2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

スポンサーリンク



アメリカ横断14日目①〜キーウェスト観光(アメリカ本土最南端の町)〜 世界一周121日目★前半

セブンマイル・ブリッジを渡り、アメリカ本土最南端の町キーウェストに昨晩到着した我々。

 

昨夜は毎度おなじみのマクドナルドの駐車場で車中泊をこなしていた。

キーウェストにもマックがあってよかった。

  

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170725071148j:plain

 車を走らせまず向かったのはPublix(パブリックス)という、

全米顧客満足度指数スーパーマーケット部門で14年連続1位を獲得している超優良スーパー。

 

この辺りには ”世界一の企業ウォルマート” がないので、食料調達などの際はこのパブリックスによくお世話になっていた。

 

スポンサーリンク

 

 

”朝ごはんは何にしよう?”

 

そう思いながらパブリックス内のベーカリーで商品を眺めていると、地元民っぽいおばちゃんが喋りかけてきた。

 

『あなたたち、ここのアップルフリッターはすごく美味しいわよ。』

 

アップルフリッターとはなんなのかよくわからなかったので、おばちゃんからそれの説明を簡単に受けた。

 

せっかくなのでおばさんイチオシのアップルフリッターとやらを2個購入した。

 

値段がいくらだったか覚えていないが、せいぜい1個1ドル(約103円)程度だったと思う。

 

f:id:Relie:20170725071152j:plain

パブリックスを出たら早速キーウェストの中心地へ。

まずは相方が調べて見つけ出してくれた『Old Town Garage』という24時間パーキングへ。

料金は24時間で13ドル(約1339円)。

 

今夜この駐車場で寝ることを考えたら、駐車料金と宿代で1人7.5ドル(約772円)。これは格安だ。

 

そしてマクドナルドやウォルマートの駐車場と違い、ここはお金を払って利用している公的立体パーキングなので治安も飛躍的に良くなる。

 

繁華街まで徒歩10分ほどという立地の良さも魅力的だ。

 

ちなみに1時間ごとの料金は2ドル(約206円)だった。 

 

▼『Old Town Garage』の場所

 

f:id:Relie:20170725071158j:plain

まずはチケットマシンで駐車券を購入する。

 

f:id:Relie:20170725071204j:plain

 発行された駐車券には入った時間と期限の時間、つまり24時間後の時間が書いてある。

明日の9時47分までにこの地を出発すればいいということだ。

 

これを車のダッシュボードに外から見えるように置いておけばオッケー、

というのはナッシュビルやアトランタの時にと同様だ。

 

アメリカのコインパークシステムはもっぱらこのようなシステム。

日本のように地面がしゃくれ上がり車が出れなくなるようにロックされるということはない。

 

f:id:Relie:20170725071211j:plain

駐車券を発行したところで、先ほどパブリックスで購入したアップルフリッターを車内で食べた。

アップルシナモンのような味は確かに美味しかった。

ドーナッツの仲間っぽいが、ドーナッツよりもずっしりとした感じで食べ応えがある。

 

f:id:Relie:20170725071218j:plain

10時。

朝食をとり終えたら早速町へ繰り出した。

 

まずはアメリカ本土最南端の碑を目指して歩き始めたら、早速人懐っこい黒ネコが我々を歓迎してくれた。

しばらくこの黒ネコと戯れた。

 

f:id:Relie:20170725071223j:plain

古風なアメリカンスタイルの家とハロウィーンの飾り付けを見学を楽しみながら住宅地を歩く。

この巨大な蜘蛛を家の前に飾るのはどうも理解できない。

 

f:id:Relie:20170725071229j:plain

f:id:Relie:20170725071254j:plain

f:id:Relie:20170725071235j:plain

ディズニーハロウィーンや渋谷のハロウィーン仮装など、

最近日本ではハロウィーン文化が年々盛り上がりを見せているが、

これほどの装飾を施している民家はまだ少ないのではないか?

アメリカ、というかここキーウェストではほとんどの民家では、少なくともかぼちゃを飾るなど、何かしらの装飾がされている。

派手で過激なものも少なくない。

 

近年アメリカでは民家の度の過ぎたハロウィーン装飾が社会問題となっているみたいだ。

 

f:id:Relie:20170725071241j:plain

自転車にまでハロウィーンの装飾をしてしまうようだ。

 

f:id:Relie:20170725071248j:plain

ここキーウェストには野生のニワトリが普通に町を駆け回っている。

それに興奮した動物好きの相方はニワトリを見るたびにカメラを向けていた。

 

f:id:Relie:20170725071259j:plain

f:id:Relie:20170725071304j:plain

f:id:Relie:20170725071310j:plain

最南端を目指して歩いているつもりなのだが、全然たどり着かない。

どうやら迷ってしまったようだ。

まぁ、地図も見ずに感覚で歩いているので自業自得なのだが。

 

でもこうやってテキトーに人気のない通りを歩いていても、壁画や民家のハロウィン装飾などいろいろなものが観れるので飽きない。

キーウェストは歩いているだけで楽しめる町だ。

 

f:id:Relie:20170725071316j:plain

11時30分ごろ。

ようやくアメリカ本土最南端の碑にたどり着いた。

 

噂には聞いていたが、本当に記念撮影のための行列ができていた。

昨日夕暮れ時に前を通った時はこんなことにはなっていなかったのに。

 

f:id:Relie:20170725071324j:plain

列に並ぶこと約10分。

やっと我々の番が来たので、後ろに並んでいたアメリカ人男性に写真を撮ってもらうよう頼みカメラを渡した。

 

しかしこの人が超テキトーに写真を撮るやつで、この碑全体がフレームに収まっていないという質の悪い写真を撮られた。

一生懸命撮ってそれならまぁ仕方ないと思うが、写真を撮る時の態度はそれとはかけ離れた超テキトーなものだった。

 

写真を頼んでこんなにもテキトーに写真を撮られたことは今までにない。

それほどテキトーだった。(頼んで下手くそなのはよくある話。)

 

まぁでも撮ってくれたことには変わりないので礼を言ってその場を離れた。

 

f:id:Relie:20170725071329j:plain

その後はしばらくこの最南端から海を眺めた。

ここをさらに南に進んで行くと共産主義国家のキューバがあるのだ。

 

そこでグーグルマップを開き地図を見てみたら、ここが本当の最南端ではないことに気がついてしまった。。

地図で地形を見る限り、ここから海岸線に沿って西に進んでいったところにある"ホワイトヘッドスピット"というところのほうが明らかに南に位置している。

 

これは一体どういうことなのか。。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170725071340j:plain

最南端記念碑から北にまっすぐ歩き、町の繁華街方面へ進んだ。

その途中右手に見えたこの建物はあの文豪、アーネスト・ヘミングウェイが晩年を過ごした家。

32歳〜41歳まで8年間住んでいたそう。

 

このヘミングウェイの家のベランダや庭にはヘミングウェイが飼っていた猫たちの子孫が50〜60匹ほどもいるという。

その中でも見所になっているのが6本指の猫

その名の通り6本の指を持っている猫が全体の半分くらいを占めているという。

多指症と呼ばれる症状らしいが、ヘミングウェイは”幸福を呼ぶ猫” として可愛がっていたらしい。

 

猫たちは観光客慣れしているので指を観察するのに苦労はしないだろう。

よーく見ないと猫の指の数などなかなかわからないだろうが。

 

ヘミングウェイの家に入るのには入場料がいり、

料金は大人1人14ドル(約1442円)

朝9時〜17時まで毎日オープンしている。

クレジットカードは使えずキャッシュオンリーらしい。

 

猫好きな我々だが、その高い入場料はそう簡単に払えるものではない。

結局ここは外から眺めるだけにして先へ進んだ。

 

下記URLからヘミングウェイの家の公式サイトに飛べる↓↓。

http://www.hemingwayhome.com

 

f:id:Relie:20170725071346j:plain

歩いていると汽車ぽっぽが2台通った。

町中を走るこの観光汽車はヨーロッパでもちょいちょい見かけたな。

 

f:id:Relie:20170725071352j:plain

f:id:Relie:20170725071359j:plain

キーウェストは歩いているだけで楽しいというのは前述した通り。

錆び付いたサンゴやでっかい魚が張り付いたこの派手だけどボロい車は展示用だろうか、それとも普段使いするものなのだろうか。

 

駐めている場所や運転席の様子などを見る限りどうやらこれは現役で、まだまだ車としての役割を果たしているように見える。

 

f:id:Relie:20170725071405j:plain

さらに道を進むと、ついにUS1(アメリカ国道1号線)の起点、終点にたどり着いた。

昨日の記事でも少し説明した0マイル標識がある地点だ。

 

南はキーウェストから北はカナダとの国境の町メイン州フォート・ケントまで。

アメリカ東海岸を南北に伸びるこのアメリカ国道1号線。

 

キーウェストから1号線を北上するとこの標識の数字が0からどんどん上がっていき、

逆にフォート・ケントからキーウェストに向けて南下してくると標識の数字はどんどん0に近づいていくというわけだ。

 

ここの標識の上から3番目には"BEGIN"、つまりは"始まり"と書かれている。

 

f:id:Relie:20170725071410j:plain

 始点の隣には終点の標識もある。

こちらは"END"”1””MILE 0” の3つの標識があるのみで、先ほどの始点のものに比べて寂しい感じになっている。

 

意外と観光客がいなかったのは始点と終点共通に言えることで、写真を撮っているのは我々のみだった。

(我々の様子を見て通りかかったおっちゃんが気づいたように写真を撮り始めていた。)

 

最南端ポイントほどではないが、ある程度人が群がっていることを想像していたので意外だった。

 

f:id:Relie:20170725071417j:plain

0マイル標識がある四つ角のところには"END OF THE ROAD"と書かれた0マイル標識ショップなるものがあった。

一応店内に入ってウィンドウショッピングを楽しむ。

 

0マイル標識グッズはもちろん、

キーウェスト関連のグッズもたくさん売られていたのでお土産や記念品が欲しい人は寄ってみるといいだろう。

 

店内も0マイル標識前同様客がいなく閑散とした状態だった。(我々が訪れた時は。)

 

f:id:Relie:20170725071447j:plain

f:id:Relie:20170725071423j:plain

0マイル標識の通りから1本東に入った通りがデゥヴァル・ストリートというたくさんの店が立ち並ぶメインストリートだった。

 

昨日夕方に通った時の賑わいはまだなかったが、

先ほどまでは主に人気のない住宅地を散策していた我々にとってそこは十分賑わっているように感じた。

 

とりあえずこのメインストリートを北に進んで散策した。

 

f:id:Relie:20170725071429j:plain

右手に見えてきたのは SLOPPY JOE'S BAR(スロッピー・ジョーズ・バー)。

ここは先ほども紹介した、文豪でありまた酒豪でもあったへミングウェイが行きつけにしていた店として有名。

キーウェストにある数あるバーの中でも一番の賑わいを見せていた。

 

毎年7月あたりにこの店で『ヘミングウェイのそっくりさんコンテスト』というユニークな大会が開催されているらしい。

  

f:id:Relie:20170725071435j:plain

f:id:Relie:20170725071439j:plain

 話は戻ってこのスロッピー・ジョーズ・バー。

昼間っからお酒や会話を楽しむ人で賑わっている。

 

酒に興味のない私は店内の様子だけ拝見してすぐに店を出た。

安い飯でもあればここで食べてもいいと思ったが、メニューをちょっと見た限り安いものはなかった。

 

とりあえず喉が渇いたので、

CVSという薬局へ行き『ARIZONA』というジュースのマンゴー味を1本(500mlくらい)を1.08ドル(約111円)で購入。

喉の渇きを潤す。

 

f:id:Relie:20170725071452j:plain

時刻はすでに13時になろうとしていたので昼飯探しを始めた。

もちろん値段が安いものを求め、できれば5ドル以内に納めたいところだ。

 

このような観光地でそのような価格設定をしている店はなかなか見つからないが、

ここの見るから安そうな屋台風ファストフード店だけは違った。

 

メニューを見ると、ハンバーガーが5ドル、チーズバーガーが6ドルなど、我々の懐に見合ったメニューがある。

 

しかしなんとなくこの時ここの店での食事に乗り気になれず、しばらく店前でメニューとにらめっこをした後結局ここでの昼食を辞退した。

 

f:id:Relie:20170725071456j:plain

ひとまず駐車場に戻って、車に乗り込みエンジンをかけ、昨日のKマートで目にした『Little Caesars』という5ドルピザの店へ。

 

(24時間駐車券を購入したとはいえ、戻ってきた時に空きがなければ駐めることができない。一度駐車場を出るという選択はある種の賭けだった。)

 

f:id:Relie:20170725071501j:plain

そこでラージサイズペパロニピザを5.38ドル(約554円)で購入。

再び駐車場に戻り車内でそれを食べた。

(空きがあったということは、我々は賭けに勝ったのだ。)

 

先ほどのハンバーガーに対しての躊躇は、

この5ドルピザという非常にコスパに優れたモノを知ってしまったが故の躊躇だった。

 

こんなの体に悪いということは百も承知なのだが、やはりこのコスパに負けてついこっちに流れてしまう。

 

アメリカ滞在中、いったいあと何回この5ドルピザのお世話になるだろう。

体と財布のことを考えながら判断していきたい。

 

ちなみに味はセブンイレブンのものとあまり大差はないが、

若干『Little Caesars』の方が美味しく感じた気がする。

 

コンビニであるセブンイレブンに対し、『Little Caesars』は一応ピザ専門店だしな。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170725071507j:plain

こうして14時過ぎに昼食をとり、その後はそのまま車内で昼寝をすることに。

 

ここは立体駐車場なので、南国の強い日差しは届かず辺りも静か。

ちょうどいいくらいに吹く風が心地よく、スーッと眠りに落ちていってしまった。

 

〜後半へつづく〜 

(ド派手な露出ハロウィーンパーティー)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断13日目②〜マイアミからセブンマイルブリッジ越えキーウェストへ〜 世界一周120日目★後編

マイアミからキーウェストへ向けて出発する前、

ラージサイズ1ホール5ドルという激安ピザを購入するためセブンイレブンに寄った。

 

セブンには駐車場がなかったので、店の前にちょっと路駐。

 

そのわずかな時間に、駐禁を取られた。。

 

相方を車に乗せておいたにもかかわらずだ。

 

猛講義をして見逃してもらえず、

あまり良くない気分でキーウェストへ向かうことになってしまった。。

 

こういう時でもすぐに気持ちを切り替えられる力を養いたい。

 

(1ドル=約103円 2016年10月。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20171121164901j:plain

なんか道がよくわからなくて、トールロード(有料道路)を無駄に乗ったり降りたり。

 

しばらく迷いながらのドライブが続いた。

 

無料区間ならまだしも、

有料区間での無駄な乗り降りはお金に敏感な我々に精神的なダメージをじわじわと与えてくる。

 

先ほどの罰金もあったので、この時はなおさらだ。

 

なんだか良くない流れだぞ。。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20171121164908j:plain

なんとかUS1という、キーウェストまで1本で続いているアメリカ国道1号線に落ち着く。

あとはそれをひたすらまっすぐ進むのみ。

 

途中で渡るセブンマイル・ブリッジも見どころの一つ。

 

(というか、もともとはセブンマイル・ブリッジがお目当てだった。

キーウェストの存在はアメリカに来てセブンマイル・ブリッジの情報を集めている時にたまたま知った。)

 

f:id:Relie:20171121164916j:plain

このキーウェストへ続く国道1号線では、なぜか道に停車しているパトカーをよく見かけた。

 

確かにドライブにはもってこいの道なので、飛ばし屋がたくさんいてもおかしくないだろう。

 

今朝の駐禁事件のこともあり、完全にパトカーにビビった私は、

なるべく無難な速度で運転している車に付いていく形をとる。

 

スピードの出し過ぎにはくれぐれも気をつけた。

 

ここはあくまでも国道。

今までのようなインターステイト(州間高速道路)ではないのだ。

 

(国道とインターステートの違いは、

日本でいう国道と高速道路の違いで考えてくれればいいだろう。
ただし、インターステイトに有料区間はほとんど存在しない。)

 

f:id:Relie:20171121164929j:plain

そんなこんなで前進を続け、

とうとうフロリダキーズ(細長い列島)を通るオーバーシーズ・ハイウェイに突入。

 

オーバーシーズ・ハイウェイには島と島を結ぶ42の橋が架けられており、

セブンマイル・ブリッジはその中で1番長い橋として存在している。

 

その全長は6.765マイル(10.887キロメートル)でその名の通りほぼ7マイル。

 

我々はオーバーシーズ・ハイウェイを走り、

たまに両サイドを海に囲まれている景色が見れるとテンションを上げてドライブを楽しんだ。

 

そしてついに、

セブンマイル・ブリッジまで到達すると車を駐車場に駐め、歩いて橋を渡りそれを鑑賞した。

 

f:id:Relie:20171121164935j:plain

正直言うと、セブンマイル・ブリッジは私のイメージとはかなりかけ離れたものだった。

生なのに今までテレビや雑誌で見てきた凄さが伝わってこない。

 

よく考えたら、テレビや雑誌などではそのほとんどが上空からの撮影された画だったことを思い出す。

しかもその時の海の水色さときたら、今私が見ているものよりもずっと鮮やかな色合い。

 

今私が見ている景色からは、

『ただ海にかかった自動車用の橋』という感想しか出てこない。

それは私の地元にある浜名バイパスを見ている感覚とあまり変わりがなかった。。

 

橋の高いところを通った時、海に囲まれた橋を一瞬拝むことができた。

その時は”すげぇ”ってなった。

 

やはりこれは上から見ないと凄さがわからないものなのかな。。

 

f:id:Relie:20171121164941j:plain

どこまで続いているのかわからないが、とりあえず橋を歩いてみる。

 

橋の手すり部分に綺麗に整列しているかもめを順番に飛ばしながら、結構な距離を歩いた。

 

f:id:Relie:20171121165006j:plain

ずーっと歩いて行くと行き止まりになった。

なんと、道路が途中で切断されている。

 

f:id:Relie:20171121164952j:plain

この切断された橋は、

鉄道王ヘンリー・フラグラーによって1909年〜1912年にかけて作られた橋。

かつては列車用として使用されていた。

 

1935年。

この橋がハリケーンによって破壊されると、その翌年に列車用から自動車用の橋へと修復される。

1938年にハイウェイが開通。

 

しかし、

このハイウェイは1960年にまたしてもハリケーンによって破壊されてしまう。

そのため、現在使用されている新セブンマイル・ブリッジの建設が始まった。

 

f:id:Relie:20180314163752j:plain

1980年。古い橋は閉鎖。

今ではこうして一般開放され、フィッシングやウォーキングを楽しむことができる。

 

もともとは列車用というだけあって、自動車が通るにしては車幅が狭い。

 

ハリケーンに破壊されなくても、

時代の変化とともにいずれは現在のような新しい橋が建設されていただろうな。

 

f:id:Relie:20171121164958j:plain

行き止まりを折り返し、来た道を歩いて戻る。

 

ここで夕日を見るのも綺麗そうだが、

まだまだ沈みそうにない太陽が沈むのをずっとここで待つのは少し酷。

 

できればキーウェストで夕日を見ることにして先を急いだ。

 

スポンサーリンク

 

f:id:Relie:20171121165016j:plain

強い日差しに敏感になったり鈍感になったりを繰り返す相方だが、

この時は敏感になり紫外線をシャットアウトしていた。

 

昨日マイアミビーチに置いてあったタオルでできたタコみたいだな。

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20171121165022j:plain

 セブンマイル・ブリッジを渡り終え、1時間ほどでキーウェストの町に到着。

 

とりあえずマクドナルドに車を停め、

トイレ休憩とそこにある無料Wi-Fiを使って情報収集を行う。

 

そういえばこのマクドナルドの駐車場にはでっかい野生のイグアナが普通にいて、

動物好きの相方のテンションは上がっていた。 

 

f:id:Relie:20171121165030j:plain

とにかく夕日が綺麗そうだ。

 

もうちょっと先に進んだところにあるキーウェストの中心地には、

マロリー・スクエアという夕日スポットがあるという情報を入手。

 

とりあえずその中心地めがけて再び車を走らせる。

 

f:id:Relie:20171121165037j:plain

車を走らせること10数分。

中心地エリアに入ったかどうかは、地図を確認しなくてもその場の雰囲気でよくわかった。

 

お土産屋やバー、レストランが軒を連ねる通りに、観光客なのか地元の人なのか、

とにかく人がたくさんいる。

 

その賑わいぶりからはとても今日が月曜日だとは思えない。

さながら華金のような盛り上がりを見せる街に、早く我々も混ざりたい。

 

f:id:Relie:20171121165047j:plain

しかし、それだけ賑わっているということは駐車場も満車。

 

少し離れた場所にちょっとだけ停めれそうなところはないかな?

と車を走らせたが、結局そのような場所は見つからず。

 

探している時、偶然アメリカ本土最南端の碑があるところを通った。

 

残念ながらこの辺りにも駐車できそうなところはない。

 

むしろ白バイに乗った警察がその近辺の道路に居座っていて、

どちらにせよあまり下手なことはできない雰囲気だった。

 

f:id:Relie:20171121165053j:plain

結局この日の夕日は諦め、中心地を離れ再び先ほどのマクドナルド方面へ戻った。

 

途中でKマートに寄った。

 

f:id:Relie:20171121165102j:plain

入り口には5ドルピザの看板が。

 

なんと、このラージサイズホールピザ5ドルというのはセブンイレブンだけではなかったのか。

 

一昔前の日本での『牛丼イコール280円』みたいに、

アメリカでは『ラージホールピザイコール5ドル』、みたいな感覚があるのか?

  

f:id:Relie:20171121165118j:plain

ここのKマートはウォルマートとは少し雰囲気が違い、食品に関してはほとんど売られていなかった。

 

入り口入ってすぐのコーナーではキーウェストのお土産がたくさん売られていた。

南国に来たんだなぁ、と実感しながらそれらを物色した。

 

f:id:Relie:20171121165108j:plain

キーウェスト名物の一つに、この0マイル標識というのがある。

 

前述したUS1というアメリカ国道1号線は、

ここキーウェストが起点と終点になっている。

 

そこにはこのような0マイル標識が存在しているのだ。

 

アメリカの国道1号線はこの0マイル地点からアメリカ東海岸をずーっと北上し、

カナダとの国境の町、メイン州フォート・ケントまで、

2390マイル(3824キロメートル)も続いている。

 

北上するに従い、このマイル標識の数字が0からどんどん大きくなっていくというわけだ。

 

f:id:Relie:20171121165131j:plain

このトランポリンのような椅子はマイアミで滞在していたジェームス・ホテルにも置いてあった。

 

包み込まれるような座り心地で私のお気に入りだった。

 

日本にもあったら購入を考えるかもしれない。

 

f:id:Relie:20171121165151j:plain

f:id:Relie:20171121165142j:plain

f:id:Relie:20171121165212j:plain

食品を目当てにしていたので、食品の少ないKマートには特に用はない。

 

なので場所を移動して、今度はPublix(パブリックス)という緑色のスーパーへ来店。

 

ここはKマートとは違い食品が豊富にあったが、その代わり雑貨やおもちゃなどは少ない様子。

 

食品や薬など日用品の品揃えが豊富で店内も清潔。

店内のデリに至ってはウォルマートよりも質が高い印象。

 

ここパブリックスにも無料Wi-Fiが飛んでいて問題なく使える。

 

後で調べてみると、

パブリックスフロリダ、ジョージア、サウスカロライナ、アラバマ、テネシーの5州約1300店舗を展開するスーパーマーケット。

 

米国顧客満足度指数のスーパーマーケット部門で14年連続1位を獲得しているという超優良企業なのだそう。

 

顧客だけでなく、従業員満足度も高いレベルにあるという。

 

なるほど、

そうなるとこの5州の中でウォルマートとパブリックスは、

カナダでいうマクドナルドとティムホートンズのようなライバル関係にあるのだな。

 

と、勝手に解釈した。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20171121165220j:plain

じっくりと時間を使いこの魅力的なスーパー、パブリックスを歩き回ったのだが、

購入したのは結局パイナップルだけ。

 

パイナップル1つしか購入していないのに、なんでレシートがこんなにも長いんだ。。?

 

その理由の一つとして、

文章の部分が英語とすスペイン語両方で書かれていることが挙げられる。

しかし、それを考慮に入れたとしても長すぎる。。

 

この長〜いレシートにも顧客満足度に繋がる何かがあるのだろうか?

 

f:id:Relie:20171121165236j:plain

パイナップルはカットされたもので1パック3.37ドル(約91円)。

これをマクドナルドの駐車場で食べる。

 

フルーツには当たりハズレがあるが、このパイナップルは甘くて美味しかった。

 

芯がくりぬかれていなかったため非常に食べづらかったのは予想外だったが。。

 

f:id:Relie:20171121165244j:plain

 20時すぎ。

さすがにパイナップルだけでは腹は満たされない。

マクドナルドに入りマックチキンを1.29ドル(約132円)で購入。

 

このマックチキン、

私の嫌いなマヨネーズを抜きにすればなかなか美味しく、

約1ドルで購入できるという手頃さも気に入った。

 

これからマックへ行くときはこのマックチキンのマヨネーズなしが私の定番になりそうだ。

 

しばらくこのマックに居座り無料のマックWi-Fiを存分に使いながら時を過ごす。

 

今朝切られた駐禁キップの罰金を払ってしまおうとも思ったが、

未だになんとかして払わないで済む方法を頭の片隅で考えていた私は、今それを払ってしまうことに抵抗を感じた。

 

結局、

”まだ30日もあることだし今はまだ様子を見よう。”

”旅の途中で出会った現地人に駐禁キップのうまい対処法を伝授してもらえるかもしれないし。”

 

と思い、今はこの件については考えないことにした。

 

そんな都合よく悪知恵に長ける人と出会える可能性がほぼ0に等しいことなど明々白々。

まぁ、つまりは面倒臭かったのだと思う。。

 

f:id:Relie:20180314163759j:plain

その後相方は先に車に戻ったが、私は0時近くまでマクドナルドに居座った。

 

そして車に戻ったらその場を今日の宿泊地とし、

いつものように座席をフラットにして就寝した。

 

明日はキーウェストの中心地を観光する予定。

 

 

▼アメリカ横断(縦断)13日目までのルート★

f:id:Relie:20180314163259p:plain

f:id:Relie:20180314163250p:plain

f:id:Relie:20180314163305p:plain

f:id:Relie:20180314163241p:plain

 

 

(アメリカ本土最南端のキーウェストに到着したため縦断完了。)

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→セブンマイル・ブリッジを渡りキーウェスト。

 

▼次回記事(キーウェスト観光)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断13日目①〜【罰金28ドル】マイアミで駐禁とられた。(レンタカー)〜 世界一周120日目★前編

本日の目標はセブンマイル・ブリッジを渡り、

アメリカ本土最南端にある町キーウェストへ行くこと。

 

このアメリカ本土最果ての地に行くことで、

デトロイトからのアメリカ縦断を100%完了させることになる。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20171121164800j:plain

朝8時過ぎに起床。

ロビーにある無料コーヒーと昨晩購入したクッキーを朝食とし部屋で食べた。

 

f:id:Relie:20171121164810j:plain

11時過ぎにチェックアウト。

まず向かったのは最寄りのセブンイレブン。

 

なぜセブンイレブンかというと、

昨晩セブン前を通りかかった際にラージサイズピザ5ドル』と店頭に表示されていて、

果たしてそれがラージサイズピザ"1ピース"で5ドルなのか、

それとも"ホール1枚"で5ドルなのかを確かめに行くためだ。

 

f:id:Relie:20171121164820j:plain

これがそのラージサイズピザ5ドルのポスター。

 

このポスターからはホールで5ドルの雰囲気が伝わってくるが、

 

”さすがにホールで5ドルは安過ぎじゃね?”

 

と、この時点では1ピース5ドルという予想を立てる。

 

もちろんホールで5ドルならそれに越したことはなく、

その場合その場でお買い上げしそれを本日の昼食とするつもりだ。

 

セブンイレブンの周りを車で流して駐車できるスペースを探したが、

繁華街であるこの辺りでそのような都合の良い場所は見つけられなかった。

 

仕方がないので、セブンイレブンの目の前の道に駐車。

相方を助手席に残し、ハザードを炊いて店内へ入っていった。

 

なに、ちょっとピザを買ってくるくらいものの数分で完了するだろう。

それにもしなんかあっても目の前だからすぐにかけつければなんとかなるだろう。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20171121164815j:plain

とりあえずレジに行き、

 

『このラージピザは1ピースで5ドル?それともホールで5ドル?』

と聞いてみた。

 

するとスタッフはホールで5ドルだ。』だと答えた。

 

私の英語がうまく伝わっていない可能性があるので、スタッフが言ったことをおうむ返しするようにもう一度質問した。

が、やはり『ホールで5ドル』というのは間違いなさそう。

 

コンビニとはいえ、まさかラージサイズのピザがたったの5ドルで手に入るとは思わなかった。

(税金を入れた正確な値段は5.36ドル(約552円)。

 

相方とシェアしたら1人たったの2.69ドル(約277円)だ

 

もちろん、私はそのままの流れでそれを1枚オーダーした。

 

どうやらチーズかペパロニか選べるらしかったので、ペパロニを選択。

 

ストックしてあったピザがもう無く、新しくピザを焼かなくてはならないらしいので少し時間がかかりそう。

 

その間私は、日本のコンビニでATMがよく置いてある位置で外の車の状況を確認しながらその出来上がりを待った。

 

前のお客さんのオーダーで一つしかないオーブンが埋まっていたみたいで、

出来上がりまでなかなかの時間がかかった。

やっとピザが焼きあがった様子だったので、私はレジへ向かった。

 

と、その時。

 

外の様子をチラ見したら、相方が目を大きく見開いてこちらを見ている。

 

”何事だ?”

 

と思い車の後方を見てみると、パトカーではないがそのような類いの車が停まっており、

よく見るとその運転手とみられるおばさんが外に出て何かを書いている。

 

”まずい!切符だ!”

 

私は急いでピザを受け取り、慌てて外へ飛び出した。

 

するとその警察のようなおばさんも明らかに慌てた様子でペンを走らせながら、

小走りで車に近づいてくる。

 

そしてサッとフロントワイパーにその紙を挟んで、

『ここは駐車禁止よ!』とだけ言って自分の車へと戻っていった。

 

 

完全に違反駐車の切符を切られてしまった。。

 

 

でも、私が店から出てくるのに気づくやいなや急に焦って切符だけを貼り付けていったこのおばさんになんか腹が立ってきた。

 

どこかへ逃げられない内にすぐさま切符を持って抗議に向かった。

 

『ヘイ!なんだこれは!?』

 

『あなたは駐車違反をしたのよ。ここは止めてはいけない場所って看板に書いてあるでしょ。』

 

『それでもちょっとピザを取りに行ってただけですよ?ちと厳しすぎやしないか?』

 

『ダメよ。規則は規則だから。』

 

”ちくしょう、、お役所仕事なおばさんだ。。いわゆる『Red tape』ってうやつか。。”

 

『私は日本から来たばかりでこっちのルールはまだよくわからないんだ。今後気をつけるから今回は見逃してください。』

 

『ダメよ。それにあなたはこうして英語を喋っているじゃない。つまりこの看板の意味もわかっているはずよ。』

 

『英語は話すけど、少しだけだよ。別に完璧に話せるわけじゃないってのはわかるでしょ?』

 

『とにかくダメよ。もう済んだことよ。こんなことを続けてたらさらに重い罰が科せられるわよ。』

 

『・・・ (ちくしょう、、)』 

 

もうこの人には何を言ってもダメだと悟った私は、これ以上抗議するのをやめた。

 

そしてこのおばさんに、

いくらをどうやって払えばいいのか?

いつまでに払えばいいのか?

などを質問し教えてもらった。

 

最後に、

もしこの罰金を払わなかったらどうなるんですか?』

と聞いてみると、

 

『知らないわ。私はただ取り締まっているだけだから後のことは知らない。』

 

そう言われた。

 

ますます腹が立つ野郎だ。

 

内心そう思ったが、

これ以上この件に噛み付いていても時間の無駄だということはよくわかっていたので、

『OK』とだけ言ってその場を離れた。

 

車に戻り相方に今話してきたことを説明する。

 

f:id:Relie:20171121164837j:plain

違反内容はProhibited Parking』 と言って、要は単なる駐禁。

 

裏面には各違反に対する罰金額のリストが載っており、

それによると駐禁の罰金額は28ドル(約2884円)。

 

さっきのおばさんはObstructing Parking(直訳すると道をふさぐ駐車)』だと言い、

罰金額も33ドルだと言っていたが、

切符には『Prohibited Parking』の項目にはっきりとチェックが入っている。

 

おそらく焦って切符を切ったから本人も少し混乱していたのだろう。

 

この切符に走り書きされた汚ねぇ字を見れば、いかに彼女が焦っていたかがよくわかる。

 

その ”焦って切符を切った” という行為が1番腹が立つ部分なのだが。。

本人が出てきたのだから注意だけしてくれればいいものを、何を必死になってんだ。

 

とにかく、

この罰金を30日以内に支払わないとさらに罰金が上乗せされるらしい。

支払いはオンラインでもできるということだ。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20171121164831j:plain

5ドルで済むはずだった昼食が33ドルに。。

 

嘘のようなタイミングの悪さに、私も相方もショックがデカかった。

 

しかし、いつまでも凹んでいても仕方がない。

 

とりあえず購入してきた激安出来立てラージペパロニピザでも食べてながら、

すぐにでもこの呪われた土地を離れ新たな土地キーウェストへ向かうべきなのである。

  

f:id:Relie:20171121164844j:plain

気を取り直してキーウェストに向けて運転再開。

 

しかし有料回避でキーウェストに目的地をセットしたナビは、

なぜかトールロード(有料道路)を通ろうとする。

 

何度やっても同じ結果なので、

キーウェストにはトールロードを通らないと行けないのだと考えることにした。

 

日本のような料金所があるわけではなく、

いつの間にかトールロードに入っていると言った感じなのが厄介。

 

”これ、料金はどうなるんだろう?”

 

と思い、日本でいうETC的な装置を探してみると、バックミラーの下にそれにあたる装置を発見。

 

その装置自体は横断1日目から目に付いていたので、

この場合それがETC的役割を持つものだということを発見したと言った方が正しい。

 

たぶん料金はレンタカー返却時にまとめて請求されるのだろう。

 

気になる料金は、道路標識によればたったの1ドル弱。

 

日本では考えられないほどの低料金にそっと胸をなでおろした。

 

*追記*

数ヶ月後、トール料金の引き落としがクレジットカードにあった。

その料金なんと100ドル越え。

 

トールロードの料金自体は6回使用して約10ドルと激安だったのだが、

『Admin Fee』とかいう手数料が1回につき15ドルも取られていた。。

6回使用なので、手数料だけで90ドル。

 

そんな話聞いてねぇよ。。

 

フロリダ−キーウェスト間は、

道を間違えると知らないうちにトールロードを乗り降りしているということが何度もあるので要注意!

 

f:id:Relie:20171121164849j:plain

途中でガソリンを入れるために下道に降りた。

 

20ドル分入れて料金は8.442ガロン入った。(約2060円で約32リットル)。

1ガロン2.369ドルだったので1リッター0.62ドル(約64円)計算。

 

こっちの方に来てガソリン代が上がった。

 

f:id:Relie:20171121164856j:plain

 その後は水を調達すべく、近くにあったスーパーへ。

 

なんとここでは、

南米ではコカコーラをしのぐ人気を誇っているインカコーラが売られていた。

 

さすがヒスパニックがたくさん住んでいる土地。

 

このインカコーラの登場はその事実をより一層強く感じさせてくれる。

 

我々はここでインカコーラではなく水1ガロンを0.79ドル(約81円)で購入し、再びキーウェストを目指した。

  

〜後半へ続く

(セブンマイルブリッジ超えてキーウェストへ)〜 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断12日目〜マイアミビーチとマイアミグリル〜 世界一周119日目★

マイアミビーチ中心地にある一風変わった宿、ジェームス・ホテルに宿泊中。

 

昨夜私はなかなか寝付くことができず、

深夜遅くまで眠れないストレスと戦いながらベットの上でゴロゴロしていた。

 

ちゃんとしたベッドより、座席を倒しただけの車中泊の方が寝つきがいい気がする。。

 

今日は特に何もやることはないので、

とりあえずマイアミビーチへ行って飽きるまで海水浴と日光浴を楽しむ予定。

 

むしろ、それこそがリゾート地に来たらやるべきことなのかもしれない。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180314132107j:plain

10時30分くらいまで部屋でゆっくりと過ごした。

 

朝食はないが、無料のコーヒーがあるだけで朝の時間の質が少し上がる。

 

 

f:id:Relie:20180314132114j:plain

相変わらず派手に装飾されているフロントに鍵を預けいざ出発。

 

まずは朝食兼ビーチでのつまみを購入するため、昨晩も行ったCVSという薬局へ。 

 

f:id:Relie:20180314132123j:plain

途中、店の外まで行列ができているパン屋さんがあった。

 

確かに美味しそうだったが、その値段は我々の懐具合に見合ったものではなかったので軽くスルー。

(確か安くても1個5ドル(約515円)は超えていたような。)

 

CVSで Lay's(ポテトチップス)を3.29ドル(約338円)で購入しマイアミビーチへ向かった。

 

 

f:id:Relie:20180314132128j:plain

 ビーチにいたタオルでできたタコにセンスの良さを感じた。

 

f:id:Relie:20180314132133j:plain

一瞬白いからイカだと思ったが、足が8本だったのでこれは間違いなくタコだ。

 

f:id:Relie:20180314132142j:plain

今日も相変わらずのいい天気。

たくさんの人が海水浴または日光浴を楽しんでいる。

自然とRIP SLYMEの『太陽とビキニ』が頭の中で流れ始める。

 

欧米のビーチでは若者だけでなく、

我々の親ほどの年齢の人々も平然とビキニになり露出を楽しんでいる。

 

中には全身シワッシワの人や全身シミだらけの人、

そしてセルライトの塊のような人もいらっしゃる。

 

日本ではそういう部分をコンプレックスとして捉えて隠しがちだが、

こっちの人たちはなんのお構いもなしに露出を楽しんでいる。

 

やはり欧米人は基本オープンな人種。というか日本人が基本的クローズな人種なのか?

 

この辺りからも日本人との価値観の違いが伺える。

 

f:id:Relie:20180314132146j:plain

突き抜けるようにパッと晴れた青空が広がり、今日は絶好の海水浴日和。

 

に思えるのだが、、

 

今日は昨日よりも強風が吹きつけているため体感気温は昨日よりもだいぶ低いものになっている。

 

f:id:Relie:20180314132151j:plain

それゆえひとまず海水浴は置いといて、

ビーチに横たわって先ほどCVSで購入したポテトチップスを朝食がてらつまむことにした。

 

f:id:Relie:20180314132200j:plain

それから少し経ったら満を持して目の前に広がる大西洋へ向かっていく。

 

予想通り、足を浸けただけでも冷たく、全身浴にはそれなりの気合が必要だった。

 

気合を入れ全身浴に成功したら沖へ向かって泳ぐ。

 

風が強いので昨日よりも波が高い。

 

f:id:Relie:20180314132205j:plain

 すぐに体温は下がりビーチへ戻りたくなったが、

海を出ると出たらで強風が吹きつけて寒い思いをする。

 

そんなジレンマの中私は海水浴を続けた。

 

ビーチに戻ったら次は日光浴。

 

海水で冷やされた身体を太陽で温めるため、いつも通りビーチに横たわる。

 

私はソーラーパネルをイメージしながら日光を吸収しエネルギーを補給した。

 

f:id:Relie:20180314132210j:plain

こういう時に大活躍なのがアンカー(ANKER)のサウンドコアスポーツ。

 

この旅でも度々登場するこの商品は、スピーカーとしては稀有なIPX7防水

 

つまり水に浸けても、泥や砂をかけても、雪に落としても、衝撃を与えても大丈夫。

 

さらにはこのサイズでサブウーハーまで搭載されていて、

クリアな音質しっかりとした低音を実現している。

 

連続再生可能時間は10時間と文句無し。

 

高音質で丈夫でコンパクト。

 

まさにビーチやキャンプなどのアウトドアには最適なスピーカーなのだ。

 

こんなにクオリティーの高いスピーカーだが、値段はなんと2000円台。

 

部屋やお風呂など、普段使いでも大活躍なのでこれは重宝する。

 

 

 

一応言っておくが、私はアンカーの回し者ではない。

 

https://gyazo.com/3f3e4bc7a313719e6d866783ef3cc4ea

ビーチにぴったりの音楽を聴きながら、電子書籍を読んだり、ただぼーっとしたり。

 

そうやって時を過ごしていると、突然隣の家族のところにカモメの群れが群がってきた。

 

どうやらそこの子供が持っていたお菓子をばらまいたことが原因らしい。

 

そのあまりの迫力に、周りにいた人もこの家族のところへ群がってきて写真や動画を撮り始める。

 

それにしても、

カモメは強風に流されることなく、家族の頭上をまるでヘリコプターのように一定の位置をキープして浮遊している。

 

強風を上手に乗りこなしている様子を見て少しカモメにリスペクトを感じた。

 

f:id:Relie:20180314132215j:plain

13時ごろ。マイアミビーチを去る。

 

本当はもう少しビーチで時間を過ごしたかったが、今日は強風のためあまり居心地が良くなかった。

 

f:id:Relie:20180314132223j:plain

その後はテキトーにマイアミの街を散策。

 

そして昨夜の寝不足のせいか頭がぼーっとしていたので、ホテルのベッドで仮眠をとることに。

 

本来ならこの仮眠もビーチでとりたかったのだが。。

 

 

しかし、ここでも寝つきの悪さは健在。

寝たか寝ていないのかわからないような感覚がしばらく続いた。

 

f:id:Relie:20180314132229j:plain

20時過ぎ。

晩飯を取るために外出。

 

昨日のような冷凍食品はもう嫌だし、ピザ屋などを覗いてみたがどうも今はピザの気分ではない。

 

ということで、

MIAMI GRILL(マイアミ・グリル)というファストフード店に訪れた。

  

f:id:Relie:20180314132241j:plain

 比較的値段が安かったギロス・ピタ(それでも7.22ドル(約743円)。)を注文。

 

ギロスって、確かギリシャの名物だったな。

 

全くマイアミ感はないが、そこそこ量が多くて美味しかった。

 

f:id:Relie:20180314132857p:plain

相方はシンプルなハンバーガーみたいなのを頼んでいたが、

量も少なく美味しそうにも見えず、それだったらこのギロスを頼んだ方がいいなと思えた。

 

f:id:Relie:20180314132246j:plain

ギロス、またはハンバーガー1つだけでは胃袋を満たすことができない。

帰りに同じみのCVSへ立ち寄り、何かつまめるものを物色。

 

ホテルに戻ればコーヒーがあるから、やっぱり甘いものがいいな。

 

そんな感じで見つけ出したのがCVSの1ドルコーナー。

文字通りそのコーナーの棚に並べられている商品は全て1ドル均一だ。

 

私はその中からチョコチップクッキーを選び出し1パック購入。

 

どうでもいいけど、

『10パックで10ドル』なんていうまとめ買い前提の価格表示のをするのはやめて欲しい。

まとめて買えばお値打ちというわけでもないし。。

 

というか、そもそも誰がそんなクッキー10パックもまとめて買ってくかよ?

 

ここだけではなく、アメリカ、カナダの北米のスーパーでは

『2つで何ドル』とか、『5個で何ドル』などのまとめ買い前提の値札をよく見かけた。

 

まとめての方がお得になる場合もあれば、

今回のように単純に1×10をしただけの場合もある。

 

 

 

アメリカではまとめ買い文化がかなり定着している感がある。

 

f:id:Relie:20180314131020j:plain

ホテルに戻りコーヒーをいれようとしたが、どうやらコーヒー切れ。

フロントの姉ちゃんとその友達みたいなのが近くで話をしていていて、いろいろと構ってくれた。

 

おそらくキューバあたりからの移民なのだろう。

両者とも私には英語でしゃべるが、両者間ではスペイン語を使用して会話をしていた。

 

この辺りでは公用語こそ英語だが、スペイン語を話す人の率は非常に多い。

スーパーや飯屋などでスタッフ間の会話がスペイン語で行われているのは珍しくない。

 

『アメリカ=英語』というイメージが強いが、

こういう光景を見ているとそうでもないな、と思えてきてしまう。

 

結局コーヒーは飲めなかったが、部屋に戻り先ほど購入したクッキーをほうばった。

 

その後も部屋でゴロゴロと過ごしテキトーに就寝。

 

明日は2泊したマイアミビーチを離れ、さらに南下を進めセブンマイル・ブリッジを渡り

アメリカ本土最南端の町キーウェストへ行く予定。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断11日目②〜【フロリダ】マイアミビーチで海水浴&日光浴〜 世界一周118日目後編★

現在フロリダ州マイアミ。

 

おねぇさんに案内され、

超隠れ家的立地にあったピザ屋で世にも珍しい星型ピザを堪能してきた。

 

食後はついにマイアミビーチに向かい、久しぶりに海水浴と日光浴を楽しむ予定。

 

▼前回記事 earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180314160600j:plain

ピザ屋を出た後はその足でマイアミビーチへ。

 

 ギリシャのサントリーニ島ぶりとなる海水浴だ。 

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180314160605j:plain

南北に約16キロメートル伸びるマイアミビーチ。

 

それは自然のものではなく、

埋め立てによって作られたビーチということはあまり知られていない。

 

f:id:Relie:20180314160611j:plain

温暖な気候のおかげで年間を通して海水浴を楽しめるというこのマイアミビーチ。

 

7、8月を海のベストシーズンとしている我々とは違い、

ベストシーズンは湿気の少ない11月〜3月だという。

 

f:id:Relie:20180314160616j:plain

タイムフライスソークイックリーということで、今はもう10月下旬。

マイアミ的にはもうほぼ海のベストシーズンと言っていいのではないだろうか。

 

f:id:Relie:20180314160636j:plain

海の色は水色。

よくある日本の海水浴場レベルの水質を想像していたので、予想以上に綺麗に見えた。

 

照りつける強い日差しには我々を海の中へと誘導する。

 

しかし、海に入ってみると水がそんなに綺麗ではないことに気づいてしまう。

 

水温は意外と低く、全身を浸けるのにはそれなりの気合いが必要だった。

 

そして気合い一発で全身浴に成功したのはいいのだが、

しばらく海に浸かっていると寒くなってくる。

 

f:id:Relie:20180314160624j:plain

f:id:Relie:20180314160631j:plain

f:id:Relie:20180314160643j:plain

海に浸かり寒くなったら体を温めるため、さながら干物のようにビーチに寝転び日光浴を楽しんだ。

 

海で冷えた体を太陽がじわじわと温めていく感覚がたまらなく心地よい。

 

銭湯でサウナと水風呂を行き来するように、

この大西洋とマイアミビーチを行ったり来たりして体温の変化を楽しんだ

 

夏が過ぎ、ようやく落ちかけてきていた肌の色も、これで再び褐色を取り戻すこと必至だろう。。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180314160647j:plain

f:id:Relie:20180314160658j:plain

ビーチには所々このような豪華な設備が置いてあるが、

これはビーチ沿いのホテル宿泊者専用のものなので勝手に使用したら怒られる。

 

ちなみに我々のすぐ隣にあったこの設備はリッツ・カールトンのもの。

 

f:id:Relie:20180314160653j:plain

長い間我々の周辺を行ったり来たりして、

所々立ち止まって遠くを見つめているこの長髪の男がものすごく怪しかった。

 

格好的にもビーチに来るような格好じゃない。

 

”手に持っているブリーフケースの中には爆弾が仕込まれていて、

それをどこに仕掛けてやろうか下見をしているのではないか?”

 

”ひょっとしてこの男はテロリストなのではないか?”

 

と思い、しばらくその動向を観察した。

 

f:id:Relie:20180314160704j:plain

この男の意図が全く理解できないまましばらく時は流れ、

日はビーチ沿いのリゾートホテル群に隠れるくらいまで沈んできた。

 

男はまだビーチをうろちょろしている。

 

17時30分。

この後爆発テロが起こらないことを祈り、我々はこのマイアミビーチを後にした。

 

f:id:Relie:20180314160714j:plain

ビーチからホテルへ徒歩で帰る途中スーパーへ寄る。

 

海沿いの都市ということだけあって寿司は比較的安めに売られていたが、

それでも売っているのはカリフォルニアロール的なアメリカンな寿司ばかり。

 

日本の握り寿司はあったとしても値段が高くなる。

 

まぁ昼に美味しいピザも食べたことだし、

これから節約ムードに入っていくことを誓った我々にとって寿司なんてのは雲の上の存在だ。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180314160718j:plain

結局スーパーでは何も買わずホテルに戻った。

そして私は前々からしたかった散髪をついにすることに。

 

前回の散髪はこれまたギリシャのサントリーニ島だった。

 

どうもリゾート地に来ると散髪をするという傾向があるらしい。

 

夏に髪をバッサリと切りたくなるように、

リゾート地の温暖な気候と雰囲気が我々の散髪本能を刺激している

という考えは一理あるかもしれない。

  

https://gyazo.com/3dd3839b682aec21e0f7b24253189fe9

約1時間30分かけて全頭カット終了。

 

襟足もバッサリと切ってスッキリ。

やっぱり夏はサッパリがいい。

 

f:id:Relie:20180314160731j:plain

もちろんホテルの人に許可を得てからこの散髪を実行したよ。

潔癖なオーナー(ジェームズ)がこの行為に気を害し、日本人に対して中国人同様の感情を抱くようになっては困るからな。

 

先人が積み重ねてきた日本人の信頼を、我々のこの行為によって一瞬でパーにしてしまうなんてことは絶対に許されない。

 

先人たちが築き上げた信頼による好待遇を受けたからには、

それを受け止めて終わりじゃなく、しっかりと後に続く日本人に受け継ぐ責任があるのだ。

 

f:id:Relie:20180314160739j:plain

相方の襟足だけ私に切らせてくれたが、その他の部分はセルフカットしていた。

 

f:id:Relie:20180314160754j:plain

 21時過ぎ。

お互い散髪を終え、スッキリとした気分と頭で外出。

 

目的はもちろん晩飯探し。

ライトアップされた夜のジェームス・ホテルもなかなか魅力的だ。

  

f:id:Relie:20180314160746j:plain

特に安くてそそるような店を発見できたなかったので、

結局CVSという薬局兼スーパーみたいなところで夕食を調達。

 

f:id:Relie:20180314160801j:plain

ここでも特にそそるものは売ってなかったが、

ホテルの部屋に電子レンジがあったことを思い出したのでせっかくならレンジでできる冷凍食品でも試してみようと思った。

 

しかしほとんどの冷凍食品はオーブンで調理するもので、電子レンジで調理できる商品は限られていた。

 

裏を返せばそのおかげであまり悩むことなく商品を選ぶことができたのだが。

 

購入したのがHOT POCKETSという冷凍パイ。

お値段は4.2ドル(約439円)。

それに1.48ドル(約153円)のドーナッツを一つ購入して晩飯代のトータルは5.48ドル(約564円)。

 

頑張って抑えたつもりでも、結局はこのくらいの金額に達してしまうのが悔しい。

 

f:id:Relie:20180314160806j:plain

ホテルに戻り、早速電子レンジにパイをセット。

 

f:id:Relie:20180314160811j:plain

出来上がったパイはマックのアップルパイの中身ハムチーズ版といった感じの仕上がり。

チーズがものすごく熱くて火傷しそうになった。

 

このパイは1箱に2本入っていて、相方も同じ商品の違う味を購入していたので1本を相方のと交換した。

相方のは確かトマトソース味だったかな。

 

個人的には私がチョイスしたこのハムチーズ味の方が好みだった。

 

デザートにドーナッツを食べたが、特に腹は膨れない。

 

”564円でこの晩飯か。。”

 

こういう時ほど、日本が誇るファストフード『牛丼』が恋しくなる。

 

松屋なら580円で味噌汁付き牛丼が2杯も食べれるというのに。。

 

f:id:Relie:20180314160817j:plain

その後は部屋でテキトーに過ごし、日付が変わるくらいに就寝。

 

明日もここマイアミに滞在する予定だが、特にやりたいことは決まってない。

 

おそらく今日と同じように、ただただダラダラビーチで時を過ごすことになるだろう。

 

それだけでも十分満足できてしまうというのがビーチリゾートのいいところだ。

 

▼アメリカ横断11日目までのルート★

f:id:Relie:20180314122238p:plain

f:id:Relie:20180314122228p:plain

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→ハリウッドビーチ(ウォルマート泊)→マイアミビーチ(2泊予定)。

 

▼次回記事(またマイアミビーチ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断11日目①〜【マイアミ】イカすホテルと星型ピザ〜 世界一周118日目★前編

ウォルトディズニーワールドを2日間堪能し、マイアミに向けて車を走らせていた我々。

 

昨日はマイアミ手前のハリウッドビーチというところのウォルマート駐車場で1泊していた。

 

朝9時過ぎ。

南国の強い日差しに照らされ目を覚ます。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170113111800j:plain

まずは目の前にあるウォルマートへ行きトイレ&買い物&ネット接続。

 

ウォルマートには無料で接続できる"ウォルマートWi-Fi"が必ずと言っていいほどある。

メールチェクなどは主にウォルマート(または同じく大体の店舗に無料Wi-Fiが存在するマクドナルド)で行うのが日常となっている。

 

この時、今夜の宿をこのウォルマートWi-Fiを使用して探した。

 

なかなかいいホテルが見つからなかったので、今回は相方が"じゃらん"から見つけ出したホテルを予約。

 

じゃらんって、海外ホテルの検索もできるんだ。

 

その後、POWERADE(パワーエイド)というゲータレードの兄弟みたいなスポーツドリンクを0.85ドル(約87円)で購入し、

とりあえず今夜の宿に目標を定め車を走らせた。

 

(ゲータレードはペプシコーラ、パワーエイドはコカコーラらしい。)

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180314113553p:plain

両サイドにヤシの木が立ち並ぶいかにも南国といった雰囲気の道路を進むこと約30分。

 

f:id:Relie:20170113145308j:plain

今回の宿、JAMES HOTEL(ジェームス・ホテル)に到着。

 

確か1人1泊4000円前後くらいだった。

 

駐車場、Wi-Fiが無料。

朝食は付いていないがいつでもコーヒが無料で飲み放題という嬉しいサービスがついている。

 

それにしてもド派手な外観だな。

 

周辺の建物のデザインが派手な傾向にあるというわけではなく、

このホテルだけ異様に派手でその存在がひときわ目立たせている。

 

▼このホテルは別記事で詳しく紹介しています。 

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170113114451j:plain

f:id:Relie:20170113114512j:plain

f:id:Relie:20170113114550j:plain

ド派手なのは外観だけではなかった。。

むしろ内装の方が派手。

 

しかしこんなにモノで溢れていてもそれらは整然としていて、

この空間にはむしろ清潔感すら感じる。

 

 

おそらくオーナーのジェームズさんが出てきてチェックイン。

チェックイン時間までまだかなり時間があったが、

『部屋ならもう用意されているよ。』

と優しく我々に部屋を与えてくれた。

 

『え、まだまだチェックアウト時間にもなっていないのにいいんですか!?』

 

と言うと、

 

『もちろん。君らは日本人だろ?日本人はいつでも特別扱いさ!』

 

と言っていた。

 

どうやらオーナーには親日家傾向があるみたい。

過去にジェームスさんに好印象を与えてくれた日本人の方々に感謝しチェックインを済ませた。

 

そういえばジェームスさんはさらにこうとも言っていた。

 

『君らが中国人でない限り大歓迎さ。まぁ、このホテルに中国人がいるなんてありえない話なんだがな。』

 

その発言に対し『なぜこのホテルには中国人がいないの?』と聞いてみると、

 

『それは private reason だ。』

 

と言っていた。

 

野暮な質問をしてしまったな、と少し反省した。。

 

f:id:Relie:20170113144624j:plain

ユニークなデザインは廊下にも健在。

 

f:id:Relie:20170113120620j:plain

部屋のデザインはロビーや廊下の様子からは考えられないほどシンプル。

 

ロビーで感じた清潔感がより一層際立つ。

 

中国人を極端に嫌っているジェームスさんは潔癖に違いない。

 

f:id:Relie:20170113144154j:plain

清潔感のあるシャワールーム。

シャワーは真上からシャーっと降り注ぐタイプ。

 

f:id:Relie:20170113144230j:plain

トイレも綺麗。

ふかふかのバスタオルもアメニティーとして用意されている。

 

f:id:Relie:20170113144911j:plain

2時間ほど部屋でグダグダし、13時頃になったら昼食をとりに出かけた。

 

前述した通り、ロビーに置いてあるこのコーヒーは24時間無料で飲み放題。

 

f:id:Relie:20170113113540j:plain

外に出てこのホテルを眺めると、改めてこのホテルのぶっ飛んだ感を感じる。

 

このホテルはマイアミビーチの繁華街からすぐのところに位置しているので、

車はホテルに駐車したまま、歩いてあたりを散策することにした。

 

f:id:Relie:20170113145919j:plain

いかにもリゾート地と言わんばかりの通りを歩く。

このようなところは世界どこへ行っても例外なく物価が高い。

 

基本的に世界一周旅行者はこう言った物価の高いところを避ける傾向にあり、

そこに特に用がない限り1泊すること自体躊躇するもの。

 

しかし我々はここマイアミビーチに1泊どころか2泊するべく、

すでにジェームスホテルの部屋を2泊分確保してしまっている。

 

決して予算に余裕があるというわけではないのにそのような贅沢をしてしまって、

正直先が思いやられる。。。

 

頭では切り詰めなければとわかっているのに、

このような場所(特に海を有するリゾート地)に来ると誘惑に勝てずこのような有様になってしまうのは我々の悪い傾向か。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170113164356j:plain

お昼ご飯はあらかじめネットで調べておいたピザ屋さんへ。

 

『Visa 01』という名のお店で、ネット情報によると非常にわかりにくい立地なのだという。

そして近くに行くとお姉さんが店まで案内してくれる』と書いてあった。

 

立地がわかりにくいのはともかく、

後半のお姉さんが案内』というのは全く状況が想像できない。

ちょっと風俗チックな印象がどうしても湧いてくる。。

 

とにかく、グーグルマップとにらめっこをしながら店舗周辺であろう所を行ったり来たりし。

すると歩道でスマホをいじっているお姉さんが急に我々に話しかけてきた。

 

『あなたたちピザ屋を探しているの?』

 

ネットの情報は本当だった。

 

f:id:Relie:20170113164418j:plain

 ”これか!”

と思いながら返事をすると、お姉さんは我々をピザ屋へ案内してくれた。

 

建物と建物の間の道を通り、非常口のような扉を開けお姉さんは建物内へと入っていく。

 

なるほど。こんなところ自力で発見できるはずがない。

 

f:id:Relie:20170113165904j:plain

建物内に入るとちゃんと『Visa 01』というレストランが存在していた。

 

店の目の前まで案内すると、お姉さんは笑顔でその場を去って行った。

 

案内係のラフさと店構えのお洒落さのギャップが余計に我々の頭を混乱させる。。

 

なんとも怪しい案内だったが、

普通じゃ体験できないような貴重な体験をした気分だった。

 

f:id:Relie:20170113170532j:plain

とにかく無事に入店できた。

 

空いた腹を満たすべく、すぐさまメニューを開きオーダーをした。

 

f:id:Relie:20170113170745j:plain

オーダーしたのは星の形をした『STAR LUCA』というピザ。

1枚16.24ドル(約1672円)。

 

さすがに1人1枚は高すぎるので、これを2人でシェア。

 

星型を形成しているミミの中にはモッツァレラチーズ(?)が塊で入っていて美味しい。

 

『マイアミでの贅沢はこれで最後。』

 

そう話しながら、我々はこの星型ピザを味わった。

 

f:id:Relie:20170113171305j:plain

ピザを食べ終わって少し経つと、

頼んでもないのにクロワッサンのデザートが運ばれてきた。

 

どうやらこれは無料のサービスらしく、よく見ると他のお客さんのテーブルにも同じものが置いてある。

 

このクロワッサン、

モチモチとしていて私が今まで食べたクロワッサンの中でも1位2位を争うほどの美味しさだった。

 

こんなに美味しいサービスを出されたら、逆にチップをはずまなきゃというプレッシャーが襲ってくる。

 

相方が頼んだジンジャエールを合わせて、トータルは18.24ドル(約1878円)。

 

結局21ドル(約2163円)をテーブルに置いて店を後にした。

 

だいたい15%弱くらいのチップを置いたということになるな。

 

〜後半へ続く〜

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断10日目〜オーランドからマイアミへ移動(初アービーズ)〜 世界一周117日目★

二日間に渡るフロリダ・ウォルトディズニーワールド観光の疲れのせいか、

今日はいつもより遅めの朝9時に起床。

 

とりあえず朝食会場へ向かう。

 

▼前回の記事(アニマルキングダム)

earthtravel.hatenablog.com

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170112155820p:plain

しかし、

朝食会場に着くと食事は何も用意されておらず、黒人のスタッフが掃除をしている。

 

『あれ?朝食は?』

 

と聞くと、

 

『朝食だって?お前ら遅すぎるぜ!9時に終わったよ!』

 

と黒人スタッフは答える。

 

”なに!?

朝9時で朝食終了とか、いくらなんでも早すぎやしないか?せめて10時までだろ?”

 

少しごねてみたものの、ダメなものはダメ。

 

なんとかコーヒー1杯だけは手にすることが許され、

そのコーヒーを持ってとぼとぼと部屋へ戻った。

 

アメリカ人は意外と朝早いのか?

 

いくらここの朝食のクオリティーがイマイチだとしても、やはり"有り"と"無し"の間には雲泥の差がある。

 

1日の始まりでいきなりテンションを落とされた。。

 

スポンサーリンク

 

 

 

f:id:Relie:20170112160926p:plain

部屋で昨日アニマルキングダムでもらった無料の缶バッジ35枚を種類別に並べてみた。

 

こんなにたくさん、どうしよう。。

 

こういうのって大抵もらう時に楽しさのピークを迎え、後になって処理に悩まされる。

 

とりあえず今は車のトランクの奥底で寝かしておこう。

 

f:id:Relie:20170112161557p:plain

11時。時間ギリギリにチェックアウト。

 

出発前、移動中でも洗濯物を干せるように車内に洗濯ロープを設置した。

 

ハイウェイを飛ばすことで激しい風が車内に流れ込み、

車の後部座席はたちまち自然風と太陽光によるエコ乾燥機と化すだろう。

 

パンツなどが飛ばされないように窓の隙間やスピードをコントロールするのはもちろん運転手である私の役目。

 

f:id:Relie:20170112162204p:plain

本日も非常に爽快な晴空が我々の移動本能を刺激する。

 

オーランドをあとにし、次の目的地はマイアミ。

マイアミまではその距離およそ230マイル(368キロメートル)。

グーグルマップに表示された所要時間ではノンストップで大体5時間ほど。

 

途中で休憩をしたとしても、余裕で今日中には到着できる距離だ。

 

f:id:Relie:20170112162735p:plain

出発から30分ほどでガソリンスタンドに立ち寄り給油をした。

ホテルを出てからしばらくは下道なので、30分でも進んだのはわずかな距離に過ぎなかった。

 

ここでレギュラーガソリンを10ドル(約1030円)分、4.631ガロン(約17.5リットル)入れた。

 

1ガロン2.159ドル。(1リッター約58円計算。)

 

f:id:Relie:20170112163340p:plain

給油後は来た道を戻り、

相方がTVのコマーシャルを見て以来気になっていたと言うArby's(アービーズ)というファストフード店へ寄ってみた。

 

ここはマックやバーガーキングなどとは違い、

質、価格、ターゲットの年齢層をより高いところに設定しているらしい。

 

日本でいうとモスバーガーのようなものか。

 

かつては日本でも店舗展開をしていたらしいが、今では完全撤退となっている。

 

私は定番商品であろうスモーク・ハウス・ブリスケットというハンバーガーを5.88ドル(約605円)で購入。

 

f:id:Relie:20180314105132p:plain

中には少なくとも13時間はローストしたというローストビーフと、

なんとオニオンリングまでもが挟まれている。

 

味の方はさすが日本でいうモスバーガーというだけあって美味しかった。

(私が勝手にそう言っているだけ)

 

質をとってアービーズへ行くか、値段をとってマックへ行くか。

 

これから悩みどころになりそうだ。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170112164808p:plain

初めてのアービーズを満喫し、相変わらずの青空の下、再びマイアミに向けて車を走らせた。

 

とは言っても、マイアミまでの距離はなかなか縮まらない。

縮まらないといか、来た道を戻っているのでむしろ伸ばしている。。

 

実はガソリン給油時に地図を確認したところ、

もっと早そうな道があることに気づいたため元来た道を戻っていたのである。

 

しかししばらく進んでまたよく地図を確認してみると、

その早そうな道がトールロード(有料道路)であることに気がつく。。

 

やむおえず、来た道を戻った道をまた戻る

という非常に間抜けで無駄な移動をしてしまった。。

 

そんなことにもめげずに前へ前へと進んでいった結果、

依然として下道であるものの次第に交通量は減り、

気づけばそこは車幅の狭いハイウェイのような状態になっていた。

 

f:id:Relie:20170112170518p:plain

ひたすら192号線という下道を東海岸方面へ進んでいき、ようやくはインタステイト95号線にぶつかった。

95号線ははるかカナダとの国境からマイアミに向けて南北に伸びている。

ゆえに、今度はこの95号線をひたすら南に進んで行くこととなる。

 

途中、運転に支障が出そうなくらいの疲れを感じたので、

REST AREA(レストエリア)という日本でいうパーキングエリアにあたる場所に入り、車を停めてしばらくそこで横になった。

 

このレストエリアにはトイレとジュースやスナックなどの自動販売機が設置されており、

さらにその州のモーテル案内のフリーペーパーが置いてある。

 

このフリーペーパーには各モーテルの割引券が付属しているので、

よく探せば格安で泊まれるモーテルが見つかるかもしれない。

 

それを探す行為にめんどくささを感じた我々がこのフリーペーパーを利用することは1度もなかったが。。

(車内でフルーツを切る際まな板として活用した。)

 

f:id:Relie:20170112173135p:plain

ちょっと横になるだけのつもりが1時間30分以上も寝てしまっていた。

相方も爆睡していて、誰も起こす人がいなかったので致し方ない。

 

時刻は17時を回ろうとしているところ。

それでも辺りがまだこんなに明るいのは、再出発における私のモチベーションをなんとか落とさず支えてくれる。

 

とにかく暗くなる前くらいにはマイアミ付近へ。

 

私はスッキリした頭を特に回転させることなく、ただぼーっとしながらアクセルを踏み続けた。

 

f:id:Relie:20170112173711p:plain

18時過ぎ。

夕方ごろになるとラッシュアワーになり、ハイウェイでの渋滞も目立ち始める。

 

5車線ないし6車線もある広大な道路なのに渋滞は起こってしまう。

 

f:id:Relie:20170112174639p:plain

なんとか日が完全に落ちるまでに、

マイアミビーチまであと20マイル(約36キロメートル)ほどのところにあるハリウッドビーチにたどり着いた。

 

この地を選んだ理由は、

もちろんマイアミビーチまでいい感じの距離間を保っているというのもあるが、

一番の理由はハイウェイを下りた近くにウォルマートがあるということ。

 

そこを今夜の宿泊地にしようというわけだ。

 

"ハリウッドビーチ"という名前の響きが良かったことと、

ビーチだったら海に行けるかも、という安易な理由少なからずあったことも付け加えておく。

 

f:id:Relie:20170112180018p:plain

ハリウッドビーチに到着しウォルマートの位置を確認した後、

ビーチへ入るための無料駐車場がないか探しに街を車で走り回った。

 

しかし、

我々が探した限り無料で停めれる駐車場はなく、

結局ハリウッドビーチに足を踏み入れることはできなかった。

 

f:id:Relie:20170112181551p:plain

19時30分ごろ。

ウォルマートでサラダとパンを買いそれを夕飯とし車内で食べる。

 

過去に何度か、

”このサイズのサラダは気持ち悪くなるから買っちゃいけない。”

と反省していたにもかかわらず、お腹が減っているとつい大きいサイズのものを購入してしまう。。

 

でもなぜか、今日に関しては過去のような気持ち悪さはなく、サラサラっとサラダを完食することができた。

 

その時のコンディションにもよるということか。

 

f:id:Relie:20170112182253p:plain

パンはフランスパンのような形なのに柔らかいパンをチョイス。

この大きさでお値段1ドル(約103円)というのはお買い得。

 

これを相方と半分こして食べた。

 

ところでこの袋にはキューバーノ・ブレッド(つまりキューバのパン)と記載されている。

 

なるほど、やはりヒスパニックが多いなと感じたのはキューバからの移民か。

 

このキューバーノ・ブレッド、

外の皮の部分がツルツルとした変わった生地になっており、

それはまるで紙を食べているような舌触。

 

それがうまいのかと問われれば、もちろんうまくはない。

 

”キューバ人はこんな紙みたいなパンを食っているのか?”

 

と、ほんの少しだけキューバ人の日常に触れられた気がした。

 

ちなみに後に先にも、

このキューバーノ・ブレッドをウォルマートで見たのはこの時だけである。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170112182918p:plain

夕食後、一旦この駐車場を離れて他の商業施設にも訪れてみようと車を走らせた。

 

このドライブの目的が商業施設でのショッピングではなく、

今夜の寝床となる駐車場探しであることは言うまでもない。

 

なぜウォルマートという絶好の寝床があるにもかかわらずわざわざ他のところを探しに行くかというと、

それはここのウォルマート周辺の治安になんとなく不安を感じたからだ。

 

とは言ってもここはビーチリゾート地。

 

周りには高層マンションやリゾートホテルが立ち並び、それだけ見たらむしろ治安はよく思える。

 

しかし、

我々が感じたのはおそらくそこにいる人たちの人種によるものだったのだと思う。

 

f:id:Relie:20180314112536j:plain

先ほど少し触れたように、

ここは本当にアメリカか?と思うほどヒスパニック系の人が多く、

話している言葉を聞いていてもスペイン語が頻繁に飛び交っている。

 

マイアミまで南下してくるとこれほどまで人種が変わってしまうものなのか。

 

よく考えてみれば、マイアミの目と鼻の先にはキューバが位置している。

 

デトロイトでは黒人、

シカゴやナッシュビルでは白人、

マイアミではヒスパニック。

 

アメリカを北から縦断するにあたって、

地域による人種の変化があまりにもハッキリとしていることに今更ながら気がつく。

 

さすが移民大国アメリカ。

もはやアメリカ人とは何なのかがよくわからなくなってくる。。

 

ちなみに写真にあるようなショッピングカートの散乱は、

どこのスーパーに行っても共通のことでもう見慣れている。

 

決してこの光景を見て治安に不安を感じたわけではない。

 

それにしても、なんでこのような有様になってしまうのか?

 

この散乱したカートどもに駐車を阻まれたこと数知れず。

 

ここでも日本のマナーってすごいなぁ、と感じずにはいられなかった。

 

f:id:Relie:20170112184024p:plain

さて、他の寝床を探しにドライブに出かけた我々だったが、

他の商業施設の大型駐車場にはオーバーナイトパーキング禁止』の看板があったり、

周りの雰囲気がイマイチだったりと、、

 

最終的にウォルマートを上回る条件の駐車場を見つけることはできなかった。

 

まぁおそらくウォルマートにも『オーバーナイトパーキング禁止』の看板はどこかにあったのだろうが。。

 

こういうのって、実際にそれを見るのと見ないのとではだいぶ心情に差が出るものだ。

もちろん何も見ていないウォルマートの方がだいぶ気が楽だということは言うまでもない。

 

 

ドライブをしたついでに、その辺にあったマクドナルドに寄って一息ついた。

 

ここで頼んだコーヒーがまるで白湯のようなコーヒー。。

”2度とアメリカのマックでコーヒーなんて頼むものか!”、と思わされた。

 

ちなみに相方が頼んでいたホットチョコレート(いわゆるココア)も同じく白湯のように薄味。

おまけにぬるいという散々なものだった。

 

おそらく相方も私同様『2度と…ものか!』と思ったことだろう。

 

その分を取り返すと言ってはなんだが、私はここのマックに0時ごろまで居座ってやった。

 

再び車をはしらせウォルマートまで戻った時には、すでに日付は変わり深夜1時近くになっていた。

 

夕方とは違いさすがに人気は少なくなっていたものの、

『明らかに長時間駐車だろ』という車がウォルマートの店舗から絶妙に離れた位置にポツポツと停まっている。

 

我々もそれらの車に右へ倣えで、絶妙な位置を探し車を駐車。

そのまま座席をフラットに倒す。

 

このウォルマートが24時間営業だということも我々の心を軽くし、

特に余計な気を使うことなくすんなり眠りにつくことができた。

 

さすがにマイアミまでくると、シカゴあたりで感じていた極寒が嘘のように暖かい。

 

もはや寝袋は必要ない、と言っても過言ではない。

 

これからしばらくアメリカ南部を攻めていく予定なので、車中泊で凍え死ぬ心配はしばらくないだろう。

 

▼アメリカ横断(縦断)10日目までのルート★

 

f:id:Relie:20180314112133p:plain

f:id:Relie:20180314112208p:plain

f:id:Relie:20180314112235p:plain

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→ハリウッドビーチのウォルマート。

”意外にもあっさりと縦断してしまったことに少しびっくり。

アメリカ横断なんて余裕じゃん!と、慢心し始めてきた時期。”

 

▼次回記事(マイアミビーチへ)

 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断9日目②〜アニマルキングダム後編(ディズニーワールド)〜世界一周116日目★後半

フロリダディズニーワールド4大テーマパークの1つ、アニマルキングダムを訪れている我々。

 

"アジア"というエリアにある『カリ・リバー・ラピッド』というアトラクションに身体中びしょ濡れにされ、、

 

さすがに着替えのためいったん駐車場まで戻った。。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180314102534j:plain

 エントランスのところで何かを配っているお兄さんを発見。

 

それは先ほどインフォメーションで32枚ももらってしまった缶バッジだったが、

よく見ると先ほどのものとはデザインが違う。

 

これはアニマルキングダム限定のライオンが書かれたデザインだった。

 

お兄さんからこの缶バッジを3枚もらい、

我々が所持している缶バッジの合計は35となった。

 

f:id:Relie:20180314102540j:plain

エントランスを出たらちょうど目の前に駐車場行きトラムが停車していた。

それに乗って駐車場へ。

 

f:id:Relie:20180314102546j:plain

私は車の中でパンツを含むすべての衣類を交換した。

車の中で全裸になり着替えをするのはいつぶりだろうか。

 

衣類はびしょ濡れになってしまったが、フロリダの温暖で乾燥した気候ならすぐに乾くだろう。

車の中でなるだけ日当たりの良い場所を選び衣類を並べていった。

 

f:id:Relie:20180314102600j:plain

着替えも完了しフレッシュな気分で再びアニマルキングダムへ。

行きとは違い、トラムがいつ来るかわからなかったので徒歩で向かった。

 

アニマルキングダム内にはなんとスターバックスコーヒーがある。

 

 

このスタバWi-Fiはなかった。

 

f:id:Relie:20180314102554j:plain

フロリダのディズニーには日本と違いダッフィー感が圧倒的にない。

もはやミッキーマウスを凌ぐ勢いの人気ぶりはどうやら日本だけのようだ。

ゆえに、このようなダッフィーグッズもフロリダディズニー内では珍しい。

 

というか、なんで日本ではあんなにダッフィーが人気になったんだ?

もはやダッフィーランドかってくらいの人気ぶりは私には理解できない。。

 

f:id:Relie:20180314102610j:plain

『パンガニ・フォレスト・エクスプロレーション・トレイル』

というアトラクションにやってきた。

 

ここはゴリラやカバなどアフリカに生息する16種類の野生動物に会えるいわば小型動物園。

 

エリア的には”アフリカ”内にあり、キリマンジャロ・サファリの隣に位置する。

 

f:id:Relie:20180314102616j:plain

ここの目玉はやはりこのゴリラ

餌を食べながら、ちょいちょいこちらをギョロッと見てくるのが面白い。

 

ゴリラの動きや表情は、”中に人間が入った着ぐるみなんじゃないか?”

と思ってしまうほど人間味に溢れていた。

 

改めて、人間はこれら猿の進化系なんだなということを考えさせられた。

 

https://gyazo.com/cec7b1a382afa911101098aa510901b2

15時過ぎ。

おそらくディズニーランドでいうウエスタンリバー鉄道的なやつだろうと思い、

近くにあった駅から蒸気機関車に乗り込んだ。

 

もうちょっとでパーク内でパレードがあるらしいので、それまでの暇つぶし感覚で乗った。

 

しかし、機関車はあからさまにパークから遠ざかっていき戻ろうとする気配もない。

 

途中には倉庫が立ち並んでいて、そこには象やキリンなどの動物が飼育されていた。

 

”おいおい、ディズニーともあろうものが、こんな裏舞台見せちゃっていいのか?”

 

そう思ったが、

後で調べてみるとこれはキリマンジャロ・サファリで登場する動物たちの飼育小屋で、

あえてこのような裏舞台をゲストに見せつけているらしい。

 

ディズニーともあろうものが、と思ったのも、

それは逆にディズニーならではの魅せ方だったのだ。

 

ミッキーやドナルドたちが着ぐるみの頭の部分だけ脱いで裏で一服している光景と重ねてしまったことを反省した。

 

f:id:Relie:20180314102621j:plain

機関車は10分経たないぐらいで『ラフィキズ・プラネット・ウォッチ』というエリアに到着。

 

ラフィキとはライオンキングに登場する長老的な猿のキャラクター。

 

地図を見ると、ここはパークの最果て。

 

日本でいう沖縄県みたいに本土からは少し隔離されている感じ。

 

まさかこんな所まで連れてこられるとは。。

 

f:id:Relie:20180314102627j:plain

まぁ、せっかく来たのだからぐるっと見て回ろう。

 

この時点でパレード鑑賞は完全に諦めた。

 

ここは主に屋内での展示がメインとなっている。

 

写真向かって右側の猿がラフィキ

屋内ではラフィキとのグリーティングが行われており、なかなかの行列ができていた。

 

さすがはこのエリアの主人公。

ミッキーたちがいないところで人気を独占している。

 

f:id:Relie:20180314102632j:plain

屋内ではタランチュラを見たり、

個室で自然と人間の共存についての音声を聞きながら仮眠をとったりして過ごした。

 

この個室での時間は非常に心地よいもので、

仮眠を取りたいがために2度も同じ音声を繰り返し聴いてこの個室に引きこもってしまった。

 

そして屋内施設を簡単に流し見した後は、

外に出てヤギや羊とのふれあいコーナーみたいなところへ。

 

ここは動物好きの相方が行きたいと言っていたエリア。

 

ブラシを使ってヤギなどの毛をブラッシングできる。

 

ここでは主に子供たちがはしゃいでおり、

中には強引にガッシガシブラッシングをかけている少女もいた。

 

怒ってヤギが少女に反撃しないか少し心配になったが、そこはヤギがじっと耐えているように見えた。

 

怒っていても反撃できないほど気が小さいのか、

あるいはその程度のことなら許してしまう大きな器を持っているのか。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180314102638j:plain

16時ごろ。

再び蒸気機関車に乗ってアニマルキングダム本土へ戻ってきた。

 

この壁に描かれたミッキーだけ見たらここは中国だ。

 

本場ともあろうものが、なぜこんなことになってしまったのか。。

あるいはこれはアフリカ的にミッキーを描いたらこうなるのか?

 

ちなみにパレードはとっくのとうに終わっている様子。

それでも相方はまだ『パレードは?』とボソボソ言っていた。

 

f:id:Relie:20180314102644j:plain

 『パレードはもう終わったよ』と相方に教えながら向かったのは

『ダイノランドUSA』というエリア。

 

ここは右回りルートの最終エリア。

東京ディズニーランドでいうとトゥモローランドと同じ配置になる。

 

エリアに入るといきなり大きな恐竜の骨がまるで門のように我々を迎えてくれる。

 

f:id:Relie:20180314102651j:plain

ここは他のエリアとはまったく違う雰囲気で、

動物園内にある遊園地エリアといった感じでどこかノスタルジック。

 

待ち時間が少ないかつそこそこ楽しめそうだったので、

『プライミーバル・ワール』というアトラクションに乗車した。

 

日本にもよくある”ネズミのコースター”系のアトラクションで、

ここの場合はライドがぐるぐるとスピンしながら急旋回、急停止、急発進がガタガタ行われる。

 

感想としては、まぁ富士急にある『マッド・マウス』よりは楽しめたかなという印象。

 

f:id:Relie:20180314102657j:plain

こちらには化石になる前の恐竜が。

 

ダイノランドUSAにはライド系アトラクション以外にも、

日本のお祭りや縁日にあるゲーム屋台のアメリカ版みたいな店がたくさん散らばっている。

 

そこでバスケットボールのシュートゲームをプレイした。

 

テキトーに遊んでキャストが景品を持ってくるのを待っていると、

やってきたキャストから『君たち金は払ったかい?』と問われた。

 

なんと、さすがにここは無料じゃなかったか。。

 

『いや、払ってない。無料かと思ったんだ。』

 

『そうなのか。プレイするのは有料でチケットはあそこで買えるよ。今回はいいけど次はちゃんとチケットを買ってね。』

 

キャストはチケット売り場のワゴンの方を指差しながらそう言った。

 

試しにそのワゴンへ行ってチケット料金を確認してみたところ、なんと1プレイ5ドル(約515円)。

 

さすがは世界一の高い物価を誇るディズニー王国だ。

 

f:id:Relie:20180314102709j:plain

もちろんその後チケットを購入して屋台遊びを楽しむことはせず、

特にやることのなさそうなこのエリアをあとにした。

 

本当はこのエリアの目玉である『ダイナソー』というアトラクションに乗りたかったのだが、運悪くこの時は運休中だった。

 

道中、グリーティング中のグーフィーとプルートに出くわした。

しっかりとサインまで書いてあげていて感心だ。

 

ちなみにグーフィーは本来左利き。

しかしこの時グーフィーがペンを握っているのは右手。

 

細部へのこだわりを大切にするディズニーにしては痛恨のミスをしてしまったのではないか?

それともグーフィーは実は両利きか?

 

f:id:Relie:20180314102703j:plain

 プルートも負けじとサインを書く。

 

なんとも間抜けな体勢でサインを書くプルートに、私は思わず吹き出してしまった。

 

まぁ、視界の悪い着ぐるみを着てだし、

そもそもプルートは犬なのでサインの書き方がよくわかっていないのかもしれない。

 

いやいや、グーフィーだって着ぐるみを着ているし種族的にも犬ではないか。

 

顔の骨格だってプルートとほぼ同じ。

 

それなのになぜ両者の間にこれほどの姿勢の差が生まれてしまうのか?

 

プルートのめちゃくちゃな姿勢でのサイン書きを見ると、

グーフィーの人間味のあふれる非常に綺麗な姿勢でのサイン書きもちょっと笑えてくる。

 

f:id:Relie:20180314102604j:plain

ダイノランドUSAから逆走してアフリカのエリアまで戻ってきた。

 

目的は17時公演をファストパスプラスで予約しておいた

『フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング』というミュージカルショーを観るため。

 

事前にここの評判を調べたら、

"このショーを見るためだけにパーク入場料を払ってもいい。"

と超絶賛を受けていた。

 

さすがにそれは言い過ぎだろうと思いながらも、

それがどの程度のものなのか、やはり期待せずにはいられない。

 

 

我々はファストパスプラスを予約していてその時間通りに行ったが、

すでにたくさんの会場前で人が列を作っていた。

 

どうやら入場できるのは開演の直前になってからのようだ。

 

 

ファストパスプラスを予約していても結構並ぶので、

ファストパスプラスに示された時間より早めに会場に足を運んだ方がよりいい席を確保できる。

 


*ここから先はネタバレ注意。

 

f:id:Relie:20180314102714j:plain

扉が開きいざ入場。

円形の会場には扉がいくつかあったみたいで、四方八方からゲストが入場してくる。

我々は後続からの入場だったが、なんとか前の方の席を確保できた。

 

ちなみに最前列から数列までは予約席となっているみたいで、

本当に目の前で楽しみたい方は席の予約をした方が良さそうだ。

 

f:id:Relie:20180314102719j:plain

ステージも円形で、どの位置からもそこが正面になるという嬉しいつくり。

 

まずはアフリカンなシンガー4人が司会進行役として登場。

 

大きく4つに区切ることができる座席エリア1つに対し1人のシンガーが担当。

 

それぞれのエリアに動物の名前を与え、その動物の鳴き声をゲストを含めたみんなで叫ぶことによって元気比べをし始める。

 

この時各エリアから1人代表者が選ばれ、

その動物の鳴き声をこの大観衆の前で披露するという、非常に恥ずかしい演出も用意されている。

 

そこまでがウォームアップみたいな感じ。

それが終わるといよいよショーは本編へと突入していく。

 

f:id:Relie:20180314102725j:plain

ティモンとプンバが新たな司会進行役的な感じで登場。

その後続々と動物たちが登場し歌やダンスを披露する。

目の前に広がるはまさにプライドランドそのもの。

 

f:id:Relie:20180314103800p:plain

このショーの大きな見せ場の一つとして、猿たちのアクロバットがあった。

 

トランポリン、鉄棒、つり輪、空中ブランコを駆使したアクロバットパフォーマンスは圧巻の一言。

 

さながらシルク・ド・ソレイユのようなパフォーマンスに私は見入ってしまった。

 

力強い生歌、壮大なスケールの動物達のダンス、圧巻のアクロバット。

 

評判通り、確かに素晴らしいショーだった。

アニマルキングダムを訪れたら足を休めるためでもいいので必ず観ておきたいショーだと思った。

 

さすがにこれだけのためにパーク入場料を払ってもいい

というのは言い過ぎだと思うが。。

 

f:id:Relie:20180314102732j:plain

およそ30分ほどのライオンキングのショーに大興奮。

 

しかし相方はというと、睡魔に勝てず居眠りをしてしまったらしい。。

 

あんな大迫力なものを目の前によく寝れたものだな、と逆に感心してしまう。

 

f:id:Relie:20180314102739j:plain

再びパーク内を徘徊し、アジアのエリアにやってきた。

 

この川に映る逆さエベレストの景色が綺麗すぎる。

 

f:id:Relie:20180314102758j:plain

f:id:Relie:20180314102745j:plain

小屋前にはバックパックや寝袋、クッカーなどの登山道具がたくさんぶら下がっている。

こういう雰囲気はたまらなく好きなのだ。

 

 

f:id:Relie:20180314102751j:plain

容量が違うものの、私と全く同じデザインのバックパックが柱にくくりつけられていた。

ちょっと、嬉しい。

 

f:id:Relie:20180314102805j:plain

確かネパールかどっかの国のバスはド派手と聞いたことがあるが、

果たしてそれはこのような感じなのだろうか?

 

f:id:Relie:20180314102811j:plain

正直、完全に暇を持て余している状態。。

そんな中、ふとエクスペディション・エベレストの待ち時間を見る。

 

なんとスタンバイで15分。

 

このような人気アトラクションでこれは短すぎる。

 

これは乗っておくしかないだろう、と、本日2度目のイエティー探索へと出発した。

 

内容を知ってしまっている以上、やはり1度目ほどの興奮はなかったが、

それでも十分に楽しむことができた。

 

f:id:Relie:20180314102819j:plain

 エベレストを出ると再び何をしたらいいのか分からない暇人に戻る。。

 

とりあえず橋を渡りパーク中央に位置するディズカバリー・アイランドへとやってきた。

 

”そういえば、あのシンボルツリーの麓には行けないのか?”

 

と思い、木の方向を見つめながら歩いていると、

『イッツ・タフ・トゥー・ビー・ア・バグ』という

映画バグズライフ』をテーマにしたアトラクションが目に入った。

 

待ち時間もなさそうだったので入ってみた。

待ちレーンのコースはなんと、目指していたシンボルツリーの麓に続いていた。

 

しかもこのアトラクションが行われる場所はシンボルツリーの真下の地中。

 

つまりこのアトラクションに参加すれば麓に行けるだけではなく、

シンボルツリーの内部に侵入できるのだ。

 

アニマルキングダムというだけあって、

シンボルツリーの木の幹にはよく見ると様々な動物デザインが浮き上がっている。

 

アトラクションの形態としては、

東京ディズニーランドのミクロアドベンチャー』に似ている。

 

3Dゴーグルを装着したら昆虫と同じくらいの大きさになり、

主人公のフリックが虫たちの世界を紹介してくれる、といった感じのもの。

 

3D映像だけではないその他の演出も織り交ぜられていて、もはや4Dアトラクションだ。

 

日本には無いという新鮮味もあり、すごく面白かった。

 

f:id:Relie:20180314102824j:plain

 日も暮れかけてきた頃。

まだまだ暇を持て余している我々はどこか夕日の見れるところを探していた。

そんな中、キリマンジャロ・サファリにもう一度乗ってみようという話になった。

 

本当はナイトサファリを体験してみたかったが、あまりにも暇すぎて日が完全に沈むまで待てなかったのだ。

 

キリマンジャロ・サファリ行ってみると、

なんとここも先ほどのエベレストと同様ガラガラ状態。 

 

しかも乗ってみると、

朝乗った時よりも動物たちの動きが活発だった。。

 

まったく、昨日から悪戦苦闘していたファストパスプラス争奪戦はなんだったんだ。。

 

そしてこのアトラクションに乗っている時に垣間見れた夕焼け空が、

今までに見たことないくらいにピンク色をしていてかなり綺麗だった。

 

”ちくしょう、こんなに綺麗な日の入り風景は滅多にないのに、

なんで私はこんな車に乗せられ人工サバンナをぐるぐると走り回っているんだ。。

普段なら自分で運転して夕日が綺麗に見えるところまで走っていくのに。。”

 

 

贅沢な話だが、

今この瞬間に自分がディズニーワールド内に収容されていることに少しがっかりした。

 

f:id:Relie:20180314102828j:plain

19時30分。すっかり日が沈みこの王国も闇に包まれた。

 

そんな頃、本当にやることがなくなってしまった我々は、

なんと本日3度目のエクスペディション・エベレストに乗っていた。。

 

今回は夜ということもあってパークの夜景が垣間見れた。

しかしその他の内容は過去2回のライドと全く同じ。(当たり前だ)

 

若干飽きてきた感はあり大興奮とまではいかなかったが、

それでも本日最後のアトラクションとしていい締めくくりになった。

 

いい感じに締まったところで、もう帰ろうと出口に向かう。

 

シンボルツリーである『ツリーオブライフ』の前に差し掛かったところで、

何やら人だかりができていることに気づく。

 

どうやら、もうすぐこのツリーで何か見世物が行われるらしい。

 

f:id:Relie:20180314102836j:plain

もちろんここでその見世物を鑑賞。

その見世物とは昨日のシンデレラ城同様、プロジェクションマッピングを使ったものだった。

 

このプロジェクションマッピングは複数回行われているみたいだったが、

上映と上映の間隔が非常に短かかったのでせっかくなのでそのまま2度鑑賞していった。

 

f:id:Relie:20180314102839j:plain

20時15分。

アニマルキングダムから脱走。

 

滞在時間は昨日のマジックキングダムより短かったものの、

アニマルキングダムの方が暇を持て余している時間が多かったな。

 

それだけ見どころの質、量に差があるということか。。

 

今日に関してはプラス60ドルくらい払って購入出来るホッパーオプション

(4大パーク間を自由に行き来できるオプション)

の必要性を理解できた。

(それでも60ドルというのは高い。。)


それほど混雑していなかったトラムに乗り駐車場へ。

駐車したエリアは"ダイナソー"。

 

そこでトラムを下車し車を探すのだが、

どこに駐車したかはっきりと覚えていなかったためここでしばらく駐車場内をさまようことになる。。

 

アメリカの駐車場は広大なので、大体の車のキーには押すと車から爆音が鳴り響くボタンが付いているのだが、

なぜか我々がレンタルした車ではそれらしきボタンを押しても何も鳴らない。

 

仕方がないのでトランクを開けるボタンを押しながら駐車場を徘徊した。

 

もし車に近づいた際はいきなりトランクが "ボンっ"と開くはず。

(爆音に比べて非常に気付きづらいが。)

 

10分くらいはうろちょろしていただろうか。

 

ようやく車を発見し、直ちにこの夢の王国から立ち去った。

 

そう、今日はウォルマートの駐車場なんかよりずっといい寝床が我々を待っているのだ。

 

f:id:Relie:20180314102844j:plain

到着したのは一昨日泊まったところと同じ、

マグナソン・ホテル・キシミー・メインゲート。

 

一昨日が2人で3287円だったのに対し、今回はなんと2人で2380円。

およそ1000円も値段が違う。1人1泊1190円。)

 

しかも前回は第2棟でワイファイがクッソ弱かったのだが、

今回はロビーに近い第1棟の部屋に宿泊できたのワイファイのつながりも良好。

 

部屋も広く、駐車場と朝食も無料なので文句なしだろう。

 

この快適空間で、2日間に及ぶディズニー王国散策の疲れをゆっくりとに癒す。

 

スポンサーリンク

 

 

今回フロリダディズニー4大テーマパークのうちマジックキングダムアニマルキングダムを回ってみて、

やはり日本のディズニーの質の高さを実感した。

 

子供の頃から『フロリダのディズニーワールドはすごい』という話をテレビなり知人なりからされてきた。

確かにすごいが、そのすごさの主な部分は約122k㎡という広大すぎる敷地にあるのだと思う。

 

大きなテーマパークが4つもあり、

大きなプール施設が2つ、ゴルフコースが6つ、リゾートホテル等が20もあり、

その大きさは山手線内側2つ分が丸ごと入ってしまうほど。

 

そんなモンスター遊園地でも、

接客、清潔度、ゲストのマナー、アトラクションのクオリティー、イベント感など、

様々な面から見て総合的には東京ディズニーより質は劣ると感じた。

 

まぁ我々の場合、

言葉が通じるか通じないかという差が無意識的にものの見方に影響していた可能性は大いにあるが。

 

もちろん、我々はホテルにすら泊まってないし、この巨大リゾートのほんの一部しか見れていないので、あくまでも見た範囲での感想である。

 

あ、それでもファストパスプラスシステムほぼパーク全域にわたる無料ワイファイ(使い勝手はあまり良くないが)、ディズニーアプリとのリンクシステムなどのテクノロジー面では東京よりフロリダの方が進んでいると思わされたな。

 

まあ簡単に感想を言うと、

まだ訪れていない残りの2つのテーマパーク(ハリウッドスタジオエプコット)にもいつか訪れてみたいが、まだしばらく経ってからでいいかな。

今回訪れた2つ、特にアニマルキングダムはもういいかな。

といった感じ。

 

つまりは一生に1度は4大パーク全てに行ってみたいな、ということだ。

(感想が普通。それってたいていの人が思っていることなのでは。。)

 

そしてそのためにわざわざ時間と金を作ることは、この先数十年はないだろうな、と思った。

 

▼次回記事(マイアミへ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断9日目①〜ディズニー・アニマルキングダム前編(WDW)〜 世界一周116日目★前半

ディズニーワールド観光での滞在先をウォルマートの駐車場としていた我々。

 

昨日1日マジックキングダムを遊びまわった疲労感から、車中泊でも熟睡することができた。

 
▼マジックキングダム前編

earthtravel.hatenablog.com

 ▼マジックキングダム後編

earthtravel.hatenablog.com
 

f:id:Relie:20170614130617j:plain

まずはウォルマートで食料調達。

起きてすぐ目の前に大型スーパーがあるのはすごく便利だ。

 

サラダを2.98ドル(約306円)、

ゲータレード1本を0.88ドル(約90円)、

0.35ドル(約36円)のパンを4つ購入した。(全て7%の税抜き)

 

ディズニーパーク内だと何を食べるにしても値が張るので、

ウォルマートで安く仕入れた食料をパーク内に持ち込むのがいい、

と、昨日のマジックキングダムを通して思っていた。

 

スポンサーリンク

 

 

もちろん、これがディズニーワールド単体の旅行ならそんなケチケチしたことはしないだろう。

 

しかし、長期旅行者の我々にとっては、ディズニーワールドに入場している時点で十分に大金を注ぎ込んでいる。

食べ物までパーク内で食べていたら、それは少し贅沢しすぎというものだ。

 

昨夜車中泊になったのもその考えに基づいた結果だ。

 

ところで、この買い物をする際にはセルフレジを使用した。

その時、どうしても購入するパンがどこの画面にあるのか見つけられなかった。

 

まぁいいや、と思い私は同じくらいの値段だったドーナッツ(0.58ドル)を選択し、しかも個数を1つにした。 

 

何事もなかったように相方のところへ近づき

『パンがなかったからドーナッツで打ったよ。』と小声で話していると、

セルフレジ監視係の太った黒人女性店員が私の方に近づいてくる。

 

”や、やばい。。”

 

嫌な予感は的中で、その店員は私からレシートを受け取ると袋の中身を確認し始めた。

 

『あなたこれは違うわよ。』

 

そう言って店員はセルフレジの画面を操作し、パンの個数を4つに選択しなおした。

パンは1つ0.35ドル(約36円)だった。

 

おとなしく支払いを済ませ、この間違えたドーナッツ分はどうしたらいいか問うと、

奥にあるサービスカウンター的なところを指差し『あそこで返金してもらいなさい。』と。

 

幸い、これ以上私を責めることなくこの店員は持ち場に戻った。

 

教わった通りサービスカウンター的なところへ行き返金手続きを済ませた。

 

断っておくが、ウォルマートに限らず他のスーパーでもセルフレジでズルをしたのは後にも先にもこの時だけである。

 

でも、なんでこういう時に限って確認されるんだ。。

 

よく考えてみたら、この店舗にはドーナッツは置いていなかった。

 

ひょっとしたら相方に行った『ドーナッツ』という単語が耳に入ったのか?

あるいは選択されるはずのないドーナッツが選択されていることを店員用画面で確認したのか?

 

どちらにせよ、販売していないのなら画面からドーナッツの項目は消去しておいてほしい。

 

f:id:Relie:20170614130653j:plain

8時過ぎ。

ウォルマートを出発しアニマルキングダムの自家用車エントランスに到着。

 

試しに昨日分の駐車券を見せて『これ、使える?』と聞いてみたが、さすがにディズニーはそこまで甘くない。

 

『ダメよ。駐車券は毎日発行しなくちゃならないの。だから昨日のは使えないわ。』

 

それでもキャストのお姉さんは親切に説明してくれた。

 

駐車料金は昨日同様20ドル(約2060円)。

 

f:id:Relie:20170614130716j:plain

昨日のマジックキングダムの時と同様、誘導係りの指示に従い順番に駐車。

駐車場からはトラムでアニマルキングダムへと向かう。

 

各駐車場には動物のマークが記されているので、それを覚えておかないと帰りに自分の車がどこにあるかわからなくなる。

 

f:id:Relie:20170614130744j:plain

トラムはアニマルキングダムのエントランス目の前で停止した。

昨日のようにそこからさらにモノレールに乗る必要はない。

 

アニマルキングダムには本物の動物がたくさんいる、

いわばディズニー流動物園といったところだ。

 

アニマルキングダムは、

 

オアシス

ディズカバリー・アイランド

アフリカ

ラフィキズ・プラネット・ウォッチ

アジア

ディノランドUSA

 

の6つのエリアから成る。

 

日本には存在しないオンリーワンテーマパークなので新鮮味がハンパない。

 

昨日のマジックキングダムのような土地勘は全くないので、

地図を見て歩きながら土地勘をつけていく必要がある。

 

f:id:Relie:20170614130805j:plain

アニマルキングダムの大人気アトラクションといえば『キリマンジャロ・サファリ』。

アフリカのサファリをモチーフとしたアトラクションだ。

 

インディー・ジョーンズに出てきそうな車に乗り込み、

本物の動物がいる大地をガイドのトークを聞きながら駆け抜ける。

 

まぁ日本でいうサファリパークのようなアトラクション。

ディズニーでいうならジャングルクルーズの車&動物本物版といったところか。

 

『比較的動物が活発な午前中がオススメ』と大体のウェブサイトには記載されていた。

 

実は昨日マジックキングダムにいる時、

マメにこのキリマンジャロ・サファリのファストパスプラスの予約を狙っていた。

 

しかしあまりの人気のため午前中はほぼ埋まっていて

空いたとしてもすぐにまた予約が埋まるといった状態だった。

 

ディズニーWi-Fiが弱すぎて予約競争に負け続けた

というのも予約ができなかった大きな原因だ。

 

とにかく、

今朝も予約チェックをしてみたが相変わらず予約がいっぱいだったため、

こうなったら朝一でキリマンジャロ・サファリにスタンバイで並ぶことにした。

 

荷物検査を終え入園したら、とにかく一直線にキリマンジャロ・サファリを目指す。

 

相方もいつにも増して歩くスピードが速い。

 

f:id:Relie:20170614130852j:plain

目の前に見えるパークのシンボル『ツリー・オブ・ライフ』バグズライフのフリックなどには目もくれず、

ただひたすらキリマンジャロ・サファリを目指す。

 

f:id:Relie:20170614130947j:plain

キリマンジャロ・サファリは”アフリカ”というエリアの奥の方に存在している。

それはエントランスからだいぶ離れたエリアになるのでるので、早歩きでの移動は少々疲れた。

 

待ち時間は”1P”と意味不明な時間を表示しているが、見る限りまだ人はあまりいない。

 

”よかったぁ。。”

 

我々はひとまず安堵し、ゆっくりと通路を歩いて行った。

 

f:id:Relie:20170614131141j:plain

f:id:Relie:20170614131045j:plain

移動も含めてだいたい10分くらいの待ち時間で乗れた。

大きなサファリカーが次々と乗り場に到着しゲストを乗せていく。

 

相方の仕入れた情報によると、

車の左側の座席の方が動物が現れる頻度が多くてオススメらしい。

 

我々は運良く左側の座席に座ることができた。

 

車にはサファリパークのような檻が付いていないのがすごい。

 

それだけリアルな雰囲気を味わえるのはいいが、

檻がないことによってあまり近づけないとなると『うーん。。』とも思う。

 

f:id:Relie:20170614131310j:plain

ジャングルクルーズのように、ガイドのお姉さんが色々と説明をしながら車を走らせていく。

 

しかしジャングルクルーズの弾丸トークとは違い、こちらのガイドはゆったりと落ち着いている。

 

さらにジャングルクルーズとは違い、こちらのガイドは本当に車を運転している。

 

ジャングルクルーズのガイドは一見ボートを運転しているように見えるが、あれは演技。

ダミーのハンドルをクルクルと回しているだけ。

 

実際はボートの下にレールがあり、それに沿ってボートは進んでいる。

(前進やスピード調節はガイドの足元にあるアクセルワークで行われている。)

 

f:id:Relie:20170614131233j:plain

朝は動物が活発に動いていると聞いたが、

実際はそんなこともなくあまり動かずゆったり過ごしていた動物が多かった。。

 

これが今朝に限ったことなのか、いつものことなのかはわからない。。

 

ガイドのお姉さんがなんかの動物を説明する時に

『いつもはこうじゃないんだけど。。。』

と言っていたのを聞き取ったが、それはその動物に限ったことなのか。

 

とにかく、朝イチで急いだ割には感動が少なかった、というのが正直な感想。

 

f:id:Relie:20170614131207j:plain

できるだけ肉眼で楽しもうと思いあまり写真は撮らなかったが、

ゾウ、キリン、ライオン、バッファロー、サイ、チーター、ワニなどなどなど、

たくさんの動物がこのアトラクション内に存在していた。

 

アトラクション自体もなかなか長く、

20分弱くらいはサファリカーに揺られていただろうか。

 

予想通り、安全な草食動物以外にはあまり接近することはなく、遠くから眺める程度だった。

 

『近すぎちゃってどうしよう!?』

富士サファリパークに慣れ親しんでいる私にとって、この距離感はちょっと物足りなさを感じた。

吹き抜けで視界がいいというメリットもあるが。

 

f:id:Relie:20170614131349j:plain

キリマンジャロ・サファリを堪能した後はその辺のベンチに座って朝食。

今朝ウォルマートで買ったサラダだ。

 

やはりこのサンタフェ味のサラダはうまい。

(相方はあまり好きではない模様。)

 

f:id:Relie:20170614131416j:plain

朝食後、昨日のマジックキングダムのようにパークを左回りで歩き始める。

そうなると、次のエリアは”アジア”ということになる。

 

一言でアジアといっても広い。

 

ここのエリアは主にネパールなどの中央、南アジアあたりの雰囲気が出ている。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20170614131443j:plain

それを最も象徴しているのがエリアの目玉として存在しているエベレスト

 

そして我々が次に向かっていたのはこのエベレストを舞台とする絶叫アトラクション。

 

f:id:Relie:20170614131553j:plain

『エクスペディション・エベレスト』

というこのアトラクションは、世界最高峰の山エベレストをトロッコで駆け抜けるというコースターライド。

 

最高時速はおよそ80㎞/h。世界のディズニーの中でもトップクラスのスピードを誇る。

 

もちろん日本にはない、アニマルキングダムオリジナルのアトラクションだ。

 

絶叫マシン好きの私の胸は高鳴る。

 

ちなみに日本のディズニー内最速は、

東京ディズニーシーのミステリアス・アイランドにあるセンター・オブ・ジ・アース。

その最高速度は75㎞/h。

 

f:id:Relie:20170614131616j:plain

大人気アトラクションのため、ここはファストパスプラスを予約していた。

 

待ちの通路にはイエティやそれを研究しているのであろう探検家あるいは登山家の写真が飾られていて、山小屋の雰囲気が演出されている。

 

インディー・ジョーンズの雰囲気に似ているが、

アジアンテイストが入りそれとはまた一味違がった独特な雰囲気。

 

日本のディズニーでは今の所絶対に味わえないこの新鮮な感じに興奮する。

 

スイスイとスタンバイ待ちの人たちをごぼう抜きし、すぐに乗り場前に到着。

 

この先は少しネタバレが入る。

 

f:id:Relie:20170614131738j:plain

簡単にライドの内容を言うと、トロッコ(コースター)は鉱山内を低速で探検。

途中イエティが現れトロッコは大暴走を始める。

 

鉱山内から勢いよく外の世界に飛び出したかと思えば、

目の前にはおそらくイエティによってひん曲げられたレールが。

これではこれ以上前進できない。

 

私は、”この先どうなる?” と本気でワクワクした。

 

しばらくここで停止した後、トロッコは急に動き出し元来た道をバックで爆走。

 

結構なスピードでバックするのでなかなかスリルがある。

 

トロッコが止まったところで目の前には巨大なイエティが。

 

イエティめがけてトロッコは突っ込むが、間一髪のところでなんとか鉱山から脱出。

 

いやぁ〜危なかったねぇ〜

 

ってな具合の流れだ。

 

これはなかなか面白かった。

 

初めて乗るという新鮮味

予測不可能な展開

ディズニートップクラスのスピード

 

それらの要素が合わさって我々をハイにしてくれた。

 

特にバック爆走とクライマックスのイエティからの脱出が一番盛り上がった。

 

f:id:Relie:20170614132523j:plain

大興奮のままエベレストを後にし、立ち寄ったのはチンパンジーかなんかのジャングルジムのような家。

 

なんとも身軽に、かつゆったりとアスレチック型の家で遊ぶチンパンジーたちにしばし見入った。

 

こんなのを見ていたら私までアスレチックで遊びたくなってしまう。

 

しばらくチンパンジーを観察した後は一度エントランス方面へ戻る。

そこのインフォーメーションで缶バッジが無料でもらえるらしいので、それをもらいに行くのだ。

 

しかし急に眠気とだるさが襲ってきて、

洞穴のようなところにあったベンチで横になり、そのまま仮眠を取ってしまう。

 

昨夜の車中泊の影響か、それともイエティの興奮の後遺症か。

 

おそらく両方がその主な原因だと考えられる。

 

f:id:Relie:20170614132556j:plain

12時過ぎ。

ベンチの上でなんと1時間以上も寝てしまっていたらしい。

せっかくのディズニー、寝て時間を過ごすなんてもったいない。。

 

眠気とだるさは残っているものの、

重い腰をようやく起こして再びインフォメーションを目指した。

 

道中、なんとも奇妙なブドウの木の人に出会った。

 

f:id:Relie:20170614132613j:plain

道を歩いていたかと思えばゆっくりと路傍にある看板にからみつき、

さながらポールダンスのような動きをして自らをアピールしてくる。

 

まるでゲストを悩殺しているかのようなポーズだったが、

残念ながらぶどうの木には変な感情を抱かない。

 

f:id:Relie:20170614132637j:plain

インフォメーションに着きキャストのお姉さんに缶バッジがほしいことを伝える。

お姉さんは快くオッケーしてくれ、どの種類がほしいか聞いてくる。

 

『どんな種類があるの?』

 

 と聞くと、お姉さんは4種類の缶バッジを目の前に並べてくれた。

 

これ以外の種類もネットに載っていた、と相方は言うが、

お姉さんはこれで全部というのでそれ以上問うことはやめた。

 

『日本の友達へのお土産として何枚かほしいんだけど、いいですか?』

 

そう尋ねると、また快くオッケーしてくれて何枚ほしいか聞いてきた。

 

『じゃぁ、各種2枚ずつで8枚お願いします。』

 

そう伝えるとお姉さんは奥へ行き袋を持って来てその袋に缶バッジを詰め始めた。

 

『はいどうぞ。』

 

手渡された袋の中には明らかに頼んだより多い量の缶バッジがガシャガシャと入っている。

 

そのあまりの多さに思わず驚きと笑いを隠せなかったが、

今更訂正して数を調整してもらうのも面倒だったので、

多いに越したことはない”、と思い『ありがとう』と言ってその場を離れた。

 

f:id:Relie:20170614132715j:plain

ちょっと行ったところにあるベンチに座り缶バッジの数を数えてみると、

なんと32枚もあった。

 

なるほど、

"全部で8枚"と伝えたつもりだったのが、

どういうわけか"1種類8枚ずつ”と解釈されてしまったらしい。

 

隣にいた日本人のキャストに話しかけていればこんなミスは起きなかったな、、

なんて思っても後の祭りだ。

 

まぁ帰国後お土産でばらまきでもすればいいだろうと思ったが、

それまでこのアルミの塊を持ち運ぶのは邪魔でしょうがない。

 

とりあえずレンタカー返却まではトランクの中にでも入れて寝かせておこう。

 

f:id:Relie:20170614132756j:plain

36枚の缶バッジはとりあえずカバンの中にしまいこみ、

気を取り直してアニマルキングダム内を散策した。

 

入園時、キリマンジャロ・サファリへ急ぐためにゆっくり見れなかったパークのシンボル

『ツリー・オブ・ライフ』をここでゆっくりと鑑賞。

 

青い空、白い雲、緑の木々がいい感じ。

 

f:id:Relie:20170614132840j:plain

そして再び"アジア"のエリアへ。

川沿いに停まっている伝統的なボートがいい味を出している。

 

アジアのエリアを歩いていると、早く中央、南アジアあたりにも行ってみたい、と強く思わされる。

 

世界一周のルートを決めていない我々がそこにたどり着くのは一体いつのことになるのだろうか?

 

f:id:Relie:20170614132908j:plain

昼時ということもあってレストランは混み合っている。

パーク内で食事をすることは考えていないが、参考までに行列ができている店の価格をチェックしてみた。

 

比較的やすそうなお店でも1食10ドルは余裕で超えてくる。

 

コーベビーフチーズバーガー(14.99ドル)

コーベビーフホットドッグ(13.99ドル)というのが少し気になる。

 

これは一応 ”アジア” というこのエリアを意識した商品なのか?

 

 

f:id:Relie:20170614132933j:plain

アジアエリアにある『カリ・リバー・ラピッド』という激流下りのアトラクションに乗った。

ファストパスプラス予約をキャンセルしていたのだが、

なぜか画面上では予約ができている状態になっていたので試しにファストパスプラスレーンからの侵入を試みてみた。

 

ファストパスプラスレーンに入る時には

パスポートをミッキー型のマシンににかざし予約の承認をしなければならない。

 

承認されれば緑色、承認されなければ赤色にミッキーが光る仕組み。

 

さて、予約をキャンセルしたはずの我々はというと、やはりミッキーは赤く光った。

 

しかし担当のキャストが他のゲストとのやりとりに気を取られこちらを見ていなかったので、そのままの流れでファストパスレーンへの侵入してしまった。

 

いけないことだとわかっているが、入れてしまったものはしょうがない。

 

f:id:Relie:20170614132948j:plain

待ちの通路は先ほどの『エクスペディション・エベレスト』と似た探検家の小屋のような雰囲気。

こちらの方がインディー・ジョーンズっぽさが強いか。

 

昔はこういうところに潜んでいるであろう隠れミッキーを待ち時間によく探したものだが、今ではめんどくさくてようやらない。

 

スイスイと通路を進んでいくと、

途中でいきなり『スタンバイレーン』『ファストパスレーン』という標識が現れ道が二つに分かれた。

 

”え?こんなのみんなファストパスレーンから行けちゃうじゃん?”

 

そう思って迷わずファストパスレーンを通った。

 

ところが乗り場目の前まで来た時、あの予約認証をするミッキーのマシンがここにもあることに気づいてしまった。

 

”なんでここにもあるんだ!?”

 

動揺を隠せなかったが、それでももう後戻りはできない。

できるだけ平常心を保ちながらミッキーのマシンに自らのパスポートをかざした。

 

結果はもちろん赤。

 

『ここはファストパスレーンだよ。君たち予約はしたのかい?』

 

担当キャストがすかさずそう聞いてくる。

 

『えーっと、予約はしたんですけどキャンセルしてしまって。。戻って並び直しですかねぇ。。』

 

不意に浮かんだ英単語をモゴモゴと言っていると、

キャストは『次回からは気をつけるように。』と言い我々を通してくれた。

 

”ふぅ、よかった。”

 

それにしても、

昨日のマジックキングダムを通してもあのマシンがエントランス前と乗り場前の二重で設置されているのはこれが初めてだ。

 

なんでこれに限って。。

 

今朝ウォルマートで似たような思いをしたことを思い出し、

 

"今日は何か変だ、少し言動を慎重にしよう。"

 

と、軽く気を引き締めた。

 

f:id:Relie:20170614133047j:plain

『カリ・リバー・ラピッド』は写真のような円形ライドに乗り込み激流を下るという日本にはないアトラクション。

ロサンゼルスのディズニーランドの『グリズリー・リバー・ラン』と同類のアトラクションだ。

 

ロスで乗った時はそんなに濡れなかった記憶だが、今回はひどいくらいに濡れた。

 

これは完全に座る座席が明暗を分ける。

 

幸か不幸か、

我々2人は一番水がかかる席に座り込んでしまっていたのだ。

 

コースにはバケツ水をかぶるくらい派手に濡れるポイント点在しているのだが、

なぜかその全てのポイントで我々は水をかぶるベスポジに位置している。。

 

一緒に乗っていたメキシコ人の家族は大爆笑で、

特に隣に座っていたお父さんであろう人からは

『またお前にかかったな!一緒に写真を撮ってくれ!(爆笑)』と言われた。

 

水がぴしゃぴしゃかかるくらいならテンションが上がるかもしれないが、

ここまでずぶ濡れになるとテンションはどちらかというと下がり気味になる。。

 

それでも、とにかく明るいメキシコ人のテンションの高さに助けられ、

なんとかこのアトラクションを最後まで楽しむことができた。

 

f:id:Relie:20170614133125j:plain

ライドから降りてスタンバイラインの横を通って戻る時、人々の視線はびしょ濡れの我々の方を向いていた。

上半身に関してはまるで水に浸ったかのような濡れ具合だから無理もない。

 

下半身もまるでお漏らしをしちゃったかのように、パンツまで余裕で水が侵入してきている。

 

場所を問わず、私が今まで経験したこの手の水系アトラクションの中ではダントツで濡れた。

 

富士急ナガスパのスプラッシュマウンテンもどきのカッパ無しよりも濡れた。

 

とにかく、ポケットに入れていたiPhoneとカバンの中の充電器具が無事でよかった。

 

後から知った情報だが、

パーク内には2時間無料のロッカーがあるらしいので、

このアトラクションに乗る際はそこに荷物を預けるのがセオリーらしい。

 

一応ライドの中央にも荷物を置くところがあるが、100%濡れるのでオススメしない。

 

f:id:Relie:20170614133201j:plain

カリ・リバーに乗っている人や乗り終わった人の濡れ具合を見てみても、

我々の濡れ具合は最上級、トップクラスだった。

 

いくら天気が良く乾燥している気候だとはいえ、

このままパーク内を歩き回るのはいろんな意味で気持ちが悪すぎる。

 

ひとまず駐車場に戻り着替えをすることを余儀なくされた。

 

そうだ、

ついでに先ほどもらった大量の缶バッジも車のトランクへ投げ込んでおこう。

 

▼アニマルキングダム後半へ続く。

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

ドイツ、ハイデルベルク〜LOTTE THE BACKPACKERS〜 おすすめ宿★

ハイデルベルクで泊まった宿、LOTTE THE BACKPACKERS の情報です(^o^)

 

その前に、、

お得に宿を予約できる情報ですー!!!

 

↓↓下記リンクより合計3600円以上の予約をされると、滞在後、なんと1800円のキャッシュバック がクレジットカードにあります(^ ^)

人数に限りがあるようなのでお早めに!!

 

スパムではないので安心してください☆

www.booking.com

私にも特典があるようなので使っていただけると嬉しいです(*^_^*)

https://gyazo.com/251a40f7842184652828e2b82d2c8554https://gyazo.com/17e4716d7caa7e79af311056adf5cd51

ハイデルベルク城の麓にあり、マドンナの像もすぐそこにあります!

 

続きを読む

ドイツ、フランクフルト〜Fair Hotel Villa Diana Westend〜 おすすめ宿★

フランクフルトで泊まった宿、Fair Hotel Villa Diana Westend の情報です(^o^)

 

その前に、、

お得に宿を予約できる情報ですー!!!

 

↓↓下記リンクより合計3600円以上の予約をされると、滞在後、なんと1800円のキャッシュバック がクレジットカードにあります(^ ^)

人数に限りがあるようなのでお早めに!!

 

スパムではないので安心してください☆

www.booking.com

私にも特典があるようなので使っていただけると嬉しいです(*^_^*)

 https://gyazo.com/e4d94b886c859b42c98950665ad51d7f

フランクフルト中心地からは少し離れますが、歩ける距離です。

少し落ちついた閑静な住宅街的なところにあります〜(^-^)

 

続きを読む

アメリカ横断8日目②〜マジックキングダム後編(フロリダディズニーワールド)〜世界一周115日目★後半

馬鹿デカいターキーレッグで負の満腹感を覚えた後、再びファンタジーランドへ。

 

口の中の塩っ辛さと胃の中の気持ち悪さを解消すべく何か飲み物が欲しい。

 

どこかでジュースを買うと高いので、喉を潤す際はパーク内随所にある冷水器を多用していた。

 

▼前回の記事(マジックキングダム前編)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180313162723j:plain

ホーンテッドマンションにでも乗ってみようかと思ったが、目の前には長蛇の列。

 

ホーンテッドマンションは暗くなってから乗った方が気分と雰囲気がマッチしてより楽しめるものだ、

と、なんとなく納得できるような言い訳を自分に言い聞かせこの時は横目でスルーした。

 

f:id:Relie:20180313162734j:plain

 ホーンテッドマンションをスルーし、なんだか待ち時間が少なそうなアトラクションを発見。

それがなんのアトラクションだかわからなかったが、暇つぶしがてら入場してみることにした。

 

そして案内されたのはなんとも可愛らしいお姫様の部屋。

洋服ダンスのワードローブがいることから、ここが美女と野獣の世界だということがわかる。

 

どうやらこれは、キャストがゲストを何人か指名して役を与えてお芝居をする

というゲスト参加型のアトラクションみたいだ。

 

役に言葉はあまり必要いが、のっぽで目立つ異邦人の我々は残念ながら指名されなかった。

 

キャストと目はあったけどあえて選ばれなかった気がする。。

 

まぁ、家族連れのお子さんやお父さんが中心に選ばれていたので致し方ないだろう。

 

f:id:Relie:20180313162758j:plain

『Enhanted Tales with Belle』(エンチャンテッド・テイルズ・ウィズ・ベル)

というこのアトラクション。

 

『美女と野獣』のヒロインベルやロウソクのルミエールとグリーティングができ、

最後にはベルと記念撮影ができる。

 

前述した通りベルとルミエール以外のキャラクターはゲストの中から選ばれることとなる。

野獣とベルが恋に落ちる物語をお芝居していくゲスト参加型アトラクションだ。

 

f:id:Relie:20180313162739j:plain

役が決まったところでお城の図書館へ場所を移動。

ここでこのストーリーの主人公ベルが登場する。

 

いや、主人公はベルだけでなくゲスト全員だ!

と言った方がディズニーっぽいか。

 

一通りベルがあいさつを終えると、

先ほど役に抜擢されたゲストたちも参加しベルと一緒に簡単なお芝居を進行していく。

 

f:id:Relie:20180313162744j:plain

野獣役には10歳前後と思われる男の子が抜擢され、ベルと恋に落ち愛のダンスを踊っていた。

 

f:id:Relie:20180313162748j:plain

最後にはベルと子供達1人ずつで記念撮影。

大人である我々にはその機会は与えられなかった。

 

まぁ、『私も私も!』としゃしゃり出ればツーショット写真をゲットすることも不可能ではないと思う。

なんたってここはディズニーなんだから。

 

f:id:Relie:20180313162753j:plain

それでもアトラクション出口ではこのフォトパスを渡された。

写真を購入したい場合はこれをどうにかしろということだろう。

 

ベルとのツーショット写真を撮っていない我々が映ってるとすれば、

子供達のお芝居をニコニコしながら鑑賞している姿くらいだろう。

 

そんな普通の光景を売り物にするくらいなのだから、

カメラ係のキャストはさぞかし上手に写真を撮影しているのだろう。

 

一体どんな風に撮られているのか興味が湧かないこともなかった。

 

f:id:Relie:20180313162812j:plain

外に出て見えるのは美女と野獣のビースト城

これはアトラクションではなくレストランだ。

 

なんでも予約が非常に取りづらい大人気のレストランとのこと。

 

朝食の時間帯は比較的予約が取りやすいらしい。

 

f:id:Relie:20180313162818j:plain

こちらはリトルマーメイドの冒険というアトラクション前。

我々にとっては、まるでここだけディズニーシー。

アリエルがいることに軽くテンションが上がる。

 

奥に見えるキノコみたいな屋根の建物は物語中に出てくるエリック城。

 

アメリカのディズニーランドではロス、フロリダともにリトルマーメイドのアトラクションがある。

しかしそのアトラクションの内容はディズニーシーのものとは全く異なるもの。

このリトルマーメイドのアトラクションは世界でもアメリカだけらしい。

 

そんな貴重なアトラクションを我々はスルー。

今思うと、乗っておけばよかった、と少し後悔が残る。

 

f:id:Relie:20180313162826j:plain

ファンタジーランドを抜け、トゥーンタウン前にやってきた。

配置は日本と全く同じで、ファンタジーランドとトゥモローランドの間の小スペース。

 

我々はここにも入場せずスルーすることにした。

 

時間はたっぷりあったはずなのに、なぜ行かなかったのだろう。。

 

先ほどのリトルマーメイド同様、今でも若干の後悔が残っている。

 

f:id:Relie:20180313162832j:plain

f:id:Relie:20180313162837j:plain

昼の巨大ターキーレッグの後遺症か。

どこか胃袋に違和感、そして口に寂しさを感じ他ので、

トゥーンタウンを過ぎたあたりにあるワゴンでアイスクリームを買った。

 

私はストロベリーフルーツバーアイスを3.75ドル(約386円)で、

相方はミッキーズアイスクリームバーを4.25ドル(約437円)で購入。

 

うーん、やはりディズニーパーク内の物価は高い。

 

f:id:Relie:20180313162846p:plain

相方のはまだミッキーの形をしたアイスで特別感が出ているが、

私のものに関してはディズニー要素など微塵もないただのシャーベットアイスだ。

 

しかも袋にはなぜか"MEXICO"と書かれている。。

 

世界一物価の高い国はスイスでも北欧諸国でもなく、

ネズミをリーダーとするこの夢の国なのではないか?

と思ってしまう。

 

f:id:Relie:20180313162852j:plain

15時15分。

トゥーンタウンをスルーしたらついに左回りルートの最終エリアであるトゥモローランドに。

 

左回りだとエリアの時代設定が"過去"から"未来"へと進んでいくので面白い。

 

トゥモローランドではまず、

ファストパスプラスを予約しておいたバズライトイヤーのスペースレンジャースピンに搭乗。

 

これは日本のバズライトイヤーのアストロブラスターにほぼ等しい。

 

f:id:Relie:20180313162857j:plain

ファストパスプラスレーンからの入場なので

スタンバイの人たちをごぼう抜きしスイスイと進んでいく。

 

f:id:Relie:20180313162902j:plain

アトラクション内容としては、

レーザー銃で”悪の帝王ザーク”などの標的をバンバン打ちまくりスコアを稼ぐというもの。

 

日本のものとは違いレーザー銃が固定されているので、

自分が放ったレーザーがちゃんと的に当たっているのかどうかわかりづらい印象。

 

それでもライドをぐるぐるとスピンさせながらひたすらレーザー銃を打ちまくるこのアトラクションはテンションが上がる。

 

私の最終的なスコアは65000

相方よりハイスコアを出すことができてひとまず安心。

 

出口の壁にはスコアごとのランク付け表が表示されている。

 

しかし、日本のものにも同じことが言えるのだが、

スコアの桁が多いうえに表の前をサラッと通過してしまうので自分がどのランクにいるのかがいつも確認できない。

 

できれば乗っている乗り物自体にランク付けの表を設置してほしい。

 

ちなみに、

999999点を一発で稼ぐことのできる的がアトラクション内のどこかに隠れているらしいぞ。

 

f:id:Relie:20180313162907j:plain

バズライトイヤーを楽しんだあとは、

同じトゥモローランド内にあるスペースマウンテンの列に並ぶ。

 

このような人気アトラクションで待ち時間約40分程度ならまあ悪くないだろう。

 

f:id:Relie:20180313163210j:plain

f:id:Relie:20180313163216j:plain

 ここフロリダのスペースマウンテンは1975年1月にオープンしており、

これは世界で最初のスペースマウンテンになる。

 

ライドは日本のものとは違い縦1列の座席。 

 

なんか露出の多い簡単なこの外観は、”これで大丈夫なのか?” と少し不安になる。

 

ちなみにフロリダのスペースマウンテンには『アルファ』と『オメガ』の2つのコースがあり、 どちらになるかはその時のキャストの誘導次第。

 

我々がどちらのコースに乗ったのかは全くわからない。

違いを知るためには1日に複数回乗らなければならなさそうだ。

 

でも真っ暗闇の宇宙空間を不規則にグネグネと疾走するスペースマウンテンでそのようなコースの違いに気がつくのは簡単なことではないだろう。

 

f:id:Relie:20180313162915j:plain

スペースマウンテンで三半規管をやられた後は再びファンタジーランドへ。

人気アトラクション『七人の小人とマイントレイン』に並んだ。

 

ここは本当に人気のようで、ファストパスプラスは常に都合の悪い時間しか空いておらず、

スタンバイ待ち時間も100分以上は当たり前といった具合。

 

この時覗いた感じではスタンバイで70分待ち

 

この日確認している中では比較的待ち時間が少ない方だったので、もうここで並んでおくことにした。

 

このアトラクションは2014年5月にオープン。

『白雪姫』七人の小人の鉱山をトロッコで駆け抜けるコースターアトラクション。

 

まだ新しいし"日本にはない"、

ということもあり、ネット情報でもオススメ度の高いアトラクションだった。

 

それゆえ、ここは行列に並んででも乗っておきたい。

 

f:id:Relie:20180313162920j:plain

しかし結果的には70分と表示されていた待ち時間は大外れ。

まだまだ列の中盤ですでに1時間経過している。。

 

列の途中には暇つぶしとして宝石を集めるタッチパネルのゲームなどが設置してあったが、案の定それは大した暇つぶしにはならない。

 

私は主に相方と話したり、電子書籍を読んだり、ネットサーフィンをしたりして本日最長の待ち時間を過ごした。

 

ネットサーフィンでは特に楽天市場をサーフィンし、

期限が迫っていた期間限定楽天ポイントを無駄にしないようにギフト券2000円分を楽天ポイントで購入した。

 

これを日本に帰った時に金券ショップで売れば100%ではないが現金化できる。

 

もっと割のいい期間限定楽天ポイントを無駄にしない方法があればご教示頂きたい次第だ。

 

f:id:Relie:20180313162924j:plain

さて、結局110分近く並ぶ羽目になってしまった七人の小人。

まぁ、一言で言うと、期待はずれ。

 

キラキラと光る鉱山や『ハイホーハイホー♩』という七人の小人の軽快な歌声にはテンションが上がったが、

コースター自体は1回の急降下と少しの快走を見せたらすぐにゴール。

 

ゴール直前でコースターが停止した時は相方と二人で、

 

『まさかこれで終わりじゃないよねぇ?』

『いやぁまさか、さすがにそれはないでしょ。』

 

と会話をしてしまうほど。

 

でも、まさかのこれで終わりだった。。

 

あっけないにもほどがある。

 

f:id:Relie:20180313162929j:plain

七人の小人の待ち時間に対する満足度に甚だがっかりした後はシンデレラ城へ向かった。

 

道中見かけたこれ(写真のやつ)はジャックと豆の木か。

 

ジャックと豆の木ってディズニーだったんだ?

 

f:id:Relie:20180313162935j:plain

シンデレラ城では、城の中央通路にあるシンデレラのストーリーが描かれたモザイク画が綺麗だ。

 

日本のシンデレラ城の中央通路にも同じようなモザイク画が描かれている。

  

f:id:Relie:20180313162940j:plain

この時、シンデレラ城の中央通路には扉が閉められていて城の向こう側に抜けることができなかった。

 

なぜだろう?

と思いながら城のサイドをまわって城正面に出てみると、そこではなんかのショウが行われていた。

 

f:id:Relie:20180313162950j:plain

 この時トイレを探していたのだが、

せっかくなので真ん中あたりのいい位置を陣取りしばらくショウを鑑賞した。

 

f:id:Relie:20170613184759j:plain

f:id:Relie:20180313162945j:plain

ざっくりした内容を言うと、

主役はミッキーとミニーだがいろんなゲストが登場して、ミッキーミニーと共に歌や踊りを披露する

というものだった。

 

中でも特に盛り上がっていたのが『アナと雪の女王』

 

主題歌『Let It Go』のイントロが流れただけで会場は一気に沸き、

アナエルサと共にゲストがその主題歌を大合唱。

 

その大合唱には少し鳥肌が立ちそうになった。

 

日本だけではなく、本場アメリカでもアナ雪は大人気だった。

 

f:id:Relie:20180313162959j:plain

ショウが終わったら再びトイレを求めメインストリートU.S.A.方面へ。

 

もうすっかり夕方だ。

(夕方と言ってもこの時19:00。夏に比べだいぶ日が短くなってきたが、日本の感覚と比べたらまだ日が長い。)

 

f:id:Relie:20180313163004j:plain

やはりメインストリートU.S.A.の方に来るとハロウィーン装飾がよく目につく気がする。

 

f:id:Relie:20180313163021j:plain

トイレのついでにここらで夕食休憩をとる。

 

メインストリートU.S.A.内にある『Casey's Corner』というホットドッグ屋さんを訪れた。

 

写真のような野球のおっちゃんが目印。

 

ここを選んだ理由はマジックキングダム内でも比較的値段が安いからと、

ここのお客さんがほうばっているデッカいホットドッグが気になって仕方なかったからだ。

 

f:id:Relie:20180313163013j:plain

店内は夕食どきということもあって大変賑わっていた。

 

一応レジが何台かあるのだが、誰がどこの列に並んでいるのかわからない。。

 

この行列は店の中だけには収まらず、店の外まではみ出していた。

 

f:id:Relie:20180313163008j:plain

とりあえず列から外れたところでメニューと値段を確認。

 

ここはパーク内では比較的安価なレストランだと聞いていたが、

その値段は大体10ドル(1030円)前後。

 

1食1000円越えは決して安くはないが、まぁ世界一物価の高い国内なのでしょうがないか。

 

なるだけ安く抑えたい。

でも他のお客さんが食べているボリューミーなホットドッグも食べたい。

 

結局、バーベキュースロードッグというメニューのフットロング(ロングサイズ)を1本オーダーし、それを2人で割ることにした。

 

それは1本13.09ドル(約1348円)なので、

1人6.5ドル(約674円)。

 

f:id:Relie:20180313163027j:plain

これがそのロングサイズのバーベキューホットドッグ。

サイドのフライドポテトは無料で付いてくる。

 

さらに小皿のオニオンや酸っぱいキャベツみたいなのはセルフサービスで食べ放題

(そんなに量を食べるものではないので嬉しさはあまりない)。

 

f:id:Relie:20180313163118j:plain

立ち食い席でこれを均等に割ってほうばったが、半分じゃまだ物足りない。

 

やっぱり、大の男なら1人で1本ぐらいがちょうどいいだろう。

 

明日はウォルマートかどっかで食べ物を安く多く買って持ち込もう、と思った。

 

f:id:Relie:20180313163017j:plain

19時20分。

日も沈みパーク全体がライトアップ。

 

f:id:Relie:20180313163222j:plain

20時。

再びアドベンチャーランドに戻ってきた。

 

真っ暗になって向かったのはジャングルクルーズ。

わざわざ夜に来たのはナイトサファリを楽しむためだ。

 

ジャングルクルーズでは日本同様、ガイドのお姉さんがとにかく喋る。

 

ペースが早くて情報量が膨大なので全く何を言っているのか聞き取れないが、

なんか雰囲気で笑えてしまうところがすごい。

 

f:id:Relie:20180313163127j:plain

21時。

ジャングルクルーズのナイトサファリの後にホーンテッドマンションも堪能。

 

その後、シンデレラ城前に戻ってきた。

 

するとそこには地べたに座り込む人混みが。

絶対パレードかなんかがあるはずだ。

 

そう思い、とりあえず我々もシンデレラ城前の道際に腰掛ける。

 

しかし相方が前方の若い女と目が合い『マジかよ』みたいな表情をされたと言ったので場所を移動した。

 

その人たちはシンデレラ城に背を向け道の方を見ていたので

きっと『あんたらが目の前に来たらパーレドがよく見えないじゃない。』

という意味の表情だったのだろう。

 

今思うとそれごときで場所を移動してしまった我々は他人を気にし過ぎるザ・日本人だ。

 

しかし時間が経つにつれ道の上にも御構い無しに人が座っていくのを見て、

これはパレードではないということに気がく。

 

つまり我々が若い女に与えた気遣いは完全に無駄なものだったのだ。

 

それにしても、なんでその女は我々が座った時にそんなに嫌な表情をしたのだろう?

ただの偶然だったんじゃないか?

 

f:id:Relie:20180313163131j:plain

結局どセンターは逃し、

シンデレラ城向かって右斜め45度付近に場所を移しショウ開始まで座って待機した。

 

そして始まったショウは日本のワンス・アポン・ア・タイム』のようなプロジェクションマッピングだった。

 

日本ではシンデレラ城前の鑑賞席は抽選式だが、ここフロリダではそうではなくて完全フリー席。

 

席というか、勝手に地べたに座って見る感じ。

 

プロジェクションマッピング自体は見応えがあり素晴らしかったのだが、

アメリカ人の鑑賞マナーの悪さにすこぶるがっかりした。

 

まず目の前のおっさんがなぜかベビーカーに座っていてショウが始まってもそこを退こうとしない。

 

さらにその隣のおばさんらもショウ開始前からずっと立っていて、

座っているこちらの角度からはそのおばさんの尻しか見えない。

 

もちろんショウが始めってもおばさんは立ちっぱなしなので我々も立つしかない。

 

すると後方の座っている人たちからは『座って鑑賞しろ!』の野次。

 

それでも前方の人たちは座ろうとしないので、我々も仕方なく立っているしかない。

 

まぁ、なんで後ろの人たちは立ち上がらないのか、という点も謎なのだが。

 

せめて座るか立つかどちらかに統一してほしい。

 

こんなの日本の夢の国ではありえないだろう?

 

f:id:Relie:20180313163231j:plain

プロジェクションマッピングの終了後はシンデレラ城頂上付近からティンカーベルが現れ、

妖精のほこりを撒き散らしながら空を飛び我々の頭上を通過していった。

 

空に魔法を、ということか。

 

ティンカーベルが見えなくなるとシンデレラ城後方から花火がバンバン上がり始めた。

 

f:id:Relie:20180313163226j:plain

城が花火に被りが少し邪魔に感じることもあったが、花火自体は盛大で綺麗だった。

 

f:id:Relie:20180313163140j:plain

花火が終わると一斉に人がはけた。

 

1日遊んで疲れたので我々もその流れで出口ゲートの方へと歩いて行った。

 

しかし出口ゲート手前に差し掛かった時、

『もう一度プロジェクションマッピングが披露される。』

ということを園内アナウンスしている。

 

今度はベストポジションでそれを見ようと、Uターンをしてシンデレラ城前に戻った。

 

先ほどの人混みはなんだったんだ?

と思うほど、2度目は人が少なく、余裕でシンデレラ城目の前どセンターのベスポジを確保できた。

 

周りには先ほどの人混みが残していったと思われるゴミがたくさん散らばっている。

 

このことからも、アメリカ人ゲストのマナーの悪さを感じ取れる。

 

というか、ディズニー側もこの状況を放置しておかないで掃除するとかした方がいいのではないか?

 

『ディズニーランドにはゴミがほとんど落ちていない。』

というのは、どうやらここ本場アメリカのディズニーには当てはまらないみたいだ。

 

f:id:Relie:20180313163235j:plain

結局、プロジェクションマッピングが始まってからもシンデレラ城前はガラガラ。

落ち着いて鑑賞したい人はこの2回目を狙うといいかもしれない。

 

内容は先ほどと全く一緒のもの。

 

花火ももう一回やらないかな、と期待したが、

その期待は裏切られ今日はこれで全ておしまいだった。

 

f:id:Relie:20180313163145j:plain

 今度こそゲートを出てマジックキングダムをあとにした。

 

これが23時のことだったので、閉園時間めいっぱいまでマジックキングダムを遊んだことになる。

 

繰り返しになるが、

本当に、なぜ1日あってトゥーンタウンに行けなかったのだろう。。

 

七人の小人の長い待ち時間で心身ともに大打撃を受けたのが主な原因かな。。

 

f:id:Relie:20180313163159j:plain

トラム乗り場前にはこの行列。

ただでさえ疲れている我々の心身に追い打ちをかける。

 

f:id:Relie:20180313163204j:plain

20分弱は並んだだろうか。

今朝行きのトラムで覚えさせられた ”シンバ” の駐車場で下車。

 

疲労のあまり、車に乗り込んだあともすぐには出発できず、車内で少し横になった。

 

できればこのまま眠りたい。。

 

10数分後。ようやくエンジンをかけ駐車場を出発。

 

行きもそうだったが、なぜかナビはトールロード(有料道路)を通るルートを案内する。

 

もしくはトールロードを通らないとディズニーの敷地内に入れないのか?

 

行きは気付かずスルーした無人の料金所だが、帰りはしっかりと目の前で車を停車させた。

 

料金は1ドルほどでそう高くないが、無人のこの料金所でどうやって支払いをしろというのか?

 

よく見てみると料金所外にお金を入れる袋のようなものがある。

 

ますますわけがわからなくなったので、そこにクオーターコインを1枚を投げ入れその場を後にした。

 

特にゲートがあるわけでもなく、一体あれはどういうシステムだったのか?

未だによく分からない。。

 

スポンサーリンク

 

 

今夜の宿がないので、とりあえずロードサイドのガソリンスタンドに寄って歯磨きなどを済ませる。

 

ここでも私は疲労のため眠ってしまっていた。

 

でもさすがに駐車場の少ないガソリンスタンドでオーバーナイトパーキングをするわけにはいかない。

 

眠い目をこすりながら、もう少し離れた場所にあったウォルマートまで車を走らせた。

 

そこのウォルマートは0時を超えているというのに営業している様子。

 

まぁ営業していようがしていまいが、ウォルマートは我々にとって絶好の車中泊地。

 

そこの駐車場を今夜の宿泊地とし、疲労感のためすぐに眠りに落ちた。

 

明日は日本では絶対に味わうことのできないディズニー・アニマルキングダムへ行く予定。

 

今度こそは開園と同時に入園したい。

 

そのためにはこのウォルマートを翌朝8時30分くらいまでに出るのが好ましいだろう。

 

▼次回記事(アニマルキングダムへ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断8日目①〜フロリダディズニーワールド(マジックキングダム前編)〜 世界一周115日目★前半

今日は朝7時30分に朝食。

 

9時オープンのウォルトディズニーワールドマジックキングダムへ開園と同時に訪れるためいつもより少し早起きだ。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20170611134100j:plain

 朝食はトーストにクッキーにシリアル、コーヒー。

なんかアメリカ横断を進めるにつれ、ただでさえ高くないモーテルの朝食クオリティーが徐々に下がっていっている気がする。

 

f:id:Relie:20170611134107j:plain

朝食後、ようやく朝日がまぶしく輝いてきた。

まだ7時前とも思えてしまうくらいだが、この時はもう8時。

この遅い朝日に錯覚していては出発が遅れてしまう。

 

我々はダラダラしないよう気をつけながら荷物を整理していたが、

その時ディズニーワールドのパスポート(チケット)をまだ購入していないことに気がついた。

もちろん現地のゲートで購入できるのだろうが、ネットで事前購入しておいたほうが混雑も回避できるし楽だろう。

 

昨夜相方がダウンロードした『My Disney Experience』というアプリを起動してそこから2DAYチケットを購入。

プラス60ドルくらい払って追加できるホッパーオプションは購入しなかった。

(ホッパーオプションとは1日に4大パークを自由に行き来できるというオプション。)

 

少し時間を食ってしまったが、8時30分ごろにはチェックアウトを済ませ車に乗り込んだ。

 

f:id:Relie:20170611134112j:plain

f:id:Relie:20170611134133j:plain

マップスミーのナビゲーションに従いウォルトディズニーワールドを目指す。

ディズニーワールド行きの案内標識やバスが現れるとおのずとテンションは上がってくる。

BGMはもちろん私が小学生の頃から愛用している『Disney's Best And Greatest』というディズニーのベストアルバムだ。

 

f:id:Relie:20170611134145j:plain

今日の目的はマジックキングダムだが、向かった先はハリウッドスタジオ

昨晩の情報収集でハリウッドスタジオの駐車場が無料だという情報を仕入れていたからだ。

 

結論を先に言うと、

その情報は今となってはガセ情報。(数年前までの情報っぽい。)

20ドル(約2060円)の駐車代を払って駐車場に入場したら、速攻Uターンをかましてそこを出た。

 

ウォルトディズニーワールドでは4大テーマパーク共通の1日駐車券を発行しているので、

ここハリウッドスタジオで購入した駐車券は同じ日にち内ならマジックキングダムはもちろんエプコットアニマルキングダムでも使用可能で行き来自由。

便利なシステムだが、数年前は10数ドルだったらしい駐車券が今や20ドル。

値上がりが激しい昨今かな。。

 

f:id:Relie:20170611134139j:plain

 ハリウッドスタジオから車を走らせること5、6分。

マジックキングダムの自動車入場ゲートに到着した。

先ほどハリウッドスタジオで購入した駐車券を見せそこを通過。

 

f:id:Relie:20170611134152j:plain

駐車係のスタッフが奥から順番に駐車をするように誘導してくれるのでその指示に従い駐車。

 

f:id:Relie:20170611134200j:plain

 どうやら駐車場からパークまではトラム移動らしい。

この時時刻は9時30分。開園時間はとっくに過ぎてしまっている。

トラム前にはめっちゃ人が溜まっているので道に迷うことはない。

 

f:id:Relie:20170611134206j:plain

トラムは頻繁に運行されているのでそこまで待つことなく乗車できた。

移動中車内アナウンスで、

『君たちが乗車した駐車場は "シンバ" だぁ!みんなで声に出して言ってみよう!"シンバー"!』

 

皆:『シンバー!』

 

みたいな案内をしていた。

 

常にゲストを沸かせ楽しませてくれる演出は見事である。

さらにこのような演出のお陰で我々の頭には"シンバ"の3文字がしっかりと刻み込まれる。

さすがはディズニー。パークにたどり着く前から真骨頂を発揮している。

 

f:id:Relie:20170611134215j:plain

f:id:Relie:20170611134223j:plain

数分間のトラム移動後、チケット売り場のある入場ゲートに到着。

我々は今朝、混雑回避のためネットでチケットを購入していたが、

チケットを引き換えるために結局は窓口へ行かなければならなかった。

しかしチケット売り場はそこまで混んでいなく、迅速にチケット交換を済ますことができた。

 

f:id:Relie:20170611134229j:plain

ミニーちゃんとダンボのプラスチックカードが我々のパスポートとなる。

さらには日本語のガイドマップも一緒にもらえた。

 

-スポンサーリンク-

 

 

f:id:Relie:20170611134235j:plain

さぁ、いざマジックキングダムに入国するぞ。

と意気込んでいたのだが、、

 

どうやらマジックキングダムまではここからさらに無料のモノレールに乗って移動をしなければならない様子。

 

”おいおい、一体いつになったらたどり着くんだ。”

 

ウォルトディズニーワールドの広大さを実感した。

というか、なぜ駐車場をあんな遠くに作ったんだ。。

 

f:id:Relie:20170611134242j:plain

モノレールの景色からもウォルトディズニーワールドの広大さを感じることができた。

施設内にでっかい湖があって、ボートでもマジックキングダムへ行くことができるらしい。

そして施設内にはゴルフ場やレースサーキットも存在しているらしい。

 

f:id:Relie:20170611134250j:plain

数分後。

モノレールを降りようやくマジックキングダムに到着したかと思えば、ゲートの前にはこの人ごみ。

すでに全員がチケットを所持しているはずなのになぜだ。。

 

そう思い前方を確認してみると、この列は荷物チェックによるものだということがわかった。

 

駐車場からトラム、モノレールと乗り継いでようやく着いたと思ったらこの行列。

本当にいつになったらたどり着くのか。。

 

 この待ち時間を利用して、明日行く予定のアニマルキングダムファストパス予約を行った。

ファストパス予約は昨夜相方がダウンロードした『My Disney Experience』というアプリで行うことができる。

 

ウォルトディズニーワールド内のほとんどの場所で無料Wi-Fiが使用できるので電波の心配はない。

しかしこのディズニー無料Wi-Fi、繋がりがあまりよろしくない。

速度が遅いとかの問題ではなく、

繋げたと思えばいつの間にか切れている、ということが頻繁に起こる問題である。

 

相方はこの不良電波のせいでなかなかファストパスの予約を完了することができずに憤りを感じている様子だった。

どっかのサイトでポケットWi-Fiを持ち込むのをお勧めしていたが、

ガチでディズニーを攻略して回りたい人には本当に必須アイテムかもしれない。

 

f:id:Relie:20170611134259j:plain

f:id:Relie:20170611134307j:plain

カバンのすべてのポケットを開けられ結構がっつり中身を見られる荷物検査を抜けると、そこにはさらなる関所が。

そう、ここでプラスティックカードのパスポートに自分自身を紐付けするのだ。

 

難しそうに聞こえるがやることは簡単で、パスポートと指をマシンにかざすだけ。

それを終えるとようやく、本当にようやくマジックキングダム内に足を踏み入れることができた。

 

時刻は10時5分。

我々がマジックキングダムの駐車場ゲートをくぐったのが9時15分。

つまり駐車場からマジックキングダムまでは約50分かかったということ。

いくらなんでもかかり過ぎではないか。。?

 

f:id:Relie:20170611134313j:plain

何はともあれ無事入園完了。

 日本でもおなじみのミッキー型の花の前で記念写真。

 

f:id:Relie:20170611134320j:plain

ここマジックキングダムは東京ディズニーランドのモデルということで、基本的な構造は日本のものと同じ。

 

メインストリートU.S.A.、アドベンチャーランド、フロンティアランド、リバティースクエア、ファンタジーランド、ミッキーズトゥーンタウン、トゥモローランド

の7つのリアから成っている。

 

まずは東京でいうワールドバザールにあたる『メインストリートU.S.A.』という一本道を通ってパークの内部へ侵入。

ここはワールドバザールと違って屋根は無い。

 

目の前には立派なシンデレラ城

シンデレラ城向かって左に進むとアドベンチャーランド、右に進むとトゥモローランドがある。

我々はまず記念撮影をするためパーク中央に位置するシンデレラ城前へ向かった。

 

f:id:Relie:20170611134325j:plain

日本でもおなじみのウォルトディズニーミッキーが手をつなぎ夢を語っている銅像前がベスポジか。(夢を語っているというのは個人的想像。)

これだけ見るとここがフロリダなのか東京なのか素人には区別がつかない。

 

f:id:Relie:20170611134334j:plain

ここメインストリートU.S.A.付近にはハロウィーンの飾り付けが目立ったが、それでも日本のものと比べたら控えめな印象。

この後パーク内を進んでいったらそのようなハロウィーン装飾はさらに目立たなくなっていった。

ハロウィーンの本場なのに意外だった。

それとも日本が異常にハロウィーンを盛り上げすぎているということなのか。

 

f:id:Relie:20170611134344j:plain

我々はまずアドベンチャーランドから侵入する左回りのルートを選択した。

 

f:id:Relie:20170611134351j:plain

手始めとして日本でもおなじみのカリブの海賊に乗ることにした。

意外と列ができていて、待ち時間は30分表示。

 

内容はまぁ日本のものとほぼ一緒だった。

違うところといえば、言語が全て英語ということくらいか。

 

あぁ、あと、日本ではカリブの海賊の乗り場隣に『ブルーバイユーレストラン』というレストランが併設されているが、

ここフロリダにはそれにあたるレストランは存在しなかった。

 

f:id:Relie:20170611134400j:plain

カリブの海賊を楽しんだあとはアドベンチャーランドを抜けフロンティアランドへ。

ここは日本でいうウエスタンランドとクリッターカントリーを一緒にした感じのエリア。

 

それゆえ日本でも大人気のビッグサンダーマウンテンスプラッシュマウンテンが同じエリア内で共存している。

 

配置は日本とは異なり、

まずはスプラッシュマウンテンがありそのすぐ北隣にビッグサンダーマウンテンがある。

 

f:id:Relie:20170611134406j:plain

 これがフロリダディズニーのスプラッシュマウンテン。

写真だと日本のものとあまり変わらなく見えるが、生で見ると日本のものと比べ若干小ぶりに見える。

 

クライマックスの滝の高さは日本の方が若干高く思える。(あくまでも私感)

まぁ、座席が1列で安全バーがないロサンゼルスのスプラッシュマウンテンと比べるとかなり立派なものなのだな。

 

f:id:Relie:20170611134416j:plain

 日本でいう蒸気船マークトウェイン号リバティースクエアというエリアにあり、

リバティースクエアリバーボートという名のアトラクションになっている。

 

f:id:Relie:20170611134422j:plain

 歩いていると、その辺でチップとデールのグリーティングをやっていた。

フロリダのディズニーでは整列グリーティング(整列グリ)が基本だった。

 

整列グリではグリーティングスポットが決まっていて、

写真を撮るなどの触れ合いのためには列を作って順番に並ばなければならない。

 

日本のようなキャラクターがパーク内を徘徊していて声をかけて触れ合うフリーグリーティング(フリーグリ)はあまりというかほとんど見られなかった。

 

この整列グリ主流スタイルはパーク全体に少し物足りなさを感じさせる。

 

f:id:Relie:20170611134440j:plain

リバティーズクエアを抜けて次に訪れたのは日本でもおなじみファンタジーランド。

我々はプーさんの冒険のファストパス・プラスを11時から予約していたので11時15分にそこへ向かった。

 

ここでファストパス・プラスについて簡単にまとめておく。

まず、日本のディズニーのような発券式ファストパスシステムは2013年に廃止されており、

以降公式サイトMy Disney Experienceアプリ直営ホテルパーク指定場所での事前予約制システムが導入された。

直営ホテルに滞在していない我々はもっぱらMy Disney Experienceアプリのお世話になった。

 

というか、

アプリと電波があればいつでもどこでも予約変更が可能なので、

どんなゲストでも最終的にはこのアプリを駆使することになるだろう。

 

このファストパス・プラスの予約はとりあえず1日1パーク3個まで。

4個目以降はアプリまたはパーク内のキオスクで無料で取得できる。

(3個使い切らないと取得できない)

 

ファストパスの予約は直営ホテル宿泊者は60日前から、それ以外の人は30日前から予約できる。

 

裏を返せばそのくらい前から予約しないと人気アトラクションはどんどん埋まっていってしまうということか。

 

-スポンサーリンク-

 

 

 我々は全て当日パークを回りながらファストパス・プラス予約を行っていたが、

幸い予約いっぱいで取れないというアトラクションはなかった。

(希望の時間帯が埋まっていて取れないということはよくあったが。)

 

なので効率よくパークを攻略したい人は60日、もしくは30日前から予約を取り計画を立てておくといいだろう。

 

日本では馴染みのないこの進化したファストパスシステム。

最初のうちは少し苦戦するかもしれないが、使っているうちにシステムを理解して慣れていく。

 

そうなるとわざわざファストパスを取りに行く手間も省けるし、

待ち時間の間にちょこちょこっと予約操作ができてしまい、

何より予定が立てやすく効率よくパークを回れるこのファストパス・プラスシステムは非常に便利なものに思えてくる。

 

おそらく、日本でもそのうち導入されるのではないだろうか?

ザッと概要だけまとめたが、詳細については下記を参考にするといいだろう。

tdrnavi.jp

www.orlandokanko.com

 

f:id:Relie:20170611134447j:plain

話は戻りプーさんの冒険。

英語ではThe Many Adventures of Winnie the Poohという。

 

東京ディズニーランドのプーさんのハニーハントは個人的に好きなアトラクションに分類されるので、

ここフロリダディズニーでも日本同様の期待を持ち"ハニーポット"と呼ばれる蜂蜜のつぼ形ライドに乗り込んだ。

 

アトラクションはプーさんの物語に沿ってライドが進んで行く。

日本のハニーハントには無い"雨の日"の物語が組み込まれている。

 

しかしそのクオリティーは日本と比べると非常に低いものだった。

これは日本のピーターパン空の旅レベルのクオリティーではないか?

 

とてもじゃないけどファストパス・プラスを適用させているアトラクションとは思えない。

フロリダのディズニーでプーさんに乗る際は日本のものと同等レベルを期待していくとショックを受けるので注意が必要だ。

 

f:id:Relie:20170611134954j:plain

ライドを降りた所にあるショップに売られているプーさん。

本場でこんな中国的なプーさんが売られていることにも少しショックを受けた。

 

f:id:Relie:20170611134432j:plain

f:id:Relie:20170611134459j:plain

 プーさんの後は同じファンタジーランド内にある、

こちらも日本でおなじみのイッツアスモールワールドへ。

なかなかの人気アトラクションのようで3、40分待った

 

世界中の国、人種、文化などがこのアトラクションには詰まっており、

その名の通り小さな世界を形成している。

 

しかしなんとなくだが、我らが日本の存在感は薄かった印象。

 

https://gyazo.com/8d57f5170ccad5aeeaffb363a4ad4c16

終盤に現れる上記写真のところ(進行方向右手に現れる)に来たくるくると回りながら踊っている人形たちをよく見ることをお勧めする。

 

くるくると回っているので分かりづらいが、よく見ると1人の子が片手にピノキオの人形を持っている。

これは日本のディズニーでも同様のことなので日本でも是非見て欲しい。

 

違いといえば、

持っている人形がフロリダの場合木製の操り人形の形をした古風なピノキオに対し、

日本のものは皆がよく知っているアニメに出てくる姿のピノキオの人形である。

 

f:id:Relie:20170611134507j:plain

イッツアスモールワールドの後は『My Disney Experience』アプリで確認した際待ち時間が少なそうだったスプラッシュマウンテンに向かった。

情報通り待ち時間は55分

 

ちょっと前に見た時には80分を超えていたのでだいぶ空いてきている。

 

実は我々はスプラッシュマウンテンのファストパスプラスを午後に予約していたのだが、

この際それはキャンセルしてスタンバイエントランスから普通に並ぶことにした。

 

f:id:Relie:20170611134513j:plain

前述した通り、スプラッシュマウンテンのライドの形状は日本のものとほぼ同じ。

ストーリーもブレアラビットと共に”笑いの国”を探しに行くという日本と同じもの。

クライマックスの滝壺への急降下時には写真が撮られるのも日本と同じ。

 

なんとオープン日も日本が1992年10月1日でフロリダが1992年10月2日とほぼ同じである。

 

ちなみに滝壺落下の際にかかる水しぶきは日本のものより迫力があった気がする。

(あくまでも気がするだけ。)

 

 ※水しぶきの件について少し調べてみると、

本当に日本とアメリカでは水しぶきの水量に差があるという事実がわかった。

なんでもロス、フロリダは年間平均気温が高く湿度が低いため水量が多く、

逆に日本は年間平均気温が低く、湿度が高いため水量が抑えられているのだという。

さすがディズニー。よく考えられている。

そして、私の感覚は確かだったということになる。

 

f:id:Relie:20170611134520j:plain

13時30分。

スプラッシュマウンテンを堪能した後はさすがに腹が減っていたので昼食タイムとした。

さぁ、何を食べよう?

 

そう思いテキトーに歩いていると、

ハンパなくデカいドラム型ターキレッグを食べ歩いている人をたくさん見かけた。

 

”あれだ。”

 

我々はそのターキーレッグを探し歩いた。

 

日本ではアドベンチャーランドのワゴンでターキーレッグを売っているのでおそらくフロリダでもそのあたりを歩いていれば見つけれるだろう。

その予想は的中し、探し始めてから数分でターキーレッグを売っているワゴンを発見することができた。

 

f:id:Relie:20170611134526j:plain

 これがそのデッカいターキーレッグ。

ちょっとしたトロフィーかと言わんばかりの大きさ。

1本11.75ドル(約1210円)。

デカさ相応の値段なので我々はこれを2人で分けて食べることにした。

 

f:id:Relie:20170611134532j:plain

我々はそのデッカいターキーレッグをリバーボートが流れる川沿いで食べた。

 

景色はいい感じだが辺りにはデッカいペリカンみたいな鳥が何羽かうろちょろしていて、

その鳥を見ながらこのターキーレッグを食べるのはあまり気分がいいものではなかった。

 

https://gyazo.com/a9a969316f68f29b19b3dd0d3d45e32a

特に終盤に差し掛かるとこの量と塩っ辛い味付けのせいでだんだんくどくなってくる。

そうなるとガッシガシに食いちぎられたターキーの足はもはや見るのも気持ち悪い状態になり、

結局気持ち悪くてもういらないという負の満腹状態になってしまった。

アメリカだろうが東京だろうが、もう2度とこの類のターキーレッグは食べないと心に決めた。

 

形はどうであれ一応腹を満たした我々は、

再びパークを時計回りに進みファンタジーランドに侵入していった。

 

〜後半へ続く〜

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

 ▼あわせて読みたい!

earthtravel.hatenablog.com

okinawalife.hatenablog.com

アメリカ横断7日目〜フロリダ進出&ディズニワールドー準備〜 世界一周114日目★

ジョージア州アトランタ観光を終え、次の目的地フロリダ州のオーランドを目指して車を走らせる。

 

朝9時。

一夜を明かしたジョージア州サバンナのウォルマート駐車場で目を覚ます。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

f:id:Relie:20180313150204j:plain

本日の目標はフロリダ州オーランドまで行ってしまうこと。

 

サバンナからオーランドまでは約300マイル(480キロメートル)。

ノンストップで飛ばして4時間弱ほどで到着できる。

 

目標とは言ったものの、本日中の到着など楽勝すぎる距離だ。

  

f:id:Relie:20180313150223j:plain

サバンナからオーランドまでは、

とりあえずインターステイト95号線をひたすら南下する。

 

アメリカ横断と言いながら、

ひたすら南下をしていることに気がついてしまったのはこの時くらいだろうか。。

 

デトロイトからなんとなくフロリダを目指し、

とりあえず大きな都市と都市を結びながら車を走らせていた私は、

自分がまずアメリカ縦断を行おうとしていることにようやく気がついたみたいだ。

 

f:id:Relie:20180313150212j:plain

11時30分。

給油のためガソリンスタンドに寄った。

 

f:id:Relie:20180313150218j:plain

20ドル(約2060円)で9.176ガロン(約34.73リットル)

 

1ガロン2.17ドル(1リッター約59円)計算。

 

相変わらずガソリンが安くて助かる。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180313150227j:plain

ところでだが、

アメリカの無料ハイウェイには日本のサービスエリアのような施設は無い。

(トールロードという有料道路区間にはそのような施設があるみたいだが。)

 

じゃあ運転中ガソリン補給や食事休憩などはどこで行うのか?

 

それはまずは写真のような案内標識を頼りにする。

 

この手の標識はハイウェイを走っていると頻繁に見かける。

 

f:id:Relie:20180313150233j:plain

この標識はこの『出口を降りるとすぐ近くにこれらの店がありますよ』という案内標識。

 

EXIT 284は284番出口、

FOODはレストラン、

GASはガソリンスタンド

(カリフォルニアの方へ行くと"燃料"を意味する"FUEL"と表示されることが多い)、

LODGINGは宿泊施設を表す。

 

最初のうちは日本のサービスエリアシステムが恋しかったが、

慣れてしまえばアメリカのこのシステムも悪くない。

 

ハイウェイは無料で乗り降り自由なので、わざわざサービスエリアを作る必要などないのだろう。

 

f:id:Relie:20180313150238j:plain

14時40分。

フロリダ州オーランドに到着。

モーテルへ行く前に、食料調達のため最寄りのウォルマートに立ち寄った。

 

ここで私はサラダを3.18ドル(約328円)、

ハーシーズの板チョコを1.6ドル(約165円)、

イチゴを2.65ドル(約273円)で購入。

 

これを本日の昼飯と晩飯とする。

 

f:id:Relie:20180313150256j:plain

 ウォルマートを出てすぐ。

今回の宿、マグナソン・ホテル・キシミー・メインゲートに到着。

 

マグナソン・ホテル・キシミー・メインゲートの場所

f:id:Relie:20180313150242j:plain

 料金は2人で1泊3287円。1人1泊1643円計算。

 

ネットで宿を調べている時に思ったのだが、

オーランドは比較的安い宿が多く集まっている印象。

 

車中泊で宿代を浮かすことを基本スタイルとする我々にとっては嬉しい限りだ。

これも、天下のウォルトディズニーリゾートの影響か?

 

駐車場、朝食、Wi-Fi無料。

部屋も広めでなかなか良かった。

 

ただ残念なことに、

この部屋はロビーから少し離れた第2棟にあり、そのせいでWi-Fiがとてつもなく弱い。

 

写真手前のソファー付近でかろうじて繋がるくらいで、一番奥のベッドに行ってしまうと全く繋がらない。

 

もし可能なら第1棟を希望するのがいいだろう。

 

f:id:Relie:20180313150303j:plain

敷地内には野外プールも付いている。

 

このプールが第1棟と第2棟の間にあるがためにロビーからの距離が伸びWi-Fiのつながりが悪くなるのだ。

 

f:id:Relie:20180313150251j:plain

荷物を置き、数十分ほど仮眠をとってから先ほどウォルマートで購入した昼食用のサラダとバナナ1本を食べた。

 

やっぱりこのメーカーのサンタフェ味サラダがうまい。

 

そういえばこの部屋のベッドには枕が置いてなかった。

 

レセプションにその旨を伝えると、

 

『枕がない?そんな馬鹿な!』

 

なんて言っていたが、そんな馬鹿なことがあったのだ。

  

f:id:Relie:20180313150308j:plain

 部屋にいてもWi-Fiが繋がらないので、私はロビーへ行ってWi-Fiを繋げた。

ここでフロリダディズニーワールドについて調べる。

 

最初は、

 

”明日はオーランド観光でもしてディズニーワールドは明後日にでも行けばいいや”

 

と思っていたのだが、

 

オーランドで特にやることもないし、

調べていたらどんどん気持ちがディズニー気分になっていったため、

急遽、明日にはもうディズニーワールドへ行ってしまうことに決めた。

 

ディズニーワールドには、

 

マジックキングダム

エプコット

ハリウッドスタジオ

アニマルキングダム

 

の主に4つのテーマパークがあり、日によってそれぞれの営業時間が異なる。

 

▼詳しくは下記ページで確認できる

disneyworld.disney.go.com

 

悩んだ末、

マジックキングダムアニマルキングダムの2つのテーマパークを2日かけてまわることに決めた。

もちろんこの場合2日券(2DAY PASS)を購入することになる。

 

マジックキングダムは日本のディズニーランドのモデルとなったものなので興味があるし、

アニマルキングダムは逆に日本では体験できない要素が満載そうで、

何より本物の動物がいるというサファリアトラクションに私は子供の頃から興味を持っていた。

 

それぞれの営業時間を調べ、

 

明日マジックキングダム(9時〜23時)

明後日アニマルキングダム(9時〜20時30分)

 

へ行くことに決めた。

 

明後日のマジックキングダムの営業時間(9時〜19時)を考えれば当然の結果だろう。

 

私がこうしてロビーでネットに没頭している間、

レセプションの女は隣の朝食会場でずっと映画を見ていた。

 

たまに電話が鳴ったりお客が来ると女は受付業務を再開しに戻ってくる。

 

なんって楽な仕事なんだ。

 

f:id:Relie:20180313150312j:plain

20時ごろ。

一旦夕食を食べるために部屋に戻り、ここで翌早朝ディズニーワールドへ行くことを相方に告げた。

 

急な決定に少し戸惑っている様子の相方だが、

私がロビーにいる間、部屋の繋がりにくいWi-Fiでちゃっかりディズニーワールドについて色々と調べていたらしい。

 

なんでも日本のアップルアカウントでは入手できない

『My Disney Experience』というディズニーワールド公式アプリがあるらしく、

相方はわざわざカナダのアカウントを作成してそれをダウンロードしていた。

(アメリカかカナダのアップルI.Dでのみダウンロード可能らしい。)

 

こういう時、2人で旅をしていると分業ができ1人で全部やるより断然ラクだ。

 

まあ、普通は1人でディズニーワールドへ行こうなど絶対に思わないだろうが。

 

この『My Disney Experience』は非常に重要なアプリらしく、

それを使用するかしないかでは楽しさに雲泥の差が出てしまうらしい。

 

『My Disney Experience』でできることをザッとあげると、


・リアルタイムのアトラクション待ち時間の確認。

・ファストパスの予約

(フロリダディズニーでは日本とは違いファストパスは基本的にネットで予約する。)

・ショー、グリーティング時間、ショップ営業時間などの確認。

・チケット購入。

・レストランの予約。

・ATMやトイレの位置情報。

 

などなどがある。

 

アメリカではなくカナダのアカウントを作った理由は、

ネットでインストール方法を調べたらカナダ版アカウントを作る事をお勧めしていたかららしい。

その詳しい理由は私には分からない。

 

スポンサーリンク

 

 

f:id:Relie:20180313150320j:plain

とにかく、

その理由やアプリインストール方法などの情報はネットで検索すれば解りやすい記事が何件も出てくるのでここでの記載は割愛する。

 

ちなみに夕食はウォルマートで購入したイチゴとハーシーズの板チョコ。

イチゴはあまり美味しくなかった。

 

f:id:Relie:20180313150333p:plain

 その後私は再びロビーに戻り、ウォルトディズニーワールドに関する情報収集を続けた。

 

ディズニーワールドの攻略法などをまとめているサイトはたくさんある。

その膨大な情報に手当たり次第目を通して頭で整理する。

 

まだパークへ行っていないというのに、それだけで疲れが溜まる。。

 

”もういい。

日本のディズニーへ行く感覚でフラッと行ってもそれなりに楽しめるよ。

明日は早いし、もう寝よう。”

 

ということで、私が寝床についたのは午前0時頃。

 

参考までに、分かりやすかったサイト紹介。

tdrnavi.jp

 

 

▼アメリカ横断7日目までのルート★

f:id:Relie:20180313152403p:plain

f:id:Relie:20180313152414p:plain

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→サバンナ経由のオーランド。

 

▼次回記事(マジックキングダム入国)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

ドイツ、フランクフルト〜SmartStayHotel〜 おすすめ宿情報★

フランクフルトで泊まった宿、SmartStayHotel の情報です(^o^)

 

その前に、、

お得に宿を予約できる情報ですー!!!

 

↓↓下記リンクより合計3600円以上の予約をされると、滞在後、なんと1800円のキャッシュバック がクレジットカードにあります(^ ^)

人数に限りがあるようなのでお早めに!!

 

スパムではないので安心してください☆

www.booking.com

私にも特典があるようなので使っていただけると嬉しいです(*^_^*)

 

詳しくはこちらで説明しています↓↓

earthtravel.hatenablog.com

  

https://gyazo.com/cedbabea31048c6c1889f4cf1bc517a7 

フランクフルト中央駅より徒歩10分程

FLIXバスのバス停からも同じくらいです。

続きを読む