クアラルンプールからマラッカへバス移動する時、ちょっと寄り道をしてプトラモスク(通称ピンクモスク)というその名の通りピンク色で統一されたデザインのモスクを観光に行った我々。
無事にピンクモスク観光を終え、バスターミナルに戻ってきた。
さぁ、いざ、マラッカへ。
(1リンギット=約25円 2017年3月15日。)
◎前回の記事↓↓
18時。マラッカ着。
マラッカに着いたはいいが、バスを降りてからどうやって市街地まで行けばいいのか全くわからない。
とりあえず『ドメスティック・バス』と書かれた方へ行き、マラッカ市街地に行きそうなバスを探す。
結果、この17番のバスがマラッカ市街地まで行くということだったのでこれに乗り込む。
◎マラッカに到着した時のバスターミナルの場所↓↓(イオンの近く)
料金は1人2リンギット(約50円)。
一応バスのドライバーに地図を見せ、我々のホテルの近くになったら降ろしてくれと伝える。
しかし、バスの運転手はそんなことすっかり忘れていたみたいで、結局ホテル付近をちょっと過ぎたあたりで我々が気づき、そこで自主的に下車した。
そこから10分ほど歩き、マラッカでの宿に到着。
今回の宿は『Seri Costa Hotel(セリ・コスタ・ホテル)』。
今日は相方の誕生日ということもあって、今回はホステルではなくホテルを予約した。
まぁ、値段は2人2泊で3212円(1人1泊803円)といつもとそう変わらない値段なのだが。(朝食付き)
どうでもいいがこのホテルの周辺は、廃れたラブホ街って感じの雰囲気だった。
◎セリ・コスタ・ホテルの場所↓↓
値段も安かったのであまり期待せずにいたが、入ってみるとロビーは綺麗でちゃんとしたホテル。
これは部屋への期待感も高まる。
が、さすがに部屋は値段相応のものだった。
狭いし、窓がないので暗くて湿気ている。
トイレとシャワーはこんな感じ。
いいとは言えないが、バスタオルが付いているだけありがたい。
20時。
実は我々、マラッカでは人と会う約束をしていた。
相方がインスタグラム上で仲良くなったという同じく世界一周中の旅人と、ここマラッカでようやくルートが被り実際に会うことができるようになったのだ。
インスタのアカウントにちなんで、我々は彼のことを『モグネルさん』と呼んだ。
ちなみに写真はマラッカのトゥクトゥク。
なぜかド派手で、夜になるとエレクトリカルパレードのごとくピカピカ光る。
20時。偶然我々のホテルのすぐ近くに泊まっていたモグネルさんと合流。
美味しいものを食べることを旅のテーマの一つとしているというモグネルさんの案内でマラッカの街へ繰り出す。
ほとんどモグネルさんの案内に依存していたので、どこでなんという料理を食べたのか全く覚えていないが、麺類は1つ6リンギット(約150円)だった。
うまくて量もあり、そして安い。
写真一番下の料理はモグネルさんオススメの牡蠣と玉子の炒め物。
これも美味しかった。値段も多分そんな高くないと思う。
いろいろと話しながら食事を楽しみ、2軒目へ。
旅中、なかなか『2軒目!』ってなる機会はなかったので、久々のこの雰囲気は楽しかった。
またしてもモグネルさんガイドで訪れたのは、『奇跡のタンドリーチキン』と呼ばれているらしい店。
◎奇跡のタンドリーチキン屋さんの場所↓↓
まずは近くのセブンイレブンでビールを買っていく。
奇跡のタンドリーチキン屋さんのメニュー。
タンドリーチキンのももを2つ。1つ9リンギット(約225円)。
味は、、まぁ、奇跡ではないということは確か。
チーズナン1つ3.5リンギット(約87円)。
日本で食べるチーズナンを期待したらチーズに物足りなさを感じるだろう。
ここでも色々な話をした。
世界一周に出る前に東京のゲストハウスで働いて資金を稼ぎ、と同時に世界中のゲストと仲良くなり自分が世界を旅する時に泊めてもらう、というのはすごく頭のいいやり方だなと思った。
私もそれしてみたかった。。
あと、15万円で世界一周のピースボートにチョイ乗りして南極だけ行った、と言う話も印象的。
そんな方法があるんだ。
ちなみに、この店ではお酒の持ち込みは禁止されているらしい。
そうとも知らずにセブンで買った酒を堂々と飲んでいた我々は、やはり店員に注意された。
イスラム教徒が多いマレーシアではお酒に関してはちょっとシビア。
お会計は店の中のレジで。
意外と日本的なシステム。
帰り道。
まだ少し小腹が空いているということで中華系の屋台群に寄り道。
東南アジア風の焼き鳥『サテー』をつまみにもう一杯。(私は飲まないが。)
サテーは鶏と豚があって、どちらも1本0.8リンギット(約20円)。
ビールは1本13.5リンギット(約337円)。
サテーを10本食べた後、追加でもう8本注文しようとしたら、『10本からよ。』と言われた。
『じゃあ5本でいいよ。』と言っても、『だから10本よ。』と強固な姿勢。
めんどくさかったので結局10本注文。
最初は1本0.8リンギットだとか言って1本単位で買える風だったのに、まったく商売上手なもんだ。
23時すぎまで食事と会話を楽しみ、川沿いを通って宿へ戻る。
昼間は灼熱のマレーシアだが、夜になると夜風が気持ちよくて涼しい。
モグネルさんの宿の前まで行って、コンセントの変換プラグを借りた。
実は私、今朝チェックアウトしたクアラルンプールのサブマリンゲストハウスに変換プラグを挿しっぱなしにしてきてしまっていた。
そのことをモグネルさんに言うと、なんと2つ持っているので貸してくれるという。
なんという偶然。正直、これで変換プラグがないままだったら充電ができなくて絶体絶命状態だった。
さらにモグネルさんはこれからクアラルンプールに行くので、その際サブマリンゲストハウスに寄って変換プラグの有無を確認してきてくれるという。
なんて優しいんだ。
次はベトナムのホーチミンでルートが被りそうなので、あったらその時に手渡ししてくれることに。
感謝感謝で我々もホテルに戻り、今日は歯を磨いてすぐに寝た。
写真はモグネルさんからもらった食材(と変換プラグ)。
もうすぐ世界一周を終えて日本に帰国する予定の者にとって、このような食材はもはや必要ないのだという。
何から何までお世話になったお礼に、明日はモグネルさんの髪の毛を切る約束をした。
◉次回記事(マラッカの夕日など)↓↓