昨日、この旅3度目となるタイ王国に入国。
訪れたのはバンコクに次ぐタイ第2の都市、チェンマイだ。
ソンクラーン(水かけ祭り)の影響でラオスのルアンパバーンを出発する時から一苦労だったが、チェンマイについてからもその苦労は継続中。。
そう、チェンマイでも水かけ祭りが開催されているのだ。
しかも、チェンマイの水かけ祭りの激しさはタイの中でも1番だという。。
もちろん、宿に移動するだけでびしょ濡れになってしまい、
水かけ祭りの期間中は移動はしないほうがいいな、、と、つくづく思わされた。。
(1バーツ=約3.15円 2017年4月15日。)
▼前回の記事
▼ラオスでも水かけ祭りに巻き込まれた
今日は早起き。
朝5時40分ごろ起床。
やはりここの中庭はいい雰囲気だ。
朝7時40分ごろ。
中庭でベトナムコーヒーでも作ってみる。
だんだんとベトナムコーヒーを美味しく作れるようになってきた。
いやぁ、この宿、朝食が付いていたら言うことなしで最高なのになぁ。
ちょっと蚊が多くてウザいけど。
10時45分。
水着を着ていざ外出。
目指すは水かけ祭りがもっとも盛り上がっているであろうチェンマイの旧市街エリア。
スマホを持って行く時はこのような防水ケースは必須。
『水没した!』なんて怒っても自業自得。
各店にはこのようにビニールが貼られ、水かけ祭り対策がなされていた。
中心へ行く途中でもちょいちょい水をかけられたが、昨日を考えたらこんなのまだ屁みたいなもんだ。
11時。
チェンマイ旧市街への入り口、ターペー門に到着。
人はそこそこいるが、まだ昨日ほど水かけ祭りって雰囲気になっていない。
とりあえずターペー門をくぐって旧市街内部へと侵入してみる。
地図で見ればよーくわかるが、旧市街エリアはレンガの城壁とお堀に囲まれ正方形をしている。
ポルトガルのアゲダを彷彿とさせる飾り付け。
なんでも宙にぶら下げればいいってもんじゃない。
しばらく旧市街を散策したが、旧市街内は驚くほど平和な雰囲気だった。
水をかけてくる人も、かけられている人もいない。。
せっかく水着を着てきたのに、なんか寂しい。。
途中、ソンクラーン(水かけ祭り)の看板を見つけた。
本来はこんな感じに優しく水をかけ合う祭りだったのか?
あまりにも現実からかけ離れたイメージだな。
(現実は水鉄砲やバケツで水の乱れ打ち状態。)
これは誤解を招くぞ。
こちら旧市街エリアの見所の一つ、3人の王様像。
左から、
パヤオ王国の王、ガムムアン王
ランナー王朝の創始者、マンラーイ王
スコータイ王朝の王、ラームカムヘン王
この像のエリアは広場になっていた。
▼3人の王様像の場所
11時40分ごろ。
旧市街内を散策し終えて正方形の外へ。
我々が平和な旧市街内をうろちょろしている間に、外では水かけ祭りが盛り上がりを見せてきている様子だった。
とりあえず腹ごしらえをしに行く。
飯を食い終わるまではなるべく濡れたくなかったが、それは不可能。
地味に濡れた。。
やってきたのは昨夜晩御飯を食べたナイトマーケットエリアにあるマクドナルド。
久しぶりのコップンカードナルドとご対面。
ポテトSとドラムチキンをそれぞれ29バーツ(約91円)ずつで購入。
美味しいが、全然足りない。。
食事を済ませ外へ出ると、偶然にもバケツが2つ捨てられているのを発見した。
これはいい武器が手に入ったぞ。
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一回宿に戻る予定だったが、武器を手に入れたこともあってそのまま川沿いに向かった。
道中もちょいちょい水をかけられてびしょびしょ。
水かけ祭りの中心地。
ターペー門付近の川沿いに到着。
みなさん川の水を汲んでそれを掛け合っているみたい。
お世辞にも川の水は綺麗だと言えるものではない。
目や口からなんらかの菌が入ってもおかしくない。
でも、この際そんなことはもう気にしていられない。
我々も先ほど拾ったバケツを川に放り投げて水を汲み、水かけ戦争開始。
水を汲んでいたら勢い余って川に落ちた少年。
いやぁ〜楽しいなぁ〜。
こんな無礼講はスペインのトマト祭り(トマティーナ)以来か。
earthtravel.hatenablog.com
昨日は雨だったので、今日が晴れて本当に良かった。
雨の日の水かけ祭りとか、なんか微妙そう。
今まではかけられてばっかだったけど、水をかけるのもめちゃ楽しい。
その辺の人や、まるでパレードのように道路をゆっくり走っている車やバイクに思いっきり水をぶちまける。
いくら思いっきり水をかけられても怒ってはいけないのが祭りのルール (?)。
本来は水をかけられることはありがたいことらしいから。
水をかけたりかけられたりで非常にテンションが上がってきた。
そんな時、今度はターペー門前で水鉄砲が落ちているのを発見。
水鉄砲を手に入れた。
先ほどのバケツといい、ラッキー。
武器を増やし、再び川で水を補充して水鉄砲をぶっ放す。
歩きながら武器を拾うとか、007みたいだな。
水鉄砲をぶっ放していると、レッドブルを配るトラックが道を通ってきた。
そしてなんと、目の前でレッドブルをじゃんじゃん配り始めるではないか。
あれよあれよと人だかりができる。
今度はエナジードリンクを手に入れた。
バケツに始まり鉄砲にドリンク。
なんかさっきから運がいいな。
ここでしばらく武器を置いてドリンク休憩。
周りの様子を見て楽しんだ。
このホテルの前あたりは結構盛り上がっていたな。
顔面直撃の女。
集中攻撃。
インタビュアーも大変そうだな。
こんな感じで、チェンマイの街は荒れ狂っている。
ここまでずぶ濡れになるともう水をかけられることにも慣れてくるのだが、
たまにキンキンに冷えた氷水をかけてくる奴がいてそれには慣れない。
氷水をかけられると、”やられたぁ。。”って感じになる。
私も氷水を手に入れたらなるべく使わないようにして、
もろに水をかけてきた相手に思いっきり氷水をかけ返してやるようにしていた。
氷水をかけられた時の意表を突かれたような反応を見るのがまた楽しい。
気温高めのチェンマイでも、さすがにこれだけ水に濡れ続ければ寒くなる。
我々は冷えた体を温めようと焼き鳥屋台の前へ行き暖をとる。
焼き鳥がうまそうだ。。
14時ごろになると車やバイクが通行止めとなり、一旦落ち着いてきた。
そして旧市街の方面からこのような行進がゾロゾロと出てくる。
そうだな。
旧正月だし、水をかけ合うだけが水かけ祭りじゃないんだな。
ちなみにこの行進部隊に向かって水をかけても全然オッケー。
15時50分。
もう寒いということで宿へ戻る。
即行シャワーを浴びた。
それにしてもこの宿は本当に静かなところだ。
小鳥のさえずりに、遠くから聞こえてくる欧米人達の話し声。。
それが心地よく、私は軽く居眠りをしてしまった。
水かけ祭りで疲れているというのももちろんあるだろう。
思ったより楽しかったな、水かけ祭り。
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18時10分。夕飯を食べに外出。
さすがにもう水かけは終わっただろう、と思ったけど、まだやってる。。
もう夕方で寒いぞ?
もう濡れたくない我々は、なるべく人気の少ないローカルな道を選んで歩いた。
普通の道を通ったら100%水かけられるからな。
遠回りをしたせいもあり結構歩いて18時45分。
ナイトマーケットに到着。
ナイトマーケットと言っても昨晩いったところとは違い、ここはサタデーナイトマーケットというところ。
文字どおり土曜日しか開催されていない。
開催時間は17時頃〜22時頃くらいが目安。
▼サタデーナイトマーケットの場所
結構たくさんの人で盛り上がっている。
我々の場合手持ちのバーツがあまりないので、まずはエクスチェンジを探さなねばならなかった。
しかし、こんなに盛り上がっているのに両替屋が全然ない。。
金が手に入ったとしても、それほど我々をそそるような食べ物がない。
私が食べたいのはタイ名物のカオマンガイだ。
19時20分。
結局、サタデーナイトマーケットを北に抜けて川沿いに出たところにあった屋台でカオマンガイを発見。
値段を見るとカオマンガイ1杯40バーツ(約126円)。
これなら手持ちのバーツでギリギリ購入できる。
私はその店のカオマンガイを40バーツで注文。
やっぱりカオマンガイは美味しい。
そしてこの安価な値段も魅力的。
相方は別の屋台でパッタイを注文。
これも40バーツ。
美味しいが、麺よりもやしの方がはるかに多かった。
(パッタイってそういうものなのか?)
夕食を食べ終えたらテキトーに散策しながら宿へ戻る。
ここはなんか綺麗な寺院?だったな。
帰りにも両替屋さんを探しながら歩いていたのだが、どこももう閉店していた。
両替は明日かな。
あとバンコク行きのバスも予約しなければならない。。
こちらナイトマーケット(マクドナルドがあるところ)へ続く道。
さすがにもう夜だし水かけは終わっただろうと思っていたが、この道ではまだ水をかけ合っていた。。
バカか。
もちろんそんな道は避けて通り宿に戻る。
今日は水かけ祭り楽しかったな。
明日は日曜日。
まだまだ水かけ祭りは続くのかな?
▼次回記事(サンデーマーケット)
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