今朝は早起きをしてガンジス川へ朝日を見に行ってきた。
ヒンドゥー教徒たちの朝の沐浴の様子も、ここバラナシ名物となっている。
(1ルピー=約1.7円 2017年5月。)
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12時30分。
相方は体調が良くないというので私一人で外出。
おそらくこの暑さにやられたのだと思う。
本当に、昼のバラナシは身体がとろけそうになるくらい暑い。
外気温40度は余裕で超えていると思う。
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とりあえずネットで調べた店で昼ごはんを食べようとしたが、
この時間帯はお目当てだったバターナンがないと言われる。
夕方くらいにならあるらしいので、また後で来ることを告げてその場を去った。
その後テキトーにふらついて食料を探すが、なかなか良さげなものに巡り会えない。
結局、暑い中うろつきまわるのが嫌になって宿へ戻った。
そして非常食で携帯していたネパールのビスケットを開封。
1階のカフェでお湯をもらい、久しぶりのベトナムコーヒーを淹れて昼食とした。
その後相方を連れてゴールデンテンプルへ↓↓
ゴールデンテンプルはカメラ・スマホ持ち込み禁止、パスポートが必要だった。
17時前。
そろそろ日が傾いてきて気温も下がってきただろう。
ということで相方も外出。
まず向かったのは先ほどバターナンが無いと言われた店。
スタッフは私のことを覚えていた様子で、
『バターナンはあるよ。』と店内に招いてくれた。
ローカルっぽいお店だが、ちゃんと英語のメニューも置いてあった。
▼このレストランの場所
水はどこからかポンプで流れてきているようで、地元民は皆この水を飲んでいる。
我々には水が出されなかったので、試しに
『これを飲むのか?』
とジェスチャーで聞いてみると、
『ノー、お前はやめとけ。』
みたいなジェスチャーで返された。
やっぱり、インド人にしか無い免疫ってのがあるんだな。
店内の様子。
基本、地元民ばっかり。
私は念願だったバターナンを25ルピー(約42円)と
ポテトピーズというジャガイモと豆のカレーを50ルピー(約85円)で注文。
合計たったの75ルピー(約127円)だ。
しかも結構ボリュームもある。
もちろん手で食べる。
味の方は、、クソ辛い。。
ただの辛いじゃなくて、今までに経験したことの無い燃えるような辛さ。
『辛い』と言うより『熱い』と言った方が適切なのか。
香辛料がガンガンに効いている感がある。
これが本場のカレーの辛さか。。
日本ではなかなか味わうことのできない類の味で、いい経験になった。
(それでもうまいので、何とか完食できた。)
身体が強く無い相方はローカル料理、ましてやこんなに辛いものを食べたら絶対に体調が悪くなる
と言って、ここでの食事は控えていた。
その代わり、チャイを1杯注文。
スモールサイズは1杯10ルピー(約17円)。
燃えるようにポカポカになったお腹で向かったのはインディカ・トラベル。
先日ネパールルピーの両替の時にお世話になった旅行会社だ。
実は昼間に1人で外出した際、私はここへ寄っていた。
バラナシからアグラ(アーグラー)までの電車のチケットを買いに来ていたのだが、
コピーを取るためパスポートの原本が必要みたいだったので一度引き返したのだ。
(ちなみに、アグラはタージマハルがある都市)
バラナシ−アグラ間の電車の値段は、
AC2で1310ルピー(約2227円)
AC3で910ルピー(約1547円)
ACとはエアコン付きの車両を意味し、2とか3のナンバーは車両の等級を表す。
等級2の場合は2段の寝台で定員4名。
等級3の場合は3段の寝台で定員6名となる。
インドの電車は、基本8つくらいの等級に分かれて席が設けられている。
もちろん下の等級になると客層も荒れてくるので、
外国人観光客の場合、だいたいAC2かAC3が無難な線となるだろう。
ちなみに、AC1は2段の寝台で定員4名。
中から鍵をかけられる個室となっていて、専用の洗面台もあるらしい。
料金はAC2の約2倍ほどだという。
さらに、エアコンなしのスリーパークラスという座席もあるが、
”こんなに熱い中でエアコン無しなんてやってられっか!”
ってことで、スリーパー以下の等級は我々の眼中になかった。
(バラナシ-アグラ間のスリーパークラスは340ルピーだった。)
結局、我々はAC3の座席を購入。
旅行会社の手数料としてチケット1枚につき200ルピー、
クレジットカード払いで全体の3%が加算されたので、
バラナシからアグラまで1人1143ルピー(約1943円)となった。
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無事にアグラ行きのチケットを購入した後、相方の腹を満たすために近くのレストランへ。
その名も、『Spicy Bites(スパイシー・バイツ)』
▼スパイシー・バイツの場所
メニューはだいぶ豊富。
インド料理を始め、中華料理、メキシコ料理、イタリア料理、イスラエル料理、韓国料理、日本料理などなど。
本当にこれら全部作れるのか?
って、逆に不安になる。。
相方が注文したのはオムライス130ルピー(約221円)。
中身はこんな感じ。
正直、予想していたよりも美味しくなかったらしい。。
私はラッシーでも飲もうとバナナラッシーかなんかを注文したのだが、
あいにく品切れ状態だというので、代わりに勧められたスイカラッシーをもらった。
お値段35ルピー(約59円)。
うん。
これだったらその辺にあるラッシー専門店で飲む方が絶対にいい。
18時30分。
食事を取り終えたらガンジス川のガートへ向かってみた。
そしたら、ものすごく人が溜まっているではないか。
人の中にたまに牛が紛れているのがおもしろい。
やっぱりインドにはいろんな人がいる。
そしてインドでは、いきなり目の前に来て勝手に自撮りをしてくる人がたくさんいた。
もちろん、我々もフレームに入った自撮りだ。
そんなに外国人が珍しいのか?
本当に、やたらと『一緒に写真を撮ってくれ。』と頼まれる機会が多かった。
インスタやフェイスブックに『外国人と仲良くなった!』とでも載せる気だろうか?
日が暮れてくると、なにやら儀式みたいなのが始まってきた様子。
後で調べると、これは『プージャ』というヒンドゥー教の礼拝儀式らしい。
▼プージャが行われていた場所はこの辺り
歌や踊り、楽器の音が鳴り響き、あたりはまるでお祭り騒ぎ。
こんなにド派手な儀式を、なんと毎晩行っているらしい。
7人ほどの男性が祭壇に上がり炎を振り回すところが見どころの一つとなっているらしいが、
我々が見た時には運悪くその儀式は終わってしまっていた。。
ま、毎晩やっているなら明日も見れるでいっか。
その後20時前には宿に戻った。
途中、商店で水を2本購入。
1本は冷えたやつ、もう1本は常温のやつだ。
やっぱり、キンキンに冷えた水は美味しい。
ゴクゴクと飲んでしまい、宿に着く前に1本終わってしまいそうな勢いだ。
冷えてない水は宿の冷蔵庫で冷やさせてもらった。
ちなみに、
冷えた水は1リットル1本27ルピー(約46円)
常温の水は1リットル16ルピー(約27円)
と値段が異なった。
明日も早朝にガンジス川へ行く予定なので、今日は23時前には就寝した。
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