現在フロリダ州マイアミ。
おねぇさんに案内され、
超隠れ家的立地にあったピザ屋で世にも珍しい星型ピザを堪能してきた。
食後はついにマイアミビーチに向かい、久しぶりに海水浴と日光浴を楽しむ予定。
▼前回記事 earthtravel.hatenablog.com
▼アメリカ横断まとめ【完全版】
ピザ屋を出た後はその足でマイアミビーチへ。
ギリシャのサントリーニ島ぶりとなる海水浴だ。
南北に約16キロメートル伸びるマイアミビーチ。
それは自然のものではなく、
埋め立てによって作られたビーチということはあまり知られていない。
温暖な気候のおかげで年間を通して海水浴を楽しめるというこのマイアミビーチ。
7、8月を海のベストシーズンとしている我々とは違い、
ベストシーズンは湿気の少ない11月〜3月だという。
タイムフライスソークイックリーということで、今はもう10月下旬。
マイアミ的にはもうほぼ海のベストシーズンと言っていいのではないだろうか。
海の色は水色。
よくある日本の海水浴場レベルの水質を想像していたので、予想以上に綺麗に見えた。
照りつける強い日差しには我々を海の中へと誘導する。
しかし、海に入ってみると水がそんなに綺麗ではないことに気づいてしまう。
水温は意外と低く、全身を浸けるのにはそれなりの気合いが必要だった。
そして気合い一発で全身浴に成功したのはいいのだが、
しばらく海に浸かっていると寒くなってくる。
海に浸かり寒くなったら体を温めるため、さながら干物のようにビーチに寝転び日光浴を楽しんだ。
海で冷えた体を太陽がじわじわと温めていく感覚がたまらなく心地よい。
銭湯でサウナと水風呂を行き来するように、
この大西洋とマイアミビーチを行ったり来たりして体温の変化を楽しんだ。
夏が過ぎ、ようやく落ちかけてきていた肌の色も、これで再び褐色を取り戻すこと必至だろう。。
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ビーチには所々このような豪華な設備が置いてあるが、
これはビーチ沿いのホテル宿泊者専用のものなので勝手に使用したら怒られる。
ちなみに我々のすぐ隣にあったこの設備はリッツ・カールトンのもの。
長い間我々の周辺を行ったり来たりして、
所々立ち止まって遠くを見つめているこの長髪の男がものすごく怪しかった。
格好的にもビーチに来るような格好じゃない。
”手に持っているブリーフケースの中には爆弾が仕込まれていて、
それをどこに仕掛けてやろうか下見をしているのではないか?”
”ひょっとしてこの男はテロリストなのではないか?”
と思い、しばらくその動向を観察した。
この男の意図が全く理解できないまましばらく時は流れ、
日はビーチ沿いのリゾートホテル群に隠れるくらいまで沈んできた。
男はまだビーチをうろちょろしている。
17時30分。
この後爆発テロが起こらないことを祈り、我々はこのマイアミビーチを後にした。
ビーチからホテルへ徒歩で帰る途中スーパーへ寄る。
海沿いの都市ということだけあって寿司は比較的安めに売られていたが、
それでも売っているのはカリフォルニアロール的なアメリカンな寿司ばかり。
日本の握り寿司はあったとしても値段が高くなる。
まぁ昼に美味しいピザも食べたことだし、
これから節約ムードに入っていくことを誓った我々にとって寿司なんてのは雲の上の存在だ。
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結局スーパーでは何も買わずホテルに戻った。
そして私は前々からしたかった散髪をついにすることに。
前回の散髪はこれまたギリシャのサントリーニ島だった。
どうもリゾート地に来ると散髪をするという傾向があるらしい。
夏に髪をバッサリと切りたくなるように、
リゾート地の温暖な気候と雰囲気が我々の散髪本能を刺激している
という考えは一理あるかもしれない。
約1時間30分かけて全頭カット終了。
襟足もバッサリと切ってスッキリ。
やっぱり夏はサッパリがいい。
もちろんホテルの人に許可を得てからこの散髪を実行したよ。
潔癖なオーナー(ジェームズ)がこの行為に気を害し、日本人に対して中国人同様の感情を抱くようになっては困るからな。
先人が積み重ねてきた日本人の信頼を、我々のこの行為によって一瞬でパーにしてしまうなんてことは絶対に許されない。
先人たちが築き上げた信頼による好待遇を受けたからには、
それを受け止めて終わりじゃなく、しっかりと後に続く日本人に受け継ぐ責任があるのだ。
相方の襟足だけ私に切らせてくれたが、その他の部分はセルフカットしていた。
21時過ぎ。
お互い散髪を終え、スッキリとした気分と頭で外出。
目的はもちろん晩飯探し。
ライトアップされた夜のジェームス・ホテルもなかなか魅力的だ。
特に安くてそそるような店を発見できたなかったので、
結局CVSという薬局兼スーパーみたいなところで夕食を調達。
ここでも特にそそるものは売ってなかったが、
ホテルの部屋に電子レンジがあったことを思い出したのでせっかくならレンジでできる冷凍食品でも試してみようと思った。
しかしほとんどの冷凍食品はオーブンで調理するもので、電子レンジで調理できる商品は限られていた。
裏を返せばそのおかげであまり悩むことなく商品を選ぶことができたのだが。
購入したのがHOT POCKETSという冷凍パイ。
お値段は4.2ドル(約439円)。
それに1.48ドル(約153円)のドーナッツを一つ購入して晩飯代のトータルは5.48ドル(約564円)。
頑張って抑えたつもりでも、結局はこのくらいの金額に達してしまうのが悔しい。
ホテルに戻り、早速電子レンジにパイをセット。
出来上がったパイはマックのアップルパイの中身ハムチーズ版といった感じの仕上がり。
チーズがものすごく熱くて火傷しそうになった。
このパイは1箱に2本入っていて、相方も同じ商品の違う味を購入していたので1本を相方のと交換した。
相方のは確かトマトソース味だったかな。
個人的には私がチョイスしたこのハムチーズ味の方が好みだった。
デザートにドーナッツを食べたが、特に腹は膨れない。
”564円でこの晩飯か。。”
こういう時ほど、日本が誇るファストフード『牛丼』が恋しくなる。
松屋なら580円で味噌汁付き牛丼が2杯も食べれるというのに。。
その後は部屋でテキトーに過ごし、日付が変わるくらいに就寝。
明日もここマイアミに滞在する予定だが、特にやりたいことは決まってない。
おそらく今日と同じように、ただただダラダラビーチで時を過ごすことになるだろう。
それだけでも十分満足できてしまうというのがビーチリゾートのいいところだ。
▼アメリカ横断11日目までのルート★
デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→ハリウッドビーチ(ウォルマート泊)→マイアミビーチ(2泊予定)。
▼次回記事(またマイアミビーチ)
▼アメリカ横断まとめ【完全版】