エジプトの首都カイロからチュニスエアを利用し、チュニジアのチュニス・カルタゴ国際空港へ。
その際、カイロ国際空港ターミナル1にあるプライオリティーパス使用可能のラウンジを使用。
カイロ市内から空港への行き方、
プライオリティーパス使用可能ラウンジの情報を以下に記録したいと思う。
(1エジプトポンド=約6.2円 2017年7月3日。)
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カイロ市内からカイロ国際空港への行き方
カイロ市内から空港まではバスかタクシーの2択。
バスはエジプト考古学博物館北側の高架下のバス乗り場から出ていて、
詳しい価格は知らないが超格安で空港まで行けるらしい。
当初そのバスで空港まで行く予定だったが、
滞在していた宿のスタッフに
『バスはいつも混んでるからやめたほうがいい。タクシーを使え。』
とすすめられたのでタクシーで行くことに。
ちなみに我々が泊まっていた宿は『ベニス細川』の近くにある『LYLY HOTEL』という宿。(『Mesho Inn Hostel』の建物の6階)
3人部屋しか空いてなく、1泊2人で300ポンド(約1860円)だった。
そこからカイロ国際空港までは約20kmくらい。
宿のスタッフ曰く、
渋滞状況にもよるが50~70ポンド(約310〜432円)くらいで行けると。
が、おそらくそれはメーターを使ったエジプト人価格。
観光客相手にメーターを使わせるのは至難の技なので、乗車前に運転手と値段交渉をするのが一般的。
宿のスタッフに、
『タクシーを捕まえてメーターを使うように言ってくれ。』
と頼んでみたが、あいにく仕事が忙しいのでそれはできないと丁重に断れた。
なので宿の目の前で自力でタクシーを捕まえ価格交渉。
我々の場合、最初は200ポンド(約1240円)と言われたが、
アラビア語で書かれたホテルの名刺を見せ、
『ここのスタッフと仲良くなったけど、彼は50~70ポンドくらいで行けると言ってたぞ。』
と言って交渉。
まぁ言っても観光客だから、少し多めの80ポンドを提示。
『オッケー、乗れ。』と言われたのでタクシーに乗車。
しかし、乗車後にまた価格交渉を持ちかけてくるという禁じ手を使われる。
普段なら許さないが、
もうエジプト最後だしポンドが余ってもしょうがないので運転手が提示してきた100ポンド(約620円)を容認することにした。
ちなみに、
カイロを始めエジプトのタクシーはクーラーを効かせていないことがほとんど。
窓を全開にして走るので熱風がすごく非常に暑い。
たまにクーラーを効かせて走っているタクシーも見かけるので、
余裕がある場合は窓がすべて閉まっているタクシーを狙って捕まえると快適に移動できると思う。
(ヨルダンではクーラー代で2JD(300円ほど)要求されたこともあったので、
クーラー付きというのが価格交渉に影響することも十分にあり得る。)
空港近くで検問みたいなのがあり、パスポートの提示を求められた。
『何航空だ?』と聞かれ、
『チュニスエア』と答えると
『ターミナル1だ。』と教えてくれる。
ターミナル1前で降ろされ、
ここで運転手が『空港に入るための許可代で20ポンドだ。』的なことを許可チケットみたいなのを見せて言ってくる。
もちろんそんなの払う必要はない(でしょ?)。
最初に100ポンドで価格を決めているんだから。
財布の中身を見せもうお金がないことをアピールすると運転手はさすがに諦め、
キレ気味で『ナイストゥーミーチュー!』と言い去っていった。
空港に入るのに荷物検査。
チェックインカウンターがあるエリアに入るのに再び荷物検査。
ちなみにチェックインカウンターが開くのはフライトタイムの3時間前。
それまでチェックインカウンターがあるエリアへは入れないので、特に何もないこのエリアで待機しなければならない。
まぁ、外は灼熱。
エアコンの効いている建物内へ入れただけまだいい。
Wi-Fiは飛んでいないので早く空港に着きすぎたら暇を持て余すことになるかも。
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カイロ国際空港ターミナル1 『First Class Lounge (ファーストクラス・ラウンジ)』
チェックインを済ませ出国用紙を書き出国審査を抜けたらエスカレーターを上る。
目の前のエレベーターで2階ボタンを押し上へ上がるとラウンジに到着。
もしくはエスカレーターを降りて右折して行ったところにある階段を登る。
(この階段を使うとラウンジの受付から見えない死角に到着するので、プライオリティーパスを持っていなくても勝手に出入りできそうな雰囲気だった。。)
予想に反しいい雰囲気。
まるで老舗高級ホテルのロビーのような空間。
そして無駄にだだっ広い。
窓からは一応飛行機が見える。
ソファー席が目立ち、パソコン作業をするのに適したようなテーブルはあまりない。
一応、このようなテーブルとチェア付きの席も用意されている。
こっちの方がパソコン作業などはやりやすそう。
ワイファイのつながりはかなり良好。
これまでエジプトの電波の悪さに苦しめられ続けてきたので、このサクサク感が気持ちいい。
感動すら覚えた。
電源コンセントは壁際の席に所々あるが、使えないものもあった。
食事類は充実しているとは言えない。
主に数種類のパンのみ。
飲み物は水、りんごジュースやコーラ、7UPなどのソフトドリンク。
コーヒー紅茶は注文制。
冷蔵庫の中には少量の果物となぜか細かくカットされたチーズが。
パンは電子レンジで温めできる。
まぁ、落ち着いてゆっくりくつろぐにはいい空間。
ターミナル1にはカフェなどはあるがやはりガヤガヤしていた。
ラウンジにいる方が断然静かで落ち着く。
ちなみに、
搭乗口前でまたしても荷物検査があるが、ここで液体を没収されることはなかった。
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まとめ
カイロ市内からカイロ国際空港までは約20km。
メーターを使ったエジプト人価格で50ポンド(約310円)くらい。(2017年7月現在。)
我々は結局その倍額の100ポンド(約620円)で行ったが、観光客なので致し方ないか。。
◉カイロ国際空港ターミナ1『ファーストクラス・ラウンジ』
・プライオリティーパス使用可能。
・場所:制限エリア内。エスカレーターとエレベーターを上がり3階。
・営業時間: 24時間営業
・席数:たくさん。
・軽食、ドリンクあり。
・新聞、雑誌あり。
・WiFi :有り。つながりも良好。
・電源コンセントあり。(席による)
・トイレ有り。
これがエジプトの首都の空港ラウンジか。予想よりもだいぶ物足りなさを感じた。
エジプトとインドはどこか似ている部分があるなと思っていたが、
空港及びラウンジの規模で言ったらインドの方が断然良かったかな。(ターミナルによるかもしれないが。)
とにかく食事類のバリエーションが少ない。(私が訪れた時間は18時〜21時くらい。)
まぁ、Wi-Fiサクサクだし雰囲気はいいので、中の下って感じかな。
以上。
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