先日、苦戦しながらもなんとかマレーシアからシンガポールへと国境を超えることができた我々。
シンガポールはマレーシア以上に多人種で、聞こえてくる言葉も多種多様な印象。
さすが4つの公用語を持つ国だ。
シンガポールは1965年にマレーシアから追放される形で独立した都市国家で、
その面積は東京23区の面積とほぼ同じ。 人口は約560万人。
(東京23区の人口は920万人だというから凄まじい。)
今日はそんな都市国家シンガポールを1日歩き回り観光したいと思う。
(1シンガポールドル=約80円)
◎前回の記事↓↓
朝8時ごろ、朝食へ。
セルフサービスのトーストとコーヒーをいただく。
この時、同じ宿に泊まっていた日本人の男の子と出会い今日一緒に街を歩くことに。
我々は彼をボン君と呼んだ。
9時30分。外出。朝から空はあいにくの雨模様。
ボン君は20歳の大学生。某有名大学に在学中らしい。
カンボジアの医大生といい、マレーシアの高専生といい、、
なんかアジアでは高学歴の学生とばかり出会うなぁ。。
ボン君は中学生の頃シンガポールに1年間住んでいたことがあって、今回は東南アジアの旅の最後に思い出の地を巡る意味も込めてシンガポールを訪れているらしい。
シンガポールの電車、MRTの券売機はハイテク。
路線図を拡大して行き先の駅をタッチ。
MRTカードにチャージするスタイル。
こんなにハイテクなのに、なぜ昨日クレジットカードが使えなかったんだ。。
10時20分。
オーチャードというショッピングモールだらけのエリアに到着。
その中にある紀伊国屋書店へ。
◎紀伊国屋の場所↓↓
和洋中の書籍が揃えられているだけあり、ここの紀伊国屋、すごくデカい。
サンフランシスコのそれとは桁違い。
日本書籍のコーナーも豊富。
とりあえずここでガイドブックでも見てシンガポールを予習。
外は雨だから、最初に紀伊国屋に来たのはいい選択だ。
11時過ぎ。
紀伊国屋を出たらラッキープラザというところへ移動してマネー・エクスチェンジを探す。
ここのエクスチェンジがレートがいいらしい。
ボン君は5000円を両替し、手数料約1ドルほど。
昨日、15000円両替して1200円ほども手数料を取られた我々とは大違い。
下調べの大事さを痛感。。
◎ラッキープラザの場所↓↓
12時前。
お昼ご飯を食べに food republic(フード・リパブリック)というフードコートへ。
かなり綺麗なフードコート。
ランチタイムのOLとかがちょいちょいいた。
私は『海南鶏飯』という店で、
シンガポール名物のチキンライスを6.5シンガポールドル(約520円)で購入。
鶏の種類はハーフ&ハーフ。
ご飯が鶏のダシで炊かれていてすごく美味しかった。
ちょっと高いが。。
相方は海南鶏飯の隣にある店でワンタンミードライを5.5シンガポールドル(約440円)注文。
麺は微妙だったが、スープはあっさりしていて美味しかった。
オーチャードエリアはこんなでかいショッピングモールが連立している。
買い物好きな女子は1日じゃ足りないんじゃないかってくらい。
12時40分。
市内バスに乗り、世界遺産、ボタニック・ガーデン(シンガポール植物園)へ。
市内バスは距離によって料金が異なり、ここからボタニック・ガーデンまでは
1人1.4シンガポールドル(約112円)だった。
ちなみに市内バスの支払いには ez-linkカード が必要で、
我々が持っているMRTのスタンダードチケットは使えない。
その場合、現金での支払いになる。
13時。
ボタニック・ガーデン(シンガポール植物園)到着。
こちらはシンガポールで唯一の世界遺産。
しかも登録は2015年と、結構最近。
入場は無料。
東京ドーム約13個分という広大な敷地を有するボタニック・ガーデン。
基本、こんな感じの木の生い茂った緑の世界が続く。
たまに池やこういうおしゃれな場所が現れる。
ここは熱帯雨林の植物が集まっているエリア。
やはり基本は緑の真ん中に一本道、という画になってしまう。
人工の滝のところにいたカメ。
緑だらけの画に飽きてきた頃だったのでちょうどいい目の保養。
途中に現れたお土産ショップで売っていた世界地図が面白かった。
世界地図に各国の名所が描かれている。
日本の場合、桜や神社が描かれていた。
さすがアメリカは見所満載。
アメリカ横断をした時のことを回想しながら見ると面白さ倍増だった。
再び緑の世界へ舞い戻りる。
Evolution Garden(エボリューション・ガーデン)という、
太古の植物から現代の植物まで、植物の進化の歴史を追いながら見学することができてなかなか面白かった。
これが太古の植物。
おそらく作り物だろうが、リアルである。
15時。
ボタニック・ガーデンを歩き回り疲れた後はMRTでリトル・インディアへ移動。
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15時30分。
リトル・インディアに到着。
イギリスの植民地時代に大量のインド人が労働力としてシンガポールに流れ込んできたことがリトル・インディアの起源だという。
テキトーに歩き回る。
まだインドには訪れていないが、本場のインドがこんなに整然とした雰囲気でないであろうことは容易に想像がつく。
インド人やインド料理屋は確かに多いが、『うわ、インドだな〜』って思わせるような強烈な印象は正直無い。
町中にカレーの匂いが漂っていたことが唯一インドっぽさを感じたところか。
あ、あとこの寺院も少しインド感を感じた。
スリ・ヴィラマカリアマン寺院というヒンドゥー教寺院。
◎スリ・ヴィラマカリアマン寺院の場所↓↓
たくさんのカラフルな人が群れているこの感じ。
タイの金ピカ寺院はなんとなく馴染み深くなってきたけど、
このようなヒンドゥー教寺院はまだ日本人にはなじみが薄いのでは。
そのせいか、新鮮な感じがする。
16時に門が開けられたので入場してみた。
入場は無料。
土足は厳禁。
内装にもたくさんの人の像が飾られている。
この中に、破壊神シヴァや富と学問の神ガネーシャ(ゾウさんの見た目のやつ)など様々な神が入っている。
一見シュールに見えるこれらの像だが、ヒンドゥー教徒にとっては神聖なもの。
でもそうでない人から見たらやはりこの構図とポーズは理解不能。。
リトル・インディアを離れたあとは、今度はお隣にあるアラブ・ストリートというエリアへ。
マレー系イスラーム教徒が行き交う通りだという。
リトル・インディアにアラブストリート。おまけに大きなチャイナタウンもあるし、、
一体シンガポールとは何者なのか。。
アラブストリートのシンボルともいうべき建物がこちら。
マスジット・スルタン(サルタン・モスク)。
人口の約15%はイスラーム教徒だというシンガポール。
ここはシンガポール最大のモスクらしい。
ちなみにモスクには入場制限時間が存在する。
土曜〜木曜の10時〜12時、14時〜16時
金曜の14時〜16時
上記時間が入場可能。
それ以外はイスラーム教徒以外は入場不可。
ここ、アラブ・ストリートで人気なのがここ、『テ・タリ・ショップ』。
テ・タリとは、紅茶とコンデンスミルクを混ぜた甘くて濃厚なミルクティーのこと。
◎テタリショップの場所↓↓
テ・タリを注文すると、店員がほら見ろと言わんばかりに天高く腕を振り上げ、アクロバティックにテ・タリを注ぎ出す。
どうやらこの動作もテ・タリの味わいの一部みたいで、マレーシアではこのアクロバティックな注ぎ方のコンテストまで開かれているという。
この泡立ち具合が美味しいテ・タリの条件なのだとか。
アイス・テ・タリ1つ1.5シンガポールドル(約120円)、
ついでにサーターアンダギーみたいな揚げパンを0.8シンガポールドル(約64円)で購入。
テ・タリは冷たくて甘くてしっかりとした味があり、予想以上に美味しくてびっくりした。
旅中に飲んだ美味しい飲み物ランキングがあったとしたら、確実に上位に食い込んでくるであろう一杯。
サーターアンダギーの方は甘くなくて、なくてもよかったかな。
テ・タリで小休憩を挟んだあと、用事があるというボン君とはここで別れし、我々はもう少しアラブ・ストリート散策。
アラブの雰囲気は無いがカフェが連立するお洒落な通りがあった。
お洒落な窓の建物もあった。
派手な壁画もたくさんあったな。
そんな感じで、適当にリトル・インディアとアラブ・ストリートという異国情緒溢れるエリアを楽しんだら、
いよいよシンガポールらしさが垣間見れそうなマリーナ・ベイ・サンズエリアへと移動を開始する。(徒歩で)
〜後半へ続く↓↓〜
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