主に、アンコールワットを見るために入国したカンボジアも、今日が最終日。
カンボジア入国には30ドル(約3420円)もビザ料金がかかるし、
アンコールワットは1日券でも37ドル(約4218円)もかかるし、
主要通貨が米ドルなのでなんか割高感があるし、
トゥクトゥク料金も基本高めだし。。
『カンボジアはどうだった?』と問われて、まず最初に浮かんでくる言葉は、『意外と高い』。
人の良さなどのいい面もあったが、残念ながらこれが正直なところ。
(アンコールワットの収益の約6割(?)くらいはベトナムに流れていっているという話を聞いた時はちょっと同情したが。)
そんなカンボジアを離れて次に向かうのは、マレーシアのクアラルンプール。
クアラルンプールまでは飛行機で飛ぶ予定なので、
とりあえず今日一番の楽しみはプノンペン国際空港のプライオリティーパス使用可能ラウンジ。
久しぶりの空港ラウンジに朝からテンションが上がっている。
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(1ドル=約114円 1リエル=約0.029円 2017年3月13日。)
▼前回の記事
プノンペンでは毎朝朝日を見ながらの散歩を日課としていたが、今日はそれをすることなく8時ごろゆっくり起床。
昨晩久しぶりに夜更かしをしたことも影響している。
10時30分ごろチェックアウトし、出発までロビーで待機。
最後にここの宿のおばちゃんが作るカンボジア名物『ロクラック』を食べていこうと思い注文してみるも、ランチは12時からだと言われそれは断念。
昨日市場で購入した『フルーツの女王マンゴスチン』を食べる。
甘酸っぱくてみずみずしくて美味しいが、皮が分厚い分実が少なめ。
もっとたくさんがっつきたい。
11時10分。
ちょっと早めに宿を出て、ナイトマーケット前のバス乗り場へ。
すると、緑色のバスが何台か停まっている。
スタッフみたいな人に、『エアポート?』と聞き、指差されたバスに乗り込む。
バスの中はこんな感じ。
やっぱり、ローカルバスだなこれは。
汚いことよりも、ハエが大量に飛び回っていることの方がウザくて嫌だった。
しばらくするとバスの係員が乗ってきて、お金を徴収していく。
料金は1人1500リエル(約43円)。
今までカンボジアでトゥクトゥクに支払ってきた料金が馬鹿らしくなるくらい激安。
空港までトゥクトゥクで行くと2人で7、8ドルくらいは取られるみたいなので、バスで行く方がだいぶお得。
まぁ、乗り合いバスなのでトゥクトゥクを貸し切って空港へ行く方が断然早く着くだろうが。
ちなみにバスは、11時25分くらいに出発した。
バスは最初はガラガラだったが、いたるところで客を乗車させていって、気づけば車内は満員状態になっていた。
12時10分。
ふと窓の外を見ると、空港らしき建物が見える。
”やばい!!”
我々は慌ててバスを止め、その場でバスを降りた。
どうやらこのローカルバスは空港の目の前を通るだけで、空港内には立ち寄ってくれないみたいだ。
まぁ、地元民が空港に用があることなんてそうないだろうからな。
大きな道を渡って空港の方へ行くのだが、
信号が赤なのに車やバイクがビュンビュン突っ込んでくる。
もはや信号機の存在が空気。
私はなんとか渡りきったが、
タイミングを見失った相方は歩行者用信号が青にもかかわらず道を渡ることができず、
立ち往生をしているうちにまた信号が赤になってしまった。
本当、こいつらが日本きたら全員交通事故起こして即死だぞ。
なんとなく空港の方を目指す。
明らかに車専用の入り口だが、ここを歩いて通過する。
絶対にこれは正規の行き方ではない。
12時15分。
なんとかプノンペン国際空港に到着。
さっきバスを乗り過ごしていなくて本当に良かった。
ナイトマーケット前でバスが出発したのが11時25分なので、だいたい50分くらいで空港に到着できた。
トゥクトゥクとそこまで大差ないじゃん。
そして、空港に着いたら我々の大好きな空港ラウンジが待っているのだが、
案の定、チェックインカウンターはまだ空いていない。
ちなみに今回乗る飛行機はエアアジア。
事前にウェブチェックイン済みなのに、
荷物を預けなければならないがためにチェックインカウンターが開くまであと2時間待機しなければならない。
プノンペン国際空港の規模は小ぶりなので、暇を潰したくても特に見るものもなく、
空腹に耐えながらただただベンチに腰掛けているしかなかった。
テキトーにベンチで待って、14時30分、ようやくチェックインカウンターがオープン。
今回は、復路券または第三カ国へのチケットの有無については何も聞かれなかった。
良かったぁ。。
荷物を預け、チケットを受け取って、いざ空港ラウンジへ。
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看板にしたがって歩いていく。
エスカレーターをのぼる。
『PLAZA PREMIUM LOINGE』。
空港の規模からは想像できないほど立派なこのラウンジ。
なんでも、一昨年(2015年)の11月にできたばかりだという。
期待が膨らむ。
*営業時間は朝4:00〜深夜1:00 まで。
プライオリティーパスを提示して、らくらく受付完了。
内装はこんな感じ。
綺麗で、想像以上に広い。
本当に、空港そのものとラウンジの規模に差がありすぎる。
食事も充実していた。
麺料理はオーダー制で、注文したら作ってくれる。
最初このおしゃれなパンは本物かと思ってテンションが上がったが、よく見るとプラスチックでできた偽物だった。
絶対間違えて皿にとっちゃう人いると思う。(私も取りそうになった。)
デザート類。
サラダ類。
フルーツ類。
ドラゴンフルーツと、プノンペンの宿でスタッフからもらったみずみずしい果物もあった。
飲み物類。
コーヒー類はカウンターでのオーダー制だった。
(いちいち注文するのがめんどくさかったな。)
料理を机に運ぶとこんな感じ。
1時間弱と短い時間だったが、腹一杯食事をいただくことができた。
本当は食後にリラックスしたりパソコン作業をする時間も追加で欲しいところだが、
チェクインカウンターがオープンする時間がだいたい2、3時間前なのでその時間を確保するのは難しい。
時間がないとなると、腹を満たすことが我々の中で最優先事項になる。
ちなみに、このラウンジにはシャワールームもあるらしい。
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16時30分。搭乗。
エアアジアは座席が異常に狭くて窮屈だった。
飛行機からは綺麗な夕日が見えた。
目指すはマレーシアの首都クアラルンプール。
プノンペンとクアラルンプールとの間には、クアラルンプールにプラス1時間の時差がある。
クアラルンプール到着は現地時間の19時35分を予定。
▼次回記事(マレーシア到着)
earthtravel.hatenablog.com
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