2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

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メキシコ12日目〜サンクリから再びグアテマラのアンティグアへ移動〜 世界一周182日目★前半

サンクリ12日目。

 

今日は朝7時のシャトルバスで11日間も滞在したメキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサスを離れ、元来た場所、グアテマラのアンティグアへ向かう予定。

 

サンクリからアンティグアまでの道のりはおよそ500㎞。

順調にいっても10時間以上は必ずかかるであろうから、アンティグア着は今日の夕方か夜くらいになるのかな。

 

(1メキシコペソ=約5.6円、1ケツァール=約15円。 2016年12月22日。)

▼前回の記事  

earthtravel.hatenablog.com

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朝5時起き。

基本的にここカサカサでは朝8時過ぎごろに起床することを日常としていたので、朝5時というのはかなり早い時間。

さすがにこの時間にはまだ誰も起きていない。

 

 

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寝ている人を起こさないように、なるべく静かに朝ごはん作りを開始する。

 

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スーパーで買った1個1.3ペソ(約7円)パンに残っていたさけるチーズをのせてトースターで焼いただけのシンプルなもの。

これで余分な食材はすべて使い切ったことになる。

 

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6時30分。

オーナーが起きてきて、手作りミルクコーヒーをご馳走してくれた。

今日も、小岩井のミルクコーヒーの味を再現してくれる。

カサカサ滞在中、朝食時にオーナーがいる時は必ずと言っていいほどコーヒーを1杯ご馳走してくれてた。

ありがたい。

 

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さらに目の前でコーヒー豆を挽いてくれ、その挽きたてコーヒーを袋に詰めて我々にプレゼントしてくれた。

毎朝のコーヒーや、昨晩もらったドリップする布、さらに様々な知識まで、本当にオーナーからはいろいろなものを頂いてばかりだった。

ここ、カサカサは楽しさの中にも学びのある宿って感じだった。

 

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7時。

シャトルバスが到着したというので外へ出る。

なぜかカサカサの目の前までは来てくれず、少し歩いたところで待機していた。

ここで、オーナーと朝早くから見送りに来てくれた宿泊者の方と握手をしてお別れ。

本当、またいつか訪れてみたいな、と思える居心地のいい宿だった。

 

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シャトルバスは町を周りどんどんお客さんを拾っていく。

 

まず最初にオーストラリアから来たというカップルが乗ってきて、彼らはアンティグアの手前、アティトラン個周辺の町パナハッチェル行きだという。

来年日本を訪れ、長野県の白馬五竜へ行きスキーをする予定だ、と言っていた。

その話を聞き私は、

『白馬五竜!実は僕学生時代スキーをやっていて、白馬五竜へは毎年合宿へ行ってたんだよ。白馬47のリフト沿いに、いい雰囲気のレストランがあってね、、、』

 

なんていう風に会話を弾ませようとも思ったが、この時私は外国人さんと英語で会話することが億劫になっていた。。

なのでそこまで話を発展させることなく、お互い軽い自己紹介だけして終わった。

しばらく日本人宿という環境にこもっていたことが影響しているのだろうか?

 

ただ、久しぶりに聞く英語は非常に聞き取りやすく、外国人とスムーズにコミュニケーションが取れていることに喜びを感じていたことも事実。

これは間違いなく、中米という基本的に英語が通じない環境に長いこといることが影響しているのだと推測する。

 

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8時30分。

カサカサを出てすでに1時間30分が経っているというのに、シャトルはまだサンクリの中心部であるカテドラル前広場(ソカロ)あたりにいた。

 

”全然進まねぇじゃねえか。”

 

シャトルバスはソカロ近くにあるATM前に停車している。

そのATMには朝から大行列ができている。

銀行前にできる大行列は、もはや中南米の風物詩と言っても過言ではないだろう。

シャトルの客の何人かが、お金をおろしたいとか言ってATMへ向かっていた。

そのせいでなかなか出発しないのか。。

 

その人たちはシャトルバスに戻っきて、

『まさかこんなにATMが混んでいるとは思わなかったよ。』とか言っていた。

 

必要なお金は前日までに下ろしておくことをオススメする。

 

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10時20分。

ようやくサンクリを抜け出したシャトルバスはその後順調に走り続け、1度目の休憩ポイントにたどり着いた。

どうやらこれは朝食休憩らしく、休憩時間も割と長く確保されていた。

 

レストランのスタッフに『トイレはどこ?』と聞くと、『あの奥だ。』と言われ、同時にトイレ代として数ペソを要求された。

 

我々はスタッフに聞いてしまったのでお金を支払うことになったが、

たぶん何も言わずにトイレを目指せばお金を要求されることなくトイレへ行ける雰囲気だった。

 

さらに言うと、外からレストランの裏に周りこみ、そこから中へ入ればすぐそこがトイレになっているので無料でトイレを利用できる。

ということに後から気づいた。

 

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レストランで朝食をとる人もいたが、我々はレストラン前に座り込み昨日スーパーで購入していたドリトス的なスナック菓子を食べた。

そうやってレストランには入らず店前でたむろしている人たちも少なからずいた。

 

ここで、一人の日本人女性と出会った。

よく見ると、その方は昨晩カサカサに遊びに来ていた人。

もっと言うと、昨日マドレティエラサンクリのパン屋さん)でちらっと見かけた人だった。

 

もう15年もメキシコに住んでいるという彼女は、

年末にアティトラン湖で行われる音楽やアートなどの大規模なフェス、

『COZMIC CONVERGENCE(コズミック・コンバージェンス)』の手伝い的なことをしにパナハッチェルへ向かうという。

 

コズミックは毎年行われているイベントらしく、なんと今年は日本人アーティストに焦点を当てているらしい。

 

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11時10分。ようやく出発。

休憩時間はおよそ50分もあったことになる。

さすがに朝食に50分もかからんで。

 

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国境から少し離れたところにあるメキシコ側イミグレーションに到着。

我々は7日を超えてメキシコに滞在していたので390ペソ(約2184円)の入国税を出国手続きの際に支払い、パスポートを見せて難なく通過。

 

12時40分。

グアテマラからメキシコへ入国する時と同じく、なぜか国境から歩いて数分かかる人気の少ない裏道のようなところににシャトルは停車する。

ここで荷物を降ろし、国境まで歩いて向かう。

 

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国境付近。

『カンビオ、カンビオ(両替、両替)』という両替屋さんが札束を持ってうろついているので、必要な場合はここで両替できる。

 

ペソ残高ギリギリの我々は両替していないのでわからないが、両替するなら国境でするのが基本的にレートがいいのではないかな?、と思っている。

 

もちろん、このうろついている両替屋さんたちはフリーで活動している人たちなのでレートをぼってくる可能性もある。

あまりにレートが悪かったら1度レート交渉を試みたほうがいいだろう。

 

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グアテマラ入国のイミグレ前。

この時間帯、たくさんのシャトルバスが国境に到着しているので小さなオフィスは完全にキャパオーバー。

人で溢れかえっている。

 

しかしこれ、全員が全員グアテマラ入国審査を待っている人とは限らない。

審査を終えてただその辺でシャトルの出発を待っているだけの人も案外いる。

 

ちょっと並び、カウンターでパスポートを提出し、数分待てばスタンプをポンと押されたパスポートが手元に返ってくる、という非常に簡単な入国審査を無事に終了させた。

 

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13時過ぎ。

グアテマラからはシャトルバスをチェンジする。

(グアテマラからメキシコ入国の場合もそうだった。)

 

そして、おそらくここでアンティグア行きの人パナハッチェル行きの人でシャトルが分かれる。

前述した通り国境付近はたくさんの人、シャトルバスで溢れかえっているので、自分たちが乗るべきシャトルがどれなのか探すのに少し手こずった。

 

『アンティグア?、アンティグア?』と聞いて自分らが乗るべきシャトルを探す。

どうにかアンティグア行きのシャトルを発見するが、運転手が調べるとそれは我々が乗るべきシャトルではないらしい。。

一体我々が乗るべきシャトルはどこにあるんだ。。?

 

他に全然アンティグア行きのシャトルが見つからなかったので、とりあえずここまで一緒のシャトルバスに乗っていた人たちが集まっていた方へ行ってみた。

でもおそらくこれはパナハッチェル行きのシャトルバス。

 

運転手に『アンティグア行きはどれだ?』と聞いてみると、スペイン語で何かを説明している。

乗客にスペイン語と英語を喋れるアラスカ出身のアメリカ人がいたので、その人が運転手と話してくれ、話が終わると我々に英語で説明してくれた。

 

アラスカ人曰く、

『今日はもうアンティグアには行けない。今日はパナハッチェルに泊まり、明日朝6時にアンティグアへ向かってくれ。その際のバス代は無料になる。』

とのことだった。

 

”なんだって!?意味がわからん。なんで行けないんだよ。”

 

英語での説明なので完璧なコミュニケーションは取りづらい。

なので私は深く理由を追求するよりも、もっと重要な夜の宿泊先がパナハッチェルになるということと、その宿泊代は無料になるのか、ということを入念に確認した。

すると通訳のアメリカ人は『イエス。』と確かに言った。

 

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我々はすでに今夜アンティグアのペンション田代に宿泊を予約している。

それと同等なレベルな宿に無料で1泊できるのならば、アンティグアにこれといった用事のない我々にとってこのトラブルはあまりダメージになるものではない。

むしろ、行ってみたかったパナハッチェルを観光できるのはかえって好都合じゃないか。

 

ちなみに、私は通訳のアメリカ人の流暢すぎる英語を完全に聞き取ることができていなかったので、もしかしたら聞き取れなかった部分でアンティグアへ行けない理由を喋っていたのかもしれない。

まぁでも、行けないものはしょうがないし、余分な宿泊代とバス代がかからないのならば理由なんてどうでもいっか、

と言う気持ちがあったので最後までこのトラブルの理由を深く探ることはしなかった。

 

 こうして我々は、アンティグア行きではなくまさかのパナハッチェル行きのシャトルバスに乗り込み再び歩みを進めることとなった。

 

そういえば、メキシコに入国するときはだいぶ離れたところで荷物検査があったけど、グアテマラに入国した時はなんにもなかったな。

 

〜後半へ続く〜 ↓↓次回記事★↓↓

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