昨日、ラオスの首都ヴィエンチャンから北へ150㎞ほど行ったところにあるヴァンヴィエンという町(村?)に到着した我々。
もともとは閑静な田舎町だったのらしいが1990年代頃から急激に観光化が進み、
今ではバックパッカーに人気の観光地になっている。
特に欧米人に人気が高く、ここはヨーロッパか?ってくらい町には欧米人が溢れていた。
今日はそんなヴァンヴィエン観光の2日目。
ヴァンヴィエン観光の目玉であるブルーラグーンへはまだ行かないよ。
(1キップ=約0.0135円 2017年4月)
▼前回の記事
朝7時30分前に起床して朝食へ。
ねぼすけの欧米人達はまだ寝ているので、この時間帯なら静かな雰囲気でゆっくりと朝食をいただける。
パン、野菜、バナナ、コーヒーなどはバイキングスタイル。
玉子はオーダー制で、用紙に部屋番号とベッド番号を書いて注文する感じだったのでおかわりはできない。
まぁでも、十分満足いく朝食だった。
8時過ぎ頃になってくると、朝食会場は混み合ってきた(ほぼ欧米人)。
8時30分。朝の散歩。
家を建てているようだが、すごい骨組みだな。
ちなみに、日中は灼熱と化すラオスだが、この時間帯ならまだそこまで暑くはない。
テキトーにナムソング川の方へ歩いていると、雰囲気のいい橋がかかっていた。
これを渡ってさらに進む。
誰の土地かわからないようなところをさらに進む。
ナムソング川に出た。
背景にそびえ立つ岩山。すごい迫力がある。
よーく見ると、すぐそこに水牛がいた。
さらに茂みからしかも水牛の一家が水を飲みに川へ出てきた。
本当、自然の宝庫だな。
地元の少年たちも現れた。
水切りをしたりしながら、こののんびりした雰囲気の川沿いをテキトーに歩く。
途中、川沿いのいい感じのスペースを見つけた。
贅沢の極み、ハンモックが用意されているではないか。
でもよく周りを見ると、おそらくここは川沿いのレストランの敷地。
無断で利用したらおそらく怒られる。
これぞラオスの醍醐味。
この『ぼくのなつやすみ』的な雰囲気を求めて、世界中から観光客がわざわざ田舎にやってくるのだ。
9時40分。
そろそろ暑くなってきたので一旦宿に戻って休憩。
10時になったらスタッフがエアコンのスイッチを消しにやってくる。
この時、昨日の記事でも述べた宿代の差額を返金してもらった。
ブッキングドットコムで宿泊料は18ドルだったのだが、実際昨日支払ったのは180000キップ。
その差額約46000キップ(621円)。
ラオスでこの差額はデカい。
10時50分頃、再び外出。
向かったのは『OTHERSIDE RESTAURANT(アザーサイド・レストラン)』というカフェ。
▼アザーサイド・レストランの場所
結構広い店内。
時間が時間だけに客は全然入っていない。
でもそれは我々にとって好都合。
狙っていた一番奥の川沿いの席へ向かった。
メニューはこんな感じで、ドリンクから食べ物までたくさんある。
注文したのはイチゴとチョコレートのシェイク。
それぞれ7000キップ(約94円)。
安いが、シャビシャビでシロップみたいな甘さが強くあまり美味しいものではなかった。。
川沿いの席からの景色。
本当はここに川が流れているはずだったのに、草が生い茂り川じゃない。
さらに左を見ると工事中の建物がたくさん。
このカフェの隣でも工事をしていて、その騒音もうるさい。
『発展途上のヴァンヴィエン』、という感じがひしひしと伝わってきた。
コンセントとワイファイがあり、作業などをするのにもいいと思いこのカフェにやってきたのだが、
ワイファイは弱いしおまけに暑い。
(相方はあまりの暑さに具合が悪くなってきていた。。)
さらに近辺からの騒音。。
全く作業をするには適さない環境だった。。
シェイクもまずいし、ちょっと期待外れだったかな。。
13時30分過ぎ。
アザーサイドカフェを出たら相方の体温を冷ますため、川へ行って涼むことにした。
途中、私は昼飯として屋台でサンドイッチを購入。
大きな丸い鉄板の上で肉や野菜、玉子などを調理してくれる。
目の前でジュージュー焼いてくれるので食欲が増す。
テイクアウトしたサンドイッチを持って川沿いへ。
(*ちなみに、この道はブルーラグーンへ行く時の有料橋回避の抜け道。詳しくは後日の記事で。)
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手作り感溢れる木製の橋を渡り向こう岸へ。
朝に行ったエリアよりもこっちの方が賑わっている。
地元の子供達も川遊びを楽しんでいる。
テキトーな場所に座ってサンドイッチをほうばる。
足を川に浸けるだけで体感気温がずいぶん低くなって涼しさが出てくる。
サンドイッチは美味しかった。
私が注文したのはビーフチーズエッグオニオンサンドイッチ。
料金は20000キップ(約270円)。
サンドイッチを買った時にサービスでもらったバナナ。
サンドイッチを食べ終えたらテキトーに川沿いを散策してみる。
このトラックはおそらく川の水を吸い上げている。
観光客だらけのヴァンヴィエンだが、地元民も陰に隠れることなく生き生きとしていた。
地元民と観光客がうまく共存できている雰囲気だ。
しばらく川に足をつけて涼んでいると、陸地からアヒルさんの御一行が行進してきた。
しばらくこのアヒルたちの行動を見ながら時間を過ごした。
(これアヒルなのかな?)
これは有料の橋。
ブルーラグーンへ行く時も普通はこの橋を通るのだが、前述した抜け道を通って有料回避することもできる。
ちなみに通行料金は車両1台10000キップ(約135円)、
歩行者1人4000キップ(54円)。
歩行者でも料金がかかるのか。。
この橋の周辺には地元の悪ガキみたいなのが集まっていて、ひたすら橋から飛び込んでいた。
結構高いこの橋からバク宙で飛び込むヤツもいてすごかった。
(ジャケットを着たまま川に入っている馬鹿もいた。)
地元の悪ガキたちの髪型はたいていサイド刈り上げのトップ金髪または赤髪。
橋からの景色。
いい景色だ。
橋を渡るのに通行料金がかかると言ったが、
西から東へ(ブルーラグーン方面からヴァンヴィエン中心地に向けて)渡る際は料金は取られない。
ヴァンヴィエンの中心通りに出て、そこを歩いて宿を目指す。
昨日はミニストップ(ニセモノ)を見つけたけど、今日はセブンイレブン(ニセモノ)を見つけた。
道を歩いていても現在建設中の大型ホテルをよく見かける。
1990年代に一気に観光地化が進められたヴァンヴィエン。
その勢いはまだまだとどまってはいないようだ。
15時30分。
宿に戻ってきた。
退屈しのぎにビリヤードでもやって遊ぶ。
そして私はあまりの暑さに体がベトベトして気持ち悪かったので、この間にシャワーを浴びた。
昨日浴びたシャワー(2階)より1階にあるシャワーの方が綺麗だった。
18時。
気温が下がってきたところで再び外出。
今朝散歩した道を通り、ナムソング川へ。
この時間帯、地元民が水浴びをしている。
日中に見た子供達の川遊びではなく、おっさんたちがパンツ一丁で川に浸かっている。
その様子をしばらく見ていると、ついにはシャンプーをしだした。
なるほど。このナムソング川は地元民のお風呂の役割も果たしているのか。
この濁った水で果たして体は綺麗になっているのか、と思ってしまうのは余計なお世話か。
思えば、グアテアマラのアティトラン湖でも同じような光景を見たなぁ。
発展途上国の人々にとって、川や湖を風呂代わりにするということは一般的なのだろう。
我々も負けじと水浴び、
とまではいかなかったが、足を川につけて体温を下げる。
19時過ぎ。
晩御飯の店探しはもう面倒臭いので、昨日晩御飯を食べた店へ直行。
この店は値段が安く味も美味かったので、下手な店に入るよりは確実だ。
相方が注文したビアラオ。1缶10000キップ(約135円)。
相方曰く、クセがあってあまり美味しくないと。
今日はライス2杯とおかず1品を2人でシェアするスタイルをとった。
(なぜか皿はちびまる子)
ライスはラオス名物のスティッキーライスを注文したのに、持ってこられたのはスチームライス。
いわゆる普通のライスだ。
そしてスタッフは、『ノー スティッキーライス。』と一言。
”持ってくる前に確認しろよ。”
問答無用に普通のライスを持ってこられたので、もうこれで食べるしかない。
結論を言うと、昨日注文したチャーハンやダックライスの方が断然美味しかった。
昨夜ほどの満足感がないまま支払いをする。
合計が40000キップだったので、50000キップ札で支払った。
すると、かえってきたお釣りは50000キップ札と20000キップ札。
”?????”
とりあえずもらっておいたけど、どう考えてもおかしいよね?
タダメシどころが、メシを食ったら儲かってしまった。(ラッキー)
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一気に満足感が溢れ出てきた我々。
儲けたお金でシェイクでも飲もう。
そう思い訪れたのは、こちらも昨晩訪れたシェイク屋台。
昨夜と同じバナナシェイクを5000キップ(約67円)で購入。
昨日は美味しかったのに、今日はドリアンみたいな風味がしてあまり美味しくなかった。
絶対バナナシェイク作る前ドリアンをミキサーしていたな。
その後は宿に戻り、ロビーでシェイクを飲みながらテキトーに過ごし、シャワーを浴びて部屋に戻った。
早く寝よう早く寝ようと思って22時には布団に入るようにしているのだが、
いつもなかなか寝付けない。
そんな感じの今日この頃です。
▼次回記事(ブルーラグーンへ)