世界一周273日目前半では、
マレーシアのマラッカで会った友人とここベトナムのホーチミンで再開し、
昼ごはんにベトナム風つけ麺といわれる『ブンチャー』を堪能した。
その後はH.I.S.の無料ラウンジで小休止。
重い腰を上げ、
今からはベトナムの伝統衣装であるアオザイをオーダーメイドで作ってくれるお店を訪ねる予定。
前回の記事でも述べたが、アオザイは『女性を一番美しく見せる衣装』なんだって。
(1ドン=約0.00485円 2017年3月23日。)
▼前回の記事
15時10分。
H.I.S.のラウンジを出たら『Mangrove(マングローブ)』という服屋さんへ。
実は相方、ベトナムに来たら是非伝統衣装のアオザイをオーダーメイドで作りたいと前々から楽しみにしていた。
いろいろ調べた結果、対応も仕上がりもいいと評判だったのでここマングローブを訪れたのだ。
◉マングローブの場所↓↓
しかし、
サーっと店内を見ていてもスタッフは全然寄ってこず、奥に引っ込んだまま無愛想。
いい生地があれば声をかけようと思っても、見た感じ良さげな生地も見つからなかったらしい。
結局、ここマングローブではスタッフと会話することもなく店を出ることとなってしまった。
気を取り直して、マングローブの次の第2希望にしていた『Usagi(うさぎ)』というお店へ。
しかし、うさぎは現在改装中ということで閉店していた。
しかも再開する日は4日後で、その日は我々がホーチミンを離れる日だ。。
なんって運がないんだ。。
◉うさぎの場所↓↓
その後も何軒かオーダーメイドのアオザイ屋さんを回ってみるが、パッとしたのが見つからず万事休す。
これはアオザイは作れずに終わってしまうのか。。?
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せっかく楽しみにしていたアオザイが作れない。。
落胆の中、あてもなく街を歩き回る。
16時。
これは1908年に完成した、フレンチコロニアル様式の建築物。
ベトナムはフランスの植民地だったので、街のいたるところにフランス様式の建物が見られる。
今でも現地民の間ではサイゴンという呼び名の方が定着している感がある。
街の看板などを見ても『SAIGON(サイゴン)』という文字がよく見られるのはそのためだろう。
サイゴン市庁舎の前には、『よっ』っと右手を挙げたホー・チ・ミンのブロンズ像が建っている。
ベトナム独立の父ホー・チ・ミンは、ベトナム国民からは親しみを込めて
『ホーおじさん』という愛称で呼ばれているらしい。
連日観光客がたくさん訪れるホーチミンの人気観光スポットだ。
後ろから見たホーチミン像。
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17時前。
一旦宿に戻りロービーで人を待つ。
実は私のおじさんは現在ホーチミンに住んでいて、
今回せっかくホーチミンを訪れるならそのおじさんの元を訪ねてみようと思っていたのだ。
待っている人というのはそのおじさんである。
久しぶりに再開したおじさんとおばさん。
連れて行ってもらったのは日系の焼肉屋さん。
日本の焼肉屋さん顔負けのクオリティーで、久しぶりの焼肉をたらふく食べされてもらった。
まさか旅中にこんなご馳走を腹一杯食べられるとは。
というか、こんなところでおじさんとおばさんに会えるなんて思ってもみなかった。
焼肉の後はその辺のカフェでコーヒーもご馳走になる。
さらにテイクアウトでケーキまで持たせてくれる。
今日はもう腹一杯なので、明日の朝ごはんにでもしよう。
さらにさらに、明後日の土日はおじさんの家に泊まりに来ないかという嬉しいお誘いまで受けた。
もちろん、断る理由がない。
22時過ぎ。
おじさんとおばさんとたくさん話し、たくさん美味しいものを食べた後は、
現在泊まっているクソ宿に戻り現実に戻される。
しかし、明日は綺麗な宿に移動するし、明後日からはおじさんの家へ行ける。
あと少しの辛抱だ、と、明日以降を楽しみにしながら寝床についた。
明日はとりあえず宿移動。
そして本日は断念したアオザイのオーダーメイドをなんとか完了させたい。
早く作らないと完成が間に合わないかもしれないからな。
▼次回記事