ベトナムの古都フエから13時間。
我々を乗せたバスは今朝早く首都ハノイのシンツーリスト前・オフィスに到着した。
朝からホーチミン廟の大行列に並び、
まさかのホー・チミンの遺体をお目にかかることができた。
その後はシンツーリスト・オフィスへ行き、明日のハロン湾日帰りツアーの予約を完了させる。
後編では絶品のおこわを食べ、
歩行者天国となっているホアンキエム湖周辺を観光する。
(20000ドン=約98円 2017年4月2日。)
▼前回の記事
12時40分。
無事シンツーリストで明日のハロン湾のツアーを申し込んだ後は腹ごしらえへ。
やってきたのは『Xoi Yen』というおこわが美味しいお店。
◉Xoi Yen の場所↓↓
すごく混雑していて、その辺でしばらく待つ。
(スタッフはてんてこ舞いで、我々の相手などしてる暇はない様子だった。)
しばらくテキトーに待機していると、2階の席が空いたらしくそこへ通された。
メニュー。
ベースとなるご飯とおかずを選んで注文すると、丼ぶりになって提供される。
ドライオニオンがのったご飯2つと、
おかずは豚の角煮みたいなのとチャーシューを選択。
料金は1杯27000ドン(約132円)。
茶碗1杯よりも少し多いくらいの量で、味はめちゃくちゃうまい。
この値段でこの味でこの量なら、何度でも通いたくなっちゃう。
こちら相方が注文したお茶。
料金は3000ドン(約14円)と激安。
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安くて美味しいおこわに大満足した後は、ハノイ中心地にある大きな湖 ホアンキエム湖へ行ってみた。
ホアンキエム湖付近にあるのがこれ、『タンロン水上人形劇』。
ここはハノイ屈指の人気観光スポットだ。
タンロン水上人形劇の料金は1人100000ドン(約490円)。(全席同額)
せっかくなら鑑賞してみようと、
とりあえずチケットオフィス付近に表示されているスケジュール表を見てみる。
本日16時10分からの公演を予約。
このタンロン水上人形劇は本当に人気が高いため、
特に土日なんかだと売り切れが激しいとのことだった。
確かに、いくつかの公演はすでに売り切れになっていて、我々も第一希望の時間帯はもう完売だった。
まぁでも、別の時間で取れただけでラッキーだったのかな。
ホアンキエム湖周辺は、毎週日曜日は歩行者天国になるみたいだ。
今日は偶然にも日曜日。
普段街を歩いていると、特にバイクの大群やクラクションの嵐など、カオスな状態が当たり前となっていたので、
ここの車やバイクが一切通らないエリアは本当に気持ちのいい空間だった。
まぁ、こんなミニカーがちょいちょい爆走しているが。。
こんな奴もいるので注意。
水上人形劇の公演時間まで、ホアンキエム湖周りを散歩して時間を潰す。
日曜日ということもあってたくさんの人たちがいた。
まさに、市民の憩いの場といった感じ。
それにしても、みんな湖沿いに座りすぎだろ。
地図で見てもわかるが、ホアンキエム湖には2つの島が浮いている。
そのうちの一つはゴックソン島の『玉山祠』で、そこへは橋でつながっている。
さすが、ここも人気観光スポットなので人でごった返していた。
赤い橋を渡りきるとそこには料金所が。
橋より先は30000ドン(約147円)の入場料が必要。
『玉山祠』では全長2メートルの巨大亀の剥製が展示されているらしく、
それがここの目玉になっているのかな。
なんでもこの大亀は伝説に出てくる亀だと言われているらしい。
その伝説をザっと説明すると、、
この湖の宝剣によって中国の明の撃退に成功したあと、ベトナムではその後平和な日々が続いた。
ある時湖から巨大な亀が現れ、その宝剣を湖の竜王に返すように促してきたらしい。
その神の使いである巨大な亀が、この剥製の巨大亀なのだとか。
ちなみにホアンキエム湖(還剣湖)という名前もこの伝説からきているらしい。
14時50分。
湖を一周してそろそろ人形劇へ向かう。
しかし、
我々が購入したチケットは16時10分からのやつ。
1時間間違えた。。
ご覧の通りチケットをちぎられたが、
『ん?おいちょっと待って!』とスタッフに止められた。
時間を間違えたことを伝えると、
『あなたらを覚えたから、1時間後にこのチケットを持って私の所にこればいい。』
と言ってくれた。
1時間も時間空いちゃった〜
ってことで、
しぶしぶ歩行者天国エリアを出て、安そうなカフェを見つけて時間を潰す。
歩行者天国エリアに慣れちゃうと、普段の喧騒が非常にストレスフルに感じてしまう。
私はバナナコーヒースムージーを40000ドン(約196円)で
相方はブルーベリーヨーグルトを30000ドン(約147円)で注文。
まぁまぁの味だった。
16時。
今度こそ入場。
そういえばこの人形劇、『世界の果てまでイッテQ』でやってたな。
先ほど紹介したホアンキエム湖の大亀伝説のストーリーも、この劇中で披露されているらしい。
公演が始まると、睡魔が。。
もったいないが、結構居眠りをしてしまった。。
でもよーく見ると、
”どうやって人形を動かしているのか?” など興味深いところが多々ある。
睡魔さえなければ、なかなか見応えのある劇だった。
(見応えがないから睡魔が襲ってきたわけではない。)
約50分の公演を観終え、外へ出ると綺麗な夕日が。
なかなかいいじゃないかホアンキエム湖。
湖のほとりにずーっと座っているのも退屈だったので、歩行者天国エリアを出てナイトマーケットの方へ行ってみる。
ご覧の通り、これがベトナムの本当の姿です。
17時50分。
ナイトマーケットのあたりを歩いてみるが、まだ薄暗いせいか準備中。
真っ暗になるまでその辺に座って暇つぶし。
18時30分ごろ。
ようやく暗くなってきて出店も続々とオープンしていった。
(まだ準備している店もあったが、そいつらは完全に機会損失。)
焼き鳥を4本40000ドン(約196円)で購入。
小さいが安くてうまい。
さらにこれ。
巻き寿司にころもをつけて揚げたもの1本40000ドン(約196円)。
これが意外と美味しくてびっくりした。
寿司王国日本でも、こんな斬新かつ大胆な寿司はないだろう。
巻き寿司を揚げようと思ったベトナム人はすごい。
テキトーに食べ歩きをし、ホアンキエム湖に戻ってきた。
玉山祠のライトアップが綺麗。
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19時30分。
食べ歩きで適度に腹を満たし、あとは甘いものでしめれば完璧。
と思い、宿の近くにあったカフェへ寄った。
ここでアイスベトナムコーヒーを1杯20000ドン(約98円)で注文しくつろぐ。
ホーチミン同様、ハノイでもカフェがよくある印象。
ベトナムコーヒーはうまいし安いし、ついついカフェに寄ってしまう。
しかもベトナムのカフェにはたいてい無料ワイファイが飛んでいるので、一息つくにはちょうどいいのだ。
20時30分。
宿に戻る。
本日ハロン湾クルーズの予約をしたシンツーリストオフィスが偽物だったということを知ってかなりショックを受けるが、
よく調べてみたら本物と値段は一緒だったので、『ま、いっか。』となれた。
明日はその偽物シンツーリストで予約したハロン湾クルーズ日帰り観光ツアーに参加する予定。
朝8時ごろホテルにお迎えが来てくれる。
▼ハノイの本物のシンツーリストオフィス情報はこちら
▼次回記事(ハロン湾クルーズへ!)