カンボジアのシェムリアップで、カンボジア観光最大のハイライトであるアンコール遺跡群を観光中の我々。
今朝は5時に宿を出て、アンコールワットの背後に登る朝日を見に行った。
朝日を見終えたら朝食を取りに一旦宿に戻り、9時から再びアンコール遺跡群観光を再開。
アンコール遺跡群は広い。
広大な遺跡群をゆっくり回って観ていくために、3日券や7日券というものも存在している。
そんな中我々は、1日券でスピード観光を敢行する。
(1ドル=約113円 1リエル=約0.028円 2017年3月。)
◎前回の記事↓↓(アンコールワットの朝日)
朝9時に、泊まっている宿(リラリゾ)を出発。
『半ズボン禁止』のところがあるかもしれないので、一応長ズボンに履き替えてきたが、その必要はなかったみたいだ。
9時30分ごろ、一つ目の遺跡に到着。
まずはタ・プロームという遺跡から散策。
前述した通り、アンコール遺跡群は広い。
アンコール・ワットとは、アンコール遺跡群の中にある1つの遺跡にすぎない。
ゆえに、アンコール・ワット以外にもまだまだたくさんの遺跡がアンコール遺跡群の中にはある。
本日我々は、タ・プローム→タ・ケウ→アンコール・トム→アンコール・ワットという流れで観光していくことになる。
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タ・プローム遺跡を訪れてみての感想は、『昨日行った天空の城、ベンメリア遺跡とほぼ一緒じゃん!』ってこと。
ボロボロに崩れた遺跡、大きな木が遺跡にはびこっている感じ、全てにおいて昨日のベンメリア遺跡のデジャブ。
なんか、昨日わざわざベンメリア遺跡へ行かなくてもよかったな、、と思ってしまう。。
それが正直な感想。
10時50分。
ベンメリアもどきのタ・プロームをささっと見学して次にやってきたのは、タ・ケウという遺跡。
なんか、名前も見た目のかっこいいぞ。
遠くから見ても薄々気づいていたが、この遺跡、かなり急勾配。
しかもこの急勾配を登っていき、タ・ケウ遺跡の頂点を目指さなければならない。
『お前んちの階段、急だな。』レベルでは済まされない。
ふかわりょうもびっくりなこの急過ぎる階段を、まるでハシゴを登るように登っていく。
足幅も狭い。
スカートとか履いている人はこれ登っちゃうとパンツ丸見え状態になってしまうので注意が必要。
ここでも、若い欧米人たちの意外な腰抜け具合を見てニヤニヤする。
すごく動けそうに見える若者も、恐る恐るこの坂を上り下り。
非常に滑稽な光景だ。
サンフランシスコのヨセミテ国立公園の滝付近の岩場を上り下りした時 もそうだったが、普段はテンション高めな欧米人も、足場が悪くなると一変、こわばった表情になり動きが鈍くなる。
これはもう岩登りのレベル。
元クライマーの相方も、登るのが好きな私も、このタ・ケウを観光というかアクティビティーとして楽しんだ。
11時15分。
タ・ケウから次の場所へ移動するときに通ったこの門。
詳しいことは忘れたが、アンコール・トム(アンコール遺跡群の中心部)への入り口?かなんかだったと思う。
わざわざトゥクトゥクを止めて写真撮影をしたので、何かしらの見所だったと思う。
間違った情報だったらごめんなさい。
11時20分。ここでひとまずランチタイム。
レストランが集まっているところで降ろされ、適当な店を選び席に着く。
私はチャーハンとチキン炒めみたいなのを7ドル(約791円)で注文。
大盛り(BIG RICE)は無料でできたので、もちろん大盛りに。
味はまぁまぁ。100%言えるのは、7ドルは高すぎる。
観光名所の中だから仕方ないのだが。。
相方はこの東南アジア風カレーライスをチョイス。これも6か7ドルくらいだった。
東南アジア独特のココナッツの甘みがあるカレー。
相方はその甘みが苦手だというのに、今回カレーを注文してしまった。。
余った分は私が美味しくいただきました。
12時20分。再出発。
次に訪れたのは、アンコールトム。
外観は先ほどのタ・ケウ同様、荘厳。
遠くから見たらビッグサンダーマウンテンの灰色&ゴツゴツ版みたいに見える。
内部を見学。
そろそろ岩の建物に飽きてきたな。
まぁ、遺跡巡りなんてそんなもの。
がっつり予習していくか、ガイドをつけないと本当の面白さは感じられない。
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13時10分。
ついにハイライトであるアンコール・ワットへ。
他のところはだいたい1時間程度の見学時間だったが、アンコール・ワットだけは2時間与えてくれた。
今朝の朝日鑑賞以来、2度目の入場。
日本の神社や寺のように、本堂へ行くまで長い道を行く。
朝は外から見るだけだったが、昼間は内部にも侵入。
アンコール・ワットは12世紀前半に、アンコール王朝のスーリヤヴァルマン2世によって建立された、クメール建築のヒンドゥー教寺院。
完成には30年以上の歳月を費やしたようだ。
先ほども述べたように、アンコール・ワットはアンコール遺跡群の中の1つ。
”アンコール”はサンスクリット語で”王都”、”ワット”はクメール語で”寺院”を意味する。
1972年のカンボジア内戦では、クメール・ルージュという武装組織によって寺院が破壊される、という過去も持っている。
内部はこんな感じ。
やばい、完全に石に飽きてきている。
できれば飽きる前、一番最初にアンコール・ワットへ来てほしかったな。
ここはアンコール・ワットの中心なのらしい。
中心の床にスマホを置いてセルフィーで写真を撮っている3人集を発見。
四つ角を固めるには1人不足している様子だったので、成り行きでそこへ混ざることに。
いい写真が撮れました。
アンコール・ワットのトウモロコシみたいな塔の部分に登る。
登るのはチケット料金に含まれているが、このようなパスを首からぶら下げていかなけらばならない。
パスは塔へ登る階段のところでもらえる。
トウモロコシを間近で見る。
塔からの景色。
こんな感じでアンコール・ワットを見学。
先ほども述べたように、完全に石系に飽きてきてしまっているのと、異常なまでの猛暑のせいで、アンコールワット見学にはあまりいい印象は残せなかった。
2時間与えられていたのに1時間30分ほどで出てきてしまったのも、我々があまりアンコール・ワット見学に集中できていなかったことを物語る。
とりあえず、外から見たこの姿が一番いいのだな、と結論づけておこう。
14時50分。
『次はサンセットを見に行こう!』というトゥクトゥクドライバーのお決まり営業を軽くかわし、宿に到着。
この時、おととい出した洗濯物が、ようやく戻ってきていた。(危うく明日から着る服がなくなるとこだったぜ。)
その後汗を流すためシャワーを浴び、しばし仮眠をとった。
18時ごろ起床。ちょっと、寝すぎたな。
そろそろプノンペンの宿探しを、ということで、とりあえず電波のいいロビーへ。
そこには医大生と、今日から来たと思われる関西人の男の子がいた。
クアラルンプール行きの航空券をもう取ってしまっているので、プノンペンには短くても4泊くらいはしなくてはならない。
そのことを医大生たちに言うと、『プノンペンはすごく治安が悪いらしいですよ。僕らはその情報を聞いてプノンペンの日数を減らしました。』、と、なんとも脅しのような返事が返ってくるではないか。
ビビりの我々は、途端にプノンペンへ行くのが怖くなった。
でももうプノンペンからの飛行機を抑えてしまっているので、行くしかない。
これはプノンペンでは宿にこもりっぱなしになるかな。。
結局、明日はもう1泊シェムリアップに滞在して、明後日から4泊、プノンペンの宿を予約した。
19時55分。
いろいろと決まったところで、晩御飯へ出かける。
遠くへ行くのもめんどくさいので、先日車椅子の少年にオススメされた宿から徒歩数分のところにある『Freedom Restaurant』という中華料理屋を訪れた。
◎Freedom Restaurantの場所↓↓
安い割に量もあり、味も美味しいとのこと。
さすがに屋台よりは高いが、ちゃんとしたレストランにしてはなかなか手頃な値段をしている。
昼間のアンコール遺跡内のレストランに比べたらうんと安い。
こちら、相方の希望で注文したレモンジュース0.75ドル(約84円)。
なんかイメージと違うもんが出てきた。
味は美味しいけど、ほとんど氷で、速攻飲み終わってしまった。
できれば食後にグビッと飲み干したかった。
その他注文したのは、カンボジアン・フライドライスとカンボジアン・ヌードルそれぞれ2.5ドル(約282円)。
なんでも”カンボジアン”をつければいいってもんじゃない。
とりあえず、カンボジアで食べるチャーハンには必ずインゲンが入っている。
それ以外のカンボジアンの要素はよくわからない。
その後はスーパーへ水を買いに行き、22時45分ごろ宿へ戻った。
アンコールワットを見終えてしまった今、明日はここシェムリアップで一体何をしたらいいのだろうか。
カンボジアの観光ビザを30日分も払っているなら、ちょっと長めに滞在しないともったいない、なんて馬鹿な考えだった。
プノンペンも必要以上に長くなること間違いなしだし。。
シェムリアップで3日、プノンペンで2日の計5日間くらいが、カンボジアを観光するだけならちょうどいいのではないか。
結局我々はカンボジアに9日間滞在することになるが、実際9日だとかなりのゆとりがあったからな。
とりあえず明日は、まだ行ってないナイトマーケットにでも行ってみるか。
となると、昼間は何しよう。。
◎次回記事↓↓
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