インド、バラナシ最終日。
早朝にはガンジス川日の出鑑賞ボートに乗り、その後は夕方の電車の時間までテキトーに街をプラプラ。
夕方には寝台列車でタージマハルの町アグラまで移動する。
(1ルピー=約1.7円 2017年5月。)
▼前回の記事
12時10分。
昼食がてら、『BONA CAFE(ボナ・カフェ)』というカフェへ。
▼ボナ・カフェの場所
メニューは超たくさん。
どうやらボナ・カフェは韓国資本のカフェのよう。
それゆえ、韓国料理が多くて客層は韓国人が多い。
バラナシには日本人もたくさんいるが、同時に韓国人もたくさんいた印象。
私は先ほどドーサを食べたばかりなので、デザートのみを注文。
Hello to the Queenというアイスクリームを130ルピー(約221円)で注文。
結構ボリューミーで美味しかった。
相方はガッツリと、キムチチャーハンを230ルピー(約391円)で注文。
美味しいが、『辛い辛い。』と言っていた。
辛いのがダメでインドのローカル飯屋を避けていたのに、、
まさか韓国料理の辛さにやられるとは。。
14時50分。
ボナカフェにずーっといるのも退屈だったので、2時間30分ほど滞在したら場所移動。
先日も訪れた『BANA LASSI(バナ・ラッシー)』へやってきた。
(▼この記事の冒頭 )
2人とも、バナナラッシーを40ルピー(約68円)で注文。
バナラッシーは風通しが良く、エアコンがなくても非常に気持ちよくて居心地がいい。
ボナカフェに続き、今度はここバナラッシーでダラダラと過ごす。
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16時30分。
バナラッシーでつろいだらようやく宿へ戻る。
と、その前に、私は夕食として先日も訪れたローカルな飯屋へ。
▼(この記事に登場)
そこでドーサを注文。(確か70〜90ルピーくらい)
すっかり今朝食べたドーサの味を気に入ってしまっていた。
今朝食べたドーサの3倍ほどの値段がする分、たっぷりの具材が詰まっている。
美味しかったが、ここの料理はやはり辛い。
17時20分。
宿に預けておいた荷物を持ち、いざバラナシ駅へ。
ゴードウリア・チョーク(大きな交差点)でリキシャを拾う。
オートリキシャで200とか400ルピーとかいう人が多い。
昼間は暑い、夕方は渋滞でガソリン代がかかる、などなど、、
何かしら理由をつけて値段を上げようとしてくる商売上手なドライバーたち。
『2人で80ルピーでここまで来たんだけど。』と言って交渉するも、
『それはインポッシブルだ。』とか言って相手にしてくれない。
そんなキッパリ言われたら自信なくなっちゃうよ。。
結局、サイクルリキシャを拾うことに。
交渉の末、バラナシ駅まで2人で90ルピー(約153円)に。
これでもまだ少し高いのかもしれないが、
バラナシ到着時に3ドル(約328円)払ったことを思えば半額以下だ。
バラナシの喧騒の中、夕日をめがけておっちゃんはリキシャをモリ漕ぎ。
オートリキシャの方が早くて快適だが、時間があるときはサイクルリキシャを使うのも悪くない。
17時40分。
バラナシ駅到着。
駅でも野生の牛がうろちょろしていた。
バラナシ駅前にはこんなに立派な、秒単位の時計付きの電光掲示板がある。
それなのに、インドの電車は時間通りに来ない。
我々の乗る電車(18時15分発)はこの時点ですでに『1時間遅延』と表示されていた。
バラナシ駅構内。
地べたに座って電車を待つ人がたくさんいた。
インドの駅には、座席の等級に応じて待合室が設けられている。
我々の等級はAC3なので、『UPPER CLASS』と書かれた待合室で待機する。
ちなみに、待合室に入る時に特にチケット確認などはされなかった。
これだとAC3以下の等級でもこの待合に入ってしまえそうだが。。
扉を開けると、すでに人で溢れかえっている。
思わず『こいつら本当にUPPER CLASSか?』と疑ってしまう。
一応エアコンが効いているが、人が多すぎてあまり快適に思えない。。
空いた席に座り、テレビを見ながら電車の時間を待つ。
駅内放送で電車の遅延状況や到着状況などをアナウンスしている。
我々の電車は今の所1時間遅れだが、
ここからズルズルと遅延していかないか、少しソワソワしながらの待機となった。
バラナシ駅には飯を食べるところあり。
19時ちょい過ぎ。
特に追加の遅延はないままプラットホームへ。
ここも人で溢れかえっている。。
わずか1時間遅れと思われていた我々の電車だが、やはりインドはそんなに甘くない。
その後何の情報もないまま、電車は一向に到着する気配がない。
しかし、ここでソワソワしてはいけない。
インドの電車に乗るには気長に待てるゆとりある心が必要なのだ。
しかし、これからどれだけ待たされるのかが全くわからないという状況は正直ツラい。。
遅延時間は、1時間→2時間→4時間、、、と、どんどんと延びていく可能性を秘めているから怖い。
待っている間、売店で水を購入。
プラットホームでは『パニパニパニー』と言って水を売り歩く人がたくさんいた。
インドでは水のことを『パニ』ということをここで学んだ。
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20時15分。
ようやくアグラ行きの電車が到着。
結局、定刻より2時間遅れ。
でも、10時間以上とか待たされる人もいるというので、
2時間遅延というのはインドではほぼ定刻通りと言って良いのではないだろうか。
AC3の等級の車両へ移動し、乗り込む。
それにしても、線路にゴミが落ちすぎ。
これ、脱線しないのか?
改めて説明すると、AC3とはエアコン付きの3等級の座席(3段ベッド)。
AC2になるとエアコン付きの2等級(2段ベッド)で、
AC1だとエアコン付きの1等級(個室で2段ベッド)。
AC3より下の等級には『スリーパークラス』というエアコンなしの座席が用意されている。
スリーパークラスに乗る観光客も普通にいるが、
まぁ、外国人観光客ならAC3かAC2を選択するのが無難なのでは。
特にこの時期(5月)はクソ暑いし。
3段ベッドの中段は折りたたみ式になっていて、寝るとき以外は基本畳まれている。
そうしないと1段目の座席に座りづらいからだ。
それゆえ1段目、2段目の人はお互い気を使ってしまう?
人にもよるだろうが、3段ベッドの場合は最上段が一番の当たり席になるだろう。
気を使わずに好きなだけ横になっていられるからな。
とにかく、
何をするにも中途半端な中段の席が一番のハズレということは間違いないだろう。
電車にはトイレが付いている。
排出物を流す時は、電車の床からボトッと地上に落とされる。
幸い、我々は日本人観光客の方と同じ座席になった。
今の所この座席は我々とその日本人の方だけだったので、会話を楽しみながら席を広々と使うことができた。
結局、就寝まで他の乗客が乗り込んでくることはなく、
相方は1段目で、私はその上の2段目で就寝。
このまま朝まで誰も来ませんように。
ちなみに、アグラには早朝8時ごろの到着予定だったが、
同席になった日本人の方曰く『絶対に遅れる』とのことだったのでアラームはセットしていない。
▼次回記事(アグア到着)
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