12月29日木曜日。ニューヨーク6日目。
昨日は一人でブロンクス観光をしヒップホップゆかりの地を巡ってきた私。
今日は観光の予定は特になく、買い物中心の1日になる予感。
(1ドル=約117円 2016年12月29日。)
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▼タイムズスクエアカウントダウン情報
朝10時すぎに起床。
昨夜は相方と喧嘩していて部屋に戻りたくなかったためリビングのソファーで寝ていた私。
私の体にかけられているブランケットを見ると、
昨夜遅くにオーナーの奥さんがここにやってきてブランケットをかけてくれた記憶は夢ではなかったようだ。
11時30分。部屋へ戻り仲直り。
一晩それぞれで頭を冷やしたからな。すぐに仲直りできた。
その後はキッチンへ行き朝食。
いや、これは朝食というより昼飯か。
メニューはトマト、キャベツ、ベーコン、玉ねぎ、チーズのサンドイッチ。
いつもより具沢山でちょっぴり豪華。
『水曜どうでしょう』のアフリカ編を見ながら朝食を。
ここ数日は朝食時はそれを見るのが日課になりつつある。
14時。外出。
本日もあいにくの天気。
今はいいけど、2日後のカウントダウンの時はいい天気であってほしい。
今日は特に観光はせず1日を買い物に費やす予定。
ニューヨークに買い物をするところはたくさんあると思うが、
我々がついいつも訪れてしまうのはロウアー・マンハッタンのファッション系の店が集まっているエリア。
『ニューヨークで買い物するならここでしょっ』
と、言いたいところだが、
他のショッピングエリアを調べて新しいところを開拓するのが面倒くさいっていう話も実際あったりして。
まぁとりあえず、相方はずっと欲しいと言っているブーツを探し歩く。
さらに相方はコートも欲しいと言っていた。
タイムズスクエアでのカウントダウン時にも使えて、日本帰国時にも使えるものが欲しいと。
結構前から探しているが、なかなかお気に召すコートが見つからない様子。
結局は、カナダのバンクーバーのノースフェイスショップで見つけたカーキ色のコートが一番良かったのだと。
カナダドルが安い時だったので、あの時買っておけば良かった、とすごく後悔している様子。
”アウトドアショップ”で検索して出てきた店に行ってみると、
そこはキツネのロゴが印象的なヨーロッパでよく見かけてブランド
『Fjällräven(フェールラーベン)』の専門店だった。
先日、ユニクロでカウントダウン時に着る防寒着はだいたい購入済みの私は、
特に洋服関係で欲しいものはなかった。
それゆえ今日は主に相方の買い物に付き合う形になる。
(だいたいいつもそうだが。)
普段なかなか”この服欲しい!”とならない私だが、ここに展示してあったズボンには少し惹かれた。
長ズボンが半ズボンになる取り外し可能式ズボンだが、このブランドのものは全くダサく見えない。
”これなら履いていても釣り人に見えない。”
そう思って値札を見てみると、225ドル(約26325円))と書いてあった。
ちょっと高すぎるかな。。
残念ながら、これは私にとっては簡単に購入できる代物ではなかった。
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その後は私の用事でアンダーアーマーショップへ。
前にも説明した通り個人用ではなく、普段からお世話になっている日本の友達用のお土産を探しにだ。
どんな風なのがいいか友達に直接見てもらうため、何着か候補を選び、写真を友達にラインで送って好みを探る。
アンダーアーマーショップにワイファイが飛んでいれば電話してリアルタイムで意見を聞くことができたが、残念ながらここにワイファイは飛んでいなかった。
16時30分。
いろいろな店をはしごして外へ出てみると、雨模様だった空はすっかり晴れ模様に。
ちょうど夕暮れの時間帯で空がオレンジに染まっててすごくきれいだった。
きれいな茜雲を見ながら徒歩で向かったのは、先日も訪れているアウトドア用品ショップ『REI』。
とりあえず店の入り口のところに置いてあったノートに2017年の抱負を書き込む。
ここで私は手袋を購入することにした。
これは短い目で見ればタイムズスクエアでのカウントダウン用だが、帰国後真冬の日本をバイクで走り回る時のことも考えての購入だ。
なので街歩き用と言うよりはスキー・スノーボード用のガチな防寒手袋を希望し購入した。
最後の最後までノースフェイスのスタイリッシュでそれなりにおしゃれな手袋と迷ったが、結局はデザインより暖かさを重視してバートンのものを購入。
カウントダウンの時はノースフェイスの手袋でも十分いいかもしれないけど、
真冬のバイクは本当に凍傷になる勢いで寒いからな。
見た目より実用性重視の結果と言える。
相方は靴コーナーでちょっと変わったおしゃれな靴を発見していた。
靴のトップの部分が絞れるようになっていて、さらにそこに靴ひもを巻きつけて縛るというスタイル。
隙間風など入ってこず暖かいというわけか。
デザイン的にはおしゃれで面白かったのだが、
歩き心地などを考えた結果、この時の購入はやめておいた。
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18時過ぎ。外へ出ると真っ暗になっていた。
とりあえず北に向かって歩く。
エンパイアステートビルがクリスマス仕様で赤と緑にライトアップされていた。
そう、アメリカでは12月29日でも年が明けてもまだまだクリスマスムードは続く。
今頃は大晦日やお正月ムード一色の日本とは全然違う。
途中で適当に地下鉄に乗りブロンクスの宿まへ帰る。
19時30分。
いつもの149 ストリート・グランドコンコース駅で下車し、そこからは徒歩で宿へ向かう。
駅を降りてすぐの横断歩道を渡ったら、その角には我々が求めていた1ドルピザを提供する店が。
”こんな身近なところにあったのか。。”
小腹が空いていた我々は迷わずこの店へ入った。
『Cheese Slice』というピザが1ドルなのでそれを1枚注文。
帰ったら晩御飯を作る予定だったので、お腹が膨れてしまわないように1切れを相方と2人で分けて食べる。
うん、1ドルでこの大きさと味なら合格。
安い、うまい、早いの三拍子が揃っているのでたぶんまたいつか利用するだろう。
19時45分。
1ドルピザを食べ終えその足で向かったのは宿の最寄りのスーパーマーケット。
『ターゲット』というデパートの中に入っている。
ここでまずはそろそろエンプティーになりかけているシャンプーを購入。
外国のスーパーなどには値札が無いことが多いが、たまにこのようなバーコード読み取りマシンが店内に置いてある。
これがある場合はすぐに商品の値段を知ることができる。
ハイテクだ。
でも、いちいち商品をこのマシンのところまで持っていくのはやっぱり面倒くさい。
こんなシステムを導入するより、ちゃんと商品の値札をわかりやすく表示しといてほしい。
そして次に向かったのはオムツコーナー。
そう。タイムズスクエアのカウントダウンは下手したら31日の午前中から場所取りをしなければならない。
しかも1度場所をとったら、年を越すまでその場を離れられない。
つまりはこの寒い中、12時間以上トイレなしの状態が続くわけだ。
そこでいざという時のためにオムツを履いてカウントダウンの場所取りに臨む人も多いという。
ウソのような話だが、これは冗談ではなく結構ガチな話らしい。
なので私も最悪の事態を考えてオムツを購入し、当日はそれを履いて場所取りに臨むつもりでいた。
しかし当たり前だが、オムツって1枚単位でばら売りしてないんだよな。
このスーパーではだいたい12枚入りとかのまとめ売り。
ちくしょう。年末カウントダウン特需で1枚売りとかで販売すればいいのに。。
20時20分。
宿に戻る。
先ほどのスーパーで購入したのはこちら。
バナナ2本0.38ドル(約44円)、
パンテーンシャンプー500ml4.29ドル(約502円)、
バター1.99ドル(約232円)、
パッケージが気に入ってジャケ買い的なことをしてしまったチョコバナナドリンク4.29ドル(約502円)、
そして、大人のオムツ12枚パック11.99ドル(約1402円)。
オムツ、高い。。
使用するのは1枚だけなので、11枚も余らすのは非常に勿体無い。
頑張って日本に持って帰ってヤフオクかなんかで売りさばいてやろうかしら。
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20時45分。
晩御飯作り開始。
バターは主に油の代用として購入した。
宿によって油があるところと無いところがあり、この宿の場合は油がなかった。
帰国が迫っているこのタイミングで最低でも500mlボトルでしか売っていない油を購入するのはさすがに邪魔だったので、
比較的コンパクトでカバンの中で漏れる心配もなく、油以外にもパンに塗ったりでき代用効くバターを選んだというわけだ。
常温保存でいいのかどうかは少し不安だが。
21時15分。晩御飯完成。
昨日と全く同じパスタだが、今日は昨日とは違い2人一緒に食べる。
そして食後にはちょっと遅いクリスマスプレゼントが。
実は今日購入したバートンの手袋は相方からのクリスマスプレゼントだったのだ。
サプライズで渡すんじゃなく、一緒に欲しいものを買いに行くスタイル。
袋にちょっとデコレーションをして渡してくれた。
晩飯後部屋へ戻り、0時30すぎに就寝。
明日はニューヨークのシンボル的存在である『自由の女神』を、裏技を使って無料で見に行きたいと思う。
なんか、マンハッタンからスタテンアイランドへ行くフェリーは市民の足として毎日無料で運行しているらしく、
その船移動の際に自由の女神を眺めることができるのだという。
果たしてその見え具合はどの程度のものなのだろうか?
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