今朝はルアンパバーン名物の托鉢を見学。
その後宿を移動してプーシーの丘に登って世界遺産ルアンパバーンの街を一望した。
(1キップ=約0.135円 2017年4月13日。)
▼前回の記事
プーシーの丘を降りたら、『Utopia(ユートピア)』というレストラン&バーへ徒歩で向かった。
ここはカンボジアのプノンペンで出会った女性に
『ルアンパバーンへ行くならここがオススメです。』
とオススメされていたスポットだ。
13時30分。
細い道を通り、ユートピアに到着。
▼ユートピアの場所
ユートピア店内。
欧米人が好きそうなダラーンとした雰囲気。
そしてなんと言ってもここ。川沿いのテラス席。
ここに寝転がってダラダラするために我々はここに来たのだ。
まさに理想郷。
運良く席が空いていた。
川は少々干からびている様子だが、まあいいだろう。
ちなみに、ここの席はワイファイのつながりがあまり良くない。。
(ラオスクオリティーなので時によるかもしれないが。)
メニューはこんな感じ。
結構たくさんメニューがあって迷っちゃう。
私はイギリスで食べて以来のフィッシュ&チップスを久々に食べてみることに。
料金は45000キップ(約607円)。
本場イギリスのような豪快なフィッシュフライではなく、ここのやつはまるで鳥の唐揚げのような見た目。
弾力のある食感で、味もまさに鳥の唐揚げそのものだった。
これが魚だというなら、一体何の魚なんだ?
相方が注文したのはマルゲリータ。
料金は50000キップ(約675円)。
マルゲリータもそれっぽくなく、トマトソースの味はほぼしない。
トッピングでのっている小さなオリーブの味が強い。
まぁ、これはこれで美味しいのだが。
それっぽくはないが味はまぁまぁ美味しいフィッシュ&チップスとマルゲリータを方張っていると、どこからともなく猫が寄ってきた。
食料を求めてのことだろうが、私はこういう猫に餌を与えない主義。
それにもかかわらず、猫は私の足元から離れようとしない。
結局、料理を食べ終わっても猫は離れることなく、ずっと私の足元を陣取っていた。
雨が強く降ってきて、足を延ばすと足が濡れる感じになってきたので席を移動。
こちらの席はワイファイのつながり良好だった。
コンセントもあるので、パソコン作業などをするのにもオススメ。
16時20分。
相方が『危険そうなアリがいる。』と言うのでユートピアを去る。
宿があまりいいところではないので、まだまだカフェで時間を潰したい気分。
2軒目を探して街を歩くが、下手に歩きすぎるとパーティーピーポーにびしょ濡れにされる。
どういうわけか、地元民より欧米人たちの方が水かけを楽しんでいる感があるのは気のせいだろうか。。
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テキトーに見つけた『Namkhong Cafe』というカフェに決める。
▼Namkhong Cafeの場所
メニューはこんな感じ。
アイスコーヒーを10000キップ(約135円)、
アイスクリーム3スクープを15000キップ(約202円)で注文。
あま〜い冷たいものを食べたり飲んだりしたい気分だったんだ。
このカフェで今後の進路についてちょっと真剣に考えてみた。
この後はタイのチェンマイに行ってその後はミャンマーにでも入国していくのだろうな、となんとなく思っていたのだが、
いろいろと調べてみるとミャンマーはビザがいるし入国も面倒くさそうだし、、
ということが発覚した。
さらに、
ミャンマーに行ったとしてその後はどうする?
猛暑のインドはどうする?
残金も思っていたよりあまり残ってないよ?(残りあと60〜70万円くらい)
この先南米まで行ける?
帰国したら日本一周もするの?
などなど。。
予算とルートを考えると、急に旅の終わりが見えてしまった感が出てきて虚しい気持ちになった。
そしていろいろと考えたらこの先どうしていいのかわからなくなり、
完全にお先真っ暗な状態になってしまった。
その流れで、帰国後何をするのか?なども頭に浮かんできて、急に現実が目の前に現れた感じがしてきて息苦しくなった。
こりゃそろそろちゃんとこの先を考えんとかんな、と思わされた瞬間だった。
全ては入国しづらいミャンマーのせいだ。。
というか、今までよくお気楽でいられたなぁ。
最近は新たな土地についての情報や宿を探すのもかなり面倒くさくなってきている。
チェンマイ行って何するの?そこいく必要ある?どうせ似たようなところでしょ?
など。。
旅を続けることに少し疑問を抱いてしまった。
でも考えたら、我々は一時帰国から再出発してからまだ1ヶ月弱しか経っていない。
そんな短期間でこのような感情を抱いてしまうのは、これはもう帰った方がいいんじゃないか?
一時帰国前の6ヶ月とは何が違うんだろう?
パッと思い付いたのは、
予算のリミットが近づいてきたことに対する焦り。
マンネリ化。
そして目標(ゴール)のなさ。
特に”ゴールのなさ”というのは強く思った。
例えばアメリカ横断の時には、『35日間でサンフランシスコを目指す』という具体的な目標(ゴール)があった。
あの時は非常に充実感溢れる旅ができていた気がする。
目指すものがないって、こんなにも虚無なものだったのか。。
好んであてのない旅を行っていた私だが、
この時初めて期間とルートを決めてそれに従って旅していくスタイルの良さがわかった気がする。
目標があれば、どんな道を通ろうともそれに向かって進んでいける。
でも目標がないと、どこに向かっていいのかわからなくていまいち力が入らない。
このカフェではそんなことをぐるぐると考えていた。
でもとにかく、そんなことより今はチェンマイの後どこへ行くかを決めるのが先決だ。
私は働かなくなった頭を無理やり動かしてその先のルートを考えた。
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18時10分。
そろそろ宿に戻ろうということになった。
相変わらず道沿いでは水かけが行われている。
私もちょっと被害を被ったが、
この水をかけられるという行為はありがたい行為なので怒ってはいけないらしい。。
18時50分。
スーパーに寄ってインスタント麺とポテチを買ってから宿に戻った。
今日はもうどこへも行きたくなく、夕食も軽く済ませたい気分だ。
夕食後。
シャワーを浴びるのもめんどくさく、先ほどカフェで考えていたことの延長戦を行い、結局そのまま就寝となった。
本当、チェンマイの後どこへ行けばいいんだろう。。
とにかく、明日はルアンパバーンからそのチェンマイへ飛行機移動。
まぁ、とりあえず少しでも先に進めばまた新たな先が見えてくるかな。
とポジティブに考えたい。
▼次回記事