現在ラオスの首都ヴィエンチャン。
今日は合計3泊したこの町を出て、13時30分のバスでヴィエンチャンから北へ160kmほど行ったところにあるヴァンヴィエンという町へ移動する。
ヴィエンチャンにヴァンヴィエン。
この2つの区別がつくまでにかなり時間がかかった。。
(1キップ=約0.0135円 2017年4月8日。)
▼前回の記事
朝6時30分頃起床。
とりあえず昨晩も訪れたこの宿の4階のテラスへ行ってみる。
清々しい朝だ。
メコン川沿いでは太極拳やウォーキングをしている人がちらほらいる。
8時過ぎに朝食へ。
コーヒーはセルフサービス。
料理はプレート料理のオーダー制だった。
私はオムレツとトーストを。
相方はフレンチトーストを注文。
フレンチトーストは油揚げみたいな味だった。
シロップをかけたらきつねうどんみたいな味になった。
朝食後は部屋に戻りテキトーに過ごし、11時頃チェックアウト。
ラオスはやはり暑い。
決して汗っかきではない私だが、座っているだけで汗がにじみ出てくる。
12時15分。
ヴァンヴィエン行きのバスは13時30分。
まだ時間があるので昼食を食べに外出した。
猛暑の中を結構歩く。
12時30分。
15分ほど歩いて目的の店にたどり着いた。
その名も、『MANIVANH SHOP』。
▼『MANIVANH SHOP』の場所
メニューは思いの外豊富。
私はラオス名物のカオチーサイクワンを食べると決めていたのでそれを注文。
優しいおばちゃんがマイペースで作ってくれる。
正直あまり時間がないので、もう少し急いでくれてもいいのだが。。
ポークサンドイッチだったかな?を10000キップ(約135円)で注文。
ショートサイズを注文したが、十分でかく食べ応えがあった。
味はラオス料理というより、完全に欧米の味だな。
バナナシェイクが5000キップ(約67円)と安かったので注文してみた。
味が薄いこともなく、しっかりとした濃い味があり量も申し分ない。
サンドイッチもシェイクも安くて量がありうまい。
ここはかなりオススメの店だ。
13時20分頃、宿に戻ってきた。
実は先ほどの店で相方はパッタイを注文していたのだが、スタッフが忘れてしまっていたため全然出てこない、という状況にあった。
さすがにスタッフに言って大急ぎで作ってもらったのだが、
もう食べている時間はないので急遽テイクアウトにしてもらって宿に持ち帰ってきたのだ。
13時30分になってもバスがくる気配がなかったので、相方はその隙にパッタイを食べてしまおうとパックを開いた。
と、その時。
狙ったかのようなタイミングでバスが到着。
結局一口も食べれず、開けたパックを静かに閉めてバスに乗り込んだ。
(バスというより、バンだな。)
できれば避けたかったが、車内でパッタイを開封して食べだす相方。
狭いバンの車内はたちまちパッタイの匂いが充満した。
我々を乗せた後も別の宿を周り客を拾っていき、バンはついに満席になった。
満席になった後もなぜか数カ所に寄り道をしていて、なかなか出発している気分になれない。
ルート配送でもしているかのような感覚だった。
15時40分。途中休憩。
ここでトイレや食事を済ませる。
時間が時間だけに、我々を含め食事をしている人は少なかった。
食事をしないとなると、25分という休憩時間は非常に長い。
相方は車内で食べきれなかったパッタイをここで食べていたが。。
でもそれは冷え切っていて美味しいものではなかった。
首都でさえ田舎といわれる国ラオス。
そんなラオスの田舎は本当に田舎だ。
超のどかな風景が目の前に広がる。
ランボーでも出てきそうな密林地帯だが、これこそがラオスのいいところなのだろう。
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17時30分。
我々を乗せたバンはようやくヴァンヴィエンに到着した。
ヴァンヴィエンは首都ヴィエンチャンからルアンパバーンを繋ぐ主要国道13号線沿いに位置する田舎町。
1990年代に入り急速に観光化がすすみ、今ではバックパッカーに人気の観光地となっている。
(特に欧米人には大人気)
到着した場所はバスターミナルではなく、『MALANY VILLA 1』といかいうホテルの前だった。
▼バンが到着した場所
ちょうど夕暮れの時間帯だった。
そびえ立つ岩山にまん丸な夕日が沈んでいく様を見ながら、徒歩で予約している宿へ向かう。
17時45分。
今回の宿、
『VANG VIENG ROCK BACKPACKERS HOSTEL(ヴァンヴィエン・ロック・バックパッカーズ・ホステル』
に到着。
▼ヴァンヴィエン・ロック・バックパッカーズ・ホステルの場所
受付。
とりあえずチェックインして、180000キップ(約2430円)を支払う。
(2泊2人分。)
クレジットカードは使えなかった。。
*実際ブッキングドットコムで予約した時は2人2泊で18ドル(約2065円)だったので、ちょっと高めの支払額だった。
翌日、このことに気づきしっかりと差額を払い戻してもらった。
共用スペースには欧米人の大好物、ビリヤード台とサッカーゲームが置いてある。
もちろん、無料で遊べる。
屋上の会にはダーツもあった。
ルーフトップも欧米人好みに仕上がっている。
ルーフトップからの景色。
この宿はヴァンヴィエンのメイン通り沿いに立っているのでそこそこ立地はいい。
部屋は8人部屋男女共用ドミトリー。
我々が部屋に入ると、電気は消えていて薄暗い。
エアコンすらついていなくて蒸し暑いという状況の中、先客の欧米人達が亡霊のようにベットに横たわっていた。
”バカじゃねぇの? 電気はまだしも、なんでエアコンつけねぇんだよ!”
と思ってこの時は荷物だけ置いて速攻部屋を出た。
しかし、電気を消すのは欧米人の習性でも、
エアコンを切って蒸し風呂状態にしていたのは彼らのせいではないということが後々分かった。
この宿では朝10時〜夜22時まではエアコンがつけれないようになっているのだ。
トイレ・シャワーは共用。
この宿はまだオープンしてそんなに経っていない様子なので、シャワーの状態もまだ綺麗。
お湯もしっかりで水圧も普通だった。
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19時。
ヴァンヴィエンの街に繰り出してみる。
街を歩いてみた印象として、やはり圧倒的に欧米人が多い。
そして意外と韓国人も多いことに気がつく。
焼肉屋さんやハングル文字もよく見かけるし。
その割に日本人は全然見かけない印象。
こんな感じの屋台がよく出てたなぁ。
サンドイッチやハンバーガー、パンケーキが売られている。
前述した通り、韓国人が多い。
韓国スーパーの『Kマート』もある。
日本人は全然いないが、一応ミニストップもあった。
100%ニセモノだと思うけど。
ヴァンヴィエンの中心にはおしゃれできれいなカフェがちょいちょいあった。
おそらく外国資本、それも韓国系かな?と勝手に予想する。
これからこういうカフェがどんどんできていきそうな雰囲気があり、
”栄枯盛衰”という言葉が頭に浮かぶ。
こうやってどんどん進化して栄えていくのだろうな。。
19時50分。
テキトーに見つけたローカル感溢れる繁盛店に入ってみる。
しかしそこには英語だけでなく日本語のメニューまであるじゃないか。。
ローカル、というのは見当違いだったな。
(黄色のわいわいスープってなんだ。。?笑 )
こちら、相方が注文したDUCK RICE 25000キップ(約337円)。
スープ付きだ。
こちら、私が注文したカレーチャーハン 15000キップ(約202円)。
こちらもスープ付きで、味もうまくて安くて最高。
いやー、このレストランは正解だったな。
▼このレストランの場所(確かこの辺だった気がする。。)
夕食後。
どこかでスムージーでも飲みたいな、と思って安そうな店を探していた。
いろいろと見てまわった結果、この無人のスムージー屋さんが最安値だという結論にたどり着く。
人がいないというやる気のなさを見せつけているが、
後ろにある店舗の中に人がいたので引きずり出してきてスムージーを作らせる。
よく見たら、後ろの店舗は 韓国スーパーのKマートじゃないか?
▼このスムージー屋さんの場所(だいたいこの辺)
料金はこの通り、最安値は5000キップ(約67円)。
私はバナナスムージーを5000キップで。
相方はパイナップルスムージーを同じく5000キップで購入。
まぁ、こんなシワシワな果物を使っていては安くて当然なのかな。
スムージーを飲みながら宿に戻り、宿の共用スペースでしばらくくつろいだ。
激安だった割には、味がしっかりあって甘くて美味しかった。
それにしても、
相方が買ったパイナップルスムージー(写真左)の方が明らかに容器がでかい。
サイズも値段も同じにしたはずなのに、なんでだ。。?
その後テキトーに部屋に戻り、シャワーを浴びて就寝。
なかなか寝付けなかったが、22時過ぎには寝れていたと思う。
22時に宿のスタッフがエアコンのスイッチを消しにきたのははっきりと覚えている。
▼次回記事