昨日はハノイから東へ180㎞ほど行ったところにある世界遺産『ハロン湾』へ日帰り観光へ行ってきた我々。
今日は約2週間に及ぶベトナム縦断の最終日。
夕方のバスでお隣の国ラオスの首都ヴィエンチャンへ向かう。
(20000ドン=約98円 2017年4月4日。)
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朝8時30分頃起床。
昨夜はおいしい鍋とおいしいスムージーのおかげですっかり気持ちよく眠りにつくことができた。
朝食へは9時頃行く。
1人1品のプレート料理だが、試しに飲み物のおかわりを注文してみると、案外あっさりとくれた。
11時45分。
昼食を取りに来たのは『BUN CHA DAC KIM』というブンチャーの有名店。
ブンチャーはホーチミンにいる時に1度食べていて、その美味しい味に舌鼓を打っていた。
ホーチミンでも十分美味しかったブンチャーは、
実はここハノイが発祥だというので食べないわけにはいかないのだ。
BUN CHA DAC KIMはガイドブックにも載るような超人気店。たくさんの客で混んでいた。
結果、変なおっさんと相席に。
席に着くと、もうすでにしらたきのような米麺に野菜が用意されていた。
ちなみに、メニューはブンチャーと春巻きしかない。
席の後ろを見ると、米麺の作り置きが。。
なるほど、だから提供が早いのか。
これがブンチャー。
ベトナム風つけ麺と言われることもしばしばあるが、
食べ方は直接スープに麺をつけるのではなく、別の取り皿に麺や野菜を取りそこにスープをかけて食べるのがスタンダードのようだ。
豚バラ肉とつくねがたっぷりと入っていてうまい。
甘くてサラッとしたスープがこの米麺によく合う。
スープの底にはりんごのスライスみたいなのたくさん溜まっていた。
ニンニクや辛子はお好みで。
個人的には、ニンニクを入れるとうまさが増す。
料金は1人前で60000ドン(約294円)。
町で見たローカルな店だとブンチャー1人前30000ドン(約147円)だったのでほぼ倍額だ。
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12時20分。
ブンチャーを食べ終えたら、昨晩訪れラオスのヴィエンチャン行きのバスチケットを予約していたシンツーリスト(ニセモノ)へ。
昨晩手持ちのお金が不足していたため、その差額を今払いに来たというわけだ。
お金を払い無事チケットを手に入れた。
ちなみに、
ハノイからヴィエンチャンまでのバスはこのシンツーリストだと1人24ドル。
ネットで見た情報よりも数ドル安くてなんか得した気分。
ニセモノの方が安いってことなんてあるのかな?
▼本物のシンツーリストオフィスの場所はこちら↓↓
12時30分。
シンツーリスト(ニセモノ)を出て向かったのはハノイ大聖堂(セントジョセフ教会)。
1886年に建立され、
その後1900年初頭に2つの尖塔を持つネオゴシック様式に改装されたらしい。
▼ハノイ大聖堂の場所
パリのノートルダム大聖堂を彷彿とさせる。
ベトナムがフランスの植民地だったということがここでも垣間見れる。
開館時間は朝5時〜11時 14時〜19時30分らしく、この時は内部を見学できなかった。
ハノイ大聖堂を離れた後は、ホアンキエム湖付近にあったスーパーへ。
2階建てで、1階は食品、2階は生活用品が主に売られている。
2階で商品を物色していると、ベトナム式のコーヒードリッパーを発見。
1つ20400ドン(約100円)で売られていたので、試しに1つ買ってみることに。
私はベトナムに来てから完全にベトナムコーヒーの美味しさにハマってしまっていたのだ。
ドリッパーを買うなら、コーヒー豆と、
ベトナムコーヒーのうまさに欠かせないコンデンスミルクも買わなくてはな。
コンデンスミルクは缶詰のやつが主流だが、
これから長期間持ち運ぶことを考えて小分けで売られているものを購入した。
コーヒー豆は48000ドン(約235円)。
コンデンスミルクは10個で37000ドン(約181円)だった。
スーパーで買い物を済ませたら、目の前のホアンキエム湖で少し休憩。
相変わらず市民の憩いの場ぶりを発揮している。
13時55分。
我々のハノイ観光最後の観光スポットはオペラハウス。
ホーチミンにもあったが、やはりハノイにもオペラハウスがあったか。
これも先ほどのハノイ大聖堂同様、フランス植民地時代の遺産である。
モデルは世界的に有名なパリのガルニエ宮(オペラ座)。
▼オペラハウスの場所↓↓
その後一度シンツーリストへ行きスーパーで買った荷物を置かせてもらう。
そして14時45分。
日曜日にホアンキエム湖の近くにあるハイランドコーヒーへ行きバスの時間まで暇をつぶすことに。
先ほどスーパーで買ったコーヒー豆がハイランドコーヒーのものだったのでハイランドコーヒーを訪れた。
やっぱ本物を飲んどかんといい味は作り出せないってもんよ。
ハイランドコーヒーは町のあちこちに点在する、ベトナムの大手カフェチェーン。
もちろんハイランドコーヒーにも先ほどスーパーで購入したのと同じものが売られている。
値段はスーパーよりも1000ドン(約5円)ほど安かった。
私はトラディッショナル・アイスミルクコーヒーのラージサイズを39000ドン(約191円)で購入。(奮発した。)
相方はコーヒーチーズケーキを29000ドン(約142円)で購入。
ベトナムコーヒー独特の苦味が少く感じた。
その分甘さが強く、美味しいっちゃ美味しい。
でもやっぱり氷が大量に入っていて、見せかけよりもコーヒーの量は少ない。
まぁこれもベトナムコーヒーの特徴の一つか。
ハイランドコーヒーの店内は非常におしゃれ。
素敵なテラス席も用意されている。
ここで、面白い法則を発見した。
よく見ると、テラス席にいるのはほぼ欧米人。
かたや店内を見渡すと、その客層のほとんどは地元民などのアジア人。
本当、欧米人ってテラス席好きだな。(暑がりのくせに)
テラス席でコーヒー片手に日記を書いてるブロンドがかっこいい。
負けじと私もペンとノートを取り出すが、
やはり『テラス席×ブロンド美人』には叶うはずがない。
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テラス席からは麓の交差点のカオスな交通状況を見下ろせた。
ホーチミンの時もすごかったけど、ここハノイも負けじとすごい。
しかもホーチミンのところでは信号があったが、ここの交差点には信号がない。
地元民にしかわからない暗黙のルールみたいなのがあるのだろか?
譲り合っているのか、我先にと隙間に突っ込んだ者勝ちなのかわからないが(おそらく後者)、
こんだけゴチャゴチャしていて一切接触がない。
これを見ると、日本で交通マナーの悪い車にいちいちイライラするのが馬鹿らしく思えてしまう。
〜後半へ続く
(ラオスの首都ヴィエンチャンへバス移動)〜