東南アジア、ラオス北部の古都、ルアンパバーン。
町自体が世界遺産に登録されているこの町の空港に、
2016年の3月、プライオリティーパス使用可能なラウンジがオープンしたという。
ネット上に詳細な情報がまだあまり載っていなかったので、実際に使用してみた体験記録をまとめておこうと思う。
(ちなみに、今回は13時50分 ルアンパバーン発→チェンマイ行きの国際線フライトを利用した。)
(2017年4月現在の情報)
▼我々のルアンパバーン滞在記
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ラウンジの場所
まず、手荷物検査を終えたら左へ曲がり2階へ行く。
エスカレーター頂上に『VIP Lounge 2−3→』という看板があるが、矢印の方向へ進んでもラウンジらしきものは見当たらない。
そこにはこれからラウンジになるであろう、工事中の建物があった。
まさか。。
トイレから出てきた空港スタッフに『ラウンジはどこですか?』と聞くと、『え??』と聞き返される。
何度か同じ質問を繰り返すと、
伝わったのか伝わってないのかわからないが隣にあったマッサージ屋さんのスタッフに聞けと言ってその場を立ち去ってしまった。
気を取り直してマッサージ屋のスタッフにラウンジはどこかと聞くと、
目の前にある工事中の建物を指差し『あれはまだオープンしていない。』と、なまりの強い英語で言われた。
”え!?やぱりあれはラウンジをつくっていたのか!?”
一応、『いつオープンするの?』と問うと、『20 エープリールだ。』と。
つまりは4月20日。
あと6日後ではないか。。
でもどう見てもその工事中ラウンジはあと6日足らずでオープンできる状態には見えない。
しかもプライオリティーパスの公式サイトではすでにオープンしていることになっているのだが。。
全く意味がわからない。
試しに看板で示された方とは逆方向へ進んでみると、簡易的なラウンジっぽいのが建っているのが見える。
『Bangkok Airways』のラウンジのようだ。
扉を開けて入ってみると、青を基調とした、プライオリティーパスの公式サイトで見たような景色。
間違いない。ここだ。
つまりはエスカレーターを上がったら案内看板は無視して、
そのまま進行方向に進めばこのラウンジがあるということになる。
そしてちゃんとプライオリティーパスは使える。
ラウンジの内観
新しいということで内装は綺麗だが、天井もない超簡易的な小規模ラウンジだった。
ルアンパバーン国際空港の規模自体が小規模なので、ラウンジも小規模になってしまうのは仕方がない。
むしろこのような小規模空港に空港ラウンジがある方が珍しい。
それはないよりはあった方がいいに決まってる。
ラウンジの食事類
ビュッフェ形式の軽食はこれだけ。
チキンサンドイッチ。
チョコレートブラウニー。
個人的に、このラウンジ内で一番美味しかった。
もちみたいなのが葉っぱで巻かれたもの。
フライメンマとフライマッシュールーム。
両方とも嫌いな食べ物なので食べていない。
ドリンクはオレンジジュース、水、コーヒー、紅茶。
お皿やコップ紙製のものが使われている。
席に着くと、スタッフが食事メニューを持ってきた。
ドリンクと食事を無料でオーダーできる。
(おかわりができるかは知らないが、1度注文したらメニューを下げられてしまったのでおそらくできないと思う。)
相方はシーフードポリッジ(海鮮おかゆ)を、私はカルボナーラをオーダー。
しかしそのどちらも今品切れ状態だという。
ちょっと品揃えが悪い。
仕方がないので相方は海老ワンタンを、私はチキンソースパスタをオーダーし直した。
裏でピッピっと操作する音が聞こえたので、おそらくレンジでチンで出来上がる簡単なやつ。
パスタは給食の味がした。
機内食レベルかな。
海老ワンタンはガーリックの味が強め。
それでも相方は美味しいと言っていた。
その他設備
『Wi-Fiはありますか?』と聞くと、『Can not.』と言われた。
プライオリティーパスの公式サイトではWi-Fiありになっていたのに。。
『Airport Free Wi-Fi』というのが飛んでいるので、それに接続して使用した。
無料だが、パスポート番号やメールアドレスを入力して新規会員になる必要がある。
我々の場合はテキトーに入力して接続した。
必要事項を入力して、最後に30秒くらいの動画を全部見終えないと接続されない。
(*時間が経つとWi-Fiが切れるので随時つなぎ直さなければならない。
その都度動画を再生し終えないといけないので面倒臭い。)
電源コンセントは共用パソコンのところに複数、
隅の大きなソファー席の床や、
窓際のカウンターの足元(数カ所)、
受付付近のカウンターの壁など、
ところどころにしか存在せず、全席に電源コンセントがあるわけではない。
それでもラウンジを使用している人自体が少なそうなので、
電源コンセントがある席を確保できないということはあまりなさそうだ。
その他気づいた点としては、
・トイレはないので、一度ラウンジを出て空港のトイレを使用する必要がある。
・上からわけのわからない風が強く吹いていて、席によっては肌寒い。
上着があると便利。
・プライオリティーパスの公式ページでは
営業時間『09:00 - 13:00 & 14:00 - 17:00』 と載っていたが、
実際13時を超えても滞在できたし、受付業務も行われていた。
実際どのような営業時間でやっているのか不明。
(カウンター席から見える景色。)
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まとめ!
簡単に情報をまとめると、
・プライオリティーパス使用可能。
・場所:2階のゲート3の近く。
・営業時間: 9:00〜13:00、14:00〜17:00(となっているが、実際は13時以降も営業していた。)
・席数:42ほど。
・軽食、アルコール、ソフトドリンクあり。
・新聞、雑誌あり。
・WiFi ラウンジ専用のものはなし。(フリーエアポートWiFi使用可能。)
・共用パソコンあり。
・電源コンセントあり。(席による)
・トイレなし。
・全エリア禁煙。
規模は小さいが、軽食が食べれるしソファーもあるし電源もある(一応Wi-Fiもある)。
繰り返しになるが、ないよりはあった方が断然いい。
ラウンジ専用WiFiの完備と、多少食事メニューの充実をはかってくれると嬉しいかな。
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