今日は8時30分の朝食にちょうど行けるように起床した。
体調が万全になるまでは朝4時とか5時に起きるのはしばらくやめよう。
しかし自然と4時前後に1度目が覚めてしまうのは、体内時計がその時間帯にあってきている証拠か。
◎昨日の出来事↓↓(ロカ岬)
リスボン3日目の朝食をとる。
当たり前だが、メニューは昨日おとといとほとんど変わらない。
初日には満足していた朝食も、3日目になると流石に飽きてきてしまう。
そんな時、食べれるだけでありがたいと思い自分を諭すのはいつもの事である。
今日は首都リスボンの街を離れ、ポルトガルを北上し Agueda(アゲダ)という小さな町に向かう。
アゲダには日本人の方も1度は何かの媒体で見たことがあるであろう、『アンブレラスカイプロジェクト』の傘のアーケードがある。
昨日チケットを購入しておいたアゲダ行きの電車は、本日15時30分にSanta Apolonia駅から出発予定だ。
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それまでにまだ時間があるので朝食をとり終えたらリスボンの街を見納めに出かけた。
向かったのはリスボンの街を一望できるという展望台。
サン・ジョルジョ城からのものは有料だが、今回我々が行った
Miradouro da Senhora do Monte(セニョーラ・ド・モンテ展望台)
は無料でなかなかの景色を拝むことができる。
写真中央付近の木の立っているところが展望台だ。
展望台というだけあるのでそこまでたどり着くには坂を登らなくてはならないのは言うまでもない。
緩やかな坂から急な坂まで10分弱は登っただろうか。
快適そうに楽々と我々を横切っていくトゥクトゥクを横目に見ながら我々は何とか展望台にたどり着いた。
(トゥクトゥクといえばタイのイメージしかなかったが、ここヨーロッパのポルトガルにも普通に市民の足として活躍していてびっくりした。タイのものより高性能なオーラをか持ち出している。)
頂上からの景色がこれ。
正直あんまり期待はしていなかったけど、これはなかなか見ごたえがあるものだった。
嬉しい裏切りをしてくれると、ものごとの良さがより一層増す。
エレベーターがあるところをよく見ると、確かに低い地区と高い地区で分かれているのが何となくわかる。
ここからだとサン・ジョルジョ城も見えるのでいい。
向こう側には大西洋へと流れ込んでいくタホ川も見える。
眺める方向を変えれば白を基調とした少し違った景色を眺めることができた。
ここで昨日スーパーで1つ0.17ユーロ(約19円)で買ったポルトガル名物エッグタルトをこの絶景を見ながらいただく。
1個20円未満とは思えないくらいの味と期待以上の景色に満足した。
坂を下りながら宿に戻る。
宿に着いたら荷物を持ち14時30分ごろ駅に向け出発した。
最寄りのメトロから数駅行ったところでSanta Apolonia駅に到着。
ここは地下鉄ブルーラインの終点である。
ここにはポルトガルに来てからお世話になっているスーパー、pingo doce があったので食料調達がてら寄ってみた。
結局 pingo doce では何も買わず15時30分発のAveiro(アヴェイロ)行きの電車に乗り込んだ。
そう、アゲダへ行くにはアヴェイロでの乗り換えが必要なのだ。
電車内は綺麗で人もあまり乗っていなかった。
しかも最高だったのは全車両にWi-Fiが完備されていること。
繋がりはいいとは言えないが普通に使えるのでないよりは断然マシだろう。
早速パソコンを広げて色々やっていたのだが、不幸なことにこの電車は揺れが激しい。
それでも気にしないように心がけてパソコンをやり続けていたら案の定酔ってしまった。
なんでWi-Fiがあるときに限ってこんなに揺れるのだ。
走行中は窓から遠くを眺め、たまに駅に停車したらパソコンをいじるというなんとも非効率なパソコン操作になってしまった。
そんなことを繰り返しているうちに電車はアヴェイロ駅に到着した。
所要時間は2時間30分弱くらいだった。
ここからはWi-Fi完備など到底ない普通のローカル線に乗り換えてアゲダまで向かう。
電車はドアを開けたまま走り出し、体感走行スピードはディズニーランドのウェスタンリバー鉄道くらい遅い。
景色や停車駅を見る限りこれは着実に田舎に向かっているなというのが嫌でもわかる。
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ローカル線に揺られ約30分。我々はアゲダ駅に到着した。
ここに来るまでに停車した駅と比べればまぁ大きい方である。
今回のエアビー(Airbnb)ホストであるリナさんが駅まで迎えに来てくれた。
駅からリナさんの家まではすぐ近くだったが上り坂が急だったのですごく助かった。
リナさんの家は築150年ほどにもなるらしく、キッチンと洗濯機はもちろん、景色のいいテラス付きで敷地も広く我々にとっては豪邸だった。
さらには1匹の年寄り犬と2匹の若い猫までいて動物好きの相方のテンションはアゲアゲだった。
夜になったらリナさんと3人で近くの店へ晩御飯を食べに行った。
量が多く米もある。米は日本のものに近い味でおいしかった。
なぜ米があるのにポテトまでのせてしまうのか。
ポルトガル人の炭水化物摂取量もまたハンパなさそうだ。
なんか今日からこの町ではピグレットパーティーという子豚を食べる祭り?が開催されているらしく、このレストランでも子豚を焼いたものを頼んでそれを食した。
ピグレットパーティーの詳細についてはいまいちよく分からない。
そしてこの晩御飯はリナさんがおごってくれた。
Airbnb の『bnb』 とは『Bed & Breakfast』 の略らしいが、今回はb&b&d(Bed & Breakefast & Dinner)になってしまった。
リナさん本当にありがとう。
このあと我々はアンブレラスカイプロジェクトの傘のアーケードを見学しに行ったのだが、夜だったのでそこまでの凄さは感じなかった。
ここで夜の傘の写真を載せてしまうと、明日行くことになる昼間の写真の良さが減少してしまうのでここでは載せないでおく。
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家に戻ったあとはリビングでリナさんにポルトガルのオススメの場所など教えてもらったりと色々話をした。
23時頃部屋へ戻り、明日以降のことを考えた。
もともとアゲダには1泊しかしない予定だったが、こんなにいいと
ころに泊まれるならもう1泊してしまおうということで話がまとま
り、明日の朝リナさんに延泊をお願いすることにした。
体調も崩しがちだったし、少し田舎でゆっくりしたかったのだ。
アゲダは本当に小さな町で、夏の時期のアンブレラスカイプロジェ
クト以外はっきり言ってみるところはほとんど無い。
アゲダには宿泊施設もあんまりない。
1泊どころかポルトから日帰りで訪れる人が多数を占める中我々は
この町に2泊することを決めたのだ。
おそらくアゲダに行ったことがある人にアゲダに2泊したという
と、『2泊もして何したの?』と聞かれることだろう。
明日は近所の傘のアーケードへ行く以外予定はない。
昼間のアンブレラはどれほどキレイなのか楽しみだ。
◎次回記事↓↓
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