今日は久々に朝4時台に起床した。
今日もバスタブにお湯をためて湯船に浸かる。
日本ではあって当たり前。
あってもシャワーだけで済ませてしまうことが多々あるが、海外に長くいるとバスタブのありがたさが身にしみる。
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お腹が空いていたので最後の出前一丁を朝ごはんがわりに食べ、10時過ぎ頃チェックアウトした。
フランスのパリへ向かうバスは14時10分ロッテルダム駅発。
かなり余裕を持っての行動だ。
昨日と違い、今日は朝からいい天気。
25分かけてアレクサンダー駅まで徒歩で行く。
駅に着き切符を買おうとするも、チケット販売機にお札を入れるところがない。。
しかも周りに両替機もない。。
札が入らないとかなんて不便な券売機だ。
あいにくこの時十分な小銭を持ち合わせていなかったので、
駅の目の前にあるショッピングセンターへ行ってみることに。
ここのスーパーで昼ごはんなどを買いお金を崩す作戦だ。
この Albert Heijn というスーパー、オランダではよく見かけるな。
昨日のコープ同様、このスーパーの中にも無料のコーヒーサービスがあった。
しかも、
チョコレート試食のお姉さんが店内をウロウロしていて、遭遇すればチョコレートを試食させてくれる。
逆パックマンゲームみたいな状況で、我々もお姉さんに遭遇してチョコレートを丸々1粒いただくことができた。
オランダのスーパー最高。
ちなみに、駅内に良く見かける Albert Heijn to go というミニスーパーは 本家Albert Heijnよりも物価が高い。
ショッピングセンター内にあった店でクロケットを1.6ユーロ(約181円)で購入。
食料を買いお金を崩す作戦は見事に成功した。
駅のプラットホームでこのクロケットを食べた。
すでにひび割れている。。
中身がトロットロのクロケットを想像していたが、これは日本のコロッケと同じように中身が固まっていた。
しかも真ん中にはドライカレーのようなものが入っていて、なぜか味付けにコチュジャンが付いてきた。
もはや何料理なのかよくわからないが、味は美味しかった。
しかし、私が欲していた中身トロトロのクロケットではないことに少し落胆したのも事実。
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ロッテルダム中央駅に到着したら、駅構内にクロケットの自動販売機があった。
改札の外にもあるだろう、と一旦はここをスルーして駅の外を歩き回る。
しかし、なかなかクロケットの自動販売機は見つからない。
こうなるとどうしても自動販売機で買ったクロケットを食べてみたくなった私は、
ダメ元で先ほどの切符で再び改札を通過できるか試してみた。
すると、
見事に改札を通過することができ再びこのクロケット自動販売機へ戻ってくることができた。
おそらく決められた時間内なら何度でも乗り降り自由なのだろう。
クロケットは3種類あって、オランダ語で表記されているので中身が何なのか全くわからない。
近くにいた兄ちゃんにそれぞれ何味なのかを聞くと、わざわざググって写真を見せてくれた。
1つは中にパスタみたいなのが詰まったもの。
もう1つはよく分からないが肉のようなもので、
最後の1つはミート、つまり肉ということだった。
私は迷わずミートを1.5ユーロ(約169円)で購入。
ちなみにこの自動販売機、お釣りが出ないので料金をちょうど入れる必要がある。
隣には両替機があるので便利。
お金を入れたら欲しい商品の入ったフタを開けるだけ。
複数のフタを同時に開けることはさすがにできないのかな?
試してみればよかった。
今回は中身がトロットロの本物のクロケット。
しかし、中身はミートというよりもシーチキンといった感じのものが入っていた。
味は美味しいが、日本のコロッケの値段を考えるとこれで1.5ユーロは高いと思う。
ロッテルダム駅はなかなかエッジが効いている。
そうこうしている間にフランス、花の都パリ行きのバスの時間に。
結局ロッテルダム市街の散策はできずに終わってしまった。
こういう時、
中心地に宿を取っていれば荷物を預けてバスの時間まで街をフラフラできるのにね。。
って思う。
ロッテルダムからパリまではバスで約6時間30分。
バス内ではジブリ映画『紅の豚』や『魔女の宅急便』を見て過ごした。
久々にちゃんと見るジブリ作品。やはり両方すごく面白い。
2つともヨーロッパが舞台の映画なので、町並みなどが最近日常的に見ている景色と一致していておもしろい。
特に魔女の宅急便では『こういう所あるある!』といった風景がよくあった。
日本にいる時は自分には縁のない景色だと思っていたのに、それは今こうして日常の景色になっている。
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20時30分ごろ。
我々を乗せたバスは無事にパリのPorte Maillot というところに到着した。
パリの夜は寒く、もはや半袖半ズボンで居られるような気温ではなかった。
今回泊まる宿までは地下鉄で移動。
DREAM HOUSE というパリの日本人宿に宿泊することにしていた。
ドリームハウスに到着した時ここの管理人は外出中ということだったが、
泊まっていた他のゲストの方に誘われ中へ入れてもらった。
中では宿の人たちがリビングに集まり呑んでいた。
いきなりの訪問者みたいな感じになって少しアウェイ感はあったが、
あまり気にしないようにしてご飯を食べその場を過ごした。
ここは朝ごはんだけでなく晩ごはんも付いて、長期旅行者には嬉しすぎるサービスが整っている。
しかもメニューは日本食。
それで1泊1人20ユーロ(約2262円)というのは、物価の高いパリの中では格安だろう。
この日の晩御飯は白米と餃子。久しぶりに食べる餃子は美味しかった。
お腹いっぱいご飯を食べたら就寝。
当初の予定では到着翌日にモン・サン・ミッシェルへ行く予定だったが、明日はとりあえずパリの街をテキトーに観光しよう。
モン・サン・ミッシェルへ行くのはその後でも遅くないだろう。
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