タージマハルの街アグラから、バスでジャイプールを目指していた我々。
エアコンなしのローカルバスのようなバスだったが、
すごく辛いわけでもなく、無事ジャイプールに到着することができた。
(1ルピー=約1.7円 2017年5月10日。)
▼前回の記事
17時15分。
アグラから約7時間ほどでジャイプールに到着。
バスはジャイプール駅南側の道沿いに停まった。
▼バスが停まった場所
我々が予約している宿はピンクシティーと呼ばれるエリアにあるので、
偶然方向が同じと言う韓国人青年とリキシャをシェア。
ピンクシティーまでは150ルピーだと言う。
『インド人の友達がいる。150ルピーが高いというのは知ってるが、それでも良い。』
韓国人青年がそうドライバーと話をまとめて、スムーズにリキシャに乗り込んだ。
少しでも高いとすぐに値引き交渉をしてしまう我々とは対照的。
すごくスムーズで気持ちの良い取引を目の当たりにして、ちょっと見習わなきゃな、と思わされた。
(今朝のチャチャとのこともあるし)
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途中、リキシャドライバーは『10分待ってくれ。プレイ、プレイ。』
と言ってリキシャを停めてどこかへ行こうとする。
”は?”
と一瞬思ったが、韓国人青年はすぐに状況を察する。
どうやらお祈りの時間なのらしい。
そんな状況を瞬時に察知し、
とっさに『I respect you.』という言葉を発した韓国人青年に私はリスペクトだ。
18時。
我々の宿に到着。
『Pandya Niwas』という名前の宿。
一見宿とはわかりづらい。
▼Pandya Niwasの場所
外観や受付の感じからは『ハズレかな。。』という雰囲気しか伝わってこなかったけど、
扉を開けると部屋はすごく綺麗だった。
まるでビジネスホテルのような綺麗さ。
外気を冷やすやつじゃなく、ちゃんとしたクーラーがついている。
効き具合も良好。
冷蔵庫もついているのでいつでも水をキンキンに冷やせる。
洗面台、トイレ、シャワーも今までとは比べ物にならないくらい立派で綺麗。
水温・水圧も問題なしで、すぐにシャワーを浴びた相方は『天国だ。』と言っていた。
これで2泊2人で1800ルピー(約3240円)。
1人1泊約810円計算。
インドの1泊としては少々高めだが、このクオリティーを考えたら十分安い。
今日はもう疲れたので外へ出たくない。
外で食べると言ってもどうせナンとかカレーばっかで食欲がわかない。
と、いうことで今日は部屋で自炊をすることに。
一時帰国後から持ってきたキャンプセットが久々の登場(沖縄以来。。)
そして何より、重くて仕方ない日本米がようやく減ることが嬉しい。
燃料用のアルコールで火を起こし米を炊く。
ご飯が炊けたらベトナムのおばさんに買ってもらったシーチキンの缶詰を取り出す。
おばさん、ありがとう。
ご飯にシーチキンと醤油をかけ、ねこまんま風に仕上げた。
これがめちゃくちゃうまい。
久しぶりに食べる日本米に超感動した。
やっぱ日本米最強だな。
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20時50分ごろ。
一応フラッと外を散歩してみるが、特に面白いことはなくすぐ宿に引き返す。
ちょっと気持ちが悪いのは先ほど米を大量に食べたからか、
それとも昨日のマハラジャバーガーの後遺症がまだあるのか。。
飯よりも、冷たい飲み物を無限にガブガブ飲んでいたい。
この傾向は、夏バテか。。?
▼次回記事(風の宮殿と水の宮殿)