昨日、アグラからジャイプールまでバス移動してきた。
今日は風の宮殿や水の宮殿、アンベール城など、ジャイプールの街を観光しようと思う。
(1ルピー=約1.7円 2017年5月11日。)
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朝4時とか5時に目を覚ましていたが、眠りの誘惑に負けて2度寝、3度寝。。
結局起きたのは7時ごろ。
シャワーを浴びるも、チョロチョロしか出ないしお湯も出ない。
昨晩相方がシャワーを浴びた時には『天国や〜』って言ってたけど、
全然天国じゃないじゃないか。。
その後部屋でダラダラ。
外出がめんどくさい。
このまま沈没したい。。
部屋の居心地が良すぎるとこうなっちゃうからいかんな。
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10時40分。
沈没したい気持ちにむち打ち外出。
ピークからしたらまだそこまで暑くないが、日本ならこれでも猛暑レベル。
この一帯が『ピンクシティー』と言われている所以は、このピンク色に塗られた建物群にある。
1876年にヴィクトリア女王の息子がジャイプールを訪問した際、
建物をピンクに塗ってもてなしたことが起源となっているらしい。
正直、我々が想像していたよりも茶色に近いピンクだった。
11時。
風の宮殿の裏側に到着。
どうやらここは内部に入るための入り口。
外国人観光客は200ルピー(約340円)。
風の宮殿に入るつもりはなかったので、ここはスルーした。
反対側に周ってみると、ぬりかべのようにそびえ立つピンク色の建物があった。
これこそ風の宮殿(ハワー・マハル)だ。
大きすぎて収まりきらない。
道路の反対側に行き全体を見学。
すごい迫力だ。
無数にあるこの小さな窓から、宮殿の女たちは外から姿を見られることなく外の様子を眺めていたという。
そして、
窓がたくさんあることによって風が通り、暑さを和らげ涼しい状態を保つ構造になっていることが『風の宮殿』の名前の由来となっている。
風の宮殿を眺めていると後方から英語で話しかけられる。
もちろんインド人で、
『上の建物から風の宮殿を眺めてみないか?もちろん無料でさ。』
と言ってくる。
怪しい条件はしっかりと揃っているが、たぶん建物の上はカフェ。
最悪何か食うか飲むかしていってもいい。腹減ったもん。
ということで、そのいかにも怪しい誘いに乗って建物を上がることにした。
建物の頂上からは風の宮殿が綺麗に見渡せた。
ジャイプールの街並みも見渡せる。
ここはやはりカフェだった。
『何か飲んでく?』
そう言われたので、席に着きドリンクを一杯いただくことにした。
いらなければ普通に断れそうだったが、単純に何か飲みたい気分だったので飲んで行くことにした。
メニューを見て驚愕。
高い。。
せめてコーラ50ルピー(約85円)くらい。
渋々、相方はコカコーラを50ルピーで注文。
私は炭酸飲料が飲めないので何も頼まなかった。
この値段、日本とそんな変わらないんじゃね?
って思っていると、そんな心境を知ってか知らずかインド人たちは
『日本は物価が高いんだろ?コーラ1本いくらくらいだ?150ルピーとかか?』
と聞いてくる。
”このサイズなら1本100円以下で買えるよ。。”
そう思ったが、めんどくさかったのでテキトーに
『80くらいかな。』
と答えておいた。
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カフェの人たちはアンベール城への行き方を教えてくれた。
それは風の宮殿近くのロータリーからバンバン出ているらしい。
想像していたよりも小さいローカルなバスに乗り込む。
運転手と客引き兼集金係の2人1組でバス1台を回していて、
客引きに『アンベール?』とか聞いてそうなら『乗れ乗れ。』と言ってくる。
一応バスの番号によって行き先が決まっているみたいだが。
バスにエアコンはない。
1人10ルピー(約17円)で乗れた。
11時55分。
アンベール城へ行く途中、観光名所の水の宮殿(ジャル・マハル)があったので途中下車する。
あの湖のど真ん中に浮かぶ宮殿が水の宮殿(ジャル・マハル)。
もともとは王族の夏の保養地だったらしい。
申し訳ないが、どう見ても廃業して沈んだホテルのように見えてしまう。。
湖の周りにはゴミがいっぱい捨ててあって臭いし、、なんか残念。
ちなみに水の宮殿は5階建てで、水上に見えているのはほんの一部なのだという。
12時。
この時間になると暑さはピークに達しようとしていた。
もっと早く宿を出ればよかったと後悔。
このままアンベール城へ行ったら暑さと空腹で死ぬ。
とりあえず水の宮殿前にあったガソスタに併設しているカフェで涼むことに。
カフェ内のメニューは予想通り高いが、日本に比べたらまだ安い。
ドリンクとフードのセットを注文するが、フードはないと断られる。
仕方がないので170ルピー(約289円)のコーヒーフラペチーノみたいなのを注文。
なかなかの出費だが、この暑さとダルさを少しでも吹っ飛ばしたいので奮発した。
味は甘くて抜群にうまい。
冷房もガンガン効いていたので、その中で飲む冷たくて甘い飲み物はサイコーだった。
12時45分。
一生カフェから出たくない気分だったが、意を決して外へ。
相変わらずムンムンして溶けそうな暑さ。
また少し水の宮殿を見学し、再び10ルピーでバスに乗り込みアンベール城へと向かう。
〜後半へ続く〜
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