コスタリカからグアテマラへ。
宿にパスポートを置き忘れるというあってはならないミスを犯してしまったが、なんとかサンホセ国際空港内のラウンジでくつろぐことができた我々。
今日の予定は、6時33分のフライトでまずはニカラグアのマナグアへ。
そこで乗り継ぎグアテマラのグアテマラシティへ。
そこからシャトルバスに乗って本日の最終目的地であるアンティグアへ。
ネットや人伝の情報によると、グアテマラの首都であるグアテマラシティは非常に治安が悪いところらしく、街を歩くだけで危険という人もいるくらい。
そんな情報にビビった我々は、グアテマラシティはスルーしてそこから約40㎞ほど西へ進んだところにある町、アンティグアへ行ってしまうおうと計画したわけである。
ちなみにアンティグアは町自体がユネスコ世界遺産に登録されていて、『世界遺産の町』として旅行者に人気が高い。
(1ケツァール=約15円、 1ドル=約113円 )
▼前回の記事
朝6時になったので空港ラウンジを出て搭乗ゲートへ移動。
いつの間にか外は明るくなっている。
コパ航空ではドリンクと軽食のサービスがあった。
ラウンジで腹を満たしてきたのでそこまでありがたみを感じられない。
空から見たニカラグアの風景。
綺麗な緑の大地が広がっていて、なんかいい感じ。
ニカラグアはあまり治安が良くないと聞いていたのでスルーしたのだが、
空からの景色を見る限りはのどかで人も穏やかそうで、
危険な雰囲気は全く伝わってこない。
”コスタリカから陸路移動にしてニカラグアに寄ってもよかったかな。”、
と、このとき少し思った。
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7時45分。
ニカラグアのマナグア国際空港に到着。
飛行機を降りたら乗り継ぎの人は列に並ばされ、空港ロビーの片隅で手荷物検査。
検査したからといって荷物にタグをつけられたり、チケットを渡されるわけではない。
検査が終わったらさーっとそのままロビーへ散っていける。
みんなちゃんと列に並んで検査を受けていたが、受けずにロビーへ消えてしまってもなんの支障もなさそう。
(もちろん決まりなのでちゃんと検査を受けなければならない。が、あまりにもゆるすぎる。)
こんな簡易な手荷物検査初めてだ。
これがニカラグアのマナグア国際空港。
思った通り、規模は小さい。
ラウンジの看板が見えたので行ってみるも、
どうやらプライオリティーパスは使えないらしく受付で門前払。
外観が今まで経験してきたラウンジと全然違う簡易なものだったので、本当にそこが受付だったのかどうかわからないが。
8時。
仕方がないのでその辺にあったオシャレなエリアに腰掛け待機。
ここは電源コンセントもあるし、無料Wi-Fiも飛んでいたので意外と快適に待ち時間を過ごすことができた。
ここでアンティグアで宿泊予定の日本人宿、ペンション田代と連絡を取り合った。
我々が希望していたのはトイレシャワー共同個室なのだが、
その部屋に宿泊する場合は事前予約が不可となっているらしい。
しかし、
宿泊当日に電話で空き状況を確認して『これから行きます!』と言えば予約できるという少し変わった予約システムをとっているため、
ここで『行きます!』と連絡をしたわけだ。
電話がうまく繋がらない場合はスカイプやラインでの連絡も可能で、我々はラインでやり取りをした。
8時30分過ぎ、搭乗。
先ほど同様、コパ航空では軽食とドリンクサービスがある。
朝はマフィンみたいなのだったけど、今回はよくわからんパン。
でも、美味しかった。
グアテマラシティ上空。
ニカラグアよりは断然建物が目立つ。
10時20分。
グアテマラシティのラ・アウロラ国際空港に到着。
飛行機を降りたらまずトイレへ。
荷物受取所を出たらすぐ左手に『アンティグア・シャトル・サービス』があるので、
そこでアンティグアまでのシャトルバスチケットを買う。
スタッフは我々の顔を見るや否や、『ペンション田代?笑』と聞いてきた。
本当、アンティグアへ行く日本人のほとんどがペンション田代を目指すのだな。
ちなみに、
アンティグアまでのシャトルチッケットは1人12ドル(約1356円)または80ケツァール(1200円)。
*グアテマラの通貨単位はケツァール。
この時まだケツァールを所持していなかったので、我々はドルで払った。
20分くらいは待たされただろうか。
11時にようやくシャトルは出発。
我々よりも前からシャトルに乗り込んでいたカナダ人女性バックパッカーは30分以上も前から待っているというので、何人か集まらないと出発しない系か。
結局、集まったのは我々とそのカナダ人女性の3人のみだったのだが。。
カナダのモントリオール出身だという彼女に、
『アヴリル・ラヴィーンの出身地のナパニーへ行ったことあるよ。』
と言ってみたが、反応は微妙だった。
『あー、確か、西の方にある小さな町ね。』
確かにナパニーはモントリオールから見たら西の方角にある。
一応、存在は知っているようだな。
▼ナパニー旅行記
アンティグア市内に入ると地面は石畳。
よくこんなところ車通るなぁと思うくらいガタガタ道が続く。
そして12時。
ようやくペンション田代前に到着。
受付でチェックイン。
『実は、何泊するかまだ決まってないんです。』と言うと、
『じゃあまた決まったら教えてください。』と。
何泊でもいていいんだ。
そういうわけで、料金はチェックアウト時に支払うことになる。
ちなみに我々の泊まるトイレシャワー共同の個室は、
1泊1部屋90ケツァール(約1350円)。(1人あたり約675円)
1週間泊まると1部屋540ケツァール(約8100円)。
1週間泊まると1泊あたり約77ケツァール(約1155円)とお得になる。
(1人あたり約577円)
こちらがトイレシャワー共同の個室。
ベッドは2人で寝るには少し狭く枕も1個しかないが、
窓ぎはに小さなテーブルと椅子がちょこんと置かれており、シンプルな感じがいい。
とりあえず荷物を散らかして一息つく。
そしてまずやらねばならないことは洗濯。
溜まっていた洗濯物を持って屋上へ。
洗濯はここでする。
もちろん手洗い。
ここで干す。
干すスペースは広めで、日当たり風当たりともにいいのですぐに乾きそうだ。
ここで、すでにペンション田代に滞在している他の日本人の方々と顔を合わせ少し話をする。
スペイン語学校に通い、スペイン語留学をしている人がほとんどの様子。
それゆえ、長期ステイの方が多い。
今まで(ヨーロッパ、北米)よりも夫婦で旅中の人が結構いる印象。
世界一周中の方々も何組かおり、色々と情報を聞くことができた。
16時30分。
現地通貨『ケツァール』の手持ちがゼロの状態なので、とりあえずお金をおろしに町へ繰り出した。
ATMを利用するならちゃんとした銀行に併設してるATMを利用するのが無難だろう。
1000ケツァール(約15000円)をおろし、
45.36ケツァール(約653円)のATM手数料がかかった。
これって、現地ATMの機械にかかっている手数料?それとも新生銀行の海外ATM使用手数料?
新生銀行の場合、
海外ATMを使用したらおろした額の4%が手数料として徴収されると認識している。
ATMの機械手数料と新生銀行の手数料が二重で取られているとしたら、1回の取引で約1200円ほどの手数料を取られていることになる。
これはデカすぎる。。
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ついでに中央広場(プラザマヨール)周辺をくるっと散歩。
これは広場前にあるアンティグア・グアテマラ大聖堂。
1541年に建設されるも、1773年の大地震により崩壊。
その後再建され、現在では文化遺産に登録されている。
内部見学は無料。
なんかセレモニーのような装飾がされていて、今までと違った感じの内装。
その後ペンション田代に戻り、部屋でのんびり。
そして20時過ぎ。
晩御飯は宿泊者と自炊して食べるシェア飯。
調理はほとんど他の宿泊者の方々が行ってくれ、我々はほぼ食べるのみ。
感謝だ。
香辛料から作ったという本格的なカレーは美味しかった。
そしてボリュームたっぷりのサラダも美味しい。
これで1人あたり11ケツァール(約165円)。
激安すぎて目ん玉が飛び出した。
21時30頃。
晩飯後は部屋へ戻る。
今後の滞在日数や、移動ルートなどを考えた。
ここ中米には観光というより『コスパよく滞在』をしに来ているので(ニューヨークのカウントダウンまでの間)、
あまり移動ばかりしてても必要以上にお金が飛ぶだけ。
だからと言ってずーっと同じところに滞在しすぎるのもどうだろう。。(沈没は避けたい。。)
スペイン語留学もこのあと南米へ突入して行くならしてもいいが、なんせこの後ニューヨーク行って1回日本帰るからなぁ。。
結論は出なかったが、そんなことを2人で話し合いこの日は就寝。
とりあえず明日は世界遺産の町アンティグアをぶらつく予定。
一体ここペンション田代に何泊することになるのだろうか。。
▼次回記事
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