2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

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ポルトガル7日目〜ポルトの街を散策観光(グレリゴス教会やワイナリーなど)〜 世界一周76日目★

今日は7時30分頃テラスへ行き8時30分からの朝食までくつろいだ。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

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私がテラスに出たのと同じくらいのタイミングで、

ここの宿のオーナーらしきおじさんがキッチンへやってきて朝食の準備をし始めた。

 

8時少し過ぎぐらいに朝食の準備が整ったらしく、

そのおじさんは私に準備ができたから入れ的な感じで手招きしてきた。

 

正直私はまだ朝食をとるつもりはなかったが、

おじさんの手招きに誘われ中に入り朝食をとる。

まだ誰も起きてきていないので私一人で貸切である。 

 

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朝食は1人前ずつ丁寧に紙ナプキンがかぶせられ机に並べられていた。

 

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お皿に並べられていたのは食パン2枚とハムとチーズ。

これをホットサンドにしていただく。

 

このホットサンドが非常に美味しくて何枚もおかわりしたいのだが、

あいにくこれは1人1枚まで。

おかわり自由なのはコーヒー、トースト、ロールパン、シリアル、フルーツだった。

さすがにハムとチーズも食べ放題にすると採算が合わないのかな。

 

 ▼この宿はオススメ宿として別記事で紹介しています

earthtravel.hatenablog.com

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朝食を取り終え、11時ごろに外出。

 

まず向かったのはアルマス聖堂。

歩行者天国のサンタ・カタリーナ通り沿いにある外壁がアズレージョで覆い尽くされている礼拝堂だ。

 

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外壁に使用されているアズレージョは全部で15947枚だとか。

(数字のすごさをいまいち掴みにくいのが正直なところ)

 

聖フランチェスコと聖カタリーナの一生涯が描かれているそうだ。

 

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内部はこんな感じ。

外装に比べあまりアズレージョが目立たない。

 

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次に向かったのはグレリゴス教会と塔方面。

その途中の通りで蚤の市が開催されていた。

 

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アクセサリーや食器類、衣類などが売られていた。

中でも私の目を引いたのは時代を感じる骨董品の品々。

 

私が20代前半の頃の、

『どこかへ行ったらモノ(特にこういう飾れるもの)は何かしら買うべき』

という思考のままだったら、間違いなくここで何か買っていただろう。

 

今は考え方が変わったのと、世界一周中ということもあり断捨離思考になっている。

買おうが買わまいがこういう品は見ているだけで面白い、ということは当時から変わっていない。

 

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この蚤の市を抜けて右に進んでいくと、

『世界一美しい』と言われる本屋にたどり着いた。

レオ・イ・イルマオンという名前の本屋だ。

 

本当に世界一にふさわしい内容なのか確かめるために店内へ入ろうとすると、チケットを要求された。

何とこの本屋では入店するのに金を取るらしい。

 

入店、いや、入場料金は3ユーロ(約343円)

マジでばかげている。

何で本屋に入るだけで金を払わなければいけないんだ。

 

料金がいると知った時点で、一気に入る気が失せてしまった。

 

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外ガラスから中の様子が少しだけ伺えたのでそこを覗いて良しとした。

 

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後ろを振り返ると本屋入場のチケットを買うために暑い中これだけの列が。

ピーク時だとチケット購入時と入場時のダブルで行列に並ばなければならないこともあるらしい。

 

後で知ったことなのだが、

この3ユーロのチケットは店内商品を購入するのに使えるらしい。

なかなか上手い商売をしているではないか。

 

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次はこの世界一美しい本屋からすぐのところにあるカルモ教会へ訪れた。

ここもまた外装をアズレージョでデザインされている。

 

他にもポルトにはアズレージョでデザインされている教会が沢山ある。

 

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内部には無料で入場できた。

 

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お次は、またすぐ近くにあるグレリゴス教会とその塔 へ。

 

高さは75.6メートルでポルトのランドマーク的存在。

街を歩いていてもいたるところで目にする。

 

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この塔へ登るのには3ユーロ(約343円)のチケットを購入しなくてはならない。

チケットには塔と展示見学のセット券と、塔だけのチケットの2種類が販売されていた。

なぜか塔だけのチケットは5ユーロ(約572円)で、セットチケットだと3ユーロだった。

どういう値段設定をしてるんだ?

 

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チケットを購入し適当に展示品を見て回った。

教会内部を上から眺めるという、他の教会では体験できないことができたのは面白かった。

最終的には教会のメインとして祀られているキリスト像の真裏からの目線で教会を見渡すことができた。

 

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展示品を見終わって、たどり着いた先にあったのはこのような行列。

これは塔に登るための列。ここからが本番である。

 

それでもここのエリアにはフリーWi-Fiが飛んでいたので、並びながら暇つぶしができた。

 

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狭い階段を抜けて外に出るとこのような景色が。

 

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ドン・ルイス1世橋ドウロ川はほとんど見えないものの、

ポルトの町並みはこの塔の上から眺めても非常に綺麗なものだった。

 

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それより塔の展望スペースはかなり狭い

皆1列になって少しずつ詰める感じで進んでいくので、ゆっくり立ち止まって景色を楽しむなどということはなかなかできない。

 

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しかしこの塔、まだここで終わりではなかった。

ここからさらに上へ登り1番高い展望台へと続いていくのだ。

 

人1人通るだけでも狭いと感じる階段を、登る人と降りてくる人がすれ違いながら進んでいく。

写真の幅はまだ広くなった方で、実際はこの幅のさらに3分の2くらいの狭さ。

 

もはや大きな体格の男性やちょっとお尻の大きな女性などでは到底通れないだろう狭さなのだが、

そういう人たちもなんとかそこをすり抜けて通っていく。

人間、不可能と思ったらそこで試合終了なんだな。

 

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そこを抜け外へ出ると、先ほどと同じような景色が目の前に広がる。

展望台の構造も下のものとほとんど一緒で、基本は1列を作ってゆっくり進む。

その列のスピードに合わせ景色を見ていく感じだ。

なぜ展望台を2つ作ったのかは謎である。

 

何はともあれ、

チケットを購入してから展望台にたどり着くまでに1時間くらいはかかった。

まさかこんなに時間を取られるとは思わなかった。。

 

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下界に降りた時にはもう14時近くになっていた。

朝ごはんをたくさん食べているとはいえ、この時間帯になってくると何か食べたくなる。

塔を降りてすぐのところにあったポルトガル名物 Pasutel de Bacalhau(パステル・デ・バカリャウ)の専門店『 Casa Portuguesa』と言うお店へ。

 

これが何なのかは全く知らなかったが、

この何とも美味しそうな看板写真にやられて軽食感覚でいただくことに。

 

料金は1つ3.5ユーロ(約401円)

小さいグラスのワイン(?)とセットで7ユーロ(約802円)だ。

 

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まずはレジでお会計を済ませてからカウンターへ行き、レシートを見せて商品をいただく。

確かイタリアミラノでいったジェラート屋のオペレーションもこんな感じの流れだったかな。

 

ただひとつ違ったのは、

ここは並び順がぐちゃぐちゃにならないよう柵を作って銅線を確保していた。

ミラノのジェラート屋ではそんなもの一切なく、列や順番などあってないようなものだった。

 

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” 小さいくせに3ユーロもしやがって。ただのチーズボールだったら承知しないぞ ”

と思いながらひと口。

 

”うわっ!なんだこれは、クソまずいじゃねぇか。。”

 

なんかエビみたいな味がしたのだが、私はこの味が大の苦手なんだ。

2口目くらいからあの写真にあるトロッとしたチーズが出てきた。

これもただのチーズじゃなく、かなりクセの強いチーズだった。

 

でも私的にはエビの味よりこの臭みたっぷりのチーズの方がまだマシで、

チーズがエビの味を消してくれるのでなんとか完食。

 

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後で調べると、これは干しダラのコロッケなのらしい。

タラってこんな味したっけ?

 

ポルトガル名物には今までハズレはなかったが、これは見掛け倒しの大ハズレだった。

もう2度と買うもんか。

 

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まずい干しダラのコロッケだけでは到底胃袋を満たすことはできなかったので、

本格的に昼ご飯を食べに出かけた。

 

PEDRO dos FRANGOS という看板を見る限り、ここは鳥料理屋さん。

 

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厨房でも大量に鳥をまる焼いている。

ここのレストラン、なぜか道を挟んで向かい合わせで2つ建物がある。

看板は一緒のが出ているのでおそらく両方とも同じ店だろう。

どちらに入るべきか少し迷ったが、この鳥の丸焼きが外からでも見えたのでそちらの建物の方へ入店した。

 

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1階はカウンターと厨房のみ。

我々は2階に通されたが、2階は広々としていてテーブル席が並んでいた。

席に着くとまずパンが出された。

一応無料のパンか聞いてみると、有料だ、とのこと。

 

” あぶねぇ。騙されるとこだったぜ。。”

 

ヨーロッパでは所々でパンや水のトラップを出してくる。

 

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鳥料理をアピールしている割には鳥を使ったメニューが少ない気がした。

 

我々はチキンのグリルとフライドポテトのプレート料理を5・6ユーロ(約641円)で1枚注文し、それを2人でシェアした。

 

なかなか量もあり美味しくいただけた。

 

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お腹が膨れたら眠くなってきてしまう。

宿が近かったので一旦宿に戻り昼寝でもしようか、という考えも一瞬浮かんだが、

寝たら夜まで起き上がれなくなりそうだったのでそれはやめた。

 

そしてドン・ルイス1世橋を渡った向こう側にあるワイナリーへ行き、

ワイナリー見学と試飲をしに行くことに。

そう、ポルトはポルトワインで有名な町なのだ。

 

なんでも無料でツアー&試飲ができるところがあるらしい。

 

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橋を渡り向こう岸へ。

やはりこの橋あたりから見るポルトの町並みが1番綺麗だ。

しばらくこのまま景色を見ていたかったが、この時すでに16時ごろ。

ワイナリーへ急げ。

 

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向かったのはTAYLOR'S(テイラーズ)という老舗ワイナリー。

ここにたどり着くまで坂がきつくて大変だった。。

 

ネットで調べると、

ここテイラーズで無料見学と試飲をしたという記事があったので、それを参考にしここにきたのだ。

 

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中に入っていくと受付には列が。

その先のプレートには12ユーロという文字が見える。

まさか、と思い12ユーロの詳細をよく見てみると、やはりそれは見学ツアーの値段だった。

 

念のため列に並んで受付のお姉さんに『無料ツアーはありますか?と聞いてみた。

 

そしたら、『無料ツアーですか?ないですよ。』と少し笑いながら言われた。

 

”そうなのか、無料ツアーはないですか。。”

 

あの記事を書いた人の時は無料だったのかなぁ?

 

幸いここテイラーズでは無料のWi-Fiが飛んでいたので、

ネットで別の無料見学ができるワイナリーを探してみた。

すると、CROFT(クロフト)というワイナリーで無料見学と試飲をしたという人の記事を発見。

しかもクロフトはここからすぐ近く。

よし、行ってみよう。

 

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ここでまたフリーツアーはやっているかどうか聞くと、

ツアーはやっているけど有料だという返事が返ってきた。

 

”なんなんだ。ここも昔はやっていたけど今ではやっていないとかなのか?”

 

『わかりました。』と、ここのワイナリーを後にした我々は、

その後も数件ワイナリーを巡り無料ツアーがあるかどうか聞いてまわった。

 

その結果、あたったところは全滅。。

どこもツアーはやっているけど有料ツアーばかりだった。。

 

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どこかのワイナリーで一部をガラス越しから見ることができた。

我々のワイナリー見学はこの大きな樽2つをガラス越しに見るだけで終わってしまった。。

 

無料見学&試飲をしているワイナリーは今ではなくなってしまったのか?

しかしあるワイナリーで『無料のワインはまずい。』とも言われた。

と言うということは、やはりどこかに無料のワイナリーが存在しているのか?

 

正直私はお酒が飲めないし、ワインに特に興味があるわけではないので無料で十分なのだが。

おそらく有料で飲んでも無料で飲んでもまずいと感じてしまうことはわかりきっている。

 

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もう坂道を歩き回るのは疲れたのでワイナリーから離れ川沿いへやってきた。

ここから見るポルトの街の景色もまた綺麗だった。

 

岸にはワイナリーのクルーズ船がちょいちょい停まっている。

その船がまた景色にひと味を加えてくれる。

 

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この川沿いのベンチに座りゆっくりした。

ただ景色を眺めたり、電子書籍を読んだり、少し居眠りをしたり。

 

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そうこうしているうちに夕暮れの時間になってきていたので、西日を背に宿へ戻った。

今日は霧と雲が多くて夕日は綺麗に見れそうになかった。

 

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道中ピカチュウを発見した。

 

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宿近くのスーパーで

豚肉を1.5ユーロ(約171円)、

小松菜、じゃがいも、トマト、玉ねぎを購入

 

*レシートを捨ててしまったので値段を覚えていない。

 

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今夜は米を炊く。

おかずの品数も少し多めに作った。

 

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今日のご飯は我々にとっては少し豪華だ。

トマトと玉ねぎのバジル炒め、

豚肉と小松菜と玉ねぎの砂糖醤油いため、

それにコンソメスープと白米だ。

 

米は私が炊いたが、他のおかずはほとんど相方が作ってくれた。

味は美味しい。

特に豚肉と小松菜の砂糖醤油炒めは日本を思い出させてくれる味で美味しかった。

やはり醤油は必要だな。

 

この晩御飯を食べ終えた頃にはもう22時を回っていたな。

 

明日はドウロ川付近へ宿移動する以外、特にすることは決まっていない。

たぶん川沿いを歩いたり、その辺をふらふらしてたらあっという間に1日など過ぎてしまうんだろうな。

 

◎次回記事↓↓

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