2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

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メキシコ8日目①〜馬に乗ってサンクリの隣村サンファンチャムラへ。〜 世界一周178日目★前半

 サンクリ8日目。

今日はカサカサ宿泊者の何人かでサンクリから北西に10㎞ほど離れたところにあるサン・ファン・チャムラという村へ遊びに行く予定。

 

その村に何かがあるというより、まず我々を惹きつけたのはその村までの移動手段。

なんと馬に乗ってその村まで行くというのだ。

 

それもちょろっと乗る体験乗馬のようなものではなく、約1時間もかけて馬に乗りサンファンチャムラを目指すのだとか。

 

お尻が痛くならないか不安だが、田舎道も通るだろうから道中の景色にも期待が高まる。

ちなみにこの乗馬ツアー代金は1人200ペソ(約1120円)。

 

(1ペソ=約5.6円 2016年12月18日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

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7時過ぎ起床。

今の所、天気はあまり良くない。

こういう何か用事の有る日に限って天気は崩れる。

 

 

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8時30分ごろ宿を出る予定なので、それまでに朝ごはんを済ます。

昨日メルカドで購入したパンを焼く。

 

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それにアボカドとトマトで作ったペーストを塗り食べる。

この料理、グアテマラからの鉄板料理になっている。

 

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8時30分。みんなで外出。

徒歩で町の中心にある旅行会社を目指す。

まだ天気はあまり良くない。

 

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8時50分。

3月31日広場付近の『TIERRA MAYA』という旅行会社に到着。

馬の予約はカサカサで行ってくれていて、

あとは当日決められた時間にこの旅行会社へ行き受付を済ませるだけ、という状態になっていた。

 

9時に旅行会社を出発する予定だったのに、なかなか迎えの車が来ない。

しばらく旅行会社前で待ちぼうけをくらう。

まさか、こんなところに馬を運んでくるんじゃないだろうな?

 

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9時15分。

ようやく出発の気配が漂ってきた。

しかしここに迎えが来るのではなく、また少し離れたところから車に乗って移動をするらしい。

 

数分歩きピックアップ車に乗り込む。

車と言っても、軽トラみたいなのの荷台。

ここに結構ぎゅぎゅう詰めで客がのせられた。

 

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9時40分。

車から降ろされる。

案内された場所へ行くとたくさんの馬が我々の到着を待っていた。

なるほど、ここから馬に乗ってサンファンチャムラまで行くということか。

 

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それぞれ適当に馬を選び、背にまたがる。

一応ガイドの人がうまく乗れない人の補助をしてくれる。

 

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全員が馬の背に乗れたら、練習もなしにいきなり出発。

ガイドの先導により馬が動き出す。

 

”マジかよ?持つところや止まり方など、基本的なことすら何も教えてくれないのかよ?”

 

私は日本で体験乗馬程度の経験はあったので馬に乗ることは初めてではなかったが、

馬に乗ること自体初めてという人にとってはなかなか不安なスタートとなっただろう。

 

これから1時間以上馬に乗るというのに(しかも一般道や細い山道を)、レクチャーなど一切なしで出発するとか、、

さすがは海外。

 

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それでも馬は勝手に歩いていってくれるので、しっかりと落ちないように乗ることを心がければなんとかなるものだった。

参加者の中で手こずっている様子の人は一人もいなかった。

 

パカパカと気持ちのいい音をたてながら歩いて行く馬。

時々テンポよくニーアップをするように歩き始め、

その時は上下の揺れが激しくなるのでしっかり馬の動きに体を合わせてあげないとお尻が痛くなる。

 

先頭集団になるか、後続になるか、はたまた中盤あたりに位置するかは完全に馬の気分次第。(馬の操作ができれば別だが)

 

我々カサカサチームのほとんどが後続の集団に密集。

カサカサチームの一人だけ、馬が張り切って先頭集団へ行ってしまったので別々になってしまった。

 

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街を抜け、景色はだんだん田舎道に変わっていく。

運悪く私の馬は気性が荒いやつで、時々突然暴れ出す。

 

隣を歩いている馬に喧嘩を売ったり、突然スピードを上げて前の馬をごぼう抜きしたり、、、

 

しかも私の靴があぶみ(脚を入れるところ)のサイズに収まりきらず、ほとんどつま先しかあぶみに脚が入っていない状態。。

何度もあぶみから脚が外れ脚が宙ぶらりんの状態になる。

 

そんな状態の時にタイミングよく暴れられたら落馬してもおかしくないぞ。。

 

いっその事靴を脱いで裸足であぶみに脚を入れたい。

そんな乗り心地の悪い乗馬がこの先1時間も続く。

 

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ガイドの少年。

馬が時々周りにある草を食べ始めると持っている鞭で馬を打って先を急がせる。

 

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完全に林の中へ入っていった。

アドベンチャー感があっていい。

たまにこの林道で立ち止まり放尿をする馬もいた。

その後ろの人は最悪だろう。

 

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林道を抜け、また集落が見えてきた。

朝は曇っていた空も今ではほぼ快晴。

景色は最高にいい。

 

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10時40分。

ようやくサンファンチャムラ付近にたどり着いたらしく、ここで馬から降りる。

正直、やっと降りれるといった感じだ。

帰りはもう車でいいよ、と思った。

 

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馬を降りたらすぐそこまで迫っているサンファンチャムラの日曜市へ歩いて行く。

観光時間はわずか1時間。

11時45分には戻って来いと言う。

ちょっと短すぎやしないか?

 

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思っていたより大きな日曜市だった。

 

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市場を散策する前にまず訪れたのは、サンファンチャムラのシンボルでもあるこの教会。

サン・ファン・バウティスタ教会という名のカトリック教会らしい。

 

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ティファニーブルーとまでは言えないが、それをもう少し緑色に濃くした感じの緑。

ペパーミントグリーンという表現が適切なのか。

白とその緑のコントラストが美しい。

 

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教会向かって左側に進むとチケット売り場があったので、そこでチケットを購入。

2人で50ペソ(約280円)だった。

 

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綺麗な緑色だけでなく、そこに施されている花柄のようなデザインもおしゃれでかわいい。

 

残念ながらこの教会の中は撮影禁止。

中は今までに味わったことのない雰囲気だった。

たぶんこの先もこんな不思議な雰囲気の教会に訪れる機会はそうないだろう。

 

とにかく内部は薄暗く、松の葉が焚かれ煙たく、より一層薄暗さと不気味さを増している雰囲気。

床にはこれまた松の葉が敷き詰められていて、そこにろうそくがたてられている。

人々が松の葉が敷かれた床に座り込んでおり、なにやらお祈りをしている様子。

(あとで調べてみると、ここに座り込んでいるのはイロルと呼ばれる呪術医と患者や家族であり、鶏を生贄に捧げ呪術医療のお祈りをしている様子なのだとか。)

 

言われなくても写真は禁止なんだろうな、と察することができるほど特異な雰囲気。

中にはアルコール濃度高めの酒を飲んでる人たちもいる。

その方々の近くを通ると、その酒を1杯ご馳走してくれた。

ボルシュ(?)ポッシュ(?)とかなんとかいう酒だった。

 

酒が苦手な私は口をつける程度だったが、相方はゴクリと全部飲み干していた。

やはり、かなり強いと。

 

一通り内部をぐるっと周り見学し、しっかりとその教会内の光景と雰囲気を目に焼き付けて教会を出た。

 

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教会を出たら日曜市へ。

食品、日用品、雑貨、衣類など、たくさんのものが売られている。

 

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ここの野菜もサンクリ同様、綺麗に積んで並べられている。

商売に対する意識が高い。のか?

 

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買い物好きの女性陣たちは”時間が足りない”と言っていた。

私は買い物にはあまり興味がないので気にしていなかったが、確かに1時間というのはちょっと短すぎる。

しかも、教会見学込みの1時間。

 

かといって、馬が待っているので帰りをキャンセルするわけにはいかない。

この日曜市を目当てに来る方は乗馬ツアーでくるのではなく、タクシーかなんかで個人で訪れることをオススメする。

 

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12時。

再び馬に乗りきた道を戻る。

苦痛とまでは言わないが、やっぱ帰りはちょっと面倒くさい。

早くサンクリに到着しないかなぁ。

 

例によって私はあぶみに足がうまく入らず、気持ち悪い状態での乗馬が帰りも続いた。

 

そして私の馬の気性の荒さは帰りも絶好調で、皆が回り道をして下って行っているちょっと高いところを、私の馬は回り道をせずに一気に駆け下りていった。

帰りの乗馬開始早々のことだったのでさすがにびびった。

 

そのうち勝手にどっかへ走り去って行ってしまうのではないか、この馬は。。

 

こうしてショートカットをしたおかげで、帰りは先頭集団の仲間入りを果たした。

あまり嬉しいことではないが。

 

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12時50分。

行きに馬に乗ったところとはまた違う場所で馬を降りる。

行きよりも帰りの方がちょっと早かったかな。

ここでしばらく軽トラのピックアップを待つこととなる。

 

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13時30分。

待つこと約40分。ようやく軽トラピックアップが到着。

だいぶ待たされたぜ。

 

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15分ほど走り、サンクリの町に入ったら軽トラを降りる。

我々の場合次の目的地付近で降りたが、降りるタイミングはそれぞれ自由だと思う。

 

とりあえず下車したところの近くで路上販売していたしぼりたてのオレンジジュースを購入。

大きいサイズを2人でシェア。料金は15ペソ(約84円)。

安いし、もちろん果汁100%で美味しい。

目の前で特製の絞り機でギューっと絞ってくれる演出がまたいい。

 

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最初はおすすめピザ屋さんを探していたのだが、

なかなかその場所を見つけることができなかったのでピザ屋は諦めてその辺のレストランに入ることに。

 

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こちらメニュー。

『REATAURANTE EL PACIO』というレストラン。

 

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この白い飲み物、味が薄くてあまり美味しくなかった。

他のところで飲むと美味しいらしいのだが。

 

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名前は忘れたが、私はメニュ−1枚目に写真が載っていたものを注文。

写真とはちょっと見た目が違うが。。

ドリンクと合わせて125ペソ(約700円)だった。

なんっていうメニューだったのかは忘れてしまった。。

 

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中を割ってみると具沢山。

見た目は正直微妙だが、味の方はまあ悪くなかったことを覚えている。

なかなかおいしいよ。

 

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ちなみにこれはベジタリアンの方が注文した野菜スパゲッティ75ペソ(約420円)。

確かに野菜スパゲッティだが、さすがにちょっとひどすぎる。

野菜スパゲッティと言うよりは、スパゲッティがのったサラダだ。

(それにしてもひどいが。)

 

これは見た目同様、味の方もお粗末なものだったらしい。

ベジタリアンって大変だなぁ。

 

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15時30分。

昼食をとり終えたえらカサカサへ帰りがてらサンドミンゴ教会前の雑貨市場へ。

 サンファンチャムラの日曜市で不完全燃焼に終わってしまった買い物欲をここで発散しようということだろうか。

 

とりあえず私は相方の買い物に付き添った。

なんか、私があまりにも買い物に無関心だからもうちょっと関心を持つようにと注意を受けた。

そうでないと相方の購買意欲も湧いてこないのだとか。。

無駄遣いが減っていいじゃん、とも思うのだが、どうもそういうことではないらしい。

 

その後はカサカサへ戻って、夕方からのライブイベントまで一息つく。

なんと我らがカサカサのオーナーもそのライブイベントに参加してパフォーマンスを披露するということなので、それは見に行かないわけにはいかない。

ライブイベントの様子は後半で。

 

▼後半へ続く(次回記事▼)

earthtravel.hatenablog.com