2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

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カンボジア8日目〜プノンペンの休日〜 世界一周261日目★

昨日はプノンペンでの主要観光地、大量虐殺所のキリングフィールドを訪れ、

数十年前に起こったカンボジアの悲惨な歴史を垣間見た。

 

特にプノンペンでやることはもう無くなってしまったが、クアラルンプール行きの飛行機は明日。

 

今日はもう1日プノンペンで過ごさなければならない。

 

(1ドル=約114円 1リエル=約0.029円 2017年3月12日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝6時すぎに起床して、今日もまたメコン川沿いを散歩。

 

プノンペンではこの早朝散歩が日課となっている。

 

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そして今日も川沿いでは地元のおばちゃん達が太極拳をやっていた。

 

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朝日を浴びながら、すごくいい画だ。

 

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我々もいつも通りマッスルパークでエクササイズ。

メコン川と朝日の絶景を見ながら体を動かすのは気持ちいい。

朝だとまだ涼しいしね。

 

私は、鉄棒で蹴上がりができなくなっていることに非常にショックを覚え、体が重くなっていることを痛感。。

 

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7時45分。宿に戻り、今日は宿の朝食を注文してみた。

 

倹約家の我々は1つ2.5ドル(約285円)の朝食を2人でシェアしようとしたが、

出てきたオムレツに私の嫌いなピーマンが大量に入っていたため、結局相方が一人ですべて食べることに。

 

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私は昨晩相方が飲んでうまかったパッションフルーツのシェイクを1ドル(約114円)でオーダー。

 

しかしこれ、味が超絶薄くて、さすがの私も受付へクレームをつけに行った。

 

あまりいい反応はされなかったが、一応作り直してくれた。

 

しかし、その味の薄さは改善されることはなかった。。

 

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11時30分。外出。

宿の前にいるトゥクトゥクドライバーに明日の空港行きの交渉をしてみる。

 

最初は7ドルと言われる。

 

そのあとしつこく値切りを入れるも、結局7ドルから値段が落ちなかった。

 

まぁ急ぎの用じゃないので、今日のところはその値段を一つの参考として受け止めその場を去った。

 

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その後、プノンペンに到着した初日から気になっていた中央市場的なところへ行ってみた。

ここで、HISの団体と遭遇する。

 

ちょうど今解散になったところだったので、すかさずそこのガイドさんを捕まえて空港への行き方や相場を聞いてみた。

 

ガイドはカンボジア人だが、日本人相手のガイドなのでもちろん日本語が堪能。

 

日本語で現地人情報が聞き出せるというのは非常に便利。

 

ガイドさん曰く、空港まではトゥクトゥクで大体8ドルくらいとのこと。

 

となると、先ほど宿の前で交渉したトゥクトゥクドライバーの言い値はあながち間違っていない、と言うか、むしろちょっと安くしてくれているということになる。

 

『もっと安く空港に行ける方法はないですか?』

 

とそう聞いてみると、現地民用のバスでの行き方を教えてくれた。

 

お値段なんと、1人1500リエル(約42円)くらいという衝撃価格。

 

これはトゥクトゥクなんて乗るのは馬鹿らしくなってしまう。

(*でもやはり乗り合いなので、トゥクトゥクの方が断然速いという。空港までトゥクトゥクで40〜50分ぐらいだと。

 

なんでもそのバスはナイトマーケット前から頻繁に出ているとのこと。

 

これはいい情報を聞いた。

 

このガイドさん、お客さんでもない我々にも親切に色々と教えてくれてすごくいい人だった。

 

そのガイドさんにお礼を言い、上機嫌で市場内散策を開始した。

 

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中央の建物内は、時計やアクセサリーなどが入ったショーケースが並ぶ宝石店のような雰囲気。

 

雲泥の差があることは明白だが、ちょっとニューヨークの5番街ティファニーを思い出させる。

 

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歩き回っていると飯屋が密集しているエリアがあったが、あまりそそるような雰囲気ではなかったのでここはスルー。

 

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近くに果物屋が密集しているエリアもあったので、

そこでマンゴー2つを4500リエル(約130円)で、マンゴスチン4つを1.5ドル(約171円)で購入。

 

マンゴスチンはシェムリアップにいる時にアンコールワットへ一緒に行った大学院生からオススメされたフルーツで、

『フルーツの女王』という異名を持つほどのフルーツなのらしい。

 

(『フルーツの王様』ドリアンがあんな感じなので、実際女王はどうなの?って思ってしまうが、大学院生曰く、大量に買い付けて日本に密輸したくなるほどその味は絶品なのだという。)

 

マンゴーは1キロ5000リエル、マンゴスチンは1キロ5ドルの量り売りだった。

 

店によって値段が少し違うので、少しでも安く購入したい場合は何店舗か値段を聞いてまわったほうがいい。

 

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一応念のため、マーケット近くのバスターミナル(プノンペンに到着した時のターミナル)で空港行きのバスについて聞いてみる。

 

すると、やはり『プライベートバス』というのがここかナイトマーケット前から出ているということで、料金も1500リエルで間違いなさそうだった。

 

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ついでにこのバスターミナルで売っていたパンを1000リエル(約29円)で購入して宿に戻った。

 

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13時。

宿に戻り昼食。

 

宿のスタッフから謎のフルーツをもらったが、みずみずしくて美味しかった。

 

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昼食はさっき買ったパンと、宿の無料コーヒー。

 

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そしてさっき買ったマンゴー。

 

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マンゴーの中にはでっかい種が入っているので、なかなかうまく切れない。

料理担当のおばちゃんも我々の様子を見て苦笑い気味だった気がする。。

 

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なんとか切り終えたマンゴーをほうばるも、味が薄くてそこまで美味しいものではなかった。

 

まだマンゴーの時期じゃないのかな。。

 

それにしても、この時間帯に宿のロビーででダラダラしているゲストは我々のみ。

 

そんな中、スタッフは椅子を全部机にあげて大掃除を始めてしまう。

 

いづらさマックスの空気が漂う。。

 

”こいつらずーっと宿でダラダラしてるな。”って思われてるのかなぁ。。

 

一応早朝とか昼間にちょろっと出かけてはいるんだけどなぁ。。

 

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14時50分。

宿のアウェイ感に負けて、特に行きたいところはなかったが、行く当てもなくとにかく外出した。

 

適当に見つけた寺に入ってみたり、

 

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普段は歩かないようなローカルなエリアを歩いてみたり、

 

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王宮近くにあった公園で遊んだりした。

 

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元クライマーの相方はやはりこの手の遊具がお気に入りみたいだ。

 

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そして、王宮にも行った。

 

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王宮内の入場は有料(1人40000リエル(約1160円))だが、行けるところまで侵入を試みた。

 

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チケット売り場前まで進むことができた。

 

ここに設置されていたベンチに座り込み、30分ほど休憩。

 

日陰だったので涼しくて、なぜかモニターが設置されていてそこではムエタイの試合が放送されていた。

 

カンボジアでもムエタイは人気なのか。

 

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16時30分。

王宮前の広場に出てみると、そこは歩行者天国になっていて人がめっちゃいた。

 

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テキトーにシートを敷いて座り込んで食事や談笑を楽しむ人々。

 

なんだこれ?

 

王宮広場前でピクニックするのが流行ってるのか?

 

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食べ物やおもちゃを売る店もちょくちょく出ていて、お祭りでも始まるような雰囲気。

 

今日は日曜日。

 

毎週日曜はこうして王宮前に集まってワイワイするのがプノンペンの人々の習慣なのだろうか。

 

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王宮前の雰囲気を一通り見学したら、ここんとこ毎朝通っているマッスルパークへ。

日も落ちてきて涼しくなってきたので、朝同様たくさんの人が利用している。

 

朝はおじちゃんおばちゃんが中心だったが、この時間帯には小学生くらいの子供の姿が目立っていたな。

 

河原でボール蹴りをしている人もたくさんいて、なんか楽しそうな雰囲気だった。

 

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宿に戻ってシャワーを浴びて、しばし休憩。

 

19時すぎ。

夕食をとるためにナイトマーケットへ。

 

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今回はチキンチャーハンとチキンヌードルをそれぞれ1.5ドル(約171円)で購入した。

 

相変わらず地面に敷かれたゴザの上に座り食事をとる。

まぁ、味は普通。

 

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宿に戻ったらロビーには人がいっぱいいたので、22時頃まで部屋で待機した。

 

そして人が少なくなってきた22時過ぎ、ロビーに出て今日の昼間に買ったマンゴーの残りを食べる。

 

相変わらず、切りづらい。

 

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昼間よりはうまくさばけたマンゴーを食べていると、一人の日本人女性と出会った。

 

話を聞くと、なんと彼女は私の出身大学と同じ学校に通っているいわば後輩で、

さらには学部と学科まで同じであるということがわかった。

 

彼女はその大学を1年休学して、NGOなど海外で働いていたらしい。

 

学部も同じの後輩となると、その大学ネタでしばらく盛り上がる。

 

私の親しい友達の彼女とバイト先が同じだった、ということも明らかになって、改めて世界の狭さを感じた。

 

宿の無料コーヒーを飲みながら、結局夜中の2時すぎまで話をしていた。

 

夜更かししてこんだけ人と喋ったのは久しぶりだな。

 

春休み期間ということもあって、

最近は大学生と出会う機会が圧倒的に多くなっている。

 

若い大学生と話していると、それだけでフレッシュなパワーをもらえる気がしてなんかいい。

 

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明日はついにカンボジアを離れ、飛行機でマレーシアのクアラルンプールへ向かう予定。

 

▼次回記事(プノンペン空港のラウンジ堪能)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

カンボジア7日目〜【プノンペン】大量虐殺キリングフィールド〜 世界一周260日目★

昨日はプノンペン第1日目として、川沿い散歩やイオンモールナイトマーケットなどを散策した。

 

昨日は昇り立ての朝日を拝むことに失敗したので、

本日は昨日よりも30分ほど早く宿を出て早朝の散歩に出かけた。

 

(1ドル=約114円 1リエル=約0.028円 2017年3月11日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com 

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朝6時30分に宿を出たら、ちょうど昇り立ての綺麗な朝日が顔を出していた。

朝日というよりは夕日にも見えるのは気のせいだろうか。

 

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じわじわと登っていく朝日を見ながら、昨日と同じく川沿い散歩。

 

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マッスルパーク近くでは地元のおばちゃん達が太極拳をやっていた。

 

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なかなか統率がとれていて、見ているだけで楽しめた。

 

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そして、朝日を見ながらマッスルパークで体を動かす。

 

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今日も朝からいい運動になった。

この習慣、続けたら本当に健康な体を維持できそうだな。

日本にもこういう設備がもっとたくさんできたらいいのに。

 

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7時40分ごろ宿に戻り、皆が朝食をとっている間にちょっと一休み。

 

人と行動時間帯をずらすのは、やはり気持ちがいい。

 

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12時ごろロビーへ行き、

宿で販売している『Lok Lak(ロクラック)』というカンボジア名物料理を注文。

 

ここのキッチンの主と思われるおばちゃんが豪快に鍋を振らして作るロクラックが非常にうまそうで、一昨日から気になっていたのだ。

 

おばちゃんならばその姿を見なくても、料理を作る際に出る豪快な音だけで、

”あ、おばちゃんがロクラックを作っているな。”とわかるものだが、

この時は席で待っていても何の音も聞こえてこない。

 

30分近く待って、ようやく”ジュ〜”という音が優しく聞こえてきた。

 

この時点で、おばちゃんじゃないな、ということはわかった。

 

おばちゃんなら ”ジュワー!!ジュワー!!!” とビックリマークが何個もつくほどの大音量で鍋を振らすからな。

 

結局、40分ほどしてようやく注文したロクラックがテーブルに運ばれてきた。

(遅すぎる。)

 

作っていたのはどうやら若い娘のスタッフのようだ。

 

その味自体は悪くないが、料理がぬるいというのは致命的。

やはりおばちゃんが作った熱々のロクラックを食べてみたかったなぁ。

 

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13時すぎ。

今日のところはまだプノンペンの主要観光地であるキリングフィールドへ行くのはやめておいて、

とりあえず宿の近くにある『ワット・プノン』という寺院に足を運んだ。

 

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中に入るのは有料(1ドル)だったので、とりあえずワット・プノンの外周を歩いて周った。

 

そこにはカメラでは収まらないほど大きな時計があったり。

 

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マッキーをかじってシンナー中毒になっている猿を見たりした。

 

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一周りして寺院を出ようとすると、ここでもトゥクトゥクの勧誘が。

どうせ明日にでも行く予定なので、参考までにキリングフィールド往復の値段を聞いてみた。

 

すると、『2人で往復20ドル(約2280円)だ。』と。

 

昨日道端で勧誘されたトゥクトゥクドライバーが2人で12ドル(約1368円)でいいと言っていたので、これはべらぼうに高い値段。

 

『他のトゥクトゥクドライバーは11ドル(約1254円)でいいと言っていたぞ。』

 

私は実際に言われていた値段よりも少し低い値段を提示して価格を叩いてみた。

 

すると渋い顔をした客引きとドライバーが少し協議を始め、

その結果、なんと『11ドルでいい。』と言ってきた。

 

相場を知りたかっただけなのでまさかのオッケーに少し戸惑ったが、

『でもキリングフィールドへは明日行く予定なんだ。』と言ってその場を離れようとした。

 

『11ドルは今すぐ行った場合の値段だ。』

客引きはそう言ってきた。

 

私は『それじゃあダメだな。』と言ってその場を立ち去ろうとしたが、

冷静に考えてみると今この時間に出発しても、まだギリギリキリングフィールドを観光できそう。

(現在13時40分。キリングフィールドは17時まで。行くのに30分。見学に2時間。)

 

それに今この流れなら、さらなる値引交渉ができそうだ。

 

『わかった。2人で往復10ドルにしてくれたら今すぐにでも行くよ。』

 

私はそう言って少し駆け引きをしてみた。

 

すると、すんなりとOKが出てた。

 

そうと決まれば早速トゥクトゥクに乗り込み、急遽キリングフィールドへ。

 

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所持金があまりなかったので、まずはATMに寄ってもらい100ドルを下ろす。

ATM手数料は4ドル(約456円)だった。

 

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気を取り直してキリングフィールドへ出発。

交渉成立後客引きのおっちゃんが紹介したのは、まだ若い誠実そうな兄ちゃんドライバー。

 

我々の勝手な想像では、

彼はまだ新人ドライバーで、キリングフィールドまでは今回が初めての仕事。

 

だから金よりはまず経験、ということで、この値段でも引き受けてくれたのだ。

(あくまでも勝手な妄想。)

 

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見よ、この誠実そうな青年を。

 

比較的清潔そうな純白なシャツを身にまとい、ピシッと背筋が伸びている。

 

安全運転を心がけているのか、

彼が運転するトゥクトゥクは他の車両よりもすこぶるスピードが遅かった。

 

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途中、独立記念碑が立っているスクエアを通った。

 

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キリングフィールドまでは結構遠い。

交通量の少ない道になってきても、なかなかたどり着く気配がない。

 

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14時30分。

ようやくキリングフィールドに到着。

 

ここでトゥクトゥクドライバーに

『何時くらいに戻ってきたらいい?』と聞くと、

『It's up to you.(あなた次第だよ。)』と。

 

なんっていい兄ちゃんなんだ。

 

彼は新人だから、まだ観光客のぼり方をわかってないな。

 

ちなみに、

キリングフィールドは17時までオープンしているので、観光時間は残りあと2時間30分。

 

十分だ。

 

▼キリングフィールドの場所

 

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エントランスで1人6ドル(約684円)を支払う。

クレジットカードは使用できない。

 

100ドル札で支払ったら、5万リエル(約1400円)くらいを織り交ぜたお釣りが返ってきた。

 

ドルが主流なのになんでこうなるんだ。

 

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6ドルの入場料に、オーディオガイドが付いてくる。日本語にも対応。

 

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オーディオガイドをを聴きながらキリングフィールドの敷地内を順番に周っていく。

 

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簡単にキリングフィールドについて説明すると、、

 

キリングフィールド(The Killing Fields)とは独裁者ポル・ポトの政権下で大量虐殺が行われた処刑場跡。

 

カンボジア各地に300以上存在するらしく、

ここプノンペンのものはその中でも最も有名なものなのらしい。

 

大量虐殺と聞くとナチスのアウシュヴィッツ収容所を思い浮かべるが、

ここキリングフィールドの場合はカンボジア人がカンボジア人を虐殺する

という、ちょっと考えられないようなものであった。

 

当時のカンボジア全人口の約3分の1にも及ぶ、

約300万人のカンボジア人が同胞の手によって虐殺された。

 

街で見るカンボジア人が若者ばかりであまり老人を見ないのは、

この時に大量に殺されてしまっているからということか。

 

人口ピラミッドをごっそりと侵食してしまうほどの大量虐殺だったのだ。

 

虐殺の対象となったのは、

ポル・ポトの政治に対する反対勢力になりうるという理由で、 教育を受けた知識人や伝統文化継承者、宗教関係者たち。

 

単にメガネをかけていただけで処刑された人もいるのだとか。

 

そんなむごいことが起きたのは1975年頃(約40年前)と割と最近。

 

しかし、そんな時代にカンボジアでこのような大量虐殺があったということは、

日本人にはあまり馴染みのないことではないだろうか。

 

実際、私もつい数日前に宿でキリングフィールドについて聞くまで、そんなこと全く知らなかったし。

 

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この木のギザギザの部分をノコギリのように使って処刑を行っていたのだという。

 

本来は鶏の喉を切り裂くのに使われるそうなのだが、

処刑用の武器を揃える十分なお金がなかったから、このような植物も武器として活用していたらしい。

 

むごい。。

 

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キリングフィールド内にはまだ処刑された人たちの骨や歯の破片が埋まっていたり、

その辺に転がっているらしく、目をこらすと実際にそれらが見える。

 

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ドイツのダッハウ収容所を見てきた私は、このキリングフィールドもダッハウ収容所のように広い敷地なのだろうと想像していたが、

実際キリングフィールド内は私の想像よりもはるかに狭かった。

 

畑、処刑所、埋葬所などの距離が近く、本当にここが大量殺戮所なのか、と思うほど狭い。

 

そんな狭い敷地内にいくつも穴が掘られ、2万人を超える死体が埋められたのだという。

 

大量の死体からは腐敗によるガスが出てきて掘った穴が丘のように膨れ上がり、

そこからはひどい悪臭が発生していたという。

 

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当時の悲惨さを忘れないようにか、処刑された人たちが着ていた衣類や骨などがしっかりと保管・展示されている。

 

衣類の大きさから、ここでは子供も処刑されていたのだな、ということがわかる。

 

さらにこれらの衣類は、手を縛ったり首を絞めたりする虐殺の道具としても使われたらしい。

 

あまりのやりたい放題さに言葉が出ない。。

 

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これは『Killing Tree(キリングツリー)』と呼ばれている木。

 

先ほど子供も処刑されていたと述べたが、

このキリングツリーでは赤ん坊が処刑されていた。

 

しかもその方法というのが聞くに堪えないもので、

この木に赤ん坊の頭を強く打ち付けて処刑していったのだそう。

 

発見当時、この木にはその際飛び散った血や脳の跡が残っていたという。

 

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その他にも、敷地内に設置されたスピーカーからは昼間の強制労働を鼓舞するため、

さらには処刑による断末魔の叫びをかき消すため大音量で音楽が流れていたのだという。

 

オーディオガイドでは、そのとき流れていた音楽と周囲の音を再現した音が流された。

 

さらには女性は処刑前には全裸にさせられたというし、

食べ物に薬品を混ぜて飢餓状態の者がそれを食べてしまうように仕向けていたというし、

その薬品には死体の悪臭を消す目的もあったというし、

食事は1日2度のおかゆのみだったというし、、

 

聞くに堪えない話は続いてゆく。。

 

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実際に敷地を歩いてみると、オーディオの音声がなかったらすごくのどかな雰囲気。

とてもここでおぞましい大量虐殺が起こったとは思えない。

 

逆に言うと、

オーディオガイドをちゃんと聞かないとただ単に木と土が広がる広場を歩いているだけの状態になってしまう。

 

そのくらい、本当にのどかな雰囲気だった。

 

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一通りオーディオガイドを聴き終えキリングフィールド内を周ったら、最初に見たシンボル的な塔へ。

 

これは処刑された人たちの遺骨が大量に収められている慰霊塔。

 

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塔の壁の四方にはびっしりと骸骨が収まっている。

この骸骨は17段の棚で積み重なっている。

4月17日。ポル・ポトが攻め込んできた日付『17日』を意味しているのだという。

 

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骸骨の下には、実際に処刑に使われた武器(主に農機具)も展示されていて、

この骸骨の傷はこの農機具によるもの、という説明がされていた。

 

この農機具が使われたのも、銃の値段が高くて費用がかかるからという理由によるもの。

 

どっちの方がひどいと比べるつもりはないけど、

毒ガスなどを使用していたナチスの虐殺方法より、

農機具を振り回して打撃で殺すというアナログ的な方法は、痛みや辛さをなんとなく想像しやすく思わず顔が歪む。

 

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一通りキリングフィールドを見学したら、同じく敷地内にあった資料館のようなところへ。

こちらはキリングフィールド入場料に含まれているので出入り自由。

 

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ポル・ポトの生い立ちなど、当時の歴史を資料を通して学べる。

 

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16時30分。

すべて見学し終えてトゥクトゥクドライバーのもとへ。

 

やはり真面目な新人ドライバーなのか、

我々が戻るとしゃがみこんでバイクの点検らしきことをしていた。

 

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帰り道、こっそり3ショットを撮影。

 

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17時20分。王宮前。

やはりカンボジアは夕日がオレンジで綺麗。

 

この時間帯、この通りではラッシュが起きて大渋滞。

 

そしてこの新人ドライバーは我々のホステル(One Step Hostel)を知らないというので、ナイトマーケット前で降ろしてもらった。

 

料金は本当に2人で10ドル(約1140円)だった。

 

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17時30分。

宿目の前のコンビニで水を0.6ドル(約68円)で買い、宿へ帰宅。

宿の無料セルフコーヒーを飲みながらロビーでくつろぐ。

 

ちなみにこの無料コーヒーの存在知っていたのは、おそらくこの宿のゲストの中で我々のみ。

我々はスタッフに教えてもらったのだが、他の人はなんで知らないんだろう。

 

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19時30分。

今日もおととい同様、キッチンでパスタ。

今度こそ宿の人の仕事の邪魔にならないようにタイミングを見計らい、迅速に調理。

 

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今回も具材玉ねぎのみのオニオンパスタ。

2周目から持ってきた秘密兵器、『3つ星シェフの隠し味』を振りかければそれなりの味になる。

 

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夕食後は宿のシェイクを注文。

フルーツミックスのシェイクが1つ1ドル(約114円)。

種みたいなの(パッションフルーツ)がピリ辛だが、味が濃くてすごくうまかった。

 

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21時頃、部屋に戻りシャワーを浴び、今日は就寝した。

 

明日も早朝散歩をする予定。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

カンボジア6日目〜プノンペンのイオンとナイトマーケット〜 世界一周259日目★

昨日、シェムリアップからバスで首都プノンペンまでやってきた。

宿泊するホステルは綺麗だしスタッフも良さそうだし、ここなら4泊してもイヤにはならなそう。

 

一気に4泊も宿泊予約を入れるなんてのは危険なので普段は絶対しないが、ここの場合は当たりだったかな。

 

今日は早朝にメコン川沿いを散歩すること以外、特に何も決めていない。

 

何をしようか。。

 

(1ドル=約115円 1リエル=約0.028円 ドルがちょっと上がってきた。。2017年3月10日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝6時30分。相方に起こされる。

 

2階のリビングスペースにはチェックイン待ちと思われる人たちが横になって仮眠を取っていた。

 

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7時過ぎに外出。

宿の前の道路の交通量がヘビーなのでなかなか渡れないでいると、宿専属のトゥクトゥクドライバーが先導して道を渡ってくれた。

 

ついでに、

『今日14ドルでキリングフィールドに行かないか?』と営業されたが、

とりあえずは丁重にお断りしといた。

 

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朝日を見ながらメコン川沿いを散歩するつもりだったが、7時すぎではちょっと遅かった。

 

それでも、この時間ならまだ外は涼しいので散歩をするにはちょうどいい。

 

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川沿いには味のある船が数隻停泊していた。

 

 

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土手にはたくさんのゴミが。

せっかくいい景色なのに、もったいない。

 

 

 

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犬好きの相方がその辺にいた犬と戯れていると、飼い主っぽい人が現れ犬を抱き上げた。

 

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そのまま犬を駐車券を入れる機械の上にのっけた。

しばらくこの犬は降りることができずこのままの状態だった。

 

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川沿いをさらに歩いていくと、カリフォルニアを彷彿させるようなヤシの木ロードがあった。

 

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そこをずーっと歩いていくと、マッスルパークが。

朝から市民が健康な体づくりに励んでいる。

 

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我々もそれに参加。

朝は涼しいので、体を動かすには最適。

日中にこんなことをやってしまったら確実に熱中症になってしまうだろう。

 

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マッスルパークで一汗流した後は、道の向こう側に見える立派そうな寺院へ行ってみることに。

 

ここで、変なトゥクトゥクドライバーにつかまってしまう。

 

今朝宿の前でされたのと同じように、

『今日キリングフィールドへ行かない?』というお誘いだった。

 

まったく、カンボジアではよくナンパされる。

プノンペンの見所はキリングフィールドなんだな、ということがよくわかる。

 

このトゥクトゥクドライバーは少し日本語も喋り、陽気で、さらにしつこい。

 

いったいどのくらいまで値段が下がるのか試しに値切ってみると、2人で往復12ドル(約1380円)まで下がった。

 

大体の相場がわかったところで、お断りを入れて向こう側に見える寺院の方へ。

 

それでもこのトゥクトゥクドライバーは本当にしつこくて、なかなか我々を行かせてくれない。

 

半ば強引に振り切ると、『ここで待ってるからな!』と言って念押しをされた。

 

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何はともあれ、なんとかそのトゥクトゥクドライバーを振り切った我々は寺院へ。

調べてみると、この寺院の名前は『Wat Ounalom』無料で入れた。

 

タイの寺院のように、ここカンボジアの寺院もキンピカピン。

そいういえば、アンコールワットも寺院だがこのようにキンピカピンにしようとは思わなかったのかなぁ?

 

デカすぎてそんな金がなかったのか。

 

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寺院を出たら、もう少し歩いて王宮へ。

 

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川沿いには人がたくさんいて賑わっている感があったが、王宮付近になると途端に人がいなくなり、シーンとしていた

 

なんでだろう。

 

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これがカンボジアの王様らしい。

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王宮の目の前は広場になっている。

鳩はたくさんいるが、やはり人は少ない。

 

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そろそろ暑くなってきたので、先ほどのトゥクトゥクドライバーに捕まらないように回り道をして宿に戻る。

 

宿に戻ると ”こんなにいたっけ?”と思うほど欧米人がたくさんいた。

 

そしてなんかちょっと雰囲気が違う。昨日まであったはずの下駄箱もなくなっているし。。

 

よく見ると、ここは我々が宿泊している『One Stop Hostel』ではなく、『Onederz』とかいう別のホステルだった。

 

おそらく両者は同じ系列のホステル。あまりにも雰囲気が酷似していたので全く気がつかなかった。

 

宿に戻ったらまずは受付でシェイクを注文しようとしていた我々。

注文する前に気がついてよかった。。

 

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9時10分ごろ。

今度こそ本当の宿に戻り、受付でシェイクを注文。

 

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こちら、宿の食事のメニュー表。

 

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マンゴーシェイクを2つ注文。1つ1ドル(約115円)。

朝食メニューもあったが、この日は節約ということでシェイクだけにしておいた。

 

肝心の味は、薄い。。

量はまぁまぁあったが、これは微妙だな。。

 

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その後11時過ぎまでロビーに居座る。

 

『あいつら朝からずっとあそこにいない?』なんて思われているかもしれないけど、違うんだ。

私らは朝7時に宿を出てもう一通りの活動はしてきたんだ。

 

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11時10分。外出。朝とは打って変わって、暑い。。

目指すは4キロほど離れたところにあるイオンモール

 

日本では暇になったらとりあえずイオンへ行っていた我々だが、まさかカンボジアでも同じような状況に陥るとは。。

 

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暑いが、トゥクトゥク代をケチってイオンまでは徒歩で行く。

 

途中広い広場があり、真ん中にはこのような塔が立っていた。

 

見ると『Cambodia-Vietnam Friendship』と書かれていた。

 

それ以上の情報は得られなかったが、この塔にそれ以上の情報は必要ないだろう。

 

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さらに歩を進めると、急に街の雰囲気がガラッと変わった。

 

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なんかめちゃボロい建物がたくさん出てきたりして、一気にローカル感が増した。

 

我々が滞在しているエリアは観光エリアで、こっちのエリアが本当のプノンペンの姿なのか。

 

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12時。宿を出て50分ほどでようやくイオンモールに到着。

 

あのイオンの看板を見ると、ここがカンボジアであることを忘れてしまいそうだ。

 

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内装は思っていたよりも綺麗。

さびれたデパート風にはなっていなくてちょっと安心した。

 

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とりあえず昼飯ってことで、フードコートやスーパーを物色する。

 

さすがイオン。寿司のクオリティーもなかなか高そうだ。

 

値段も2〜4ドル代のものが多く、欧米諸国などと比べたらはるかにお手ごろ。

 

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フードコートにはこんな虫の料理もあった。

こんなんを好んで食うヤツがいるのか。。

 

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結局私はサーモン丼を2.5ドル(約287円)で購入し、フードコートの席で食べた。

相方はツナサンドを購入していた。

 

両方とも、味はうまいが値段相応の量。全然足りない。

 

ちなみに、イオンのくせに支払いにはクレジットカードが使えなかった

宿もそうだったし、カンボジアでは基本的にクレジットカードは使えない印象。

 

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その後はテキトーにイオン内を散策。

ダイソー、セリア、ジンズ、ノジマなどの日系企業が目立つ。

寿司やしゃぶしゃぶなどの和食レストランも多かった。

 

映画館やゲームセンターもあり、規模はカンボジアにしてはなかなかのものか。

(正直、思っていたほど大きいものではなかったが。)

 

日本でこの規模のイオンがあってもまったく大したことはないだろう。

雰囲気的には、ジャスコの雰囲気だった。

 

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散策後、さすがにあれだけではお腹が満たされなかったのでイオン内にあるパン屋へ。

 

私はここで1本0.2ドル(約23円)のフランスパンを購入し、イートインスペースでそれを食べた。

 

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15時。

また4キロ以上も歩いて帰るのはめんどくさかったが、節約のため帰りも徒歩で宿まで。

 

まだまだ外は暑い。。

 

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途中、川沿いのベンチで休憩を取りながら帰る。

 

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16時20分。

ようやく宿にたどり着いた。

 

宿の目の前のコンビニで水1.5リットルを0.6ドル(約69円)で購入。

冷たい水で喉を潤す。

 

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その後はまたロビーに居座りお金の計算などをして時間を過ごす。

 

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19時15分。宿近くのナイトマーケットへ行ってみた。

 

なんとここのマーケットには椅子やテーブルがなく、

このように敷かれたマットの上に座り込みまるでピクニックのように食事をとる。

 

このようなマーケットはなかなか珍しいのでは。

 

規模は想像をはるかに上回るほど小さく、

写真に写っているピクニックスペースをぐるっと取り囲む程度しか食べ物屋台が出ていなかった。

 

あとはプラスアルファで衣類の屋台が同じくらいの軒数出ているくらい。

 

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だいたいどこの店も売っているものは似たり寄ったりで、値段も同じようなもの。

チャーハンとヌードルがそれぞれ1.5ドル(約172円)くらいだったかな。

 

相方はそのチャーハンと、エビフライ0.5ドル(約57円)を注文していた。

 

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私はこの焼き鳥屋のような店が目に止まり、ここで食事を購入。

 

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好きな串焼きを選び、それをパンに挟んで食べる料理。

 

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パン半分0.5ドル(約57円)、

焼き鳥みたいなの1本0.5ドル、

ドラム型チキンが1つ1ドル(約115円)で、

合計2ドル(約230円)。

 

フランスパンは昼間イオンで1本0.2ドル(約23円)で売っていたので、ボッタクリ具合がよくわかる。

 

味は美味しかったが、量は少なかった。

 

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出来上がった料理を運び、このように地べたに座って食べる。

 

一見自由席に見えるが、実は店ごとにちゃんとスペースが決まっていて

全然違うところで食べようとすると注意される。

 

この後私はシェイクを購入してテキトーな場所に座って飲んでいたが、

店員から『そこはダメだ。』、と注意を受けた。

 

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こちらがそのバナナシェイク1ドル(約115円)

シェイクは1日1本だけと決めたはずなのに(それもついさっき)、購入してしまった。。

 

味は、ヌルヌルしていて氷が大粒。

飲んだ後、口の中がカルピスを飲んだ後のようにケシケシする。

 

つまり、あまり美味しくないということだ。

 

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その後は衣類コーナーをサーッと見てみたり、ライブステージでやっていた見世物を見たりして宿に戻った。

 

本当に、『これでも首都か!』と一喝したくなるくらい規模が小さく、思ったより早々の退散となってしまった。

 

シェムリアップのナイトマーケットがあれだけデカかっただけに、そのショックは大きい。

 

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20時30分ごろ宿に着き、シャワーを浴びてテキトーに過ごしたら早めの就寝。

 

今朝早かったし、明日は朝日に間に合うようにもっと早く起きる予定だからな。

 

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そういえば今日からまた新たな白人男性客がこの部屋にやってきて、ついにこの4人部屋も満室となった。

 

我々以外の2人の欧米人は、共通してエアコンの設定温度が低い。

(平気で20度を下回ってくる。)

 

寒がりの相方はさすがにもう我慢できなくなったらしく、私とベッドを上下交換。

上のベッドの方が風が当たらなくていいのだとか。

 

とにかく、昨日も思ったが、欧米人はなんであんなに暑がりなんだ。。

 

▼次回記事(キリングフィールドへ)

earthtravel.hatenablog.com

カンボジア5日目〜シェムリアップからプノンペンへバス移動〜世界一周258日目★

本日、4日間滞在したシェムリアップを出発してカンボジアの首都プノンペンへ向かう。

 

アンコールワットも見れたし、泊まっていた宿『リラリゾ』の人たちも面白かったし、のんびりしながらもなかなか楽しめた印象のシェムリアップ。

 

首都プノンペンは治安が悪いらしいので、正直あまり行きたくないな。。

(でも予約している飛行機がプノンペン発なので行かなくてはならない。)

 

(1ドル=約114円 1リエル=約0.028円 2017年3月9日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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今朝は6時30分に起床。

7時10分に朝食へ。

天気が曇りだったので、いつもより涼しい。

 

 

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8時30分。

部屋でパッキングを終えたらロビーに出てきてチェックアウト。

 

今まで1泊2人で12ドルだと思っていたが、実際は1泊2人で15ドル(約1710円)だった。

エアコンなしだと12ドル(約1360円)なのらしい。

 

あんな効きの悪いエアコン、あってもなくても大して変わりはなかったが。。

 

クレジット決済だと手数料で3%かかると言われたが、クレジットで支払った。

 

我々がいつも使っている新生銀行の海外キャッシングでは最低でも4%は取られるから、クレジットの方がまだお得かな、と考えたからだ。

 

貴重なドル札をここで使いたくなかったってのもある。

 

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8時45分にピックアップ予定だったバンは、40分近くも遅れて9時25分頃宿に到着。

ちゃんと来るか心配だったが、宿のオーナー曰く『よくあることだよ。』と。

こんな大遅刻よくあっちゃ困る。

 

ってか、プノンペン行きのバスは9時30分出発なのに、これじゃバスも大幅に遅れることは確実だな。

 

こうやって、遅延が遅延を呼ぶのである。 

 

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9時45分。

バンはバスターミナルに到着。

プノンペン行きのバスにはまだまだ人が集まっていない様子。

 

ちなみに、昨日購入したプノンペン行きのバスチケットは1人8ドル(約912円) 。

これを考えると、トゥクトゥクの料金って本当に高い。

 

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『こんな原付、バスに乗るわけねぇだろ!』

 

なんて思って見ていたが、これが案外スッとバスの中に吸い込まれていく。

 

他にもたくさんの荷物を載せていっていたが、滞ることなくどんどんバスの中に入っていく。

 

バスの中は四次元空間なのか。。

 

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バスに乗り込み席に着こうとするが、我々の席にはすでに先客が座っている。

 

『あのー、そこは僕らの席なんですけど。』

 

そう言うとすんなりどいてくれたが、

その人は『たぶん誰も席を守ってないと思うよ。』と一言言っていいった。

 

まぁ確かにそうだろうな。と思った。

 

その後スタッフが来て席の配置をし始める。

それなのになかなか退こうとしない欧米人。

 

全く、なんで彼らは決められた席に座ることができないんだ。

 

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席に着くとしばらくして、無料の水が配られた。

 

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さらにはコーヒーやお菓子類も。

 

バンコクからシェムリアップに来る時もそうだったが、

カンボジアのバスでは何かしら食料が付いているのでちょっと嬉しい気分になれる。

 

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結局、バスは30分遅れの午前10時に出発。

バスにはワイファイがあると聞いていたが、案の定繋がらない。

 

座席は柔らかくていい感じ。これで8ドルなら安い。

 

シェムリアップの宿で聞いた情報だと、

プノンペン行きバスには地元民向け(5ドル)、VIPレベル(15ドル)、中間レベル(10ドル)があるらしい。

 

我々が乗ったこのバスが地元民向けのものだとは考え難い。

 

なので中間レベルに8ドルで乗れたということでラッキーだった。

 

(そもそもそのランク付け情報も確かなものなのか怪しいが。。たぶん、バス会社によって値段が若干違うんだろうな。)

 

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12時30分。

バスは休憩のため停車。

 

同乗者の欧米人に何分の休憩なのかを聞くと、

 

『よくわからないけど、たぶん20分くらいだと思うわ。私たちは料理をテイクアウェイするつもりよ。』

 

と言っていた。

 

確かに、20分という時間は飯を頼んで食い切るにはちょっと時間が短い。

 

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バスはこのような中華レストランの目の前に停車。とりあえずこのレストランの中へ。

 

ちなみにこのレストラン内にはトイレもあり、

ここで食事をしなくてもトイレだけ利用するのも可能な感じ。

 

実際、トイレだけ利用して出て行く人も大勢いた。

 

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席に着き、周りのお客さんが食べていてすごくボリューミーで美味しそうだった焼きそばみたいな料理を指差して注文。もちろん、お持ち帰りで。

 

2人でシェアするため大盛りにした。4.5ドル(約513円)だった。

 

席で料理を待っていると、レストラン前で停車しているバスにどんどんと人が乗り込んでいくのが見えた。 

 

”これはいかん!”、と思い、『いざという時はなんとかしてくれ。』と先に相方をバスに行かせた。

 

さらに待つこと数分で料理は運ばれてきたが、お持ち帰りと言ったはずなのに大盛りの焼きそばはしっかりと皿に盛られている。

 

『持ち帰りと言っただろ?』

 

そう言って私はウェイトレスを急がせた。

 

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なんとかバスには間に合った。

座席について料理の箱を開けてみると、ビニール袋に入った焼きそばが。

 

ビニール袋に食べ物を入れるのは東南アジアでは日常よく見る光景だが、

それをさらに発泡スチロールのパックに入れるのならばビニール袋なんてなくてよかったのに。

 

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結局こうやって発泡スチロールのパックに焼きそばをあけて食べるんだから。

 

見た目は美味しそうだが、実際の味は麺が柔らかくて野菜が硬いという、私の好みとは真逆のものだった。

 

それに、いくら大盛りにしたとはいえ2人で分けて食べたら全然量が足りなかった。

 

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15時45分。

バスはカンボジアの首都プノンペンに到着。

思いの外早く着いたな。

 

毎回のごとく、バスを降りたらトゥクトククドライバーたちが客引きを頑張っているが、とりあえずそれらは無視。

 

歩いて予約している宿まで向かう。

 

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プノンペンも日中は暑い。

 

世界2周目から新たに持ってきた、クッカーや米などの食料が入った食料バッグが重くてしょうがない。

 

こんなものを持ってきてしまったことをすこぶる後悔しながら歩を進める。

 

早く自炊をしてこの米やパスタを消費していきたい次第だ。

 

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16時10分。

汗だくになりながら、ようやく今回の宿『One Stop Hostel(ワンストップホステル』に到着。

 

なんでもここは日本人のオーナーが展開しているホステルなのらしい。

 

とはいえ、現場で働いているスタッフに日本人はおらず、全員カンボジア人だった。

 

▼『One Stop Hostel』の場所

 

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チェックインを済ませて部屋へ。

4人部屋ドミトリー。清潔感があり綺麗。スタッフも優しくフレンドリー。

 

エアコンあり、ワイファイ無料。

 

1人1泊7ドル(約798円)。

 

1泊500円前後で宿泊できるところもあるので、まあこれでも少し金を出した方か。

 

それでもコスパはいいところだったと思う。 

 

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シャワールームにも清潔感がある。

 

チェックインしてからすぐにシャワーを浴びたが、サビ臭くなく水圧もいい

 

”カンボジアのシャワーはサビ臭いもの”

 

と思い込んでいたが、ここで初めて

 

”シェムリアップの宿『リラリゾ』のシャワーがサビ臭さかっただけなんだ”

 

ということに気づいた。

 

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ロッカーも大きめで満足。

バスタオルは無料だが、デポジットとして5ドル必要。

デポジットなので、チェックアウト時にその5ドルは返ってくる。

*借りた際の領収書的なのは無くさないように。

 

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今のところ、非常にいい感じの『One Stop Hostel』

実は他にも何店舗かあって、シェムリアップにも店舗があったらしい。

 

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シャワーを浴びたらとりあえずロビーへ。

パソコンなどをして時間を過ごしていると、突然1人の日本人青年に声をかけられた。

 

日焼けをしていて、その風貌からも旅人感がにじみ出ていたが、

話を聞いてみるとまだ19歳で今回が初めての海外旅行なのらしい。

 

初海外でこの風貌とは、なかなか将来有望だ。

 

なんでも『タビイク』という旅人育成企画に参加して今回の初海外旅行を決行しているらしい。

 

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そんな彼は昨晩遅くにスマホのマップを見ながら外を歩いていたら、突然背後からバイクに乗った男にスマホを奪われたらしい。

 

相手はバイクに乗っているのでそのまま逃走。

 

困った彼はとりあえず安いタブレットを購入したらしいのだが、

そのセットアップがうまくできないので我々に相談してきた、という経緯だ。

 

それにしても、プノンペンって本当にスリが多いんだな。

 

宿の注意書きにも『外に出る際にはスリに注意するように』とわざわざ書かれているし。

 

歩きながらのスマホマップとのにらめっこには気をつけなきゃ、と思わされた。

 

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残念ながらセットアップはうまくできなかったものの、

その後彼や途中からやってきたカンボジア暦10回以上という日本人女子大生の子としばらく会話を楽しんだ。

 

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20時40分。

いい時間になったら、我々は今夜の晩飯作りを開始。

 

見るからに従業員用のキッチンだが、

スタッフに聞いたら空いている時なら使っていいとのことだった。

(というか、予約時に確認した時にはこの宿はキッチン付きとなっていたのだが。。)

 

使いたくてもキッチンがなくてなかなか使えなかった米やパスタを、ようやくここで消費できる。

 

自炊ができるということより、食料を消費して荷物が軽くなることが嬉しかった。

 

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使っていいとは言われたものの、客からの注文が入ればもちろんスタッフがキッチンを使用する。

 

スタッフの話では18時〜21時くらいがキッチンのピークだと言っていたのに、

18時を過ぎても忙しい気配はなし。

 

21時過ぎに我々が調理を開始しようとすると、狙ったかのように注文が殺到。

キッチンはたちまち忙しくなる。

 

”ちょっと、、話が違うぞ。。”

 

注文と注文の合間を縫って、我々はなるべく邪魔にならないように迅速に調理を遂行した。

 

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そして作り上げたのがこのオニオンパスタ。

 

食料を減らしたいなんて言いつつも、

持っているのは日本米1キロとパスタ500gと玉ねぎ2個のみ(あと醤油とかの調味料。全部重量級。。)

 

なかなか質素なパスタだったが、味の方はまずまず、かな。

 

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 晩飯後は宿目の前のコンビニへ行きアイスでも買おうとするが、

最低でも1個1ドルはしたのでやめる。これじゃ日本とあまり変わらないよ。

 

再び宿に戻ると大学生たちはまだ喋っていたが、我々はもう部屋に戻り寝ることに。

 

0時くらい。ようやくドミトリーに他の客が現れた。

部屋に入るやいなや不快な顔をして『ウォーム。。』とか言ってエアコンをマックスの18度まで下げやがった。

 

欧米人って、なんであんなに暑がりなんだろう。。

 

旅中、特に寒がりの相方は欧米人の異常なまでの暑がり具合に被害を被ることがよくある。

 

部屋は瞬く間にキンキンに冷え、さすがの私もブランケットを羽織って寝ざるをえなかった。

全く、こんな部屋だったら冷蔵庫いらずだな。

 

明日はとりあえず早起きして、宿のそばを流れるメコン川沿いを散歩する予定。

 

▼次回記事

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【シンガポール】チャンギ国際空港ターミナル1 プライオリティーパスラウンジ情報『Plaza Premium Lounge』(プラザ・プレミアム・ラウンジ)

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シンガポールのチャンギ国際空港には、プライオリティーパスが使用可能な空港ラウンジが、

 

ターミナル1に3つ、ターミナル2に3つ、ターミナル3に4つと、なんと合計10個もある。(2017年7月現在。)

 

しかもチャンギ国際空港では、

 

エアサイド(出国審査後のエリア)に入っても無料のスカイトレインが通っていてターミナル間の行き来が自由。

 

*こんな感じ↓↓

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つまり、

 

国際線、国内線、航空会社などは関係なく、チャンギ国際空港で飛行機に搭乗しプライオリティーパスを所持している人なら、どのラウンジにも自由に訪れることができる

 

のだ。

 

そんな『空港ラウンジ天国』のチャンギ国際空港に我々は2度舞い降り、

計10個のラウンジを訪れた。

 

今回はその中で実際一番良かったと感じたラウンジ、ターミナル1にある

 

『Plaza Premium Lounge(プラザ・プレミアム・ラウンジ)』

 

の記録を残しておこう。

 

 

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基本情報 

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 ・場所:ターミナル1の3階。

(保安検査を抜けたら右へ。案内に従い進みエスカレーターを登ったら目の前。)

・Wi-Fi:あり。良好。

・電源コンセント:席によって有り。

・シャワー:あり。

・食事:あり(豊富)

・アルコール類:あり。

・横になれるスペース:数席あり。

 

内装・雰囲気

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受付の様子。

 

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正直、中は想像していたより広くない。

同じくターミナル1内にある『SATS Premier Lounge』の方が広々感はある。

 

でも、ブラウンを基調としていて高級感がある。

落ち着きを重視しているのか。

 

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ガラス張りの向こうには滑走路。

 

目の前をバンバン飛行機が飛び立っていく。

 

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食事・ドリンク類

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前述した通り、ここのラウンジの食事類の質は高い。

 

中でもお気に入りはチキンライスサーモンの寿司。

むしろ、この2つがあるからこのラウンジが1番好きかもしれない。

 

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シンガポール名物、『ラクサ』

麺はモチモチ。油揚げとはんぺんが美味しい。

とにかく辛かった。

 

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ここのチキンライスは個人的に好み。

 

鶏肉が柔らかくて美味しい。

何杯もおかわりした。

 

*2017年7月現在、チキンライスの提供時間は23時〜朝6時までに限定されていた。

 

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手巻き寿司もここの目玉。

 

ネタはサーモン、マグロ、アボカド、カニかまぼこなどが並んでたが、我々はサーモンをヘビーオーダー。

 

何本もおかわりした。

 

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しかし残念ながら深夜の乗り継ぎで訪れた時は、寿司の提供は行われていなかった。

 

やはり、日中しかやってないのか。。

 

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オーダー制以外の食べ物。

 

ずーっと放置されている『冷やしそば』はのびきっていることがほとんどだが、個人的にはなかなか好き。

 

寿司、そば、うどんなど、このラウンジでは和食が目立つ。

 

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バーカウンターではアルコールを注文できる。

 

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アルコール類メニュー。

 

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シャワールーム

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まずは受付でシャワールームキーをもらう。

 

プライオリティーパス会員ならシャワーは無料で利用できる。

 

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シャワー室の様子。

 

清潔感、水圧、温度すべて問題なし。

 

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シャンプー、ボディージェル、バスタオル、歯磨きセット、綿棒、シャワーキャップのアメニティー付き。

 

バスタブはさすがにないが、ホテルのシャワールームのよう。

 

 まとめ

 以上。

我々の経験したチャンギ国際空港のターミナル1『Praza Premium Lounge』

 

広さはさほどなく、料理の種類も想像していたよりも少なかったが、

それでもずっとここで過ごせそうなくらい落ち着けるラウンジで、大満足だった。

 

注意したいのは、できるなら深夜よりも昼〜夜にかけて滞在すること。

 

どこのラウンジもそうだろうが、その時間帯の方が料理類が充実しているので絶対にいい。(その分人も多くなるが。)

 

振り返ってみて、我々の世界一周での栄えあるナンバーワンの空港ラウンジは、

やっぱここ、『Plaza Premium Lounge』になるのかな。

 

いろいろ行ってみてわかったけど、アジアの空港ラウンジのクオリティーは基本的に高い

 

『もっと頑張れよ欧米諸国』、と喝を入れたくなるくらい。

(日本はどうなんだろう。。?)

  

▼世界各国の空港ラウンジ情報

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カンボジア4日目〜シェムリアップのナイトマーケット観光〜世界一周257日目★

昨日、カンボジア観光最大のハイライトであるアンコールワット遺跡群観光を終了させた我々。

そうなると、もはやここシェムリアップに、極端なことを言うとカンボジアに長居は無用ということになったわけだ。

しかし、先日予約したプノンペン発クアラルンプール行きの飛行機はまだ5日も先。

あと5日間はいやでもカンボジアに滞在していなければならない。(別に嫌ではないのが。)

プノンペンに5日間はさすがに長すぎるので、とりあえず今日はまたここシェムリアップで過ごすことにした。

 

(1ドル=約113円 1リエル=約0.028円 2017年3月8日。)

 

◎前回の記事↓↓

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朝8時30分に朝食会場へ。

そこでは日本のNHKが放送されていた。

『LIVE』とか書いてあるが、明らかに古いニュースが流れていた。

なーんだ、録画か。

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ドイツ、フュッセン〜Old Kings Fuessen Design Hostel〜 おすすめ宿情報★

ドイツのフュッセンで泊まった宿、

Old Kings Fuessen Design Hostel の情報です(^o^)

  

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フュッセンの街中にあり、大きなスーパーも徒歩圏内です。

長距離バス(FLIX BUS)のバス停からは少し距離があります!(歩けなくはないが。)

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カンボジア3日目②〜アンコール遺跡郡観光(アンコールワット・タケウ・タプローム)〜 256日目★後編

カンボジアのシェムリアップで、カンボジア観光最大のハイライトであるアンコール遺跡群を観光中の我々。

今朝は5時に宿を出て、アンコールワットの背後に登る朝日を見に行った。

朝日を見終えたら朝食を取りに一旦宿に戻り、9時から再びアンコール遺跡群観光を再開。

アンコール遺跡群は広い。

広大な遺跡群をゆっくり回って観ていくために、3日券や7日券というものも存在している。

そんな中我々は、1日券でスピード観光を敢行する。

 

(1ドル=約113円 1リエル=約0.028円 2017年3月。)

 

◎前回の記事↓↓(アンコールワットの朝日)

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝9時に、泊まっている宿(リラリゾ)を出発。

『半ズボン禁止』のところがあるかもしれないので、一応長ズボンに履き替えてきたが、その必要はなかったみたいだ。

9時30分ごろ、一つ目の遺跡に到着。

まずはタ・プロームという遺跡から散策。

前述した通り、アンコール遺跡群は広い。

アンコール・ワットとは、アンコール遺跡群の中にある1つの遺跡にすぎない。

ゆえに、アンコール・ワット以外にもまだまだたくさんの遺跡がアンコール遺跡群の中にはある。

本日我々は、タ・プローム→タ・ケウ→アンコール・トム→アンコール・ワットという流れで観光していくことになる。

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イギリス、ロンドン〜St. Christopher's inn London Bridge 〜おすすめ宿情報★

イギリス、ロンドンで泊まった宿、

『St. Christopher's inn London Bridge 』(セント・クリストファー・イン・ロンドンブリッジ)

の情報です(^o^)

 

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ロンドンブリッジ駅から徒歩数分と、なかなかいい立地です!

なんか、同じような名前のホステルがもう一つある(2号店?)みたいなので間違えないように注意が必要です。

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カンボジア3日目①〜【世界遺産】アンコールワットの朝日鑑賞〜 世界一周256日目★前編

現在カンボジアのシェムリアップに滞在中。

 

昨日は『天空の城』と称されるベンメリア遺跡を見学。

実際ベンメリア遺跡に『天空』の要素は全くなく、

ただ崩壊して木の根がはびこっている感じがラピュタに似ているというだけだった。

 

そして今日はついに、

カンボジア観光最大のハイライトである世界遺産アンコールワット遺跡へ行く予定。

 

アンコールワットを観光する際は、大体の人が早起きをして朝日を見に行く。

 

我々も朝日を見に行くため、今日は朝4時30分に起床した。

 

(1ドル=約113円、1リエル=約0.028円 2017年3月7日月曜日。)

 

▼前回の記事

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朝5時。

まだ外は真っ暗。トゥクトゥクに乗っていると少し肌寒い。

 

アンコールワットの背後に登る朝日を見に行くため、この時間から泊まっている宿(リラリゾ)を出発。

 

今日も昨日のベンメリア遺跡同様、大学院生2人組と行動を共にする。

 

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トゥクトゥクに乗っている間、

大学院生が『朝食をあげる。』と言って袋を取り出した。

 

『目をつぶってください。』、と言われるが、その時点でなんか怪しい。

 

なんとなく、”これは虫だな。” と勘づくと、その予感は的中していたよう。

 

袋の中には昨晩ナイトマーケットで購入してきたという、タガメなどの様々な種類の虫が大量に詰められていた。

 

かなりグロテスク。。

 

一口小さい虫をいただいたが、パリパリとしていて味自体は思っていたより悪くない。

 

しかし、虫ということを知ってしまっているので、そのことを考えるだけで吐き気がする。

 

舌で感じることができる触覚や足の細い感覚とか、マジで気持ち悪い。

 

食糧不足が懸念されている未来では虫を食糧とすることが検討されているらしいが、

この時虫を食べた瞬間、”そんなん無理!”と思った。

 

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5時10分。

まずはアンコールワット遺跡のチケット売り場に寄る。

 

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結構人がいたが、思いの外スムーズに列は進み、わずか数分並んだだけでチケットを購入できた。

 

”当日だと並ぶから前日までに買っておいたほうがいい”、

という情報も聞いていたが、我々の場合は当日の早朝購入でも全然余裕だった。

 

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アンコールワット遺跡の入場券には1日券、3日券、7日券があり、

それぞれ窓口に並ぶ列が違うので並ぶ際は注意したい。

 

1日券は1人37ドル(約4181円)、

3日券は1人62ドル(約7006円)、

7日券は1人72ドル(約8136円)だ。

 

(今年(2017年)の1月いっぱいまでは1日券で1人20ドルだったらしい。。残念。。)

3日券の場合、3日間連続券か、

1週間以内に連続しない3日間利用可能なフレキシー券かのいずれかを選択しなければならない。

 

同じく7日券の場合も、7日間連続券か、

1ヶ月以内に連続しない7日間利用可能なフレキシー券かを選択する必要がある。

 

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我々は1日券を購入。

 

カンボジア観光ビザで30ドルアンンコールワット1日券で37ドル。

合計67ドル。

 

カンボジア観光は何かと金がかかる。。

 

値段相応というのか、

顔写真までついて、なかなか立派なチケットを発行してくれた。

 

そのくせ、クレジットカードは使えないという不便さ。

 

そういえばパスポートの提示はなく、その代わり窓口で『出身はどこ?』と聞かれた。

 

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まだ薄暗いうちにアンコールワットに到着。

人の行く方へ進んでいっているうちに徐々にあたりは明るくなっていった。

 

アンコールワットに向かって左側の方の池にはもうすでに人がたくさん集まっていた。

 

こんな朝からこの人ごみはちょっと引くレベル。

 

まぁ、我々もこれからその群衆の一部と化すわけだが。

 

人が溜まっている左側の池付近でなんとかいいポジションを確保し、朝日が昇るまでそこで待機。

 

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5時50分頃。

あたりはかなり明るくなってきたが、いつまで待っても太陽が現れない。

 

”これは雲で太陽は見えないのでは?”

 

と思ってしまうほど、全然出てこない。

 

池の周りの人もなかなか顔を出さない太陽にしびれを切らしたのか、どんどんとこの場所を離れ別の場所へと移動していく。

 

人がいなくなれば前へ詰め、ということを繰り返していると、

気づけば我々は池の目の前、この人ごみの最前列を陣取っていた。

 

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6時40分頃。

ようやく朝日が顔を出した。

 

”逆さアンコールワット”もくっきりと見える。

 

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しかしそれは我々が想像していたまばゆいばかりの力強い光を放つ太陽ではなく、

まさに日本の日の丸がそのまま上ってきたような、小さくて輪郭がくっきりとしたまん丸な太陽だった。

 

これはこれで綺麗なのだが、この予想外な弱々しい太陽に少し幻滅した。

 

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太陽が出てくると人も増え活気だつ。

自撮り棒を持っている人、多かったな。

 

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しばらくしたら我々もポジションチェンジを試みる。

池に浮かぶこの”逆さ群衆”もなかなか綺麗だった。

 

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アンコールワット正面と朝日。

 

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”ダイヤモンド富士”ならぬ、”ダイヤモンドアンコールワット”

 

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そして今度は向かって右側にある池の方にも移動。

こっちの方が圧倒的に人は少なかったが、こっちはこっちで全然綺麗。

 

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火の玉使い。

 

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カメハメハ。

 

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7時15分。

朝日が朝日でなくなってきたくらいに、大学院生たちと合流。

 

客引きで寄ってきたカンボジア人に必殺タガメ攻撃で応酬。

 

袋の中身を見せて『食え。』というと、客引きは苦笑いを浮かべながら後ずさり。

 

現地人でもやっぱりこれは気持ち悪いのか。

 

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それでも彼にもカンボジア人の意地があったのか、我々がしつこく『食えよ。』と迫っていると、意を決したように虫を手に取った。

 

恐る恐る口に運び、渋い表情を浮かべていた。

 

虫を食ったところでこの客引きとはバイバイ。

 

いつもふっかけられてばっかの観光客が、客引きをからかって追っ払うのはなかなかの快感だった。

 

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7時30分。

アンコールワットを出てトゥクトゥクドライバーと合流。

ここで一旦宿に戻って朝食を取りに行く。

 

ちなみにトゥクトゥクドライバーは昨日と同じこの人。

我々の専属ドライバーみたいになっている。

 

この人にも虫を食わせてみたが、さっきの人よりかは極端に嫌がらず、終始ニコニコしながら虫を一匹平らげた。

 

まぁ、日本でも虫の佃煮とかを普通に食べれる人もいれば嫌がる人もいるからな。

 

カンボジアでも虫に対する好き嫌いは似たようなものということだろうか。

 

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8時。朝食。

昨日と全く同じメニュー。

まぁ、朝食はあるだけでありがたい。

 

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朝食後、ロビーでくつろぐ。

 

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くつろいでると、大学院生たちがまた差し入れをくれた。

今度は虫ではなく、ちゃんとしたフルーツ。

まるでアルマジロのような表面。

 

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皮をむいてみると中身はこんな感じ。

何っていう名前のフルーツか忘れてしまったが、味は美味しかった。

 

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9時。

テレビ局スタッフを引き連れてボランティア活動をしにカンボジアに来ていた車椅子に乗った少年が帰国。

みんなで見送った。

 

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世界一周継続中につきオンエアは見れなかったが、このお別れのシーンは絶対に放送されているだろう。

ひょっとしたら我々もちらちらテレビに写っていたかもしれない。

 

もっとガツガツカメラに映りこんでおけばよかったかな、と、この時少し控えめになっていたことを反省。

 

時には大胆な行動をとることも大事なのだ。

 

▼後半へ続く〜(昼間のアンコール遺跡群へ)

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▼あわせて読みたい 

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カンボジア2日目〜『天空の城』ベンメリア遺跡〜 世界一周255日目★

昨日、タイのバンコクからカンボジアのシェムリアップへバス移動してきた我々。

シェムリアップではもちろん、カンボジア観光最大の目玉であるアンコールワットへ訪れる予定。

 

しかし今日のところはまだアンコールワットへは行かず、『天空の城』と言われるベンメリア遺跡を訪れることにした。

『天空の城』でピンとくると思うが、ベンメリア遺跡はジブリ映画『天空の城ラピュタ』のモデルになったところ、とも言われているらしい。

まぁ、ジブリ映画のモデル説というのはガセ情報も含めいろんなところで流れているので、あまり簡単に信用しないでおこう。

 

(1ドル=約113円 1リエル=約0.028円 2017年3月6日。)

 

◎前回の記事↓↓

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朝は7時に起床。

7時30分に朝食へ向かう。 

続きを読む

ポルトガル、ポルト〜Cool Hostel〜おすすめ宿情報★

ポルトガル、ポルトで泊まった宿、

 

『Cool Hostel』の情報です(^o^)

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 ポルトはとにかく坂が多くて、場所によっては移動が結構大変です!!

私達はこことは別のエリアの宿にも宿泊しましたが、この『Cool Hostel』あたりの立地がすごくいい事に気付きました(>_<)

(ちなみにその別の宿はドゥエロ川付近の宿。ドゥエロ川付近を観光するには最適ですが、おそらくそこはポルトで一番海抜の低いエリアなので、駅や他エリアへ観光に行こうとすると底辺から急勾配を登っていかなければならないので正直しんどいです。。)

 

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スーパー、ショッピングセンターも近く、サン・ベント駅からも歩いて行ける距離です!

 観光名所だと、アルマス聖堂も近いです!

 

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ドミトリー8人部屋

 

1人1泊  1842円

 

Wi-Fiあり

 

●朝食付き

 

タオルなし

 

キレイなシャワー、トイレ

 

キッチンあり

 

冷蔵庫あり

 

エアコンあり

 

●共用のテラスあり

 

 

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キッチン。

 

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朝食会場。

 

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無料の朝食。

 

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共用トイレ・シャワールームも清潔です。

 

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そこまで広くはないが、テラスがあります。

 

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設備は全体的に清潔でした!!

マイナスを言えば、バスルームでの洗濯が禁止という事と、バスルームの数が少ない事ですね^_^

 

◎『Cool Hostel』の場所↓↓

 

◎我々のポルト滞在記↓↓

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カンボジア1日目②〜シェムリアップの日本人宿『リラリゾ』〜 世界一周254日目★後編

タイのバンコクから長距離国際バスに揺られてカンボジアのシェムリアップを目指している我々。

カンボジア国境での現地ビザも難なく取得でき、無事国境を超えることができた。

 

カンボジアの観光ビザの料金は30ドル(30日間)。

正直30日もいらないので、10日とかでもっと安いプランを作って欲しい。。

 

(1ドル=約113円 1リエル=約0.028円 2017年3月5日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

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16時45分。バスは停車。

どうやら乗っているバス会社のオフィスが終点らしい。

 

朝9時15分にバンコクを出発したので、所要時間は7時間30分。

(国境越えに50分くらい費やした。)

 

そしてこのバス会社の代表みたいなのがバスに乗り込んできて、非常になまりの強い英語で色々と説明をしだした。

 

とりあえず聞き取れたのは、

『シャムリアップ市内までは遠い。』

『このバス会社の提携ホテルまでだったらトゥクトゥク送迎無料』

『ご予約はオフィスで。』

『支払いにはドルを使ってください。カンボジアではドルが主要な通貨です。』

 

ということくらい。

 

 

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説明が終わり、外へ出てみる。

 

”こんなところで下ろすの?”

 

っていうくらい何もないところだった。

地図で確認してみても、確かにシェムリアップ市内までは遠い。

  

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シェムリアップでの宿はすでに予約済み。

とりあえずどうしていいのかわからなかったので、周りの人の動きに合わせてその辺をうろちょろ。

 

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偶然バスには日本人の方が数人乗っていたので、その人たちと状況を確認し合う。

とりあえずここからは、外で必死に客引きをしているトゥクトゥクドライバーたちを捕まえ自力でそれぞれの宿まで行く必要がありそうだ。

 

シェムリアップには、

『Relax & Resort(リラックス&リゾート)』(通称リラリゾ)

『クロマーヤマト』という主に2つの日本人宿が存在していて、我々が泊まるのはリラリゾのほう。

 

あいにく、同じバスに乗り合わせていた日本人の方はクロマーヤマトへ泊まるそうなので、トゥクトゥクの乗り合いはできそうにない。

 

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 一人のトゥクトゥクドライバーの客引きにのってみる。

カンボジアの自国通貨は『リエル』だが、先ほど代表が言っていた通りカンボジアでは事実上米ドルが主要通貨になっている。

 

リエルは1ドル以下の端数を数えるときに使用される、いわば”セント”のような存在。

ドルやリエルに加え、特にトゥクトゥクに乗るときなどはタイバーツも使用できる場合がある。

それだけバーツという通貨が東南アジアでは強いとうことだ。

 

しかも、

  ”米ドルからタイバーツへのレート変換が苦手なトゥクトゥクドライバー” 

というのも割と多く存在するらしく、

米ドルで値段を言われたらタイバーツで交渉してみるとレートより安く交渉成立することが多々あると言う。

 

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 我々の場合は手持ちのドルが少なく、あまりドルを使いたくなかったので始めからタイバーツでの交渉。

リラリゾまでいくらでいけるか聞いてみる。

すると、『1人200バーツ(約640円)だ。』と。

高すぎる。

 

1人100バーツで交渉するが、なかなか折れない。

こちらが150バーツに妥協すると言っても、

『明日アンコールワットへ案内する仕事をくれるなら150にしてやる。』と、なかなか強固な姿勢。

 

明日のプランはまだ決めていないので、ここでアンコールワット行きを約束したくない。

最終的に、バーツからドルへ変換して2人で10ドル(約1140円)という値段で交渉成立した。

ドライバー最初のの言い値より少し安いくらいか。

(結局ドル使っちゃった。。)

 

*後から知ったことだが、やはりこの10ドルというのは相場よりも全然高い値段だったらしい。

そしてこのあとリラリゾで出会うことになる大学院生たちの話によると、

リラリゾは宿泊に無料送迎が付いているので、彼らはその辺のトゥクトゥクドライバーからケータイを借りて、リラリゾに電話をしてトゥクトゥクドライバーを送ってもらい、無料送迎でリラリゾまでたどり着いたらしい。

そういうやり方もあるのか、と、感心させられた。

 

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ちょうどいい温度の風を浴び、夕暮れ時の街をトゥクトゥクに揺られるのはすごく気持ちが良かった。

でも、2人で10ドルはやはり高いな。

 

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17時20分。

トゥクトゥクドライバーはリラリゾの位置をはっきり理解していなかったみたいなので、近くまで行ったら我々のGPSナビに従いリラリゾ正面に到着。

 

発展途上国で『この場所わかるか?』とトゥクトゥクやタクシードライバーに聞いたら、

90%くらいの確率で『もちろん知ってるよ!さぁ、乗れ!』と言われるが、

そのうち50%くらいのドライバーは本当は目的地の場所をわかっていない。。

 

大体の位置が分かれば『知ってる。』と言いとりあえず客を車両に乗せてしまい、

近くまで行ったら『GPSは起動しているか?』と客にナビを促してくる。

 

今回のトゥクトゥクドライバーもその類の人だったみたいだ。

 

▼リラリゾの場所

 

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リラリゾに到着したのはいいが、目の前にある建物は我々が想像していたようなものではない。

 

”あれ?場所間違えたかな?”

と思った。

 

敷地内のソファーには現地民と思われる男どもがたむろしていて、とても日本人宿には見えない。

 

一応トゥクトゥクドライバーをその場で待たせ、恐る恐る建物内に入っり受け付けらしきところへ行ってみる。

するとオーナーと思われる人が出てきて、英語で予約確認を開始。

 

我々はリラリゾのホームページからメールを送る形で予約をしていたのだが、

ここに来るまで返事が返ってきていなくて、ちゃんと部屋が取れているのか不安だった。

 

オーナーがメールを確認し、ちゃんと部屋があることを確認した時ほっと胸をなでおろした。

 

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しばらく英語でやりとりしていると、ここに泊まっている日本人の宿泊者が受付に来てオーナーに日本語で話しかけた。

すると現地人だと思っていたオーナーも非常に流暢な日本語でそれに応対。

 

『え!?日本語しゃべれるんですか!?』

私がそう言うと、オーナーは、

 

『はい、問題ないです。』

と一言。

 

さっきまでの英語のやりとりはなんだったんだ。。。

 

さらにその日本人宿泊者の方曰く、

『ここは全然日本語オッケーですよ。なんならあそこにたむろしている人たちも日本語しゃべれますよ。』

とのことだった。

 

そこでたむろしている人たちというのは、どうやらリラリゾで雇われているトゥクトゥクドライバーなのらしい。

もちろん皆現地民。

 

すごい。日本人は皆無でカンボジア人のみで運営されている日本人宿。

パッと見は地元民の巣窟にしか見えなかった。。

 

一体どういう経緯でこうなってしまっているのか、非常に興味深い。

 

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とりあえず1泊だけ予約している我々だが、おそらく2、3泊くらい延泊をすることをオーナーに告げる。

オーナーは一応宿泊予定表みたいなのを確認して、『大丈夫大丈夫〜。』と言っていた。

そしてダブルルームへチェックイン。

  

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料金は2人で1泊15ドル(約1710円)。

1人1泊7.5ドル(約855円)計算。 

朝食付き。

ワイファイあり(部屋での繋がりはあまりよくない。)

洗濯無料。

 

エアコン付きの部屋を選んだが、効きが悪くてこの時間でも結構暑い。

 

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専用のトイレとシャワーはあるが、ここのシャワー、サビ臭い。

さらに少し茶色く濁っている。。

 

結局リラリゾには数日間滞在することになったが、このサビ臭いシャワーは結構だるかった。(さらに水圧も弱い。)

毎晩シャワーに入るのが憂鬱になる。

 

しかし前述した通りエアコンの効きが悪いため、シャワーを浴びないと暑くてベタベタして気持ち悪い、という悪循環。

 

今思うと、よくこんなところに数日間も滞在したな、と思う。

 

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部屋からの景色。

トゥクトゥクに乗っている時に見えたが、カンボジアは夕日が綺麗だった。

(部屋からは夕日は見えない。)

 

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荷物を置いたら、とりあえず宿内探検へ。

外出中の時は、『Gone to Temple(寺院へ行っています。)』という札をドアの前にかけるようだ。

 

”シェムリアップではアンコールワットをはじめとした寺院巡りくらいやることがないですよ。”、ということの裏返しに見えた。

 

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屋上には洗濯干し場が。

 

洗濯は部屋にある洗濯カゴに洗濯物を入れて朝扉の前に出しておけば、リラリゾ側でたたむところまですべてやってくれる。

 

そのサービスは嬉しいが、

今日出した洗濯物が翌日には返ってくるというものではなく、いつ返ってくるかわからないというのがたまにきず。

 

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館内には『ポーツマス、ポーツマス、にゃー。』で有名な芸人、猫ひろしのサインが飾られていた。

 

オリンピックに出場するという夢を叶えるためにカンボジア国籍を取得した猫は、

リラリゾのオーナーと仲が良く、カンボジアにいる時はちょいちょいこのリラリゾに遊びに来るという。

 

オーナー曰く、我々が滞在していたこの時期、猫はちょうど日本へ帰国中だったという。

ちょっと会ってみたかったな。

 

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館内をうろついているとここで雇われているトゥクトゥクドライバーに見つかり、

『明日アンコールワットへ行かないか?他に行きたいところはないか?』と営業をかけられた。(英語、時々簡単な日本語で。)

 

宿で雇われているのになんでこんなにしつこく営業をかけてくるんだ。。?

ここの宿のシステムがまるで読めない。

それだけ独特な雰囲気があり面白みのある宿だ、ということでもあるのだが。

 

最後にはドライバーの連絡先を渡されて営業活動は終了。

その後はリビングで少しくつろいだ。

部屋よりリビングの方がワイファイが強いしな。

 

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こんな感じでトゥクトゥクドライバーたちが暇を持て余している。(本当はまだまだ人数がいる。)

 

リビングに座っていると、車椅子に乗った日本人の青年が現れた。

しばらく彼と話をして時間を過ごす。

 

なんでも彼は事故で足を怪我してしまい車椅子に乗っているらしく、カンボジアへはボランティアのような形で来ているらしい。

 

ボランティアといっても何かの団体などに所属しているわけではなく、

自ら『カンボジアの小学校を周って子供達に鉛筆を配る』という企画を打ち立て、完全に個人で来ているのらしい。

 

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さらにすごいなぁと感心させられらのは、

彼は地元のテレビ局にその企画を自らプレゼンして売り込み、そのテレビ局をスポンサーにつけて旅を行っているのだという。

なのでカメラマンなどテレビ局のスタッフも数人同行しているとのこと。

 

将来の夢はカンボジアに自分の学校を設立することだ、と目を輝かせて語っていた。

 

しっかりとしすぎていて、予定も決めずにただなんとなく世界を放浪している我々の状況が恥ずかしくなった。

 

我々が世界一周を決行しているという話をすると、これまた目を輝かせて『すげー!!』と興奮していた。

 

いやいや、世界一周なんてお金と時間さえ作ってしまえば正直誰にでもできる。

夢を持ち、それに向かって大胆に行動を起こしている彼の方がよっぽどすごい。

 

私は興奮する彼にこれまでの旅の話をしながら、心の中ではそう自分を恥じていた。

 

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19時30分。

夕食を食べに外出。 

リラリゾのすぐ近くを通っている6号線という主要道沿いにある屋台群を訪れた。

 

先ほど車椅子の少年と話している時、

リラリゾで雇われている日本語ペラペラなトゥクトゥクドライバーは衛生面上あまりオススメしていなかったが、他に安いところを見つけられなかったので結局屋台でメシを食うことに。

 

なに、タイでも屋台のメシを食ったが特になにも問題なかったから大丈夫。

 

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6号線沿いにはたくさんの屋台が軒を連ねていて、その中から値段がちゃんと書いてあってうまそうな屋台を選び出した。

席数が足りなかったので、現地民と相席をすることに。

 

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こんな氷入りの水をサービスで出されたが、これこそ飲んだら本当にお腹を壊すやつだ。

もちろん我々は一切口をつけていない。

 

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料理が出てくるまで結構時間がかかった。

私はフライドライスを1.5ドル(約169円)で、

相方は『Chami』とかいう焼きそばみたいなのを1.5ドル(約169円)で注文。

(十分安いのだが、やはりドルだと割高に感じてしまう。)

 

エビと肉を切らしているということだったので、代わりに違う肉をたくさん入れてもらった。

 

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量と値段は申し分ないが、味の方はあまり美味しくない。

フライドライスも焼きそばも甘い味付けで、旨みというのが一切感じられない。

 

タイをはじめ、東南アジアは食べ物が美味しいイメージだった。

しかしカンボジア1発目の飯でこれを食わされたおかげで、

”カンボジアの飯はまずい” というイメージが我々に定着してしまった。

 

*実際まずかったのはこの屋台くらいで、この先食べるカンボジア料理には美味しいものもたくさんあったのでご安心を。

そして幸い、屋台のご飯を食べたことによってお腹を壊すということもなかった。

 

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夕食後はサーっと6号線沿いを散歩して、21時ごろリラリゾへ帰宅。

相変わらずエアコンの効きが悪く、ベタベタした体を洗い流すためにシャワーへ入るも水はサビ臭いく茶色く濁っているし、水圧は弱いしで最悪。

お湯はちゃんと出るが、この暑さなら水シャワーを浴びた方が気持ちがいい。

 

水道の水もサビ臭いので、歯を磨いたり顔を洗ったりするのも憂鬱になる。

タイから水をたくさん補給してこれば良かった。。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

カンボジア1日目①〜バンコクからシェムリアップへバス移動。国境現地ビザ取得〜 世界一周254日目★前編

沖縄からバンコク行きのピーチ便が安いということで、特に行きたいところがあるわけでもないタイのバンコクに来ている我々。

本日はついにそんなバンコクを離れ、お隣の国カンボジアへバス移動をする。

 

カンボジア入国の一番の目的は、つい最近(2017年2月1日から)入場料が大幅値上げになったらしい世界遺産『アンコールワット』

そのお値段、1日券でなんと37ドル(約3420円)。(値上げ前は20ドル)

カンボジアへ入国するためには30ドル(約3420円)の観光ビザ代金を払わなければいけないし、カンボジアは何かとお金がかかる予感。。

長居する必要はないが、ビザが無駄に30日間もあるので、せっかくビザを取るなら長居しないと逆にもったいない気分にもなってしまう。。

そういう風に思わせ長居をさせ、観光客にさらにお金を落とさせる。

なかなかやるじゃないかカンボジア政府。

 

(どこかで聞いた話だが、カンボジアは隣国ベトナムに牛耳られている部分があって、アンコールワットの収益も60〜70%くらいはベトナムに流れて行っているらしい。。)

 

(1バーツ=約3.2円、1ドル=約114円。 2017年3月5日。)

 

◎前回の記事↓↓

earthtravel.hatenablog.com 

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朝6時50分。

宿をチェックアウトする。

 懸念していた通り、受付には誰もいない。

鍵は開いていたので勝手に出て行こうかとも思ったが、外に設置してある呼び鈴を鳴らし、受付の目の前のカーテンの向こうで寝ているスタッフを起こし無事チェックアウトすることに成功。 

続きを読む

タイ2日目〜マハーブット寺院とトンロー駅のパッタイ〜 世界一周253日目★

昨日、タイの首都バンコクに到着し、本格的に世界2周目をスタートさせた我々。

カンボジアのシェムリアップ行きのバスチケットを買いに行き、世界の都市をテーマにした風変わりなショッピングモール『ターミナル21』を散策し、夜にはバンコクの歓楽街の雰囲気を見学しに行った。

カンボジアへ行くのは明日の予定なので、もう1日バンコクで過ごすことになる。

とりあえず今日最初の予定は、宿移動だ。

 

(1バーツ=約3.2円 2017年3月4日。)

 

◎前回の記事↓↓ 

earthtravel.hatenablog.com

 

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今朝は4、5度寝くらいして、結局10時過ぎに起床。

やはり前日空港泊だと、しっかりと睡眠がとれていないのか。

とりあえず1階のリビングへ行くと、食パンとジャムが用意されていた。

これが朝食か。

 

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トーストを焼いていると、もろオネェが入った現地人に、オネェ風に話しかけられた。

『ハーイ、日本人ね♡ よろしく♡ ところで私の顔はタイ人に見えるかしら?♡』

と、私に問うてきた。

『イ、イェス。』

私は少し戸惑いながらそう答えた。すると、

『違うわよ〜♡ 私はインドネシア人よ♡』

と、正された。

そんなのわかるはずねぇだろ。

日本人、中国人、韓国人がよく間違えられるように、東南アジア諸国間でもそのような微妙な違いというのが存在しているのか。

 

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ようやくトーストが焼きあがり、そのインドネシア人のオネェとのようやく別れの挨拶ができた。

すかさずできたトーストを部屋に持って行き食べる。

そのままリビングで食べようものなら、そのオネェに何されるかわからないからな。

 

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12時。チェックアウト。

ここの宿(VX THE FIFTY)は本日満室だというので、1泊しか予約を入れていなかった我々は宿の移動を強いられた。

大きな移動はめんどくさいので、2軒目の宿もオンヌット駅の近くで探して予約した。

 

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徒歩12分ほどで本日の宿、『First Inn Bangkok(ファースト・イン・バンコク)』に到着。

 

◎ファースト・イン・バンコクの場所↓↓

 

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とりあえずチェックインし、荷物を部屋に置く。

ロッカーは廊下にあり、かなり大きめ。

 

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10人部屋男女共同ドミトリー。

1人1泊659円。

ワイファイあり。

トイレシャワー共同。

朝食は付いていない。

 

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共同のシャワー、トイレ、洗面所はこんな感じ。

シャワーの水圧水温も問題なく、清潔感も問題ない。

 

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世界2周目に出るにあたって、日本からパスタやカレー、日本米などの食材を豊富に持ってきた我々は、本日の昼ごはんはこの宿のキッチンを使ってパスタでも作って食べようと思っていた。

しかし、この宿にはキッチンはあるがコンロがないと。

”なんでだ!?” 

そいいえば、今朝チェックアウトした宿にもキッチンはあったがコンロはなかったな。

東南アジアの宿ではキッチンにコンロがないのは当たり前なのか??

(事実、この先東南アジアを放浪するにあたって何件もの格安ホステルに滞在してきたが、コンロ付きの宿というのは非常に少なく、あっても主にスタッフが使う用、といったところがほとんどだった。)

ちなみに、その他東南アジアのホステルの特徴として、館内は土足禁止で入り口で靴を脱がなくてはならない、だいたいの宿のチェックアウトは12時、というのがあげられる。

 

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自炊ができないなら仕方がない。

宿のスタッフに、『この辺でオススメのパッタイ屋さんはないか?』

と聞くと、

『パッタイねぇ、テスコのフードコートのパッタイが美味しいわよ。』

と言われた。

食事にフードコートをすすめてくるあたりがいかにもタイっぽい。

 

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テスコへは行かなかったが、この辺りの観光地『ワット・マハーブット(マハーブット寺院)』へ行く途中にあったデパートのフードコートへ寄った。

”タイのフードコートは抜群の安定感を持っている” ということは我々も薄々気づいていた。

 

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ここでも昨日のテスコ同様、まずはミールカードを購入してから料理を注文する形式。

おそらくタイのフードコートはどこへ行ってもこのシステムなのだろう。

 

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私は昨日相方が食べていて美味しそうだったカオマンガイの蒸し鶏と揚げ鶏ミックスを50バーツ(約160円)で注文。

さすが、安定の美味しさ。

ちなみに相方が注文したパッタイには麺が入っておらず、もやし炒めみたいな料理に仕上がっていた。

パッタイの主に麺を楽しみにしていた相方はたいそう残念がっていた。

 

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昼食後はこのデパートをフラフラ。

外は暑いからすぐには出る気になれない。

タイのスーパーではたくさん試食をやっていたが、スタッフに積極性がなく、前を通っても『ご試食をどうぞー。』的な営業は一切かけてこない。

試食を食べたい場合は自分からガツガツ行かなくてはならない。

そして我々はこのスーパーで2リットルくらいの水を購入しようとしたのだが、大きいのは束売りばかりでばら売りが売っていない。

ヨーロッパのスーパーだと、ビニールでまとめられた束を容赦なくビリビリに破って個別で購入が可能だったので、ここでもそうだろうと思いビニールで束ねられている束を分解しようとした。

しかし、周りを見てもビリビリに破られた束は1つも存在しない。

店員さんに確認したら、やはりこれらは束売りなので勝手に破ってバラで購入することはできないと。

危ない危ない、危うく商品をボロボロに解体するところだった。

 

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その後、アメリカでよく見かけた『DQ』を発見したため、そこで食後のデザートをとることに。

我々はアメリカ横断時にこの店を見たときは読み方がわからず『ドキュン』と呼んでいたが、正式には『デイリークイーン』と読むのが正解である。

 

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BLIZZARDという名物アイスを購入。

この商品にはトルコアイスのような粘り気があり、

『ひっくり返してもその粘り気のおかげでアイスが落ちませんよ。つまりそれだけ濃厚なんですよ。』

ということをアピールするために、店員さんが商品提供時にわざとアイスの入ったカップを逆さまにして渡してくれるという演出がある。

本場アメリカだけでなく、ここタイでもその演出は健在だった。

しかしアメリカの時もそうだったが、手首のスナップを効かせて一瞬くるっとひっくり返すだけ。

しかもタイの場合店員さんは無表情。

その様子はシュールで面白かったが、”実際その演出、やる意味あるのかなぁ?”、と思ってしまった。

 

◎アメリカ横断じに行ったDQ体験↓↓

earthtravel.hatenablog.com

 

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こちらがBLIZZARD抹茶味35バーツ(約112円)。

これをフードコートへ持って行って食べる。

 

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14時30分。

ようやく外へ出て、本来の目的であるマハーブット寺を目指す。

クーラーとアイスで体を冷やしても、外へ出れば一瞬でまた熱を帯びてしまう。

そのくらいこの時期のバンコクは暑い。 

 

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14時50分。

マハーブット寺院に到着。

ここにはメー・ナークという女性の霊が祀られていて、観光客というよりもどちらかというと地元タイ人に人気の高い寺院だそう。

事実、歩いていても観光客っぽい人はあまり見かけず、地元民が多い印象だった。

 

◎マハーブット寺の場所↓↓

 

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一部の間ではメー・ナークを参拝すると恋愛運がアップする”とも言われているらしい。

その所以は話すと長くなるので割愛するが、要は夫一途な女性霊だったからしい。

 

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『ナンナーク』という、このメー・ナークを取り上げた映画もあるらしく、なんとあの『タイタニック』を抜いてタイ映画史上No. 1の興行収入を記録したらしい。

 

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境内には魚や亀など、”なんで寺でこんなもの売ってんの?”っていう生き物がたくさん売られていた。

なんでもこれはタンブン(徳を積む)のための生き物らしく、それらを購入してすぐそばを流れている川に流して徳を積むらしい。

そして流す生き物の種類によってその効果もそれぞれ違うという。

とりあえずこの川沿い、鳩が大量にいて鬱陶しかった。

 

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鳩の少ないエリアへ行き、少し川沿い散歩を楽しむ。

 

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帰りも徒歩で帰った。

あまりの暑さに、途中セブンイレブンなどのコンビニを見つけるたびに涼みに入った。

そんなことを繰り返しながら、15時45分、オンヌット駅のテスコに到着。

 

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とりあえずフードコートへ行き無料の水を飲んで一息つく。

 

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そしてそのままテスコのスーパーへ行き、パンコーナーで明日の朝食用にパンを購入した。

 

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その後は一旦宿に戻り、昼寝やネットなどをして休憩。

19時になったら晩御飯を食べるためにBTSで外出。

 

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めんどくさいことにBTSの券売機はコインしか使えないので、札しかない場合は窓口で両替をしなくてはならない。

札に対応していない券売機の不便さったらない。

 

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19時30分。

BTSのトンロー駅で下車し徒歩数分。

到着したのはネットで調べたパッタイ専門店

名前はよくわからない。

 

◎パッタイ専門店↓↓

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店内には欧米人がたくさんいた。

タイミングの問題か、それとも地元民はあまり来ない観光客向けの店なのか。

『メニューありますか?』と聞くと、

『チキンかポークかシーフドよ。』

と、3択に絞られた。

さすが専門店、メニュー数を絞っているのだな、と思ったが、壁に貼られているメニューを見ると少なくとも6種類くらいありそうなのだが。。

そんなことを思いながらも、我々はチキンパッタイ100バーツ(約320円)を2つ注文した。

 

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相方はシンハービール90バーツ(約288円)も注文。

私は酒は飲まないので、これ一本相方一人で飲む。

ご希望とあらばビールに氷を入れてくれる。

 

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こちらがチキンパッタイ。

今日の昼のフードコートのパッタイとは違いちゃんと麺は入っていたが、麺の量は少なめ。

それに加え麺はなかなか細め。

もやしなど、野菜の方が目立ってしまう感じ。

決してまずくはないが、期待値が大きかっただけに少しがっかり。

相方曰く、

この↓↓

earthtravel.hatenablog.com

時にカオサンで食べたパッタイの方が美味しかった、とのこと。

 

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20時過ぎ。

パッタイを食べ終えたらこのトンロー駅付近を少しフラついてみた。

このエリアにはラーメン屋、焼肉屋、居酒屋など、日本食レストランがたくさんあった。

 

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もちろんタイならではの路上屋台もちょいちょいあり、総合的になかなか賑わいを見えせているエリアだった。

 

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21時過ぎごろ、宿に戻る。

シャワーを浴び、ダラダラ過ごしながら、23時ごろに就寝した。

 

明日は朝9時のバスでお隣の国、カンボジアへ移動。

カンボジア入国にはビザが必要で、現地ビザで30ドルも払わなければならない。

少し面倒だが、世界遺産のアンコールワットを見るため、まずはシェムリアップと言う街へ向かう。

 

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