昨日、マレーシアの首都クアラルンプールからマレーシア南西部の町マラッカに到着した我々。
インスタ上で仲良くなった友達とようやく実際に会うことができて、楽しい時間を過ごすことができた。
人生初のネットからの出会いだった。
今日は本格的にマラッカの町を散策・観光したいと思う。
(1リンギット=約25円 2017年3月16日。)
◎前回の記事↓↓
朝8時。朝食へ。
ホテルというだけあって、朝食ビュッフェだった。
テンションが上がる。
しかし、そのクオリティーは散々なもの。
コーヒーやジュースは薄いし、おかゆはシャビシャビ、ジャムは甘ったるくておかずは見た目からしてマズそう(味もまずい)。
基本的に、どの料理を食べてもマズイ。
結局まともに食べれたのはトーストとフルーツくらい。
周りを見ると、現地人たちはいろんな料理を美味しそうに食べていた。
日本人の舌が肥え過ぎているということだろうか。
10時50分。
我々のホテルの部屋で、昨日お世話になったモグネルさんの髪の毛を切る。
結構切った。
一時帰国の時に調達しておいた『100均のミニほうきちりとりセット』が役に立つ時が来た。
12時30分。
昼食をとりにマラッカの繁華街、ジョンカー・ストリートへ。
これからクアラルンプールへ向かうというモグネルさんは大きな荷物を背負ってきた。
18kgくらいあるというが、もっとありそうに見える。
ジョンカーストリートに近づくと、相変わらずド派手なトゥクトゥクがうろちょろしている。
こちらがマラッカの繁華街ジョンカー・ストリート。
基本、中華街みたいな雰囲気。
訪れたのは『和記』というレストラン。
こちらはマラッカ名物の『チキンライスボール』の有名店だという。
メニュー。
これがチキンライスボール。
シンガポールのチキンライス、またはタイのカオマンガイのご飯がボールになったバージョン。
ライスボールは1つ0.3リンギット(約8円)。それを10数個注文。
チキンは何を注文したか忘れた。
味の方はすごく美味しかった。
中国茶と野菜炒めも追加で注文した。
中国茶は0.5リンギット(約13円)と格安。
量があり冷たくて美味しかったのでおすすめ。
店内は扇風機しか効いていないので、冷たい飲み物は重宝する。
昼食を取り終えモグネルさんと別れたら、我々はジョンカー・ストリートを散策。
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一通り歩いてみたが、言うほど盛り上がっている通りではない。
よく調べると、ジョンカー・ストリートが一番の盛り上がりを見せるのは金・土・日曜日の夜なのだという。
ジョンカー・ストリートから少し外れると、ローカルな雰囲気の通りに出た。
なんかおしゃれな壁画がたくさんあった。
15時ごろ。
『ORIENTAL RESIDENCE RIVERSIDE GUESTHOUSE』という一軒のゲストハウスを訪れた。
実は我々、宿移動を企んでいたのだ。
軽く部屋を見せてもらって、値段を聞いて納得したので明日1泊分を予約。
コーヒー、水、クラッカーなどが常時無料で、1泊2人で70リンギット(約1750円)。1人1泊約875円。
◎ゲストハウスの場所↓↓
宿を予約したら隣にある『River View Cafe(リバー・ビュー・カフェ)』へ。
川沿いの良さげな席に座る。
まさにリバービュー。
ここで優雅なひと時を過ごす。
リバービューカフェのメニュー。
アイスクリームチーズケーキ7.5リンギット(約187円)。
アイスコーヒー5.5リンギット(約137円)。
我々にとっては贅沢な出費だが、日本のことを考えたらすごく安い。
ケーキはシャリシャリとした食感だったが、問題なくうまい。
このケーキは、昨日が誕生日だった相方のバースデーケーキになった。
ここのスタッフは日本語を少ししゃべり、面白かった。
相方に対し『綺麗だね。』
と言って喜ばせた後、
『その服綺麗だね。』
と言い直す。
これだけのことでも、外人が片言で言ってくると面白い。
一体誰がそんなこと教えたのだろう。
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16時。
リバービューカフェでくつろいだ後は、リバーサイドを散歩。
『セント・フランシスコ・ザビエル教会』を訪れた。
みなさんご存知、キリスト教布教に命をかけていたフランシスコ・ザビエルの偉業をたたえ、1849年にポルトガル人の子孫たちが中心となり建設した教会。
写真右の左手をあげているのがフランシスコ・ザビエル。
教科書でよく見るあのザビエルとはだいぶ顔が違う。
マラッカは世界遺産の街。
登録は2008年。
ヨーロッパとアジアを結ぶ貿易の中継地点として繁栄し、東西が融合した類稀な文化が形成されたことが評価されたのだという。
こちらはマラッカ・キリスト教会。
オランダ広場にある、マラッカのシンボル的な建物。
こちらは1753年、オランダ統治地時代に建てられた教会。
オランダ広場はマラッカ観光の中心地。
『アイ・ラブ・マラッカ』の撮影ポイントもある。
マラッカ・キリスト教会内に入ってみる。
入場は無料。開館は17時まで。
白と黒を基調としたデザイン。
入り口ではガッツリお土産が売られている。
暑いから、椅子も通気性の良いデザイン。
相変わらず、オランダ広場ではド派手な装飾を施したトゥクトゥクがたむろしている。
こんな派手で可愛いトゥクトゥクに金の無さそうなおっさんが乗っているというギャップがまた良い。
このトゥクトゥク、夜になるとエレクトリカル・パレードのようにピカピカ光り出す。
お次は、マラッカの夕日がよく見えるという『セントポール・ヒル』という丘に登った。
マラッカの夕日といえば、旅人のバイブルとも言われる名書、『深夜特急』で、主人公の沢木耕太郎が見たということで日本人にとってはすっかり有名。
せっかくマラッカに来たのなら、私もぜひそれを見てみたい。
結構登って丘の頂上へ。
まだまだ夕日には時間が早い。
セントポール・ヒルの上には『セント・ポール教会』という教会が立っている。
こちらは1521年にポルトガル統治時代に建てられたもの。
屋根もなく、壁にも年季が入っている。
当時のまま残されているといった感じ。
結局夕日を待たずに丘を降りた。
近くには、電車や飛行機が展示されている公園が。
そしてお決まりの運動器具で一汗流す。
マラッカに来た時から気になっていたフリーフォールみたいな建物もこの公園の近く。
どうやらこれはフリーフォールではなく、『マラッカタワー』という展望台なのらしい。
2008年に登場したというこのマラッカタワー。
世界遺産であるマラッカの街並みを360度見渡せる。
料金は20リンギット(約500円)らしい。もちろん、我々は乗っていない。
18時30分ごろ。
一旦ホテルに戻り休憩して、夕日が綺麗そうな時間を狙って外出。
疲れるのでもう丘には登らず、宿の近くにある大きな橋の上から夕日を眺めることにした。
橋に登る前から、川沿いでは綺麗な夕日が見れた。
日が沈まないうちに橋へ。
橋の頂上からの景色。
眺めは良いが、地平線上にはあいにくの分厚い雲が。
雲のせいで、期待していたような綺麗なマラッカの夕日は見ることができなかった。
雲がなかったら、この橋の上はおすすめ。
◎橋の場所↓↓
日没後はホテルにもどり、21時ごろ晩御飯を食べに外出。
しかし、途中で財布を部屋に忘れたことに気がつき再びホテルへ。
そこからまた外出するのがめんどくさくなってしまったので、この日は晩飯抜きにすることに。
1食分節約できた、と前向きに考えよう。
明日はマラッカでの宿移動。
そして、シンガポールとの国境の町、ジョホールバル行きのバスチケットを購入しにバスターミナルへ行く予定。
◉次回記事↓↓