昨日は名物チキンライスボールを食べたり、教会を巡ったり、マラッカの夕日を見た
り、世界遺産マラッカの街を1日観光。
今日はとりあえず宿移動。
そして、シンガポールとの国境の街、ジョホールバルまでのバスチケットを購入しに行く予定。
(1リンギット=約25円 2017年3月17日。)
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朝8時30分ごろ。
マズイと行く気が起こらんが、ホテルの朝食へ。
昨日と料理は少し違っていたが、やはりマズイことに変わりはなかった。
11時すぎにチェックアウト。
歩いて、昨日飛び込みで予約した『RIVERSIDE GUESTHOUSE(リバーサイド・ゲストハウス)』へ移動。
中に入っても、誰もいない。
これじゃぁチェックインできない。。
誰か人が来るまで受付で待機するしかなかった。
14時を回っても一向に誰もこない。
腹が減ったので勝手にキッチンを借りて昼食作り。
今まで東南アジアの安宿ではキッチンがない、もしくはあっても小さくて火がない、
ということがほとんどだったが、ここリバーサイド・ゲストハウスには十分なキッチン設備がある。
久しぶりのいい環境での自炊にちょっとテンションが上がる。
まずは持参のモンベルのクッカーで米を炊く。
なかなかうまく炊けたぞ。
先日マラッカで会った友人からもらったチャーハンの素を早速使わせてもらい、中華鍋で炒める。
鮭チャーハンの完成。
美味しいけど、これだけってのはちょっと寂しかった。
このゲストハウスでは、置いてあるクラッカーやコーヒーは常時無料サービス。
足りない分はこのクラッカーで腹を満たす。
冷蔵庫に入っている水も常に飲み放題。
暑いのが当たり前の東南アジアで水は必須なので、地味に嬉しいサービス。
料理を作っていると、ようやくここのスタッフが姿を現した。
2時間半も待ったぞ。
部屋は昨日見せてくれた通り、2人部屋個室。
エアコンもあり、まあ悪くない部屋。
料金は1泊70リンギット(約1750円)。1人1泊約875円計算。
これは週末(金土日)料金で、平日は1泊50リンギット(約1250円)だという。
今日は金曜日。しまった。。
トイレ、シャワーは共同。
お湯もちゃんと出るし、水圧もよかった。
が、しかし。
部屋の電気は5個中4個つかなくて夜暗い。エアコンの調整ができなくて、ワイファイも弱い。
50リンギットならまだ許せるが、これで70リンギットは高いな。
15時。
部屋に荷物を置いたらすぐに外出。
マラッカの中心地、オランダ広場へやってきた。
宿の人に『バスターミナル行きのバスはどこで乗れるか?』
と聞くと、『オランダ広場の大きな木の前から出るぞ。』
と言われたので、それらしき大きな木の前でバスを待つ。
しかしその情報は違っていて、その辺の人に聞くとオランダ広場の隣にあるユース・ミュージアムにバスは停車するとのことだった。
一応、喫煙禁止場所で堂々と喫煙しているユース・ミュージアムのスタッフに確認してみると、やはりバスはこの前に停車すると。
バスが来るまで、そのスタッフが過去に日本を訪れた時の奮闘記みたいな話を聞いて暇をつぶした。
◎バスターミナル行きのバスが停車するユース・ミュージアムの場所↓↓
15時30分。
バス到着。
バスに乗車。
料金は1人2リンギット(約50円)。
オランダ広場からバスターミナルまでは、うたた寝してしまうほど結構遠い。
40分後くらいしてイオンが見えてきたらバスターミナルはもうすぐそこ。
16時20分。バスターミナル着。
ドメスティック(国内線)エリアでジョホールバル行きのバスの値段を調べるため、1つ1つバス会社の窓口を巡る。
バス会社によって値段も出発時間も違うからだ。
だいたいどこの会社も1人20リンギット(約500円)くらいが相場。
そんな中で1人18リンギット(約450円)という値をつけていた『DELIMA』というバス会社でチケットを買った。
無事、明日の14時発のジョホールバル行きのバスチケットを購入。
マラッカからジョホールバルまではだいたい3時間弱くらい。
購入時、パスポート提示の必要なかった。
早々に用事を済ませてしまったが、なんかこれだけで戻るのはもったいない。
そう感じたので、徒歩10分くらいのところにあるイオンまで行ってみることに。
カンボジアのプノンペン以来のイオン。
プノンペンのイオンよりは大きいけど、やはり日本のイオンにはかなわないな。
まだジャスコ感が残っている。
テキトーにイオン内を散策。
スーパーには試食がたくさんあった。が、試食のスタッフのやる気は全くなかった。
こんな絨毯屋さんがテナントで入っている。
イオンとは思えないエキゾティックな空間。
ヒジャブ(ムスリム女性が髪の毛を隠す布)が普通に売られているのも、ここマレーシアのイオンならでは。
映画館があった。
なかなかやるじゃん。
この搾りたてオレンジジュース自動販売機が少し気になった。
日本では当たり前のようにあるが、外国ではなかなか500mlのカフェオレっていうのが売っていない。
それがこのイオンには売っていたので迷わず購入。
料金は3.5リンギット(約87円)。日本とそう変わらないな。
一通りイオンを散策したら、再び歩いてバスターミナルまで戻る。
17番のバスがマラッカの市街地行きなのだが、待てども待てどもバスがこない。
”やっと来た!”
と思っても、バスは停車位置までは来ようとせず、なぜかその辺でずっと停車してる。
こりゃイライラするぞ。
19時35分。
結局1時間以上も待たされようやくバスに乗車できる状態に。
溜まりに溜まった人々が一斉にバスに詰め寄る。
そんな中、我々はなんとか席を確保。
行きは2リンギットだったけど、帰りはなぜか1.5リンギットになるバス運賃。
20時。オランダ広場で下車し、歩いて繁華街ジョンカー・ストリートへ向かう。
今日のジョンカー・ストリートは超賑わっている。
金土日の夜には出店もたくさん出て人でごった返すと聞いていたが、まさにその通りだった。
人ごみのストリートを、晩御飯になりそうなものを物色しながら歩く。
中華鍋で豪快に炒めていたラディッシュケーキと玉子のチャンプルーみたいな料理に我々の目が止まった。
そのスモールサイズを4.5リンギット(約112円)で購入。
2人でシェアして食べる。
味の方は、ピリ辛で美味しい。
ラディッシュケーキって何かよくわかんないけど、大根感は全くなかった。
その後も食べ歩きを続け、フランクフルトのガーリック味を1本2.5リンギット(約62円)で購入。
なぜかカレーパウダーのようなものを付けられたが、まぁ美味しい。
そしてこちらは相方が購入したシュウマイみたいなの。
2つで60円くらい。
ちなみに色による味の違いはなかったそう。
こちらも相方が購入したココナッツシェイクアイス、4リンギット(約100円)。
売り場は、ジョンカー・ストリートの入り口付近でひたすらココナッツをさばいている人たちが目印。
このココナッツを包丁で華麗にさばいていく姿に思わず見とれてしまった。
でも肝心の味は、、薄くて微妙だったという。。
そして相変わらずまばゆいばかりの輝きを放っているマラッカのトゥクトゥク群。
毎日がお祭りのようだ。
21時50分。
たっぷりとジョンカー・ストリートを楽しんだら、川沿いを通って宿に帰る。
川沿いには良さげな安宿が軒を連ねている。
すごく雰囲気がいいのだが、夜のこの川沿いは欧米人だらけ。
”どこにこんだけ隠れてたんだ?”ってくらい欧米人だらけ。
下手したらここはヨーロッパかと錯覚してしまうような雰囲気。
こいつら、本当にこういうところ好きだな。
22時。
宿に到着し、無料のクラッカーとコーヒーで小腹を満たし本日は就寝。
めんどくさいでシャワーは明日だな。
明日は14時発のバスでシンガポールとの国境の町、ジョホールバルへ移動する。
◉次回記事↓↓(ジョホールバルへ)