今日は昨日のトマティーナの疲れもあってからか7時に起床した。
(最近の4時5時起き生活からすると遅い。)
キッチンへ行ってコーヒーを淹れ、部屋でゆっくりした。
▼前回の記事(ラ・トマティーナ)
しばらくして相方が目覚め、先日買った醤油を3当分に分けた。
我々はコーラのペットボトルに醤油を入れたのだが、
醤油を入れたペットボトルの見た目はコーラそのもの。
間違えて飲んでしまいそうだ。
今日の予定と言えば、13時30分に皆でレストランへパエリアを食べに行くということくらい。
それまで各々が好きなように過ごしていた。
ほとんどの人が外出せず、宿でのんびり過ごしていたのは言うまでもない。
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13時も過ぎ。
皆でお世話になった部屋の掃除をしてからレストランへ出かけた。
レストランは宿から徒歩10分もいかないくらいのところ。
事前に予約していたのですんなり入れた。
内装からしていいレストラン。
我々バックパッカー8人組で行くようなところではない、というのはすぐに察知できた。
皆口を揃えて『こんなところで食事なんてなかなかない。』と言ってテンションを上げていた。
今回、一番のおめあてはウサギの肉を使ったバレンシア風パエリア。
しかしそれはメニューには載っていたが、
何故か『提供できない。』と言われスタッフおすすめのミックスパエリアを6人分注文することとなった。
そしてイカリングも注文した。
パエリアは注文してから出来上がるまでに約40〜50分くらい時間がかかるのが一般的。
でも、このような前菜を食べていればそんなに待たされている感はない。
おいしい料理を食べながらパエリアを待つことができた。
そしてついにお待ちかねのパエリア登場。
6人前でこの量。かなり大きかった。
シーフードとチキンをミックスしたのでミックスパエリア。
海鮮の旨味がギュッと詰まった濃厚な味だった。
私はエビもイカも貝も苦手なのだが、米が好きなのでパエリアは好きだ。
なので、8人で食べても余った6人前のパエリアの残りは私が全部私がいただくことになった。
ドリンクやパンなども合わせ8人でシェアしたら1人22ユーロ(約2550円)計算になった。
だいぶしたなぁ。
決して安いとは言えないが、たまには、本当にたまにはこのようないいレストランでちょっと上の位の食事を楽しむのも必要なのではと思う。
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昼食後、2人の人はバルセロナへ向かうためにそのまま駅へ。ここでお別れだ。
残りの人でまた宿に向かい、それぞれの出発時間まで待機した。
我々はバレンシアでもう1泊することにしていて、宿ももう抑えている。
しかしなかなか動く気になれず、結局宿で昼寝をしてダラダラと過ごすことになってしまった。
結局18時過ぎに起きて慌てて支度をして宿を出た。
なぜ慌てたかというと、次の宿のチェックイン時間が19時までだったからだ。
徒歩20分ほどで次の宿に到着。
今回の宿は、『Reina 12 Guest House』
レイナ広場の目の前で、すなはちサンタ・マリア大聖堂の目の前の立地になる。
かなりの好立地でこの綺麗さ。
部屋にはバルコニーと専用冷蔵庫が付いている。
共用キッチンも付いており、なんとキッチンにあるものは自由に食べていいよと言うこと。
トイレ、シャワーも綺麗で、お湯もちゃんと出て水圧も抜群。
これで1泊28ユーロ(約3244円)。2人で割って1人1622円計算だ。
なかなかリーズナブルだ。
バルコニーからはレイナ広場やサンタ・マリア大聖堂が見渡せる。
上から人の動きを眺めるのは好きだ。
最初はこの好条件の宿に興奮しきっていた我々だが、次第に欠点も幾つか発見していった。
まず1つ目は、人が集まる広場の目の前というだけあって、騒音がうるさい。
慣れてしまえばBGMとして聞き流せたが、
やはりうるさいところと静かなところだったら静かなところのほうが落ち着くだろう。
2つ目は、部屋が寒い。
エアコンを調整すればいいじゃないかと思うのだが、なんとこの宿、エアコンのリモコンというものがない。。
常に冷たい冷気が噴出されているので部屋はかなりの寒さになってしまう。
窓を全開にして冷気を逃していたのだが、そうすると外の騒音が一層激しくなるという悪循環。
結局、この日は上着を着て寝袋にくるまって寝た。
歩いて数十秒だったので、サンタ・マリア大聖堂にも訪れた。
6枚の絵画が正面に飾ってある。
正面までの道が少し長めだった。
ステンドグラスが綺麗だった。
その傍らこのようなグロテスクな絵画も飾られていた。
腸を巻き取っている様子なのだが、これはどういうことなのか。
絵画って難しい。。
晩御飯は宿にあった無料の食料で済ませた。
具体的にはトーストを焼き、ビスケットとオレンジをいただいた。
バルコニーで広場を眺めながらの晩飯は気分が良い。
大したものではないが、より美味しくいただけた。
部屋からくる冷気の隙間風がなければもっと最高だったろうに。。
明日はバスでスペインの首都、マドリードへ移動!
▼次回記事(マドリードへバス移動)