昨日は世界一静かな首都と言われるラオスの首都ヴィエンチャンをテキトーに観光。
確かに、大都会東京を首都に持っている我々日本人からすると、
思わず ”ここが首都?” と思ってしまうくらい小さくてのどかな街だった。
道を歩いていたらいきなり首相官邸が現れて、 ”あぁ、そういえばここ首都だったな。” と思い出すくらい。
今日はそんなヴィエンチャンにもう1泊する予定。
特にすることがあるわけではなく、まぁゆっくりしようじゃないか、って感じかな。
(1キップ=約0.0135円 2017年4月 )
▼前回の記事
朝8時30分。
昨日はグアテマラコーヒーだったが、今朝はハノイで買ったばかりのベトナムコーヒーを作ってみた。
まずはコップにコンデンスミルクを注ぐ。
そしてベトナムコーヒー専用のドリッパーにコーヒーの粉を入れ、落としぶたをしてお湯を注ぎフタをする。
ドリップが完了するまでしばらく待つ。
ドリップ時間が長〜いのがベトナムコーヒーの特徴。
しかし、なぜかあっという間にドリップされてしまい、味が薄い。。
このままだと飲めたもんじゃなかったが、コンデンスミルクをかき混ぜたら甘くて美味しくなった。
コーヒーの味はほとんどせず、ただコンデンスミルクをお湯で薄めたような飲み物になってしまっていたが。。
こうして、初めてのベトナムコーヒー作りはあえなく失敗に終わってしまった。
11時30分。
チェックアウトして、徒歩で宿移動。
11時40分。
予約していた『ALI HOTEL(アリホテル)』という宿に到着。
▼アリ・ホテルの場所
まだ早すぎてチェックインはできないので、とりあえず荷物だけ預けて昼飯を食べに外出した。
昼間のヴィエンチャンはものすごく暑く、できれば外出なんてしたくないくらい。
マーケットも出ていないので、非常に閑散としている。
これが世界一静かな首都と言われる所以か。
テキトーに歩き、『カオチーサイクワン』というラオス名物が売られている屋台を発見。
あまり歩き回るのも嫌なので、ここで昼食をとることに決めた。
これがカオチーサイクワン。(ベトナムで言うバインミー)
ラージサイズを20000キップ(約270円)で購入し2人で半分こして食べた。
食べやすいように適当に切れ目を入れてくれている。
味は美味しく、サブウェイなんかより断然コスパがいい。
ベトナム同様、ラオスもフランスに統治されていた時代がある。
このカオチーサイクワンもフランス統治時代の食文化の名残で、パンは見ての通りフランスパンが使用されている。
(東南アジアの言葉は覚えにくいが、『カオチーサイクワン』は『顔小さい食わん』と語呂ですんなりと覚えることができた。)
13時。
昼食をとり終えたら宿に戻りチェックイン。
の、はずだったのだが、、
ここでトラブル発生。
何度確認しても我々の名前が予約リストにないというのだ。
『そんなはずはない。ちゃんと予約したんだ。』
と言っても、予約表を見せてきて名前がないと言い張る。
どうにかうまく対処して欲しいのだが、ここの宿、部屋数がたくさんあるくせに受付は1人と超人手不足。
チェックインチェックアウト、食事の注文、バスの注文、電話などなど、、
全ての仕事を1人でこなしていて受付の男はてんやわんや。
我々の名前がないという件も、気づけばどんどん後回しにされていく。。
たまらず我々はこの宿を予約したサイトであるホテルズドットコムに直接電話をかけることにした。
ホテルズドットコムのカスタマーサービスによると、確かに予約は完了されている、とのこと。
『でもホテル側は予約なんて来てないって言うんです。一体どうなってるんですか?』
我々はそう聞いてみた。
結局ホテルズドットコムで無料キャンセル扱いにしてくれて、
そして再び宿で直接部屋をとりなおす、という運びになった。
直接宿でとるとホテルズドットコムでとったよりも少し高い金額になってしまうが、
その分の差額はホテルズドットコムで次回から使えるクーポンで還元してくれることになった。
(言うても200円くらいだが。)
正直、以前にもホテルズドットコムを利用してトラブルがあった経験があるので、
もうこれ以上ホテルズドットコムを使用したいとは思わないのだが。。
14時15分。
チェックインに1時間以上もかかり、ようやく部屋に入ることができた。
あの受付のてんやわんや感を見る限り、絶対宿側の確認ミスだと思う。
ホテルズドットコムの人もポロっとそれっぽいことを言っていたもんな。
それでも受付は『I'm sorry.』と平謝り。
そういえば、予約時ホテルズドットコムのサイトに記載されていたウェルカムドリンクなんて出てこなかったな。。
部屋はダブルルーム。1泊1人60000キップ(約810円)。
ワイファイ無料、朝食込み。
この部屋、小さなアリが大量に発生していて最悪だった。
まさにアリホテル。。
部屋に入って間もないが、もう2度と泊まりたくない。と思った。
共用テラス。
共用洗面台。
共用シャワー。
何個かあるが、場所によってはあまり良くない。
ルーフトップは洗濯物干し場になっていた。。
部屋で次の目的地ヴァンビエンの宿探しに時間をかなり取られ、16時30頃にようやく決まり外出。
外の両替屋さんで10000円を両替。
この時間帯になると出店が出てきている。
匂いに誘われ、この焼き鳥を購入。
スモールは1本17000キップ(約229円)
ラージは1本20000キップ(約270円)。
我々はスモール1本と、スティッキーライスを3000キップ(40円)で購入した。
スティッキーライスは地元民が例外なく買っていくので、それにつられ途中で我々も追加注文した。
購入した焼き鳥とスティッキーライスを持って、夕日が綺麗なメコン川沿いの土手へ持って行って食べる。
メコン川に沈んで行く夕日を見ながら焼き鳥をほうばる。
なんかいい感じだが、実際鳥の味は微妙なもの。
骨が多いし、味があんまりついていなくておまけにパサパサ。
スティッキーライスは温かく、やはりクセになる味で美味しかった。
相変わらずまん丸になる夕日。
綺麗だ。
もちろん焼き鳥とスティッキーライスだけではお腹は膨れない。
なんか甘いものでシメようと思い安そうなカフェを探しまわるが、なかなかいいカフェが見つからない。
結局、先日も利用した台湾式タピオカジュースの店でタピオカジュースを購入。
今回はBLACK MILKのタピオカなしを8000キップ(約108円)で購入。
甘さは70%にしたけど、100%との違いがよくわからないくらい甘かった。
18時50分。
タピオカジュースを持って宿に戻り、4階のテラス席から景色を眺めながらそれを飲む。
ナイトマーケットの駐車場に入っていく地元民のバイクの量がハンパない。
どっからこんなに人が湧いてきたんだ。。?
予約は取れていないし、部屋にアリが大量にいるし、
チェックイン前からアリホテルには最悪な印象しかなかったけど、
この4階のテラス席はなかなかいいところだった。
いい景色、気持ちのいい風、冷たい甘い飲み物。
これらの組み合わせはサイコーだな。
夜風に吹かれ、 しばらくこのテラスでいい時間を過ごす。
しばらくしたら受付へ行き、外出前に予約を入れておいたヴァンビエン行きのバスチケットの支払いを済ませる。
ヴァンビエンまでのバスは1人45000キップ(約607円)。
その後は部屋に戻って就寝。
(この時相方は『腹痛が痛い』と苦しんでいたが、鳥かなぁ。。?)
テラスから聞こえる欧米人のしゃべり声、
外から聞こえるナイトマーケットの風船割りのパンパンという音が地味にうるさい。。
それだけがすべての原因じゃないと思うけど、今夜は全然寝付けなかったな。。