アティトラン湖畔の小さな町、サンペドロ3日目。
相変わらず相方の体調はよろしくない。
今日も1日宿を楽しむことになりそうだ。
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朝7時45分起床。
そういえば昨夜天から舞い降りてきた特大サイズのバッタ様はいつの間にかいなくなっていた。
外へ出て行ったのか、まだ部屋のどこかに潜伏しているのか。。
今日も天気は晴れ。
2階から見えるアティトラン湖の景色を眺め、部屋へ戻りちょっとゆっくりする。
昨日と同様、9時ごろ朝食をとりに1階へ降りていく。
今日のメニューは焼きそばパンとスープ。
毎日メニューが違うので飽きないし、”今日はなんだろう?”という楽しみになる。
それは朝食だけではなく夕食にも言えることなので、これだけで1日2回楽しみができるということになる。
朝食後は2階へ戻り、廊下にあるハンモックを味わってみる。
普通の寝るタイプのハンモックも、このような座るタイプのハンモックも町でたくさん売っている。
ちょっと欲しいが、日本へ持って帰ってもどこへぶら下げよう?って感じだ。
部屋に入り、相方ダウン。
昼までベッドで安静に過ごす。
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13時前。
お腹が空いてきたのでお昼ご飯を調達しなくては。
相方の食欲はまだなく、
『何が食べたいのだ?』と問うと『フルーツが食べたい。』と言ったので、
私1人で町へ繰り出してフルーツを買いに行くことに。
思えば、サンペドロに到着して3日目にして初めての外出。
こんな街だったんだぁ、と、街の風景を楽しみながらメルカド(市場)を目指した。
本当にこじんまりとした小さな街。雰囲気がいい。
13時。
町のメルカドに到着。
しかしこの時間だと店はほとんどやっておらず、ここでフルーツを買うことは諦めた。
宿で教えてもらった『ANDY』というメルカドのすぐ近くにあるスーパーに寄ってみた。
大きなスーパーではなく、フルーツもあまり売っていない。
缶詰のパイナップルとモモがあったので、
それを16ケツァール(約240円)と20ケツァール(約300円)で購入。
相方は缶詰のフルーツも大好きなはずなので問題はないだろう。(むしろ喜ぶな。)
それと私のお昼ご飯用にインスタント麺1袋を3.15ケツァール(約47円)で購入した。
宿に戻り、缶詰を相方に渡し、私はインスタントラーメンを作る。
お湯を入れ、待つこと数分で完成。
まぁ、無難に美味しい。
フルーツ缶詰も甘くて美味しかった。
14時。
廊下にあるハンモックで横になり読書。
本は宿に置いてあったもの。
なかなか、贅沢な時間だ。
その後は部屋に戻り、昨日同様たまっている日記を書いたり、YouTubeを見たり。。
17時50分ごろには綺麗な夕焼け空が見れた。
18時40分。
また天からバッタ様が舞い降りてきた。
しかも昨日とほぼ同じ時間。。
この時間帯に何かあるのか?
しばらくまた2人で遠くからバッタを見つめていると、
何を思ったかバッタはいきなりこちらめがけて飛んできた。
”うわっっ!!!”
反射的に体を倒しバッタを避ける。
起き上がったら、バッタは前方の床に着地していた。
おそらく我々の目の前でUターンをかましたのだろう。
そして床に置いてあったビニール袋をゆっくりと登り始める。
またいつ飛び回るかとビクビクしながらその動きをじっと見つめる。
ビニール袋に止まったバッタはまたピクリとも動かなくなった。
”今日こそは自力で外へ追い出すぞ。”
覚悟を決めてビニール袋をつかみ、扉の外へ持っていく。
そんな時、宿泊者の方が『夕食の時間だよ〜』と我々を呼びに来てくれた。
情けない話だが、結局その方にお願いしてバッタを外へ逃がしてもらった。。
でもこれで安心して夕食に向かうことができる。
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今日の夕食はオーナーが体調不良の相方を気遣ってくれ、ヘルシーな献立だった。
相方だけ別メニューかな、と思っていたが、みんな同じメニューだった。
でもこの雑炊がうまく、ごま油のタレがクセになる味。
今日も満足な夕食だった。
さらに相方にはいちごのスムージーを出してくれた。
昼間にフルーツが食べたいと言っていることをオーナーに伝えたら、飲みやすいようにとスムージーにして出してくれたのだ。
このスムージーもすごく美味しかった。
感謝です。
21時。
夕食後部屋へ戻りテキトーに過ごしていると、天からまた特大サイズのバッタ様が降ってきた。。
”さっき逃がしたばかりなのに。。”
もうこの『バタンッッ!』っていうバッタが落ちてきた時の衝撃音がノイローゼ気味。。(ちょっと大げさ。)
また宿泊者の方を呼んで逃がしてもらうか、それとも自分らでなんとかするか。。
結果、自分らでなんとかする、というか、昨日同様放っておくことにした。
昨日とは違い、ゆっくりではあるが歩くということも、羽を広げて飛び回るということもあると知ってしまったので、正直気にせず放っておくのは容易ではない。
知らんぷりしてるふりしてコンスタントにバッタの居場所を確認する、という状態がしばらく続いた。
近々部屋が1つ空く予定なので、そのタイミングで部屋を変えてもらえるか聞いてみようかな。。
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