ポルトガル、アゲダで泊まった宿、airbnb(エアービーアンドビー) リナさん家 の情報です(^o^)
アンブレラスカイプロジェクトで有名なアゲダは小さな町で、ホテルも数が少ないです!
ポルトに泊まって日帰りで観光する方が多いみたいですね〜(´ー`)
そんなアゲダに2泊もしてしまいました‼︎
宿の居心地が良すぎて(*^▽^*)
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ポルトガル、アゲダで泊まった宿、airbnb(エアービーアンドビー) リナさん家 の情報です(^o^)
アンブレラスカイプロジェクトで有名なアゲダは小さな町で、ホテルも数が少ないです!
ポルトに泊まって日帰りで観光する方が多いみたいですね〜(´ー`)
そんなアゲダに2泊もしてしまいました‼︎
宿の居心地が良すぎて(*^▽^*)
続きを読むサンクリ4日目。
昼間に飲んだコーヒーのせいか昨夜はなかなか寝付くことができず、結局一睡もできないまま朝を迎えてしまった私。
午後にコーヒーを飲むとその日の夜なかなか寝付けないことが中米に来てから多々ある。
今までコーヒーを飲んで眠れなくなるなんてことは1回もなかったのに。
単なる考えすぎなのか、はたまた本当に中米のコーヒーの威力は抜群なのか。
夜が開けるまで一人リビングで過ごしていた私だが、
朝スタッフなどが起きてきたら一度部屋へ戻り朝食時間までテキトーに過ごした。
(1ペソ=約5.8円 2016年12月14日。)
▼前回の記事
8時50分、朝食。
朝食はワンプレート料理。
コーヒーのおかわりは言えばくれた。
小さめのテーブルなので、人と人との間隔が狭く妙に距離感が近い。
なんだかアットホームな雰囲気だが、特にベラベラしゃべることもなく、挨拶だけ交わしただ黙々と朝食を口に運んだ。
ここは2階のテラス。
やっぱりネパールの旗が飾られている。
バスタオルなどはここで干すことができる。
9時40分。
朝食後は2階のリビングでゆったり。
10時30分、外出。
明日以降の宿を確保するため、サンクリにある日本人宿『カサカサ』へ直接行ってみる。
電話でも問い合わせはできるようだが、
なぜか我々の電話からだとうまくかけることができなかったので直接行ってみることになった。
部屋も見れるし、ついでにサンクリ以降の我々の進路についても相談してみよう。
カサカサはサンクリの中心からは少し外れたところに位置している。
とりあえず町中心のセント・クリストファー・カテドラルへ寄る。
内部に入るのは今日が初めて。
カテドラルを出たら再びカサカサを目指す。
11月20日通りを過ぎ人気の少ないところを歩いていたら、突然対向車線を歩いていた人に声をかけられた。
『すみませーん。日本人の方ですよねえ?』
男性二人組だったが、二人とも旅慣れてそうで少し日本人離れした見た目だったので一瞬彼らが本当に日本人であるかどうか疑った。
『はい、そうですよ。』
私はそう答えながら、その二人が正真正銘の日本人であることを確認。
『何かお探しですか?』
『いえ、今からカサカサっていう日本人宿に行くんです。』
『あー、カサカサ、僕も泊まってましたよ。今は別のところに移ったんですけどね。場所わかりますか?』
『大丈夫です。ありがとうございます。』
サンクリには長く滞在していそうな人だったので、私からも1つ質問をしてみた。
サンクリ散策初日から探している日本人の寿司屋さんについてだ。
『そういえばサンクリで寿司を売っている日本人がいるって聞いたんですけど、知ってますか?』
『あー、もちろん。ってか僕一緒の宿に泊まってるんで案内しますよ。すぐそこですから。さぁ、行きましょう。』
まさかこんな展開になるとは、急に訪れた嬉しい誤算にテンションが上がる。
それにしてもこの方、言動の展開が早い。
ちなみに上記写真がその宿、『JUGUAR YOU』。
そこはサンペドロのカモモシにいる時、
『サンクリに行くならこの宿が居心地がいいよ。』と教えてもらった宿だった。
しれーっと空室がないのか聞いてみるも、もう満室だと。
人気宿だな。
宿の中に入れてもらい奥へ進んでいくと、まさに今寿司を作っている場面だった。
”ほー、こんな感じで作っているのかぁ。”
舞台裏に潜入した気分。
それにしても、予想をはるかに超えるクオリティーの高さ。
旅中に足を怪我して、
完治までサンクリに長居しなければならなくなったのがきっかけで始めたというこの路上販売の寿司屋さん。
今は少し落ち着いてきたらしいが、ちょっと前までは行列ができるほどバカ売れ状態になっていた人気店らしい。
11時ごろからと16時ごろから1日2回営業に出ていて、週2くらいは休んでいるのだと。
販売場所はカテドラル前の広場や11月20日通りなど人が集まっているところ。
サンクリの路上販売のルールとして、
”歩きながら販売しなければならない”というのがあるので、常に歩いて移動しながら売っているのだとか。
(許可を得てれば一定の場所での販売も出来るらしい)
長時間同じ場所に立ち止まって売っているのを警察に見つかると、
『ちゃんと歩いて売るように。』、と注意が入るらしい。
それはさておき、サンクリ到着日からずっと探していた寿司屋さんにまさか寿司制作現場でお会いすることができるとは思わなかった。
話を聞き触発され、我々もなんか売って金を稼ごうか、という気になった。
これは新商品の寿司ドーナッツだという。
なかなか斬新なアイディア。
値段は忘れたが、普通の手巻き寿司よりだいぶ高かった。
もちろん寿司を購入。
私は照り焼きチキン手巻き寿司、相方はカニカマアボカド手巻き寿司。
確かそれぞれ35ペソ(約203円)と40ペソ(約232円)だったが、
日本人特別価格で1パック30ペソ(約174円)にまけてくれた。
ありがたい。
見栄えも味も、日本のスーパーに売っていてもおかしくないくらいのハイクオリティー。
これで200円ちょいくらいなら、そりゃ売れるわ。
今度は路上で売っている時に会って買いたいな、と思った。
11時20分。
寿司屋さんはまさにこれから路上販売へ行くところだったのであまり長居はせずにお暇。
本来の目的であった日本人宿、カサカサを目指す。
11時20分。
サンクリの日本人宿、カサカサ到着。
本当に中心からは結構外れたところにあり、あたりは静か。
右上のピンポンを何回かおすと、ボーズがよく似合う関西弁を話すオーナーが出てきてくれた。
カサカサのオーナーはすごく人が良くて、空室を聞きに来ただけなのに熱い緑茶を出してくれた。
そして肝心の部屋は、ちょうど明日から1つ空室が出るらしい。ラッキー。
ということで、明日からはこのカサカサにお邪魔することが決定した。
さらに我々のサンクリ後の進路について相談してみる。
オーナーは非常に引き出しの多い人で、目的に応じた様々な提案をしてくれた。
さらにさらに今月末ニューヨークへ行くことを話すと、
なんとオーナーは昔ニューヨークに1年以上住んでいたということがわかり、
ニューヨークについてもいろいろと教えてもらった。
きわめつけはオーナーはボイスパーカッション(ボイパ)をやっていて、
ニューヨークにいたのもボイパで路上パフォーマンスをしたりして生計を立てていたらしい。
つまり私の好きなヒップホップにも詳しくて、ヒップホップについての話でも盛り上がった。
そして、ちょっとだけ目の前で生ボイパを披露してもらった。
楽しい滞在になりそうな予感。
ちなみにここカサカサではバスチケット購入の代行なども行っていて、
宿泊していなくてもチケットだけ取りに来る日本人の方も多くいるらしい。
その他様々な相談にも快く乗ってくれるようなウェルカムな雰囲気なので、宿泊していなくても気軽に訪れることができる。
その時は気さくなオーナーがきっと暖かく迎えてくれることだろう。
14時。
すっかりカサカサに長居してしまった。
ヒップホップについてや観光について、さらには商売についてなどいろいろな話を聞くことができて、なんだか勉強になった。
オーナーの話を聞くためにカサカサを訪れる人もいると聞いていたが、その意味がわかった。
そして帰りにはカサカサ近くの売店で写真のような『MINI MAMUT(ミニマムート)』というお菓子を買って行った。
カサカサのオーナーが相方の着ている『MAMMUT(マムート)』(登山用品ブランド)のジャケットを見て、そのお菓子について教えてくれたのだ。
いくらか忘れたが、1個数十円くらいで安かった。
チョコレートのお菓子だった。
15時。
11月20日通りへ行き、毎度おなじみのパン屋さんへ。
さすがに寿司1パックだけでは足りなかったので、パンでおやつタイム。
これ全部で34.6ペソ(約200円)。
中央広場のベンチにパンを座って食べる。
美味しい。
16時。
南の方へ下、雑貨屋が密集している建物内へ。
全然人いなくて閑散としている。
さーっと歩いて見ただけで終わった。
雑貨屋密集エリアの近くにあったスーパーで買い物をし宿へ戻る。
正方形のチーズ4.8ペソ(約27円)、
ソーセージ6.56ペソ(約38円)、
トルティーヤ10枚入り12ペソ(約69円)で購入。
20時30分。
キッチンで夕食作り。
『クッキー作ってます。』
みたいな丸いのは我々のではなく別の宿泊者のもの。
聞くとアルゼンチンの料理だとか言って、完成したのを少し味見させてくれた。
どんな味だったか全く覚えてないが、確かクッキーみたいな味だった気がする。
我々の今日の献立はトルティーヤ。
一つのフライパンで2枚ずつしか作れないので、出来上がったのを立って食べながら次のを作るという感じになった。
最後に完成したの2枚だけはテーブルへ持って行って座って食べた。
味の方はなかなかいける。
これからはトルテーィーヤがきそうだ。
21時40分。
夕食後は2階のリビングでくつろぐ。
昨日と同じように、23時ぐらいになったら部屋へ戻り就寝。
昨日は眠りにつくことができずにたまらず部屋を飛び出し夜更かしをしてしまったが、今日はなんの問題もなく寝付くことができた。
やっぱりコーヒーを飲んでいないとぐっすり寝れるのか。。
▼次回記事
サンクリ3日目。
本日は2泊した宿プエルタ・ビエハ・ホステルを離れ、サンクリ中心部の3月31日広場よりも東側にあるホステルに移動予定。
プエルタ・ビハエ・ホステルは決して悪い宿ではなかったが(むしろ良いと思う)、他の宿も見てみたい。
昨晩、ベッドにダニみたいな虫も出て私を苦しめたことだし、このタイミングで宿移動を決めていて良かった。
もしプエルタ・ビエハにもう少し滞在する予定だったら、今朝受付に言って部屋を変えてもらっていただろう。
(1ペソ=約5.8円 2016年12月13日。)
▼前回の記事
9時朝食。
昨晩虫に襲われ夜更かししてしまったため若干寝不足。
昨日ほとんどの人が食べていた”なんとか”っていうメニュー(名前は忘れてしまった)を食べたかったのだが、あろうことか昨日と今日で頼めるメニューが変わっていた。
仕方がないので本日はクレープを注文。
これはこれで美味しかった。
9時過ぎだと朝食ラッシュが起こる。
ゆっくり食べたいなら、やはり8時の朝食開始時間に食べに来るのが良いだろう。
旅していて感じたこと。基本的に欧米人旅行者は朝遅い印象。
(でもアメリカでは朝食時間は基本6時〜9時までと、早い時間帯の宿が多かったな。)
9時30分。
部屋に戻りチェックアウトまでゆっくり過ごす。
私は昨夜見かけで寝てしまった『刑事コロンボ』の動画の続きを見る。
やっぱり刑事コロンボは面白い。
その間相方は机に座って化粧。
朝の陽の光が差し込む全開の窓に向かって化粧するこの雰囲気、いい。
魔女の宅急便でキキが窓をバッと開けて外を眺めながら髪を研ぐシーンを、相方は真似していた。
10時20分。
11時のチェックアウトまでまだもう少し余裕があるので中庭へ行ってくつろぐ。
やっぱりハンモックがある宿は良い。
実際、ハンモックの有無は宿選びの際我々にとっては結構大きなプラス要素になることが多い。
11時にチェックアウトし、荷物を宿に預け外出。
まだ宿移動はしない。
ところどころ店に寄りながら、とりあえずグアダルーペ教会を目指す。
相方はここでもミサンガを作る糸を探すが、やはりなかなか思うようなものが見つからない。
路上でミサンガを売ってくる人たちは一体どこで糸を仕入れているんだ。
完成したミサンガではなく、元となる糸を売ってくれ、と相方は言っていた。
いい感じの犬。
グアダルーペ教会手前には大量のゴミが。
汚ねぇ。
おそらく昨日までのお祭りで出たゴミだろう。
グアダルーペ祭り期間は昨日まで。
というわけで、昨日の喧騒が嘘のように本日の教会付近は静かだ。
これで昨日はできなかった教会内見学ができる。
昨日(グアダルーペ祭り)の記事↓↓
階段は意外と長い。
途中振り返ると、サンクリの街並みの一部が垣間見れる。
グアダルーペ教会に到着。
グアダルーペ教会の中はこのようになっていた。(見学無料)
華やか、ってか、めっちゃクリスマスっぽいな。
これがクリスマス、もしくは祭りの時だけの限定仕様なのかどうかは定かではないが、とりあえず一見の価値ありの教会だ。
12時、教会を出てまたテキトーにサンクリの街を歩く。
結局また、街の中心のセント・クリストファー・カテドラルに戻ってきた。
セント・クリストファー・カテドラルの目の前は広場になっており、この時期には大きなクリスマスツリーも飾られている。
教会や店、公共スペースなど、クリスマスシーズンのキリスト教圏ではクリスマスの雰囲気が存分に味わえるのでいい。
それも日本とは違い、本物(?)のクリスマス的な雰囲気。
(日本が偽物と言いたいわけではない)
12時20分。
とりあえず小腹が減ったという相方はパン屋さんでパンを購入。
昨日3回も行ったパン屋と同じ名前。あの店はチェーン店だったのか。
昨日はスーパーに併設されている店舗だったが、今日は11月20日通り沿い。
よく見ると、パンによっては昨日と値段が若干違う。
スーパーに併設されている店舗の方が少しだけ安い傾向にあった。
13時。
メルカドエリアへ入っていき、本場メキシコのタコス屋 へ。
地元民で賑わっていた店舗に目を付けタコスをオーダー。
が、しかし、『今日はもう終わりだ』と言われた。
”え、早くね?まだ13時だぜ。ってか、なんでこのタイミングで終わるんだよ。”
仕方がないので隣の隣にある、まだ営業しているタコス屋へ。
まぁ、どっちで食べても大した差はないだろう。
席に着き、タコスを注文。
具の肉が5種類あり、それぞれ鉄板の上に並んでいる。
どれがなんなのかわからないので、見た目が美味しそうなのを2つ選び注文した。
1つ2ペソ(約11円)のローカルタコス。
一口サイズであっという間に食べ終えてしまうが、2ペソは安い。
日本の駄菓子感覚。
味もまあまあうまい。
仮に10個食べたとしても、20ペソだから110円くらい。
この時は味見程度のつもりだったので追加オーダーはしなかったが、
そのうちまた来店し『2ペソタコス食べ放題』的なことをやってもいいなと思った。
一体何個まで飽きずに食べれるのだろうか。
この卓上にあるグリーンチリソース(グリチリ)はお好みでタコスにかける。
結構辛いのでかけすぎ注意。
タコス屋を離れ、メルカドの外を目指す。
こんな開放的な鶏屋さんがたくさん集まっているエリアがあった。
このエリアでは道端で商品であるはずの鶏が普通に歩き回っている。
なんって開放的なんだ。
メルカドの出口付近でとうもろこし屋に目がいく。
なんか美味しそうだったので、試しに1本買ってみた。
『いくら?』と聞くと、『20ペソ(約116円)』と言われた。
結構大きめのとうもろこしを差し出してくれたので、もう少し小さいとうもろこしを指差して、『これはいくら?』と聞いてみた。
すると、『15ペソ(約87円)』と。
どうやら大きさによって値段を変えてくれるようだ。
味付けのすだちと塩は言わないとくれなかったので、欲しかったら一言言う必要があるかも。
その辺に座ってとうもろこしを食べる。
気になるお味の方は、全然美味しくない。
みずみずしさが一切なく、乾燥しきっている。
とうもろこしの旨味は感じられず、硬い歯ごたえだけが永遠と続く。
すだちや塩で味をつけて食べてみると少しはマシになるが、それでも美味しくはならない。
これはもう2度と食うことはないな、と思った。
でもあまり美味しくなかったおかげか、変にお腹には溜まった気がする。
13時50分。
その後は南の方向を目指し、街の中心の広場も超えてさらに南へ。
すると、目の前に何かの開門を待つような人だかりができていた。
何だこれは、と、我々がその人だかりに近づいたと同時に門が開き、一斉に人が中へ入っていく。
我々もその流れに身を任せ、しれーっと中へ入っていく。
展示会かなんかだろうか。
いやそんなんではない。ここは町の小学校だった。
そして外で待っていた人たちはここの生徒の親御さんたち。
子供達を迎えに来ていたのだな。
まぁ入ってしまったものは仕方がない。
何か注意を受けるまでは見学でもしていよう、と、その辺に腰掛けて下校の様子を見ていた。
迎えに来る親御さんには男の人、つまりはお父さんの姿もよく見かけたが、
彼らは一体何の仕事をやっているのだろう? と、素朴な疑問が浮かんできた。
日本の場合お父さんは基本会社で働いているので、平日のこの時間に子供のお迎えをできる人は少ないだろう。
ここにいるお父さんたちはみんな物売りなのかなぁ。と、そんなことを思いながら見学していた。
そしてしばらくしたら先生が何かを言いながらこちらへ寄ってきた。
『関係者以外は立ち入り禁止ですよ。』
とでも言われるかと思ったら、『No Photo Please.』と一言。
写真を撮らなければ別にいても問題ないらしい。
学校を出たら再び北上し、元来た道を戻る。
この通りはサンクリの中でも特におしゃれな通りで、いい感じのカフェやレストランが軒を連ねている。
14時30分。
我々はまたグアダルーペ教会へ続く通りを歩いていた。
歩き疲れてきたので、相方チョイスのカフェに入り一休み。
私はトラディッショナル・コーヒーのMサイズを15ペソ(約87円)で注文。
深みのある恋味はグアテマラコーヒーとさほど変わりない味に思えた。
これでこの値段は安い。
相方はカフェ・コン・レチェ(Cafe Con Leche)のMサイズを20ペソ(約116円)で注文。
『コン』は英語で言う『With』的な意味。『レチェ』は『ミルク』という意味。
まぁカフェオレみたいなもんか。
ここで一休みしていたら急に雨がザーッと降ってきた。
午前中はすごくいい天気だったのに。
雨が止んだ後は本日2回目のメルカドへ。
玉ねぎとトマトが欲しかったので、その両方が売っている店を探す。
その方が一気に用事が済むし、値段交渉もしやすいからな。
メルカドに入って数分歩いたところにそういう店があったので、早速玉ねぎとトマトの値段を聞く。
ここの店はまとめ売りだけではなく、バラ売りにも対応してくれた。
自らをローレンスと名乗る感じのいいおっちゃんが店をやっていて、値引き交渉にも応じてくれた。
『今度買い物する時にはまたこの店を利用するから、ちょっとまけてよ。』
結局、玉ねぎ3個とトマト3個を本当は1個2ペソ×6で12ペソのところを、キリよく10ペソ(約58円)にしてもらい購入。
(*後から聞いた話だと、ここサンクリのメルカドは値段をふっかけてきたりはしないそうなので、値切るのはあまり良くないのだという。確かにローレンスは渋々値引きに応じてくれた感があった。それを知ってからは、ここサンクリのメルカドで値切ることはしないことにした。)
その後は宿近くのスーパーに寄り、
チーズ1パックを16.78ペソ(約97円)とパスタ160グラム2袋を5.95ペソ(約34円)で購入。
スーパーで売っている米の袋の中に普通に虫が入っていることに衝撃を受けた。
16時30分ごろ宿に着き、雨も降り出していたので映画館でくつろぎながらしばし待機。
雨が止んで、17時ごろ荷物を持って次の宿に移動した。
17時15分。
宿の前の道をひたすら東へ進んだところにある『Hostal La Isla(ホスタル ラ イスラ)』に到着。
これはなかなか個性が光る系の宿だ。
フレンドリーで感じのいいスタッフに案内される。
1階受付前のくつろぎスペース(リビング)。
ネパールやインドの雰囲気で統一されている。
そういうの好きそうな欧米人たちが1日中ゴロゴロしていそうな空間。
我々の部屋は階段を上がって2階。
ドミトリー6人部屋。
部屋は基本古い木造で、狭くて暗くて小汚い雰囲気。
シーツや毛布なども”これ大丈夫かなぁ”って思うくらいの素材。(実際大丈夫だった)
あまりこの部屋に長くいたくないので、くつろぐならリビングで。
寝るためだけの部屋って感じ。
2泊2人で2468円。
1泊1人617円。
朝食込みでこの値段なので安いが、部屋は値段相応のものって感じ。
ちなみに貴重品ロッカーは奥に見える木製の棚。
おばあちゃん家の古いタンスのように年季が入っている。
正直この中にモノを入れておくのには若干抵抗があった。
17時40分。
キッチンへ行き夕食作り。
本日の献立はパスタ。
いつもとは違う点は、ズッキーニが入ることと、ソースにチーズを加えて濃厚さをアップさせること。
コスタリカのサンホセで泊まった宿、『Hotel De La Cuesta 』の人が作っていたチーズ入りパスタがすごくいい匂いがしてウマそうに見えたので、今回はそれを参考にチーズを入れたというわけ。
果たしてうまくできるか。
18時40分。完成。
熱がうまく伝わらない鍋とフライパンを使用してしまい、パスタを作るのに1時間もかかってしまった。
じっくり時間をかけて作ったパスタの味の方はというと、肝心のチーズの味がそんなにしない。
そうかぁ、コスタリカの宿の人が使っていたチーズは、おそらく違う種類の味や香りが強いチーズだったんだなぁ、と考察。
我々が買った普通のチーズじゃ、到底あの風味は表現できなかった。
まぁ、パスタ自体はまずくはなく美味しくいただけた。
19時。
夕食を取り終えたら1階のリビングへ。
暖炉前で暖まりちょっとくつろぐ。
暖炉にはストーブでは表現できないような優しい暖かさがあり、火を見ているとなんか心が落ち着く。
パチパチと心地良い音を立てて燃える薪の存在もデカい。
ここでココア片手にマシュマロ焼いて食べたら最高にうまいんだろうな。
今まで暖炉ってあんまり使用する機会がなくて気づかなかったけど、”暖炉っていいな”って、この時すごく感じた。
19時15分ごろ、外出。
11月20日通りを歩き、食後のデザートとして毎度おなじみのパン屋さんでパンを買う。
公園のベンチに座ってそれを食べる。
公園のど真ん中にあるカフェレストランからは生演奏の音楽が聞こえてくる。
公園にいる地元民のおっさんとおばさんがその音楽に乗って社交ダンスを踊っている。
そんな光景に和みながら食べる甘いパン本当に美味しい。
パン代たった数十円だけでこんないい時間を過ごせるなんて最高だ。
20時前。
宿に戻り、2階の部屋前のリビングでくつろぐ。
2階のリビングの方が明るくて、我々の好きなハンモックもある。
23時過ぎまでここで過ごし、シャワーを浴びて部屋へ戻る。
しかし、今日も私はなかなか寝付けない。
昨夜のように虫に噛まれて体が痒いわけではない。
昼間に飲んだコーヒーのせいかなあ。。
グアテマラあたりから夜寝れない日が増えてきている。
深夜3時。
ベッドでゴロゴロ気持ち悪い時間を過ごすのは嫌だったので、思い切って部屋を出て1階のリビングへ。
結局そこで夜が明けるまで過ごす。
6時過ぎくらいになったら相方も降りてきて、同じくあまり寝れなかったと。
やっぱり、 中米のコーヒーの威力はすごいのかなぁ。
リビングで過ごしていると、ペットクレートに入っていたはずの猫が抜け出してこちらへ寄ってきた。
猫と戯れたり、パソコンいじったり、そんな感じで朝までリビングで過ごしていた。
▼次回記事
昨日夕方、
グアテマラのサンペドロ・ラ・ラグーナからメキシコ南東部チアパス州にある小さな町サン・クリストバル・デ・ラス・カサス(通称サンクリ)まで乗り合いシャトル(バン)で移動してきた我々。
多くの人から話で聞いていた通り、サンクリにはヨーロピアンな雰囲気が漂っていておしゃれ。
さて、何日滞在することになるやら。
(1メキシコペソ=約5.8円 2016年12月。)
◉前回の記事↓↓
8時、朝食。
まだ準備中って感じだった。
朝食は無料だが、おかわりは有料らしい。
『$35』とか書いてあるが、35USドルということではなく、
『35メキシコペソ』という意味。
なぜかペソはUSドルと同じ記号を使うので、初めてのメキシコだと特に戸惑う。
パンケーキと、”なんとか”っていう聞きなれない料理の2つからの選択制だった。
”なんとか”っていうのの正体がなんなのかわからなかったので、安牌を切ってパンケーキを選択。
ちょっと想像とは違うパンケーキが出てきたが、まぁまずくはなかった。
それでも後から来た欧米人たちのほとんどは”なんとか”っていう料理を注文していて、
見る限りそっちの方が美味しそうだった。
明日の朝はその”なんとか”を注文しよう、と思った。
ちなみに食べ終わった食器は自分で洗う。
朝食後はそれぞれのドミに戻ってチェックアウトの準備。
廊下にはこのようにタオルを干すところが豊富にあるので助かる。
乾燥しているので、ここに干しておけば一晩で乾く。
10時30分ごろ、チェックアウト。
そしてフロントに荷物を預けてもらう。
実は我々、この宿自体は昨日と今日の2泊予約している。
昨日はドミで今日は個室と、ブッキングドットコムで別々に予約した形になる。
そのため今日は1度ドミを出てチェックアウトし、
個室のクリーニングが終わり次第再びチェックインして個室に移動するという流れになった。
個室の方が若干高いが、それでも1人100円ちょい高いくらい。
この宿をオススメしてくれた方もドミと個室の両方に泊まったらしいが、
その100円くらいの差を考えたら個室の方が絶対にコスパがいい、と言っていた。
本来なら2日連続個室を予約したかったところだが、昨日は個室が満室だったので仕方なくドミに泊まったというわけだ。
晴れ渡った青空のもと外出。
ここは町の中心部にあるセント・クリストファー・カテドラル。
この教会の前は広場になっている。
この広場を北に進むと、11月20日通りというおしゃれな通りに出る。
背が低めの建物の店が軒を連ね、その前では路上販売の人たちもたくさんいる。
いい感じの雰囲気。
この時も、『サンクリはいいとこだよ〜。』という先人の旅人たちからの情報が頭をよぎる。
そして街を歩きながらその良さをどんどん実感していく。
なかなか大胆でユニークな展示方法だ。
通りを抜け、右手に衣類や雑貨などの市場があったのでそのエリアへ侵入していく。
雑貨を買いたいと言っていた相方の購買欲にも火が灯る。
まぁ、この時は灯っただけで終わってしまい何も買うことはなかったが。
テキトーに雑貨市場を抜け、サント・ドミンゴ教会にたどり着く。
よく見ると面白い模様の外装だ。
中に入ってみる。(無料)
外観とは違い、内部は暗い感じ。
ちょっとここで休憩させてもらう。
教会を出て、しばらく歩き町最大のメルカドを目指す。
メルカドに近づくにつれだんだん人が増えてくる。
11時45分、メルカド着。
メルカドの道は基本狭く、人でごったがいしているので非常に歩きづらい。
曲がり角も多くあり入り組んでいるので迷路みたい。
大体似たような店がたくさんあるので、メルカド内の土地勘がつくまでは少し時間がかかる。
メルカドを歩いてみてまず驚いたこと。
売られている野菜や果物が非常に綺麗。
しかもこんな感じに綺麗に積み上げられていて見栄えがいい。
こんなメルカド初めて見た。
メキシコ人は意外と几帳面なのか?
モノを売るにはまず見栄えが大事ってことをわかっているのか?
のちに聞いた話だと、メキシコ人は商売人気質の人が多いのだという。
場所によってはこの積まれている個数でのまとめ売りしかしていなく、個売りを受け付けない店もあった。
この果物屋もその一つ。
こんなにみかんいらなかったけど、7個売りしかしていないというので仕方なく7個買った。
料金は7個で10ペソ(約58円)なのでだいぶ安いのだが。
こんな風に売られている鶏屋がたくさんあった。
なんか、鶏肉を食う気が失せる。
メルカドの中には床屋もあった。
日本の駅構内などでよく見る1000円カットのQBハウスのように、最後は掃除機で頭を掃除する。
見る限り、ここで使っている掃除機は床を掃除する家庭用の掃除機に見えるが。。
どこかで肉を買いたいと思っていたが、
”メルカドの肉屋は衛生的にどうだろう?”、
と、なかなか買おうという気になれない店ばかり。
そんな中、写真のような清潔感のある肉屋が現れた。
値段がちょっと高い可能性があるが、ここ以外ないと思ったのでここで肉を購入。
必要以上の量をカットして提供してくるので、何度も小さく小さくカットし直してもらい、
結局豚肉を135g?で24ペソ(約139円)で購入。
肉ってやっぱ高い。
とりあえず必要な買い物を済ませたらメルカドを出て、散歩がてらテキトーに歩く。
そしたらこんな教会が現れた。
地図上では『El Cerrillo』と表示されている。
正直かなり遠回りをして歩いていたので、この時点で結構足に疲労がたまっていた。
ちょうどいい、教会で少し休もう。
内装は鮮やかで綺麗。
綺麗な花もたくさん飾られていて、今から結婚式でもあるのかってくらい。
ヨーロッパで見てきた基本暗い感じの教会とは一味違う。
ここに座り、しばらく教会を見学しながら一休み。
足に溜まった疲労物質を蹴ちらす。
12時30分。
教会を出て宿へ戻る。
帰り道、宿近くのスーパーに併設されているパン屋さんに寄ってみた。
サンクリはパンが激安。
しかもヨーロッパなどとは違い、菓子パンの種類が豊富。
このようなドーナッツパンが1個5.5ペソ(約31円)。
高くてもだいたい10ペソ(約58円)以下で美味しそうなパンが買える。
こりゃもう、あれもこれも買いたくなってしまう。
絶対これからヘビーユーズするだろうな、このパン屋。
本日の買い出しの結果。
トマト1個を2ペソ(約11円)、
アボカド1個を5ペソ(約29円)、
豚肉135gを24ペソ(約139円)、
みかん7個を10ペソ(約58円)、
ハンバーガーのバンズ2個で5.8ペソ(約33円)、
チョコドーナッツ1個5.5ペソ(約31円)、
クリームコロネ1個7.5ペソ(約43円)。
肉以外、非常に安い。
13時。
宿のキッチンで昼食の調理を開始。
肉を切り、バンズを焼き、作るのは毎度おなじみハンバーガー。
ダントツで高かった肉はたったこれだけ。(半分くらい晩飯用に避けておいた)
切って焼いちゃうとさらに縮こまっちゃう。
なんか寂しい。
アボカドとオニオンとトマトを和えたものをバンズに乗せ、肉をのせ挟んで完成。
早速、中庭へ持って行き食べる。
食べる前の写真撮影は毎度のこと。
やっぱり外で食べると美味しさが増す。
今回具材に待望だった肉が入ったのだが、
硬いし、こんだけ値が張るならなくてもいいかなと思った。
ベーコンと卵を挟めれば最高だな。
デザートにチョコドーナッツパンを食う。
うまい。
1個30円。
絶対また買うと思う。
食後は中庭にあるハンモックに揺られる。
空も晴れて、いい時間が流れる。
14時50分。
今夜泊まる個室にチェックイン。
うん、確かに100円くらい違うだけなら10人以上収容されているドミよりは全然いい。
と、思ったら、個室なのになぜか2段ベッドが2セットも設置されておりドミっぽい空間。
5人部屋?
よくわからないが、個室に変わりはないのでまぁ支障はない。
部屋の窓からの景色。
今日もお祭りの行進をやってる。
15時20分、外出。
宿を出たら、ついつい先程行ったばかりのパン屋に寄ってしまう。
そして、買うつもりじゃなかった菓子パンを購入。
私が購入したのは写真右側の砂糖とバターが乗っただけの菓子パン、5ペソ(約29円)。
ダメだ、安いと安いでたくさんモノを買ってしまう。
こんな購買癖がついてしまったら、このあと行くニューヨークで痛い目にあるぞ。
と、自分自身に言い聞かす。
でもこんな安いのも今のうちだけ、という考えが勝ってしまうのは己の弱いところか。
近くの公園でパンを食べ、再び歩き出す。
中心部は祭りで盛り上がっていた。
たくさんの人が統一された衣装を着て、何か掛け声を叫びながら同じ方向へ行進している。
我々もその行進に着いて行ってみる。
この通りも人混みがすごくて歩きにくい。
メキシコ感が溢れ出るフラッグ。
ずーっと通りを歩くと、食べ物屋さんの屋台が現れ始めた。
我々はグアテマラで聞いた日本人の寿司屋さんを探しながら歩いたが、残念ながらここでは見つけられなかった。
聞いた話によると、その寿司屋はバイトを雇いたくなるくらい大繁盛なのらしい。
『メイン通りで売ってるから簡単に見つけられると思うよ』
とのことだが、なかなか見つけられない。
目の前の丘の上に教会が見えた。
あれはグアダルーペ教会。
なるほど、皆このグアダルーペ教会目指して行進しているのだな。
とりあえず我々も階段を登り、丘の上のグアダルーペ教会を目指す。
なぜかこの辺は観覧車などがあり遊園地っぽい。
祭り期間限定の催しか?
人混みの中の階段は登りづらい。
行進隊は相変わらず元気よく掛け声を叫びながら階段を登っていく。
皆非常に真剣な眼差しで、一体感がすごい。
頂上のグアダルーペ教会に到着。
グアダルーペ教会に入れるキャパは決まっているので大渋滞が起こっている。
我々も教会内に入ろうとしばらく待ってみたが、列は一向に進む気配がない。
っていうか、進んでも人が多すぎて入れる余地がない。
もう諦めて丘を降りることにした。
また今度、落ち着いた時に登りにこればいいか。
みんなどこから歩いてきたんだ?ってくらい汚れている。
それにそもそもこれは一体何の祭りなんだ?
そう思い調べてみると、
これはメキシコでもっとも敬愛されている宗教シンボル『聖母グアダルーペ』の祭りらしい。
なるほど、だから皆グアダルーペ教会を目指しているのか。
聖母グアダルーペ最大の特徴は褐色の肌をしているということ。
だからメキシコ国民からの圧倒的な敬愛を受けているのだ。
本日12月12日は聖母グアダルーペの日で、メキシコの国民の祝日になっているらしい。
それぞれの団体ごとにユニフォームがある。
まるでサッカーのユニフォームみたい。
日本の祭りのように地区ごとに分かれているのかな?
道を戻りながら旅行会社を何軒かはしご。
グアテマラまでのシャトルの値段を聞いてまわる。
そう、我々は12月24日グアテマラシティー発の便でニューヨークへ飛ぶことが決まっているので、
メキシコまで北上して来たにもかかわらずその日までには再びグアテマラに戻らなければならないのだ。
ここの旅行会社の場合、
サンクリからパナハッチェルが350ペソ(約2030円)、
サンクリからアンティグアまでが450ペソ(約2610円)。
グアテマラシティー直行のシャトルはないという。
もう数件回った結果、グアテマラシティー直行のシャトルを発見。
しかしその値段は1000ペソとか950ペソ(約5800円前後)だった。
ちなみに、
行ってもいいかなと考えていたグアテマラ北部にあるフローレスという町までは550ペソ(約3190円)で行けるらしい。
がしかし、サンクリからフローレスまでは遠いし、道がよくなさそうなのでそこへ行くのは現実的ではないだろう。
17時20分。
相方がミサンガを作りたいというのでそれを作るための糸探しに。
完成しているミサンガは町のいたるところで嫌という程見かけるのに、
その元となる糸は探してみると全く見つからない。
私は家庭科とかあまり詳しくないのでよくわからないが、こういうのではないらしい。
結局理想の糸を見つけることはできなかった。
その後夕食の買い物のためにメルカドへ行こうとするが、メルカドはここから遠い。
今日はもう沢山歩いて疲れたので、またメルカドまで戻るのは正直いやだ。
結局宿近くのスーパーで野菜とパンを購入して宿へ帰った。
ズッキーニは3.61ペソ(約20円)、
トマトは3.77ペソ(約21円)、
ハンバーガーのバンズ1個2.9ペソ(約16円)、
砂糖がまぶされた菓子パン1個5.8ペソ(約33円)だった。
結局今日1日だけで3回もパン屋さんを利用することとなってしまった。
本日購入したパンの数、2人で7個。
20時。夕食の時間。
宿に戻る途中にスーパーで購入したズッキーニとトマトを使ってスープを作る予定。
ズッキーニとトマトと玉ねぎと、昼に買った肉の残りと一緒に煮込む。
日本から持参している醤油やほんだしで味を調整する。
スープとともに、プレーンのパンをフライパンで炙ったものを一緒にいただいた。
パンはサクサクで美味しい。
スープは、ちょっと味が薄かったかな。
夕食後はシャワーを浴び、個室で就寝。
のはずが、、
ベッドに横たわっていると足や背中など身体中が痒くてたまらない。
”もしかして、、”
とベッドの上をよく見てみると、ダニみたいな小さな虫が這っていた。
”うわ、最悪。”
相方は二段ベッドの方で寝ていたのだが、何の異常もなかったらしい。
一方の私は痒くて痒くて寝ようにも寝れない。
このベッドの上にもういたくない。
この部屋にベッドが全部で5台もあってよかった、と、この時思った。
私はベッドを移動し、どうせねれないのならば夜更かしして何かしようと思い、
『刑事コロンボ』の動画を観ることにした。
そうしてしばらくコロンボを見ていると眠気が襲ってきて、いつの間にか就寝していた。
私を噛んだ虫がナンキン虫でないことを祈る。。
次回記事↓↓
朝5時30分。
グアテマラのサンペドロの日本人宿『カサ・デ・カモモシ』を出て、
我々はメキシコ南東部のチアパス州にあるサンクリストバルデラスカサス、通称サンクリを目指し乗り合いバンに乗った。
グアテマラ側の後半はぐねぐねな山道や無駄に多い減速帯(スピードバンパー)に苦しめられて軽く酔ってしまったが、
メキシコに入ってからはコンクリートで舗装された比較的まっすぐな道が続いたので快適だった。
入国審査所、手荷物検査所に立ち寄りながら、バンは着実にサンクリへと近づいて行った。
(1メキシコペソ=約5.8円 2016年12月。)
◉前回の記事↓↓
17時40分。
メキシコ南東部の小さな町、サン・クリストバル・デ・ラス・カサスに到着。
バンは町の中心である『Plaza on March 31 Zocalo(3月31日広場)』に停車。
バンを降りると、とてもここはメキシコとは思えないヨーロピアンな雰囲気が漂っていた。
今まで出会った人は、『サンクリはいいよぉ〜』『住めるよぉ〜』などと、100%の確率で『サンクリはいいとこ』と口を揃えていたが、確かにそんな雰囲気はある。
ちなみに、やたらと長いこの名前、スラスラと言えるようになるまでだいぶ時間がかかった。
まぁ、日常的には『サンクリ』と略して呼ぶが。
もちろんそれは日本人限定の呼び方で、外国人相手では『サンクリストバル』と言うのが一般的。
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その広場の道を西に進み、とりあえず予約していた宿へ移動。
道では盛大なパレードが。
どうやら今はなんかの祭り期間なのらしい。
派手に仮装したダンサーが踊りながら道を進んでいく様はさながらディズニーランド。
なんか愉快な街だなぁ。
ダンスは踊る、太鼓は鳴る、ラッパも鳴る、人は大群。
見ごたえはあったが、重い荷物を持って移動中の我々にとっては邪魔者以外何者でもない。
タイミングが悪かったな。
17時50分。
今回の宿は『PUERTA VIEJA HOSTEL(プエルタ ビエハ ホステル)』というところ。
ここはグアテマラ、サンペドロの日本人宿カモモシで一緒になった方にお勧めしてもらった宿。
”実際に面と向かってオススメされる情報は、ホテル予約サイトの口コミなんかよりも信憑性が高いだろう。”
という考えのもと、あまり迷うことなくカモモシにいる時に予約していた。
チェックインして支払い。
が、カード決済はNGらしい。。
我々はメキシコペソを全く持ち合わせていなかったのでとりあえずパスポートをデポジットとして預けて、ATMで現ナマをゲットしてから支払いをする運びとなった。
とりあえずチェックインできて宿を案内される。
広々としたロビーには卓球台が。
宮殿のようなアーチ型の柱も雰囲気がいい。
そしてなんとこのホステルには映画館がある。
見たい作品を受付へ行って言えば上映してくれるらしい。
(もちろん、その作品があればだ。)
夕方や夜には大抵誰が何かしらの映画を見ている印象。
こちらが男性用12人部屋ドミトリー。
今回は男女共用ドミトリーに空きがなかったため、相方は女性専用のドミトリーへ。
料金は2人で280ペソ(約1624円)。
1人約812円計算。
ロッカーはこんな感じ。
でかい。
朝食付き、卓球台、映画館、中庭、有料のバーベキューやピザディナー、曜日限定朝のヨガなどなど、、
いろんな設備やサービス、アクティビティーが整っていてこの値段は安い。
部屋はなんか薄汚く暗い感じだったが、寝るだけならまぁ問題はない。
(ちなみに曜日限定のヨガは月火木金の朝9時から。1人30ペソ(約174円)で参加できるらしい。)
近くの銀行へ行きATMでとりあえず500ペソ(約2900円)を下ろして宿代を支払う。
レシートを見ると、手数料等は33.35ペソ(約193円)ほどだった。
今思うと、なぜ一回で小額を下ろしたんだろうって感じ。
メキシコにはまだまだ滞在するのだから、一回で2万とか3万円分くらい下ろしておけばよかったのに。。
支払いが済んだら、そのまま受付で今夜開催されるというBBQディナーを申し込む。
(写真はバーベキューディナーを受け取る引換券)
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バーベキューは日曜の夜限定のアクティビティー。
なんと1人40ペソで(約232円)という低価格で晩御飯が食べれる。
外でいい店を探して食べるのはもう面倒臭かったので、今日はこの宿開催のバーベキューをいただこうと考えたわけだ。
バーベキュー開始はだいたい19時頃から、と、アバウトなものだった。
それまで広いリビングで卓球をしたりしてくつろぐ。
19時。
中庭に行ってみると焚き火が。
リビングに寒さを感じていた我々(特に相方)は焚き火のそばへ。
暖かい。
煙が常に私の方に漂ってきて辛かった。。
こんな感じの中庭。いい雰囲気。
集まっているのは欧米人100%。
ここは欧米人宿か?
って思った時、そもそも欧米人宿など存在するのだろうか、と思った。
日本人宿があるように、スペイン人宿やフランス人宿など存在するのだろうか。
私が思うにそのような国ごとの宿はなかなかないと思うが、
このホステルのように欧米人が集まりやすい宿は確かに存在している。
欧米人が集まれば、自然とそこは欧米人宿になってしまうのだ。
おそらく、
英語が苦手な日本人が情報収集やコミュニケーションを取り合える安らぎの場として日本人宿という日本人に特化した宿が生まれたのだ。(おそらく)
国が違っても基本的に英語でコミュニケーションが取り合える彼ら欧米人にとっては、日本人宿のようなその国に特化した宿など必要ないのではないか。。
などと、つまらない考えを巡らせていた。
19時ちょい過ぎ。
みなさんお待ちかねのバーベキューの準備が整ったとのこと。
列に並び、一人ずつバーベキュープレート料理が配られる。
こんな感じのプレートだった。
美味しいし、意外とボリュームもある。
特に肉類がうまかった。
これで1人40ペソなら十分安いぞ。
しかしこれは日曜日の夜限定なので、おそらくこれを食べることはもうないだろうな。
ちなみに、おかわりはできないと思う。
夕食後、
キッチンへ行くと欧米人の兄ちゃんが『マジカルドリンクを飲むか?』と気前よく自家製の酒をご馳走してくれた。
本人はマジカルドリンクと言っていたが、その正体はたぶん白ワインになんかのフルーツを入れて鍋で煮たもの。
これを飲むと気分が良くなるから『マジカルドリンク』なのだと。。
そんなことを陽気に言う彼には、もうすでにマジカルドリンクの効能が十分すぎるほど効いている。
なるほど、これを飲むとこうなるのか。。
再び焚き火にあたり、兄ちゃんにもらったマジカルドリンクを飲む。
私は酒は飲まないので、ウォーターサーバーの水を飲む(無料)。
相方に聞くと、マジカルドリンクのお味は美味しかったと。
その後コップを洗いにキッチンへ行くとまだその兄ちゃんがマジカルドリンクをグツグツやっていて、
『おかわりはいるか?』と言われたので2杯目をもらう。
あまりにも気前よくたくさんの人に酒を配っていたので、一瞬宿の人かなと思ってしまった。
また焚き火に戻り座っていると、欧米人が寄ってきて話しかけられた。
『おー!日本人か!この前日本に行った時な、、ベラベラベラベラ、、、』
と、結構なスピードでいろいろ喋られた。
途中から全く何を言っているのかわからなくなって、話が終わった時の反応に困った。
一旦聞き取りに詰まると、それ以降何を言っているのか理解しようという気が無くなる。
いわば完全に思考停止状態。できているのは愛想笑いだけ。
話が長文になるとそれはなおさらだ。
結局我々は日本人得意のニコニコ笑顔を見せてしばらく話を聞いているフリをし、最終的に相方が『アイ、スピーク、イングリッシュ、リトル。』と苦笑い気味で言ってなんとかその場を乗り切った。(いや、全く乗り切れてないな。)
喋っていた欧米人(スペイン出身と言っていたかな)も苦笑い気味になり、さーっと我々の側からフェイドアウト。
元いた欧米人グループの所へ戻っていった。
んん。英会話がうまくできないことについて考えさせられたなぁ。。
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いろんな国に行ってみて思うけど、英語って本当に大切。
”英語できなくてもなんとかなる!”っていうのも間違いではないと思うけど、できるに越したことはないし、できた方がいろんな人と深い会話ができてより楽しい旅になる。
世界を旅する以上、
世界共通語である英語を最低限身につけておくことは確かに大事、というか、海外を旅する人のマナーだとすら感じさせられることが度々ある。
それは旅人だけに限らず、旅人を迎え入れる立場にある観光業に携わっている人も一緒。
決して、英語が全くできない人は旅をする資格がない、などと言っているわけではないが。(実際私もそんなにできないし。)
日常的に外国人とやりとりをする中でそう感じさせられるだけ。
そして、
やっぱ一番重要なのは読み書きではなく”英会話”だな、と。
今日バンが一緒だったイスラエル人の女2人組の方がよっぽど実用的な英語を身につけていると思う。(彼女らはおそらく会話はできるが読み書きが全くできない。)
”日本の英語教育はダメだ。読み書き文法至上主義では喋れるようにならない。”
という話は、私が中学生の頃からよく耳にしていた。
その当時は ”へぇぇ、そうなんだぁ” くらいにしか思ってなかったけど、こうしていろんな国に行ってみるとそれは本当のことで、そしてそれは結構深刻な問題なのだな、ということを実感する。
旅で出会った外国人、特にヨーロッパの人たちはだいたい英語ペラペラだし、『どうやって英語勉強したの?』と聞くとほぼ100%『学校だよ。』という。
”え!?学校だけ!?”
ドイツ人に聞いた時は、
『小学校3年くらいから英語の授業が始まって、中学2年くらいからはフランス語も勉強するんだ。』、とか言ってたかな。。
ヨーロッパの人たちは母国語と英語が比較的似ている、というのもしゃべりやすさの要因だというが。。
日本人も義務教育の英語である程度喋れるようになれればどんだけ楽だろうか。
欧米人からしたら、”お前6年も英語を勉強してその程度かよ。”って感じなんだろうな。
ひんしゅくを買うかもしれないが、戦後のアメリカ占領時に、フィリピンや香港などのように第2言語として英語がもっと普及していたらなぁ、と考えることすらある。
それか技術が発達して非常に精巧な翻訳マシーンが登場しないかなぁ、とか。。
まぁ、そんなこと考えてる暇があったら英語の勉強しろって感じなんだが。
とにかく、
そんなことを焚き火で暖をとりながら考え、しばらく時を過ごした。
23時ごろ。
シャワーを浴び、映画館で空いている席に座り映画を見ながらリラックス。
その後ドミに戻り寝床に入った。
さぁ、明日は何しよう。
とりあえず無料の朝食が楽しみだな。
◉次回記事↓↓
8泊もお世話になったグアテマラ、サンペドロの日本人宿『カサ・デ・カモモシ』をついにチェックアウト。
6部屋しかなく、長期滞在をする人が多いので『予約が取れない宿』とも言われているらしい。
実際、我々が滞在している時にも空室待ちの宿泊希望者が見学に訪れていた。
スペイン語留学をするわけでもなく長居していた我々。
後ろにつっかえているであろう空室待ちの方々に『お待たせしました。』と言いたい。
(1ケツァール=約15円、 1メキシコペソ=約5.8円 2016年12月。)
▼前回の記事
朝5時起床。
久しぶりのパッキングを済ませ、5時30分には宿を出る。
早朝にもかかわらずオーナーが見送りに出てきてくれた。
約1週間、お世話になりました。
長い坂道を下り、港へ。
やはり上りより下りの方が楽だ。
こんな朝早くから、路上販売の準備をする町の人々。
そんな様子を横目に港を目指す。
相方はここでオスプレイに引っ掛けて乾かしていた靴下を1足落としなくす。
5時45分、港に到着。
とりあえず、この船で向こう岸のパナハッチェルという町まで行く。
荷物を船に乗せ、定刻まで待機。
その時隣に座っていた欧米人に、
『あなたたち、サンクリストバル行き?そのチケット、いくらで買ったの?』
と聞かれた。
嫌な予感がしたので正直に答えようか一瞬迷ったが、
『150ケツァールだよ。』
と、結局正直に答えた。
『それは船代込みで?』
『そうだよ。』
『オーマイガー。私のはもっと高いのよ。どこでチケット買ったの?』
『私たちが泊まっていた宿で取ったよ。』
『OK、ありがと。旅行会社に値段を下げるように言わなきゃ。』
その欧米人がいくらと言っていたか忘れてしまったが、確かにそれは我々の価格より高かった。
しかもこの船代も含まれていないという。
そして、私の嫌な予感は的中したってわけだ。
この後色々面倒くさいのに巻き込まれなきゃいいけど。。
5時50分ごろボートに乗り込み、全員揃ったら出発。
移動中、ちょうど朝日が昇ってきて非常に綺麗な朝焼けを見ることができた。
懸念していた船酔いも起こらずに済んだ。
とはいえ、
スピードに乗ったボートは上下に激しく揺れるので、酔いやすい人は気をつけたほうがいいだろう。
6時30分。
パナハッチェル着。
これぞ火山って形の火山が綺麗に見える。
コスタリカのラ・フォルトゥナでのリベンジをここで果たしたような感覚だ。
ボートを降りてまっすぐ進んだところで、バンが来るまで待機。
案の定この時、先ほどの欧米人が旅行会社の人を捕まえて色々と文句を言っていた。
『あの子たちは150でチケットを買ったと言っていたわ。しかもボート代込みよ。どういうことなの。』
欧米人は強い。
我々はなるべく知らんぷりをしていたが、
旅行会社の人が我々のところへやってきて『どこでチケットを買ったんだ?』と聞いてきた。
”うわー、マジめんどくせぇ。。”
と思いつつ、
『宿でとったんだよ。』
と答えた。
幸いにも旅行会社の人はあまり多くを聞かず、チケットだけ確認してまた文句を言っている欧米人の方へ戻っていった。
たぶんあの雰囲気を見る感じ欧米人の勝ちのようだったな。
交渉次第で人によって値段が違うということはこういう地域ではよくあることなのに。。
この時はちょっと旅行会社の人に同情してしまった。
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6時40分。
メキシコのサンクリ行きのバンが到着。
何台か到着して、それぞれのバンのスタッフが名前を呼ぶので呼ばれたバンに乗り込む。
たぶん旅行会社ごとに分かれているのだろう。
ちなみに我々はその文句を言っていた欧米人とは違うバンだった。
まさか違う旅行会社だったとは、ますます申し訳ない気持ちになってしまう。
バンに乗り込み出発。
朝食がてら昨日サンペドロで買っておいた1ケツァール(約15円)のパンを食べる。
8時45分。
ガソリン給油休憩。
喉が渇いたので、アロエキングとかいうジュースを15ケツァール(約240円)で購入。
ここのガソスタの売店の物価は高めだった。
いつもなら絶対買わない値段だが、余っているケツァールを消費するためにもこれを購入した。
11時40分ごろ、グアテマラとメキシコの国境に到着。
ここまでの道のりは最悪な道だった。。
ぐねぐね山道に加えて、
なぜか100メートルおきくらいの間隔で減速帯(スピードバンプ)が設置され続けていて、そこを通る時にいちいち跳ねる。
おまけにドライバーは運転が下手くそで、
バンプが近づくと急ブレーキ、バンプを超えると急発進を繰り返すので、上下だけでなく前後にもグラグラ揺れる。
居眠りをしていた私もさすがに起こされ、
さらにはあまりにも長距離にわたりバンプが設置され続けていたためとうとう酔い始めてきてしまった。
最近鼻づまり気味で、鼻でうまく息ができない&鼻水をずるずる吸ってしまうのも気持ち悪さに拍車をかける。
バンプの多さと運転の下手くそさにもイライラしてくる。
もうとにかく最悪な悪路だった。
国境ではグアテマラケツァールからメキシコペソへの両替商がたくさんうろちょろしていた。
グアテマラ側の出国手続きを余裕で済ませ、歩いて国境をくぐる。
しかも全荷物を持って。
どうやらメキシコからはまた違うバンに乗り換えてサンクリを目指すのだという。
ドライバーも変わるらしく、そのドライバーの先導で新たなバンを目指す。
そのドライバーは非常に温厚で優しそうな見た目。
もっとマシな運転をする人だといいな、と、心の中で密かに期待した。
メキシコ側のバンまで結構歩いた。
なんでこんなところで待機してんだよ?って所でバンは待機していた。
ここでドライバーがバンの屋根に乗り全員の荷物を積み込むのだが、
一人じゃなかなかスムーズに荷物を受け取れないのか急に『YOU!!』と言って私を指名してきた。
続いて『ちょっと荷物を上にのせるのを手伝ってくれないか?』と言われる。
”なんで俺なんだ!?”
と思い周りを見渡すと、私以外ここにいる人は全員女性。
これはもう仕方がない。
引っ越し屋で培った物を運ぶ力を存分に発揮し、みなさんの荷物をひょいひょい屋根の上のドライバーに渡していく。
ひょろっとした見かけの割になかなかパワーがあるじゃないか、
的な雰囲気が周りには漂っていてちょっと嬉しかった。
そのうち体格のいい欧米人男性が到着し、荷物上げを手伝ってくれた。
”この作業、2人もいらないな”、
と感じた私はその場からフェイドアウトし、しれーっとその欧米人男性と役目を交代した。
あとは頼んだぞ、体格のいい欧米人。
12時50分。
バンを乗り換えてわずか30分ほどでバンは停車。
そうか、メキシコの入国審査のことすっかり忘れていた。
列に並び、順番に入国審査所に入る。
入国審査用紙を記入し、パスポートを出し無事入国審査を通過。
賄賂など特になく、お金は1ペソたりとも払っていない。
入国審査用紙を記入している時、
イスラエル出身という女子2人組が、入国審査用紙に何と書かれているのかをやたら我々に聞いてきた。
しかも英語で。
ちなみに入国審査用紙に書いてある文字は全てスペイン語と英語。
『これは何って書いてあるの?』と英語で聞かれ、『メキシコでの滞在先だよ。』と英語で答える。
『じゃあこれは何?』→『何で入国するかだよ。私たちの場合、バスだよ。』
そんな感じで、ほぼ一つ一つの項目について英語で質問をしてくる。
”この子たちはさっきも欧米人と英語で会話していたし、我々よりもずっと英語ができるはずなのに何でこんな簡単な英語が読めないんだ?”
と不思議に思ったが、もしかしたら英会話はできるが文字が読めないということなのかな?
いや、たぶんそうなんだろう。
英語喋れるのにこんな簡単な文字も読めない。
日本からしたら信じられないような話だが、これがイスラエルの教育事情なのか?
それともこの人たちが特別なのか?
どちらにせよ、
字は読めるけど会話が全くできないという日本人とは正反対の人たちとこういうやりとりをしたのは、少し興味深い経験だった。
しばらく休憩ということだったので、昨日買っておいたパンと今日買ったジュースを食べ昼ごはんとする。
目の前のホテルでトイレにもいける。(有料)
そしてそのホテルの横に売店があるので、そこで何か食べ物を購入することもできる。
食事を取り終えしばらく時間が経ったはずなのに、なかなか出発の気配がない。
どうやら同じバンに乗っていたコロンビアかどっかからの旅行者がビザを持っていないということで入国できない、というトラブルに見舞われているみたいだ。
それはおばちゃん3人と、若い娘の4人組。
おそらくお母さんと娘とそのおばさんたちとでクリスマス旅行にでも来ていたのだろう、と勝手に予想する。
結局その人たちは入国を許されず、国境で置き去り状態でバンは出発。
一応バンに向けてバイバイと手を振っていたが、その手は腹の辺りで小さく振られていた。
特に娘が泣きそうなくらい落ち込んだ表情をしていて、国境に置き去りにされる虚しさがこれでもかと言わんばかりににじみ出ていた。
せっかくのクリスマス旅行なのに(勝手な妄想)、残念だったな。。
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そんなこともあり、バンが再出発したのは14時近く。
遅れを取り戻そうとしているのか、温厚で優しそうなドライバーはバンをぶっ飛ばす。
ドライバーはその見た目とは裏腹、前に現れる遅い車を全力で煽り、すきあらば思いっきり反対車線に出て抜き去っていく。
”なかなかやるじゃないか。”
運転はうまいとは言えなかったが、道は舗装されていてバンプもなく、比較的まっすぐな道が続いたので酔うことはなかった。
グアテマラよりメキシコの方が道がいい。
15時ごろ。
またどっかに寄る。
今度はなんだよ?、と思ったが、どうやら今度は手荷物検査所のようだ。
”え、こんなところで?”
そこは結構ちゃんとした建物。
今までに経験がないことなので、ちょっと不安。
空港のように荷物を全て機械に通し、何もなければ荷物を受け取り再びバンへ。
なぜか私の荷物は検査に引っかかり、『開けなさい。』と言われ荷物を開け中身を出す。
結局何がダメだったのかわからなかったが、幸い何も没収されることなく検査を通過。
全く、てこずらせやがって。
バンに戻り再出発。
入国審査所も離れた場所にあるし、手荷物検査があるタイミングもおかしい。
まだ入ったばっかだが、メキシコはめんどくさい。。
〜後半へ続く〜(メキシコ1日目後半)
▼あわせて読みたい
サンペドロ8日目。
約1週間滞在したサンペドロも今日が最終日。
最後の最後まで、特にこれといってすることはない。
まぁ、ゆっくり過ごすことを目的で来ているのでそれはそれでいいことなのだが。
今日はサンペドロで一番有名というカフェ、『クリスタリーナ』にでも行ってみようかな。
(1ケツァール=約15円 2016年12月。)
▼前回の記事
強力な効き目を持つ(?) グアテマラコーヒーのおかげで、昨夜はなかなか寝付けず夜更かしをしてしまった私。
それでも今日はいつもと変わらない時間に朝食へ向かうことができた。
サンペドロは最後まで我々に青空を見せ続けてくれた。
雨は滅多に降らないというので、これが幸運とか、晴れ男晴れ女とかいうものではないのだが。
9時、朝食。
その後他の宿泊者の方も降りてきて一緒に朝食をとりながら話す。
そういえば今日は土曜日で、スペイン語学校は休みか。
思い返せば、こうして他の宿泊者の方と朝食をとるなんてこと滅多になかったな。
(我々はいつも9時ごろ朝食をとっていたから。)
今月末にニューヨークへ行くということを話すと、
以前ニューヨークへ旅行したことがある方からいろいろと役に立つ情報を教えてもらった。
メトロポリタン美術館の入場料が本当は無料で、ドネーション(寄付)だけで入場できるなんて知らなかった。
ドネーションだから、1ドルとかでもいいらしい。
その他にもメジャーなとこからマイナーなところまで、いろいろといい情報を得ることができた。
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中でも気になるのが、年末にあるボクシングデー。
一年のうちに一番商品が安くなるらしい。
日本でいう、年末売り尽くしセールみたいなものか。
このセールでカウントダウン時の防寒着を購入できればサイコーだな。
と、思ったが、、
調べてみたらボクシングデーはイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、香港などの英連邦でよく開催されているらしく、
アメリカではボクシングデーというものは存在しないらしい。。
残念。。
それでもアフタークリスマスセールという年末セール的なのは開催されるらしいので、それに期待するしかない。
*ちなみにアメリカではサンクスギビングデー(11月の第4木曜日)の翌日にブラックフライデーという年イチ特大セールが開催されているらしい。
(それが英連邦でいうボクシングデー級のセールらしい。)
今年のその日時にアメリカにいたのに、まったく気づかなかったのが悔しい。。
9時45分。
朝食後はメルカドで買ったチョコレートを切り刻みホットチョコレートを作る。
すっかりこの味にハマってしまい、この後のメキシコやニューヨークへも持って行こうかと考えてしまうほど。
ホットチョコレートを煮込んでいる間、昼食の下ごしらえ。
毎度おなじみの食材を慣れた手つきででカットしていく。
出来上がったホットチョコレートをすすりながら一息つき、お昼までゆったりとした時間が流れる。
11時30分。
いつもの『ANDI』というスーパーへ買い物。
トイレットペーパーを6ケツァール(約90円)、
パスタを2ケツァール(約30円)で購入した。
せっかくなのでフラフラ散歩し、メルカド裏のバスケットコートでやっていた部活みたいなのを見学していった。
男女混合で同じことやってて、すごいなと思った。
絶対女子きついだろ。
『おい、そこのノッポ。お前らもやるか?』
と、あわよくば誘われるかなぁと思って見ていたが、最後までそんな声はかけられなかった。
コーチもいてガチでやっていたので、さすがに部外者が入り込めるような雰囲気ではなかったのは確か。
13時30分。
昼食作り開始。
ぐちゃぐちゃのアボカドはもう剥きにくいし切りにくい。
そういう時は、適当に割ってスプーンですくい取るのが早い。
茹で上がったパスタに、トマトと玉ねぎを煮込んで作ったトマトソースをからめる。
その間に目玉焼きを焼く。
14時、完成。
アボカドと目玉焼きがトッピングされ見た目はいつも以上にお洒落になったが、味はいつもとさほど変わらない。
やっぱり調味料が大事なんだ。
昼食後、リビングで過ごす。
スペイン語学校の補講から帰ってきた宿泊者の方とちょっと話す。
そして15時30分。
サンペドロで1番美味しいコーヒーを出すと言われる『クリスタリーナ』というカフェへ。
このカフェ、サンペドロ2日目ぐらいから情報を聞いていて1度は行きたいなぁと思っていたのだが、なかなかタイミングが合わず行けていなかった。
(時間は十分あったはずなのに。。)
場所は港へ続く長い坂道を降ってる最中の右側。
▼クリスタリーナ・カフェの場所
店内はちょっと暗いかな。
かといって日向の席に行くと暑い。
Wi-Fiは無料で接続できる。
メニュー↑↑。
私はハウスコーヒーを10ケツァール(約150円)で注文。
この大きさでこの値段は安い。
もちろん味も濃厚で、うまい。
相方はラテ・マキアートを10ケツァール(約150円)と、
チーズケーキを15ケツァール(約225円)で注文。
美味しかったが、ケーキは常温でぬるかったという。
コーヒーをすすりながらクリスタリーナカフェでしばらく時間を過ごす。
17時30分ごろ、クリスタリーナカフェを出る。
帰り際、いつものパン屋さんに立ち寄り、パン3つを4ケツァール(約60円)で購入。
明日の朝食兼バス移動時の非常食とする。
19時40分。
いつもより少し遅めの夕食。
メニューはあんかけ五目麺?
今日もたくさん食べさせてもらいました。
食後、オーナーが8泊分の宿泊費と夕食費の明細が書かれた紙を手渡してくれた。
1泊2人で80ケツァール(約1200円)。
つまり1人1泊40ケツァール(約600円)。
夕食は1人1食平均21.25ケツァール(約318円)。
(夕食はその日の食材次第で値段が変動すると最初に説明があった。だいたい1人1食20〜25ケツァールくらいになるように作ると。)
だいぶリーズナブル。
夕食後は宿泊者の方のコーヒーメーカーを使用させてもらいコーヒーを入れる。
コーヒーミルで豆を挽くところからだ。
今までその方が使用しているのを見ていて ”なんかいいなぁ。” と思ってて、
日本に帰ったら私も購入しようかと考えるほどだった。
でも、実際に使用してみるとなかなか手間と時間がかかる。
(それが醍醐味なのだが。。)
最初のうちは新鮮で楽しいが、
私の性格上、慣れてくるとめんどくさくなって結局やらなくなってしまうのがオチなのでは、と思った。
まぁ、この先もうちょっと考えて、それでも欲しいと思えば購入すればいいさ。
そんなに高くないらしいし。
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なんかグアテマラに来てから、旅前はあまり好きではなかった、と言うかむしろ嫌いだったコーヒーが飲めるように、と言うか好んで飲むようになった。
もちろん、ミルクや砂糖もなしのブラックをだ。
完全にかぶれているだけかもしれないが、グアテマラに来てからちょっとコーヒーに興味が湧いてきた。
これは今までの自分から考えたらとても大きな進歩と変化だ。
ラーメンでメンマ食べれるようになるのと同じくらいの進歩。
しかし、
その夜に飲んだコーヒーと昼に飲んだクリスタリーナのコーヒーのおかげか、
今夜は昨夜同様また眠れない夜になってしまった。
全く、グアテマラコーヒーの威力たるや凄まじいものがある。。
これはガチで正午以降はコーヒー禁止令を自らに出さないといけないかな、と本気で考えた。
さて、明日は朝5時30分にはカモモシを出てボートに乗りパナハッチェルへ。
そしてパナハッチェルからバスで国境を越え、
メキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサス(サンクリ)へ移動する。
サンクリ到着予定時刻は18時ごろ。
丸1日かけての移動だ。
▼次回記事(メキシコ進出!)
サンペドロ7日目。
今日はサン・ファン・ラ・ラグーナ(サンファン)と言うサンペドロの隣村へ出かける予定。
先週そこへ行ったという他の宿泊者の方々の話を聞いて、我々もそこへ行ってみることにしたのだ。
なんでもサンファンにはおしゃれでかわいい質の高い民芸品を売る店が多く、
さらにはそれらをJICA(ジャイカ)が支援しているので信頼性が高いらしい。
本当に小さな ”村” なので半日もあれば十分で、サンファンまでの移動手段は軽トラみたいなのの荷台に立ち乗り乗車をしていくらしい。
我々が仕入れたサンファンに関する情報はそのくらい。
民芸品に興味を持った相方とは違い、私が一番気になったのは軽トラ荷台に立ち乗りという情報。
いったいどんな感じなのか楽しみだ。
(1ケツァール=約15円 2016年12月。)
▼前回の記事
8時過ぎ起床。
今日もサンペドロはいい天気。
9時、朝食。
相変わらず美味しい。
10 時30分。
宿から徒歩数分の所にある十字路でサンファン行きの車をキャッチ。
ピックアップトラックというアメリカでよく見る荷台付きの車に立ち乗りする。
確かに、座るより立たせた方がたくさんの乗客を運べる。
運賃は1人片道2ケツァール(約30円)で、下車時に払った。
吹っ飛ばされないようにセンターにあるポールにしっかり掴まる。
荷台に立ち乗りする乗り物は初めてだったので新鮮で楽しかった。
砂ぼこりがちょっときつかったけど。
道中、アティトラン湖の景色が綺麗に見えた。
10時40分。
約10分でサンファンに到着。
いきなり道端で降ろされる。
”え、ここ?”
本当に何もない。
とりあえずテキトーに歩いてみる。
大きなクリスマスツリーが飾られている教会にたどり着いた。
教会の中に入ってみる。
村の規模にしたらなかなか大きな教会だ。
広々としていて、清潔感がある。
我々が訪れた時には人はおらず、シーンとしていた。
その後は歩きながら雑貨屋を巡る。
どの店に入るかを決めるのは相方。
雑貨にあまり興味のない私は相方の後をついていくだけ。
前述した通りサンファンの村にはジャイカの支援が加わっているので、民芸品の品質は高い。
その分少しお値段が張るらしいが、品質を考えたら十分安いのだという。
ところで、サンファンの村では綺麗に描かれた壁画がたくさん目にした。
目に止まる壁画があれば足を止めて鑑賞する。
まるで村全体が美術館のようと言ったら少し言い過ぎか。
これはグアテマラの通貨単位にもなっている幻の鳥『ケツァール』の壁画。
ケツアールは手塚治虫の『火の鳥』のモデルと言われており、ケツァールを見た者は幸せになれるという言い伝えもあるほど中米地域の人々にとっては特別な存在らしい。
ケツァールといえば見学ツアーが有名なコスタリカのイメージだったが、グアテマラに来て日常的にケツァールという言葉を使うようになってからは、ケツァール=グアテマラというイメージに変わっていった。
現在、見学に一番適しているのはやはりコスタリカらしいのだが。
村の体育館?
地元の少年たちがフットサルをやっていた。
ぶらぶらと歩き回り、湖に続く長い坂道に出る。
雑貨屋を見ながらその坂道をゆっくり下る。
アティトラン湖に出た。
日陰に座り、ぼーっと湖を眺める。
しばらくするとこの辺りの住民らしきおっさんが出てきて、スペイン語でなんか言ってきた。
『ここは俺の家だ、出て行け!』と言った感じではなかったが、ちょっと申し訳なくなった我々はすぐさまその場を立ち去った。
おっさんは笑顔だったので、おそらくもっとポジティブなことを言っていたのであろうが。
せめて何を言っているのかなんとなく感じ取れるくらいのスペイン語力があったらな。
その後は長い坂を登り、お昼ご飯を食べる場所を探した。
安くて、美味しそうなところ。
結構ぐるぐる歩き回っても良さげなところを見つけられなかったので、『PIZZA 3×10』と書かれた店に入った。
おそらくピザ3つで10ケツァール(約150円)ということなのだろう。
味よりも価格重視の選択。
店に入ると、店番を任されている小4くらいの少年が夢中になっていたスマホゲームの手を止め、メニューを持ってこちらへやってきた。
メニューを一通り見た後、外の看板にもあった『PIZZA 3 ×10』を注文。
やはり、10ケツァールで3ピースということらしい。
少年は『他には?』みたいな感じだったが、我々が『以上。』と言うと半笑いで店の奥へ入っていった。
しばらくして出てきたのがこれ。
”ちっちぇ!”
これがテーブルに置かれた時、我々は一瞬固まり苦笑い。
少年もニコニコしながら奥へ戻っていった。
とりあえず、これを2人で分けて食べる。
見た目からしてまずそうだが、食べてみると味はもっとまずい。
レンジでチンの冷凍ピザをはるかに下回るクオリティー。
ピザでまずいってなかなかないけど、このピザは本気でまずい。
一口食べ、”量が少なくてよかった”、と思った。
激マズピザ数切れではさすがに満足できない。
ピザ屋を出たらまた少し歩き回り、口直し(というか継ぎ足し)をするためにパン屋へ入った。
家具の中にパンが入っているという変わったスタイル。
値札がないので、いちいち店員に値段を聞きながら商品選びをしていった。
ここで私は1ケツァール(約15円)のパンを1つ購入した。
パンを買ったら再びアティトラン湖へ続く坂道を下って、先ほど通った時に気になっていたカフェへ向かう。
12時50分。
訪れたのは湖近くにあるこのカフェ。
静かで、波の音が聞こえてきていい雰囲気。
この店のオリジナルコーヒーを注文。
1杯15ケツァール(約225円)。
味が濃く苦味が強いが、個人的には薄いよりかは全然いい。
この質でこの値段は、日本の値段を考えたらまぁ安い。
ちなみにパンは先ほどパン屋で1ケツァールで買ったやつ。
13時30頃。
カフェでゆっくりした後はサンペドロへ戻る。
帰りの車をどこで拾ったらいいかよくわからなかったので、とりあえず行きに降ろされたところで車を待つ。
しかし待てども待てどもサンペドロ行きの車は走ってこない。
”えー、どうやって帰るん?”
しばらく待ち続け、やっと通った車に『サンペドロ?』と聞いてみるも、『ノー。』と言われる。
『サンペドロ行きの車は銀行の前、あっちの角だ。』と指さされ教えられる。
言われた方向へ歩いていくと、確かに四角のところに銀行があった。
ちょうど我々がそこへ到着した時にサンペドロ行きの車がやってきたのでそのまま乗車。
よかった、帰れる。
↑↑この銀行の前で待っていればサンペドロ行きの車が通りピックアップしてくれる↑↑
ちなみにサンファンに着いた時はそこから南に1ブロック下ったところの、『サカル通り』というところの四角あたりで降ろされた。
帰りは行きよりも人が少なくて快適だった。
運賃は行きと同じ、2ケツァール(約30円)。
下車時に支払う。
サンペドロの教会あたりで車を降りた後、歩いて旅行会社を探した。
そのあたりではなかなか見つからず、結局坂を下って港近くにある旅行会社まで歩くことになってしまった。
そこでサンペドロからメキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサス(略してサンクリ)という町までのバスの値段を聞いてみる。
ボートの値段やらバスの値段やらをいろいろと説明され、値切ればディスカウントもしてくれたが、結局のところカモモシで頼んだ方が安い。(その旅行会社がいくらと言っていたかは忘れてしまった。)
スマートにその旅行会社から立ち去り、早速カモモシに戻ってオーナーにバスの手配を頼むことにした。
カモモシで頼むとパナハッチェルまでのボート代込みで1人150ケツァール(約2250円)だった。
カモモシへ戻る途中、町でちょいちょい見かけて前から気になっていたチョコバナナを試してみることに。
冷やされてカチコチに固まったバナナに常温のチョコレートソースをかける。
ナッツをまぶしたら出来上がり。
1本2ケツァール(約30円)。
しゃりしゃりのバナナがクセになる。
まるでアイスキャンディーを食べているような食感だった。
14時20分。
宿に戻ったらリビングに新しい宿泊者の方が2人、椅子に腰掛けていた。
男女2人組でカップルか夫婦の様子。
私が『こんにちはぁ。』と挨拶したら、突然隣で相方が『はぁ!もしかして!』と言いだす。
続けて、『インスタの方ですか!?』と、なんとも漠然とした質問を投げかけていた。
どうやらインスタでちょくちょく見ていた人が目の前に座っていてびっくりしたのだと。
(相方の)興奮気味の心を落ち着かせ、とりあえず我々も席についていろいろと話をする。
その2人は夫婦の方で、新婚旅行で世界一周をしているという。
しばらくそれぞれの旅の過程などを話し、情報を交換した。
その後は3階へ行き、しばらくサンクリでの宿を調べたりして時間を過ごした。
19時、夕食。
準備ができるまで相方は犬と戯れる。
今日も美味しい日本の家庭料理。
ニューカマーも2人加わったので、今までとは少し違う新鮮な雰囲気の食卓が出来上がる。
夕食後部屋へ戻り、いつものように時間を過ごし0時前ぐらいには寝ようとするのだが、なぜかこの日は全然寝付けない。
もともと寝付きは良い方ではないのだが、この日は特別寝むれない。
このままベッドでゴロゴロと気持ちの悪い時間を過ごすくらいならずっと起きていて、日記を書くなどやらなければならいことをやっていた方がマシだと思い1人リビングへ。
結局ここで2時くらいまで作業をしていた。
おそらく今日の昼にサンファンで飲んだグアテマラコーヒーが強すぎて眠れなくなってしまったのではないか、というのが個人的な見解である。
▼次回記事
イタリア、トリノで泊まった宿、
『Quiet Place to have a great experience in Turin』
の情報です(^o^)
*これは宿名というか、エアビーでのリスティング名(タイトル)ですね(^_^;)
今回オススメする宿はairbnb(エアービーアンドビー)です。
airbnbは民泊ですので、場所がわかりづらいという事があります。(写真は部屋の入り口の様子。現地の人が暮らすアパートにお邪魔するといった感覚です。)
続きを読むサンペドロ6日目。
今日も特に予定はない。
ついにオーナーからも、
『サンペドロへは何を目的で来たのですか?』と聞かてしまう始末。。
強いてその質問に答えるとするならば、
『あまりお金をかけない、ゆっくりとエコな滞在をしに来た。』
というのが一番の目的になるのか。
それでも到着早々相方の体調が崩れ始め、最初の数日間は宿にこもりっぱなしだったということは想定外。
仕方のないことなのだが、それが滞在を必要以上に長引かているというのも事実である。
(1ケツァール=約15円 2016年12月。)
▼前回の記事
朝時起床。
相変わらず、雨など降る気配は全く感じられないいい天気。
部屋の扉を開けると、廊下には3人分の大荷物が。
3人で旅をしているという方々が宿泊していたのだが、まさかいきなりチェックアウトを決めてしまったのか?
年明けまでいると聞いていたのでちょっと焦ったが、
これはただ単に部屋を掃除するために荷物を廊下へ一時的に避けていただけだった。
さすがにいきなり一気に3人も宿を出てしまったら寂しくなるので、掃除のためだけと聞いて安心した。
朝食を食べに1階へ。
今日も美味しい朝ごはんに満足した。
今日はオーナーの日課であるメルカドへの買い出しにお供させてもらうことに。
昨日、『トマトはどこで買ったら安いか?』など、
メルカドでの買い物について話をしていたら、話の流れで本日お供させてもらうことになったのだ。
買い出しには愛犬カフェも連れて行くのか。
カフェを連れて町を歩く姿は見ていて和む。
我々が欲しいものを売るオススメの場所を案内してくれる。
こんな高床の下のようなところにも店があり、そこでも何か買う。
こんなところ、我々だけだったら気づかないだろうし、気づいたとしてもここで買おうとは思わない。
一通り我々の欲しいものを購入したら、オーナーとは別れ宿へ戻った。
帰りにメルカド近くのパン屋でパンも買っていった。
昨日と同様、1つ1ケツァールのパンを3つ買った。
結局メルカドでは、
トマト5つで3ケツァール(約45円)、
玉ねぎ4つで3ケツァール(約45円)、
アボカド2つで2ケツァール(約30円)を購入。
特に昨日より安かったのはトマト。
昨日は2個で5ケツァールだったのが、今日は5個で3ケツァール。
これが地元民価格と観光客価格の差というものなのか。。
それとも昨日は我々がぼられていただけなのか。。
帰りに『ANDY』というスーパーで牛乳を13ケツァール(約195円)で購入。
昨日メルカドで買った甘くないチョコレートを、甘くて美味しいミルクココアに変身させるためだ。
宿に戻ったら早速ミルクココアを作る。
意外とチョコレートがうまく溶けていかないので根気よくかき混ぜる必要がある。
その間に野菜を切って昼食の下ごしらえ。
玉ねぎを切り、アボカドとトマトのソース?を作って冷蔵庫に入れておく。
ココアができたら、3階へ。
洗濯をする。
手洗いの洗濯は結構重労働。
特に最後に服を絞る作業が一番腕にくる。
でもそれは乾かす際、一番重要になってくる脱水の作業なので手を抜くわけにはいかない。
洗濯機って便利っていつも思う。
洗濯物を干し終わったらリラックスタイム。
昼食の時間になったのでキッチンへ行き調理開始。
午前中、ココアを作っている時にアボカドとトマトの下ごしらえは済ませてあるので、あとはバンズを炙り、玉ねぎを炒め、目玉焼きを作るだけ。
野菜を切る作業がないだけで圧倒的に手軽になるし、時短にもなる。
昨日と全く同じメニュー、『アボカドトマトとオニオンエッグバーガー』の完成。
昨日と違うことと言えば、野菜の仕入れ値が断然安いということ。
結果、ハンバーガー1個あたり約38円くらいでできた。(昨日は1個50円いかないくらい)
安すぎる。
3階の席へ持って行き食べる。
相変わらず美味い。
このメニュー、あと3日くらい続いても飽きないかもしれない。
食後にはチョコをミルクで溶かした自家製ミルクココアも。
相変わらず溶けきっていないチョコの雑味が旨味になっていて美味しい。
味も普通のココアではなく、どこか変わったフルーティーな風味がしてクセになる。
昼ごはんを食べ終えたら屋上(3階のバスルームの上)に登る。
立てかけた梯子を上るので気をつけないと危ない。
カモモシで一番高いところ(?)から最高の景色を見ながら自家製ココアをすする。
太陽がポカポカ気持ちがいい。
ここで日光浴したまま寝てしまってもいい。
一応外出。
相方が風邪をひいている時は1日宿から出ない日もあったが、2人とも健康な状態となったらやはり缶詰にはなっていられない。
一応、インドアかアウトドアかと言われたらアウトドア派な2人なので、そんな性格上宿にずっといるということができないのだと思う。
宿でゆっくり過ごすのは好きだけど、ちょっとは外出したい。
少なくとも近所を散歩するぐらいの外出はしないと気が済まないのだ。(雨の日は除く)
いつもはカモモシを出て右に曲がっていくのだが、今日は左に曲がって散策をすることにした。
ずーっとテキトーに歩き、ところどころある湖へ続く細い道を通り湖畔へやってきた。
人気が少なく、廃墟がたくさんある。
でもバスケットコートとか、つい最近まで人が生活していたような雰囲気は残っている。
水害か?
その後もテキトーに歩き街を散策する。
また細い道を通り湖畔を目指す。
やっぱり、湖に続いていた。
さっきのところよりは人気があり賑わっている様子。
洗濯物をしたり、ただ単に水遊びをしていたり、地元の人がたくさんいた。
コンクリートの建物があったので登ってみた。
屋根上にはビール瓶がたくさん置いてある。
確かにここは酒を飲むには最高の場所かもしれない。
アティトラン湖が目の前に広がり、いい景色だからな。
私は酒は飲まないので、持参していた水を飲みながらアティトラン湖を眺めいい気分になった。
しばらくここでぼーっと景色を眺めながら時を過ごす。
相方は座禅を組んでいた。
昨日同様、湖で体と頭を洗う人もいた。
水がそんなに綺麗じゃないと思われるんで、これで体が綺麗になっているかどうかはかなり疑問だ。
むしろ汚れてしまっているのでは? とすら思う。
日が落ちてきて涼しくなってくると、湖に集まる地元民も多くなってくる印象。
12月と言っても、日中は日差しが強くてなかなか暑い。
朝とか夜とか、日が出ていないと寒さを感じる。
じっくりアティトラン湖と地元民の生活風景を眺めた後は宿へ戻る。
美味しい夕食が我々を待っている。
19時。夕食。
今日も美味しくいただきました。
私がたくさん食べる人だと認識されてからは、私のご飯は大盛りにしてくれるようになった。
ありがたい。
夕食後は部屋に戻る。
〜余談〜
あ、そういえば、この日、私がアマゾン上で売った商品に不良があったということでお客さんから商品が返品されてくるという個人的なトラブルが発生したな。
日本にいる時ならそこまで労力をかけずに対処することができたが、何たってここは海外。
四六時中電波があるわけでもないし、日本との時差もある。
とりあえずアマゾン経由でお客さんにお詫びと状況確認をし、
不良箇所確認のため商品をアマゾンから自宅へ返送してもらい、
その商品のメーカーに問い合わせて保証期間内の返品交換が可能かを問い合わせ、
それが可能ならば自宅に届いた商品をメーカーに返品する。
という、非常に面倒くさい手続きをここグアテマラでやらねばならなかった。
ネットを駆使した作業で大体のことはこなしていけたが、
さすがに不良箇所の確認作業などは海外にいる私一人の力では不可能。
日本にいる信頼できる友人の力を貸してもらった。
メーカーが年末年始の長期連休に入ってしまうことも影響して、
結局商品をメーカーに返品完了してこの問題がひと段落つくまでに約1ヶ月かかった。
つまりは年を明けた2017年の1月頭。
私が日本へ一時帰国した時だった。
旅をするのにも意外と労力や神経を使うのに、そんな中でのお客さんからの返品トラブルはかなり精神的ショックが大きかった。
それが比較的のんびりと過ごしていたグアテマラで起こったというのは不幸中の幸いか。
実は旅中にアマゾン販売に関するトラブルがあったのはこれで4回目。
1回目は出発したての西表島で(一応日本国内なのでまだいい)。
2回目はタイのバンコク。(国際電話2本でなんとか解決。)
3回目はクロアチアのザグレブ。(この時、旅中に商品を仕入れ販売することから完全に足を洗った。)
そして4回目がここグアテマラだ。
”もう海外にいる時にアマゾンで物売りなんてやらない。こういうトラブルの時面倒臭いもん。旅に集中できない。”
と強く思った。
〜余談終わり〜
明日は土曜日。
サン・ファン・ラ・ラグーナという隣村に遊びに行く予定。
なんでもサンファンはおしゃれでかわいい民芸品が有名で、JICA(ジャイカ)の支援が入っていて品物一つ一つの質が良いらしい。
若干値段は高めの設定らしいが、その分高品質なので値段に見合った価値がそこにはあるらしい。
そんなサンファンには、私というよりは相方の方が行きたがっていた。
もちろんそのおしゃれで質がいいという民芸品を求めてだ。
明日は相方メインの行動になりそうだ。
▼次回記事
サンペドロ5日目。
風邪をひいていた相方の体調は、『具合はどうですか?』と声をかけてくれる他の宿泊者の方々や、体に優しい食事を心がけてくれるオーナーのおかげもありだいぶ良くなってきている。
みなさんに感謝である。
今日は昨日よりもアクティブに行動できそうだが、これといって特にやることはない。
昨日同様また湖へ散歩に行ったりするくらいになるだろうか。
まぁ、そんなのんびりとした日々が続くのも悪くない。
(1ケツァール=約15円 2016年12月。)
▼前回の記事
朝7時30分ごろ起床。
椅子に座り窓を見ると、連日我々を悩ませていた巨大なバッタ様が窓にへばりついている。
い、いつの間に。。
しかも保護色で気付きづらい。
でももうだいぶこのバッタには慣れてきていたので、外へ追い出そうとはせずいつも通りシカトしておくことにした。
今日もいい天気で、空気が澄んでいて空が青い。
黄色いマグカップが景色によく合う。
8時30分。
いつもより30分早くリビングへ行き朝食をとる。
トーストにヨーグルトとフルーツを挟み、上からハチミツをかけたなんともおしゃれな1品。
そしてこういう料理は私にはあまり馴染みがない。
今まで食べたことのない新鮮な味で、これは後日自分でも作りたくなるくらい美味しかった。
朝食後、最近現れた犬、『ウスイサチヨ』と戯れる相方。
10時10分。
部屋よりも開放的な3階へ行き、日記を書いたりして過ごす。
同じことをやるにしても、場所によって気分が全然違う。
3階からもアティトラン湖が見え、景色は最高。
こちらはサンペドロの家々の景色。
11時30分ごろ。
落ちていたテニスボールでキャッチボール。
たまには体を動かさないとな。
キャッチボールは楽しいし、全身を使うので運動している感があって気持ちがいい。
もちろん周りの物を壊したりボールが外へ飛んでいかないように加減をしてボールを投げている。
12時を過ぎた頃。
昼ごはんの食材を買いに外出。
向かった先は町のメルカド(市場)。
町が小規模なのでメルカドもそこまで大きくはない。
サンペドロのメルカドでは、地元民価格と外国人価格という2つの値段が存在しているらしい。
もちろん、地元民価格の方が安い。
毎日このメルカドに通っている宿のオーナーもここ最近やっと地元民価格での取引が許されてきたのだという。
(カモモシは11月頭にオープンしているので、約1ヶ月通ってやっと認めてもらたということか。)
値札などないところがほとんどなので、口頭で価格を聞くしかない。
スペイン語を習っているわけではない我々は野菜の価格を聞くだけでも一苦労。
『クアント クエスタ?』が『いくらですか?』という意味なのらしいが、この時の我々はそれすら分かっていなかった。
値段を聞き出すことに成功したとしても、もちろん返ってくる言葉はスペイン語。
『ウノ・ドス・トレス・クワトロ』あたりまでしか馴染みがなかったので、それ以外の数字を言われたら一発で撃沈。
『シエテ』とか言われても6なのか7なのかパッと出てこないし、10を超える数字を言われたら『シンクエンタ(50)』意外わからない。
スペイン語留学をしていればこのくらいのやり取り余裕のよっちゃんだし、
町の人と触れ合うことがより一層楽しくなるんだろうな、、と思った。
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結局メルカドでは、
トマト2つを5ケツァール(約75円)、
アボカド1つを1ケツァール(約15円)、
玉ねぎ1つを1ケツァールで購入。
そして近くのパン屋さんで1つ1ケツァールのパンを3つ購入した。
驚くべきはアボカドの値段。
日本では安くても1個100円くらいはするアボカドが、なんと1個約15円。
これはこれからヘビーユーズしそうな食材だ。
これでもまだ外国人値段だというのだから、地元民値段になったらどんだけ安くなるんだろう。
カモモシでは卵を1個1ケツァールで使用することができる。
卵って、パック売りされていることがほとんどなので料理に使いたくてもなかなか購入しづらい。
このような1つ売りスタイルは助かる。
料金は卵の隣に置いてある瓶の中へ。
卵のストックが少ない場合や極端に大量の卵を使う場合は、オーナーに一言断って了承を得てから使用するのがいいだろう。
13時。
調理開始。
今日の昼ご飯はアボカドとトマトのハンバーガー。
パンを半分に切りバンズを作る。
より一層美味しくするため、これをフライパンで軽く炙ってサクサクにする。
小皿にダイスカットしたトマトとアボカドを入れ、ガーリックパウダーと醤油を入れて混ぜる。
アボカドは身がもろく、皮をむくのに一苦労。。
ダイスカットというよりはぐちゃっと潰れペーストのようになってしまった。
まぁ、腹に入れば同じことなので気にしない。
グリルしたオニオンを炙ったバンズにのせ、さらにその上からトマトとアボカドのペーストをのせる。
最後に目玉焼きにした卵をのせて挟めば『アボカドトマトとオニオンエッグバーガー』の完成。
これを3階のテーブルに持って行って優雅に食べる。
多く見積もっても、これ1つだいたい50円しないくらい。
味は自分でもびっくりするくらいうまい。
バンズをフライパンで炙ったのと、ガーリックパウダー、それに目玉焼きがこの美味しさのミソとなっていると思う。
これでベーコンなどの肉系を挟んだら完璧だな。
低予算で時間もかからず味も美味しい。
コスパの良い昼食に大満足した。
14時。
昼食を食べ終えたらデザート。
先ほどのメルカドで葉っぱに包まれたチョコレートを営業されて、買うつもりじゃなかったが結局購入していた。
平べったいクッキーのような形のチョコレート3枚で11ケツァール(約165円)。
1枚55円くらいか。
ちょっぴりビターなチョコレートを想像してひとかじり。
”うわっ、なにこれ。。”
甘味など一切ない、カカオそのもののような味。。
ちょっぴりどころではなく、ビター100%。
なぜかほんのりと八丁味噌のような味もする。。
ちくしょう、『チョコレート、チョコレート』という営業にまんまと騙された。。
いや、甘くなくても一応チョコレートだから騙されてはいないのか?
ほとんど残ったチョコレートを冷蔵庫へ置きに行った相方が、ココアのような美味しそうな飲み物を持って戻ってきた。
なんでもこれは先ほど食べて苦かったチョコレートをミルクで煮て溶かし、そこに砂糖を入れたものらしい。
リビングへ行った際オーナーにこのチョコレートのことを話したら、
『これはね、こうやって飲むと美味しんだよ。』と教えてくれたらしい。
一口飲んでみると、確かに甘くて美味しい。
ドロッとしていて、まだ溶けきれていないチョコの破片が残っているのだが、それがまた手作り感を出していていい。
雑味が旨味と化している状態。
食後。
ハンモックに揺られながらゆったりとした時間を過ごす。
なにもしない贅沢とはまさにこのことか。
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15時30分ごろ。
宿にこもりっぱなしもなんなので町散策へ出かけた。
中米の雑貨もまた乙なものがたくさんある。
坂を下り、昨日とは違う方向の湖のほとりへ。
この小さな町サンペドロに、なんと日本食レストランが存在した。
日本語表記もある。
日本人経営か?
気にはなったが、我々が訪れることは1度なかった。
長い坂をずーと下ると、見覚えのある景色の場所にたどり着く。
そうだ、ここはサンペドロに到着した時に下ろされた場所ではないか。
それ以来ここには来ていなかったのでわからなかったが、この辺りが町で一番賑わっているのでは、と思った。
欧米人観光客もこの坂を下りた湖畔エリアで多く見かける。
坂の上のカモモシ近辺でしか行動していなかったのでその存在に全く気がついていなかったが、サンペドロにも意外と欧米人いるんだな。
というか、日本人よりも断然多い。
ここ数日、日本人宿で日本人に囲まれる環境が続いていたので、ふと現実に戻されたような感覚だった。
まっすぐ進み、ボート乗り場へ。
たぶんこのボート乗り場からパナハッチェル行きのボートとかが出ているのだろう。
桟橋の先端に座り、しばし景色を眺める。
ここからの景色は気持ちのいいものだった。
16時。
ボート乗り場を離れ、まだ行ったことのないエリアを散歩。
やっぱり、坂の下エリアでは欧米人をよく見かける。
観光客が集まるエリアを抜けると、地元民しかいないようなローカルなエリアになってきた。
いい感じに湖と町を眺められそうなところがあったので立ち寄ってみる。
湖では地元の人たちが洗濯をしていた。
さらには沐浴をする人もいた。
地元民にとってはこの湖は洗濯場でもあり、風呂でもあるのか。
対岸にはサンペドロの町並み。
ここでもしばらく景色を眺める。
そして石を湖に向かって投げたり、水切りをしたりして遊んだ。
水切りに適した石があまり落ちていなかったので、ほとんど石を投げることに没頭していたが。
17時30分。
日も沈んできそうだったのでそろそろ帰宅。
帰りは元来た道ではなく、別の道を通ってみた。
ちょっと迷いながらも、いろんな道を通り宿に戻る。
意外と宿やレストラン、バーやカフェなどの店がたくさんあることを知る。
スペイン語学校も何校か見かけた。
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18時ごろ宿に着き、19時にお楽しみの夕食。
今日も美味しくいただきます。
20時すぎ。
今日は町で祭りが開催されているということで、夕食後はカフェ(犬)も連れみんなで祭りへと外出。
祭りの会場となるメルカド近くのバスケットコートへ行った。
ステージでは爆音で演奏が繰り広げられている。
もう少し時間が経てばここにたくさん人が集まり、皆思い思いに踊り出し、バスケットコートがダンスフロアと化すというのだが、この時はまだ時間が早かったのか踊っている人は2、3人と寂しいものだった。
人が増える前にバスケットコートを離れる。
教会へ行くとこのように綺麗にライトアップされていた。
しかもクリスマス仕様のライトアップ。
綺麗だ。
21時ごろ。
テキトーなバーへ行きお酒とおつまみを。
私はお酒は飲まないのでグアテマラコーヒーを頼んだ。
コーヒーを待っている間、地元民っぽい人からビリヤードのお誘いが入った。
私が立候補し、8ボールを楽しんだ。
台と壁の間が近くキューが壁に当たり、非常に玉を打ちづらかったのを覚えている。
打つためにキューを分裂させ半分の長さにする必要があるほどだった。
途中から参戦してきた現地民の友人とも8ボールをすることに。
彼はメキシコから遊びに来ていると言っていたな。
なかなかゲームを終えることができず、やっとゲームにキリがついた頃には全員飲食を終えもう宿へ帰る雰囲気だった。。
私は慌てて冷めきったはちみつ入りのグアテマラコーヒーを一気に飲み干し皆に続いて宿へ戻った。
22時過ぎ帰宅。
そういえば先日宿をチェックアウトし、現在現地民の家にホームステイしている方も合流していた。
彼女は今週の日曜日に宿へ遊びに来て、その時は皆でそばを作るらしい。
実は我々、今週の日曜日の早朝にサンペドロを出て次の目的地、
メキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサスという町へ移動することをほぼ決めていた。
”そば食いてぇー”
と思ったが、残念ながら食えない。
まぁ仕方がないだろう。。
ちなみにサン・クリストバル・デ・ラス・カサス(通称サンクリ)は、
訪れた人に聞くとほぼ間違いなく『めちゃいいところだった!もっといたかった!あそこになら住める!』などと口を揃え、サンクリの話になれば常に絶賛の嵐。
(ちょっと過剰表現かも)
それはポルトガル第2の都市、ポルトを訪れた人が必ず『ポルトはいいところだよ!』と言うのに似ていた。
実際、ポルトはその前評判を裏切らない良いところだった。
おそらくサンクリもそんなポルト同様、あげられたハードルを軽く飛び越えてくるような良いところなのだろうな。
とちょっと期待が高まる。
話はそれたが、
今日が水曜日なのでここサンペドロにいるのも残すところあと3日。
土曜日には隣村のサン・ファン・ラ・ラグーナという小さな町へ遊びに行く予定。
予定という予定はそのくらい。
残り3日、まだまだダラダラ過ごす時間が続きそうだ。
▼次回記事
サンペドロ4日目。
相方の風邪も回復に向かってきているので、様子を見ていけそうだったら散歩がてら外出してみたいと思う。
行くとしたら、とりあえずアティトラン湖を目指したい。
(1ケツァール=約15円 2016年12月)
▼前回の記事
朝8時前起床。
朝起きたらトイレへ行き、廊下から見える風景を眺めるのはもはや日課になりつつある。
今日もいい天気。
9時頃に1階へ行き朝食をとるのも日課になりつつある。
ウインナーにかかっている塩系の調味料がすごく美味しかった。
朝食後は部屋へ戻る。
11時ごろ、部屋よりも1階のリビングの方がWiFiが強めなので再びリビングへ。
するとオーナーからこのようなフルーツをいただいた。
割ってみると、中身はこんな感じ。
パッションフルーツだ。
ドゥルッとしていて見た目はカエルの卵のようでグロテスクだが、
勇気を出して食べてみるとさっぱりとした味でなかなかうまい。
パリパリカリカリとした種も食べることができる。
ちょっと、クセになりそうな味。
『ちゃっと簡単にできる料理が上手くなりたい。』という話をオーナーとしていると、
『じゃあ今からちょっと作ってみますか?』と、昼ごはんがてら簡単な料理を実演してくれることに。
メニューはパスタ。
オーナーが料理を作る隣に相方が張り付き、真剣にレシピを覚える。
たっぷりと野菜が入ったパスタソースが完成。
美味しそう。
麺を茹でいてる間、オーナーが愛用していたというアウトドアグッズを見せてもらった。
オーナーはバイクで南北アメリカ大陸縦断の旅をしていたそうで、野営をする時に使っていた道具がこれらだと言う。
アウトドアに興味がある我々は興味津々にそれらの道具を拝見させてもらった。
アメリカ横断の時にこのような道具があれば何倍楽しさが増していたことか。
そしてこれは最近よく宿で見かける犬。
オーナーは『ウスイサチヨ』と呼んでいた。
犬好きの相方はカフェに次ぐ2匹目の犬が現れたことを大変喜んでいた。
ちなみに、朝食で『うまっ』と思ったウインナーにかかっていた調味料はこの『GARLIC SALT』だった。
相方曰く、日本でも『マジックソルト』としてこういう調味料はたくさん売っているとのこと。
日本へ帰ったらマジックソルトを購入して再出発時に持っていくことに決めた。
13時。
野菜たっぷり特製パスタの完成。
うまそう。
もう一人の宿泊者も呼んで4人でパスタを食べる。
これからは相方がこのようなパスタを作ってくれることを期待する。
昼食後は部屋へ戻りちょっとゆっくりする。
トイレへ行くと、なぜか相方が床の掃除をしていた。
いつから宿のスタッフになったんだ?
と思ったが、話を聞くと水道の蛇口が外れて水が暴走し、あたりが水浸しになってしまったのだという。。
どんだけ強く蛇口をひねったんだ。。
でもこの様子なら体調はもう良さそう。
外出も問題なさそうだな。
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14時過ぎ。
サンペドロ4日目にして相方初めての外出。
とりあえず長い坂を下り、アティトラン湖のほとりを目指す。
14時40分。
東側の湖畔に到着。
地元の子供達が水遊びをしていていい雰囲気。
のどかなところだった。
津波にのまれた家みたいになっているが、どうしてこうなってしまったのだろう?
野良犬が我々のぬいぐるみに興味を持った。
かぶりつくまではされなくてよかった。
15時ごろ。
長〜い坂を登り来た道を戻る。
この坂道、登りはきつい。
ちなみに街にはこのようなトゥクトゥクがよく走っている。
トゥクトゥクといえばタイのイメージだが、意外と世界各地で活躍しているのだ。
(ポルトガルにもあったしな。)
この坂の多いサンペドロでは市民の足として重宝されているのではないか。
サンペドロは小さな町で徒歩で行けるところがほとんどなので、我々の場合1度もトゥクトゥクを利用することはなかったが。
ちょっと外れたところの町の様子。
人気が少なく静か。
テキトーに歩き町を散歩。
15時15分。
『Iglesia Catolica』という町の中心にある教会が現れた。
緑と赤のデザインはクリスマス仕様か?
教会が真っ白なのでイタリアやメキシコを連想してしまう。
なぜか教会の前には中国の偉人っぽい人の像が。
しかもデカイ。
右手に本、左手には鍵、傍らにはニワトリ。
一体誰なんだ?
よく見ると、教会前には鉄骨の足場があり、人が登っていろいろと装飾している。
やっぱりクリスマス仕様に飾り付けしているんだな。
15時30分。
メルカドの裏あたりにある、バスケットコートがある広場に出た。
全く統一感のないコスプレをした人たちが音楽にのって踊っている。
思わず、『ハロウィーンはもう終わったぞ。』と言いたくなる。
後から聞くと、今は町のお祭り期間なのらしい。
コスプレダンスを見学する人たち。
誰一人楽しそうに見えないが、心の中ではお祭り騒ぎなのだろうか。
ダンスを軽く見学し、『ANDY』というスーパーで買い物。
ネスレのホットチョコレートパウダーを2袋、3ケツァール(約45円)で購入。
宿へ帰ってゆっくりティータイムにでもしよう。
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16時ごろ宿着。
先ほど買ったホットチョコレートを作り部屋でティータイム。
その後相方は眠りにつく。
体調は回復傾向にあるとはいえ、油断は禁物だからな。
19時。
お楽しみの夕食。
今日の献立はトンカツ。
料理をテーブルに並べている段階からテンションが上がる。
もちろん味も美味しく大満足。
夕食後は部屋へ戻りユーチューブを見て過ごす。
たまっている日記をガリガリ書きたいところなのだが、どうしてもやる気が起こらない時っていうのは誰にでもある。
そんな時は何も考えずユーチューブでも見てリラックスするのが最近の私の過ごし方。
そんでぐっすり寝れば、明日には多少やる気が回復されていることだろう。
そういえば、今日は特大サイズのバッタ様は降ってこなかったな。
この調子でもう2度と降ってこないことを願い、今日は就寝した。
▼次回記事
アティトラン湖畔の小さな町、サンペドロ3日目。
相変わらず相方の体調はよろしくない。
今日も1日宿を楽しむことになりそうだ。
▼前回の記事
朝7時45分起床。
そういえば昨夜天から舞い降りてきた特大サイズのバッタ様はいつの間にかいなくなっていた。
外へ出て行ったのか、まだ部屋のどこかに潜伏しているのか。。
今日も天気は晴れ。
2階から見えるアティトラン湖の景色を眺め、部屋へ戻りちょっとゆっくりする。
昨日と同様、9時ごろ朝食をとりに1階へ降りていく。
今日のメニューは焼きそばパンとスープ。
毎日メニューが違うので飽きないし、”今日はなんだろう?”という楽しみになる。
それは朝食だけではなく夕食にも言えることなので、これだけで1日2回楽しみができるということになる。
朝食後は2階へ戻り、廊下にあるハンモックを味わってみる。
普通の寝るタイプのハンモックも、このような座るタイプのハンモックも町でたくさん売っている。
ちょっと欲しいが、日本へ持って帰ってもどこへぶら下げよう?って感じだ。
部屋に入り、相方ダウン。
昼までベッドで安静に過ごす。
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13時前。
お腹が空いてきたのでお昼ご飯を調達しなくては。
相方の食欲はまだなく、
『何が食べたいのだ?』と問うと『フルーツが食べたい。』と言ったので、
私1人で町へ繰り出してフルーツを買いに行くことに。
思えば、サンペドロに到着して3日目にして初めての外出。
こんな街だったんだぁ、と、街の風景を楽しみながらメルカド(市場)を目指した。
本当にこじんまりとした小さな街。雰囲気がいい。
13時。
町のメルカドに到着。
しかしこの時間だと店はほとんどやっておらず、ここでフルーツを買うことは諦めた。
宿で教えてもらった『ANDY』というメルカドのすぐ近くにあるスーパーに寄ってみた。
大きなスーパーではなく、フルーツもあまり売っていない。
缶詰のパイナップルとモモがあったので、
それを16ケツァール(約240円)と20ケツァール(約300円)で購入。
相方は缶詰のフルーツも大好きなはずなので問題はないだろう。(むしろ喜ぶな。)
それと私のお昼ご飯用にインスタント麺1袋を3.15ケツァール(約47円)で購入した。
宿に戻り、缶詰を相方に渡し、私はインスタントラーメンを作る。
お湯を入れ、待つこと数分で完成。
まぁ、無難に美味しい。
フルーツ缶詰も甘くて美味しかった。
14時。
廊下にあるハンモックで横になり読書。
本は宿に置いてあったもの。
なかなか、贅沢な時間だ。
その後は部屋に戻り、昨日同様たまっている日記を書いたり、YouTubeを見たり。。
17時50分ごろには綺麗な夕焼け空が見れた。
18時40分。
また天からバッタ様が舞い降りてきた。
しかも昨日とほぼ同じ時間。。
この時間帯に何かあるのか?
しばらくまた2人で遠くからバッタを見つめていると、
何を思ったかバッタはいきなりこちらめがけて飛んできた。
”うわっっ!!!”
反射的に体を倒しバッタを避ける。
起き上がったら、バッタは前方の床に着地していた。
おそらく我々の目の前でUターンをかましたのだろう。
そして床に置いてあったビニール袋をゆっくりと登り始める。
またいつ飛び回るかとビクビクしながらその動きをじっと見つめる。
ビニール袋に止まったバッタはまたピクリとも動かなくなった。
”今日こそは自力で外へ追い出すぞ。”
覚悟を決めてビニール袋をつかみ、扉の外へ持っていく。
そんな時、宿泊者の方が『夕食の時間だよ〜』と我々を呼びに来てくれた。
情けない話だが、結局その方にお願いしてバッタを外へ逃がしてもらった。。
でもこれで安心して夕食に向かうことができる。
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今日の夕食はオーナーが体調不良の相方を気遣ってくれ、ヘルシーな献立だった。
相方だけ別メニューかな、と思っていたが、みんな同じメニューだった。
でもこの雑炊がうまく、ごま油のタレがクセになる味。
今日も満足な夕食だった。
さらに相方にはいちごのスムージーを出してくれた。
昼間にフルーツが食べたいと言っていることをオーナーに伝えたら、飲みやすいようにとスムージーにして出してくれたのだ。
このスムージーもすごく美味しかった。
感謝です。
21時。
夕食後部屋へ戻りテキトーに過ごしていると、天からまた特大サイズのバッタ様が降ってきた。。
”さっき逃がしたばかりなのに。。”
もうこの『バタンッッ!』っていうバッタが落ちてきた時の衝撃音がノイローゼ気味。。(ちょっと大げさ。)
また宿泊者の方を呼んで逃がしてもらうか、それとも自分らでなんとかするか。。
結果、自分らでなんとかする、というか、昨日同様放っておくことにした。
昨日とは違い、ゆっくりではあるが歩くということも、羽を広げて飛び回るということもあると知ってしまったので、正直気にせず放っておくのは容易ではない。
知らんぷりしてるふりしてコンスタントにバッタの居場所を確認する、という状態がしばらく続いた。
近々部屋が1つ空く予定なので、そのタイミングで部屋を変えてもらえるか聞いてみようかな。。
▼次回記事
昨日、グアテマラのアンティグアからサンペドロ・ラ・ラグーナへシャトルバス移動。
サンペドロでは日本人宿の『カサ・デ・カモモシ』に滞在。
アンティグアから崩し気味だった相方の体調は、ここサンペドロに来てさらに悪化。
しばらくは外出は自粛し、宿にこもる生活が続きそうだ。
(1ケツァール約15円 2016年12月4日現在)
▼前回の記事
朝8時頃起床。
ちょっと宿内を探検しに部屋を出る。
部屋の前の廊下にはハンモック。
3階は洗濯場。
洗濯機もあり、有料で利用できる。
窯があるので手作りピザを作ることもできるそう。
3階のバスルーム。
どうやら3階のシャワーが1番お湯の出がいいらしい。
皆さんシャワーを浴びる時は3階まで登っていく。
9時30分頃。1階へ行き朝食。
他の宿泊者は皆、すでにスペイン語学校へ行ってしまっている。
それでも我々が1階に来たタイミングでオーナーが朝食を手作りしてくれる。
出来立ての朝食はやはりうまい。
ちなみにこれがカモモシの入り口。
昨夜到着時は暗くてよくわからなかったが、このような感じになっている。
入り口付近ではカフェ(犬)が日向ぼっこをしていた。
気持ち良さそう。
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朝食後は部屋へ戻る。
2階の廊下からはアティトラン湖が見える。
部屋を出たらこの景色なので、晴れていたら毎朝テンションが上がる。
12時過ぎ。
昼ごはんは先日アンティグアのカフェ、『サンタクララ』で購入したピザパンの残りを食べた。
相方の体調は悪化する一方で、食欲もあまりないという。
私も相方に付き添い、基本的には部屋にこもった状態で1日を過ごした。
溜まっている日記を書いたり、宿に置いてある日本の本を読んだりと。
そんな感じで時が過ぎ、時刻は19時。
『バタンッッ!!』
急に天井から何かが落ちてた音。
”何事だ!?”
そう思い音のした方を向いてみると、でっかいバッタみたいな虫が部屋の壁にへばりついていた。
写真じゃ伝わらないと思うが、実際に見るとこのバッタ、手のひらくらいの長さがあって超デカい。。
テーブルにいた私はすぐさまベッドへ避難。
私も相方も虫は苦手な方なので、お互いその虫をじっと見つめたまましばらく固まる。
”普通のバッタなら捕まえて逃がすぐらいできそうだが、このサイズはよーやれんぞ。。”
”どうしよう。。”
といった感じでしばらく睨み合いが続く。
時刻は19時。そろそろ夕食の時間。
でもこのバッタをほったらかしたまま部屋を離れたくない。。
夕食から戻って来た時まだいるのもイヤだが、
逆に消えているのもどこにいるかわからないのでイヤ。
しばらく固まったままバッタを見つめる時間が続いたが、最終的には部屋の電気をつけたまま1階へ行き夕食をとることにした。
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19時10分。
宿泊者全員で夕食。
今日も日本の家庭料理が食卓に並んだ。
オーナーが毎日町のメルカド(市場)へ出向き、その場で食材を見ながら献立を考えるという。
17時頃から約2時間かけて作り出してくれるこの夕食。
手間暇かけてくれていることを考えるとより一層美味しさが身にしみる。
20時ごろ。
夕食後部屋に戻る。
幸か不幸か、先ほど天から降ってきたバッタ様はまだ壁にへばりついている。。
ベッドからそいつを見つめ固まる時間がまたしばらく流れる。
全く動く気配がないので、これはもう気にせずに放っておくことにした。
(気にならないようになるまでは少々時間がかかったが)
相方は体調を回復させるために早めに就寝。
私は23時過ぎごろまで相変わらずパソコンをいじったりしてのんびりと過ごした。
相方の体調が回復してくるまではこのような生活がしばらく続きそうだ。
▼次回記事