今朝は7時ごろに目が覚めた。
▼前回の記事(トロントアイランド)
外出をしたのは12時30分ごろ。
コリアンタウンであるクリスティー駅周辺の空は今日も晴れ渡っている。
今日はトロント市内にある2つの大きなマーケットに出かけることにした。
まず向かうのは100年以上の歴史を持つというケンジントン・マーケット。
その前に韓国スーパーP.A.Tで明治の板チョコブラックを1.49カナダドル(約117円)で購入。
日本ならスーパーで80円くらいで買えてた覚えがあるので、やはり割高だ。
これを相方とはんぶっこして食べながらケンジントンマーケットへとむかった。
途中、住宅地を通った。
コリアンタウンのメイン通りから1本入っただけのところにある住宅地だったが、
そこにはコリアンタウンの面影は一切なくこれぞ欧米の住宅地、といった静かで穏やかな雰囲気が漂っていた。
庭や歩道では野生のリスを何匹か見かけた。
しばらく歩くとなんだかザワザワしてきてマーケットっぽい雰囲気が漂ってきた。
雰囲気は漂ってきたものの、"ここが中心"、といった箇所が現れるわけでもなくいまひとつ盛り上がりに欠けるマーケットだった。
ケンジントンマーケットにはおそらく日本人がやっているであろうたこ焼き屋台があった。
3個で3.75カナダドル(約297円)というなかなか強気な値段設定をしていた。
他にも特に中南米系の店が多く店を構えている。
ケンジントンマーケットは多国籍なマーケットだった。
特に見所のなかったケンジントンマーケットを早々に後にして向かったのはもう一つのマーケット、セント・ローレンス・マーケットだ。
セント・ローレンス・マーケットは200年以上の歴史を持っているといい、
ケンジントンマーケットより約倍も先輩のマーケットである。
徒歩でそのマーケットへ向かっている途中、突然周りが中国になった。
本当にチャイナタウンというのはどこにでもあるな。
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しばらく東方向へまっすぐ進むと、ようやく中国を抜けてカナダに戻ってきた。
そこはヤング・ダンダス・スクエアというトロントの中心部で、多くの人、店が集中しているエリアだった。
規模は到底及ばないが、ニューヨークでいうタイムズスクエアのようなところだ。
ここにはトロント・イートン・センターという大きなショッピングモールがある。
とりあえず暇つぶしに中へ入り、目の前にあったユニクロ入店した。
土曜日ということもあってか、店内はたくさんのお客さんで賑わっていた。
我々は大晦日にニューヨークのタイムズスクエアで行われるカウントダウンに参加する予定なので、ここでフリースなど暖かい装備を見て回った。
聞くところによると、タイムズスクエアでのカウントダウンはかなり冷え込むというからな。
▼タイムズスクエアカウントダウン情報
今私が持っている軽装ではとてもじゃないけど凍え死んでしまうので、
必ずどこかで、せめてフリースくらいは購入しなければならない。
しかしこの時は『まだ3ヶ月も先のこと』と思い試着をするだけで購入には至らなかった。
ユニクロのみに立ち寄ったあとトロント・イートン・センターを出て、
今度は進路をを南にとりセント・ローレンス・マーケットへと向かった。
ヤング・ダンダス・スクエアから徒歩20分ほどでセント・ローレンス・マーケットに到着。
屋外開催のケンジントンマーケットとは違い、
大きなレンガ造りの駅のような建物の中にたくさんの店が集まっている、という屋内スタイルのマーケット。
なんでもこの建物は初代市庁舎を改築したものらしい。
ここは日曜日、月曜日は定休日で曜日によって開催時間が少し異なるそうなので訪れる前に確認が必要だ。
建物内に入ってみると中にはたくさんの店、人が収容されており、
その喧騒が ”これぞマーケット” という活気を作り出していた。
細い通りに人がひしめき合いのろのろと前進する。
”そうそう、これだよ。”
先ほどのケンジントンマーケットがあまりにも期待はずれだった反動もあり、私はこの雰囲気に満足し散策を楽しんだ。
この BUSTER'S SEA COVE という店はマーケットの中でも一際行列が目立っていた。
どうやらエビやカニ、タコ、魚といったシーフードをウリにしたお店らしい。
我々も何か昼食としていただきたかったのだが、その行列と結構する値段のため別のお店を探すことに。
しばらくマーケット内を散策していると、ホットドック1つ3カナダドル(約237円)という格安なお店を発見した。
店の前からはソーセージのいい匂いが漂ってきていて食欲をそそる。
ここで各自1つづつこの3ドルホットドックを購入して、外にあるテーブルで昼食をとることにした。
ホットドックには極太のソーセージだけでなくキャベツなどの野菜もトッピングされており、3ドルにしてはなかなかボリューミー。
味も美味しく満足のいく昼食となった。
昼食をとり終え、再びマーケット内を散策。
このようなマーケットのいいところはその混沌とした雰囲気だけでなく、
試食が豊富に用意されているということ。
『好物は試食です。』と言わんばかりの我々は、昼食のシメも兼ねて様々な試食を巡っていった。
一通りセント・ローレンス・マーケットをまわり尽くしたらそこをあとにして、今度は普通のスーパーマーケットへ立ち寄った。
相方が砂糖が欲しいと言うので、1.99カナダドル(約157円)ほどで砂糖を購入。
これで煮物などの料理も美味しく作れるとのこと。
決して相方が極度の甘党というわけではない。
帰り道、セント・ジェームス教会というなかなか大きな教会が目の前に現れた。
これほど立派な教会を見るのは久しぶりだ。
ヨーロッパでは見飽きるほどに存在していたこのような教会も北米に来るとその数は激減し、見つけると少しテンションが上がる。
もちろん無料で中に入れた。
その後は宿に帰るために地下鉄の駅へ向かった。
ここにはクリスティー駅にはなかった自動トークン券売機があった。
ここではトークンを1枚から購入することができるっぽい。
なぜクリスティー駅にはこのマシーンがないのだ。。
昨日のタダ乗りに味をしめていた我々は、”今日もすきあらば”、と少し狙っていたのだが、どうやらこの駅は改札以外に抜けれるスペースがない様子。
それでも諦めなかったケチな我々は歩いてそう遠くない別の駅にも行ってみたが、結果は同じ。
さすがにトークンを買い改札を通った。
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宿に着いたのは16時30分ごろ。
そこからまた最寄りの韓国スーパー P.A.Tへ今晩の食材を買い出しに行った。
買い出しと言っても買ったのはこの豚肉644gのみ。
料金は7.08カナダドル(約563円)。
おとといの夕食でこれを食べた際、予想以上の美味しさを覚えたのでリピートしたというわけだ。
今日はこれを漬け込んで調理することにする。
早速、醤油に先ほどスーパーで購入した砂糖を溶かし、そこに鷹の爪とガーリックパウダーを加え肉を漬け込む。
これをしばらく寝かせ味をしっかりとしみ込ませる。
これを焼いて食べたら間違いなく美味しいはず。
晩御飯が待ち遠しい。
20時。
豚肉を漬け込んでから約3時間後、今夜の夕食が完成した。
献立は白米、白菜と玉ねぎのスープ、そして先ほど漬け込んだ豚肉を焼いたもの。
味はこれまで自炊してきた中でも上位に食い込んでくるであろうほどの美味しさ。
やはり豚肉を漬け込んだのは正解だった。
こんなに白米の進むおかずは久しぶりだ。
これは今後も定番メニューとして採用していきたい次第なのだが、
このサムギョプサル用と思われる豚肉は韓国スーパーでしか手に入らない。。
別の土地に移った時にこの肉がこの値段で手に入ればいいのだが、
そうでないともうこのメニューが食べられない。
そう思うと少し残念だ。
夕食をとり終えた後は適当に部屋で過ごした。
明日はトロントにワーホリ中の友達とナパニーというトロントから200キロ弱離れた小さな町へ遊びに行く。
なぜわざわざそんな小さな町に赴くのかというと、
ナパニーはカナダ出身で世界にもその名が通ったロックシンガー、Avril Lavigneの出身地だからだ。
日本でも「スケーターボーイ」や「ガールフレンド」などの曲がヒットしているので名前くらいは聞いたことがあるだろう。
お互いAvril Lavigneのファンである私とその友達にとっては、
そんな小さな町ナパニーもトロントを訪れた際の重要観光地の1つとなる。
しかしこのナパニー、
トロントから200キロ以上離れた田舎ということでいかんせん交通の便が悪い。。
当初私は電車で行けるだろう、とその行き方について軽視していたが、
前日になって調べてみると電車は1日に数本しか出ておらず、その時間も夕方のみという日帰り観光には到底適さない時間帯だった。。
慌てて友達と連絡を取り合い、それならレンタカーで行こうということにはなったが、
ネットで調べてみると明日貸し出し可能なのは空港にあるレンタカー屋さんくらい。。
さすがに空港まで行くのは面倒だと思いそれは選択肢から除外したが、
そうなると貸出可能なレンタカー屋さんがネット上では見つからない。
0時をまわるくらいまでナパニーへの行き方について調べてみたが、これといった打開策は見つからず。。
結局明日直接市内のレンタカー屋さんへ行ってみようということになり本日は就寝した。
果たして明日、無事にナパニーへたどり着くことができるのだろうか?
▼次回記事(アヴリル・ラヴィーンの町ナパニーへ(^^)