南イタリア最大の都市ナポリから世界一美しいとも言われる世界遺産アマルフィ海岸へ。
アマルフィ海岸は南イタリア観光では外したくない名所なのですが、少しアクセスしづらいのが実情です。
そんな中、私たちは電車とレンタルバイクを駆使してアマルフィー海岸を駆け巡りました。
実際に私たちが経験した観光の仕方を記録します。
参考にしていただければ幸いです。
(2018年1月に観光)
- ナポリ→サレルノ(電車)
- サレルノ→アマルフィ&ポジターノ(バスorレンタルバイク)
- アマルフィ海岸沿いのツーリングは最高
- 駐車場・アマルフィ観光
- アマルフィからポジターノへ
- ガソリン給油
- 返却。ラッシュアワー渋滞に注意
- まとめ
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ナポリ→サレルノ(電車)
ナポリからアマルフィ海岸へダイレクトで行くことはできません。
アマルフィ海岸東側のサレルノという町か、
西側のソレントという町から攻めることになります。
私たちは東側のサレルノから攻めることにしました。
TRENITALIA(トレニタリア)という国鉄でサレルノへ。
窓口で買ってもいいですが、券売機で買うのもとても簡単です。
ソフトウェアキーボードで行き先を検索して選択すると時間や値段が表示されます。
便によって所要時間や料金が違う場合があるので一番都合の良いものを選び購入しましょう。
私たちの場合、
9時10分発のチケットを4.9ユーロ(片道)で購入しました。
所要時間は39分。
その前後の便だとおよそ1時間〜1時間30分もかかる感じでした。
しかも料金変わらず。
電車内はガラガラでした。
サレルノ→アマルフィ&ポジターノ(バスorレンタルバイク)
9時46分。
サレルノ駅到着。
そこまで大きくない駅ですが、駅周辺にホテルはたくさんあります。
駅を出て斜め右側にあるバス停からアマルフィ海岸行きのバス(SITA BUS)が運行しているようです。
バスは30分〜1時間に1本くらいの割合らしく、料金は1人2.2ユーロ。
私たちも最初はバスでアマルフィまで行く予定でしたが、
”人はたくさんいるし、バスで行くなんてなんか面白くないし、、”
と、サレルノに着いた時に思ってしまい、
結局、辺りをうろちょろして一軒のレンタルバイク屋さんを発見しました。
個人でやっているような店なので営業しているけど鍵がかかっていて入れない。。
数軒隣にあったAVISレンタカーのお兄さんがバイク屋のオーナーに電話をかけてくれて店に入ることができました。
さらにバイク屋のオーナーは英語があまり得意ではないので、AVISのお兄さんに通訳もしてもらいました。
ありがとう、AVISのお兄さん。
100cc〜125ccくらいのバイクをレンタル。
オートマチックのスクーターです。
もっと大きいバイクもあったが、
オーナー曰く『道が狭いから小さい方がいい。』とのこと。
料金は24時間45ユーロ。
ヘルメット貸し出し無料。
ガソリンは満タン返し。
ガソリンは満タンで貸し出されるはずなのに、すでにメモリがひとつ減ってる。。
これは、満タンにして返却しなくても良さそうだな。。
アマルフィ海岸沿いのツーリングは最高
ナポリは運転が荒いと聞いていましたが、そこまできつい運転をする人は見ませんでした。
サレルノの市街地を抜けると、ルパン三世が通るような崖道をずーっとまっすぐ行きます。
確かに狭い道が多く、急なヘアピンカーブも珍しくないぐねぐね道が基本。
レンタカーで行くのはさすがにキツイと思いますが、
レンタルバイクならまぁ言うほど苦になるものではなかったです。
とりあえず、アマルフィ海岸の絶景を眺めながらツーリングできるのが最高です。
青くて広大な海と空。感動レベルの絶景でした。
それに、好きなところで好きなだけ停車して絶景を楽しめるのもバイクで行くメリットです。
バスだと『ここいい!』と思っても停まれないですもんね。(景色も窓越しだし。)
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駐車場・アマルフィ観光
とりあえずアマルフィに到着。
バイク屋のオーナーからは、
『路駐はするな。必ずブルーラインのバイク駐輪場に停めるように。』
と口酸っぱく言われていました。
とりあえず近くにあった券売機で支払いを試みました。
バイク屋のオーナー曰く、
『チケットを発券してバイクに貼り付けておけばいいんだ。』
とのこと。
バイクのナンバーなどを入力して、手こずりながらも発券に成功。
1時間3ユーロでした。
ただ、この看板を見る限りバイクは1時間1〜2ユーロ。。
おそらく支払い方を間違えたと思われます。
それに、このチケットをどうやってバイクに貼り付ければいいのか?
他のバイクを見てみても、こんなレシートみたいなチケットを貼り付けているバイクは1台もない。。
悩んだ挙句、偶然持っていた付箋で強引にバイクにレシートを貼り付けました。
最悪なんかあっても、
『俺らはちゃんと金を払ったんだぞ!(しかも3ユーロも)』
というアピールです。
絶対やり方間違えてる。。
アマルフィの街を観光している数十分の間、なんとか何事もなくバイクを駐輪することに成功しました。
(*今回の私たちの停め方は参考にならないのでマネしないでください。)
アマルフィからポジターノへ
アマルフィからポジターノまでは、ちょうどサレルノからアマルフィまでくらいの距離感です。
ポジターノはアマルフィを凌ぐくらい綺麗で壮大な景色を楽しめますよ。
個人的にはポジターノの方が好きです。
ダーっと坂を下って行ってビーチに出ることもできます。
すごい荒波に圧倒されました。
私たちはこのビーチ沿いのレストランで食事をとりました。
シーフード系のパスタ2つと水とパンで、なんと48ユーロ。。
立地的に絶対高いのは分かってましたが、それでも伝票をもらった時ちょっとたまげました。。
(パンと水だけで7ユーロくらいとられたかな。)
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ガソリン給油
ガソリンスタンドはアマルフィからポジターノへ行く途中に一軒と、
ポジターノ市街地に2軒見かけました。
私たちはポジターノ市街地で給油をしました。
価格を見ると、なんとリッター1.7ユーロ(約230円)。
観光地だから高いのはわかるけど、いくらなんでも高すぎる。。
サレルノ市内で給油するのが利口かな。
返却。ラッシュアワー渋滞に注意
”日が暮れる前に帰らないとあの道はキツイ。”
そう思い16時頃には帰路につきました。
夕方はサレルノ市街地が激混みでちょっと時間がかかりました。
驚いたのは、イタリア人ライダーの運転の荒さ。
混み合っている道も強引にどんどんとすり抜けしていきます。
そこだけ見たらここは東南アジアに見えました。。
まぁ、異邦人である私たちは無理して地元民に合わせる必要はありません。
無難に、安全第一で走行しましょう。
ちなみに、
返却時ガソリンは2メモリ減っていましたがオッケーでした。
貸し出し時は1メモリ減っていたし、やっぱりテキトーなんだな。
まとめ
以上。
ナポリからアマルフィ&ポジターノへの行き方でした。
おそらく多くの人がサレルノまたはソレントからバスを使用すると思いますが、
私はレンタルバイクを借りてよかったなと思っています。
自己責任だしだいぶ割高ですが、
アマルフィ海岸沿いのツーリングは最高だし、何と言っても自由がきくというのがいいです。
アマルフィ海岸の景色は私の予想をはるかに上回るものでした。
海は壮大で、町並みは美しい。とにかく絶景です。
またいつか、今度は宿泊をしてゆっくりと滞在したいな、と思いました。
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