昨日は昼にベトナム名物ブンチャーを食べ、
夜にはベトナム在住のおじさんと会って焼肉をたらふくご馳走になった我々。
今日は昨日途中で断念したベトナムの伝統衣装アオザイをオーダーメイドで作成するため、いい生地を売っている店探しを再開させる。
ちなみにアオザイとは、ベトナム航空のCAさんの制服にもなっているこんなのね↑↑
なんでもアオザイは、『女性を一番美しく見せる衣装』なんだって。
(1ドン=約0.0048円 2017年3月24日)
▼前回の記事
earthtravel.hatenablog.com
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朝は10時に起床。
昨晩おじさんに持たせてもらったケーキを朝食としていただく。
贅沢な朝食だ。
11時。
チェックアウトし宿移動。
ようやくワイファイも繋がらないクソ宿とおさらばできる。
宿へ向かう道中。
すごい配線だ。
よくショートしないな。
11時10分。
昨日直接予約したホステル『La Hostel Saigon(ラ・ホステル・サイゴン)』に到着。
前回の記事でも説明した通り、サイゴンというのはホーチミン市の昔の名前。
現地人からすると、ホーチミンというよりもサイゴンという方がむしろ一般的なのだという。
1泊1人7ドルだが、ドンに換算してもらって1人163000ドン(約790円)を支払う。
やっぱりこのくらいの額を払わないと一定の水準を満たした宿には泊まれないのか。。
2階にはいい感じの小上がりが。
すっきりとしていて、なんかいい空間だなぁ。
部屋は4人部屋ドミトリー。
清潔感のある部屋に大満足。
Wi-Fiもちゃんと繋がる。
トイレ・シャワーはこんな感じ。
さすがにトイレが別ということはなかったが、清潔感があるのでまだ浴びようという気にはなれる。
とりあえず、昨日までのクソ宿ではシャワーを浴びていなかったのでここで思う存分シャワーを浴びる。
ちゃんとお湯が出る。水圧は若干弱いが許容範囲内。
一応、小さなキッチンもあった。
13時50分。
少し宿でゆっくりした後に外出。
昨晩おじさんに教えてもらった『THE SHIN TOURIST(シン・ツーリスト)』(旧名シン・カフェ)という旅行会社へ行ってみる。
どうやらこのシン・ツーリストはベトナムでかなりその名が通っている大手旅行会社なのらしい。
シン・ツーリストの一強すぎて、各地に偽物のシンツーリストオフィスが立ち並ぶくらいらしい。
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ホーチミンから次の目的地であるダナン(ホイアンの近く)へのバスについて聞いてみる。
すると、ニャチャンという町で1度乗り換えを挟み、ホイアンまで合計25時間もかかるというではないか。
料金は1人517000ドン(約2507円)。
これはいったん熟考が必要だなと思い、一度宿に引き返した。
宿でいろいろ考えた結果、
陸路を使うよりも空路を使う方が断然楽でコスパがいいことが判明。
ジェットスターかベトジェットが安くて、時間的に都合が良かったジェットスターの便を予約。
預け荷物込みで1人2086000ドン(約5058円)。
陸路のおよそ倍額だが、所要時間は陸路の約25分の1の1時間20分。
これは空路を選ぶでしょう。
(*我々の場合ギリギリだったので5000円くらいしたが、前もって調べればもっと安い便が普通にあると思う。)
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14時30分。
とりあえずダナンまでの行き方が決まって気分が軽くなった。その勢いで外出。
訪れたのはサイゴン大聖堂。
▼サイゴン大聖堂の場所
サイゴン大聖堂はフランス植民地時代の1880年に完成。
ヨーロッパに引けを取らない大きくて立派なカトリック大聖堂だ。
中に入っているとこんなものが。
『感謝聖母』。
ヨーロッパではなかなか見られないだろう。
大聖堂内はこんな感じ。
サイゴン大聖堂内は16時以降は入れなくなるらしいので注意。
サイゴン大聖堂の隣にあるのがこちら。サイゴン中央郵便局。
こちらもフランス植民地時代の1891年に完成したコロニアル様式の建築物。
立派だ。
モデルはパリのオルセー美術館だという。
サイゴン中央郵便局の内部。まるで駅のような雰囲気だ。
現在でも現役の郵便局として機能していて、ここから国際郵便を出すのもいい記念になるのではないだろうか。
東南アジアの郵便事情にはあまり期待していないが、ここならちゃんと届きそう。
そう思わせるくらい立派で綺麗な建物だった。
サイゴン中央郵便局は観光名所としても人気で、郵便局内にはお土産やさんもある。
15時30分。
こちらはホーチミン市民劇場(サイゴン・オペラハウス)。
こちらもフランス植民地時代の1900年に完成したコロニアル様式の建築物。
パリのオペラ座をモデルに作られたのだとか。
本当に、街のいたるところにフランス植民地の歴史を色濃く残している。
オペラハウスの前で日本語を話す怪しい兄ちゃんに声をかけられた。
ヤンさんと名乗るこの男は、おそらくこうやって日本人を見つけては案内役をかって出る自称ガイド。
もちろん、一番の目的がお金なのは言うまでもない。
ヤンさんは自慢げに過去に案内したという日本人からもらった寄せ書きを我々に見せてくれた。
字体が一緒だったら怪しいなと思ったけど、そうでなかったのでおそらく正真正銘の観光客からの寄せ書きなのだろう?
いろいろとガイドをしてくれようとしたが、丁重にお断りしてお別れした。
中にはひつこくバイクで後についてくる自称ガイドもいるが、ヤンさんはそんなことはなく本当に親切でいろいろ教えてくれている感があった。
こういう時、誰を信用していいのか本当に分からなくなる。。
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さぁ、その後は昨日から引き続いているオーダーメイドのアオザイ探し。
しかし、今日もいい生地を売っていてるお店がなかなか見つからないという。
市場に行けば安くていろんな生地が売っているというのだが、
ベトナム語が話せないとなかなか苦労するということでそれは断念。
最終的には『アオザイはもう諦める。』と言い出したので、一息いれるためにその辺のカフェに入った。
私はこのカフェで最安だったバナナケーキ30000ドン(約145円)を注文。
イメージしていたバナナケーキとは全く異なるのもので、
バナナをクレープで包んでトッピングで生姜をのせた、なんとも不思議なバナナケーキが出てきた。
でも味の方はまぁ悪くない。
▼チュングエン・コーヒー・レジェンドの場所
17時過ぎ。
ついにアオザイオーダーメイドの店を決める。
新たに発見したというか、『まぁここでいいかぁ。』と、昨日も訪れたところを再訪した感じ。。
店の名は『Anb Em silk』。
優しそうなスタッフが出てきて、いろいろと生地をあわせてくれる。
生地を決めたら身体のサイズを図る。
サイズを測ったら襟の長さや生地を光沢にするかどうかなど、細かい部分のデザインを決める。
店のスタッフは所々の単語を日本語で言っていた。
最初は60ドルと言われていたが、なんとか値切って50ドルに値引きしてくれた。
完成は明日の18時以降だというので、そのくらいの時間帯に取りに行くことを約束し店を出た。
アオザイのオーダーメイドって、結構いい値段するんだな。
▼後半へ続く〜
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