サンクリ9日目。
昨日はサンクリのお隣の村『サンファンチャムラ』へ馬に乗って 行ったり、そこで一風変わったサン・ファン・バウティスタという教会にお訪れたり、夕方からはカサカサのオーナーも出演するライブイベント を見に行ってみたりと、最近では稀に見る充実スケジュールだった。
でも、そんな濃密な予定があったのも昨日が最初で最後か。今日からはまたただただ生活をする日々が再開されそうだ。
それはそれでいい時間なのだが。
とりあえず今日やろうと思っていることは、また夕方くらいからヘキカキカクのお手伝いに行くくらいかな。
(1メキシコペソ=約5.6円 2016年12月19日。)
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朝8時ごろ起床。
昨日のたっぷり疲れたせいか、まだ眠い。
9時30分ごろリビングへ出て行き、朝食を作る。
ヘキカキカクの人たちもちょうど朝食をとっていた。
ちなみにこの時のカサカサ宿泊者は我々2人、ヘキカキカクの人たち3人、ジャングルと砂漠での生活を繰り返しているという猛者1人の計6人。
これでもう満室状態ということなので、だいぶキャパを少人数に抑えている。
前にも紹介したが、昔はこの倍以上の人数を無理やりでも収容して宿泊料金を下げていたらしいが、それでは宿の治安、雰囲気がよくない方向へ向かってしまうということに気づいたオーナーが思い切ってベッド数を減らし、宿泊料金も上げて、現在の形に落ち着いていたらしい。
空室待ちの方々には悪いが、この少人数制は泊まっている側からすると非常に居心地がいい。
朝ごはんは前のホステルに滞在している時に購入していたトルティーヤを使う。
いつものアボカドとトマトの和え物、そこにチーズを加えてトルティーヤで挟んで鉄板で焼く。
うん。生地はパリパリ。具沢山。
安定のうまさがある。
それにメキシコの朝食っぽさがあっていい。
10時40分ごろ。
朝食をとり終えて宿でゆっくりと過ごしていると、パン屋さんが自転車でパンを売りにやってきた。
このパン屋さんは、我々のカサカサ滞在初日にオーナーからご馳走になったパン を売る人。
毎週木曜日と月曜日の週2度、カサカサに自家製パンを売りにやってくるのだという。
しかもこのパン屋さんは日本人の方だ。
ズラーッと並べられた商品。
パンの他に、納豆まである。
予約をすれば豆乳みたいなのも販売してくれるという。
それにしても、どれも美味そうなパンばかり。
すでに朝食を食べ終わっていた私は『パン屋さんが来てもパンは買わない』って決めていたのに、実際にこの美味しそうなパンを目の前に広げられたら意思がどんどん揺らいでいき、結局食欲には勝てずこれらのパンを購入するに至ってしまった。
次にパン屋さんが来る木曜日の朝にはサンクリを離れることが決定している我々にとっては、これが最後のパン屋チャンスだということも大きく影響していた。
私が購入したのはこれら3つ。
上から時計回りに、あんぱん、カレーパン、抹茶ドーナッツだ。
値段はものによって違うが、1つ20〜30ペソ(約112〜168円)くらいだった気がする。
いやぁ、やっぱりうまい。買わないと思っていたが、買ってよかった。
もちもちしていて、その辺の安いパンとは質が全然違う。
なんというか、ずっしり重く詰まっている感じで味がしっかりしている。
もしカサカサ滞在時にこのパン屋さんと出会うことがったら、ぜひ1度味わってみることをおすすめする。
パン屋さんが来る時間には外出中という方でも、あらかじめオーナーに欲しいパンと個数を伝えておけば代わりに買っておいてくれる。
パン屋が来るのは木曜日と月曜日なので、その日の朝くらいまでにオーナーに伝えておけばいいだろう。
オーナーとパン屋さん。
似てる。。
日本人が作る美味しい自家製パンという2度目の朝食に大満足した後は、部屋へ戻り日記を書いたりして過ごす。
この時はやっとフロリダのディズニーワールドの時のことを書いていたことを覚えている。
ディズニー編は書くことが多すぎてめっちゃ時間がかかったなぁ。
14時。
ようやく外出。
向かうのはカサカサの南西方向にある『Cinepolis』という大型スーパーマーケット。
徒歩で約30分ほどと少し遠い。
緑の鳥。ケツァール?ではないか?
サンクリには壁画が多い。
途中公園があったので寄ってちょっと遊ぶ。
教会にも寄ってみる。
旗がきれい。
14時30分。
道を間違え迷いながらもなんとか約30分で到着。
スーパーは確かに広く、食品だけでなく生活用品の品揃えも豊富で、アメリカ横断じ何度も通ったあのウォルマートを思い出した。
ここでもニューヨークのカウントダウン時の防寒着でなんかいいのないかなぁ、と探してみるが、これといってピンとくるものがなく終わった。
ものすごいインパクトのある商品展示方法だ。
クリスマスツリーをイメージしているのだろう。
崩れたら大惨事だな。
パン屋さんもあった。
品揃えも豊富。
だめだ、こういうパン屋さんに来るとつい今すぐにパンを食べたくなっちゃう。
安いし、うまそうだし。
結局、明日以降の朝ごはん用のプレーンのパンと、今から食べるデザート用の菓子パンを購入。
プレーンの丸いのは1個1.3ペソ(約7円)。
菓子パンはケーキみたいなと真っ白の砂糖が塗ってあるの、それぞれ5.5ペソ(約30円)。
その他にも今日以降の食事用として、
15枚入りトルティーヤ2つをそれぞれ12ペソ(約67円)、13.5ペソ(約75円)、パスタ2袋で5ペソ(約28円)、さけるチーズを14.31ペソ(約80円)、鷹の爪を28.21ペソ(約157円)、洗濯用石鹸1個を12.50ペソ(約70円)で購入した。
スーパーからカサカサさに戻り、荷物を置いたら早速近所の小学校へ行きヘキカキカクの手伝いへ行く。
道中、屋根の上に座ってる犬を発見。
16時40分ごろ、小学校着。
めっちゃ作業進んでる。
早速筆を持ってお手伝い開始。
相方が任されたパート。
初日に比べればだいぶ塗るのも慣れてきた。
今日も日の入り前、17時50分くらいまで作業をした。
途中猫が寄ってきて、動物好きの相方は嬉しそうだった。
18時。
壁画を手伝った後、我々は宿には戻らずその足で一旦メルカドへ向かった。
野菜屋のローレンスのところで野菜を買うためだ。
実は先日我々がメルカドを歩いていた時、ローレンスに『ヘイ!今日は野菜を買っていかないのかい?』と声をかけられていた。
その時はローレンスの店には置いてない別のものを買いに来ていたので、残念ながらローレンスの期待に応えることができなかった。
我々はもうすぐサンクリを出るし、最後にもう1度ローレンスのところで野菜を買って行ってやろう、と言う気持ちで今日訪れたのに、そういう時に限ってローレンスは不在だった。
でもトマトと玉ねぎがないと今夜の晩御飯が作れないので、ローレンス不在の中トマト1個と玉ねぎ1個を合計10ペソ(約56円)で購入した。
18時30分。
カサカサに戻ると机には大量のブロッコリーが。
なんでも今からみんなでシェア飯を作るという。
そうなのか、でも今日の晩御飯の食材買っちゃったし。。
ちょっと考えたが、せっかくのシェア飯なので今日はそれに便乗することにした。
食材はまた明日以降使えばいい。
それから約2時間経過して20時30分。
シェア飯完成。おこわみたいなのと、味噌汁。
今日はヘキカキカクを手伝っている宿泊者以外の方も訪れて、いつもよりちょっと賑やかな食卓になった。
一人ヘキカキカクを手伝っている現地人の男の子が混ざっているのが新鮮。
気づくと暖炉の前で相方とその男の子が楽しそうに会話をしていてびっくりした。
相方曰く、お互い英語がよくわからない同士だとなんか知らないけどコミュニケーションが取りやすいのらしい。
お酒も解禁。
私は飲まないが。
22時。
晩飯後は自分の名前をインカ文字で書いたらどうなるか、と言う話題で盛り上がる。
インカ文字は文字というか絵に近く、複雑で書くのが難しい。
楽しんだ後は部屋へ戻り、0時前には就寝したと思う。
カサカサにいる間は夜寝付けないということがなく、毎日ぐっすり眠ることができている。
午後にコーヒーを飲んでいないということも効いているのか。
明日は、予定がある。
サンクリからちょっと行ったところにあるシナカンタンという村へ遊びに行ってみようと思うのだ。
オーナー曰く、シナカンタンで車を降りると子供達が寄ってきて、自分の家へ招き入れてくれるらしい。
そこで伝統工芸の織物などを見学させてもらい、最後には質素ながらもご飯が出てくるらしい。
特に料金が決まっているわけでなく数十ペソくらいのチップは払った方がいいということだが、それでもその体験に対しては安いくらい。
明日は是非我々も子供に家へ招き入れてもらい、織物を見学して食事をいただいてみようと思っている。
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