35日間かけてレンタカーでアメリカ横断をしている我々。
思いの外日数に余裕ができてしまったこともあり、
今では縦断、横断、さらにもう一回縦断をこなしてしまい、
ついにはカナダ西部の大都市バンクーバーにまで来てしまった。
バンクーバーは1ヶ月弱前に北米の旅をスタートさせた地点。
それから、
イエローナイフ、トロント、ナパニー、デトロイト、フロリダ州、テキサス州、カリフォルニア州
など様々な都市を経由しながらグルッと一周して戻ってきたことになる。
▼前回の記事
▼アメリカ横断まとめ【完全版】
昨晩YouTubeで水曜どうでしょうを見ていたらいつの間にか寝てしまい、
目を覚ましたのは朝方4時過ぎ。
たぶんそこからずっと起きていた。
私が動き出したからか、相方も目を覚ました。
今日は車でバンクーバーダウンタウンまで行くつもり。
とりあえずダウンタウンに安い駐車場がないか検索したりして時間を過ごす。
うーん、なかなか10ドル以内の駐車場は見つからない。。
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7時50分。
車に忘れてきたものを取りに一旦外へ出る。
昨晩は暗くてよくわからなかったが、このゲストハウスはなかなか立派な家で、
庭にはブランコみたいなベンチやテーブルが設置されていてなかなかいい空間。
雨で濡れてなければこの庭でゆったりと過ごすのも悪くないなと思った。
その後11時30分くらいまで部屋でゆっくりと過ごす。
その間いろいろと考え、
本当は1泊しかする予定のなかったこの宿にもう1泊延泊することを決めた。
レンタカー返却日は明後日の14時まで。場所はサンフランシスコ。
まぁ急いで今夜出発しなくても、明日の朝出発でも十分返却時間には間に合う計算。
なのでもう1泊ゆっくりしようという考えに至ったわけだ。
延泊希望はオーナーの弟(勝手な想像)みたいな人がいたのでその人に要求しOKをもらった。
その後オーナーが我々の部屋へやってきて、
『延泊するならこの部屋をそのまま使っていいよ』と言ってくれた。
部屋の移動を覚悟していたのでこれは朗報だ。
『その代わり、良いレビューを書いてくれよな!』
オーナーの弟は気さくにそう言っていた。
11時40分。
昼ごはんを食べに外出。
この辺りは本当に閑静な住宅街だ。
静かで、雰囲気は良く、この辺をグルッと散歩するだけで心が癒されそうだ。
マノアー・ゲストハウスは主に2つの立派な家によって構成されている。
たぶんこっちがメインの家。
そしてこっちが我々が泊まっている家。
本当にいい家だ。
ただ一つ、キッチンが汚いことだけが悔やまれる。。
住宅街からバンクーバーへ続く主要道に出たら、もう目の前にダウンタウンの摩天楼が見えた。
こんなに近いところに泊まっていたんだ、と少し驚く。
昨晩バンクーバーに到着した時は特に何も感じなかったが、
このバンクーバーの近未来的な摩天楼を見たら、
私の中でものすごく ”戻ってきたんだなぁ感” が湧いてきた。
ここからグルッと北米大陸を一周してまた戻ってきた。
前回はわずか2、3日の滞在だったのに、久々に故郷に戻ってきたような感覚に陥った。
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13時30分。
ダンタウンに到着し調べていた駐車場を何件か回ったが、どこも事前情報よりも高い値段。
結局1時間ぐらいダウンタウンを走り回り、
23時まで14ドルで駐めれる駐車場を発見しそこに車を駐めた。
昨日のシアトルの反省を全く活かせていないことが情けない。。
やはり頭ではわかっていても、
いざその場面になると長年かけて染み付いた習性というものはそう簡単に治ったりはしない。
ここはアメリカで一般的だったレシートをダッシュボードに置いておくパターンだった。
徒歩10分ほどで到着したのがここ、RAMEN GOJIRO(ラーメン・ゴジロー)。
ここは前回バンクーバーに来た際、
気になってはいたものの時間がなくて来店することができなかったラーメン屋。
なんでも日本のラーメン界では有名な『麺屋こうじグループ』が手がけるラーメン屋とのこと。
屋号からも想像できる通り、押しメニューは二郎系。
私はBASIC KARAAGE RICH を10.45カナダドル(約857円)でオーダー。
(ちなみにここのスタッフさんはほぼ100%日本人。)
チャーシューの代わりに唐揚げがトッピングされているのが最大の特徴。
14時すぎ。
ゴジローを出た後はバンクーバーダウンタウンをテキトーに歩き回る。
相方がかぶっているニット帽の上から自身がかぶっていたキャップをかぶせ楽しむ。
相方も嫌がらずに、気にせずそのままの格好で町を歩くので面白い。
その後はデパートに入ったり、
韓国スーパー『Hマート』で化粧品を物色したり、
アップルショップのiPadで遊んだり、
ノースフェイスショップに入ってジャケットを試着したりして時間を潰した。
相方はこのカーキのノースフェイスジャケットをお気に召したようだったが、
300カナダドル近くするその値段にビビって購入を諦めていた。
(この後中米を経て真冬のニューヨークへ降り立った時に、
”あの時バンクーバーでノースフェイスのジャケットカットけばよかった。。”
と後悔するのであった。)
約1ヶ月前にバンクーバーを訪れた時はハロウィーン関連の商品ばかり売られていたけど、
今回はクリスマス関連商品ばかり売られている。
光陰矢の如し。
Time flies so quickly だな。
18時過ぎ。
夜に友達と会う約束をしていたので、その集合場所となるカナダが誇るドーナッツ屋、
ティム・ホートンズへ一足早く訪れた。
ここでホットチョコレートのSサイズを1.67カナダドル(約133円)で購入。
カナダを出てからしばらくの間軽いティムシックに陥るほど、
我々にとってティム・ホートンズには中毒性があったようだ。
まぁ、特別にうまいというわけではなく、
値段の割にしっかり濃厚なホットチョコレートを提供してくれるので特に相方が気に入っていただけの事なのだが。
でも裏を返せば、
アメリカにはこの値段で質のいいホットチョコレートを提供する店がなかなかなかったという事だ。
シアトルのスターバックス1号店がいい例である。
19時前。
フィリピン留学時代に知り合い、現在バンクーバーでワーホリ中の友達2人と合流。
2人は現在一緒のシェアハウスに住んでいるという。
計4人で晩飯を食いに出掛ける。
途中、クリスマスのイルミネーションが綺麗だという病院へ寄った。
知らない人が見たらこれが病院だとは絶対に思うまい。
日本でこんなことをしている病院は果たして存在するのだろうか?
19時30分ごろ。
『侍』という日本食居酒屋に到着。
そこそこ人気のようで、15分弱待たされた。
席に着き、私はハマチの握りを1貫2.36カナダドル(約188円)で注文。
日本を離れて以来食べたくて食べたくてしょうがなかった本格的なハマチの寿司をここで実食。
ちょっと魚臭さはあったが、肉厚で脂ののりもまぁまぁ良く美味しかった。
もっと食べたい気持ちはあったが、
日本へ帰った時にスシローを食いまくることを楽しみに、
今日のところはこのへんにしといてやることにした。
もちろん晩飯にハマチの握り1貫だけということはありえない。
私が頼んだのはチキン照り焼き定食8.9カナダドル(約712円)。
なかなかのボリュームで味も旨い。
これで約700円は日本でも安いほうなのでは。
ここで22時過ぎくらいまでいろんな話をして楽しく時を過ごした。
相変わらず明るい2人から、
別に元気をなくしていたわけではないけど元気をもらうことができた。
さすがにこの後三度バンクーバーに訪れる可能性は極めて低いと考えられる。
次に会えるのはいつになるだろうか。
まぁ、別れの時はこのくらい名残惜しいほうが次回への期待を高める、
と思ってそれぞれの道を進むまでなのだ。
ただ一つの後悔は、
二人のシェアハウスに泊めてもらえるように事前にお願いしておけばよかったということ。
車だし、二人だし、シェアハウスだし、、
ということを考慮してマノアーゲストハウスに泊まっていたのだが、
実際会ってその話題になった時には全然泊まっていいよと言ってくれたからだ。
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駐車場に戻ったのは22時40分ごろ。
ギリギリまで楽しんだな。
こっから10分 くらいかけて延泊したマノアー・ゲストハウスへ戻った。
たくさんしゃべって笑って疲れたせいか、私は宿に着くや否やすぐに深い眠りについてしまった。
相方が言うには、
私は寝ながらニヤニヤしていたらしく、”よっぽど楽しかったんだろうな”、と思ったらしい。
もちろん自分では覚えていないのだが、一体何の夢を見ていたのだろう。。?
▼次回記事(再びサンフランシスコへ)
▼アメリカ横断まとめ【完全版】