2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

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グアテマラ4日目〜アンティグア→サンペドロ移動、カサ・デ・カモモシ着〜 世界一周160日目★

アメリカ横断中に興味本位で考えていたスペイン語留学をもし行っていれば、ここアンティグアに数週間は滞在していただろう。

しかしスペイン語留学はやらないと決めた今、ここアンティグアに長居する必要はもはやない。

 

今日は14時のシャトルバスで、アンティグアより北西に約100㎞ほど行ったところにあるアティトラン湖沿いの小さな町、サンペドロ・ラ・ラグーナへと移動する。

 

アンティグアからサンペドロまでは所要時間約4時間の予定。

 

(1ケツァール約15円 2016年12月3日現在)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝7時30分起床。

今日は部屋の窓から見えるアグア山の頭には雲がかかっている。

 

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8時。

朝食を食べに朝の散歩。

体調不良の相方はマスクをしての外出。

 

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8時20分。

到着したのは昨日同様サンタクララというカフェ。

 

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今日は昨日のように店内でモーニングはせず、

併設されているパン屋さんでパンをテイクアウトして、その辺のベンチに腰掛けて食べる予定。

 

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いろんな種類のパンが売られている。

大体のパンは10ケツァール(約150円)前後の値段。

ここグアテマラの物価を考えたら安いとは言えないが、その分クオリティーに期待したい。

 

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なるべく安くて美味しそうなパンを選び購入した。

これら3つで12ケツァール(約180円)。

 

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サンタクララ近くにある公共洗濯場のベンチに腰かけ、3つのパンを2人でシェアして食べる。

味は全て値段相応に美味しかった。

 

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洗濯場付近の教会前になにやら人だかりが。

 

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牧師が演説みたいなことしてた。

 

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帰り際、地元民が通うようなローカルなパン屋さんにも行ってみた。

よーく見ながら歩かないとパン屋って気づかない。

 

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これ1個確か2ケツァール(約30円)で買えた。

サンタクララの約5分の1の値段。

バス移動時の非常食として持って行こう。

(素朴な味で美味しかったが、やはり値段相応の質。サンタクララのパンの方が断然うまいよ。)

 

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とりあえず14時のピックアップまでやることがないので、荷物をまとめながら部屋でダラダラ過ごす。

 

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11時30過ぎ。

あまりにも暇すぎて訪れたのはなんと3度目のサンタクララ。。

宿にこもっているのもなんだし、ここでグアテマラコーヒーでも飲みながら暇を潰そうと考えたわけだ。

 

昨日はコーヒーのおかわり自由だったので本日もそれを期待して行ったのだが、この時はおかわりは不可だと言われた。

昨日はあんなに気前よくおかわりを注ぎに来てくれていたのに、なぜだ。。?

 

メニューをよく見てみると、おかわりができるのは朝食メニューを頼んだ場合のみだと書いてあった。

結局、コーヒ−1杯で2時間くらい粘ることに。

 

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14時前にペンション田代に戻り、ピックアップが来るまでロビーで待機。

 

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14時10分ごろ。

ピックアップ到着。

このバンでサンペドロまで移動する。

チケットは↓↓先日↓↓1人65ケツァール(約975円)で購入済み。

earthtravel.hatenablog.com

 

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15時40分。

ガソリン補給&トイレ休憩。

 

アティトラン湖に近づくとくねくねの山道が目立ち始め、下手したら酔う。

バンはサンペドロの前にサンマルコスという町に寄る予定だったらしい。

 

しかしサンマルコスに近づいた時に運転手が『サンマルコス??』と乗客に聞きはじめても、誰もサンマルコスへ向かう人はいない様子。

それゆえサンマルコスはスルーして全員サンペドロへ向かった。

 

サンマルコスへ向かうために結構なぐねぐね道を通り遠回りしていたので、

初めから誰がどこへ行くか把握しておけばわざわざこんな道通らなくても良かったのに。。。

 

非常に要領の悪い仕事ぶりだった。

 

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18時。

サンペドロ着。

バンを降りるとトゥクトゥクや宿の客引きが我々を出迎えてくれる。

宿は先日宿泊OKのメールが届いたカサ・デ・カモモシ』というところで決まっている。

なかなか予約が取れない宿として有名なところなので、今回1発で宿泊が取れてラッキーだった。

 

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バンが停まった所からカモモシまでは、グーグルマップで約600メートルと表示されたので徒歩で向かうことに。

しかしいきなりこの急勾配。

ただでさえ重い相方のオスプレイ(メインバッグ)は、重力によりさらに重さを増す。

 

オスプレイは背負うこともできるタイプなのだが、重すぎて背負うこともできない。

しかし地面はガタガタの石畳。

背負うも地獄、転がすも地獄状態。。

 

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さらに体調不良というのも重なり、ちょっと登るだけで相方の息は切れる。

途中からは私がオスプレイを運び、少しずつ止まりながら坂の頂上を目指した。

 

途中、野良犬が我々を先導するように付き添ってくれたので少し元気が出た。

我々を励ましてくれているのだと都合よく考えるようにしたが、実際はおそらく何か食べ物をくれとたかっているだけなのだろう。

  

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ちょっとずつ進みながらようやく宿付近までたどり着いたが、近くまできても宿がどこにあるのかまったくわからない。。

 

グーグルマップには宿への詳細な道が表示されていない。

この辺にあるのは確かなのだが。。

 

近くの商店に入り、『ドンテスタカサデナガレ?』と、知っているスペイン語をフルに駆使して宿の所在地を聞く。

『ドンテスタ〜?』『〜はどこですか?』という意味。

『カサ・デ・ナガレ』は宿の旧名。

 

前にも紹介したが、つい1ヶ月ほど前にオーナーが変わったと同時に、宿名が『カサ・デ・ナガレ』から『カサ・デ・カモモシ』に変わったという。

つい最近のことなので、おそらく『カサデナガレ』の方がまだ認知度が高いと思い旧名で場所を聞いたわけだ。

 

すると売店の奥さんが道案内してくれた。

どうやらここ(上記写真)の角を右に曲がっていくみたいだ。

写真がぶれぶれで見づらくて申し訳ない。

 

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その角を曲がり、細い裏路地を通ってまっすぐ進む。

突き当たったら左に進み、すぐ左に木製の門が現れたらそこがカモモシの玄関。

 

カモモシに近づくと前の家の犬がワンワンと吠え出し、おそらくその鳴き声を聞いてオーナーが外へ出てきてくれた。

 

”やっとついた。。”

 

距離は数百メートルだが上り坂が本当に激しいので、大きな荷物を持っているならトゥクトゥクを利用してきた方が断然楽だと思う。

トゥクトゥクの運ちゃんなら宿の場所も1発でわかるだろうし。

 

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リビングで宿の説明を受け、2階にある部屋へ案内される。

ここカモモシの宿泊システムは一般的な宿とは少し異なるので、簡単に説明しておく必要がある。

 

まず、一度チェックインしたお客様には『いつチェックアウトしますか?』ということは一切聞かず、お客様の心ゆくまで宿泊し続けて良いというスタイルをとっている。

 

さらには朝食時間も決まっておらず、お客さんが目覚めた時間に合わせて朝食を手作りして振舞ってくれる。

しかも朝食は無料。

 

そして客室数はわずか6室で、全てが個室。

少人数制なので、よりアットホームな空間が宿に生まれる。

 

これらのシステムから、『お客さんの心ゆくままに』を重視したおもてなしの心がうかがえる。

 

料金は1部屋1泊80ケツァール(約1200円)。

1人1泊約600円計算。

 

朝食もついてこの値段は超リーズナブルだ。

 

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部屋にはベッドと机と棚のみが置かれており、シンプルな作り。

手作り感溢れるレンガの机がいい味を出している。

 

少し残念だったのが、我々の部屋の屋根はなぜか後付けみたいな感じになっており、

壁と屋根の間に思いっきり隙間が空いているということ。

そのせいかちょっと寒いし、あとあと登場するがこの隙間から毎晩デッカいバッタみたいな虫が勢いよく部屋に舞い降りてくる。

 

あとは部屋の鍵がかかりづらいということくらいか。

 

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しばし部屋で疲れを癒し、19時くらいにリビングへ行く。

夕食の時間だ。

 

夕食は有料で作ってくれる。

値段はその日の献立によって違うらしいが、

1人だいたい20ケツァール(約300円)前後くらいになるように調整しているらしい。

夕食は任意なのでいらなければ断ることもできる。

 

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19時20分ごろ。

他の宿泊者の方数人が盛り付けなどの手伝いをして、美味しそうなチキン南蛮がテーブルに並べられた。

まるで合宿のような光景にどこか懐かしさを感じた。

(夕食の手伝いは強制ではない。)

 

テーブルはいい具合に小さく、6人座ったら満席。

残りの2人はすぐそばのカウンターに長椅子を持っていき食べる。

 

宿泊者の皆さん良い人そうで、明るい食卓が出来上がる。

まるで家族のような、アットホームな雰囲気をもろに感じた。

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まさかグアテマラで日本の家庭料理を食べれるとは。

心もお腹も満たされサイコーだった。

 

特に喜んでいたのは風邪をひいている相方。

弱った身体にはやはり日本食が合い、非常に癒されたらしい。

 

こんなにうまい食事が毎晩食べれるなら、20ケツァール前後で夕食を頼まない理由がない。

実際、この日も宿泊者全員で食卓を囲んでいた。

 

宿泊者全員と言っても、我々を合わせて総勢8名。

しかも私ともう一人の宿泊者意外全員女子。

オーナーも、『なんでこんなに女子ばっかり来るんだ?』と、冗談交じりで言っていた。

 

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我々以外の6人はスペイン語留学中で、長期ステイの人がほとんど。

こんなに美味しい夕食が食べれて、少人数制のアットホームで明るい雰囲気があって、

朝何時に起きても出来立ての朝食が出てきて、それでいてチェックアウト日を気にしなくて良い。

スペイン語留学の拠点にするには最高だし、それをしなくてもついつい長居したくなってしまう。

『予約が取れない宿』と言われるのも納得。

 

むしろ1発で予約が取れた我々は本当にラッキーだった。

(空室が出るまで近くの町で宿泊し待機していたという方もいたしな。)

 

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夕食後はトランプで食器洗い係を決めるとかなんとか。

それがこのメンバーのこれまでの流れだったようだが、おそらく今日は我々新規客もいるということでなしになった。

もちろんゲーム感覚で宿泊者が勝手にやっていることなので、食器洗いを手伝うというルールがこの宿にあるわけではないのでご安心を。

オーナーも夕食の手伝い同様『やらなくて良いよ。』と言っている。

 

この宿の水道は定期的に運ばれてくる水を貯水して使っていくシステムなので、下手に水をガンガン使って水不足になっては困るという事情もあるのかも。

 

とにかく我々は食器だけ流しに運び部屋へ戻った。

屋根に隙間が空いていることもあってか、部屋はやはり冷え込む。

アメリカ横断以来の寝袋を取り出し、ベットの上に敷いて寝た。

 

私は寒さには強い方なので問題ないかったが、寒がりの上に風邪をひいている相方はまだちょっと寒そうだった。

下の階からは他の宿泊者がおそらくトランプゲームで盛り上がっている声が聞こえてくる。

楽しそう。。

混ざりたい気持ちはあったが、相方は風邪を引いているし私も移動の疲れを癒したかったので、この日はそのまま就寝することにした。

(*写真は宿で飼われている
カフェという名の犬。宿泊者から大人気の犬。)

 

 ▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

グアテマラ3日目〜アンティグア散策2(十字架の丘とサンタクララでモーニング)〜 世界一周159日目★

世界遺産の町、アンティグア3日目。

 

今日は早起きして、グアテマラ富士ことアグア山とアンティグアの街並みが一望できるという『十字架の丘(Cerro de la Cruz)』へ登る。

 

その後はカフェに寄り、グアテマラコーヒーをすすりながら優雅にモーニングを満喫する予定。

 

(1ケツァール=約15円、 1ドル=約113円 2016年12月2日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

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朝6時ちょい過ぎに起床。

部屋の窓からの景色。

我々がアンティグアへ来てからというもの雲に隠れて、綺麗にその姿を見せてくれなかったアグア山

3日目にしてようやく全貌を見せてくれた。

 

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外に出ると眩しい日差し。

空気は澄み渡り、朝のアンティグアは静かで落ち着いた雰囲気がある。

 

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とりあえず町のシンボル、時計台の方へ歩いていく。

美しい時計塔と通り。背景には力強さのあるアグア山。

雄大さと美しさがうまく合わさった風景に息を飲む。

十字架の丘へ行くにはアグア山に背を向けて行かなければならないのだが、ここの通りでは何度も後ろを振り返ってしまった。

 

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十字架の丘付近に来るとこのような小さな看板があるのでそれに従って歩く。

 

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丘なのでもちろん登りがある。

まずは坂を登る。

  

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しばらく行くと道幅が細くなり階段になる。

 

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さらに進むと1段1段が長い階段に変化する。

木々に囲まれ、山の中だ。

 

十字架の丘へ向かう道中の治安があまりよろしくなく、強盗事件が発生することもあると聞いていてちょっとビビっていた。

しかし実際に行ってみると地元の人や観光客が普通にたくさんいてそのような治安の悪い様子は一切感じられなかった。

 

しかし、警察が同行してくれる十字架の丘を登る無料ツアーというものが開催されているということなので、やはり治安は良くない、もしくは良くなかったのだろう。

 

実は我々もその警察同行ツアーに参加してみたかったのだが、警察署がどこにあるのかよくわからなかったため断念していた。

後から知った情報だと、それはペンション田代からすぐのところにあるらしい。

 

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7時45分。

ようやく十字架の丘の頂上に到達。

名前の通り、丘の上には大きな十字架が建っている。

天気は快晴で見晴らしサイコー。

目の前に広がるアンティグアの街並みと、その背後にドンと鎮座するアグア山が見事。

 

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十字架の下に降りてみる。

 

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それにしてもアグア山は本当に富士山に似ている。

アンティグアは日本で言う富士宮市と言ったところだろうか。

 

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十字架の丘でしばらくアンティグアとアグア山を眺め、丘を降りた後は偶然町の公共洗濯場にたどり着いた。

来てみたかったのだが、所在地がわからずにどうしようかと思っていた場所なのでちょうどよかった。

 

ちなみに場所はここです↓↓

 

 

 

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何も情報がなかったら、便所と勘違いしていたかもしれない。

 

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朝なのでもっとたくさん人がいるかなぁと思ったけど、この子供達とおばちゃんくらいしかいなかった。

みんないつ洗濯してるんだろう。

それとも今では洗濯機が家庭に普及しているのか。

 

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洗濯場から徒歩すぐの所にあるのが、『Santa Clara(サンタ・クララ)』というカフェ。

ここ、オススメです。

 

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2階の席へ上がり、優雅にモーニング。 

無料Wi-Fi使用可能。

 

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机にはグアテマラコーヒー豆が散りばめられていておしゃれ。

 

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メニューはこんな感じ。

コーヒーはやはりCafe de la casa(自家製コーヒー)』がオススメ。

本場グアテマラコーヒーがどのドリンクよりも安い6ケツァール(約90円)で飲める。

8oz サイズでも大きめのカップいっぱいに入ってくるので十分な量。

日本だったら1杯400円くらい取られてもおかしくないと思う。

 

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私がオーダーしたのはブレイクファストメニューの『Huevo Perdido』30ケツァール(約450円)。

 

厚いパンにトロトロ半熟の目玉焼きがのり、ハムにフルーツ、グアテマラコーヒーもついてきてこの値段は安い。

しかもブレイクファストメニューだとコーヒーのお代わり自由

Wi-Fiも無料だし、これは長居できる。

 

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これはうまかった。

早起きして丘に登り絶景を見て、おしゃれなカフェで美味しい朝食を食べて。。。

贅沢すぎる朝だ。

 

ちなみにコーヒーのお代わりはスタッフに言えば注ぎに来てくれる。

ミルクの有無を聞かれるので、必要ならば『ポルファボール(お願いします。)』と言おう。

グアテマラコーヒーは味が濃くて味わい深いので、質がいいように感じる

(ちょっと前までブラックコーヒー飲めなかった人の感想。私は決してコーヒ通ではない。)

 

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ちなみに相方の方はというとここで節約に走り、

Cafe de la casa の8ozを6ケツァール(約90円)と、

Champrradas(Paquete) とかいうメニューを6ケツァールで注文し、

合計12ケツアール(約180円)で済ませていた。

 

実際、Champrradas(Paquete) が一体何なのかわかっていなかったが、店員が言った『ドルチェ』という言葉に惹かれてそれを注文したらしい。

 

その結果、こんなでっかいクッキーが4、5枚でてきた。。

 

”なんだこれ!?”

 

ベーカリーという項目から選んだのでてっきりパンが出てくると思っていたらしいのだが。。

 

なんか、残念な感じ。

スペイン語の重要性をここでも感じた。

 

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11時。

サンタクララでゆっくりと過ごした後、ペンション田代へ帰宅。

 

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この時間になると雲が増えてきて、アグア山もどんどん雲に覆われていきそうな勢い。

朝一の晴れ渡っていた時に十字架の丘へ行っておいてよかった。

 

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帰ったらまず洗濯を済ます。

 

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その後、体調があまり良くないという相方は部屋で療養。

世界一周の旅に出てから、1ヶ月に1回ペースで体調を悪くしている相方。

月一の病の12月版が早くもやってきたということだろうか。。?

 

私も外出せず部屋にこもり、窓際のテーブルで日記を書いたり家計簿の計算をしたり。

午後はそんな感じで時を過ごした。

 

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特に何もすることはなく、時刻は17時20分。

ちょっと早めに夕食を作りにキッチンへ。

昨晩食べれなかった玉ねぎ入りインスタントラーメンを作って食べる。

 

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辛いけど、おいしかった。

 

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その後受付へ行き、明日チェックアウトすることを告げ宿泊代を支払う。

トイレシャワー共同の個室に3泊で270ケツァール(約4050円)。

1人1泊あたり675円計算。安い。

 

部屋に戻った後も、体調不良の相方はベッドで横になり、私はテーブルでパソコンというスタイルは変わらない。

23時過ぎくらいに就寝した。

 

明日は14時のシャトルバスアティトラン湖の畔りにある小さな町、サンペドロ・デ・ラグーナへ移動する。

 

 ▼次回記事earthtravel.hatenablog.com

グアテマラ2日目〜世界遺産の町アンティグア観光(マクドナルド・メルセー教会・時計台・カツ丼など)〜 世界一周158日目★

コスタリカからグアテマラへ飛び、アンティグアという世界遺産に登録されている町にやってきた。

現在、アンティグアを訪れる日本人で知らない人はいないだろうと思われるペンション田代という宿に滞在している。

 

普通宿では何日滞在するかあらかじめ決めて、それを超えるようだったら延泊を希望するのが一般的だが、

このペンション田代の場合は何日滞在するか決まっていなくてもOKみたい。

『またチェックアウトの日が決まったら前日までに教えてください。』

と言った感じだった。

(部屋によっては予約を受け付けないスタイルがこのようなことを可能にしているのか。。)

 

 (1ケツァール=約15円、 1ドル=約114円 *2016年年12月1日。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com 

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8時30頃起床。

部屋の窓からはまるで日本の富士山のようなアグア火山が眺められる。

『グアテマラ富士』とも言われるだけあって、本当に富士山にそっくり。

標高も3760mで、3776mの富士山とほぼ同じ。

  

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屋上へ行き、昨日干しておいた洗濯物を取り込む。

ここのテラスは景色もよくいい感じなのだが、Wi-Fiのつながりがイマイチなのが残念。

 

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キッチンは屋上にある。

綺麗だし、コンロもたくさんあるので使いやすい。

 

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本棚には日本の本がびっしり。

 

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10時30分。

昼ごはんを食べに町へ繰り出す。

ペンション田代を出てちょっと行ったところには賑わっている露店通りがある。

 

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メルカドと書いてあったので入ってみる。

 メルカドとはスペイン語で『市場』という意味。

 

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雑貨などを売る店がちょこちょこあり、結構静か。

綺麗な庭まであって、予想していた細い道にびっしりと露店が並ぶメルカドとは少し違う様子。

 

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そこを出てさらに奥へ進んでみる。

衣類や雑貨などの露店が続く。

 

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ポンっとどこかへ抜け出したと思えば、ここはチキンバス乗り場のようだ。

 

グアテマラ名物とでもいうべきチキンバスアメリカのスクールバスのおさがりを改装したものらしく、1台1台に派手で個性的なペイントが施されているのが特徴。

スクールバスも、まさか自分がこんな派手にメイクアップされて生まれ変わるとは思ってもみなかっただろう。

 

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スクールバスってこんなに大きかったっけ?って思うくらいデカく見える。

チキンバスは乗り降り自由なローカルバス的な位置付けで、いわば庶民の足。

混んでくるとぎゅうぎゅう詰めになっても客を乗せ続けていくらしく、さらにそこの隙間を縫って係が料金徴収にくるらしい。。

 

スリだけでなく、特に土日や給料日山賊や強盗に襲われることもあるらしく、

『チキンバス=危険』というイメージが定着してしまっている人もいるだろう。

(我々もそれに属される)

 

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チキンバス乗り場を抜け、テキトーに進むとやっと食材が売られている私がイメージしていたメルカドエリアに入っていった。

 

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さらに進むと、屋根も机もないもうワンランク下の食材売り場が現れた。

車やバイクが通ると砂埃がすごい。

 

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実は我々、昼ごはんはペンション田代でも紹介されていたレストランへカツ丼を食べに行こうと思っていたのだが、

恥ずかしいことに地図も見ずに飛び出してしまっていたので結局それを見つけることができずに帰ってきてしまった。

 

そう遠くないはずなので宿のヘルパーさんに場所を聞くと、彼女は英語が苦手のようでほとんどスペイン語での応答となった。

中南米でのスペイン語の必要性を痛感。。

 

それでもジェスチャーを織り交ぜなんとかあちらの言いたいことを理解する。

『そこへ行かなくても、電話で配達もできるよ。』

どうやらそう言っている。

 

私は受付へ行き、カツ丼が食べたいことを告げて電話を借りることに。

レストランの電話対応は日本語も可だった。

 

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12時20分。

待つこと40分でカツ丼2人前到着。

1杯37ケツァール(約555円)は、ここグアテマラでは決して安い値段ではない。

 

味の方は美味しいのだが、期待を上回るほどではなかった。

カツは薄く、どんぶりの底が思ったより浅くてご飯も少なめ。

それでも久しぶりの日本の味に満足した。

 

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カツ丼を食べていると、何人かの宿泊者がスペイン語学校から帰ってきた。

彼らはスペイン語学校の先生に、『POLLO CAMPERO』という店のフライドチキンが町で1番美味しいと教えられたらしく、昼ごはんにそれをテイクアウトし宿で食べていた。

グアテマラ人にはフライドチキンが好きな人が多いらしい。

 

グアテマラ人ではないが相方もフライドチキンが好きな人なので、これはいつかその店でフライドチキンを食べなくては、と思った。

 

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その後は部屋でゆっくりし、14時30分頃外出。

アンティグアの町は確かに綺麗。

ガタガタの石畳も、歩く分ならまだそんなに苦じゃない。

 

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靴磨きをする人をよく見かける。

中米では足元にこだわりを持つ文化が根付いているのか。

 

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14時50分。

我々が向かったのはマクドナルド

アンティグアのマクドナルドには噴水付きの広い庭があり、ベンチにはドナルドがゆったりと腰掛けている。

晴れた日だとグアテマラ富士ことアグア山を背景に見ることができ、アンティグアへ訪れたら必見の観光スポットになっている。

 

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内装も豪華でおしゃれ。(内装の写真をとっていなかったのが悔やまれる。)

コーヒーメニューにはグアテマラコーヒーもありご当地感満載。

世界一美しいと聞いていたハンガリーのブダペストのマクドナルドより、個人的にはこっちの方が綺麗で雰囲気は好き。

 

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庭では団体が会食みたいなことしてた。

これだけ見たらここがマクドナルドとは思えない。

 

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木陰から覗けるドナルドの後ろ姿がまたいい。

 

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15時。

マクドナルドを出たら北のほうへ進む。

これはアンティグアのシンボル時計台

 

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時計台の近くにあった店に入ってみる。

倉庫のような作りで広い。

 

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こんなポスターもたくさん売ってた。

 

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15時20分。

時計台から徒歩数分のところにあるのはメルセー教会。

1751年建設のバロック様式。

1773年の大地震により崩壊したものを1855年に再建。

壁や柱に施されている白の模様はカカオトウモロコシを表しているらしい。

 

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教会の見学は無料だが、さらに奥深くへ入場(中庭には中米最大規模の噴水があるらしい)するには外国人は15ケツアール(約225円)or 2ドル(約228円)が必要。

ちなみにグアテマラ人は7ケツァール(約105円)で入場できる。

 

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ここまでは無料。

アンティグア・グアテマラ大聖堂みたいにレースのカーテンは飾られておらず、白を基調としてすっきりとしている。

 

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正面と出入り口には赤と緑のレースが飾られていたが、この色はクリスマス仕様か。

 

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教会に飾られていた絵画。

ミスタービーンかと思った。

 

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有料エリアには入場せずメルセー教会を出る。

犬の群れがいた。

 

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いつでも6匹揃って行動する姿をしばし見学。

 

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6匹の犬がどっかへ行ったところで時計台の方へ戻た。

 

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この辺りでは路上で絵を描く人々がたくさんいた。

 

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『CHOCO museo』という気になるお店を見つけたので入ってみた。

入ったところではチョコレートの試食をくれた。

 

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奥に進むとおしゃれなガーデン風カフェが。

こんなところでグアテマラコーヒー片手にゆっくりと過ごすのもアリだ。

 

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お土産になりそうな商品もたくさん売っている。

 

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店内に置かれていたカカオ茶を試飲。

甘くてすごく美味しかった。

特に相方がこのカカオ茶を気に入り購入を考えたが、とりあえずまだ保留にしておくことにした。

 

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16時。

中央広場まで戻ってきた。

ここで昨日から気になっていたアイスクリームを購入。

広場周りにはこのような簡易的なアイスクリーム屋さんが何軒か散らばっている。

 

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バニラアイスにいちごソースをちょこっとのせたようなもの。

そのシンプルさがまたいいのだ。(私はバニラアイスが嫌いなのでいちごソースがなかったら購入してなかったと思う。)

 

料金は最初1個1ドル(約114円)と言われ、ケツァールだといくらか聞いてみると1個5ケツァール(約75円)になった。

この時点でだいぶ値段がおかしい。

 

試しに、『2つ買うから2つで8ケツァールにしておくれ。』、と聞いてみると、躊躇なくOKしてくれた。

つまりはアイス1個4ケツァール(約60円)

 

他の人、特に地元の人は一体いくらでこのアイスを購入しているのかが気になる。

 

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広場に座り、アンティグア・グアテマラ大聖堂を眺めながらアイスを食べる。

どこへ行っても、広場とアイスの相性は抜群。

夜中に食べるカップ麺のように、広場で食べるアイスクリームはまた一段と美味しく感じる。

ちょうど教会前では少年3人組がなにやら演奏をしていて、その音楽がこの場の雰囲気をより良いものにしてくれた。

 

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中央広場の中央には噴水。

 

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なかなか面白いデザインの噴水だ。

 

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16時30分。

アイスクリームを食べ終えたらペンション田代へ戻る。

途中、次の目的地であるサンペドロ・ラ・ラグーナへのシャトルバスのチケットを手配するため、近くにあった旅行会社に立ち寄った。

 

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赤ちゃんを抱えた、愛想の良い受付のお姉さんが対応してくれた。

サンペドロ・ラ・ラグーナはアンティグアから北西へ100㎞弱行ったところにあり、中米で一番美しいとされるアティトラン湖のほとりにある小さな町。

 

 アンティグアから先の予定をどうしようか考えてた我々は、明後日12月3日土曜日からサンペドロへ移動することに決めていた。

サンペドロで『予約が取れない宿』と言われているカサ・デ・カモモシ』(旧 カサ・デ・ナガレ。つい最近の11月頭?からオーナー交代に伴い屋号も変更になったらしい。)にも今朝予約希望のメールを送った。

 

その日程で空きがありますように。

 

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チケット購入。

料金は 1人65ケツァール(約975円)。

当日14時くらいにペンション田代までピックアップに来てくれるらしい。

 

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16時40分ごろ。

ペンション田代に戻る。

もう日が暮れようとしている。

 

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その後は部屋で過ごし、19時40分ごろ近くのスーパーへ晩御飯を買いに行った。

 

昨日、別の宿泊者がキッチンで作っていたのを見て以来食べたくなっていたインスタントラーメンを、2つで5.55ケツアール(約83円)で購入。

あとは具として入れる予定の玉ねぎを1.75ケツァール(約26円)で、

バナナ4本を3.06ケツァール(約46円)で、

水を3.25ケツァール(約48円)で購入した。

 

宿に戻りインスタントラーメンを調理しようとキッチンへ行った時、キッチンには人がたくさん集まっていて慌ただしい様子だった。

本日も宿泊者の何人かでシェア飯を作っているみたいだ。

 

コンロが空いてないわけではなかったが、その中で調理するのはなんかしづらいと感じた我々はそのまま部屋へ戻り、本日の夕食はそれぞれバナナ2本で済ませることにした。

シェア飯はいいけど、共同キッチンを占領するのはどうかな、と正直思った。

 

明日は朝早起きして、グアテマラ富士ことアグア山とアンティグア街並みが一望できるという丘へ登ってみる予定だ。

 

 次回記事

earthtravel.hatenablog.com

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★世界一周中に宿泊して『いいなぁ〜』と思った”おすすめ宿情報”もちょくちょく更新してるので、よかったら参考にしてください(^^) ↓↓

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい!

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okinawalife.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

グアテマラ1日目〜アンティグア、ペンション田代着(グアテマラ進出)〜 世界一周157日目★

コスタリカからグアテマラへ。

宿にパスポートを置き忘れるというあってはならないミスを犯してしまったが、なんとかサンホセ国際空港内のラウンジでくつろぐことができた我々。

 

今日の予定は、6時33分のフライトでまずはニカラグアのマナグアへ。

そこで乗り継ぎグアテマラのグアテマラシティへ。

そこからシャトルバスに乗って本日の最終目的地であるアンティグアへ。

 

ネットや人伝の情報によると、グアテマラの首都であるグアテマラシティは非常に治安が悪いところらしく、街を歩くだけで危険という人もいるくらい。

そんな情報にビビった我々は、グアテマラシティはスルーしてそこから約40㎞ほど西へ進んだところにある町、アンティグアへ行ってしまうおうと計画したわけである。

 

ちなみにアンティグアは町自体がユネスコ世界遺産に登録されていて、『世界遺産の町』として旅行者に人気が高い。

 

(1ケツァール=約15円、 1ドル=約113円 
 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝6時になったので空港ラウンジを出て搭乗ゲートへ移動。

いつの間にか外は明るくなっている。

 

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コパ航空ではドリンクと軽食のサービスがあった。

ラウンジで腹を満たしてきたのでそこまでありがたみを感じられない。

 

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空から見たニカラグアの風景。

綺麗な緑の大地が広がっていて、なんかいい感じ。

ニカラグアはあまり治安が良くないと聞いていたのでスルーしたのだが、

空からの景色を見る限りはのどかで人も穏やかそうで、

危険な雰囲気は全く伝わってこない。

 

”コスタリカから陸路移動にしてニカラグアに寄ってもよかったかな。”

と、このとき少し思った。

 

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7時45分。

ニカラグアのマナグア国際空港に到着。

 

飛行機を降りたら乗り継ぎの人は列に並ばされ、空港ロビーの片隅で手荷物検査。

検査したからといって荷物にタグをつけられたり、チケットを渡されるわけではない。

検査が終わったらさーっとそのままロビーへ散っていける。

みんなちゃんと列に並んで検査を受けていたが、受けずにロビーへ消えてしまってもなんの支障もなさそう。

(もちろん決まりなのでちゃんと検査を受けなければならない。が、あまりにもゆるすぎる。)

こんな簡易な手荷物検査初めてだ。

 

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これがニカラグアのマナグア国際空港

思った通り、規模は小さい。

ラウンジの看板が見えたので行ってみるも、

どうやらプライオリティーパスは使えないらしく受付で門前払。

 

外観が今まで経験してきたラウンジと全然違う簡易なものだったので、本当にそこが受付だったのかどうかわからないが。

 

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8時。

仕方がないのでその辺にあったオシャレなエリアに腰掛け待機。

ここは電源コンセントもあるし、無料Wi-Fiも飛んでいたので意外と快適に待ち時間を過ごすことができた。

 

ここでアンティグアで宿泊予定の日本人宿、ペンション田代と連絡を取り合った。

我々が希望していたのはトイレシャワー共同個室なのだが、

その部屋に宿泊する場合は事前予約が不可となっているらしい。

 

しかし、

宿泊当日に電話で空き状況を確認して『これから行きます!』と言えば予約できるという少し変わった予約システムをとっているため、

ここで『行きます!』と連絡をしたわけだ。

電話がうまく繋がらない場合はスカイプラインでの連絡も可能で、我々はラインでやり取りをした。

 

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8時30分過ぎ、搭乗。

先ほど同様、コパ航空では軽食とドリンクサービスがある。

朝はマフィンみたいなのだったけど、今回はよくわからんパン。

でも、美味しかった。

 

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グアテマラシティ上空。

ニカラグアよりは断然建物が目立つ。

 

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10時20分。

グアテマラシティのラ・アウロラ国際空港に到着。

飛行機を降りたらまずトイレへ。

 

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荷物受取所を出たらすぐ左手に『アンティグア・シャトル・サービス』があるので、

そこでアンティグアまでのシャトルバスチケットを買う。

 

スタッフは我々の顔を見るや否や、『ペンション田代?笑』と聞いてきた。

本当、アンティグアへ行く日本人のほとんどがペンション田代を目指すのだな。

 

ちなみに、

アンティグアまでのシャトルチッケットは1人12ドル(約1356円)または80ケツァール(1200円)

*グアテマラの通貨単位はケツァール。

この時まだケツァールを所持していなかったので、我々はドルで払った。

 

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20分くらいは待たされただろうか。

11時にようやくシャトルは出発。

我々よりも前からシャトルに乗り込んでいたカナダ人女性バックパッカーは30分以上も前から待っているというので、何人か集まらないと出発しない系か。

結局、集まったのは我々とそのカナダ人女性の3人のみだったのだが。。

 

カナダのモントリオール出身だという彼女に、

『アヴリル・ラヴィーンの出身地のナパニーへ行ったことあるよ。』

と言ってみたが、反応は微妙だった。

『あー、確か、西の方にある小さな町ね。』

 

確かにナパニーはモントリオールから見たら西の方角にある。

一応、存在は知っているようだな。


▼ナパニー旅行記

earthtravel.hatenablog.com

 

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アンティグア市内に入ると地面は石畳。

よくこんなところ車通るなぁと思うくらいガタガタ道が続く。

そして12時。

ようやくペンション田代前に到着。

 

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受付でチェックイン。

『実は、何泊するかまだ決まってないんです。』と言うと、

『じゃあまた決まったら教えてください。』と。

何泊でもいていいんだ。

 

そういうわけで、料金はチェックアウト時に支払うことになる。

ちなみに我々の泊まるトイレシャワー共同の個室は、

1泊1部屋90ケツァール(約1350円)。(1人あたり約675円)

1週間泊まると1部屋540ケツァール(約8100円)。

 

1週間泊まると1泊あたり約77ケツァール(約1155円)とお得になる。

(1人あたり約577円)

 

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こちらがトイレシャワー共同の個室。

ベッドは2人で寝るには少し狭く枕も1個しかないが、

窓ぎはに小さなテーブルと椅子がちょこんと置かれており、シンプルな感じがいい。

 

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とりあえず荷物を散らかして一息つく。

 

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そしてまずやらねばならないことは洗濯。

溜まっていた洗濯物を持って屋上へ。

 

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洗濯はここでする。

もちろん手洗い。

 

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ここで干す。

干すスペースは広めで、日当たり風当たりともにいいのですぐに乾きそうだ。

 

ここで、すでにペンション田代に滞在している他の日本人の方々と顔を合わせ少し話をする。

スペイン語学校に通い、スペイン語留学をしている人がほとんどの様子。

それゆえ、長期ステイの方が多い。

 

今まで(ヨーロッパ、北米)よりも夫婦で旅中の人が結構いる印象。

世界一周中の方々も何組かおり、色々と情報を聞くことができた。

 

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16時30分。

現地通貨『ケツァール』の手持ちがゼロの状態なので、とりあえずお金をおろしに町へ繰り出した。

 

ATMを利用するならちゃんとした銀行に併設してるATMを利用するのが無難だろう。

1000ケツァール(約15000円)をおろし、

45.36ケツァール(約653円)のATM手数料がかかった。

これって、現地ATMの機械にかかっている手数料?それとも新生銀行の海外ATM使用手数料?

新生銀行の場合、

海外ATMを使用したらおろした額の4%が手数料として徴収されると認識している。

 ATMの機械手数料と新生銀行の手数料が二重で取られているとしたら、1回の取引で約1200円ほどの手数料を取られていることになる。

 

これはデカすぎる。。

 

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ついでに中央広場(プラザマヨール)周辺をくるっと散歩。

これは広場前にあるアンティグア・グアテマラ大聖堂。

1541年に建設されるも、1773年の大地震により崩壊。

その後再建され、現在では文化遺産に登録されている。 

 

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内部見学は無料。

なんかセレモニーのような装飾がされていて、今までと違った感じの内装。

 

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その後ペンション田代に戻り、部屋でのんびり。

そして20時過ぎ。

晩御飯は宿泊者と自炊して食べるシェア飯。

調理はほとんど他の宿泊者の方々が行ってくれ、我々はほぼ食べるのみ。

感謝だ。

 

香辛料から作ったという本格的なカレーは美味しかった。

そしてボリュームたっぷりのサラダも美味しい。

これで1人あたり11ケツァール(約165円)。

激安すぎて目ん玉が飛び出した。

 

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21時30頃。

晩飯後は部屋へ戻る。

今後の滞在日数や、移動ルートなどを考えた。

ここ中米には観光というより『コスパよく滞在』をしに来ているので(ニューヨークのカウントダウンまでの間)、

あまり移動ばかりしてても必要以上にお金が飛ぶだけ。

 

だからと言ってずーっと同じところに滞在しすぎるのもどうだろう。。(沈没は避けたい。。)

スペイン語留学もこのあと南米へ突入して行くならしてもいいが、なんせこの後ニューヨーク行って1回日本帰るからなぁ。。

 

結論は出なかったが、そんなことを2人で話し合いこの日は就寝。

とりあえず明日は世界遺産の町アンティグアをぶらつく予定。

一体ここペンション田代に何泊することになるのだろうか。。

 

次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

◉あわせて読みたい!

earthtravel.hatenablog.com

コスタリカ5日目② 〜コスタリカからグアテマラへ(サンホセ国際空港ラウンジ)〜 世界一周156日目★後半

13時ちょうどラ・フォルトゥナを出発したバスは、

16時40分サンホセ国際空港前に到着した。

 

アラフエラからラ・フォルトゥナへバスで行く際に停車した所と同じ所に停車すると予想していた我々にとって、空港の前は予想外の場所。

 

行きの場合、アラフエラの中心まで徒歩で10分弱の所で停車したのだが。。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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その距離ならば宿まで徒歩で行く予定だったが、空港からアラフエラの中心までは少なくとも徒歩30分以上はかかる。

 

今回の場合は、バスを降りたところで我々を待ち構えていたタクシーの客引きに素直にお世話になるほかなかった。

一応、オフィシャルタクシーだと言っているし。。

 

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アラフエラまでの料金は3000コロン(約600円)と決められていて、メーター制ではなかった。

過去に空港からアラフエラまで来た時もこのくらいの値段だったのでぼられてはいないだろう。

 

17時に本日の宿に到着。

時間帯的に、町に入ってからの渋滞がひどかった。

 

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今回の宿は『Hostel Trotamundos』

コスタリカ到着時に1泊したのと同じ宿だ。

 

安いし、スタッフも感じがよくいいところだったので迷わずここを再予約した。

前回は個室だったが、今回は少し安い5人部屋ドミトリーにしてみた。

料金は1人10ドル(約1110円)。

 

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荷物を降ろして一息ついたら、スーパーへ今夜の食材を買い出しに行った。

パスタとトマトと玉ねぎと缶詰を1221コロン(約244円)で購入。

 

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ついでに余ったコロンでリッツを240コロン(約48円)で購入した。

非常食にしよう。

 

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18時20分。

宿のキッチンで調理開始。

 

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中身がよくわからずに買った缶詰はシーチキンの他にグリーンピースやにんじんなどのベジタブルも入っていた。

 

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食材を切り終わり、”さぁ、炒めよう!”、と思ったら、コンロがない。。

 

”まさか、ここまでして火がないのか!?”

 

宿の奥さんに聞いてみると、このようなホットプレートを用意してくれた。

複数人数で焼肉でもしたくなるようなこのホットプレート。

玉ねぎだけ炒めるのはちょっと寂しい。

 

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パスタを茹でるのもホットプレート。

なんか、変な感じ。

でも底の浅いフライパンで茹でた方がムラなく熱が通る、という情報を聞いたことがある。

その効果は、今回はよくわからなかった。

 

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缶詰に入っていたベジタブルのおかげでいつもよりちょっと具沢山で彩りの良いパスタが完成した。

 

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明日の朝は4時頃に宿を出て空港へ向かう予定。

早めに就寝しようとしたが、どういうわけか全く寝付けない。

一人ドミトリーのベッドで寝返りをうちまくる。

 

たまらず私はそーっとドミトリーを抜け出し、時間が来るまでリビングで一人パソコンをいじったりして時間をつぶすことにした。

 

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午前4時。

空港へ行く時間。

宿の奥さんもこの時間に起きてきてくれた。

 

『前回来た時は深夜到着で寝過ごし朝食が食べれず、今回は深夜出発でまた朝食が食べれないわね(笑)。』

 

奥さんは笑いながらそう言いタクシーを呼んでくれた。

 

なんとこの宿では空港送迎が無料で付いている。

よく見ると、奥さんは自身のスマホを操作してタクシーを呼んでいた。

さらによく見ると、そのスマホ画面は我々も何度か利用したことがある配車アプリ『ウーバー』の画面に見えた。

まさか、ウーバーで送迎代を負担してくれているのか?

 

経験上、空港からアラフエラまではタクシーで片道700円前後。

仮にウーバーだと500円くらいで行けると見積もっても、宿泊費10ドルの約半分を空港送迎代に持って行かれているということになる。

 

奥さん曰く朝食も無料だというし、こんなサービス良くて採算があうのだろうか?

 

どうでもいいが、ウーバー(?)の運転手はサービスで飴ちゃんをくれた。

 

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4時10分。

そんなことを考えているとあっという間に空港に到着した。

が、しかし。。

ここで重大なミスを犯してしまっていることに気がつく。

 

なんとこれから国際線飛行機に登場しようとしているのに、私のパスポートが手元にないのだ。

 

”あれ!?!?”

 

一瞬固まり瞬時に過去を回想。

すぐにパスポートの居場所を思い出す。

それは、宿の貴重品ロッカーの中である。

 

実は私、本日宿に到着して部屋で荷物を出し入れしている際にパスコード付きのナンキン錠を1つなくしていた。

その時はいくら探しても見つからずに諦めていた。

 

しかし夜中に荷物をまとめ、貴重品ロッカーの中身を取り出そうと暗闇の中ロッカーにかけた鍵のパスコードを解除している時、

私が無くしたものにそっくりなナンキン錠が視界に入った。

それは私のロッカーの1個上のロッカーにかかっていた。

 

”あれ、無意識のうちにロッカーを2つ使っていたかな?”

 

暗闇のためはっきりと自分のものかどうか認識できないので、近寄って、スマホで灯りをかざして確かめる。

しかしそれは私が無くしていたものと形は同じだが、色が全然違うものだった。

 

”なーんだ。やっぱ違うか。”

 

それを確認できたことに満足したと同時に、

私の頭の中では自らの貴重品を取り出すという作業も完了したことになってしまっていたらしい。。

 

そして何事もなかったかのようにロッカーから離れ、再び大きな荷物のパッキングを開始してしまっていた。

 

私の頭の中では貴重品は取り出したことになっているので、

その後再び貴重品ロッカーに手を伸ばすことはなく空港まで来てしまったというわけだ。

 

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パスポートを忘れるとか、一番やってはいけないミスを自分がしてしまったことを情けなく思う。

中米に入る時に引き締めたはずの気がもう緩んできているというのか。

 

とにかく、空港から宿までは近く、わずか10分で戻れるというのは不幸中の幸い。

私は急いでタクシーに乗り込み元来た道を戻り、再び、いや三度『Hostel Trotamundos』へと向かった。

 

宿に到着して、申し訳なさそうにチャイムを鳴らす。

すると先ほど別れたばかりの奥さんが眠そうな顔で出てきてくれた。

なんか、デジャブ。

 

必死に事情を説明して、部屋へ行き貴重品ロッカーを確認する。

 

すると、やっぱり開いてたロッカーの扉。

そして入ってた。私のパスポート。

 

寝ているゲストを起こさないように、そーっとロッカーの扉と部屋の扉を閉めて宿を出る。

待たせていた陽気なタクシーの運ちゃんは状況を把握したのかすごく笑顔で楽しそう。

奥さんはこれで3度目の見送り。

本当に迷惑かけました。

 

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ちなみにタクシー代は片道7ドルなので往復14ドル(1554円)。

せっかく空港送迎無料だったのに、結局往復分の代金を払う羽目になってしまった。。

まぁ、すべて自分のミスなので仕方ないのだが。

 

これでこれ以降パスポートを忘れるなどというミスを犯さないようになると思えば安いもの。

むしろこのくらいの出費でそのような経験ができてよかったとポジティブに考えよう。

 

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朝4時40分ごろ。

コパ航空の出国カードみたいなのを書いてチェックイン。

コパ航空はスターアライアンスに加盟しているので、ANAマイレージポイントがたまるということは以前の記事でも触れている。

 

予約時ネットでマイレージカード番号を記入してもいいが、

チェックイン時に直接カードをスタッフに見せるだけでもマイレージは同じ分貯まる。

 

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朝5時15分。

飛行機移動時の楽しみであるプライオリティーパス使用可能ラウンジへ。

ここサンホセ空港の場合は『VIP LOUNGE COSTA RICA』

場所はゲート5の前。

 

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清潔感もあり、なかなかいい雰囲気のラウンジ。

 

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軽食はこんな感じ。

もっとがっつり食事をとりたい場合は有料で注文できるメニューも用意されている。

サラダで10ドル前後と、結構高めの値段設定だった。

 

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ソファー席でくつろぎ軽食をいただく。

時間も時間だし、このくらいの食料があればまぁ十分。

 

出発時間は6時33分。

6時くらいに搭乗ゲートへ行く予定なので、ラウンジ滞在時間はわずか45分ほど。

本当に、パスポートを置き忘れてきてしまったことが悔やまれる。。

 

とにかく、チャチャっと滞在したコスタリカとは今日でお別れ。

明日からは何日滞在するかまだ未定のグアテマラへ進出する。

 

 ▼次回記事(グアテマラへ進出)

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コスタリカ5日目 ①〜フォルトゥナからアラフエラへバス移動〜 世界一周156日目★前半

コスタリカの観光地、ラ・フォルトゥナ3日目。

 

 本日は観光の予定は特になく、

決まっていることと言えば昼12時45分のバスで首都であるサンホセへ戻ることくらいだ。

 

それまではその辺を散歩したり宿で過ごしたり、贅沢に時間を使おうと思う。

 

(1コロン=約0.2円、 1ドル=約111円) 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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7時20分、朝食。

ビュッフェスタイル。

 

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トースト、スクランブルエッグ、オレンジジュース、コーヒーの他、中米ならではの豆を煮た料理が並ぶ。

豆は私の口には合わなかったが、スクランブルエッグは作りたてで美味しかった。

パンにサンドするのがおすすめ。

 

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 朝食後はしばらくリラックス。

 

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8時50分。

何もしないのもなんなので、ちょっとその辺を散歩に出かける。

今日もあいにくの曇り空である。

 

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近所を散歩。

閑静な住宅街。

たまに犬とか猫が現れる。

 

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途中にあったお土産やさんにも寄ってみる。

やっぱりコスタリカと言えば動物。

様々な動物デザインの小物がたくさん売られていた。

ほとんどが木製。

 

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町の中心のフォルトゥナ公園にも立ち寄る。

緑が多くて、いいところだ。

 

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ランドリー屋の前で猫が2匹遊んでいた。

1匹はおとなしく、もう1匹は超アクティブ。

休憩がてら、しばらくその様子を見る。

 

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10時ごろ宿に戻り、バスの時間まで待機させてもらう。

するとこのタイミングで日が差してきた。

すかさずまだ少し湿っていた水着を日の当たる所へ持って行き干す。

 

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晴れてきたということは、アレナル火山が見えるかも。

そう思って受付へ行き、火山はどっちの方向に見えるのかを聞いてみた。

こっちだ、と言われた方には、残念ながら雲がたくさん浮いていた。

意地悪な雲だ。

 

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それでも、フォルトゥナに来て初めて晴れ空を見ることができたのは嬉しい。

晴れていると日差しが強く、とてもテラス席に長居はできなかった。

 

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ここで私の愛用していたiPhone6に不幸が訪れる。

たぶんポケットの中に入れて歩いている時に机の角かどっかにゴンッとぶつけてしまったのだと思う。

画面には謎の縦線が複数入り、タッチパネルが操作不能になってしまった。

再起動して復元を試みるも効果なし。

それどころか、タッチパネルが操作不能なので暗証番号すら打ち込めない。

 

再起動した直後は指紋認証は使用できず暗証番号を打ち込まなければならないので、つまりはロックすら解除できない状態になってしまったのだ。

さらに言うと、ロックを解除できないとバックアップをとることもできない。

画面が壊れただけなので中身のデータなどは無事だろう、と相方は言う。

しばらくバックアップを取っていなかったのでそうでないと困る。

とりあえず今思うのは、昔使っていたiPhone5を予備として持ってきておいてよかったということ。

親機が潰れても、サブがあればログイン系はなんとかなる。

というか、私が日常主に使用しているツールのほとんどがログイン系だったので、サブになったところで中身はほとんど変わらない。

画面の小ささにちょっと違和感を覚えるくらいか。

 

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12時20分。

バスターミナルへ。

 

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12時25分。

バスターミナルに到着。

 

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サンホセ行きは12時45分。

 

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まだ時間があるので、私は一旦バスターミナルを離れてメイン通りに出た。

雲が移動してきたので、もしかしたら最後の最後にアレナル火山が見れるかもと思ったからだ。

結果はこの通り、4合目〜5合目あたりまで見えたといった感じか。

本当だったらこの道の果てにニコニコぷんに出てくるぷんぷん火山みたいなのがドーンと見えるはずだったのに。

個人的にアレナル火山を見ることを楽しみにしていたので、非常に残念だ。

 

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再びバスターミナルに戻る。

ぼーっと座りながらバスを待っていると、相方がスーパーのトラックを見かけたという。

しかもそのトラックには、おととい野菜の値段を聞くのにお世話になり、昨日はなぜか2回も握手を求めてきた青年スタッフの写真がドーンと描かれていたらしい。

あの青年はスーパーのオーナーだったのか?

いや、それにしては若すぎる。

ひょっとしたら彼はこのスーパー1の二枚目で看板息子的存在になっていて、この小さな町ではちょっとした有名人なのかもしれない。

真意の程は定かではないが、そう考えると昨日スーパー内で2度も握手を求められたのは非常に光栄なことだったのかと思う。

ツーショット写真でも撮っておけばよかった。

 

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12時40分ごろ、バス到着。

サンホセ行きの人とアラフエラ行き(空港行き)の人で荷物を分けて乗せる。

ちなみにサンホセへ戻ると言いながら、我々の実際の目的地はアラフエラ。

 

予定としては今夜はアラフエラで一泊し、明日朝6時33分発の便でニカラグアのマナグア経由でグアテマラへ向かう。

このバスの乗客のほとんどがサンホセ行きで、アラフエラ行きは少数派だった。

バスは予定より15分ほど遅れて、13時ちょうどに出発した。

 

〜▼後半へ続く〜

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コスタリカ4日目〜無料タバコン温泉入浴!ラ・フォルトゥナの天然露天風呂〜 世界一周155日目★

中米コスタリカの首都サンホセからバスに揺られること約4時間半。

ラ・フォルトゥナという観光地に滞在中。

 

今日はここフォルトゥナの名所、タバコン温泉へ行く予定。

 

タバコン温泉はホテルも併設されている世界的にも有名な高級リゾートスパらしく、

なんと入浴だけで60ドル(約6720円)もするらしい。。

(18時以降だと入浴のみで45ドルになるらしい。)

 

もちろんそれは我々のような低予算旅行者にとっては簡単に払えるような額ではない。

 

しかし、

そんなタバコン温泉に無料で入浴できる方法があるというので、今日はその裏技的方法を試してみようと思う。

 

(1コロン=約0.2円 1ドル=約112円。)

 

▼前回の記事    

earthtravel.hatenablog.com  

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朝7時起床。

今日も天気は良くない。

 

”せっかくリゾート地へ来ているのに。。”

 

と、ため息が出る。

 

こういう時って、なんか損した気分になってしまう。

  

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8時。

ロッキングチェアーに座って少しゆっくりしたら、荷物をまとめてすぐにチェックアウト。

昨夜直接足を運び予約した『Hotel La Choza Inn』へ移動する。

 

昨夜対応してくれた受付のおっちゃんが『9時までに来たら俺がいる。』とか言うのでなるべく早めに向かったわけだが、、、

 

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結果、昨日対応してくれた受付のおっちゃんはおらず。

まぁ、予想はしてたけど。

 

『昨夜直接来て予約したんですが。昨夜いたおっちゃんには、”OK、また明日来い”と言われました。朝9時でなら俺がいるからとか言われて。。』

 

この時の受付スタッフにはそのようなことは伝わっていなかったようでやり取りにちょっと手こずった。

 

結局、飛び込みで行ってチェックインしたみたいな感じになっちゃったが、

とにかく昨夜言われた通り1人10ドル(約1120円)で泊まれたのでよかった。

 

それにしても昨夜のおっちゃんは一体なんだったんだ?

 

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今夜宿泊する宿は『Hotel La Choza Inn』。

12人部屋ドミトリーで1人1泊10ドル(約1120円)。

無料ワイファイ、朝食、キッチン付き。

 

昨日の宿ほどではないが、室内はやはり湿気ている。

その湿気のせいで、我々のベッド付近の壁にはカビが蔓延っている。

 

できれば隣のベッドに変えて欲しいとスタッフに要求したが、

『まだお客さんが来るから、待って。』みたいな感じで対応を後回しにされた。

 

後で他のゲストが来たら変えてくれるのか?

ちょっと意味がわからなかった。

 

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部屋に入ってすぐ、今朝チェックアウトした宿の冷蔵庫に食材を忘れてきてしまったことに気がつく。

速攻徒歩で取りに行く。

宿と宿がそんなに離れていなくてよかった。

 

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9時30分ごろ。

部屋で少しゆっくりした後、水着に着替えていざ無料のタバコン温泉へ。

 

ついでに明日フォルトゥナからサンホセへ帰るバスのチケットも買いに行った。

 

チケットはバスターミナルの建物に入っている『Amazing Experience』という旅行会社で購入した。

 

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明日の昼12時45分発。

料金は1人2380コロン(約476円)。

安い。

 

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近くには大量のひよこを売っている(?)店が。

 

そんなことより、無事にチケットを購入した後は本日の目玉であるタバコン温泉へ向かう。

 

タバコン温泉はアレナル火山の麓にあり、フォルトゥナ中心地からは約10㎞ほど距離がある。

無料で入浴できるところへ行くにはタクシーを使って行くのが便利。

 

早速目の前にいたタクシーの運ちゃんに、

『無料で入れるタバコン温泉まで行きたいんだが、いくら?』と聞いてみる。

 

すると運ちゃんは『1人片道20ドルだ。』と。

 

『無料で入れるところ、本当に知ってる?』

 

私は誤って有料のタバコン温泉リゾートに連れて行かれないように、一応念を押して質問した。

 

『ああ、もちろんだ。』

 

どうやらタバコン温泉に無料で入ることは現地の人からしたら裏技でもなんでもなく当たり前のことのようだ。

 

それにしても、片道20ドルは高すぎる。

難色を示していると、

『往復で30ドル。温泉に浸かれる時間は2時間だ。』と提案してくる。

 

つまりは片道15ドル。それでもまだ高い。

 

『2時間もいらない。1時間30分で20ドルにしておくれ。』

 

我々はどうにか往復20ドルまで価格を下げようとした。

 

『1時間30分なら往復28ドルだ。』

 

”バカ。そんなの2時間の場合と片道1ドルしか変わらないじゃないか。”

 

その後なんとか価格を往復20ドルに近づけようと交渉するが、

頑固なタクシーの運ちゃんはなかなか大幅なプライスダウンに応じてくれない。

 

結局、

我々の場合入浴時間1時間30分で1人往復 26ドル(約2912円)、

つまり1人片道13ドル(約1456円)が限界価格だった。

 

『交渉して片道10ドルちょいで行った。』という事前情報もあったので、

まあそのくらいで握手を交わしておくのが妥当なのだろう。

 

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9時45分。

タクシーに乗車。

運ちゃんは陽気な方で、道中なまりの強い英語でいろいろと話をしてくれた。

 

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10時。

タクシーで走ること約15分。

無料タバコン温泉があるポイント付近に到着。

他にも車が止まっているところを見ると、我々以外にも無料で温泉に入りに来ている人は何組かいるらしい。

 

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『じゃあ1時間半後、またここでな。』

タクシーの運ちゃんはここ待機。

我々は温泉を目指し先へ進む。

数十メートルまっすぐ進み、右手に見える黄色のバーを超えたら右折する。

 

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道が続いているので、道なりにまっすぐ進む。

 

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フェンスにぶつかったら左側の道を進む。

 

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湯気がたっている川が現れる。

ここを下って川の方へ。

 

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左手を見るとこのようなトンネルが現れるのでそこを通る。

足に触れる水が暖かいことをこの時点で実感する。

 

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このような橋のような塀のところにぶつかる。

雨のせいか川の流れが強いので、下手に川に足を踏み入れると流されそうになるので注意したい。

 

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とりあえずこの橋みたいな塀を登って奥を覗いてみた。

 

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おー、いるいる。

たくさんではないが入浴中の人がいる。

 

超ワイルドな天然露天風呂。

ここが無料で入れるタバコン温泉か。

 

なんでも、ここに流れているお湯はタバコン温泉リゾートで使われているお湯と全く同じものらしい。

それゆえここは無料のタバコン温泉として人々に認知されている。

 

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塀を登りそこから飛び降りて温泉に向かうのは川の流れ的に危険すぎると判断。

私は右側から、相方は左側から塀のサイドに周り込みこの塀の向こう側へ足を踏み入れた。

 

私は右側に回り込む際川に足を入れて渡ったわけだが、本当に流れが強くて何度か足を持っていかれそうになった。

くどいようだが、流れの強いところではむやみに足を入れないほうがいい。

 

無事温泉の脇にある陸地に辿り着いたら水着になり、荷物はその辺の木にかけておく。

もちろんロッカーや更衣室などあるはずないので、盗難やポロリは自己責任。

 

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いざ温泉に足を入れて奥の方へ歩いていく。

塀を越えてこちら側に来てしまえばもう流れの強いところはあまり無い。

皆さん思いのままに温泉入浴を楽しんでいる。

 

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川なのに、あったかい。

今まで経験したことのない不思議な感覚。

思えばこうして湯船につかるなんていつぶりのことなのだろうか。

たぶん4ヶ月ほど前ハンガリーのブダペストで温泉へ行った時以来ではないだろうか。

 

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温度はおそらく37、8度くらいかな?

日本の温泉の感覚からするとちょっとぬるめ。

天然の川なので、もちろん衛生面はそれなり。

山で川遊びをしているのと同じ感覚。

 

それでもこんなワイルドな天然露天温泉に入るのは初めてのことだったし、

久々のお風呂ということもあり非常に満足できた。

 

タクシーの運ちゃんと交渉して決めた1時間30分という入浴時間はゆっくり入浴するにはちょうどいいくらいだった。

正直2時間は長すぎると思う。

 

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11時10分。

陸地に上がり、ワイルドに服を着替える。

すると傍にフェンスにあいた大きな穴を見つける。

 

”もしかして、ここから出入りできるんじゃね?”

 

そう思い帰りはこのフェンスの穴をくぐり道なりに進んでいった。

 

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そしたら、やはり出れた。

行きに侵入していったところ(黄色のバー)よりもっと先へ行った所の反対車線に出た。

道なりに進むだけなので、こっちの方が温泉への出入りは簡単だと思う。

 

道路に出たら徒歩でタクシーが待機しているところへ向かう。

ちゃんと待っててくれてよかった。

 

トンズラされないように、お金は乗車時ではなく全て終わって下車する時に支払いするのが基本。

 

我々が着ている水着はびしゃびしゃだったが、

運ちゃんはノープロブレムだ。乗りな。』と我々を素早く車内へ招き入れてくれた。

 

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12時ちょい過ぎ。

宿の前に到着。

ここで26ドルの支払いをしタクシーを降りる。

 

”いくらタバコン温泉に無料で入れると言っても、タクシー代がこんなに高かったらどうなん?”

 

と正直思ってしまう。。

 

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温泉に入った直後なのに、汚れを落とすためにシャワーを浴びる。

身体と水着を洗いベッドに干したらキッチンへ。

 

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キッチンには先客がいたので、空くまでその辺で待機していたら犬が寄ってきた。

犬好きの相方は興奮気味。

 

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12時50分。

キッチンが空いたので調理開始。

 

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ベーコンなど、余っている食材を使いきり本日もパスタ。

 

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ベーコンと玉ねぎのパスタの完成。

 

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パスタの量が少なめだったため、カップヌードルも作って食べた。

これはラスベガスのマッカラン国際空港のラウンジから頂戴してきたもの。

残りの1つだったので、2人でシェアして食べた。

 

 

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その後は回復の兆しがない空を眺めながらテラス席でリラックス。

イタリアで購入したなかなか減る気配のないインスタントカプチーノを久々にいれる。

 

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雨は降ったり止んだりを繰り返す。

 

薄暗くなるまでずっとここで過ごした。

 

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18時30分。

晩御飯を買いに外へ出る。

向かったのはスーパーマーケット。

昨日野菜の値段を聞く時にお世話になった兄ちゃんが我々を発見して、なぜか握手を求めてきた。

しかも店内にいる間2回も。。

 

まぁ、嫌な気はしないので全然いいのだが。

 

色々と迷った結果、

マルちゃんのチーズカップ麺360コロン(約72円)と、

大きなザラメせんべいみたいなクッキーみたいなパンを755コロン(約151円)

で購入した。

 

ザラメの方は値段を勘違いしていて、レジで会計する時に思っていたのと倍以上高いことが判明。

コスタリカでは商品にちゃんと値札が貼られていないことが多かったので不便だった。

(おそらくコスタリカだけではなく、これはだいたいの発展途上国に当てはまることだと思うが。。)

 

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マルちゃんのチーズヌードルは思ったよりも濃厚ではないが、まずくもない。

変にクセになり、麺を食べ終えた後でも気づけばスープをすすってしまう系だ。

 

ザラメの方は全部食べきるには少しくどい甘さで、スコーンのようにパサパサしていた。

 

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夕食後そのままリビングに居座りユーチューブなどを見て時間を過ごす。

22時前には部屋に戻り、本日は就寝した。

 

ベッド付近の壁に蔓延ったカビのため午前中にベッド移動を申し出ていたのだが、

結局スタッフから何の対応も受けることがなかった。

今夜はもう他のゲストがくる気配がなかったので、ベッドを一つずれて寝ることにした。

 

明日は再び首都サンホセへバス移動。

明日こそはパーっと晴れてくれて、この辺りのシンボル的存在でもあるアレナル火山を拝んでみたいもんだ。

 

 ▼次回記事

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コスタリカ3日目〜サンホセからラ・フォルトゥナへバス移動〜 世界一周154日目★

中米コスタリカの首都、サンホセに滞在中。


サンホセはクロアチアの首都ザグレブ並みに小規模な首都で、我々にとってはそんなに長居するようなところではなかった。

 

このままコスタリカを出てしまうのもなんかさみしいので、

本日はサンホセから北西へ140㎞ほど行ったところにあるラ・フォルトゥナという観光地を目指す。

 

色々と考えた結果、コスタリカでの観光はここ、ラ・フォルトゥナ1本に絞ることにした。

(1コロン=約0.2円、1ドル=約113円)


▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

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朝7時40分。

朝食。

今日はマンゴーとパイナップルがあった。

マンゴーうまい。

 

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朝から外は雨模様。

バスターミナルへ移動する頃にはやんでいてほしい。

 

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朝食のカラフルなシリアル。

どう見ても体に悪そうだ。

 

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宿の廊下の壁に貼られていたラ・フォルトゥナの地図。

ディズニーのテーマパークのような地図でなんか楽しそう。

この大きな火山はアレナル火山といい、高さは1633メートルと富士山の半分以下。

コスタリカでもっとも若く、もっとも活動的な火山だという。

運が良ければ噴火口から溶岩がドロドロと流れる様子を見ることができるかもしれないらしい。

 

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10時30分。

チェックアウトして宿を出ようとした途端、雨脚が急に強くなってきた。

まるでバケツをひっくり返したように降る。

こんなんじゃとてもじゃないけど外出できないと、ひとまず宿で待機して様子を見ることにした。

 

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11時。

待機すること30分。

雨脚は弱まってきたがまだ雨は降っている。

しかしあまり待機しすぎてバスに乗り遅れるのは勘弁なので、カッパを着て徒歩でバスターミナル710まで向かった。

 

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11時30分。

バスターミナル710に到着。

改札を抜けてバス乗り場へ。

 

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フォルトゥナ行きバスを発見。

まだ時間に余裕があったのでトイレへ行ったのだが、このバスターミナル内のトイレは有料だった。

 

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座席は特に指定されていなく、自由席。

 

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ピンク色のチケットを渡されるので無くさないように持っておく。

途中のトイレ休憩とか、再乗車の際必要になる場合がある。

 

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16時35分。

サンホセを出発してから約4時間半ラ・フォルトゥナのバスターミナルに到着。

バスは町の中心であるフォルトゥナ公園付近に停まる。

天気はあいにくの小雨。

本来ならすぐそこにアレナル火山がどーんと見えるはずなのだが全く見えない。

 

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バスターミナルから予約していた宿までは徒歩数分で到着した。

今回の宿は『Hostel Backpackers La Fortuna(ホステル バックパッカーズ ラ フォルトゥナ)』というところ。

相方がどこかのサイトで調べた情報だと、『Arenal Hostel Resort (アレナル・ホステル・リゾート)』というところが1番良いらしい。(プールもついてるし)

我々もそこでの滞在を検討したが、料金の安さに負けて今回はそこへは滞在せずこのホステルバックパッカーズに滞在することにしたわけだ。

確か両者の間には1泊1人5ドルくらいの差があった。

 

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 7人部屋ドミトリー。(出入り口の扉を開けたところに、1つだけ隔離された状態でベッドが置かれている。)

キッチン、Wi-Fi無料、ウェルカムドリンク付き2人で1泊12434コロン(約2486円)。

1人1泊1243円計算。

 

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部屋はだいぶ狭く、雨のせいかひどく湿気ている。

狭いしじめじめしてるし、これは居心地が良くないぞ。

まぁでも、そんなに高いところでもないし、これがコスタリカクオリティだと思って慣れるしかない。

 

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キッチン。

部屋に比べれば広くて清潔感がある。(あくまでも部屋に比べれば)

 

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17時15分。

あいにく雨はまだパラパラと降ったりやんだりの状態だが、晩御飯の食材を買いにスーパーマーケットへ出かけた。

スーパーは徒歩数分圏内のところに何軒かある。

 

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ここで玉ねぎ1個195コロン(約39円)、トマト1個240コロン(約48円)、ベーコンを1660コロン(約332円)で購入した。

ほとんどの野菜には値札がなく、値札があってもスペイン語で何が何の野菜を示しているのかわからない。

それゆえいちいち店員さんに『これはいくら?』と聞かなくてはならなかった。

 

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18時。

宿に戻って調理開始。

 

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久々にベーコンが手に入ったので、本日の献立はベーコンとトマトのペペロンチーノ(平打ち麺)

 

ベーコンって、1泊や2泊の滞在では消費できないほどの量で売られていることがほとんどなので、あってもなかなか購入できないことが多い。(特にアメリカ)

その点、ヨーロッパでは1回で使いきれるくらいの量の厚切りベーコンが普通に売っていて便利だったな。

今回は偶然、フォルトゥナ滞在中にはまぁ使いきれるであろう量で売られているベーコンを発見したので購入に至った。

 

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18時50分。

食後は宿のフリースペースでくつろぐ。

狭くて湿気ている部屋にいるより、断然こっちの方が快適だからな。

 

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チェックイン時にもらったウェルカムドリンクチケットを使い、バーでドリンクを注文。

 

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私はアルコールは苦手なのでノンアルコールをオーダー。

相方のはバーテンおすすめの青いお酒(ブルームーンだの何だの言っていたような?)。

一口味見させてもらたが、かなり強かった。

 

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雨のせいで我々の好きなハンモックに寝転ぶことはできなかったが、ビリヤードをやったりロッキングチェアーでゆっくりしたりした。

そんな風にして時間を過ごしながら、明日の宿をどうするかについて考えた。

実はこの宿には1泊分の予約しか入れていない。

 

”ここの宿部屋狭いし湿気てるから微妙だなぁ。宿はこの近辺に密集してるから別に無理してここに延泊する必要はないしなぁ。他の宿も見てみるのも悪くないしなぁ。”

 

色々と考えて調べた結果、

ブッキングドットコムで調べた際の最安値の宿を予約することにした。

(最安値にして朝食付き。)

その名も『Hotel La Choza Inn』

 

ネットで予約してもいいが、その宿はここから歩いてそう遠くない場所にあったので直接予約をしに行った。

もしかしたら料金も直接の方が安いかもしれないし、何よりそこがどのような宿なのか見れる。

 

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20時。

『Hotel La Choza Inn』に到着。

外観を見る感じ、まあ悪くはない。

受付へ行き、スタッフのおっちゃんにまず料金を聞く。

ドミトリーで1人1泊10ドル(約1130円)はブッキングドットコムと一緒。

 

料金に納得して明日ここに1泊したいことを告げると、

『オッケーオッケー、また明日ここへ来い。9時までなら俺がいるから。』

みたいな返事をされた。

 

こんなんで予約が取れるのか?

念のため『明日泊まれるんだね?予約できてるんだね?』と何度か聞くも、

答えは『大丈夫、明日また来い。俺がいるから。』と、何度聞いても同じ。

 

よくわからないが、とりあえず泊まれるには泊まれるらしい。

我々は受付のおっちゃんの陽気さにやられ、まぁ大丈夫だろうとその場を笑顔で立ち去った。 

その後は今泊まっている宿に戻り就寝。

明日はこの辺りで有名なタバコン温泉へ無料で入りに行く予定。

 

次回記事

earthtravel.hatenablog.com

ギリシャ、サントリーニ島〜Dream Island Hotel(ドリーム アイランド ホテル)〜おすすめ宿情報★

ギリシャのサントリーニ島で泊まった宿

Dream Island Hotel(ドリーム アイランド ホテル)

 の情報です(^o^) 

 

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ハイシーズンのサントリーニでの宿泊!

そんな時期にちょっといい宿に泊まってしまいました〜(><)

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ギリシャ、アテネ 〜Athens Choice (アテネ チョイス)〜 おすすめ宿情報★

アテネで泊まった宿『Athens Choice (アテネ チョイス)』の情報です(^o^)

 

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 地下鉄の駅から歩いて数分、立派な建物できちんとしたフロント、しかも朝食やウェルカムドリンクまで付いてます(≧∇≦)

まるでホテルのよう★

 

もちろん室内も清潔で、値段が安いのにいい宿でした♫

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コスタリカ2日目〜コスタリカの首都サンホセ観光〜 世界一周153日目★

現在コスタリカの首都サンホセに滞在中。

 

今日はサンホセから北へ約140kmほどいったところにあるラ・フォルトゥナという観光地への行き方を調べにバスターミナルまで行きがてら、テキトーに町を散策してみる予定。

 

そういえばどこかのブログで、

この宿をチェックアウトする時に次回の予約を入れていったら、

なぜか1泊10ドルのはずの宿泊費が8ドルになったという記事が載っていた。

 

それに習って我々も2泊目を直接レセプションで申し込んでみた。

(もともと2泊する予定だったが、その記事を読んであえて1泊しか予約していなかった。)

 

しかし結果宿泊費は1泊10ドルのまま。

どうやら2泊目以降直接申し込めば割引ということではないみたいだ。

 

(1コロン=約0.2円)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝8時前。

無料の朝食をいただく。

 

そういえばこの時、

テレビではキューバの革命家フィデル・カストロが死亡したと言うニュースが流れていた。

マイアミのキューバ移民たちは祝福してお祭り騒ぎだという。

 

つい数日前までマイアミにいた我々。

 

変な騒ぎに巻き込まれなくてよかったと思うべきなのか、

歴史的お祭り騒ぎの雰囲気を味わえなかったことを残念と思うべきなのか。

 

私の場合、このニュースを見た時後者の気持ちでいっぱいになった。

 

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さて、朝食のメニューはパンとコーヒーとシリアルとフルーツ。

パンとコーヒー、シリアルは食べ放題。

 

フルーツは最初用意されていなかったが、

途中、客なのかスタッフなのかよくわからないおっちゃんがキッチンでフルーツを切り始めて食卓に並べてくれた。

パパイヤやパイナップルだった。

 

ちなみにそのおじちゃんと我々は同じドミトリーに宿泊している。

 

それでもなんか風格があり、ここで働いているようにも見える。

よくわからないという所以はそこにある。

 

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自分で使った食器は自分で洗う。

 

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10時。

ラ・フォルトゥナ行きのバスの時間や料金を調べるためにバスターミナルを目指し外出する。

 

いい天気だ。

 

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とりあえずセントラル通りを西に歩く。

 

それにしても日差しが強く、暑い。

とても今が11月末だとは思えない。

 

緯度的に当たり前かもしれないが、マイアミより暑い。

 

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まず訪れたのはコスタリカ国立劇場

 

コスタリカは常備軍を持たない国で、『中米のスイス』とまで呼ばれている。

 

『コスタリカで戦争や革命が起きないのはこの国立劇場を壊したくないから。』

 

という話があるほど、コスタリカ国民はこの国立劇場を誇りに思っているらしい。

 

正直思っていたよりも小さく、外観だけ見たらそこまでのものとは思えない。

 

完成は1897年。

ヨーロッパ人の力も借り、パリのオペラ座をモデルに作られたのだそうだ。

 

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内部見学には10ドル(約1130円)が必要。

 

ちなみにこれは外国人料金で、国民は1500コロン(約300円)らしい。

見学とは別に、劇場では年間を通してミュージカルやバレエなどが公演されている。

 

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チケット売り場は建物内に入ったところにあるので、そこまでなら無料で見学できる。

我々もここだけ見学させてもらった。

 

ここだけでも十分豪華さはある。

 

しかし料金を払って中に入れば、

もっとすごい、まるでヨーロッパの宮殿のような内装が我々を迎えてくれることだろう。

 

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広くはないが庭も見学。

鳩がたくさんいた。

 

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その後は歩いてセントラル公園隣にあるメトロポリタン大聖堂へ。

1878年に完成。

 

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内部見学は無料。

 

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祭壇部分の天井は高く、ドーム型になっている。

なんとなく、ヨーロッパで見てきた教会よりも全体的に鮮やかで明るい感じがする。

 

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カテドラルを出たら再び町歩き。

 

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その後はウニオン・エウロベア通りという、セントラル通りより2本南にある東西に延びる通りを歩く。

 

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自転車専用レーンが道の中央にある。

みんな普通にこの上を歩いていたけど。

 

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ちらっと教会が見えたので寄ってみる。

たぶんここは正面ではく裏口的なところだろう。

 

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なんか、変わった雰囲気の教会だった。

柱が細く、ひとつひとつ違った独特な模様が描かれている。

 

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我々が訪れた時は観光ムードはあまりなく、お祈りに来ている地元の人が多かった。

 

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表から見るとこんな感じの建物。

これはメルセー教会といい、メルセー公園の東側に建っている。

 

近くにはグアテマラやホンジュラス、コロンビア、ペルー、ボリビアなどへの長距離バスが運行しているバスターミナルがある。

 

しかし今回我々が探しているラ・フォルトゥナ行きのバスターミナルはここではない。

 

ちなみにこの辺りはサンホセの中でも治安が特に悪いと言われている

『コカ・コーラ地区』の付近になるので注意が必要かも。

 

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これ以上進むとその治安が悪いというコカ・コーラ地区に突入してしまうので、

そろそろ本来の目的であるラ・フォルトゥナ行きのバスがあるバスターミナルを目指す。

 

場所がよくわからなかったのでその辺にいるタクシーの運ちゃんに道を聞いてみる。

タクシーは皆赤い車体をしており、そこらじゅうにたくさんいる。

 

言葉の壁もあり、なかなか1発では正確な位置を聞き出すことができない。

 

なんとなく言われた方向を目指しながら何台かタクシーを捕まえ、

場所を聞きながらバスターミナルを目指した。

 

乗車はせずに道を尋ねるだけなのに、皆親切にバスターミナルの場所を教えてくれる。

1人たりとも、『乗ってくか?』と勧誘をしてこなかった。

 

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11時20分。

なんとかバスターミナルに到着。

 

 

▼バスターミナルの場所

 

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フォルトゥナ行きバスチケット売り場は上の階。確か3階だったかな。

(もしくは4階)

 

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明日の午前11時50分発のバスチケットを購入。

 

サンホセからフォルトゥナまでの大人料金は片道2380コロン(約476円)。

 

コスタリカは交通が安すぎる。

 

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チケット売り場のスタッフはさすがに英語を話した。

大きい荷物は無料で預けられることを一応確認。

東欧ではバス乗車時に預け荷物代金を取られることがしばしばあったからな。

 

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無事チケットを購入してひとまず明日の予定は決まった。

チケット売り場の階からはちょっとサンホセの景色が眺めれた。

 

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バスターミナルを出たら1880という数字が目印の『中央市場』へ寄ってみた。

スペイン語で市場は『メルカド』といい、スペイン語圏内を旅していると頻繁に使う単語のひとつ。

 

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中には小さな食堂がいっぱいあり、あわよくばここで昼食を済ませようと思ったが、

なかなか食べたいと思うような店が見つからない。

 

結局ふらふらと歩き見学するだけでこのメルカドを出た。

 

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その後はセントラル通りを東に歩き宿方面へ戻る。

道中、ストリートパフォーマンスを見たり、

 

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中央広場の噴水で遊ぶ子供たちを見たりする。

こう暑いと我々も水浴びをしたくなる。

 

サンホセ中心地を軽く歩いてみた感想

 

”これが首都か。。”

 

コスタリカという国の規模をなんとなく把握できた気がした。

 

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結局昼ごはんをとらずに宿近くまで来てしまった。

何か食べなきゃということで、フライドチキン屋さんでフライドチキンを購入。

これを宿に持って帰って食べる。

 

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フライドチキンにはトルティーヤがサービスで付いてくる。

おそらくチキンを巻いて食べるのだろう。

チキンはジューシーで柔らかく、非常に美味しかった。

これ2つで1100コロン(約220円)

 

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当たり前だが最後には骨だけ残る。

予想以上にチキンが美味しかったので、この骨を煮込めばいいダシが出るのではないか。

そう思い立ち我々はキッチンでこの骨を煮込んでみることにした。

 

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沖縄好きの相方曰く、

沖縄の人はケンタッキーのチキンの骨を煮てダシをとったりするのだとか。

 

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いいダシが出るまでフリースペースでくつろいで待つ。

 

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14時50分。

煮込むこと約2時間。

 

蓋を開けてみると、お湯の色はあまり気持ちいいとは言えない白濁色に変化していた。

 

スプーンですくって味見をしてみるが特に味はなく、ただの白濁したお湯と言った感じ。

 

いいダシが取れていればスープでも作ろうとしたが、これじゃ何の意味もなさそうだ。

 

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そこからは明日のラ・フォルトゥナでの宿や、

コスタリカからグアテマラまでのフライトチケットを取ったりして夜までフリースペースで過ごした。

 

昼間までの晴空が嘘のように曇り始め、

終いには雷雨まで降り出してきたことも我々の外出意欲を喪失させた要因の一つと言える。

 

コスタリカからグアテマラまではバスでもいけるらしいのだが、

到着するまでに2泊くらいしなければならないらしく、

しかもその宿泊費はバス代には含まれておらず自分持ち。

 

はっきりとした金額は知らないが、

トータルすると1人100ドルくらいはかかりそうな雰囲気。。

 

さらに、通過するニカラグアホンジュラスは治安がかなり悪いらしい。

 

”いろいろとめんどくさい割に高っけぇな。”

 

というのが正直な感想。

 

そこで飛行機の値段を調べてみると、

 

『Copa Airlines』(コパ航空)から1人10771円サンホセ発グアテマラシティ行きの飛行機があった。(預け荷物無料)

 

これはニカラグアでの乗り継ぎだが、

長距離バスと比べればどう考えても飛行機の方がコスパがいい。

 

長距離バスのいいところは、

時間をかけた陸路移動の方がよりバックパッカー感が出てなんかカッコイイ、ということだけだ。

 

実際に乗ってみると退屈で苦痛で面倒に違いないし、

値段がそんなに変わらなくて時間も大幅に短縮できるなら飛行機という文明の利器を利用しない手はない。

 

と、いうわけでこの時、

11月30日朝6時33分コスタリカのサンノゼ発、朝7時40分ニカラグアのマナグア着

 

乗り継いで

 

朝8時58分マナグア発、朝10時10分グアテマラシティ着

のコパ航空の便を2人で21542円で購入した。

 

ちなみにこのコパ航空はスターアライアンスに加盟しており、

同じスターアライアンスに加盟している全日空の『ANAマイレージカード』のマイレージポイントを貯めることができる。

 

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17時50分。

晩御飯の食材を買いに近くのスーパーへ訪れた。

 

コスタリカのスーパーは意外と厳しく、

スーパーの中でむやみやたらに写真を撮っていたら監視の人から注意を受けると聞いていたのでスーパーの中ではなるべくカメラを出さないようにしていた。

 

ちなみにコスタリカのスーパーで売られているものの物価は我々が予想していたほど安いものではなかった。

 

意外と、高い。。

 

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そんな中から比較的物価の安い使えそうなものを探し出し、

結局玉ねぎ1個80コロン(約16円)と、ポセイドンという缶詰1個375コロン(約75円)だけ購入した。

  

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19時。

今夜の献立は平打ちポセイドンパスタ。

 

ポセイドンは魚介の風味が強く、

まるでキャットフードを食べているような気分になったがなかなかクセになる味だった。

 

夕食後はそのまましばらくフリースペースで過ごし、シャワーを浴びてドミトリーへ戻り就寝。

 

そういえばここの宿のシャワーはあまり良くはない。

これがコスタリカの標準クオリティーなのかもしれないが。

 

手作り感満載なシャワーには、

シャワーの先端部分にdachaという水を電気によって温める機械がついている。

 

ヘッド付近にあるスイッチをオンにしないとお湯が出ないので注意が必要。

 

水圧は問題なかったが、あまり強く出すとお湯が出なくなるので、適度な水圧でいい加減の温度のお湯を浴びる必要がある。

 

衛生面も、清潔とは程遠い。。

 

ヨーロッパと北米を回ってきた私にとって、こういうシャワーになれるのにはもう少し時間がかかりそうだ。。

 

 

明日はアレナル火山タバコン温泉で有名な観光地、ラ・フォルトゥナへバスで向かう予定。

 

サンホセからラ・フォルトゥナまではバスで約4時間半ほどかかる。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

コスタリカ1日目〜アラフエラからサンホセへ〜 世界一周152日目★

昨晩、フロリダのフォートローダーデル空港を飛び立った飛行機は、

深夜2時過ぎ頃コスタリカの首都サンホセ郊外にあるインテル・ナシオナルファンサンタマリア空港に到着。

 

ヨーロッパ、北米を約4ヶ月間旅してきた我々にとって

ここ中米地域は主に治安、言葉などの面で大きな環境の変化になるだろう。

 

しばらく先進国の平和ぶりにどっぷりと浸かっていたので、

その環境の変化に少しビビっているというのが正直なところ。。

 

深夜空港着という最初の懸念ポイントを難なく乗り越え、

とりあえず今は空港近くに位置しているアラフエラという町に1泊している。

(1コロン=約0.2円、1ドル=約113円)

▼前回の記事earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝10時過ぎごろ 。

隣の部屋に宿泊している家族連れのお客さんのしゃべり声で目が覚める。

昨晩遅かったということもあり本日は遅めの起床。

外を見ればどんよりとした曇り空。

 

 

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我々もゆっくりと支度をし、11時ごろチェックアウト。

その際宿の宿泊代の支払いをした。

1泊2名で2685円。

1人1泊1342円となる。

 

タイにいる時は1泊500〜800円台で宿に泊まっていたので、

そのくらいの相場を期待して中米に乗り込んできた我々にとっては少し高く感じる。

 

それでもやはりアメリカなどに比べたら安いし、

たぶんコスタリカでは1泊10ドル前後なら安い方な気がする。

 

つまり中米は宿泊費に関しては東南アジアよりも物価は高めということになる。

 

支払いはコロンもしくは米ドルで支払い可能。

(クレジットは使えないと言われた。)

 

コスタリカの観光地では米ドルの流通度が非常に高いので、大体の場合米ドルを使用できる。

 

しかし我々がコスタリカに滞在していた頃は

米ドルよりも自国通貨コロンに換算した方が若干割安な場合が多かったので、

そういう場合はできるだけコロンで払っていた。

 

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支払い時に冗談で『朝食は?』と聞いたら、

『朝食はもう終わっちゃったわ。ちょっと寝過ごしちゃったわね。』

と宿の奥さんが言う。

 

”え?朝食ついてたの?”

 

冗談のつもりで言った私は意外な返答に驚いた。

 

ブッキングドットコムで予約した際は『朝食なし』だったはずなのだが。。

 

『ちょ、朝食あったんですか?無料で?』

 

私は奥さんにそう聞いた。

 

『ええ、あるわよ。でもあなたたちは昨晩遅かったから仕方ないわよね。』

 

奥さんはニコニコしながらそう答えた。

 

”えー、朝食ついてるって知ってたらもっと朝早く起きていたのに。。”

 

『ちょっと余っているから、これで良かったら食べな。』

 

という奥さんからの優しい言葉を少し期待してしまったが、現実はそう甘くない。

 

我々は何か食べるものを探しがてら街に繰り出した。

 

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アラフエラの道は縦横にまっすぐ伸び直角に交差し合っており、碁盤の目のように整然と並んでいる。

その様はさながら京都市のようで、迷うこともあまりなく町歩きが簡単。

 

とりあえずスーパーマーケットに寄ってみるが、スーパーには特に食べたいようなものは売っていなかった。

 

それよりもスーパーの店員とうまくコミュニケーションが取れなかったことにショックを覚えた。

 

本当に英語が全く通じない。

 

というか、何となく通じているのかもしれないが返答が全てスペイン語なので何言っているのかさっぱりわからない。

 

我々はウノ・ドス・トレス・クワトロ・シンコまでの数字しかわからない状態なので、水の値段を聞くのにも一苦労。

 

店員は指で数字を表しながら、『何とか何とかシンクエンタ』とか言っている。

 

それでも何を言っているかわからなかったので、

最終的に店員が自らの手にマジックで数字を書いて初めて水の値段を知ることができた。

 

こんなことでは先が思いやられる。

 

それでも優しく接してくれる現地の人たちに少し安心感も覚えたことは確かである。

 

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その後もふらふらと町を歩く。

銀行の前には行列ができている。

 

コスタリカなど中南米諸国では、

月末になるとお金を引き出すためにATMに長蛇の列ができ、

時にはATMのお金がなくなってしまうこともあるというのだから驚きだ。

 

この日は11月25日金曜日。

お金をおろすならなるべく月末を避けておろした方が良さそうだ。

 

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テキトーに町を歩き続け、中央にある公園へ訪れた。

中南米では、町の中心にこのような広場的な公園があることが多い。

地元民の憩いの場になっており、一息つくにはちょうどいい場所。

 

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公園の近くにあったマクドナルドに寄ってみた。

 

ハンバーガー2つで3060コロン(約612円)なので、1つ約306円計算。

日本やアメリカの約3倍の値段。

何でこんなに高いんだ。

 

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広場の隣にはアラフエラ・カテドラルという教会があった。

 

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とりあえず中に入ってみる。

見学は無料。

小さな町の割にはなかなか立派な教会だった。

 

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12時30分。

町をコンパクトにくるっと周り、宿に戻ってきた。

歩いた感じ、特にこれといった食事処を発見できなかった我々は、宿の奥さんにオススメの店はあるかを尋ねてみた。

 

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自信満々に教えられたところは、

宿から目と鼻の先にある『BOSCO'S RESTAURANT』という小さな食堂。

 

早速行ってみるが、

中途半端にシャッターが閉められていてパッと見はやっている雰囲気ではない。

(写真は帰りに撮ったシャッターが開いた状態。)

 

扉を開け中に入ってみると、

若いスタッフが出てきて『今はダメだ。』みたいな対応をとられ一時は外へ追いやられそうになる。

 

しかし奥からオーナーのようなおばちゃんスタッフが現れ、

『いいよいいよ、座って。』といった感じで我々を席へ通してくれた。

 

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最初はスペイン語メニューが運ばれてきてちんぷんかんぷん。

 

苦戦している様子を見てか、途中で英語のメニューを持ってきてくれた。

あるなら最初から英語のを出して欲しかった。

悩んだ末、お得な感じがしたランチプレートをオーダー。

 

料金は3000コロン(約600円)

コスタリカ、思っていたよりも物価が高いな。

 

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まずはセットのジュースが提供される。

おいしい。

 

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そして盛りだくさんなプレート料理が運ばれる。

米はパラパラで肉は硬い。

黒い豆は決しておいしいものではない。

まずくはないが、総合的においしいとは言い難い料理。

でもおそらくこれが中米料理のスタンダードなのだろうから受け入れるしかない。

 

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13時15分。

宿に戻りリラックス。

なんかいろいろとやる気が起こらない。

 

この後はバスでサンホセへ向かう予定なのだが、サンホセまではそう遠くないので急ぐ必要はない。

ロビーで仮眠をとったりして、ただただダラダラ過ごしてしまった。

 

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15時。

サンホセ中心地へ向かうためバス乗り場へ。

 

バス乗り場の場所は宿のスタッフに教えてもらったが、

言葉の壁もありよくわからず、やはり最終的には強引なジェスチャーでのやり取りになってしまう。

 

それでも前述した通りアラフエラの道は碁盤の目のように整然としているのでわかりやすい。

 

『こっちに2本行き、こっちに4本行ったところ。』

みたいな感じのやり取りで意思疎通ができた。

 

バスターミナルに着いたら、サンホセ行きのバスはどれかを人に聞き列に並ぶ。

 

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15時20分。

サンホセ行きのバス到着。

料金は確か500コロンほど(約100円)

安い。

 

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バス内はこんな感じ。

思っていたよりも快適だが、途中途中で人を拾っていくので最終的には立ち乗り乗車の人でパンパンになった。

 

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16時ちょい過ぎ。

サンホセのバスターミナルに到着。

セントラル通りという歩行者天国を通り予約している宿に向かう。

 

ちなみに中心からやや西にずれたところにあるコカ・コーラ地区(Coca Cola)とその周辺は治安が特に悪いということなので注意が必要。

 

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16時30分。

予約していた『Hotel De La Cuesta 』という宿に到着。

ちょっと繁華街から外れたところにあるが、派手なピンク色の外観なのでわかりやすい。

今回はいつものように大手ホテル予約サイトは使わず、この宿のホームページから直接予約をした。

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部屋は7人部屋ドミトリー。

朝食、無料Wi-Fi、キッチン付き。

1人1泊10ドル(約1130円)。

 

1泊10ドルはサンホセの中でも最安値レベルになるらしい。

 

やはりコスタリカでは10ドルくらいが安値の相場ということになるのか。

 

ちなみにサンホセには日本人宿が何個かあったらしいのだが、今ではゼロになっているのが現状らしい。 

 

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キッチン。

汚くもなく、すごくきれいでもなく、まぁ普通か。

 

食器洗いの際は、容器に入った石鹸にスポンジを擦り付けて洗剤をつける。

 

最初はなんだこれ、と思ったが、中米をまわっていると大体のところがこのようなスタイルなので、これが中米でのスタンダードということになる。

 

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ここはフリースペース。

朝食はここで食べる。

机と椅子の高さがいい感じだが、夜になると薄暗くなってしまうことが残念。

 

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17時。

とりあえず外出してみる。

まず向かったのは中華街。

本当、中華街は世界中どこに行っても見かける気がする。

 

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しかし実際に歩いてみると、ここは本当に中華街か、と思うほど閑散としていた。

中米にまでくると人民の勢いも衰えてくるのか。

 

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特に面白みのなかった中華街を抜けて、町の中心へ訪れた。

さすがにこちらは盛り上がっている。

 

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18時。

テキトーに街を歩き、『POLLO CANPERO』というフライドチキン屋さんへ。

『POLLO』『ポヨ』もしくは『ポジョ』と読み、チキンという意味。

 

店名が表すようにここの売りはフライドチキンなのだが、

我々がここを訪れた理由はチキンではなくアイスクリーム。

 

アイスが食べたいと街を歩く中で、この店が比較的安価でアイスを売っていたのでここへ来店したという運びだ。 

 

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アイスクリームを600コロン(約120円)で購入。

 予想より小さかったが、まぁまぁの味。

そんなにお腹が空いていなかったので今日はこれを晩御飯とする。

 

のちにグアテマラアンティグアという町へ訪れた時に知るのだが、

この『POLLO CANPERO』というお店は数あるフライドチキン屋さんの中でもトップレベルに美味しい店だったらしい。

 

フライドチキン好きの現地人からの情報だから信憑性は高いだろう。

 

この時にその情報を知っていれば、間違いなくアイスではなくてチキンを購入していただろう。

 

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18時30分。

コンビニに寄りジュースを470コロン(約94円)で購入して宿に戻る。

それからはずーっとフリースペースでくつろぐ。

 

コスタリカへ来たはいいが、特に何をするとは決まっていない。

 

コスタリカの観光を調べていると、だいたいが珍しい動物が観れる自然保護公園的なの上がってくる。

 

何でもコスタリカには世界全体の5%の動植物が集まっているのだとか。

 

動物好きの相方にとっては天国のような場所なのだが、

悩ましいのはその自然保護公園的なのにかかる費用。

 

入場料だけでなく、ガイドをつけたりしていくと結構費用がかさむ。

 

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そのためにコスタリカへ訪れたというならばそれにお金をかける価値は十分にあり、

むしろそれにお金をかけるべきであると考えるが、

正直我々はニューヨークでのカウントダウンまでの空き時間として何となく中米へ来てしまっている。

 

まずコスタリカを訪れているのも、

捨てチケットを購入する際偶然コスタリカ行きチケットが最安値だったからというだけの理由。

 

我々は年末までの約1ヶ月の中米滞在期間を『観光する』というよりはどちらかというと『いかにリーズナブルに生活するか』という風に考えていた。

 

よっぽど興味があり行きたいところがあればもちろんそこにお金を使うが、

今の所中米滞在中にこれがしたい、という強い希望は特にない。

 

『コスタリカ 観光』とググってその場の雰囲気で行きたくなるようなところに高い費用をつぎ込む前に、

本当にそこは我々にとって行く価値があるのか、ということをちゃんと考え取捨選択をしていかなければならない。

 

なので今の所ここコスタリカで何をするかは未定のまま。

明日にはそろそろ本腰を入れて今後数日間の予定、さらにはコスタリカの後どうやってグアテマラまで上がっていくかを決めていかなければならなさそうだ。

 

★次回記事↓↓サンホセ観光(^ ^)

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ45日目〜マイアミからコスタリカへ(中米進出)〜 世界一周151日目★

コスタリカ行きのチケットがフロリダ発なので、とりあえずマイアミに滞在中の我々。

 

チケットに書かれている空港がマイアミ空港ではなく、

宿から約30マイル(48㎞)ほど北に行ったところにあるフォートローダーデル・ハリウッド国際空港であることに気がついたのはつい最近のこと。

 

車で行けば35分ほどで到着できる道のりなのだが、

公共交通機関を使用したら2時間以上もかかるではないか。

 

すでにレンタカーを返却してしまっている我々はもちろん後者を選択せざるをえない。

 

捨てるためのチケットだったので細かい空港の場所などは気にしておらず、

我々の頭の中では『フロリダ発コスタリカ行き=マイアミ空港発コスタリカ行き』

とただ漠然と思っていた。

 

どうやらその考えは甘かったようだ。。

 

(1ドル=約112円 一気に2円も上がりやがった)

 

前回の記事↓↓   

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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朝6時30分。

久々に早起きをしてロビーへ出てみる。

早朝にもにもかかわらず、既に朝活を行っている人が一人。

私も負けじとパソコンを取り出し、電源を机にあるコンセントにつなぐ。

しかしこのコンセントはダミーで、プラグを差しても全く充電がされない。

よく見たら机は床にくっついているわけではなく完全に独立したものなので、そこに電気など流れているわけがない。

紛らわしすぎるテーブルである。

 

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朝8時すぎ。

朝食の時間になると昨日の夕食同様行列ができ始める。

 この時も朝食チケットが必要になるのだが、夕食時同様我々はそのようなものはまだ受け取っていない。

夕食の時はチケットなしでもいけたから、朝食も無しでいけるだろう。

そう思いチケットなしで列に並ぶ。

我々の番が来た時、朝食を配給するスタッフから『チケットは?』と問われた。

”聞かれたー。”

 『チケット?なにそれ?』としらばっくれたが、今回のスタッフはなかなか真面目でチケットがないと朝食を配給できないと言う。

仕方がないので受付へ行き朝食チケットをもらい、再び行列の最後尾に並ぼうとする。

すると配給スタッフが手招きをしてくれ、再び列に並ばずとも朝食を与えてくれた。

スタッフは『この子たちはさっき並んでたから。』、と、他のお客さんにも説明してくれる。

なんて優しいんだ。

 

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朝食はワッフルとバナナとオレンジジュースとコーヒー。

バナナとオレンジジュースはセルフサービスだったので、余っていればお代わりできる。

ワッフルは朝食チケットがないともらえない。

 

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朝食後はそのままロビーでゆっくりし、時間が来たらチェックアウト。

12時30分。

荷物を受付に預け、今日もビーチへ歩いていく。

 

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徒歩5分ほどでマイアミビーチに到着。

 

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宿から借りてきたタオルを敷きそこに寝転がる。

ビーチへ行く時は何かしら敷くものがあると砂まみれにならないので便利だ。

 

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今日もそんなに暑くないので、海には入らずひたすらビーチでゴロゴロする。

 

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相方は昨日の野口英世に続き、今日も砂浜で彫刻を始める。

本日は自身が身につけていたスタバTシャツに描かれている人を表現したらしい。

*写真は縦に見る。

 

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私は持参のANKER(アンカー)のポータブル防水スピーカーを鳴らし、読書をしたり海を眺めたりして時間を過ごした。

このアンカーの防水スピーカー、この旅中、特に海へ行く時にはかなり重宝している。

個室に宿泊するときやシャワーを浴びる際などにも活躍するのでオススメ。

アマゾン売り上げランキングでも常に上位に位置しているだけのことはある。

これが私が購入した当時、なんと2700円くらい。

コスパ最強のブルートゥーススピーカーだ。 

 

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 14時過ぎくらいまでビーチでのんびりと過ごした。

本当、ビーチがあれば他にやることが特に何もなくても時を過ごせる。

 

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宿に戻ったらチェックイン時にもらったドリンクチケットをバーカウンターへ持ってきオレンジジュースを1杯もらった。

 

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朝食、夕食、ワンドリンク無料という宿はこれまでで初めてだ。

ビーチへのタオル持ち出しも自由だし、サービス精神旺盛すぎる。

 

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バーでオレンジジュースを受け取った相方は、それを運んでいる途中階段でつまずきド派手にに転倒。

持っていたオレンジジュースも派手にぶちまけ、おまけに階段の角に膝を強打した。

『ワーッ!!』という相方の叫び声に反応してすぐさまスタッフが駆けつける。

スタッフは転倒した相方、ぶちまけられたジュースと氷を見るや否や、すぐさまバーカウンターへ行き新たなドリンクを持ってきてくれた。

が、しかし、そのコップの中身にはジュースはなく、なぜか氷だけが大量に入っている。

なにこれ?笑

 

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膝を強打した相方は、とりあえずたっぷりと氷が入ったコップを膝に当てアイシングを行った。

 

この時、『ジュースよりもまず傷を癒せ』、というスタッフの超絶したホスピタリティーに気がついた。

もしそうでなくてもそういうことにしておこう。

 

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本日の昼食は先日ラスベガスの空港ラウンジから頂戴してきたカップヌードル。

バーでお湯はもらえなかったので、受付へ行きカップ麺を作るためにお湯を沸かしたいと伝える。

キッチンへ行くには宿泊者用の鍵が必要。

我々はすでにチェックアウトしているにもかかわらず、スタッフは快くキッチンの使用を許してくれ鍵を渡してくれた。

 

ここの宿のスタッフは皆いい人ばかりだった。

 

空港ピックアップがうまく手配できておらず到着するまで腹が立つ部分があったが、こんなにもいい人たちだとそんなことすっかり忘れてしまう。

到着した時に下手にクレームなどつけていなくてよかった。

 

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14時。

本日のランチ、カップヌードルをいただく。

その後17時30分くらいまでロビーに居座らせてもらった。

 

中南米では日本円の価値は薄く、両替をする際は米ドルを使用するのが一般的。(過去に南米旅行した際、米ドルをあまり持ち合わせておらず金欠気味になったことが教訓として生きている。)

 

私はこの宿にあったATMでドルを300ドル下ろした。

 

手持ちのドルが少なくなり、下ろそうと思った時にはちょうどトランプ氏当選の影響でドルが急騰。

しばらくすればまた下がるだろう、と予想してそれ以来下ろさずにいたが、その後結局ドルは上がり続け、本日は1ドル112円とトランプ氏当選後最高値を記録している。

 

結局1番悪いレートの時に金をおろしてしまった。

 

あの時、下ろそうと思った時に下ろしておけばまだ1ドル106円くらいだったのに。

さらにここのATM手数料が9ドルもしやがる。

ドル高に加え、この法外なATM手数料。

 

変に得をしようとしてかえって損をしてしまうというのはよくある。

そういう時、損得勘定に固執し過ぎるのは良くないな、といつも思う。

そんな気持ちがスタンダードになるまで、このようなことをひたすら繰り返すんだろうな、とも思う。

 

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17時30分。

ようやく宿を出て、徒歩数分のところにあるバス停へ。

まだバスはこなさそうなので、目の前にあったCVSでポテトチップスを1ドル(約112円)で購入。

これは本日の夕食になりそうだ。

 

その後再びバスを待つが、おめあてである120番のバスがなかなか現れない。

30分近く待ち続け、ようやく120番のバスが到着。

 

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18時10分バスに乗車。

お金を払おうとすると、『機械が壊れているからお金は払わなくていい。』と言ってくれた。

つまりは無料乗車。

 

ラッキー。

 

これなら遅延してきたことも許してあげられる。

 

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19時10分。

120番のバスに揺られること約1時間。

アバントーラ・モールというところ(たぶんこのバスの終点)で下車しバスを乗り換え。

運転手さんに乗り換えチケットを発行してもらい、次は空港行きの01番のバスを待つ。

 

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ここでも20分ほど待たされる。 

 

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19時30分。

01番のバスが来たので乗車。

先ほどのバスでもらった乗り換えチケットを見せれば無料。

 

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そこからさらに50分ほどバスに揺られ、空港に到着したのは20時20分くらい。

バスを降りたら待機していたスタッフに『どこのターミナルへ行く?』とせわしなく聞かれる。

『ターミナル4。』と答えるとすぐにまた別のバスに乗せられ、ターミナル4へ移動。

 

我々が乗る飛行機は『Spirit Airlines』という航空会社。

トレードカラーは鮮やかな黄色で、ラフなタッチのデザインが現代風で特徴的。

そんなスピリットエアのチェックインカウンターにはこの時行列ができていた。

 

黒人さんが何やら警察ともめていて、最終的には『FUCK Police!!』とか言って罵りながらどこかへ消えていった。

 

怖いなぁ。。

 

ようやく我々の順番が来てチェックイン手続きをする。

すると、『コスタリカから出国するチケットは持ってますか?』と聞かれる。

 

”やばい!!”

 

『コスタリカからはグアテマラへ行って、そこからニューヨークへ飛ぶつもりです。ニューヨーク行きのチケットは、ほら、これです。』

 

私はごまかしを入れながら既に取得していたグアテマラ発ニューヨーク行きのチケットをスタッフに見せた。

 

『あぁ、私が知りたいのはコスタリカから出国するチケットよ。持っているの?』

 

”ダメだ。やはりこんなんじゃごまかせない。”

 

私は正直に持っていないと答え、でもコスタリカに入ったらグアテマラ行きのチケットを買う予定だ、と必死に説明した。

 

『OK、わかったわ。でもとりあえず今ここでコスタリカ発のチケットを購入してもらわないと搭乗することはできないわ。』

 

仕方がない。私はその場でのチケット購入の覚悟を決めた。

 

しかしスタッフの話には続きがあった。

 

『スピリットエアでチケットを購入すれば、24時間以内だったら無料でキャンセルができるの。キャンセルはスピリットエアのホームページから可能になってるわ。もしそれでいいなら今からチケットを探すけど、いいかしら?』

 

『もちろん。お願いします。』

 

緊張は一気に解け、それは逆に安らぎへと変わった。

 

クレジットカードに負担がかからないように、チケットは最安値のものを購入したわ。忘れないで、24時間以内よ。そうでないとキャンセルしてもお金が発生してしまうから。24時間以内だからね。』

 

スタッフはしつこいくらい念入りに24時間以内を強調してきた。

 

『わかりました。ありがとうございます。』

 

その後荷物を預け、無事にチェックインを完了することができた。

無駄なお金がかからなくて済んで良かった。

 

航空会社の方から無料キャンセルを勧めてくるとか、やっぱりその辺はグレーゾーンになっているのだな。

 

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もし出国チケットを持っていなくて入国審査時に強制送還を食らったら、その国へ乗せてきた航空会社が責任を持って送り返さなければならないらしい。

定かではないが、費用も航空会社の負担だと聞いた。

 

それを避けるためチェックイン時に出国チケットの有無を問い、もし無かったらその場で出国チケットをどこ行きでもいいので買わせる。

そのようなことをされるかされないかはその航空会社次第、もっと言えば担当のスタッフ次第ということになるだろう。

 

我々にとってはこれが2回目のその場での出国チケット購入となるが、このように無料でキャンセルできるチケットを指導付きで買ってくれるのはかなり良心的。

 

タイからドイツへ行く時はキャンセル無料のものを選んでくれることはなかったし、その場で自分で買わされた。

 

今回が初めての利用だが、スピリットエアの好感度が上がった。

 

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こらが発券してくれた捨てチケット(のレシート)。

最安値を選んでも一人につき169ドル(約18928円)

 

キャンセル無料じゃなかったらかなり高額な捨てチケットになっていた。

 

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残念ながらこの空港にはプライオリティーパスで入場できるラウンジがないので、待ち時間はその辺のベンチでポテトチップスをつまんで過ごす。

 

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23時。

中米コスタリカの首都サンホセ行きの飛行機に搭乗。

 

思えばタイのプーケットを出てからヨーロッパ、北米と比較的治安が良い(その分物価が高い)ところで約4ヶ月を過ごしてきた。

 

さらに9月下旬にイギリスへ渡って以来は次いでカナダ、アメリカと、約2ヶ月ほど英語を母国語とする地域を旅してきた。

 

治安の良さ、言語の壁の低さ。

 

ネットで調べると、嫌でも中米の治安の悪さについての情報が目に入ってくるし、

中米ではスペイン語が公用語で、英語など全く通じないということも珍しくないという。

 

いろんな意味で平和に慣れてしまっていた我々は、この時コスタリカへ行くことに少しビビっていて、正直面倒くさいという気持ちもあった。

 

そんな治安が良くないところに深夜に到着するというのも重ねて面倒くさい。

 

とりあえず行ってしばらく過ごせば慣れていくのだろうが、今はすぐそこまで迫っている大きな環境の変化が面倒臭くてたまらない。

 

おそらくヨーロッパから北米に大陸を移動した時よりも環境の変化はが激しいことだろう。

 

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現地時間の深夜1時30分ごろ。

飛行機の中ではほとんど寝ていたので、いつの間にかコスタリカに到着していた。

 

私はこれまで常時身につけていたG-SHOCKを外し、景色が変わればシャッターを切っていたデジタルカメラもポケットの中に封印してアライバルゲートを出た。

 

そのくらい中米にビビっていたということだ。

 

到着したらまず大勢のタクシーの客引きに歓迎されると聞いていたが、深夜ということもあってか思っていたよりその数は多くなかった。

 

最初は警戒して無視をしていたが、よく考えてみれば今夜の宿まで行くのにはタクシーを使わなくてはならない。

ただ正規のタクシーかどうかが問題になるのだ。

 

私は客引きをしてくる一人の運転手に、『オフィシャル(正規の)タクシーか?』と聞いてみた。

その運転手は『イェス、オフィシャルタクシー!』と陽気に答えてきた。

 

メータータクシーかどうか聞くと、メーターだというのでこのタクシーに乗車することにした。(後から思ったが、これは本当はメータータクシーではなかったのかもしれない。ただオフィシャルタクシーということには間違いなさそうだった。)

 

空港からサンホセ中心地までは遠くなかなか距離があるので、今夜は空港から4㎞ほど離れたアラフエラという町で一泊をする。

 

宿は事前に予約済みだが、こんな夜遅くに行って果たして受付が起きているかどうかが心配。

 

我々を乗せたタクシーはあっという間にアラフエラの町中に突入。

アラフエラは小さな町で、この時間なので明かりも少なく人っ子一人歩いていない。

静まり返った町にはただただ信号機の音だけが轟いていた。

 

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2時20分。

予約していた『Hostel Trotamudos』という宿に到着。

タクシー代は7ドル、もしくは3590コロン(コスタリカの通貨)になるという。

 

計算してみると、コロンで払った方が少しだけ安かったのでコロンで払った。

支払いには意外にもクレジットカードが使えた。

 

さて、無事着いたはいいが案の定宿はもう真っ暗で、入り口にも鍵がかけられていた。

インターホンがあったのでそれを押してみると、しばらくして中から受付とみられるおばちゃんが眠そうな表情で出てきた。

 

パスポートを確認してチェックインを済ます。

 

『もう遅いし、支払いは明日にして今日はもう休みなさい。』

 

おばちゃんはなまりの強い英語でそう言って我々を2階の部屋へと案内してくれた。

 

部屋にはツインベッドとなぜか2段ベットが置いてある。

ダブルルームを予約したはずだが、ここはどう見ても4人部屋。

まぁ、ベッドが足りていれば何の問題もない。

 

ネット接続や歯磨きなど、必要最低限の事を済ませたら本日はもう就寝。

町の信号機の音が部屋の中まで響いてきていてちょっとうるさかった。

 

★次回記事↓↓

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ44日目〜マイアミアゲン〜 世界一周150日目★

昨夜23時35分にラスベガスのマッカラン国際空港を飛び立った飛行機は、

今朝7時ごろ、マイアミ国際空港に降り立った。

 

レンタカーでアメリカ横断中にも訪れているので、我々にとっては2度目のマイアミだ。

 

(1ドル=約110円)

 

▼前回の記事

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予約しているホテルに9時の空港ピックアップを頼んでいるので、それが来るまで空港内で待機。 

 

 

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9時すぎ。

指定されていた28番ドア前でピックアップを待つが、それらしき車は全然来ない。

ブッキングドットコムで予約をする際にその他の欄のところにピックアップを希望したと思うのだが、それだけじゃ不十分だったのか?

全くくる気配がないので宿に電話をしてみた。

 

するとやはり我々の空港ピックアップ要望は確認されていなかったらしく、

次のピックアップは12時30分です。』という答えが返ってくるのみ。

どうやらあらかじめ電話で予約を入れなければならなかったらしい。

そりゃないよ。。

 

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9時40分ごろ。

仕方がないので自力で宿まで行くことに。

 

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とりあえず『MIA Mover』という乗り物に乗って『エアポートステーション』まで行く。

これは無料。 

 

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10時。

エアポートステーションに着いたらバスに乗り換え。

券売機での買い方がよくわからなかったので、インフォメーションのところまで行って買い方を聞く。

するとショートヘアの若いお姉さんが出てきてくれて、親切にもチケット購入を代行してくれた。

もちろん、お金は我々が払っている。

 

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さらに親切なことに、お姉さんはバスが発着するところまで我々を案内してくれた。

なんでもお姉さんは日本に訪れたことがあるらしく、来日時の話をエレベーターの中で少しだけ語ってくれた。

おそらくこの人は親日家で日本人と触れ合いたいのだな、ということが、その喋り方から感じ取れた。

我々にもう少し英会話能力があれば、日本についてバンバン話をしてあげられるのに。

非常に歯がゆい。。

 

とにかく、チケット売り場から下に降りて150番South Beach行きのバスに乗り込む。

その親切で親日のお姉さんと笑顔で別れた。

 

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これがバスチケット。

結構距離があるが、2.25ドル(約247円)というのは安い。

 

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目的地であるマイアミビーチ南端付近までは約40分ほどかかる。

ぼーっとバスに揺られていると、我々の後ろに座っていた白人のおじちゃんに声をかけられ、色々と話をされた。

 

その話にちょいちょいチャチャを入れて来るのが白人のおじちゃんとは反対サイドに座っていた黒人のおじちゃん。

白人の方が我々に話しかけてきたかと思うと、黒人の方が話を遮ってきていつの間にか話の主導権を握っている。

しばらく黒人のおじちゃんの話を聞いていると、今度は白人のおじちゃんがチャチャを入れてきて我々の耳をそちらに傾けようとする。。

 

面白いことに、白人のおじちゃんと黒人のおじちゃん同士では決して会話をしようとせず、すべて我々に向けて話をしてくる。

 

”なんなんだこいつらは?”

 

と思いながらも、我々は中立的に両者の話にしっかりと耳を傾けていた。

 

そんな感じのやり取りがしばらく続くとさすがに疲れてくる。

もう話をテキトーに聞き流し始めてきた頃、白人のおっちゃんがバスを降りてこの状況は打破された。

白人のおじちゃんがいなくなると途端に黒人のおじちゃんは喋らなくなり、

我々はそこから下車までは風景を楽しみながら再びぼーっとバス移動を楽しむことができた。

 

やれやれ、観光客ってのもいろいろと注目されて辛いこともしばしばだな。。

 

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9時45分。

バスを降りて歩くこと数分。

予約していた『SoBe Hostel & Bar(ソービーホステル&バー)』という宿に到着。


マイアミビーチまで徒歩約5分という好立地。

無料Wi-Fi、無料タオル、ウェルカムドリンク1杯、無料朝食付きで、なんと夕食まで無料で付いてくる。

 

料金は2人1泊3673円。

1人1泊1836円。

 

スタッフいわく、ビーチに行く際タオルは自由に使っていいとのこと。

(私のリスニング能力が確かなら。)

 

コスパ抜群のホステルだろう。

 

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14時のチェックインまでだいぶ時間があるので、ロビーのソファーで待機する。

相方はこの時あまり体調がよろしくなさそうだったので、ずーっとソファーで寝ていた。

 

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14時。

ようやくチェックイン。

10人部屋ドミトリーだ。

 

ちなみに宿のスタッフは英語とスペイン語が堪能で、スタッフ同士で会話をするときには基本的にスペイン語を使っていた。

キューバからの移民か。

英語とスペイン語がしゃべれるとか、ほぼ最強じゃん。

アメリカ大陸ならどこへ行ってもコミュニケーションに困らない。

そんなバイリンガルスタッフの会話にこっそり耳を傾けていた私は羨ましい気持ちでいっぱいになった。

 

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宿には簡単なバーがある。

ここでチェックイン時にもらったウェルカムドリンク券とドリンクを交換できる。

 

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14時30分。

海好きの相方は、まだ体調は万全でないにもかかわらず、海には行きたいと立ち上がる。

日光にやられて余計体調を崩さないか心配だったが、海を見れば逆に癒されるかもしれない、と思い徒歩5分で行けるビーチへ。

 

雲ひとつないいい天気だ。

 

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徒歩5分。

およそ1ヶ月ぶりのマイアミビーチに到着。

 

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11月にもかかわらず、相変わらずたくさんの人が日光浴と海水浴を楽しんでいる。

マイアミは年間を通して海に入ることができるくらい温暖な気候を持つ地域なのだ。

 

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それでも今日はやや風が強いので、海に入りたくなるほど暑くはない。

それどころか海水は思いの外冷たいので、この風の中で海に入ろうならば海から出た後に寒くてブルブル震えるのは必至だ。

 

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私はただただビーチに寝転び日光浴を楽しんだ。

調子が悪かったはずの相方は寝転びはせず、ビーチの砂を掘り何やら顔のようなものを作り出していた。

 

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わざわざ藻を拾ってきて頭などに飾りつければ完成。

野口英世らしい。

 結構自信作らしい。

 

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16時30分。

そろそろ、ということでビーチから宿に戻る。

そして再びロビーでくつろぐ。

 

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18時30分。

宿のスタッフがロビーにいるゲストに向けて、

『今夜町にあるイカしたクラブでパーティーを開催する予定だ。-中略- もしよかったら皆是参加してくれ。いい思い出になること間違いなしだ。』

と、宣伝をし始めた。

 

その後すぐに行列が出来始めたので、これはパーティーに行く人の行列なのか?と思っていたが、どうやらこれは無料の夕飯に並ぶ列だったようだ。

出遅れた我々はほぼ最後尾あたりに並ぶ。

 

先ほど演説をしていたスタッフが列を周り、一人一人にパーティー参加の出欠を取り始める。

ただでさえ英会話がままならない我々が、おそらく爆音がかかっているであろうクラブなんてところへ行ったら会話など到底成り立つはずがない。

お酒を飲む人ならまだいいが、私は基本的にノンアルコール。

そのような環境下で英会話をするなど正直めんどくさいので、我々はスタッフに元気よく欠席の意思を伝えた。

 

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さて、夕食の方はというと、無料というだけにそこまで充実した内容ではない。

あらかじめ夕食チケットを受付で手に入れておく必要がある。

そのチケットの存在を知らなかった我々はそのまま並び続けたが、

この配給のおっちゃんがチケット確認を怠ったため運良くチケットなしで夕食をもらうことができた。

まぁ、チケットがあってもなくても無料なのだから特に問題はないだろう。

 

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夕食はこんな感じ。

クセのある味付けの豆ライスに、ポークをのっけたもの。

ラテンアメリカ諸国で出てきそうな料理だな。

 

最初はライスの独特な味付けに違和感を覚えたが、食べ進めるうちに慣れていき最終的には美味しく完食できた。

様子を見ていると、おかわりは早い者勝ちのよう。

私もおかわりをもらいに行ったが、残っているのはライスのみで肉はもうないと言われた。

私の悔しそうな顔を見た配給のおっちゃんは、『タレならあるぞ。』と言ってご飯にタレをたくさんかけてくれた。

夕飯無料というのは、できるところで積極的に節約をしていかなければならない我々にとっては非常にありがたい。

 

夕食後はロビーや部屋でくつろぎいで過ごした。

 

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明日は23時34分フォートローダーデール・ハリウッド国際空港発の飛行機でコスタリカの首都サンホセまで飛ぶ。

深夜1時22分にサンホセのインテルナシオナル・ファン・サンタマリア空港に到着予定。

 

もともとは捨てチケットとして購入したものなので深夜到着になってしまっている。

北米よりも治安が悪いであろう中米に深夜到着とか、正直不安。。

とりあえず日中またビーチにでも行きゆっくりと時間を潰すことになりそうだ。

 

▼次回記事

 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com