思いの外短い滞在となってしまったジャイプールを離れ、
今日は始発列車でインドの首都ニューデリーへ移動する。
(1ルピー=約1.7円 2017年5月。)
▼前回の記事
朝5時に宿をチェックアウト。
支払いをしたんだけど、細かいお釣りがなかったみたいで20ルピー多めにお釣りをくれた。
いつも多めに取られることに対し警戒しっぱなしなので、まさかの多めにくれたことにびっくりした。
20ルピーつったら、インドではまぁまぁデカいぞ。
オートリキシャを捕まえ、ジャイプール駅まで100ルピーで交渉してみる。
しかし、『今はモーニングタイムだから120だ。』と言って強引に荷物を乗せようとしてくる。
結局、その流れに負けてジャイプール駅まで120ルピー(約204円)で向かうことに。
先ほど手に入れた20ルピーが早くも消え去ってしまった気分だ。
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5時20分。ジャイプール駅に到着。
早朝にもかかわらず結構人がたくさんいた。
荷物検査をし、プラットホーム2へ。
売店でチャイを10ルピー(約17円)で買って電車を待つ。
始発ということもあり、全く遅延することなく電車は出発した。
今回の座席クラスは『CC』というエアコン付きの寝台じゃない座席。
夜を明かさないので、寝台の必要がない。
ちなみにチケットは昨日ジャイプール駅の外国人専用窓口で購入。
1人485ルピー(約824円)だった。
▼前回の記事の後半で紹介
電車内では水や食料を売る人が通路をうろちょろしていた。
相方は朝食としてハンバーガーを購入。1個30ルピー(約51円)だった。
味は微妙らしい。。
箱の画と全然違うし。
と言うか、ベジバーガーなのに画にはガッツリ肉が入っている。
しばらくすると今度はラッシー売りがやってきたので、試しに買ってみた。
これも1つ30ルピー。
そしてこれもあまり美味しくなく、市販のラッシーって感じだった。
11時15分。
5時間ちょいでインドの首都ニューデリーに到着。
と、思いきや、、
GPSを見てみると、ここはニューデリー駅ではない。
しかし周りの人々は全員電車を降りていく。
試しにその辺の人に
『この電車はニューデリーまで行くか?』と聞くと、
『ここが終点だ。市街地まではリキシャを使え。』
そう言われた。
後で確認してみたら、確かにチケットにはこの駅行きと示されていた。
▼終点だった駅『Delhi Sarai Rohilla』
駅を出るとリキシャ祭り状態。無数のリキシャが我々を出迎える。
メインバザールまで5キロくらいの距離なので、2人で100ルピーで交渉する。
頑張っても200や150、中には500だとふっかけてくるやつもいたが、
そういうのはサッサと切って100で応じてくれる人を探す。
リキシャがたくさんいるとこういう強気な交渉ができるからいい。
そのうち100でオッケーしてくれるリキシャが現れたので、それに乗り込みメインバザーへと向かった。
11時50分。
メインバザーにある今回の宿に到着。
細い道で、すごくわかりにくいところにあった。
今回の宿は『VINTAGE INN(ヴィンテージ・イン)』。
部屋は狭くて小汚い感じはあるが、そこまで悪いものでもない。
朝食とエアコン付き。
2人で1泊950ルピー(約1615円)。
1人1泊約807円計算。
シャワーはまぁまぁ汚かった。
水からは土とサビの臭いがひどく、浴びない方がマシだった。
12時20分。外出。
実は、ニューデリーに到着したらまずやらなければならないことがあった。
それは、世界一周出発当初から相方を悩ませ続けている虫歯治療のため歯医者さんへ行くことだ。
徒歩でニューデリーのメトロ駅へ。
荷物検査とトークン購入でものすごい大行列ができていた。
こんなんでちゃんと荷物検査できてんのか?ってくらい人が押し寄せる。
インド人に必殺横入りをされないようピッタリと間を詰めて列に並ぶ。
そして、1人片道60ルピー(約102円)でトークンを購入。
地下鉄もぎゅうぎゅう詰めだったが、進むにつれて次第に人が減っていった。
こうなればインドという感じは全くなくなり、のどかな電車移動を満喫できた。
14時。
電車を乗り継ぎ、かなり郊外の方までやってきた。
と言うか、ここはもうニューデリーを飛び出してグルガーオンという隣町だった。
今回相方がお世話になる歯医者さん。
一応ネットで調べ、日本語が通じるところを調べたらしい。
ドイツのフランクフルトの歯医者さん以来、2度目の海外歯医者さんだ。
▼日本語が通じる歯医者さんの場所
いい感じの静かな雰囲気。
冷房も効いているし、ウォーターサーバーもあるし。
用の無い私はここでしばらく疲れを癒す。
女性の歯医者さんで、旦那の関係で昔日本で働いていたらしい。
それゆえ、日本語もベラベラ。
しかし、ちょっと訛りが強くてところどころ聞き取りづらいところがあるのも確か。
レントゲン撮って軽く治療して、3日間くらい様子を見てまだダメだったらまた来てって感じで治療終了。
治療費は2000ルピー(約3400円)。カード払い可能。
もっとガッツリ治療してもらいたかった相方はあまり納得していない様子だった。
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16時。
ニューデリーのメインバザールに戻ってきた。
先ほどの歯医者の周辺には飯を食うところがなさすぎたので、腹が減った。
とりあえずテキトーな店で腹ごしらえ。
入ったのは『Wow Cafe』とかいうカフェ。
メニュー。
日本食があった。
そして、傍らには辛ラーメンの山。
たぶんここは韓国系のカフェだ。
チキンカレー160ルピー(約272円)とナン40ルピー(約68円)を注文。
『ナンが足りねぇ』、と思ってチャパティーを10ルピー(約17円)で追加注文。
そのタイミングで、ナンが遅れてもう1枚追加された。
一度に出せよ。。
ローカルの店ほどでは無いが、カレーは辛かった。
メラメラと胃袋が燃える感じ。
17時30分。
徒歩でニューデリーの中心地へやってきた。
結構栄えていて、H&Mもあった。
中でも、結構なq人だかりができていたこの店に目が止まった。
どうやらミルクティー屋さんだというが、これ、普通のミルクティーとはちょっと違う。
みんなが飲んでるのはミルクシェイク1本80ルピー(約136円)。
意外と高いが、それでも地元民たちもたくさん集まっている。
気になったので買ってみた。
このように素朴感のある瓶に入っていて、
マンゴー、パイナップル、ストロベリー、チョコレートなどいろんなフレーバーがありカラフル。
私はマンゴー味をチョイス。
想像よりも濃い味ではなかったが、甘くて美味しい。
そして何より冷たいというのがいい。
カレーで燃えていた胃袋を一気に冷却した。
ちなみに、飲み終えた後瓶は返却しなければならない。
そんなことは知らずに、瓶を持ったままその後マクドナルドにやってきた。
先ほどのミルクシェイクに続き、私はここでチョコレートブラウニーアイスも注文。
完全にジャイプールのアンベール城前に寄ったカフェが引き金になってる。
連日の猛暑のせいで、冷たくて甘いもの中毒に陥ってしまった。。
その後もしばらくあたりを散策して宿に戻った。
まだまだ冷たくて甘いものが飲みたい欲求にかられていたが、我慢。。
それでも、水は必要。
水を買ってがぶ飲みして欲求を満たす。
これだけ水分を取れば晩飯など食う気が起こらず、今日は早めに就寝した。
▼次回記事
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