今日はテキサス最大の蚤の市であるサニー・フリー・マーケットを散策してきた。
人種はほぼヒスパニック。飛び交っている言語もほぼスペイン語。
とてもアメリカとは思えないような雰囲気だった。
サニー・フリー・マーケットを出た後は次の目的地であるダラスへ。
途中、晩御飯で『テキサスバーガー』というハンバーガーショップに訪れた。
テキサスバーガーを食べることは私が6年半前テキサスを訪れた理由の一つに挙げられていたのだが、結局当時それを実現することはできていなかった。
今回、それをリベンジする絶好の機会が巡ってきたというわけだ。
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▼アメリカ横断まとめ【完全版】
タコスを食い、15時前にはサニー・フリーマーケットを出発。
途中休憩を挟みながら次の目的地であるテキサス州ダラスへ向かう。
ダラスといえば、ケネディー暗殺現場だな。
それはさておき、
18時50分ごろ一旦ハイウェイを降り、おきまりのマクドナルドで車を停めトイレ休憩とWi-Fi接続を行った。
昨晩ステーキやサラダをたらふく食べていても、今日の昼食が一口サイズタコス1つだとさすがに腹は減ってくる。
”今夜の晩飯は何にしよう?”
主にそれをマクドナルドWi-Fiで検索していた。
思えば前回、テキサスバーガーを食べにヒューストンへ来た時は、
結局それは食べれずじまいで帰国してしまっていたな。
(テキサスのマクドナルドにテキサスバーガーはなかった。)
突然そんな思いが頭をよぎり、気付いたら私はマック以外でテキサスバーガー的なものを食べれる店を探していた。
そして見つけたのは、その名も『TX BURGER』(テキサスバーガー)。
これは行かないわけにはいかない。
しかもそれはダラスまで行ってしまったら店舗がなくなるみたいだ。
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早速最寄りのテキサスバーガーの店舗を調べると、驚くことにそれは今いるマクドナルドのすぐ隣にあった。
しかもこれはダラスへ行く途中にある最後の店舗。
なんという偶然。ラッキー。
マクドナルドの駐車場に車を停めたまま外へ出て、徒歩十数秒でテキサスバーガーに到着した。
私がオーダーしたのはテキサスバーガーのコンボ。値段は7.83ドル(約806円)。
コンボにはポテトとドリンクが付いてくる。
私はいつも通り、オーダー時にケチャップとマスタード抜きにしてくれと注文。
すると、
『野菜は?』『チーズ』はと立て続けに聞かれた。
もちろん両方欲しいのでそれぞれ『入れて欲しい。』と返事をした。
するとレシートにはしっかりとチーズの追加代金0・6ドル(約61円)が加算されていた。
”その流れで有料の追加トッピングを聞くか普通? ”
と少し不満が残ったが、そこは私の寛大な心で流しておいた。
野菜に関してだが、これはさすがに無料だったようだ。
というか、
よく見ると提供されたバーガーの中に野菜はなく、パティーとチーズしか入っていないではないか。。
6年半越しのテキサスバーガーでこの仕打ちはないだろ。
さすがにこれは私の寛大な心でも流しきれなかったので、
その辺にいたレジの時とは違う店員を呼び、野菜が入っていないことを指摘した。
するとその店員はそのバーガーをキッチンへ持って行き、その中に野菜を挟み直して持ってきた。
”作り直しじゃねぇのかよ。。”
まだまだ日本の感覚が抜けきれてない私はこのことに対しても少々不満に思ったが、
そこは再び寛大な心でサッと流し、念願だったテキサスバーガーにおもいっきりかぶりついた。
一方、相方が頼んだ商品は私が食べ終わった後も一向に提供されない。。
しびれを切らした相方は、レジへ行きオーダーした商品がまだ来ていないことを訴える。
するとそのレジの店員は私の方にやって来て、
『ハンバーガーを何個注文し、何個提供されたのか?』、などの注文の詳細を確認してくる。
そしてついには『君野菜なしを頼んだよね?』と私に聞いてきた。
先ほどの野菜なし事件が影響していることはこの質問からよくわかった。
このレジ店員は野菜なしが1個目、
野菜を詰め直して持ってきたのを2個目(つまり相方の商品)だと勘違いしているのではないだろうか?
『いやいや、私は野菜は入れてくれと頼んだのに入ってなかったから入れてもらったんだ。だからまだ1個しか提供されてないよ。ユノンセン?』
そう言ってこちらの主張を通すと、
理解してくれたのかどうかはわからないが、やっと相方の商品の調理に取り掛かってくれた。
しかし、やっと提供された商品には今度はポテトが付いていなかった。。
全く、何回文句を言わせれば気がすむんだ。
やれやれと相方が再びレジへ行くと、
店長を中心にスタッフ全員が円形に集められ何やら反省会のようなことを行っていたらしい。
スタッフは皆うつむいた状態で、ドヨーンとした空気が流れていたらしい。。
そんな中相方が『ノーポテト。。』と言いながら現れるのだ。。
それを聞いた店長は『ダメだこりゃ』といった表情で首を横に振ってため息をついて、
ザ・アメリカンな反応を見せていたらしい。
そんな面白い場面、私も見てみたかった。
結局その後ポテトも提供され、
最初にオーダーしてから約40分。我々が頼んだ商品は全部提供された。
ドタバタしたとはいえ、とてもファストフード店とは思えないスピードの遅さ。
これはもうスローフード店だ。
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閉店までテキサスバーガーに居座り、最終的には店員と笑顔でバイバイして円満に店を出た。
この辺りの楽観的なところはさすがヒスパニックだ。
その後はダラスを目指し、インターステイト45号線をひたすら北上する。
22時40分ごろ。
ビジターセンターみたいなところで車を停め、本日はここで車中泊をすることにした。
ルイジアナのビジターセンターがそうだったように、
翌朝無料のモーニングコーヒー(もしくはステーキなどのテキサス名物)が用意されていることを願い、トイレや歯磨きを済ませたらそれぞれ就寝した。
10月31日。
ハロウィーン当日の明日はダラス樹木園というところで行われているハロウィーン装飾を見に行く予定。
▼次回記事(ダラス果樹園のハロウィーン)
▼アメリカ横断まとめ【完全版】