昨日はプノンペンでの主要観光地、大量虐殺所のキリングフィールドを訪れ、
数十年前に起こったカンボジアの悲惨な歴史を垣間見た。
特にプノンペンでやることはもう無くなってしまったが、クアラルンプール行きの飛行機は明日。
今日はもう1日プノンペンで過ごさなければならない。
(1ドル=約114円 1リエル=約0.029円 2017年3月12日。)
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朝6時すぎに起床して、今日もまたメコン川沿いを散歩。
プノンペンではこの早朝散歩が日課となっている。
そして今日も川沿いでは地元のおばちゃん達が太極拳をやっていた。
朝日を浴びながら、すごくいい画だ。
我々もいつも通りマッスルパークでエクササイズ。
メコン川と朝日の絶景を見ながら体を動かすのは気持ちいい。
朝だとまだ涼しいしね。
私は、鉄棒で蹴上がりができなくなっていることに非常にショックを覚え、体が重くなっていることを痛感。。
7時45分。宿に戻り、今日は宿の朝食を注文してみた。
倹約家の我々は1つ2.5ドル(約285円)の朝食を2人でシェアしようとしたが、
出てきたオムレツに私の嫌いなピーマンが大量に入っていたため、結局相方が一人ですべて食べることに。
私は昨晩相方が飲んでうまかったパッションフルーツのシェイクを1ドル(約114円)でオーダー。
しかしこれ、味が超絶薄くて、さすがの私も受付へクレームをつけに行った。
あまりいい反応はされなかったが、一応作り直してくれた。
しかし、その味の薄さは改善されることはなかった。。
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11時30分。外出。
宿の前にいるトゥクトゥクドライバーに明日の空港行きの交渉をしてみる。
最初は7ドルと言われる。
そのあとしつこく値切りを入れるも、結局7ドルから値段が落ちなかった。
まぁ急ぎの用じゃないので、今日のところはその値段を一つの参考として受け止めその場を去った。
その後、プノンペンに到着した初日から気になっていた中央市場的なところへ行ってみた。
ここで、HISの団体と遭遇する。
ちょうど今解散になったところだったので、すかさずそこのガイドさんを捕まえて空港への行き方や相場を聞いてみた。
ガイドはカンボジア人だが、日本人相手のガイドなのでもちろん日本語が堪能。
日本語で現地人情報が聞き出せるというのは非常に便利。
ガイドさん曰く、空港まではトゥクトゥクで大体8ドルくらいとのこと。
となると、先ほど宿の前で交渉したトゥクトゥクドライバーの言い値はあながち間違っていない、と言うか、むしろちょっと安くしてくれているということになる。
『もっと安く空港に行ける方法はないですか?』
とそう聞いてみると、現地民用のバスでの行き方を教えてくれた。
お値段なんと、1人1500リエル(約42円)くらいという衝撃価格。
これはトゥクトゥクなんて乗るのは馬鹿らしくなってしまう。
(*でもやはり乗り合いなので、トゥクトゥクの方が断然速いという。空港までトゥクトゥクで40〜50分ぐらいだと。)
なんでもそのバスはナイトマーケット前から頻繁に出ているとのこと。
これはいい情報を聞いた。
このガイドさん、お客さんでもない我々にも親切に色々と教えてくれてすごくいい人だった。
そのガイドさんにお礼を言い、上機嫌で市場内散策を開始した。
中央の建物内は、時計やアクセサリーなどが入ったショーケースが並ぶ宝石店のような雰囲気。
雲泥の差があることは明白だが、ちょっとニューヨークの5番街ティファニーを思い出させる。
歩き回っていると飯屋が密集しているエリアがあったが、あまりそそるような雰囲気ではなかったのでここはスルー。
近くに果物屋が密集しているエリアもあったので、
そこでマンゴー2つを4500リエル(約130円)で、マンゴスチン4つを1.5ドル(約171円)で購入。
マンゴスチンはシェムリアップにいる時にアンコールワットへ一緒に行った大学院生からオススメされたフルーツで、
『フルーツの女王』という異名を持つほどのフルーツなのらしい。
(『フルーツの王様』ドリアンがあんな感じなので、実際女王はどうなの?って思ってしまうが、大学院生曰く、大量に買い付けて日本に密輸したくなるほどその味は絶品なのだという。)
マンゴーは1キロ5000リエル、マンゴスチンは1キロ5ドルの量り売りだった。
店によって値段が少し違うので、少しでも安く購入したい場合は何店舗か値段を聞いてまわったほうがいい。
一応念のため、マーケット近くのバスターミナル(プノンペンに到着した時のターミナル)で空港行きのバスについて聞いてみる。
すると、やはり『プライベートバス』というのがここかナイトマーケット前から出ているということで、料金も1500リエルで間違いなさそうだった。
ついでにこのバスターミナルで売っていたパンを1000リエル(約29円)で購入して宿に戻った。
13時。
宿に戻り昼食。
宿のスタッフから謎のフルーツをもらったが、みずみずしくて美味しかった。
昼食はさっき買ったパンと、宿の無料コーヒー。
そしてさっき買ったマンゴー。
マンゴーの中にはでっかい種が入っているので、なかなかうまく切れない。
料理担当のおばちゃんも我々の様子を見て苦笑い気味だった気がする。。
なんとか切り終えたマンゴーをほうばるも、味が薄くてそこまで美味しいものではなかった。
まだマンゴーの時期じゃないのかな。。
それにしても、この時間帯に宿のロビーででダラダラしているゲストは我々のみ。
そんな中、スタッフは椅子を全部机にあげて大掃除を始めてしまう。
いづらさマックスの空気が漂う。。
”こいつらずーっと宿でダラダラしてるな。”って思われてるのかなぁ。。
一応早朝とか昼間にちょろっと出かけてはいるんだけどなぁ。。
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14時50分。
宿のアウェイ感に負けて、特に行きたいところはなかったが、行く当てもなくとにかく外出した。
適当に見つけた寺に入ってみたり、
普段は歩かないようなローカルなエリアを歩いてみたり、
王宮近くにあった公園で遊んだりした。
元クライマーの相方はやはりこの手の遊具がお気に入りみたいだ。
そして、王宮にも行った。
王宮内の入場は有料(1人40000リエル(約1160円))だが、行けるところまで侵入を試みた。
チケット売り場前まで進むことができた。
ここに設置されていたベンチに座り込み、30分ほど休憩。
日陰だったので涼しくて、なぜかモニターが設置されていてそこではムエタイの試合が放送されていた。
カンボジアでもムエタイは人気なのか。
16時30分。
王宮前の広場に出てみると、そこは歩行者天国になっていて人がめっちゃいた。
テキトーにシートを敷いて座り込んで食事や談笑を楽しむ人々。
なんだこれ?
王宮広場前でピクニックするのが流行ってるのか?
食べ物やおもちゃを売る店もちょくちょく出ていて、お祭りでも始まるような雰囲気。
今日は日曜日。
毎週日曜はこうして王宮前に集まってワイワイするのがプノンペンの人々の習慣なのだろうか。
王宮前の雰囲気を一通り見学したら、ここんとこ毎朝通っているマッスルパークへ。
日も落ちてきて涼しくなってきたので、朝同様たくさんの人が利用している。
朝はおじちゃんおばちゃんが中心だったが、この時間帯には小学生くらいの子供の姿が目立っていたな。
河原でボール蹴りをしている人もたくさんいて、なんか楽しそうな雰囲気だった。
宿に戻ってシャワーを浴びて、しばし休憩。
19時すぎ。
夕食をとるためにナイトマーケットへ。
今回はチキンチャーハンとチキンヌードルをそれぞれ1.5ドル(約171円)で購入した。
相変わらず地面に敷かれたゴザの上に座り食事をとる。
まぁ、味は普通。
宿に戻ったらロビーには人がいっぱいいたので、22時頃まで部屋で待機した。
そして人が少なくなってきた22時過ぎ、ロビーに出て今日の昼間に買ったマンゴーの残りを食べる。
相変わらず、切りづらい。
昼間よりはうまくさばけたマンゴーを食べていると、一人の日本人女性と出会った。
話を聞くと、なんと彼女は私の出身大学と同じ学校に通っているいわば後輩で、
さらには学部と学科まで同じであるということがわかった。
彼女はその大学を1年休学して、NGOなど海外で働いていたらしい。
学部も同じの後輩となると、その大学ネタでしばらく盛り上がる。
私の親しい友達の彼女とバイト先が同じだった、ということも明らかになって、改めて世界の狭さを感じた。
宿の無料コーヒーを飲みながら、結局夜中の2時すぎまで話をしていた。
夜更かししてこんだけ人と喋ったのは久しぶりだな。
春休み期間ということもあって、
最近は大学生と出会う機会が圧倒的に多くなっている。
若い大学生と話していると、それだけでフレッシュなパワーをもらえる気がしてなんかいい。
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明日はついにカンボジアを離れ、飛行機でマレーシアのクアラルンプールへ向かう予定。
▼次回記事(プノンペン空港のラウンジ堪能)
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