな。

当然、私はそれらの店を見学するだけでその場を後にした。

 

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この皆が階段に座り込んで休んでいる光景が欧米っぽくていい。

広場でも大学でも施設内でも、階段に座り込むのはこの人たちにとっては一般的なのか。

日本だったら『こら!階段に座るな!』と怒られてしまいそうだ。

 

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適当に歩き回っていたら、”近代的なすごい空間”に抜けてきた。

どうやらここはワールドトレードセンターの地下鉄駅に併設されているショッピングエリアみたいだ。

ちなみに、ニュージャージーへ行く『PATH』という電車はこの駅から出ていた。

 

 ここも景色と雰囲気だけ見て楽しみ適当に歩く。

そして繋がっている地下鉄駅から地下鉄に乗りこのエリアを離れた。

次に目指すのは美味しいニューヨークチーズケーキが食べられる『Two Little Red Hens』というニューヨーカーにも人気のカフェだ。 

 

▼次回記事(ダイカーハイツ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼タイムズスクエアカウントダウン情報

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

スペイン、バレンシア 〜Reina12Guesthouse〜 おすすめ宿情報★

スペインのバレンシアで泊まった宿、

 

『Reina12Guesrhouse』の情報です(^o^)

 

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この宿はバレンシアの観光名所、サンタマリア大聖堂のすぐ側にあり、周辺にはお店もたくさんあります!

少し距離はありますが、長距離バスターミナルまでも歩いて行ける距離です(^^)

続きを読む

ニューヨーク6日目〜主にショッピング。1ドルピザとカウントダウン用のオムツ購入。〜 世界一周189日目★

12月29日木曜日。ニューヨーク6日目。

 

昨日は一人でブロンクス観光をしヒップホップゆかりの地を巡ってきた私。

 

今日は観光の予定は特になく、買い物中心の1日になる予感。

 

(1ドル=約117円 2016年12月29日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼タイムズスクエアカウントダウン情報

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝10時すぎに起床。

 

昨夜は相方と喧嘩していて部屋に戻りたくなかったためリビングのソファーで寝ていた私。

 

私の体にかけられているブランケットを見ると、

昨夜遅くにオーナーの奥さんがここにやってきてブランケットをかけてくれた記憶は夢ではなかったようだ。

 

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11時30分。部屋へ戻り仲直り。

一晩それぞれで頭を冷やしたからな。すぐに仲直りできた。

 

その後はキッチンへ行き朝食。

いや、これは朝食というより昼飯か。

メニューはトマト、キャベツ、ベーコン、玉ねぎ、チーズのサンドイッチ。

いつもより具沢山でちょっぴり豪華。

 

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『水曜どうでしょう』のアフリカ編を見ながら朝食を。

ここ数日は朝食時はそれを見るのが日課になりつつある。

 

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14時。外出。

本日もあいにくの天気。

今はいいけど、2日後のカウントダウンの時はいい天気であってほしい。

 

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今日は特に観光はせず1日を買い物に費やす予定。

 

ニューヨークに買い物をするところはたくさんあると思うが、

我々がついいつも訪れてしまうのはロウアー・マンハッタンのファッション系の店が集まっているエリア。

 

『ニューヨークで買い物するならここでしょっ』

 

と、言いたいところだが、

他のショッピングエリアを調べて新しいところを開拓するのが面倒くさいっていう話も実際あったりして。

 

まぁとりあえず、相方はずっと欲しいと言っているブーツを探し歩く。

 

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さらに相方はコートも欲しいと言っていた。

タイムズスクエアでのカウントダウン時にも使えて、日本帰国時にも使えるものが欲しいと。

 

結構前から探しているが、なかなかお気に召すコートが見つからない様子。

 

結局は、カナダのバンクーバーのノースフェイスショップで見つけたカーキ色のコートが一番良かったのだと。

earthtravel.hatenablog.com

 

カナダドルが安い時だったので、あの時買っておけば良かった、とすごく後悔している様子。

 

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”アウトドアショップ”で検索して出てきた店に行ってみると、

そこはキツネのロゴが印象的なヨーロッパでよく見かけてブランド

『Fjällräven(フェールラーベン)』の専門店だった。

 

先日、ユニクロでカウントダウン時に着る防寒着はだいたい購入済みの私は、

特に洋服関係で欲しいものはなかった。

 

それゆえ今日は主に相方の買い物に付き合う形になる。

(だいたいいつもそうだが。)

 

普段なかなか”この服欲しい!”とならない私だが、ここに展示してあったズボンには少し惹かれた。

 

長ズボンが半ズボンになる取り外し可能式ズボンだが、このブランドのものは全くダサく見えない。

 

”これなら履いていても釣り人に見えない。”

 

そう思って値札を見てみると、225ドル(約26325円))と書いてあった。

 

ちょっと高すぎるかな。。

 

残念ながら、これは私にとっては簡単に購入できる代物ではなかった。

 

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その後は私の用事でアンダーアーマーショップへ。

 

前にも説明した通り個人用ではなく、普段からお世話になっている日本の友達用のお土産を探しにだ。

 

どんな風なのがいいか友達に直接見てもらうため、何着か候補を選び、写真を友達にラインで送って好みを探る。

 

アンダーアーマーショップにワイファイが飛んでいれば電話してリアルタイムで意見を聞くことができたが、残念ながらここにワイファイは飛んでいなかった。

 

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16時30分。

いろいろな店をはしごして外へ出てみると、雨模様だった空はすっかり晴れ模様に。

ちょうど夕暮れの時間帯で空がオレンジに染まっててすごくきれいだった。

 

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きれいな茜雲を見ながら徒歩で向かったのは、先日も訪れているアウトドア用品ショップ『REI』

 

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とりあえず店の入り口のところに置いてあったノートに2017年の抱負を書き込む。

 

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ここで私は手袋を購入することにした。

これは短い目で見ればタイムズスクエアでのカウントダウン用だが、帰国後真冬の日本をバイクで走り回る時のことも考えての購入だ。

 

なので街歩き用と言うよりはスキー・スノーボード用のガチな防寒手袋を希望し購入した。

 

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最後の最後までノースフェイスのスタイリッシュでそれなりにおしゃれな手袋と迷ったが、結局はデザインより暖かさを重視してバートンのものを購入。

 

カウントダウンの時はノースフェイスの手袋でも十分いいかもしれないけど、

真冬のバイクは本当に凍傷になる勢いで寒いからな。

 

見た目より実用性重視の結果と言える。
  

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相方は靴コーナーでちょっと変わったおしゃれな靴を発見していた。

 

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靴のトップの部分が絞れるようになっていて、さらにそこに靴ひもを巻きつけて縛るというスタイル。

 

隙間風など入ってこず暖かいというわけか。

 

デザイン的にはおしゃれで面白かったのだが、

歩き心地などを考えた結果、この時の購入はやめておいた。

 

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18時過ぎ。外へ出ると真っ暗になっていた。

 

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とりあえず北に向かって歩く。

エンパイアステートビルがクリスマス仕様で赤と緑にライトアップされていた。

そう、アメリカでは12月29日でも年が明けてもまだまだクリスマスムードは続く。

今頃は大晦日やお正月ムード一色の日本とは全然違う。 

 

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途中で適当に地下鉄に乗りブロンクスの宿まへ帰る。

 

19時30分。

いつもの149 ストリート・グランドコンコース駅で下車し、そこからは徒歩で宿へ向かう。

 

駅を降りてすぐの横断歩道を渡ったら、その角には我々が求めていた1ドルピザを提供する店が。

 

”こんな身近なところにあったのか。。”

 

小腹が空いていた我々は迷わずこの店へ入った。

 

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『Cheese Slice』というピザが1ドルなのでそれを1枚注文。

 

帰ったら晩御飯を作る予定だったので、お腹が膨れてしまわないように1切れを相方と2人で分けて食べる。

 

うん、1ドルでこの大きさと味なら合格。

安い、うまい、早いの三拍子が揃っているのでたぶんまたいつか利用するだろう。

 

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19時45分。

1ドルピザを食べ終えその足で向かったのは宿の最寄りのスーパーマーケット。

『ターゲット』というデパートの中に入っている。

 

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ここでまずはそろそろエンプティーになりかけているシャンプーを購入。

 

外国のスーパーなどには値札が無いことが多いが、たまにこのようなバーコード読み取りマシンが店内に置いてある。

これがある場合はすぐに商品の値段を知ることができる。

ハイテクだ。

 

でも、いちいち商品をこのマシンのところまで持っていくのはやっぱり面倒くさい。

 

こんなシステムを導入するより、ちゃんと商品の値札をわかりやすく表示しといてほしい。

 

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そして次に向かったのはオムツコーナー。

 

そう。タイムズスクエアのカウントダウンは下手したら31日の午前中から場所取りをしなければならない。

しかも1度場所をとったら、年を越すまでその場を離れられない。

つまりはこの寒い中、12時間以上トイレなしの状態が続くわけだ。

 

そこでいざという時のためにオムツを履いてカウントダウンの場所取りに臨む人も多いという。

 

ウソのような話だが、これは冗談ではなく結構ガチな話らしい。

 

なので私も最悪の事態を考えてオムツを購入し、当日はそれを履いて場所取りに臨むつもりでいた。

 

しかし当たり前だが、オムツって1枚単位でばら売りしてないんだよな。

 

このスーパーではだいたい12枚入りとかのまとめ売り。

ちくしょう。年末カウントダウン特需で1枚売りとかで販売すればいいのに。。

 

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20時20分。

宿に戻る。

 

先ほどのスーパーで購入したのはこちら。

バナナ2本0.38ドル(約44円)、

パンテーンシャンプー500ml4.29ドル(約502円)、

バター1.99ドル(約232円)、

パッケージが気に入ってジャケ買い的なことをしてしまったチョコバナナドリンク4.29ドル(約502円)、

そして、大人のオムツ12枚パック11.99ドル(約1402円)。

オムツ、高い。。

 

使用するのは1枚だけなので、11枚も余らすのは非常に勿体無い。

頑張って日本に持って帰ってヤフオクかなんかで売りさばいてやろうかしら。

 

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20時45分。

晩御飯作り開始。

バターは主に油の代用として購入した。

 

宿によって油があるところと無いところがあり、この宿の場合は油がなかった。

帰国が迫っているこのタイミングで最低でも500mlボトルでしか売っていない油を購入するのはさすがに邪魔だったので、

比較的コンパクトでカバンの中で漏れる心配もなく、油以外にもパンに塗ったりでき代用効くバターを選んだというわけだ。

 

常温保存でいいのかどうかは少し不安だが。

 

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21時15分。晩御飯完成。

昨日と全く同じパスタだが、今日は昨日とは違い2人一緒に食べる。

 

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そして食後にはちょっと遅いクリスマスプレゼントが。

実は今日購入したバートンの手袋は相方からのクリスマスプレゼントだったのだ。

サプライズで渡すんじゃなく、一緒に欲しいものを買いに行くスタイル。

袋にちょっとデコレーションをして渡してくれた。 

 

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晩飯後部屋へ戻り、0時30すぎに就寝。

 

明日はニューヨークのシンボル的存在である『自由の女神』を、裏技を使って無料で見に行きたいと思う。

 

なんか、マンハッタンからスタテンアイランドへ行くフェリーは市民の足として毎日無料で運行しているらしく、

その船移動の際に自由の女神を眺めることができるのだという。

 

果たしてその見え具合はどの程度のものなのだろうか?

 

▼次回記事

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◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓ 

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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ニューヨーク5日目〜ヒップホップ発祥の地巡り(ブロンクス観光)〜 世界一周188日目★

12月28日水曜日。今年(2016年)も残すところあと3日。

 

正直海外にいると年末感を全く感じられない。

(クリスマス感は今でも町に存在しているが。)

 

日本で感じるあの年末年始感はテレビの特番やコマーシャルの影響がすごく強いんだなということを実感している。

 

今日はヒップホップ発祥の地ブロンクス地区を地下鉄と徒歩を駆使して散策する予定。

 

(1ドル=約117円 2016年12月28日。)

 

▼前回の記事

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▼タイムズスクエアカウントダウン情報

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朝9時過ぎに起床。

ニューヨークにいる期間は早起きとは無縁の生活リズムが続いた。

 

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10時20分。朝食。

 

昨晩ブロンクスのスーパー『ALDI(アルディ)』で購入した食材を使う。

 

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12時。

相方はヒップホップには興味がないし、たくさん歩き回るのは嫌だから宿で待機していることに。

 

私一人でブロンクス、ヒップホップゆかりの地巡りに出かける。

 

今更だが、ブロンクス地区では黒人人口が圧倒的に多い。

外で白人を見ることなんて滅多になかった。

 

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12時30分。

地下鉄に乗りまず到着したのは174 Street駅。

 

ここで目指すのはストリートアートのメッカとも言われる

『Bronx Graffiti Wall of Fame』という壁画スポット。

 

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駅を出て歩くこと数分。

グーグルマップで表示された場所に来てみるも、閑散としていて特に何かがあるような雰囲気ではない。

 

適当に近くを歩いてみると、すぐそこにこのような壁画の通りがあった。

 

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 これがBronx Graffiti Wall of Fameなのかどうかは正直わからない。

 

ネットで見た絵とはなんか違うような気がするが。。

 

とてもこれだけでストリートアートのメッカと名乗るのは寂しすぎる。

 

もう少し近辺を歩いてみたが、他に壁画がたくさん描かれたような場所は発見できなかった。

 

あてもなく壁画群を求めて歩き回るような気分ではなかったので、ここだけ見て再び地下鉄に乗り込み次の目的地へと向かった。

 

◎私が行ったBronx Graffiti Wall of Fame ↓↓

 

*改めて調べてみると、ここの可能性も。。もはやブロンクスではない。↓↓

 

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地下鉄駅でのワンシーン。

 

おそらく酔いつぶれた男がプラットホームに寝転がり動こうとせず、警察のお世話になっているのだろう。

 

これを見たときは『治安よくねぇなぁ。。』と感じた。

 

でもこのくらいのこと、日本でもあるか。

 

どちらにせよ、特にこちらに危害が加わるものではなかったのでよかった。

 

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13時15分。

地下鉄に乗って次に下車したのはMt Eden Av 駅

 

ここからハーレム川の方へ徒歩20分ほど歩き、

今回のブロンクス観光の個人的目玉である1520 Sedgwick Avenueというアパートへ向かう。

 

このアパートの一室で行われた音楽パーティーこそ、

ヒップホップカルチャー誕生の瞬間”だと言われているのだ。

 

つまりはこのアパートこそが”ヒップホップの起源”ということになる。

 

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グーグルマップを見ながら徒歩で目的のアパートへ向かう。

 

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この建物の向こう側の通りに目的である1520 Sedgwick Avenueアパートがあるのだが、

この建物を超えるには大回りして周りこまなければならない。

 

それがめんどくさいと思った私は、

この扉から向こう側の通りに抜けることができるだろうと思いとりあえず扉から中へ入ってみる。

 

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細い道が続いていた。

これを抜けたら向こう側に抜けれるはず。

 

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残念。

 

道を抜けたら某アパートの裏側のゴミ置場だった。

 

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ふと横を見ると、道が。

 

なるほど、あの道に違いない。

 

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階段を降り、道を下る。

 

そして向こう側の通り(セジウィック・アベニュー)に抜けることに成功。

 

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ちょっと歩くと、左手にはもう目的にしていた1520 Sedgwick Avenueアパートが。

 

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これだ。ついにやってきた。

 

ヒップホップの生みの親とも言われるDJ Kool Herc(DJ クール・ハーク)ことClive Campbell(クライブ・キャンベル)は、

妹のシンディー・キャンベルが新しい洋服を買うお金を稼ぐために企画したパーティーのDJを務めることに。

 

1973年8月11日(ヒップホップの誕生日と言われている。)。

クール・ハークは父親のサウンドセットを借りてこのアパートの娯楽室でパーティーを開始。

 

今までに聞いたことのないくらいの爆音に人が集まり、このパーティーは大成功に終わったという。

 

このパーティーこそが、”ヒップホップカルチャー誕生の瞬間”だと言われているのだ。

 

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その後クール・ハークは徐々に会場を中庭、公園へと移していき、毎月のようにパーティーが開催されるようになった。

 

これがいわゆる、ブロック・パーティーと呼ばれるものである。

 

そのブロック・パーティーを通して、クール・ハークはある重要な発見をする。

 

『客が一番盛り上がるのは曲の途中のドラムやパーカッションのリズムだけになるパートだ。』、と。

(いわゆる間奏部分)

 

そこで彼は2枚の同じレコードをターンテーブルにセットし、その盛り上がるパートだけを繰り返し再生

(ループという手法)

 

”ブレイクビーツ誕生の瞬間” である。

 

このようにブロックパーティーブレイクビーツなど現在のヒップホップカルチャー誕生に欠かせない要素は、

全てこのアパートの娯楽室で開催されたパーティーが起源となっている。

 

それゆえ、

この1520 Sedgwick Avenueアパート”ヒップホップ発祥の地”として多くの人に認められているのだ。

  

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ちなみに2017年6月

このアパートがある通り『1520 Sedgwick Avenue』は正式に新たに『Hip Hop Blvd.』と命名されたらしい。

 

6月8日に行われたセレモニーには数々のヒップホップ界のベテランが集まりそれを祝ったのだとか。

 

次に訪れる時はぜひこの標識を見に行きたい。。

 

▼1520 Sedgwick Avenueのヒップホップ誕生のアパートの場所

 

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アパートの中へ潜入を試みるも、正面玄関には鍵がかかっていて住居者以外は入れないようになっていた。

 

じっくりとヒップホップ誕生の地の雰囲気を噛み締めた後は近くの公園を訪れてみた。

 

先ほど紹介したブロックパーティーが行われていたのはこの公園か?

と想像を膨らませながら。

 

*ブロックパーティーの画像を検索して見てみた限り、上記写真の公園が濃厚。

  

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アパート周辺にある公園を何個か散策。

 

十分にヒップホップ発祥の地の空気を肌で感じることができた。

 

ヒップホップに興味のない人にとっては何がいいのかわからないような何もない住宅地だったが、

ヒップホップ好きの方はニューヨークに来たらぜひ訪れていただきたい。

 

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ところで、

治安面が心配なブロンクス地区だが、

私が一人で歩いている限り治安の悪さは全く感じなかった(地下鉄の酔いつぶれ以外)。

 

まぁ、それは何も起こらなかったからこそ言える感想なのだが。

 

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14時10分。

再び地下鉄駅に戻り、次なる目的地へ。

 

今日は短時間で地下鉄に乗りまくっているな。

 

本当に、乗り放題パスを買っておいてよかった。

 

もう十分に元は取っている。

 

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14時20分。

167 ストリート駅で下車。

訪れたのはここ。

 

先ほど紹介したヒップホップの生みの親であるDJ クール・ハークの壁画が描かれているスポットだ。

 

場所的にはグランド・コンコースと166th ストリートの交差点。

 

◎DJ クール・ハークの壁画の場所↓↓

 

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こちらがそのDJ クール・ハーク

ドレッドヘアがジャマイカ移民だということを感じさせる。

 

その長身から高校時代は『ヘラクレス』とも呼ばれていたらしい。

 

この壁画は2013年、ヒップホップ誕生40周年を記念してニューヨークのグラフィティアート集団『タッツ・クルー』によって描かれたものだという。

 

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このクール・ハークの壁画は、ブロンクスのヒップホップゆかりの地ツアーなどでは必ず訪れるであろう名所。

 

しかし私が訪れた時はこれを目当てにここを訪れている人は私以外皆無だった。

 

みんなただの通行人。

 

そんな人々を尻目に、私はこの壁画を数分間眺め続けた。

  

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14時30分。

壁画からメトロで1駅。ヤンキースタジアムで下車。

 

ここがあのゴジラこと松井秀喜が長年プレイしていた球団『ニューヨーク・ヤンキース』の本拠地か。

 

偶然、今日はスタジアムでゲームが行われる様子で多くの人がスタジアム周辺に集まっていた。

 

とりあえず私はスタジアムの周りを一周し、ヤンキースタジアムの雰囲気を味わった。

 

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14時50分。

ヤンキースタジアムをくるっと回ったらその足で宿へ戻る。

 

宿の目の前に古着屋のような大きな店があったので寄ってみたが、特に何もいいものは見つけられずすぐに店を出た。

 

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15時。宿着。

そういえば昼飯を食っていなかったな。

 

お腹が減ったのでトーストを焼く。

(この宿にはトースターがある。トースターがなくフライパンでトーストを作らざるをえない宿が意外と多いので、トースター常備の宿はポイントが高い。) 

 

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コーヒーと一緒にいただき腹を満たす。

 

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その後は作業用デスクでブログの更新をして時間を過ごした。

 

まだまだ、フロリダディズニーの記事が終わらない。。

 

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20時20分。

相方が野菜たっぷりのパスタを作って持ってきてくれた。

 

今回は初めてキャベツを具に使用してみたが、キャベツがあるのとないのでだいぶ違う。

 

そしてやはりベーコンがいい味を出している。

 

美味しくいただきました。

 

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0時。

実は我々、このとき喧嘩をしていたのでお互いあまり会いたくない状況にあった。

 

だからパスタも出来上がったら呼ぶのではなくデスクに直接持ってくるという感じだったのだ。

 

部屋に戻るのがめんどくさくなった私は、

今夜はツリーが置いてあるリビングのソファーで一夜を明かすことに。

 

その後深夜何時頃だっただろうか。

 

私が寝ているとオーナーの奥さんが帰ってきて、寝ている私にブランケットをかけてくれたのを夢うつつに覚えている。

 

なんかお母さんにそっと布団をかけられたような、妙な安心感があった。

 

明日は、何しよう。。

とりあえず相方と仲直りすることが先決かな。

 

全てはその後動き出す。。

 

▼次回記事

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▼タイムズスクエアカウントダウン情報

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▼エミネムの地元デトロイト8マイルロード観光記

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ニューヨーク4日目②〜ダイノブスーパーとアーティチョークピザ〜 世界一周187日目★後編

前編では五番街ティファニー本店プラザホテルを観光してきた我々。

後編ではニューヨーカーに人気のピザを食べに行ったり、買い物をしたりして過ごす。

 

(1ドル=約117円 2016年12月27日。)

 

◉前回の記事↓↓  

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 ◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

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13時30分。

五番街ティファニー周辺をうろちょろしてからの予定を何も決めていなかった我々は、とりあえずどこかでお昼ご飯を食べようと考えていた。

そして訪れたのがこちら、日本スーパー『dainobu(ダイノブ)』

”ニューヨーク 日本スーパー”と検索したら出てきたもので、五番街ティファニーの近くに立地していたので徒歩でちょいとそこへ寄った。

 

◎場所はここ↓↓

 

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店内の様子。

懐かしい心おどる商品がたくさん並んでいる。

 

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おにぎりや寿司、弁当など懐かしさを感じるものがたくさん置いてありそそったが、やはりちょっと根が張る。(でもここダイノブの値段はまだ良心的だったかも)

年明けに日本に帰るのに、わざわざここで割高な料金で日本のお惣菜を購入して食べる必要はない。

そう判断して、結局ここダイノブでは何も購入せずに店を出ることにした。

 

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ちなみに 豆腐はイギリスのロンドンの日本スーパーで見た時 のようにべらぼうに高くなかった。

ロンドンのあの高さは異常だった。。

 

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14時10分。

第ノブの最寄駅から地下鉄に飛び乗り訪れたのは、昨日と同じ『Artichoke Basille's Pizza(アーティチョーク・バジルズ・ピザ)』。

でもここは昨日とは違う店舗。

本当は1ドルピザの店を求めてこのエリアにやってきたのだが、いざ1ドルピザのみせに訪れてみると外観的に何となく入る気が起こらなくて、結局偶然近くにあったアーティチョーク・ピザに落ち着いたという流れ。

ここは昨日の店舗とは違い、空いていた。

 

◎場所はここ↓↓(最寄駅はウェスト 4 ストリート - ワシントン・スクエア駅

 

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メニューも昨日の店舗とは少し違う。

違うというか、ペパロニとミートボールがない。

昨日の店舗でミートボールを食べておいてよかった。

 

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店の作りは昨日の店舗とほぼ同じ。

店内は狭く、カウンター席がわずかにあるのみ。(椅子はなく、立ち食いスタイル。)

 

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手前『アーティチョーク』5ドル(約585円)、奥『マルゲリータ』4.75ドル(約555円)。

2人で分けるので1ピースをさらに半分にカットしてもらった。

相変わらずの美味しい味とボリューム感に大満足。

それにしても、カウンターテーブル狭すぎ。

 

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14時40分。

腹を満たせばこのエリアにはもう用はないので、地下鉄に乗りまた違うエリアを目指す。

しかしここで、ちょっとしたトラブルが。

乗り放題メトロカードを通して一度改札を通過したのだが、

”あっ、方向間違えたっ”

と思ってすぐに改札をくぐり再び外へ出てしまったのだ。

”あ、やっぱここであってるわ。”

となり再び改札を通ろうとすると、メトロカードが反応しなくて改札を通れない。

”あ、まさか1度改札を通ったらしばらく時間をおかないとカード使えないとか!?”

おそらくそういうことであろう。

何分待てば復活するのかわからなかったので、適当に5分とか待って改札をくぐろうとするのだが、一向に反応する気配なし。

もう待つのも面倒くさいので、窓口へ行っておっちゃんに事情を説明して通してもらおうとするのだが、我々の英語力に問題があったのかおっちゃんがボケていたのか、なかなか理解してくれない。

埒があかないので改札の横にあった出口用の檻のような扉を開けてそこから地下鉄内へ潜入した。

改札をくぐる前に路線と方向をちゃんと確認しておくことの重要性を思い知らされた。

 

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15時。

やってきたのは昨日も訪れたロウアーマンハッタンのショッピング街。

ダメだ、何も調べずに外出すると行くところが固定されてしまう。

とりあえずあそこへ行っとけば暇を潰せる、といった感じに。

 

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アンダーアーマーアディダスなどのショップへ行き服を見る。

実は私、自分用ではなく日本にいる友達へのお土産用に服を探していた。

彼にはラスベガスのウーバー事件アマゾン返品問題の時など、何かとお世話になっているので感謝の気持ちも込めてそれなりのお土産を持っていかなきゃ。

 

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本当は旅中に何かを買って日本へ送る予定だったが、なかなか難しくてそれは断念。

ちょうど年明けに日本へ帰るし、その時に直接会って渡すことにしていた。

それにしても、本当にアメリカの服は基本的なサイズがデカい(特にアンダーアーマーはSサイズでも大きかった)。

 

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17時30分。

たっぷりと買い物に時間を使ったら地下鉄でブロンクスへ戻った。

安いスーパーを求めていた我々はひとまず宿を通り過ぎ、3 Av - 149 Stと言う駅で下車して『ALDI(アルディ)』というスーパーマーケットへ向かった。

アルディのある3番街の通りはまさに地元の商店街といった感じで、観光客が訪れるようなところでは決してない雰囲気だった。

 

◎ALDI(アルディ)の場所↓↓

 

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マンハッタン中心地に多い洗練されたオーガニック系のスーパーとは違い、ここは本当に一般的なスーパーで値段もやはりお手頃。

そうそう、こういうスーパーに来たかったんだ。

アメリカのスーパーといえばのウォルマートがマンハッタン島やブロンクス地区にはないので(我々が探した限り)、このような庶民派スーパーは重宝する存在だ。

(あぁ、ウォルいきてぇ。。) 

 

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18時45分。

宿に帰宅。

先ほどのアルディではご覧の食材を購入した。

玉ねぎ0.9kg1.49ドル(約174円)、キャベツ1.49ドル(約174円)、パン0.95ドル(約111円)、トマト6個1.49ドル(約174円)、アボカド1個0.69ドル(約80円)、チーズ1.79ドル(約209円)なり。

しかし今夜はこの食材を使って特に何かを作ることなく、テキトーに過ごして就寝することになった。

やはり昼間のアーティチョークピザは腹持ちがいい。

 

明日私はヒップホップ発祥の地『ブロンクス地区』を散策して観光しようと思っている。

せっかくブロンクスに滞在しているのだから、1度はこの地区を歩き回っておきたいし、自分が好きなヒップホップが誕生した場所に訪れておきたい。

今回はそれをせずにはニューヨークを離れることはできない。

私にとってブロンクスを歩き回ることはそのくらい重要なニューヨーク観光のミッションの一つになっている。

 

★次回記事↓↓(ヒップホップ発祥の地巡り)

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ニューヨーク4日目①〜五番街のティファニー本店とプラザホテルなど観光。〜 世界一周187日目★後編

12月27日火曜日。

ニューヨークに来て4日目になる。

 

日本とは違い町はまだまだクリスマスムードだが、クリスマス当日を過ぎてしまえば我々のスケジュールはひとまずゆるくなる。

1月5日まであとまだ1週間以上もニューヨークに滞在する予定なので、

そんなにせかせか街を駆け巡らなくてもいいだろう。

 

今日はなんとなく、

銀幕の妖精オードリー・ヘップバーンが主演した映画『ティファニーで朝食を』の舞台として有名な5番街のティファニー本店方面へ行ってみることにする。

 

それ以外の予定は特にたててない。

 

(1ドル=約117円 2016年12月27日。)

 

▼前回の記事  

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▼タイムズスクエアカウントダウン情報

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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朝10時30分。

キッチンへ行っていつものようにコーヒーを入れる。

サンクリの日本人宿カサカサのオーナーから頂いたコーヒードリップする布が毎朝役立っている。 

 

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そういえばこの家には我々の他にもう1組ゲストが泊まっていたが、

いつの間にかチェックアウトしていたみたいだ。

オーナー夫妻はほとんど部屋にこもっている(もしくは出かけている)ので、現在この物件はほぼ我々の貸切状態。

 

我々の部屋の隣のもう一つのゲストルームの扉が開いていたのでちょっと覗かせてもらう。

我々の部屋よりも少し広くていい感じだなぁ。

この時期絶対必要ないと思うけど、扇風機も置いてある。

 

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11時30分。外出。

地下鉄に乗ってまずは5番街ティファニーを目指す。

 

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12時。

地下鉄を出てまず現れたのが『プラザホテル』

1985年『プラザ合意』が行われたホテルとして有名。

 

他には、

映画『ホームアローン2』マコーレー・カルキン演じるケヴィン・マカリスターが1人で超ゴージャスなスウィートルームに泊まっていたホテルとしても有名。

 

『ハーバートフーバー様もこの階に泊まっておられました。』に対して、

『それなんのコンビ?』と聞き返すセンスのいい日本語吹き替えが印象的。

(ハーバーとフーバー)

 

ホームアローン2の撮影当時は、

今や第45代アメリカ合衆国大統領に当選してしまったドナルド・トランプがこのホテルオーナーだったらしく、

ちゃっかりと映画にもカメオ出演していたらしい。

 

ケヴィンがプラザホテルに到着し『ロビーはどこでしょう?』と聞いた相手こそが当時プラザホテルのオーナーだったドナルド・トランプだ。

 

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たしかプラザホテルから5番街のティファニー本店は近かったはず。

ティファニーへ行く途中、良さげな店に寄ってブーツをみる。

(相方はずっと前からブーツを欲しがっている。)

 

しかしここには相方が欲しがるようなブーツはなかった。

というか、どれも値段が高すぎて眼中にないものばかりだった。

 

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12時10分。

五番街と57丁目の角にあるティファニー本店に到着。

やはり、

オードリー・ヘップバーン好きとしてはニューヨークへ訪れたら1度はこの五番街ティファニーに足を運んでおかなければならない。

 

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なぜかティファニー本店周りは柵で囲まれていた。

 

”もしかしてこれ、ティファニーへ入るために並んでいる列じゃないだろうな?”

と思ったが、実際そんなことはなく、

これはただ横断歩道を渡る人たちが信号待ちしているだけだった。

 

でもなんでこんな風に柵があるんだろう?

店の入り口前が混雑しないようにか?

 

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サーっとその人ごみを抜け、ティファニー店内へ。

おー、クリスマス仕様にデコレーションされていてすごく綺麗。

お客さんもたくさんいて賑わいを見せている。

 

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店内を歩き回り散策。

お客さんがたくさんいる方が、閑散としているより店員からの視線をひしひしと感じなくていいので散策しやすい。

 

そしてラフな格好をした観光客もたくさんいるので、

そんなにガチガチにきまった服装をしていく必要がないのも我々長期旅行者にとっては嬉しい。

フォーマルな格好なんて、持ってないもん。

 

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大きなリースで囲まれた時計。

リースには創業者であるチャールズ・ルイス・ティファニーが、

『ティファニー製品を購入した人だけが手に入れることのできる特別な箱を作りたい。』

と考えて考案された『ティファニーブルーボックス』が飾り付けされている。

 

シンプルな飾り付けなのだが、非常に豪華さがある。

 

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店内には何本ものクリスマスツリー。

 

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ツリーの飾りにも先ほどのリース同様ティファニーブルーボックス

 

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ティファニー本店は6階建て(だったかな?)になっており、

エレベーターもしくは階段で自由に行き来できる。

 

各階をウィンドウショッピングするだけで結構充実した時間を過ごせる。

 

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4階は陶器やグラスが売られているフロアー。

 

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これは、映画『ティファニーで朝食を』を連想せずにはいられない。

 

ここに料理が運ばれてこれば本当にティファニーで朝食をいただける。

一度でいいからやってみたい。

 

*追記

2017年11月10日より

ニューヨーク五番街ティファニー本店内に朝からやっているカフェがオープン。

映画『ティファニーで朝食を』公開から56年。

本当にティファニーで朝食を食べることが可能になった。

 

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12時40分。

ティファニー本店見学を終えたら外へ。

 

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外のショーウィンドウにも『ティファニーで朝食を』を連想させるようなものが展示されていた。

いやぁ、ティファニーブルーって見ていて心が癒される。

ティファニー以外でこの独特で絶妙な色使いの青色はなかなか見ない。

 

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ティファニーの正面入り口の横にあるロゴ。

とりあえず、この前で記念撮影をしといた。

 

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ティファニーを出たら、

ティファニーの斜め前にある『Bergdorf Goodman(バーグドルフ・グッドマン)』という1899年創業の高級老舗デパートへ。

 

ここへは店内でなく、クリスマスの時期になると至るデパートで行われる特別なショーウィンドウ、『ホリデー・ウィンドウ』を見に訪れた。

 

ニューヨークのホリデー・ウィンドウの中でも、ここ『バードグルフ・グッドマ』ンのウィンドウには一際派手で独創的なデザインが毎年展示されることで有名。

 

『ショーウィンドーが美術館』『すべてのデザイナーの憧れ』などと評され、

2012年にはドキュメンタリー映画、『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』が公開されている。

 

*ガラスの反射が激しくて非常に写真が見づらいのが残念。

 

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今年のテーマは『緑』らしく、木々や動物など自然がいっぱいのディスプレイに仕上がっていた。

 

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13時。

ショーウィンドウの美術館、バーグドルフ・グッドマンを見終えたあとは再びプラザホテルの方へ。

 

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正面の入り口からは入ることができない様子?

 

ちなみにここプラザホテルは2005年に休業しており、

その後2008年に営業再開したものの多くの客室が高級コンドミニアムになってしまい、その際ホテルとして機能している部屋は大幅に減ってしまったのらしい。

 

それでも1泊最低でも7万円前後はするというニューヨークを代表する歴史ある高級ホテルである。

 

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正面がダメならとりあえずサイドにまわりこんでみる。

 

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すると、

『THE PLAZA FOOD HALL(ザ・プラザ・フード・ホール)』

と書かれた入り口があり、そこからたくさん人が出入りしていたので我々もそこへ入ってみる。

 

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階段を下り、地下へ。

 

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ちょっといいレストランやフードコート、お土産やさんなど、高級そうな空間が広がっていた。

我々はここでお土産になるようなものを探してみたが、どれもすごく高い。

ここでお土産を買うのはひとまず保留ということにしておいた。

 

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寿司を売るレストランも。

寿司くいてぇ。。

 

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適当にこのエリアを抜けると、プラザホテルの内部に続いていた。

 

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プラザホテル内のレストラン(?)

すごく高級な雰囲気。

我々がさーっと入れるような雰囲気ではなかった。

 

 

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13時20分。

プラザホテルを出たら再び5番街のティファニー本店の前へ。

 

改めて、正面からティファニー本店の外観を眺める。

荘厳な造りの建物に、大きな昆虫のようなデコレーションが2つ。

昆虫の間にある時計とそれを背負っている像は本店のシンボル的存在か。

 

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そしてなんと、

ティファニー本店の真隣には先ほどプラザホテルの時にも登場した、

今何かと世間を騒がせているトランプ大統領のトランプタワーが堂々とそびえ立っていた。

 

大統領選の時にはトランプタワー前で抗議デモなどが起こっていたらしいが、

我々が訪れた時は特に騒がしい様子はなかった。

 

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ティファニーもとんだ建物をお隣さんに持ってしまったな。

もしかして、抗議デモとかが起こった時のためにティファニー前は柵で囲まれていたのか?

とにかく、

いつかこのタワーに飛行機が突っ込んだり爆発が起こったりしないことを心から願う。

 

〜後半へ続く〜

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