ベトナム南部の大都市ホーチミンでは、主にホーチミン在住の私のおじさんとおばさんによくしてもらった。
焼肉や寿司をたくさんご馳走になったり、いい家にも泊めてもらったり、、
これからの旅でこんなに至れり尽くせりと贅沢できることはおそらくないだろう。
おじさんとおばさんも我々が長期の貧乏旅行だということを察して、
『ホーチミンにいる間だけでも贅沢して行って。』と優しく声をかけてくれた。
そんな至れり尽くせりなホーチミンとももうお別れの時間で、現在は飛行機でベトナム中部のリゾート地、ダナンに向けて飛行中。
ホーチミンの勢いそのままにリゾート地ダナンでも豪遊してしまわないか、、
ちょっと心配だな。。
(1ドン=0.00485円 20000ドン=約97円 2017年3月27日。)
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earthtravel.hatenablog.com
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15時50分。
ホーチミンを飛び立った飛行機は無事にダナン国際空港に到着した。
見ての通り、天気はあいにくの雨。
色々と調べた結果、
ダナン国際空港からダナン市街へ行くにはタクシーが一番いいということだったので、市街地まではタクシーで向かう。
ダナン国際空港から我々が宿泊するホテル付近(ミーケ・ビーチの方)までは160000ドン(約776円)だった。
所要時間は20〜30分くらい。
16時50分。
ホテルの場所がわからずちょっと手こずったが、
なんとか予約していた宿『Danasea Hotel(ダナシー・ホテル)』に到着。
今回はタイのプーケットで泊まった『YK Patong Resort』みたいな、安いのにクオリティーが高いホテルに泊まることを目標に、相方が宿選びを担当していた。
早速部屋へ案内されると、
なんか思っていたのと違う。。
アゴダに載っていた写真とは雰囲気が全然違う。
写真で見るより狭いし、薄汚く、おまけになんかカビ臭い。
逆にこの部屋をあんなによく撮ったカメラマンがすごいな。
シャワールームも、予想よりもレベルが低い。。
普段の宿泊なら十分満足いくレベルの設備だが、今回は前々から張り切って宿を選び、ここをいい宿だと思って予約していたのでショックがでかい。。
ズンっと落ち込む相方。
我々はこの宿に一気に3泊も予約を入れてしまっていた。。
やはり、
宿を取るなら1泊ないし2泊単位で慎重に取るのが正解だな。
2泊までならまだ、ハズレ宿を引いてもなんとか我慢できる。
案内された部屋の電気がつかないというアクシデントも、このホテルの信用度をグンと引き下げた。
それにはさすがに部屋を変えてもらったが、変更後の部屋のクオリティーが劇的に向上するということはなかった。
少しでも期待してしまった我々が恥ずかしい。
まぁ、それでも1泊1人982円。
値段相応といった感じなのであまり文句は言えないのだが。。
(プーケットのYK Patong Resortがすご過ぎた。。)
19時50分頃。
いつまでも落ち込んでいても仕方がないということで、外出をしてみることに。
相方は早速、ホーチミンでオーダーメイドしたアオザイを着て出かけるという。
少しでも気分を高めたいのだろう。
ダナンはベトナムの中部の海岸沿いに位置していて、『絶対これからくる』と言われているリゾート地らしい。
確かに、ビーチ沿いを歩いてみると最近できたような綺麗なホテルが連立している。
でもその連立具合にはまだまだゆとりがあり、新たなホテルを建てるスペースが存分に残っている。
そしてご覧の通り、新たなリゾートホテルを建設することを予告する看板がビーチ沿いのいたるところで見られた。
そして実際、このような光景が多々見られた。
ここだけ見ると『えらく廃れた街ダナン』ってなっちゃうけど、
これは古い建物をぶっ壊して新しいのを建てようとしているのかな?
あくまでも『これからくる街ダナン』なのだ。
ビーチへ足を運んでみると、だーれもいない。
ビーチ沿いにはホテルが並んでいるだけで、屋台などの商店はまったくと言っていいほどなく閑散としている。
この辺りからも、ダナンはまだまだ発展途上のリゾート地だということがうかがえる。
そのうちタイのプーケットみたいに店が立ち並んで欧米人が歩き回るようになるのかなぁ?
ホーチミンでの豪遊のせいか、お腹の調子が悪くなったのでその辺のリゾートホテルへ入りトイレを借りる。
トイレを借りる借りないに関係なく、こうやっていろんなホテルのロビーを見て回るのは楽しい。
普段こんなにいいところに泊まることができないので、なんかワクワクする。
”こんなところに泊まれたらなぁ”、と羨ましくなり、現実の我々の生活水準にため息をついてしまうのも事実なんだが。。
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21時30分。
テキトーにふらつきながら宿へ戻ってきた。
飯屋も全然ないし、やはりダナンはまだまだこれからだな。
まぁ、ホーチミンでたらふく食料を胃袋に詰め込んできた我々にとって、今晩の飯を食うところがないなんていうのはまったく問題にならないことだ。
その後は相変わらずカビ臭い部屋でゴロゴロしながら、ユーチューブでダナンの魅力動画を見ていたらいつの間にか眠りに落ちてしまっていた。
明日はダナンの街と、ダナンからバスでちょっと言ったところにある世界遺産の街ホイアンを観光する予定。
◉次回記事↓↓