メキシコのサンクリからグアテマラのアンティグアへ向かう途中、
ちょっとしたハプニングがありアティトラン湖周辺の町パナハッチェルで1泊を余儀なくされていた我々。
昨日の16時発のシャトルバスに乗り、ようやく本来の目的地であったアンティグアに到着したのは昨日の夜。
宿泊先はもちろん、
アンティグアに訪れる日本人なら知らない人はいないであろうペンション田代。
我々が2度目のアンティグアに訪れたのは、
今日、グアテマラシティーにあるラ・アウロラ国際空港からニューヨークのニューアーク・リバティー国際空港行きの便に搭乗するためだ。
フライト時間は約3時間半。14時20分発、19時55分着の予定。
今夜にはクリスマスイブのニューヨークの町にいるなんて想像がつかない。
その前に大好きな空港ラウンジもあると思うとソワソワが止まらない。
(1ケツァール=約15円、1ドル=約117円。我々がアメリカを離れていた約1ヶ月の間に、ドルが約7円も値上がりしていた。。物価の高いニューヨークでこれはツライ。。)
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私は朝5時すぎに起床。
7時30分に朝食を作りに相方と共に屋上のテラスへ。
晴れ渡った良い天気で、グアテマラ富士ことアグア山が綺麗その全貌をあらわにしている。
今日 十字架の丘 に登ったら景色がきれいだろうなぁ。
キッチンにはまだ誰もいない様子。
サンクリで購入したパンを焼き、そこに蜂蜜を垂らす。
カサカサでもらったコーヒーを淹れて今朝の朝ごはん完成。
8時45分。
朝食をとり終え、部屋に戻ってパッキングし、空港行きシャトルバスが到着するまでロビーで待機。
昨日パナハッチェルからのシャトルバスが一緒になった大学生の男の子も同じ時間帯の飛行機に乗るということなので、今日も同じシャトルバスに乗り一緒に空港へ向かうことに。
9時5分。
シャトルバスのピックアップ到着。
空港行きのシャトルバス料金は1人70ケツァール(約1050円)。
我々はペンション田代でチケット取得を代行してもらったので、昨晩到着した時に宿泊代と一緒に支払った。
10時20分。ラ・アウロラ空港着。
シャトルバスの中ではほとんど寝ていたのであっという間の到着だった。
そうか、今日はクリスマスイブか。
クリスマスのこの雰囲気は好きだ。
14時20分のフライトの時間まではまだだいぶあるが、
ダメ元でチェックインカウンターへ行き荷物を預けチェックインできるかどうかアタックすることに。
我々が搭乗するユナイテッド航空のカウンターを探す。
あった。
そうか、今日はクリスマスイブか。
こんな大男も可愛らしいトレーナーとサンタの帽子を身につけている。
本当、クリスマスのこの雰囲気は好きだ。
偶然にも、我々の担当はこのニセモノ色黒サンタさんに当たることになった。
ダメもとだったが、何事もなくチェックイン成功。
『アメリカの次はどこへ行く?』とかいう質問も、
今回はちゃんと日本行きのチケットを持っているのでへっちゃら。
『ドヤ!』と言わんばかりの勢いで日本行きのチケットの画面を見せつけてやったぜ。
ラ・アウロラ国際空港→ニューアーク・リバティー国際空港までのチケットは、
1人13510円で我々がサンフランシスコに滞在している時 に取ったもの。
クリスマスイブの日の便は他の日と比べて格段に安かった。
しかしこれには預け荷物料金は含まれていなかったらしく、
このチェックイン時に1人28ドル(約3276円)ずつ請求された。
ユナイテッド航空ならそんなものチケット代に含まれていると思っていたのに。。
10時40分。
相方が最後にフライドチキンをもう一度食べたいというので、空港の2階?にあった『Pollo CAMPERO』でフライドチキンを買う。
購入したのは相方だけ。
商品は一緒なのに、味は昨晩食べたやつのほうがジューシーで美味かったと。
買わなければよかった、と後悔していた。
ここで大学生の子としゃべり、しばらくしたら我々は先に制限区域内に入るためここでお別れ。
彼はまだチェックインを許されなかったらしく、もうしばらく一般区域内で待機する必要があるという。
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11時30分。
入国審査用紙みたいなのを記入して出国手続きへ。
11時40分。
無事出国審査と手荷物検査を通過したら、待ちに待った空港ラウンジへ。
ここ、グアテマラのラ・アウロラ国際空港にはプライオリティーパスが使用可能なラウンジが2ヶ所ある。
まず向かったのは、『LOS ANEJOS LOUNGE』というラウンジ。
情報によると、高級感があるという。
場所はゲート6と7の間あたり。
一見デューティーフリーのショップのように見えるし、
中に入ってもラウンジらしき空間は見当たらないので戸惑ってしまうかもしれない。(我々はそうだった。)
店員さんにラウンジの場所を聞くと、
どうやら店舗入って左斜め奥にあるエレベーターもしくは階段で2階に登る必要があるとのこと。
2階に到着すると、あったあった。
ラウンジに到着した瞬間って、旅してる中でも上位に来るほどのワクワク感が湧いてくる。
世界一周空港ラウンジ巡りでもしたらどうだ?と言われそうだが、実際それはそれで面白そう。
ちなみにこの『LOS ANEJOS LOUNGE』、
12月25日のクリスマス当日と1月1日は休業するとプライオリティーパスの公式サイトに記載されていた。
”あぶねぇ、あと1日遅かったらラウンジを利用できないところだったぜ。”
通常の営業時間は月曜日〜金曜日が朝5時〜20時。
土日が朝5時〜19時までとなっている。
確かに内装は黒を基調としており、大人の高級感が漂っている。
我々は奥のソファー席に腰掛けた。
一般的に、空港ラウンジの食事は料理を自由に取って食べるビュッフェ方式。
しかしここのラウンジはウェイターに料理を注文するというオーダー制。
まるでレストランみたいだ。(もちろん料理は無料。)
上記メニューの中から、
私は『BEEF CARPACCIO WITH BARSAMIC CREAM(ビーフカルパッチョ)』と『ORANGE JUICE(オレンジジュース)』を注文。
コーヒーはセルフサービスになるみたいだ。
これらの料理がすべて食べ放題なのかというと、そうではない。
ちゃんとメニューの下の部分に『ドリンク3つ、プレート料理1品まで注文可。』と書いてある。
ちなみにこれがセルフのコーヒー紅茶。
これはおかわり自由だった。
しばらくしたら料理が運ばれてきた。
めっちゃうまそう。
マジでレストランじゃん。
パンに牛肉のカルパッチョをのせていただく。
酸っぱいが、めちゃんこ美味い。
他のビュッフェ方式のラウンジの食事よりも明らかに質が高い。
1品しか注文できなくても、たまにはこういう”量より質”の料理をいただけるラウンジもいいな、と思った。
相方が注文したのはこちら、『TURKEY HUM WRAP(ターキーハムラップ)』。
うん、
見た目、味ともに間違いなく私が頼んだカルパッチョの方が上だ。
まぁ、これはこれで悪くはないが、このくらいならビュッフェ形式のラウンジでも食べれそう。
料理を運んできた時、スタッフからまさかの情報を耳にする。
なんと、本日は13時まででこのラウンジは閉店してしまう、とのことだった。
あまりにさりげなく言われたので一瞬耳を疑ったが、確かに今日はクリスマスイブ。
早めに仕事を切り上げるなんてことは、キリスト教圏ではむしろ当然のことだ。
(それでも空港ラウンジは開けていてほしい。)
ちくしょう、もう少しこの高級感のあるラウンジでくつろぐ予定だったのに。。
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12時30分。
『LOS ANEJOS LOUNGE』を追い出された我々は、もう1つのプライオリティーパス使用可能ラウンジへ。
次の空港ラウンジは『Copa Club』というラウンジ。
名前の通り、コパ航空がやっているラウンジかな。
場所はゲート14の隣。
営業時間は朝4時から16時15分までのようだが、幸いクリスマスによる早仕舞いはない様子。
ここラ・アウロラ空港にラウンジが2つあってよかった。
内部はこんな感じ。
なかなかコンパクトな空間。
ガラス張りの奥には飛行機の滑走路が見える。
太陽の光がいっぱい差し込んでくるので、先ほどの『LOS ANEJOS LOUNGE』と比べるとだいぶ明るい。
食事類はスナックが中心。
ポテチとクラッカー。
これはチーズ。
コーヒー紅茶。
ソフトドリンクやアルコール類はカウンターで注文しなければならないっぽい。
うん。全体的に、食事というよりはおやつだ。
先に『LOS ANEJOS LOUNGE』へ行って質の高い食事を済ませておいてよかった。
ここでは私は、ヨーグルトとチーズをひたすらリピートしていた覚えがある。
総合的に見て、
グアテマラのラ・アウロラ国際空港に訪れるなら『LOS ANEJOS LOUNGE』の方が断然おおすすめ。
そこで美味しい料理を堪能して、最後に余裕があったらこの『Copa Club』に寄ってスナックをとる程度がちょうどいいのではないか。
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13時40分。
搭乗時間が近づいてきたので搭乗ゲートへ。
すると、搭乗口でアナウンスなどの仕事をしているのはチェックイン時に我々の担当だったあのデッカいニセモノ色黒サンタさんだった。
働いてるねぇ。
14時40分。
定刻より20分ほど遅れて飛行機はニューヨークへ向けてテイクオフ。
久々のLCCじゃない航空会社かも。
ニューヨークのニューアーク・リバティー国際空港までは約3時間30分のフライト。
機内ではスナックと飲み物のサービスが出たが、食事はなかった。
クリスマスのニューヨークは魅力的だが、実際にアメリカに入国するための入国審査が超面倒くさい。
厳しいもんなぁ、アメリカさんは。
特に我々は1ヶ月前までアメリカを周遊していたばかりなので、そのことが吉と出るか凶と出るか。。
『なぜまた戻ってきたんだ?』、と厳しく突っ込まれる可能性もあるし、
最近入国しているのだから審査が軽くなる可能性もあったりして?
とにかく、
早く入国審査が終わってクリスマスムードのニューヨークの街を歩きたい次第だ。
〜後半へ続く〜次回からはニューヨーク編★↓↓