2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

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アメリカ横断18日目①〜思い出の地テキサス州ヒューストンのスーパー8モーテル〜 世界一周125日目★前半

 ルイジアナ州ニューオリンズからテキサス州ヒューストンへ。

 

およそ350マイル(560㎞)の夜間ドライブを敢行し、

昨夜のうちにヒューストンまであと1時間足らずの場所まで歩を進めていた。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

 

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ヒューストンが私にとって特別な場所だというのは前回の記事で軽く説明した。

 

まぁそれは6年半前、私の初の一人旅の地がヒューストンだった、というだけのことなのだが。

 

でもそれだけのことでも、

私にとっては近づくにつれニヤニヤが止まらなくなるくらい思い入れがある土地なのだ。

 

なぜ初の一人旅の地にヒューストンを選んだのか?

 

それは決して私が筋金入りの宇宙マニアだったからというわけではない。

 

その理由は、

当時日本で流行していたマクドナルドのテキサスバーガーを本場テキサスで食べるため。

 

それが最大にして唯一の理由だった。

 

強いて言うなら、

私の好きな海外芸能人ヒラリー・ダフの出身地がヒューストン、

という事実も、当時の私を大きく後押ししていた。

 

今振り返ると、

よくそんな理由で学校を休んでまで一人で行ったな、と思える。

 

しかしそれらの理由は当時の私を動かすには十分なものだった。

 

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朝7時40分。

テキサス州の某マクドナルドの駐車場で目を覚ます。

 

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とりあえず目の前のマクドナルドで朝マック。

 

私はベーコンエッグチーズビスケットとハッシュドポテトとコーヒーSサイズのセットを税抜き3.99ドル(約410円)で購入。

 

セットを頼むとは、私にしてはなかなかの贅沢な朝飯だ。

 

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このあとさっそくヒューストンへ向かうわけだが、

ヒューストンでは実に5日ぶりにちゃんとした宿泊施設に泊まる予定。

 

相方はもちろん、さすがに私もそろそろあったかいシャワーを浴びたい。。

 

朝食後、マクドナルドWi-Fiを利用してホテルを検索。

しかしなぜかWi-Fiが途中で突然使えなくなったので、近くにあったバーガーキングに場所を移した。

 

私の記憶通り、バーガーキングにも無料Wi-Fiが飛んでいた。

 

ここでお目当てのホテルを予約し、車に乗り込みエンジンをかけ出発

 

しようとしたその時、

 

バーガーキングから出てきたアジア系のおじさんに声をかけられた。

 

彼は韓国人で、自らをアンディーと名乗っていた。

アメリカに住み始めて9年ほどが経っているという。

 

9年も住んでいる割には、彼の英語はお世辞にも上手とは言えないものだった。

 

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アンディーは我々に興味を持ったらしく、

我々がエンジンをかけて出発寸前だということは御構い無しにどんどんと質問を投げかけてくる。

 

これからヒューストンへ行く予定で今宿を探していたことを伝えると、

『それなら私に任しておけ』、と言った感じでどこかへ電話をかけ始めた。

 

『たった今ホテルは抑えたんだ。』

という我々の話をちゃんと聞きもせず、

彼は友人が営むゲストハウスへ電話をかけ1泊何円で泊まれるのかを聞いてくれていた。

 

言われた値段が少々高かったので断る意味も込めて『高い。』と言うと、

彼はなんと値段交渉をし始めた。

 

”アンディー。。”

 

こちらが『大丈夫だ』と言っても、

相変わらずの『任せておけ』といった表情で交渉を続けるアンディー。

 

”アンディー、、もういいからやめてくれ。。”

 

しかし結局値段交渉に失敗した様子で、私はすかさずもう宿は予約済みなことを改めて説明した。

 

『そうだったのかぁ』といった様子のアンディー。

 

”だからさっきから言ってんじゃん!”

 

そして、

『私もヒューストンに住んでいるから、何かあったら連絡をくれ。』

と連絡先をメモしてくれた。

 

そこまで世話を焼いてくれたのに、

 

『それならうちに来い。』

 

という、我々が旅の中で1度は聞きたいフレーズはここでも聞くことができなかった。

 

まぁ、そのようなお誘いがあったとしても、この時はすでに宿を確保済みだったので丁重にお断りしなければならなかったのだが。

 

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8時ごろ。

先にバーガーキングを出発したアンディーの車を抜こうか抜かまいか気を使いながらの運転をしばらく続け、40分ぐらいで目的の宿にたどり着いた。

 

今回予約した宿は、私が前回ヒューストンを訪れた時に泊まったモーテル。

 

ヒューストンで泊まるなら是非とも思い出のホテルに泊まりたい、と考えてわけだ。

 

しかし値段を調べると1泊1人4000円弱という少々お高めな値段。

 

もっと安い別のホテルに泊まるべきかいなかを悩んでいたが、

結果、今朝バーガーキングの前でその思い出のモーテルを予約したのだ。

 

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インターステイト10号線を降りると見覚えのある景色が。

 

懐かしくて、私だけテンションが上がる。

 

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8時50分くらい。

Super 8 Houston/I-10/Federal Road(スーパー8ヒューストン/I-10/フェデラルロード)に到着。

 

料金は2人で8053円。1人1泊4026円計算。

 

 朝食、Wi-Fi、駐車場付き。

 

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6年半ほど前。

まだ何もわからなかった私は『モーテルとは何なのか?』ということも知らずに、

ヒューストン中心地から程遠いこの宿に1週間近くも滞在した。

 

もちろんその時は車など運転しておらず、

公共交通機関と自分の足のみで移動をこなさねばならない状況だった。

 

まさかまたこの場所に、しかも今度は彼女を連れた世界一周として訪れるとは。。

あの時には思いもよらなかった。

 

本当に、人生何がどうなるかわからない。

 

ヒューストンはNASAスペースセンター以外、特に大きな観光名所を持たないビジネスシティー。

 

私はNASAには前回来た時に行っているし、相方もNASAには興味がなさそうな様子。

 

となると、

ヒューストンでの目的はひたすらホテルでゆっくりして今までの汚れを落とし、そして疲れを癒すことに定まっていた。

 

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私の古い記憶よりも数倍綺麗だったロビーで軽く思い出に浸ったら、

受付へ行きダメ元でもうチェックインは可能か聞いてみた。

 

毛染めの最中だったらしく、頭にカラー剤をつけたままのおばちゃんが受付へ出てきた。

 

私が前回来た時からいる人に間違いなさそうだった。

 

私は覚えているが、もちろんむこうは私のことを覚えているはずがない。

 

まだ午前9時前

案の定部屋はまだ準備できていないと。

 

部屋が準備できるまでロビーで待機させてもらった。

 

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9時30分ごろ。

昼飯にも出かける予定はないが、せめてスーパーにでも行って食料を買っておこうと一旦宿を出た。

 

平屋、広い庭、随所にパンプキン。

 

これぞアメリカの家といった風景を楽しみながら近くのスーパーへ向かう。

 

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今回は定番のウォルマートではなく、

ご当地スーパー的匂いがプンプンする『FOOD TOWN』というスーパーへ。

 

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さすがテキサス。

いろんな種類のサボテンが食用として売られている。

 

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スーパーで売られている肉がとんでもなく安いと気づき始めたのはここテキサスあたりからだろうか。

 

この2.84ポンド(約1.29㎏)もある骨つき肉が9.91ドル(約1020円)。

 

質がどうなのかはわからないが、

これを買ってキッチンで焼いて2人でシェアして食べれば、

1人500g弱のステーキを500円ほどで食べられることになる。

 

これはたまらん。

 

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このフードタウンで

クリスタルガイザー1ガロン(約3.78リットル)を0.88ドル(約90円)、

りんご2つを0.93ドル(約95円)、

洗濯洗剤を0.89ドル(約91円)、

ウェットティッシュを1ドル(約103円)

で購入。

 

税金を加えたトータルは3.86ドル(約397円)

 

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スーパーでの買い物を終え、

帰り道にガソリンを15ドル(約1545円)分で7.735ガロン(約29.2リットル)で給油。

 

1ガロン1.939ドルだったので、1リッター約0.51ドル(約52円)。

 

メキシコが近いおかげか、

テキサス州ではガソリンが今まで一番安く1ガロンで2ドルを割るところが多い。

 

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洗っても洗ってもすぐに汚くなるこの車。

 

セルフ洗車道具があるところではこまめに磨いていく。

 

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10時30分ごろ宿に戻った。

 

もちろんまだ部屋は用意できていない。

 

ここからはひたすらロビーに居座り、

朝食用のコーヒーを飲みながら部屋が用意できるのを待つ。

 

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11時過ぎごろ。

 

『部屋の準備ができたよ。』と、スタッフが声をかけてくれた。

 

まさかこんなに早くチェックインできるとは思わなかった。

 

さすがにロビーに居座る我々のプレッシャーを感じ取ったのか。

 

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さすがに部屋は前回とは違う号室だったが、作りは同じなので再び私に懐かしさが襲いかかる。

 

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とりあえず溜まりに溜まった洗濯物を一気に洗濯機に放り込むことに。

 

さすがにこの量の手洗いはきつい。

 

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その前に、およそ5日ぶりとなる温かいシャワーを恵みの雨を浴びるが如く存分に浴びた。

(ビーチにあった冷たいシャワーなら3日前に浴びている。)

 

こんなにシャワーが気持ち良く感じることもそうない。

 

私は普段はワンシャンで済ませるのだが、この時はさすがにツーシャンした。

 

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お互いがシャワーを浴び終えたら、溜まった洗濯物を1階にある洗濯機へと運んだ。

 

前回は『入るぞ』と意気込んでいたものの結局は入らなかったこのプール。

 

今回もまた入らずに終わってしまいそうだ。。

 

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洗濯機はプールサイドの扉を開けたところにある。

 

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料金は回1.5ドル(約154円)。

 

クォーターコインしか使えない様子だったので受付で両替をした。

 

クォーターコインを6枚指定の位置にセッティングし、

ガシャンッ とこの出っ張った部分を中へ押し込む。

 

日本では見たことがない変わったコインの入れ方だ。

  

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洗濯物を回している間は部屋にこもり思い思いの時間を過ごした。

 

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先日アービーズの駐車場に置き去りにされたクマのぬいぐるみもここで入浴させた。

  

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洗濯物が出来上がったら部屋に干す。

 

部屋に洗濯紐を吊るすのは思いの外難しく毎回苦戦するが、

いつも強引な方法でなんとか吊るすことができている。

 

一通りやるべき作業を終えたら、今度は自らの身体を癒す時間。

再び、それぞれが思い思いの時間を過ごす。

 

夜になったら夕食としてテキサスステーキを食べに行く予定。

 

どこのステーキ屋さんへ行こうか、調べているだけでもよだれが出てきそうだ。

 

▼次回記事 (テキサスの有名ステーキハウスへ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断17日目②〜ニューオリンズ観光2(ガンボ&カフェ・デゥ・モンド&バーボンストリート)〜 世界一周124日目★後半

アメリカルイジアナ州ニューオリンズの町を散策中の我々。

 

アメリカ最古の市場と言われるフレンチマーケットを見学した後、

昼食を探しに再び町の中心部であるジャクソン・スクエア方面へ戻っていた。

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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町中に多数点在しているジャズ関連アートの中でも、

噴水の水が傘をさしている人の頭上にちょうど落ちているように見えるこのアートにセンスの良さを感じた。

 

個人的に、街で見たアートの中で一番気に入った。

 

 

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そして再びカフェ・デゥ・モンド

相変わらずディズニーランドばりの行列を作っている。

 

”今じゃない。”

 

と、ここは今回も軽くスルー。

 

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そして再び若者3人トリオ。

さっき見た時も思ったが、ギターの女性の姿勢が非常に良い。

 

先ほど同様、近くのベンチに腰掛けこのトリオの演奏を見ながら食事処を調べた。

 

確か町にある無料Wi-Fiがここで繋がって、それを利用して検索した覚えがある。

 

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 13時ごろ。

昼食にはここルイジアナ州を起源とする名物『ガンボ』をいただくことに。

 

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向かったのは、その名も『GUMBO SHOP』(ガンボショップ)

比較的安く、評価もそこそこ良かったのでこの店を選んだ。

 

看板のサブタイトルには『CREOLE CUISINE』(クレオール キュイジーヌ)と書かれている。

意味としては『クレオール料理』

つまりガンボはクレオール料理ということになる。

 

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久しぶりのちゃんとしたレストラン。

ガンボなら9.5ドル(税抜き)〜 食べられる。

 

もちろんこういうレストランではチップ代も加味して計算しなくてはいけないので、

まぁガンボなら10数ドルで食べれるよって感じかな。

 

私は9.5ドル(約978円)の『CHICKEN ANDOUILLE GUMBO』を注文。

 

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まずはご丁寧にナプキンで包まれたパンが提供された。

おそらくガンボをつけて食べるものなのだろうが、お腹が空いている我々はたまらずこのパンをかじり始めた。

 

このパン、暖かくて柔らかくてすごく美味しかった。

 

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数分遅れでガンボも登場。

見た目はおしゃれなカレーライスといった感じだが、そのライスの量の少なさに少々がっかりする。

やはり余ったルーはパンにつけて食えということか。

 

ガンボにはオクラが使用されているので舌触りはヌルヌルとしている。

オクラを始め、納豆、とろろ、なめこなどヌルヌル系全般が苦手な私は少々困惑したが、

そのヌルヌル感がそこまで強いものではなかったのでなんとか食べることができた。

 

もちろん味はカレー味ではなく、なんというか、まぁシチュー味だ。

 

予想通り米の量は足りない。

足りないというか、これはガンボに混ぜて食感を楽しむ、いわば具の1つのような位置付けなのではないだろうか。

 

そうすると今度はパンが圧倒的に足りない。

ガンボ到着前に数口かじってしまっているのでなおさらだ。

 

そんな様子を知ってか知らずか、ウェイターがパンのナプキンを回収しにやってきた。

そして一言。

 

『まだパンは欲しいかい?』

 

なんとパンは無料でおかわりできるらしい。

 

それならパンとガンボのペース配分を考えなくてもいい。

そう思った途端、私がちぎるパンの大きさは先ほどよりずいぶん大きくなった。

 

結局私の場合パン3本ほどでちょうどガンボ1皿を食べ終えることができた。

 

会計は2人で税込21.09ドル(約2172円)

チップも含め23ドル(約2369円)を支払った。

 

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久々のレストランでいただくガンボに満足した後、再びミシシッピ川の見える堤防へ足を運んだ。

 

相変わらず水は濁って汚いが、全体を風景としてみると綺麗だ。

 

川を渡る船はさながら東京ディズニーランドの蒸気船マークトウェイン号

 

ちなみにそのディズニーランドのマークトウェイン号が運行している川の水には、

このミシシッピ川の水が使用されている。

 

 

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その後は堤防沿いを南方向に歩き、水族館を越したあたりで町に戻ろうと堤防を降りた。

 

そこで目の前に現れた『Harrah's』(ハラーズ)という大きな建物をショピングセンターと勘違いして目指したが、入場直前でここはカジノだと気付いた。

 

よく考えれば、ラスベガスにも『ハラーズ』っていうカジノがあったな。

 

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カジノを回避し、ハラーズの他にもウェスティン、マリオット、シェラトンなどが立ち並ぶカナル・ストリートという大きな通りを歩きフレンチクウォーターへ戻った。

 

このカナル・ストリートはフレンチクウォーターとのちょうど境界あたりに位置していて、

上記ホテルやヤシの木が立ち並んでいてフレンチクウォーター内とだいぶ雰囲気が違う。

 

フレンチクオーターに歴史的な味が出ているのに対し、

カナル・ストリートの方は近代的なアメリカ型都市って感じ。

 

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フレンチクオーター内に戻ったら、フラッとこのペッパーソース専門店的なところを訪れた。

店内には膨大な種類のペッパーソースが並べられていて、見るところ全部試食用。

ソースの試食というだけあってドリトスのようなチップスも用意されている。

 

辛いものが得意でない私は数種類を試食するにとどまった。

 

相方は一発目で超激辛のソースを口にしてしまったらしく、

終始辛そうな顔そして『辛い。。辛い。。』と唸っていた。

 

完全に口内にやけどを負った相方は、結局その1つ以外は試食できずに終わっていた。

 

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その後は1番のメイン通りであるバーボンストリートを歩いた。

 

そういえば仮装している人は確かにいるが、

その派手さ(変態さ)や人口はキーウェストのものと比べれたら全然お子ちゃまレベル。

earthtravel.hatenablog.com

 

まぁまだ日中だし、夜になったらどうなるのか楽しみにしてよう。

 

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16時。

バーボンストリートを一通り歩き終わったら、3時のおやつがてら朝から大行列だったカフェ・デゥ・モンドへ行った。

 

まだまだ行列は出来ていたが、よく見てみるとこの行列はテイクアウトの行列

店内で食べる場合、席が空いていればそこに座ってしまえばいい。

 

なんでみんなそんなに並んでまで持ち帰りたがるのだろうか?

 

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店内にはたくさん席が用意されているが、常に人だらけで賑わいを見せている。

運良くすぐに空席を見つけることができた我々は、先客が残していった粉砂糖をしっかりと払ってからその席に座った。

 

私の向かいに座っていた一人旅とみられる金髪美女がサングラスを頭に乗せ日記を書いている。

 

素朴ながら美しい、まるで映画のワンシーンかのような完璧な姿にしばし見とれた。

 

こういうのを見ると、今すぐにでも手帳を買って手書きで日記をつけたくなる。

 

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負けじと私も持参の手帳とペンを取り出す。

まあこれは日記ではなく相方とのお金の貸し借りの記録帳なのだが。。

日記ではないが、はたから見れば書いている姿は一緒だろう。

 

ついでなので記しておくが、

我々は今のところ、共同財布を持たない個人財布スタイルで旅をしている。

共同財布も考えたが、カード払いの際どうするか?などいろいろ面倒くさそうだったので結局このようなスタイルに落ち着いている。

 

いちいち貸し借りの記録をとり、計算し、精算するのも正直面倒臭いが、

それでも過去の出費をさっと見返すことができるのでこのメモが役に立つこともよくある。

 

ちゃんとした家計簿というものをつけていないもので。。

 

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少ししたらフィリピンから出稼ぎに来ているという若いウェイターが料理を運んできた。

見渡せば店員はフィリピン系の見た目をしている人ばかりだった。

 

それはさておき、

ここの名物はベニエカフェオレ

 

3つでワンセットのベニエを2.73ドル(約281円)、

1杯2.73ドルのカフェオレを2杯 を注文。

 

ベニエとはフランス語で『揚げた生地』という意味で、まぁドーナッツのようなもの。

四角い形に粉砂糖がたっぷりとまぶしてあるのがこの地域の特徴。

 

味は美味しいのだが、食べる際に粉砂糖がボロボロと落ちる。

下手に息を吹きかけたり、咳やくしゃみなんてしようものなら、粉砂糖は盛大に舞い上がる。

 

椅子やテーブル、そして床に粉砂糖が残ったままになっているのも無理はないな、と思った。

 

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ベニエとカフェオレで優雅なひと時を過ごしていたら、突然テーブルに何か置かれた。

 

水にいれて飲むというパウダーを試供品として無料で配っているらしい。

 

もちろんカフェ・デゥ・モンドのものではない。

 

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カフェ・デゥ・モンドでおやつ時間を満喫した後は、

ミシシッピ川ジャクソンスクエアを眺められる高台へ行った。

 

カフェ・デゥ・モンドでテイクアウトしたベニエをここにあるベンチに腰掛けて食べている人がたくさんいたが、

高台の上は風が強いので例の粉砂糖が容赦なく風で飛ばされている。

 

その人たちと背中合わせでベンチに座っていた我々は、粉砂糖の襲来を避けるべく席を移動せざるをえなかった。

 

全く、こんなところでベニエ食うなよな。

 

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移動したベンチに座っていると、

前方で女性レンジャー部隊みたいなのがなにやらミーティングを行なっていた。

 

『私たちは町を守るレンジャー部隊。この町は日暮れとともに治安が悪化するの。これからパトロールへ向かうところよ。』.....

.....『それじゃあみんな、行くわよ!』

 

ってな具合の設定にして、勝手にアフレコを入れて楽しんだ。

 

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17時すぎ。

しばらくそこのベンチでゆっくりした後、上着を取りに一旦車へ戻ることに。

この町の民家のハロウィーン装飾もなかなか見ものである。

 

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18時ごろ町へ戻ると、バーボンストリートは午前中とは比べ物にならないほど活気付いていた。

 

通りは歩行者天国となり、各所でストリートパフォーマーが何かやっている。

やはり目立っていたのはジャズの演奏だった。

 

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とりあえず活気に満ち溢れた夕暮れ時のバーボンストリートを歩いた。

うーん、やはり派手なハロウィーン仮装をしている人があまりいない。

 

キーウェストの衝撃を数日前に受けたばかりなので、ここニューオリンズのハロウィーンはまったく物足りなく感じてしまう。

 

それともパレードが終わる前まではニューオリンズもキーウェスト同様もっと盛り上がっていたのだろうか?

 

思えばキーウェストの時は祭り本番前。

一方ここニューオリンズの場合はパレードという祭り本番はすでに終わってしまっている。

 

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通りを歩いていると、建物のバルコニーで酒を飲みテンション高めな人たちがよく目につく。

この人たちはただ上で盛り上がっているだけでなく、通りを歩いている人にもちょっかいをかけてくる。

その象徴とも言える行為が、パーティーグッズのネックレスなどの投下である。

 

我々も歩いていたら、急に空からネックレスが降ってきた。

まるで建前のもち投げのような感覚。

 

上を見上げ、投げた犯人との絡みをテキトーに終え、せっかくなのでそのネックレスを首からかけ引き続き通りを歩いた。

 

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完全に日が暮れた頃、町はさらに盛り上がりを増していた。

もはやジャズ演奏だけではなく、大道芸を行う者も人気を集めている。

 

そういえばジャズ演奏や大道芸の他に、

道の真ん中で椅子に座っているだけの女性もいたが、一体あれはなんだったのだろう?

 

 

その後事前情報にあった1ドルでテイクアウトできるビールをしばらく探し歩いたが、

結局それを見つけることはできなかった。

 

私は酒は飲まないので、それを探していたのはもちろん相方の方である。

 

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歩いているだけで楽しめる夜のバーボンストリートを2往復くらいし、

十分雰囲気を味わったところで駐車場へ戻った。

 

そういえば夕方高台でミーティングをしていた女性レンジャー部隊の活躍をお目にかかることはなかったな。

 

そしてくどいようだが、民家のハロウィーンの装飾がすごい。

 

本当にここに人は住んでいるのか?

 

帰宅時に家がこの状態というのは、正直私の趣味には合わない。

 

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 駐車場に戻る途中、光り輝いていた『アームストロング』とこいうところに立ち寄ってみた。

 

しかしこのようにジャズの石像があるくらいで特に見どころはなかった。

  

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帰り道(どこへ帰るんだ?)、

大きなジャンクションのところで道を間違え何度もメルセデスベンツスーパードームを横目に見ながらさまよった。

 

ハイウェイに乗ったり降りたりを繰り返している途中で、

ガソリンを20ドル(約2030円)分入れておいた。

 

ここは1ガロン1.99ドル(1リッター約0.52ドル(約54円))でかなり安い。

 

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 午前0時ごろ。

ニューオリンズを出発し、綺麗な星空の下インターステイト10号線をひたすら西に走ること4時間弱。

 

気づけばルイジアナ州を抜けテキサス州に進出していた。

 

うっかりしていて、テキサス州に入ったところのビジターセンターはいつの間にか通り過ぎてしまっていた。

 

ニューオリンズから290マイル(464㎞)ほど離れた場所にあるこのマクドナルドを今夜の宿泊地とする。

 

途中、何度ハイウェイを降りようとかと思ったことか。。

 

運転は止めたいが降りるのもめんどくさい、というジレンマに陥っていた私は、

結局次の目的地であるヒューストンまで残り60マイル(96㎞)ほどのところまで来てしまっていた。

 

実は私にとってヒューストンという都市は非常に思い入れがある都市で、

この地へ訪れるのは今回で2度目となる。

 

その理由を簡単に言うと、

『初めての一人旅がこのヒューストンだった』

という単純なものなのだが、

そこにはたぶん私しか感じることのできない特別なものがある。

 

とにかく、

今回のアメリカ横断旅で南ルートをとると決まった時から、私はこのヒューストン訪問を密かに楽しみにしていた。

 

この距離なら、明日はそんな思い出の地ヒューストンに遅くとも午前中にはたどり着くことだろう。

 

▼アメリカ横断17日目までのルート★

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デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→ニューオリンズ→テキサス州ヒューストン手前のマクドナルド。

 

 

▼次回記事(テキサス進出)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断17日目①〜ジャズの街ニューオーリンズ観光(フレンチマーケットなど)〜 世界一周124日目★前半

長かったフロリダをようやく抜け、一瞬ミシシッピ州を通り、

現在ルイジアナ州に入ってすぐのところにあるビジターセンターの駐車場。

 

朝7時

そのビジターセンターの駐車場で目を覚ました。

 

▼前回の記事

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あわせて読みたい

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アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝起きるとたいてい窓ガラスは曇っていて、すぐには出発できない状態にある。

 

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外に出てみると今まさに太陽が昇ろうという頃だった。

なかなか綺麗だ。

 

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ここはルイジアナ州のビジターセンター

 

事前情報によると、

ニューオリンズでは全米でもトップレベルに派手なハロウィーンパレードが毎年開催されているらしい。

 

先日キーウェストで、同じく全米トップレベルのハロウィーンパーティーの一部分を味わってきた我々。

欲張りにも、ニューオリンズのそれにも興味を示していた。

earthtravel.hatenablog.com

  

しかし、

ネット情報によるとそれはもう数日前に終わったみたいな雰囲気。

 

いまいち確証をつかめていなかったので、

ここのビジターセンターでその真偽を確かめておこう。

 

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ビジターセンターは8時30分〜オープン。

それまで車内で昨日買ったりんごを、これまた昨日買った果物ナイフで切って食べた。

 

りんごの味はそこそこだったが、ナイフの切れ味はいまいち。

 

ちなみにまな板代わりに敷いている紙は、

レストエリアに置いてあるホテル情報のフリーペーパーを有効活用している。

 

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8時30分。ビジターセンター入り口へ。

 

『FREE Louisiana Coffee』と書いてあるぞ。

 

(ちゃっかり『Louisiana Smiles Inside!』とマクドナルドのスマイル0円のようなことも書かれている。)

 

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中に入ると、本当にコーヒーが無料で飲めるようだった。

これにはテンションが一気に上がる。

 

これはルイジアナ州だけのことなのか?

 

もしかしたら、

各州のビジターセンターにはコーヒー、もしくはその土地名産の何かがこのように無料で提供されているのかも?

 

次回からビジターセンターには積極的に立ち寄ってみよう、と思った。

 

(結論を言うと、この後寄ったビジターセンターには名産物どころかコーヒーすら置いていなかった。ルイジアナのビジターセンターはすごい。)

 

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ビジターセンターのおばちゃんに例のハロウィーンパレードはいつなのか聞いてみる。

 

すると、

やはりそれはもう10月22日(先週の土曜日)に終わってしまったらしい。。

 

”なんでもっと31日に近い日にやらないんだ。。”

 

がっかりした我々の様子を見たおばちゃんは、

 

『パレードは終わってしまったけど、ニューオリンズの町には仮装をした人がたくさん歩いていて、ハロウィーンの雰囲気はまだあるわよ。それでも十分楽しめると思うわ。』

 

と言ってくれた。

 

他にもニューオリンズでの見どころや安い駐車場など、

いろいろな情報をマップを使いながら教えてくれた。

 

町に入る前にビジターセンターに寄るのも悪くないな、と思った。

 

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ゆっくりとコーヒーを飲み干したら車に戻る。

 

ガソリンスタンドで余分に頂いてきたペーパータオルを使ってガラスの曇りを拭き取る。

 

なかなか曇りが取れない状況に悪戦苦闘していると、

いきなり何者かが『トントントンッ』っと扉を叩いてきた。

 

振り向いてみると、黒人のおじさんがこちらを覗いて立っている。

 

『これを使え。』

 

おじさんはちょっと微笑みながらそう言うと、

キッチンペーパーほどの強度がある青い紙を渡して、礼を言う間も無く元来た方へ戻っていった。

 

なんて優しいんだ。

 

見た目からは想像できなかったおじさんの優しさに思わず感動。

 

人は見かけによらないもんだ。

 

しかもこのおじさんがくれた紙でガラスを拭くと、気持ちいくらいに曇りが取れるから驚き。

 

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キレイさっぱり曇りが取れたところでいざ出発。

 

ルイジアナ州ビジターセンターからニューオリンズまではたったの40分足らず。

 

右手に大きなボンチャートレーン湖を見ながらインターステイト10号線を突き進む。

 

もっと近くの右手、

つまりは助手席では相方が朝からポテトチップスをバリバリ言わせている。

 

そして今日もいい天気だ。

 

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しばらく走るとニューオリンズの摩天楼が見えてきた。

 

遠くから見る限り、なかなか大きな都市ではないか。

 

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ちなみにニューオリンズとは『新しいオルレアン』という意味。

 

オルレアンとはフランスの王族フィリップ2世(オルレアン公フィリップ2世)に由来する。

 

ルイジアナもともとフランス領だったことはこの名前からよく分かる。

 

1803年にナポレオンがこのルイジアナアメリカに売却し、ここは全てアメリカ領となった。ルイジアナ買収

 

当時の仏領ルイジアナ現在のアメリカ領土の約23%を占める広大な領土であり、

現在のルイジアナ州からミシシッピカンザスネブラスカアイオワ州など中部地域を経て、

カナダ国境のモンタナ州ノースダコタ州などまでにも及んでいたという。

 

そんな広大な仏領ルイジアナの首都だったのがここニューオリンズである。

 

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10時。

若干彷徨いながらも無事ビジターセンターで教えてもらった安い駐車場を発見。

どうやらここもビジターセンターの駐車場らしい。

 

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マシンで駐車券を発行してダッシュボードへ。

 

もうおなじみになったこの流れだが、ここで今回初のことが起こった。

 

今までの場合何時間停めるかを選択して支払いをするだけだったが、

今回は支払いの前に車のナンバープレートを打ち込む画面が現れた。

 

ナンバープレートは英語で言うと『License Plate(ライセンスプレート)』。

 

そのことはセブ島留学時に習っていたはずなのだが、

とっさのことでそのことに確信が持てなくなり、

確信を得るために後ろに並んでいた中高年夫婦に『これはなんだ?』と聞いてみた。

 

するとその夫婦もよく分からなそうな感じで、

『たぶんナンバープレートを打ち込むんじゃないか?』 とあやふやな感じ。。

 

結局ナンバープレートを打ち込むことで間違いはなかったのだが、

この夫婦はアメリカ人のくせになぜわからなかったんだ?

 

『ナンバープレートを打ち込むのは普通のことかい?』

 

と聞いてみると、本当かどうか知らないが

 

『いや、これは私たちも初めてだ。』

 

と言っていた。

 

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料金は10時間で5ドル(約515円)、24時間で20ドル(約2060円)の2択。

 

ハロウィーンパレードがすでに終わってしまっている以上、ニューオリンズに長居は無用。

 

この日のうちにニューオリンズを離れることにし、10時間を選択した。

 

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まずはトイレ休憩も兼ねてビジターセンターへ。

なかなか立派な建物だ。

 

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中には無料のルイジアナコーヒーはなかったが、小さな博物館的なスペースがあった。

 

そこではニューオリンズの歴史的な物が展示がされており、やはりジャズに関するものが多い。

 

もちろん無料で見学できるので、来たついでにちょっと覗いてみるのもいいかもしれない。

 

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ビジターセンターを出たらとりあえず中心地に向かって歩いた。

 

だいたい10分かからないくらいでフレンチクオォーターと呼ばれる中心エリアに入った。

 

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アメリカらしい豪快な道路掃除。

 

フレンチクォーターでは路上での飲酒が合法的にOK。

 

これは酒に厳しいアメリカの中でも稀な例だという。

 

毎日酒やコップで路上が汚されるからこうして大型清掃車が豪快に道路を洗浄しているのだろうな。

 

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 確かに歩いていると、街がなんか酒臭い。。

テキトーに歩いていたこの通りは特に酒臭さが顕著だった。

 

後で地図を確認すると、こここそ有名なバーボンストリートだった。

 

そりゃ酒臭さが際立つわ、と納得。

 

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ニューオリンズの魅力は酒だけではない。

 

むしろジャズの方がこの町を象徴するものとしてふさわしいだろう。

 

午前中から街の至る所でストリートミュージシャンがパフォーマンスをしていて、

このようなジャズに関する銅像やアートも多く点在している。

 

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テキトーに立ち寄ったのは良さげなお土産やさん。

ここでは砂糖をカラメル化してナッツを入れたキャンディーの試食が置いてあった。

 

『プラリネ』という名前のこのキャンディーは、

思えば同じ音楽の町として名高いテネシー州ナッシュビルの店にも置いてあった。

そこでも試食を配っていたな。

 

ナッシュビルは白人文化のカントリーミュージック

ニューオリンズは黒人文化のジャズ。

 

この2都市はなんか永遠のライバルみたいな関係性だ。(勝手な想像)

 

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ここには様々なタバスコ商品が置いてあった。

 

タバスコはニューオリンズで銀行家をしていたエドムンド・マキレニーが19世紀後半に考案した調味料らしい。

 

フレンチクォーターにはタバスコの専門店まであるらしいから、

これは隠れニューオリンズ名物と言っても良いのではないか?

 

メキシコっていうイメージを持ちがちなタバスコだが、これは正真正銘のアメリカの調味料。

 

ちなみに世間では"ペッパーソース"(辛い液体調味料)イコール"タバスコ"として定着しているが、タバスコとはペッパーソースの商品名である。

 

ペッパーソース(普通名称)→タバスコ(商品名)

 

このような例は、

ばんそうこう(普通名称)→バンドエイド(商品名)

ラップフィルム(普通名称)→サランラップ(商品名)

ステープラー(普通名称)→ホッチキス(商品名)

などがある。

 

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その後、再びニューオリンズの町歩き。

 

中心地に近いところの駐車場料金を見ると、

5時間で25ドルもかかる料金体系だった。(ビジターセンターの10倍)。

 

これなら絶対ビジターセンターの駐車場を利用した方がいいな。

  

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 ニューオリンズにはあの有名なミシシッピ川が流れている。

 

ミシシッピ川アメリカ北部のミネソタ州を源流とし、南部のメキシコ湾まで続いている。

 

その全長は3779㎞で全米最長。

なんと日本の択捉島から与那国島までの距離よりも長い。

 

まぁここで見ただけではその長さは実感できないが、

ミシシッピ川という名前だけで眺めていてなんだかいい気分になってしまうのは私だけか。

 

ちなみに水は濁っていて綺麗ではない。

 

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ミシシッピ川沿いを歩いているとファンキーな犬に出会った。

 

犬は視力があまり良くないと言われているが、

こんなサングラスなんてかけられたら余計何も見えないのでは?

 

とりあえず飼い主のおっちゃんも陽気な人で、

この犬を連れて歩き道行く人に笑顔と明るさをばらまいていた。

 

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ミシシッピ川沿いをザッと見学したら再び市内中心部へ戻ってきた。

向かった先はジャクソン・スクエアと言われる広場付近。

 

スクエアの外側の通りでは絵画をはじめとした美術作品が展示売りされる。

ちょっとした無料野外美術館状態だった。

 

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なかなかセンスのいい絵がたくさん飾られている。

でもさすがにこれを購入しようという気にはなれない。

 

ここで大きな絵を買って行く人は、やはり郵送で自宅まで送ってしまうのだろうか?

 

 

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このメンツの中にかわいらしスヌーピーが1匹混ざり込んでいるのが面白い。

 

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セント・ルイス大聖堂。

久しぶりにこのような巨大な大聖堂を目の前にした気がする。

 

どこか新しさを感じる。

 

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内部は無料で見学できる。

やはりヨーロッパのものと比べて新しさがあり、まだ歴史が浅い感がある。

 

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大聖堂から出ると、目の前ではジャズのストリートパフォーマンスが大音量で行われていた。

 

目の前で見るこのようなパフォーマンスはかなり迫力がある。

 

しばらくこの黒人ジャズグループの演奏を鑑賞。

 

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11時30分。

ストリートジャズ鑑賞後、そのままジャクソン・スクエア内に入った。

 

ジャクソン・スクエアのジャクソンとは、

アメリカ合衆国第7代大統領のアンドリュー・ジャクソン

 

20ドル札に描かれている人物としておなじみだ。

 

イギリスとの米英戦争時の活躍が目立つ民主党初の大統領だ。

 

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この馬に乗ってウィリーしているのがジャクソン。

 

ポーズはさながらフランスの英雄ナポレオンだが、

ここがフレンチクウォーターということは何か関係しているのか?

 

背景に見える三本屋根の立派な建物は先ほど入場したセント・ルイス教会。

 

その形の整い具合は美しく、まるでテーマパークのシンボルのようだ。

 

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11時40分。

ジャクソン・スクエアを出たら道を挟んで向かいにある有名なカフェ、

カフェ・デゥ・モンド』へ。

 

ここはベニエという名の粉砂糖をまぶした角形ドーナッツフレンチローストコーヒーが有名なカフェ。

1862年にオープンした老舗だ。

 

この時カフェ・デゥ・モンドには大行列が出来ていたのでとりあえずスルー。

またあとで訪れることに。

 

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カフェ・デゥ・モンド専属のパフォーマーか?

と思わされるほどの好立地でジャズ演奏をしている若者トリオ。

 

その演奏を近くのベンチに腰かけて聴いた。

 

みんなすごかったが、

ノリノリで、そしてほぼノールックでキーボードを演奏している中央の若者の姿が特にかっこよかった。

 

この立地にふさわしい質の高い演奏をしていたので、

通行人からのチップもなかなかのペースで入っていく。

 

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その後、

カフェ・デゥ・モンドから北東方向へ進んだところにあるフレンチマーケットを目指した。

 

その途中にあった

『AUNT SALLY'S CREOLE PRALINES』(アント・サリーズ・クレオール・プラリネ)

という店に寄ってみた。

 

”サリーおばさんのクレオールプラリネ”と訳せるこの店は、その名の通りプラリネのお店。

 

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ここにも試食がたくさん置いてあった。

 

さらに通りからはプラリネを作っている様子がガラス越しから見学できる。

 

この作っている人がサリーおばさん?

ではないよな。

 

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プラリネ以外にも、まるで『カルディ』に売っているようなおしゃれな食品がたくさん売られていた。

 

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サリーおばさんの店を出たら、ここでもジャズのストリートパフォーマーが。

 

本当に、町の至る所にこういったパフォーマーがいる。

 

カントリーミュージックの町ナッシュビルでも町中で何かしらの音楽が鳴っている印象だった。

でも、ストリートパフォーマーはこんなにたくさんいなかった気がする。

 

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歩いて数分でフレンチマーケットに到着。

 

この黄金に輝く像はJoan of Arc(ジョーン・オブ・アーク)

 

日本でも有名なJehanne Darc(ジャンヌ・ダルクの像だ。

 

アメリカ代表のアンドリュー・ジャクソンよりも立派に見えるのは気のせいか。。

 

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アメリカでは政治に対するジョークが普通に人前で行なわれている。

 

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ジャンヌ・ダルクの像から少し歩くとフレンチマーケットの入り口が現れた。

 

フレンチマーケットの起源は1791年にまで遡り、

アメリカで最も古いマーケットなのだという。

 

ちなみに1791年当時のニューオリンズはスペインの植民地。

この地域にクレオールなどのフランス系の人々が多く住んでいたのでフレンチマーケットと呼ばれるようになったらしい。

 

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フレンチマーケット内では食料品、飲食店、衣類、土産物、骨董品など様々な商品が並べられている。

 

とりあえず一本道をまっすぐ進み、フレンチマーケット内をザッと見学。

 

チャイナタウンやコリアンタウンなどには慣れているが、

そのフランス版とも言える”フレンチマーケット”というのは初めての経験。

 

それゆえ少しワクワクしていたのだが、

特に私の心を惹く何かがあるわけでもなく、見学はサーっと終わってしまった。

 

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相方は衣類や雑貨などに興味を示していたが、

それはフランスのものというよりはむしろアジアンテイストのものだった。

 

できればこのフレンチマーケット内で昼食を取りたいが、いまいちピンとくるものがない。

ゆえに、昼食はまた別の場所でとることに。

 

とりあえずフレンチマーケットより先に何かがありそうな気配はなかったので、

元来た道を戻りジャクソンスクエア周辺で食事処を探すことにした。

 

〜後半へ続く〜

earthtravel.hatenablog.com

 

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アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断16日目〜ニューオリンズ目指し横断開始〜 世界一周123日目★

昨日、アメリカ本土最南端の地キーウェストを出発。

 

インターステイト95号線上のレストエリアで一夜を明かした。

 

フロリダ半島北部の都市ジャクソンビルまではあと1時間くらい。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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昨夜アービーズの駐車場に置き去りにされてしまったクマのぬいぐるみ(クマの学校のジャッキー)はちょっといじけ気味。

 

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朝8時30分ごろ。

とりあえず近くのPublix(パブリックス)を訪れた。

まずは朝食をとりテンションを上げないと1日は始まらない。

 

 

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ここでキーライムパイとバナナ2本を4.89ドル(約503円)で購入。

 

キーライムパイとは一応キーウェスト名物のデザート。

フロリダキーズ全域で自生する小さなキーライムが使用されている。

 

酸味が強く、期待していたより美味しいものではなかった。

 

でも食べないと食べないで口が寂しくなり、たまに口にしたくなるようなクセになる味。

 

一気に食べると気持ち悪くなる。

 

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アメリカ縦断最後の地キーウェストを脱出し、

いよいよ本等の意味でのアメリカ横断が本格的に始まったわけだが、

その第一の目的地として定めているのがルイジアナ州ニューオリンズ

ジャズ発祥の街として有名だ。

 

ようやくフロリダ最大の都市ジャクソンビルに到達し、

ここからインターステイト95号線から10号線に乗り換え進路を西にとった。

 

ちなみにだが、

アメリカのインターステイト(州間高速道路)の数字は基本的に

南北に伸びるものは奇数、東西に伸びるものは偶数で表示されている。

 

95号線は奇数なので南北、10号線は偶数なので東西ってな具合だ。

 

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11時ごろ。

途中のレストエリアで休憩。

 

いつかの記事でも紹介したが、

レストエリアは日本の高速道路上のパーキングエリアに相当する。

駐車場があり、トイレがあって、このようにドリンクと軽食の自動販売機が何台か設置されている。

 

そしてこの地域のホテル情報や割引クーポンのついたフリー雑誌も置かれている。

 

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ここで少し横になり仮眠をとった。

 

アメリカ南部は温暖な気候で風が気持ちい。

 

つい2週間ほど前までデトロイト、シカゴといった極寒の地にいたことが信じられない。

 

とても同じ国内だとは思えないな。

 

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13時30分ごろ。

昼食をとるためにマクドナルドへ寄る。

 

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ここでマックチキンのマヨネーズなしを1.2ドル(約123円)で食べた。

 

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マクドナルドで休憩中、

こまめに家計簿をつけてくれている相方が、ヨーロッパの旅での宿代をざっと計算してくれた。

 

ざっとなので正確かどうかはわからないが、

 

7月9日(?)〜7月30日まで62470円。

8月で68715円。

9月で44806円。

 

1泊平均だいたい2000円ちょい。

 

うん。

できれば平均1000円代に抑えたかったところだが、まあしょうがない。

 

宿泊費は基本毎日かかってくるものなので、ジャブのように家計を圧迫する。

最終的に宿泊費は出費全体の中でもトップのカテゴリーに分類されてくる。

 

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マクドナルドに併設されているガソリンスタンドで給油を行った。

 

15ドル(約1545円)分で6.358ガロン(約24リットル)。

1ガロン2.359ドルなので1リッター約0.62ドル(約64円)。

 

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 再出発。ひたすら10号線を西に進みニューオリンズを目指す。

 

参考までに、

フロリダ最大の都市ジャクソンビルから目的地ニューオリンズまでは約550マイル(約880㎞)

ノンストップで行ってだいたい8時間くらいはかかる距離。

 

たいして景色も変わらず、永遠と続くコンクリートロードをただひたすらまっすぐ進み続けることがいかに退屈かというのは容易に想像がつくだろう。

 

あまりにも退屈なので、この間相方にこの旅について語ってもらうことにした。

 

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この旅について、というのは、

この旅の始まりである沖縄県西表島から現在に至るまでにあった出来事をただ時系列で語ってもらうというもの。

 

これが意外と面白かった。

 

旅中は次のこと次のことで頭がいっぱいになってしまいがちなので、

これは過去を振り返れるいい時間になった。

 

この語りで相方が意外と多くのことを事細かに覚えいることが発覚。

逆に私はいろんなことをすっかりと忘れてしまっていることがわかった。

 

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16時過ぎ。

レストエリアでトイレ休憩。

 

いまだに、フロリダ州から脱出できない。。

 

フロリダ州は縦に長いが、意外と横にも長いんだ。。

 

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17時。

ここで本日2度目の給油。

 

15ドル分(約1545円)で6.332ガロン(約23.9リットル)。

1ガロン2.369ドルだったので1リッター約0.62ドル(約64円)。

 

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なぜか日差しはいつも助手席の方を強く照らす。

 

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17時30分。

近くにあったウォルマートに寄った。

 

なんとここにも5ドルラージピザが。

 

こうなったらどこの5ドルピザが一番美味いか食べ比べをしたくなる。

 

とりあえず本日の購入は見送りになったが。。

 

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相方はりんご1個を計り買いした。

 

りんごはたくさん種類があり、もちろん種類によって味と値段が違う。

 

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ウォルマートにはたくさんの種類のポテトチプス(もしくはドリトス系)が売られている。

そんな中、1ドルで購入出来るものがある。

 

しかも量は他のやつと変わらない、日本で言えば特大サイズ。

 

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ここで果物ナイフも購入した。

 

これは果物を良く食べる相方の希望。

 

果物を良く食べるからというか、

歯の問題でリンゴなど固いものを丸かじりできない状態にあるから、というのが本当の理由。

 

それらを食べる際、一口サイズにカットするためにナイフは必須なのらしい。

 

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かぼちゃを大人買いする子供。

ハロウィーン当日まであと数日。

 

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この果物ナイフは税抜き1.97ドル(約202円)。

 

切れ味の方は非常によろしくない。

 

https://gyazo.com/143eaa25688def06c1bc1b058482aa2d

私は

1ドルドリトス系『Nacho Cheese』と、

桃を1つを1ドルほどで、

お馴染みとなっているサンタフェ味のサラダを3ドルほど

で購入した。

 

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ウォルマートのベンチでそれを食べ本日の夕食とした。

 

桃は予想通りマズい。

 

ヨーロッパの桃が恋しくなって購入したのだが、もうアメリカでは2度と購入しないだろう。

 

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夕食を済ませ、1ドルで購入したナチョチーズをつまみながら車を走らせる。

 

21時すぎごろ。ようやくフロリダ州を脱出しミシシッピ州に進出した。

 

看板が見えたので、とりあえずミシシッピ州ウェルカムセンターに寄った。

 

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夜ということもあって何もやっていない様子。

 

トイレを済ませ、その辺にいた野良猫と戯れてから再出発した。

 

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 22時30分。

ミシシッピ州を走ること約1時間。

思いの外ミシシッピ州はすぐに抜け、いつの間にかルイジアナ州に入っていた。

そのことに気がついたのはルイジアナ州のウェルカムセンターの看板が現れたから。

 

ここもミシシッピ州のものと同じく、トイレと自動販売機以外特に何もやっていない。

 

時間も時間なので、

今夜はここルイジアナ州ウェルカムセンターの駐車場で車中泊をすることにした。

 

ここまでくれば、ニューオリンズまではあとわずかだ。

 

▼アメリカ横断16日目までのルート★

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デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→ルイジアナウェルカムセンターで車中泊。

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▼次回記事(ニューオリンズ観光) 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断15日目②〜【過酷。。】フロリダ半島縦断ドライブ〜 世界一周122日目★後編

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アメリカ最南端の町キーウェスト観光を終え、再びアメリカ本土を目指しセブンマイルブリッジを渡る。

 

途中有料の公園で一息つき、セブンマイルブリッジを目の前に眺めれる綺麗なビーチで海水浴をした。

 

こっからは今日中にフロリダ半島縦断を目指し、ひたすらドライブに徹する。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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セブンマイル・ブリッジを渡り、さらにはオーバーシーズ・ハイウェイも渡りきり、2日ぶりにフロリダ半島へ戻ってきた。

 

13時30分ごろ。

昼食をとるため通りかかったファストフード店、Arby's(アービーズ)に寄ってみた。

 

『夜限定2人で10ドル(1030円)のセットメニュー』があることを入り口に貼ってあったポスターで知ったため、その扉を開けることなく回れ右をして車に引き返した。

 

アービーズは美味しいがちょっとお高めなので、どうせ行くなら1人5ドルで食べれるセットを頼まない手はない。

 

アービーズへ行くのは今夜にして、昼食はまた別の場所を探すことにした。

 

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それから2時間ほど進んだ、緯度的に言うとちょうどマイアミあたりのところにあるガソリンスタンドで給油がてら昼食も済ませた。


結構走ったつもりだったが、まだマイアミである。。。

 

行きもそうだったが、

マイアミ、キーウェスト間にはインターステイトという州間高速道路は通っていない。

 

そのためトールロード(有料道路)US1(アメリカ国道1号線)を駆使なければならない。

 

トールロードを避け、キーウェストからずーっと国道1号線を走ってきたが、予想以上の進みの遅さに驚いた。

 

地図で見たら大した距離に見えないが、高速も走っていなくて実際に走ってみたらめっちゃ時間がかかる。

日本でいう伊豆半島的な感覚だ。

 

(フロリダ半島約140000㎢ 、伊豆半島 約1430㎢。フロリダ半島は伊豆半島のおよそ100倍)。

 

▼現在地(マイアミあたりのガソスタ)

 

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すでに15時を回っているので、ようやくの昼食である。

 

購入したのはこの2個で3ドル(約309円)というチーズバーガーと、

2個で2.5ドル(約257円)というブレッドチキンバーガー。

 

相方と私の分、全部で4個買った。

 

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 味は両者とも値段相応の味。

 

というか、これで1ドルちょい出すくらいなら、同じくらい、もしくはもうちょっと安い金額で済むマクドナルドを利用したほうがマシ。

味もマクドナルドのほうが一枚も二枚も上手。(決してマックが美味しいと言っている訳ではないが。)

 

このような比較対象ができたことで、私は初めてマクドナルドのコスパの良さを実感できた。

 

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給油は20ドル(約2060円)分を入れ8.853ガロン(約33.464リットル)入った。

1ガロン2.259ドルだったので、1リッター約0.59ドル(約61円)計算。

 

そういえば、

キーウェストに近づけば近づくほどガソリン料金は高くなり

キーウェストの島内に入ったところでは1ガロン2.59ドルほどまで高騰していた。

 

できるならフロリダ半島を出る前か(もしくはフロリダ半島に入ってから)ガソリン給油をするのがいいだろう。

 

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17時40分。

このラッシュアワーの中、事故をしてしまった車のせいで大渋滞ができていた。

 

こういうのを見た時、追突されるのが自分じゃなくてよかったぁといつも思う。

 

ちょっとタイミングがずれていれば、

例えば先ほど給油をしてハンバーガーなど食べていなければ、もしかしたら私が追突されていたのかもしれない。

 

それはそうと、ここはまだマイアミから2時間ほど北上した地点である。

フロリダ半島の半分にも到達していない地点だ。

 

この進みの遅さは何もこの事故が全ての原因というわけではない。

 

先ほども説明した通り、

下道を走るということがこれほどまで時間がかかることとは。。

 

今日中にフロリダ半島の付け根あたりのジャクソンビルという町までは余裕で行けるだろうと高を括っていたが、フロリダ半島はそう甘くなかった。

 

冷静に考えてみれば、

長さ約500㎞もあるフロリダ半島を離島であるキーウェストから一気に渡りきるなんて簡単なはずがない。

(キーウェストから半島の付け根あたりまではルートにもよるが約580マイル(928㎞)もある。)

しかもインターステイトがそれほど発達していない地区でだ。

928㎞と言ったら、日本でいう名古屋ー青森くらいの距離があるぞ。

 

我々がどれほどフロリダ半島をなめていたのかは、

午前中に余裕をかまして海水浴を楽しんでいたことからもよくわかるだろう。

 

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 19時前。

綺麗な夕焼け空を横目にひたすらアクセルを踏み続けていた。

マイアミあたりからようやくインターステイト(州間高速道路)が登場。

それに乗って車をぶっ飛ばす。

 

その矢先の先ほどの事故渋滞なので、進みの遅さはさらに深刻なものになっている。

 

まぁ、特にちゃんとした目的地や約束事があるわけではないのでそこまで気にすることはない。

しかし、この先どこで時間をロス、あるいは時間をたっぷりと使いたい街が現れるかわからない。

できるだけ用のないところはスピーディーに通過しておきたい。

 

そのような気持ちが私を急かしているのかもしれない。

 

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21時30分ごろ。

オーモンド・ビーチという町の郊外にあるアービーズに到着した。

 

オーモンド・ビーチというのは、

ディズニーワールドのあるオーランドから北東に約100㎞ほど進んだとこにある町。

そう。この時間まで走り続けてもまだオーランドをちょっと過ぎたとこあたりなのだ。

 

本当に、恐るべしフロリダ半島。。

 

今日はこのアービーズの駐車場で一泊もアリだなと考えた。

 

▼現在地(オーモンド・ビーチ)

 

https://gyazo.com/23ebe786ed7cc734b39769fc9b6023c9

アービーズに寄った理由はもちろん、今日の昼間に知った2人で10ドルというセットメニューを食べるため。

今日はまだちょっとの朝食とちゃっちぃハンバーガー2個しか口にしていない。

胸を躍らせアービーズの店内に入った。

 

しかし、店内のどこを見ても昼間別のアービーズで見た2人で10ドル的なポスターは貼られていない。

まさかとは思っていたが、あれはあの店舗、もしくはあの地区のアービーズだけの限定商品だったのか?

 

テンションは一気に落ちる。

夜のアービーズを楽しみにここまで頑張って運転してきたのに。。

 

仕方がないので普通のメニューを頼んだ。

 

私は『GYRO ROAST BEEF』というギロスを4.25ドル(約437円)で購入。

ギロスというのはギリシャ料理の、いわばケバブのようなものだ。

 

値段の割にはボリューミーで味も美味しく満足できた。

 

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アービーズでちょっと長居をしようかと思ったが、ここのアービーズにはWi-Fiがなかったので食事を終えたらすぐに店を出た。

 

併設しているLOVE’Sというガソリンスタンドで15ドル(約1545円)分で6.64ガロン(約25.1リッター)給油。

1ガロン2.259ドルだったので1リッター約0.59ドル(約61円)。

 

その後アービーズでの車中泊はやめ、再びインターステイト95号線に乗り行けるところまで北上することにした。

 

95号線を快調に飛ばしている時、相方が無くし物をした様子の動きをしていた。

なんでもこの世界一周に同行させているクマのぬいぐるみがないというのだ。

 

ずーっと行ったところにあったレストエリア(日本でいうパーキングエリア)に寄り、そこで後部座席なども隈無く探してみたがそのクマはない。

 

考えられるのはアービーズかガソスタ。

 

どちらにしても、あそこからはもう随分と進んできてしまっている。

相方はもう諦めた様子だったが、私はまだ運転する元気があったので来た道を引き返し再びアービーズを目指した。

 

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メーターで距離を測ったところ、およそ30マイル(48㎞)。

往復約100㎞はそう短い距離じゃない。

 

まずは一番可能性のあるアービーズの駐車場へ行ってみると、やはりクマは道路に置き去りにされていた。

 

誰にも拾われず、また車にも引かれず、また駐車場にいたゴミをあさる鳥たちにもいじめられず、

ただポツンとアスファルトに横たわっていたクマを見つけた時、相方は涙を流して喜んでいた。

 

いや、喜んでいたというよりはホッとしていた。

 

もう2度と置き去りにしないことを誓いながら、我々は再び先ほどのレストエリアまで車を走らせた。

 

レストエリアに到着した時、時刻は0:00を回っていた。

 

今夜はこの治安の良いレストエリアで車中泊をすることに決め、座席を倒し就寝した。

 

アメリカ横断(縦断)15日目までのルート☆

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デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→キーウェスト→マタンザス州立森林公園付近のレストエリア(33つ目の地図の "D" の部分。"C" の部分はクマを落としたアービーズ。)。

 

本日の走行距離、約460マイル(736㎞)

 

*キーウェストからの帰りは行きと違うフロリダ半島の西海岸を通っていこうとも思ったが、ナビに従った結果行きとほぼ同じルートを辿ることになってしまった。

今思うと、ナビを修正してでも西海岸を通っておけばよかったと少し悔いが残る。

 

▼次回記事(ニューオリンズを目指す)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

▼あわせて読みたい

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断15日目①〜セブンマイルブリッジのビーチで海水浴〜 世界一周122日目★前編

アメリカ最南端の町キーウェストの24時間コインパーキングで一夜を明かしていた。

 

『昨日見た夕日が綺麗だったので今度は日の出を観に行こう』、となり、

朝6時30分に目を覚ましていた。

 

▼前回の記事(クレイジー ハロウィーン)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

 

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パーキングの使用期限は本日の朝9時47分まであったが、それよりも3時間早い6時45分頃にこのパーキングを出発した。

 

あたりはまだ真っ暗だったが、キーウェストに生息する野生のニワトリが早くも甲高い鳴き声を轟かせている。

 

 

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有名な日の出ポイント、というのがあるかどうかよくわからなかったので、

とりあえず東から昇る太陽が見れそうな場所を予想して車を走らせた。

 

たどり着いたところはおととい一泊したマクドナルドの通り沿い。

 

ここにはご丁寧に駐車場まで用意されていた。

そこに車を停めて日が昇るのを待った。

 

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 早起きをしたため、私は車内で待機中居眠りをしてしまった。

7時50分頃目覚め窓越しに外を見てみても、まだ日が昇ったような明るさではない。

とりあえず外に出てみると、空はご覧のように曇で覆い尽くされていた。

 

厚い雲の壁の奥から太陽がうっすらぼんやりと輝いている。

 

”こりゃダメだ。”

 

太陽がまだ登ってないのではなく、太陽が曇に隠されてしまっていることを確認するとすぐに車に戻り出発した。

 

せっかく早起きしたのに。。

 

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とりあえず朝食を調達するため、もうお馴染みになりつつあるパブリックスへ。

 

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私はここでエンパナーダというラテンアメリカでよく見られるパイを税抜き1.49ドル(約153円)

水1ガロン(3.78リットル)とチョコレートドーナッツ1つを購入した。

 

水とドーナッツの値段は忘れたが、この3点全部で3ドル前後だった覚えがある。

 

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もうキーウェストに用はない。

オーバーシーズ・ハイウェイを突き進みマイアミ方面を目指し車を走らせる。

 

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途中、寄れそうなところがあったので車を道路脇に停めて歩いて散策してみた。

 

そしたらおとといの旧セブンマイルブリッジ同様、切断された古い橋が現れた。

 

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一体何本壊れた橋があるんだ?

 

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そこでしばらく壊れた橋と海を鑑賞をしていると、すぐ近くにでっかいイグアナがいることに気づいた。

この顔つきはさながらアメリカ版ゴジラ。

 

あまりのデカさに私は思わず『わっ!』と声を出して驚いてしまった。

 

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イグアナは切断された道路の縁に居座り、たまにゆっくりと何がしたいのわからない動きをする。

 

そんな様子をしばらく見ていたら、ガラパゴス諸島へ行ってみたくなった。

 

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 橋と海とイグアナ鑑賞を終えたら車に乗り込み再びオーバーシーズ・ハイウェイを突き進む。

 

右手に見えるのが先ほど切断されていた古い橋。

 

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 セブンマイル・ブリッジに突入するちょっと前にあった 

BAHIA HONDA STATE PARK(バイーハ・ホンダ・ステートパーク)

という公園に寄った。

 

エントランスを入ると、何やら料金所のようなものが見える。

 

"え、有料なの?"

 

料金所のようなところは正真正銘の料金所で、しっかりと入場料を取られた。

無料だと思ったのに。。

 

ここの料金システムは少し複雑で、

ア)2〜8人乗っている車だと1台につき8ドル(約824円)。

イ)シングルライド(車とオートバイ)の場合は1人4ドル(約412円)。

ウ)歩行者や自転車は1人2ドル(約206円)。

となっていて、

どの場合も1人につき0.5ドル(約51円)のサーチャージが課せられる。

 

つまり車2人乗りの我々は ア)に当てはまり、それぞれ0.5ドルのサーチャージも含めて9ドルの入場料を払わなければならなかった。

 

お金を払い終えエントランスをくぐった後、

相方をトランクに隠して4.5ドルで入場できたな、と、汚い考えが頭をよぎった。

 

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まぁせっかくお金を払って入場したのだからゆっくりしよう。

そう思い、歩いてこの公園の散策を始めた。

 

朝は曇に覆われていた太陽も、この時には顔を出してくれていた。

事前に調べた情報によると、この公園からは古い橋が綺麗に見えるポイントがあるらしい。

 

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海が青くて綺麗。

さながら沖縄。

 

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こんなに天気が良く海も綺麗なのだから(お金も払っているのだから)せっかくなら海に入ろう。

 

と、いうことで一旦車に戻り水着に着替え、先ほど歩いたとことは違う方面のビーチへ向かった。

 

このビーチから古い橋がうまく見えそうだ。

 

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ビーチからの景色はこんな感じ。

目の前には現役バリバリのオーバーシーズ・ハイウェイが見え、左手には古い橋が見え切断箇所もよく見える。

 

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水温は低かったものの透明度はそこそこ良く、私は気合を一発入れて一気に全身を海水に浸け海水浴を楽しんだ。

 

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ここで海水浴と日光浴を楽しんでいるのは我々だけではない。

しかしマイアミビーチなどの無料ビーチと違い、ここはある意味有料ビーチ。

人も少なく静かで、ゆっくりと昼寝をすることができた。

 

風がそこそこありちょっと寒かったが。。

 

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ビーチを出たらシャワータイム。

個室ではないが、無料で使えるシャワーの存在は助かる。

 

2日連続車中泊になっていたので、人目をはばからずこれでたまっていた汚れを洗い流した。

 

ここでシャンプーとかしてても、通りかかりの人は意外とこちらを気にかけないものだ。

 

それにしても、フロリダに来てから一気に日焼けしたなぁ。

カナダあたりからやっと夏のヨーロッパで焼けた肌色が落ちかかってきていたのに。。。

 

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12時ごろ。

心と体をスッキリとさせた後は車に戻り、バイーハ・ホンダ・ステートパークを出た。

 

そしてセブンマイル・ブリッジに突入する直前、とっさの判断でウインカーを出し車を脇に止めた。

トラックとかに追突されなくてよかった。

 

そんなにも焦って車を止めた理由は、この『SEVEN MILE BRIDGE』という看板を見つけたからだ。

 

実はキーウェストへ行く時からずっとこの看板を探していたのだが、結局見つけることができずにここまで来ていた。

橋直前で看板らしきものと車を止められるスペースを発見したため、急にハンドルを右に切ったというわけだ。

 

ただ『SEVEN MILE BRIDGE』という文字をカメラに収めたかっただけなので、

何枚か写真を撮ったらすぐさま車に戻りセブンマイル・ブリッジに突入した。

 

〜後半へ続く〜

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断14日目②〜ド変態ハロウィーンパーティ in キーウェスト〜 世界一周121日目★後半

現在、アメリカ本土最南端の町キーウェストを観光中。

 

14時すぎ。

5ドルピザを食べたら眠くなってしまったので、そのまま車で仮眠を取っていた。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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気がついたら時刻はもう17時すぎ。

ちょっと仮眠を取るだけのつもりが、3時間も眠ってしまったようだ。。

 

さすがに2度寝することはなく車から降り、本日2度目のキーウェスト散策へ出かけた。

 

昨日駐車場がなくて断念したマロリー・スクエアからの夕日を観に行こう。

 

日が沈む前に目が覚めてよかった。 

 

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駐車場を出て、早速マロリー・スクエアの方へ歩いていく。

 

途中お土産やさんがあったので寄ってみた。

 

0マイル標識最南端ポイントな、ど魅力的なグッズがたくさんあった。

しかし荷物が重くなり財布が軽くなることを避けるべく、ここは購買意欲をグッと抑えてウィンドウショッピングに徹した。

 

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おみやげ屋さんを出たら港の雰囲気を見学し、

マロリー・スクエア方面へ歩を進める。

 

太陽がいい感じに傾いてきていて、もうこの時点で綺麗だ。

 

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マロリー・スクエアでは露店や大道芸人たちで賑わっていた。

 

こんなマッサージ屋さんも存在した。

このおっさんも、よくこんなとこでマッサージを受けようと思ったな。

 

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一際人だかりを作っていたのはこの若き大道芸人。

 

この人は大きな声でゆっくりとはっきり言葉を喋るので、

私のつたない英語リスニング能力でも言っていることの少なくとも半分以上は理解することができた。

 

周囲と同じタイミングで自然に笑うことができるのは非常に気持ちがいい。

 

 

私は意味がわかることに上機嫌になったのか、

普段より気持ち大きめな笑い声を出し、自分は英語がわかっているよアピールをした。

 

いざパフォーマーと目が合いそうになると英語でいじられることを避け、サッと目をそらすのだが。。。

 

そういえば彼は小さな頃からこのマロリー・スクエアで大道芸をしていて、

今では大道芸1本で世界を渡り歩いていると言っていた。

大道芸は自分の仕事で、大変誇りに思っていると。

 

彼の生い立ちと仕事に対する姿勢にリスペクトを感じた。

 

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18時30分。

大道芸を見終えた後はいよいよ夕日ポイントへ。

ポイントといっても、この辺りの海辺ならどこからでも夕日は観れる。

 

しかし海沿いにはすでにたくさんの夕日見物客で埋め尽くされている。

仕方なく後方の花壇みたいなところに登って夕日を見物した。

 

相方がその上で立ち上がって写真を撮っていると、スタッフ的な人が現れ、

『そこで立ちあがっちゃダメよ!』と注意をしてきた。

 

仕方がないので海沿いへ戻り、なるべく背の低い人たちを探してその後ろから夕日を眺めた。

 

こういう時、お互い背が高くて良かったと思う。

 

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背の低い人たちの後ろから夕日を眺めていたら、運良くその人たちがその場を離れた。

 

ギリシャのサントリーニ島の時のように、完全に水平線に沈んでいく夕日は美しい。

 

日が完全に沈んだ瞬間、鳥の群れが目の前の空を横切った。

 

その時近くにいた人が放った

『ヘイ!鳥がサヨナラを言いに来たぜ!』という言葉は、

なかなかの名言として未だに私の心の中に残っている。

 

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19時前には日は完全に沈み、皆またそれぞれの方向に散らばって行った。

我々もテキトーに流れについて行ったのだが、

その時非常に趣味の悪いコスプレをしているおばさん軍団を見かけた。

 

実は今日の日中からちょいちょいこのようなコスプレの人たちを見かけてはいた。

 

”日本にもたまにいるごく一部のパーティーピーポーが昼間っからはしゃいでるんだな”

 

と思っていたが、その数は日が沈むにつれだんだん増え始めていた。。

 

”キーウェストにはきちがいがたくさんいるんだな。”

 

この時の私ははまだその程度にしか思っていなかった。

 

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 テキトーにぶらつき、メイン通りから一本外れた通りにあったベンチに腰掛けて一息ついた。

そこで休んでるとおよそ50〜60代くらいの夫婦が話しかけてきた。

 

その二人の性格は真逆で、

夫人の方は裏にあった帽子屋さんで帽子を物色し、

気に入ったものを見つけるたびにこちらにそれを見せびらかし、似合うかどうかを問うてくる。

 

夫の方はまるで面接官のような眼差しで質問攻めをしてきて、

我々はそれに頑張って答える、という感じ。

 

そんな中夫が、

『キーウェストにはいつまでいるんだ?』と問うてきた。

 

『今日か、長くても明日までだよ。』

 

そう答えると、2人とも驚いたような反応を見せこう言った。

 

『今週末にはデゥヴァル・ストリートで盛大なハロウィーンパレードが行われるんだぞ。

それ前にキーウェストを離れちゃうなんて、君たち非常にもったいないぞ。』

 

『そうなの?』

 

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確かにそのパレードは魅力的。

でもいくらゆとりが日程に余裕があるからといって、

あと3日もキーウェストに滞在するなんて、それはそれでもったいない気もする。

 

キーウェストは歩いているだけで楽しい町だが、小さな島なのでそれほど多くの見どころがあるわけではない。

 

私がその気持ちをモゴモゴと喋っていると、夫の方が

 

パレードは3日後だが、祭り自体は1週間続くもので今日もその期間に属されるよ。』

 

ということを教えてくれた。

 

それを聞き、

”ならば今日の祭りの雰囲気を味わうだけでよしとしよう。”

と、思い揺らいでいた予定を元に戻した。

 

その後もしばらく歯車が全く噛み合わない夫婦と会話をし、

彼らはATMへ行くと言ってデュヴァル・ストリートの方へ消えていった。

 

『只今アメリカ横断中です!』ということを話したが、

 

『うちの近くを通ったら是非寄ってくれたまえ。』

 

という嬉しい申し出は今回もなかった。。

 

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20時。

先ほどの夫婦が教えてくれた祭とやらを見に行くため重い腰を上げた。

 

ATMでお金をおろしている最中だった先ほどの夫婦の姿を横目に、デュヴァル・ストリートを歩く。

 

すると突然目の前に今まで見たことないような奇妙な光景が現れた。

 

町はさながら渋谷のハロウィンのように、コスプレイヤーたちで溢れかえっている。

 

しかし、渋谷の人々のコスプレとはちょっと様子が違う。。

可愛らしく、キャラクターやゾンビなどに仮装することが多い日本に対し、

 

本場アメリカでの仮装は露出が目立つただの変態。

 

レイザーラモンなど余裕で凌ぐような変態衣装を身につけた人々が、町中、

いやアメリカ中から一堂に会する。

 

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さらに驚くべきは、このような仮装をするのは若者だけでなく、

我々のお父さんお母さんと同じくらいの年齢層のおっさんおばさんたちまでもが、

そのシワシワに垂れ下がった身体を見せつけこの変態仮装を楽しんでいるのだ。

 

もはや露出卿の集会』としか思えないこのクレイジーフェス。

そのごく一部をとくとご覧あれ↓↓

 

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じいさんばあさんも仲良く露出を楽しむ。

 

じいさんのお尻と頭にはぽっかりと日焼けの跡が浮き上がっている。

 

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すべての人はカメラを向けると喜んでポーズを取ってくれる。

チップなどは不要。

 

ただ目立ちたいだけの彼らにとって、

カメラを向けられるということはこの最上級の喜びなのだ。

 

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メキシコのハロウィーン(死者の日)ではカボチャではなくスカルがその象徴的存在。

 

地理的にメキシコが近いキーウェストでもそのスカルコスチュームは健在。

 

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キーウェストのコスプレの過激さは全米でも有名らしく、

もはやちょっとやそっとのコスプレでは見向きもされない。

 

そんな中、最近流行っているのがボディペイントらしい。

 

*写真で載せれるのはほんの一部。

さらに過激なコスプレをした人がまだまだいた。

 

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ある通りには特に人が密集していた。

 

酒を片手にお互いのコスプレを称え合い、写真撮影と会話を楽しんでいる。

 

完全に道路を通行止めにしていて、警察官も警戒態勢だ。

 

  

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親子での参加か?

お母さんの方はまるで紐で縛られたハムだな。

 

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モスラみたいな奴が現れた。

 

この祭りにレディー・ガガが紛れ込んでいても、おそらく誰も気がつかないだろう。。

 

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一番賑わっている部分を一通り歩き、一度は駐車場へ戻ろうとした。

 

しかしこのような面白い光景をもう少し見ていたい、という欲求が出てきたので、

このメイン通りをもう一往復だけ歩くことに。

そのくらいぶっ飛んだフェスだったのだ。

 

その際私はCVSで昼にも購入した『ARIZONA』というジュースの缶タイプを1.07ドル(約110円)で購入。

この量、この味で1ドルほどというのは他のジュースと比べてかなり安い。

 

それを歩き飲みしてコスプレ鑑賞を楽しんだ。

 

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 22時過ぎごろ。

再びこの祭りの会場を一往復し、今度こそお腹いっぱいになったので駐車場へと戻った。

 

ほぼ100%露出卿の仮装大会に性的欲求は刺激されたか?

 

ハッキリ言って答えは『ノー』だ。

 

どういうわけか若者をあまり見かけず、

目につくのは大体がおっさんやおばさんの中高年だったことがその1番の理由だろう。

個人的には、そのような人たちの露出はむしろ気分を害する。。

 

あとはあまりにもぶっ飛びすぎていて、そのような目で見るのを通り越してしまっている、

ということも理由の一つかもしれない。

 

後になって知ったが、

このハロウィーンイベントは『ファンタジー・フェスト』(どこがファンタジーなんだ)と呼ばれるお祭り。

全米の中でもニューオリンズの『マルディグラ』と並んでクレイジーな祭りらしい。

 

アメリカのハロウィーンはどこもこんな感じかと思ってしまったのでちょっと安心した。。

 

キーウェストはこのハロウィーンの時期に最も盛り上がりを見せるらしいので、

我々は偶然にもいい時期にこの地を訪れることができた。

 

とにかく、今日の盛り上がりを満喫することができたので、

数日後に控えているというパレードなどもうどうでもいいと思えるようになった。

 

確かに、

”これでまだ本番でないなら、本番は一体どのくらいクレイジーになるんだ?”

という興味はある。

 

しかし今日でも十分すごいものを見させてもらったので、パレードが見れないことに対する未練は全くと言っていいほど感じなかった。

 

スッキリした気持ちと未だに興奮している気持ちのまま、我々は座席を倒し睡眠タイムに入った。

 

すぐには寝れなかった私は電子書籍を少し読んでから眠りについた。

 

最南端地点であるキーウェストより南には行けないため、

明日は来た道折り返し再びマイアミ方面へ。

 

できればそのままニューオリンズ方面を目指したいと思う。

(この時はまだニューオリンズでも派手なハロウィーンイベントが開催されていることは知らなかった。)

 

縦断が完了した今、いよいよ西へ西へと向かうアメリカ横断の旅が始まろうとしている。 

 

▼次回記事(セブンマイルブリッジ再び)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断14日目①〜キーウェスト観光(アメリカ本土最南端の町)〜 世界一周121日目★前半

セブンマイル・ブリッジを渡り、アメリカ本土最南端の町キーウェストに昨晩到着した我々。

 

昨夜は毎度おなじみのマクドナルドの駐車場で車中泊をこなしていた。

キーウェストにもマックがあってよかった。

  

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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 車を走らせまず向かったのはPublix(パブリックス)という、

全米顧客満足度指数スーパーマーケット部門で14年連続1位を獲得している超優良スーパー。

 

この辺りには ”世界一の企業ウォルマート” がないので、食料調達などの際はこのパブリックスによくお世話になっていた。

 

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”朝ごはんは何にしよう?”

 

そう思いながらパブリックス内のベーカリーで商品を眺めていると、地元民っぽいおばちゃんが喋りかけてきた。

 

『あなたたち、ここのアップルフリッターはすごく美味しいわよ。』

 

アップルフリッターとはなんなのかよくわからなかったので、おばちゃんからそれの説明を簡単に受けた。

 

せっかくなのでおばさんイチオシのアップルフリッターとやらを2個購入した。

 

値段がいくらだったか覚えていないが、せいぜい1個1ドル(約103円)程度だったと思う。

 

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パブリックスを出たら早速キーウェストの中心地へ。

まずは相方が調べて見つけ出してくれた『Old Town Garage』という24時間パーキングへ。

料金は24時間で13ドル(約1339円)。

 

今夜この駐車場で寝ることを考えたら、駐車料金と宿代で1人7.5ドル(約772円)。これは格安だ。

 

そしてマクドナルドやウォルマートの駐車場と違い、ここはお金を払って利用している公的立体パーキングなので治安も飛躍的に良くなる。

 

繁華街まで徒歩10分ほどという立地の良さも魅力的だ。

 

ちなみに1時間ごとの料金は2ドル(約206円)だった。 

 

▼『Old Town Garage』の場所

 

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まずはチケットマシンで駐車券を購入する。

 

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 発行された駐車券には入った時間と期限の時間、つまり24時間後の時間が書いてある。

明日の9時47分までにこの地を出発すればいいということだ。

 

これを車のダッシュボードに外から見えるように置いておけばオッケー、

というのはナッシュビルやアトランタの時にと同様だ。

 

アメリカのコインパークシステムはもっぱらこのようなシステム。

日本のように地面がしゃくれ上がり車が出れなくなるようにロックされるということはない。

 

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駐車券を発行したところで、先ほどパブリックスで購入したアップルフリッターを車内で食べた。

アップルシナモンのような味は確かに美味しかった。

ドーナッツの仲間っぽいが、ドーナッツよりもずっしりとした感じで食べ応えがある。

 

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10時。

朝食をとり終えたら早速町へ繰り出した。

 

まずはアメリカ本土最南端の碑を目指して歩き始めたら、早速人懐っこい黒ネコが我々を歓迎してくれた。

しばらくこの黒ネコと戯れた。

 

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古風なアメリカンスタイルの家とハロウィーンの飾り付けを見学を楽しみながら住宅地を歩く。

この巨大な蜘蛛を家の前に飾るのはどうも理解できない。

 

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ディズニーハロウィーンや渋谷のハロウィーン仮装など、

最近日本ではハロウィーン文化が年々盛り上がりを見せているが、

これほどの装飾を施している民家はまだ少ないのではないか?

アメリカ、というかここキーウェストではほとんどの民家では、少なくともかぼちゃを飾るなど、何かしらの装飾がされている。

派手で過激なものも少なくない。

 

近年アメリカでは民家の度の過ぎたハロウィーン装飾が社会問題となっているみたいだ。

 

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自転車にまでハロウィーンの装飾をしてしまうようだ。

 

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ここキーウェストには野生のニワトリが普通に町を駆け回っている。

それに興奮した動物好きの相方はニワトリを見るたびにカメラを向けていた。

 

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最南端を目指して歩いているつもりなのだが、全然たどり着かない。

どうやら迷ってしまったようだ。

まぁ、地図も見ずに感覚で歩いているので自業自得なのだが。

 

でもこうやってテキトーに人気のない通りを歩いていても、壁画や民家のハロウィン装飾などいろいろなものが観れるので飽きない。

キーウェストは歩いているだけで楽しめる町だ。

 

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11時30分ごろ。

ようやくアメリカ本土最南端の碑にたどり着いた。

 

噂には聞いていたが、本当に記念撮影のための行列ができていた。

昨日夕暮れ時に前を通った時はこんなことにはなっていなかったのに。

 

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列に並ぶこと約10分。

やっと我々の番が来たので、後ろに並んでいたアメリカ人男性に写真を撮ってもらうよう頼みカメラを渡した。

 

しかしこの人が超テキトーに写真を撮るやつで、この碑全体がフレームに収まっていないという質の悪い写真を撮られた。

一生懸命撮ってそれならまぁ仕方ないと思うが、写真を撮る時の態度はそれとはかけ離れた超テキトーなものだった。

 

写真を頼んでこんなにもテキトーに写真を撮られたことは今までにない。

それほどテキトーだった。(頼んで下手くそなのはよくある話。)

 

まぁでも撮ってくれたことには変わりないので礼を言ってその場を離れた。

 

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その後はしばらくこの最南端から海を眺めた。

ここをさらに南に進んで行くと共産主義国家のキューバがあるのだ。

 

そこでグーグルマップを開き地図を見てみたら、ここが本当の最南端ではないことに気がついてしまった。。

地図で地形を見る限り、ここから海岸線に沿って西に進んでいったところにある"ホワイトヘッドスピット"というところのほうが明らかに南に位置している。

 

これは一体どういうことなのか。。

 

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最南端記念碑から北にまっすぐ歩き、町の繁華街方面へ進んだ。

その途中右手に見えたこの建物はあの文豪、アーネスト・ヘミングウェイが晩年を過ごした家。

32歳〜41歳まで8年間住んでいたそう。

 

このヘミングウェイの家のベランダや庭にはヘミングウェイが飼っていた猫たちの子孫が50〜60匹ほどもいるという。

その中でも見所になっているのが6本指の猫

その名の通り6本の指を持っている猫が全体の半分くらいを占めているという。

多指症と呼ばれる症状らしいが、ヘミングウェイは”幸福を呼ぶ猫” として可愛がっていたらしい。

 

猫たちは観光客慣れしているので指を観察するのに苦労はしないだろう。

よーく見ないと猫の指の数などなかなかわからないだろうが。

 

ヘミングウェイの家に入るのには入場料がいり、

料金は大人1人14ドル(約1442円)

朝9時〜17時まで毎日オープンしている。

クレジットカードは使えずキャッシュオンリーらしい。

 

猫好きな我々だが、その高い入場料はそう簡単に払えるものではない。

結局ここは外から眺めるだけにして先へ進んだ。

 

下記URLからヘミングウェイの家の公式サイトに飛べる↓↓。

http://www.hemingwayhome.com

 

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歩いていると汽車ぽっぽが2台通った。

町中を走るこの観光汽車はヨーロッパでもちょいちょい見かけたな。

 

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キーウェストは歩いているだけで楽しいというのは前述した通り。

錆び付いたサンゴやでっかい魚が張り付いたこの派手だけどボロい車は展示用だろうか、それとも普段使いするものなのだろうか。

 

駐めている場所や運転席の様子などを見る限りどうやらこれは現役で、まだまだ車としての役割を果たしているように見える。

 

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さらに道を進むと、ついにUS1(アメリカ国道1号線)の起点、終点にたどり着いた。

昨日の記事でも少し説明した0マイル標識がある地点だ。

 

南はキーウェストから北はカナダとの国境の町メイン州フォート・ケントまで。

アメリカ東海岸を南北に伸びるこのアメリカ国道1号線。

 

キーウェストから1号線を北上するとこの標識の数字が0からどんどん上がっていき、

逆にフォート・ケントからキーウェストに向けて南下してくると標識の数字はどんどん0に近づいていくというわけだ。

 

ここの標識の上から3番目には"BEGIN"、つまりは"始まり"と書かれている。

 

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 始点の隣には終点の標識もある。

こちらは"END"”1””MILE 0” の3つの標識があるのみで、先ほどの始点のものに比べて寂しい感じになっている。

 

意外と観光客がいなかったのは始点と終点共通に言えることで、写真を撮っているのは我々のみだった。

(我々の様子を見て通りかかったおっちゃんが気づいたように写真を撮り始めていた。)

 

最南端ポイントほどではないが、ある程度人が群がっていることを想像していたので意外だった。

 

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0マイル標識がある四つ角のところには"END OF THE ROAD"と書かれた0マイル標識ショップなるものがあった。

一応店内に入ってウィンドウショッピングを楽しむ。

 

0マイル標識グッズはもちろん、

キーウェスト関連のグッズもたくさん売られていたのでお土産や記念品が欲しい人は寄ってみるといいだろう。

 

店内も0マイル標識前同様客がいなく閑散とした状態だった。(我々が訪れた時は。)

 

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0マイル標識の通りから1本東に入った通りがデゥヴァル・ストリートというたくさんの店が立ち並ぶメインストリートだった。

 

昨日夕方に通った時の賑わいはまだなかったが、

先ほどまでは主に人気のない住宅地を散策していた我々にとってそこは十分賑わっているように感じた。

 

とりあえずこのメインストリートを北に進んで散策した。

 

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右手に見えてきたのは SLOPPY JOE'S BAR(スロッピー・ジョーズ・バー)。

ここは先ほども紹介した、文豪でありまた酒豪でもあったへミングウェイが行きつけにしていた店として有名。

キーウェストにある数あるバーの中でも一番の賑わいを見せていた。

 

毎年7月あたりにこの店で『ヘミングウェイのそっくりさんコンテスト』というユニークな大会が開催されているらしい。

  

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 話は戻ってこのスロッピー・ジョーズ・バー。

昼間っからお酒や会話を楽しむ人で賑わっている。

 

酒に興味のない私は店内の様子だけ拝見してすぐに店を出た。

安い飯でもあればここで食べてもいいと思ったが、メニューをちょっと見た限り安いものはなかった。

 

とりあえず喉が渇いたので、

CVSという薬局へ行き『ARIZONA』というジュースのマンゴー味を1本(500mlくらい)を1.08ドル(約111円)で購入。

喉の渇きを潤す。

 

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時刻はすでに13時になろうとしていたので昼飯探しを始めた。

もちろん値段が安いものを求め、できれば5ドル以内に納めたいところだ。

 

このような観光地でそのような価格設定をしている店はなかなか見つからないが、

ここの見るから安そうな屋台風ファストフード店だけは違った。

 

メニューを見ると、ハンバーガーが5ドル、チーズバーガーが6ドルなど、我々の懐に見合ったメニューがある。

 

しかしなんとなくこの時ここの店での食事に乗り気になれず、しばらく店前でメニューとにらめっこをした後結局ここでの昼食を辞退した。

 

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ひとまず駐車場に戻って、車に乗り込みエンジンをかけ、昨日のKマートで目にした『Little Caesars』という5ドルピザの店へ。

 

(24時間駐車券を購入したとはいえ、戻ってきた時に空きがなければ駐めることができない。一度駐車場を出るという選択はある種の賭けだった。)

 

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そこでラージサイズペパロニピザを5.38ドル(約554円)で購入。

再び駐車場に戻り車内でそれを食べた。

(空きがあったということは、我々は賭けに勝ったのだ。)

 

先ほどのハンバーガーに対しての躊躇は、

この5ドルピザという非常にコスパに優れたモノを知ってしまったが故の躊躇だった。

 

こんなの体に悪いということは百も承知なのだが、やはりこのコスパに負けてついこっちに流れてしまう。

 

アメリカ滞在中、いったいあと何回この5ドルピザのお世話になるだろう。

体と財布のことを考えながら判断していきたい。

 

ちなみに味はセブンイレブンのものとあまり大差はないが、

若干『Little Caesars』の方が美味しく感じた気がする。

 

コンビニであるセブンイレブンに対し、『Little Caesars』は一応ピザ専門店だしな。

 

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こうして14時過ぎに昼食をとり、その後はそのまま車内で昼寝をすることに。

 

ここは立体駐車場なので、南国の強い日差しは届かず辺りも静か。

ちょうどいいくらいに吹く風が心地よく、スーッと眠りに落ちていってしまった。

 

〜後半へつづく〜 

(ド派手な露出ハロウィーンパーティー)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断13日目②〜マイアミからセブンマイルブリッジ越えキーウェストへ〜 世界一周120日目★後編

マイアミからキーウェストへ向けて出発する前、

ラージサイズ1ホール5ドルという激安ピザを購入するためセブンイレブンに寄った。

 

セブンには駐車場がなかったので、店の前にちょっと路駐。

 

そのわずかな時間に、駐禁を取られた。。

 

相方を車に乗せておいたにもかかわらずだ。

 

猛講義をして見逃してもらえず、

あまり良くない気分でキーウェストへ向かうことになってしまった。。

 

こういう時でもすぐに気持ちを切り替えられる力を養いたい。

 

(1ドル=約103円 2016年10月。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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なんか道がよくわからなくて、トールロード(有料道路)を無駄に乗ったり降りたり。

 

しばらく迷いながらのドライブが続いた。

 

無料区間ならまだしも、

有料区間での無駄な乗り降りはお金に敏感な我々に精神的なダメージをじわじわと与えてくる。

 

先ほどの罰金もあったので、この時はなおさらだ。

 

なんだか良くない流れだぞ。。

 

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なんとかUS1という、キーウェストまで1本で続いているアメリカ国道1号線に落ち着く。

あとはそれをひたすらまっすぐ進むのみ。

 

途中で渡るセブンマイル・ブリッジも見どころの一つ。

 

(というか、もともとはセブンマイル・ブリッジがお目当てだった。

キーウェストの存在はアメリカに来てセブンマイル・ブリッジの情報を集めている時にたまたま知った。)

 

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このキーウェストへ続く国道1号線では、なぜか道に停車しているパトカーをよく見かけた。

 

確かにドライブにはもってこいの道なので、飛ばし屋がたくさんいてもおかしくないだろう。

 

今朝の駐禁事件のこともあり、完全にパトカーにビビった私は、

なるべく無難な速度で運転している車に付いていく形をとる。

 

スピードの出し過ぎにはくれぐれも気をつけた。

 

ここはあくまでも国道。

今までのようなインターステイト(州間高速道路)ではないのだ。

 

(国道とインターステートの違いは、

日本でいう国道と高速道路の違いで考えてくれればいいだろう。
ただし、インターステイトに有料区間はほとんど存在しない。)

 

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そんなこんなで前進を続け、

とうとうフロリダキーズ(細長い列島)を通るオーバーシーズ・ハイウェイに突入。

 

オーバーシーズ・ハイウェイには島と島を結ぶ42の橋が架けられており、

セブンマイル・ブリッジはその中で1番長い橋として存在している。

 

その全長は6.765マイル(10.887キロメートル)でその名の通りほぼ7マイル。

 

我々はオーバーシーズ・ハイウェイを走り、

たまに両サイドを海に囲まれている景色が見れるとテンションを上げてドライブを楽しんだ。

 

そしてついに、

セブンマイル・ブリッジまで到達すると車を駐車場に駐め、歩いて橋を渡りそれを鑑賞した。

 

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正直言うと、セブンマイル・ブリッジは私のイメージとはかなりかけ離れたものだった。

生なのに今までテレビや雑誌で見てきた凄さが伝わってこない。

 

よく考えたら、テレビや雑誌などではそのほとんどが上空からの撮影された画だったことを思い出す。

しかもその時の海の水色さときたら、今私が見ているものよりもずっと鮮やかな色合い。

 

今私が見ている景色からは、

『ただ海にかかった自動車用の橋』という感想しか出てこない。

それは私の地元にある浜名バイパスを見ている感覚とあまり変わりがなかった。。

 

橋の高いところを通った時、海に囲まれた橋を一瞬拝むことができた。

その時は”すげぇ”ってなった。

 

やはりこれは上から見ないと凄さがわからないものなのかな。。

 

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どこまで続いているのかわからないが、とりあえず橋を歩いてみる。

 

橋の手すり部分に綺麗に整列しているかもめを順番に飛ばしながら、結構な距離を歩いた。

 

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ずーっと歩いて行くと行き止まりになった。

なんと、道路が途中で切断されている。

 

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この切断された橋は、

鉄道王ヘンリー・フラグラーによって1909年〜1912年にかけて作られた橋。

かつては列車用として使用されていた。

 

1935年。

この橋がハリケーンによって破壊されると、その翌年に列車用から自動車用の橋へと修復される。

1938年にハイウェイが開通。

 

しかし、

このハイウェイは1960年にまたしてもハリケーンによって破壊されてしまう。

そのため、現在使用されている新セブンマイル・ブリッジの建設が始まった。

 

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1980年。古い橋は閉鎖。

今ではこうして一般開放され、フィッシングやウォーキングを楽しむことができる。

 

もともとは列車用というだけあって、自動車が通るにしては車幅が狭い。

 

ハリケーンに破壊されなくても、

時代の変化とともにいずれは現在のような新しい橋が建設されていただろうな。

 

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行き止まりを折り返し、来た道を歩いて戻る。

 

ここで夕日を見るのも綺麗そうだが、

まだまだ沈みそうにない太陽が沈むのをずっとここで待つのは少し酷。

 

できればキーウェストで夕日を見ることにして先を急いだ。

 

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強い日差しに敏感になったり鈍感になったりを繰り返す相方だが、

この時は敏感になり紫外線をシャットアウトしていた。

 

昨日マイアミビーチに置いてあったタオルでできたタコみたいだな。

earthtravel.hatenablog.com

 

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 セブンマイル・ブリッジを渡り終え、1時間ほどでキーウェストの町に到着。

 

とりあえずマクドナルドに車を停め、

トイレ休憩とそこにある無料Wi-Fiを使って情報収集を行う。

 

そういえばこのマクドナルドの駐車場にはでっかい野生のイグアナが普通にいて、

動物好きの相方のテンションは上がっていた。 

 

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とにかく夕日が綺麗そうだ。

 

もうちょっと先に進んだところにあるキーウェストの中心地には、

マロリー・スクエアという夕日スポットがあるという情報を入手。

 

とりあえずその中心地めがけて再び車を走らせる。

 

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車を走らせること10数分。

中心地エリアに入ったかどうかは、地図を確認しなくてもその場の雰囲気でよくわかった。

 

お土産屋やバー、レストランが軒を連ねる通りに、観光客なのか地元の人なのか、

とにかく人がたくさんいる。

 

その賑わいぶりからはとても今日が月曜日だとは思えない。

さながら華金のような盛り上がりを見せる街に、早く我々も混ざりたい。

 

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しかし、それだけ賑わっているということは駐車場も満車。

 

少し離れた場所にちょっとだけ停めれそうなところはないかな?

と車を走らせたが、結局そのような場所は見つからず。

 

探している時、偶然アメリカ本土最南端の碑があるところを通った。

 

残念ながらこの辺りにも駐車できそうなところはない。

 

むしろ白バイに乗った警察がその近辺の道路に居座っていて、

どちらにせよあまり下手なことはできない雰囲気だった。

 

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結局この日の夕日は諦め、中心地を離れ再び先ほどのマクドナルド方面へ戻った。

 

途中でKマートに寄った。

 

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入り口には5ドルピザの看板が。

 

なんと、このラージサイズホールピザ5ドルというのはセブンイレブンだけではなかったのか。

 

一昔前の日本での『牛丼イコール280円』みたいに、

アメリカでは『ラージホールピザイコール5ドル』、みたいな感覚があるのか?

  

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ここのKマートはウォルマートとは少し雰囲気が違い、食品に関してはほとんど売られていなかった。

 

入り口入ってすぐのコーナーではキーウェストのお土産がたくさん売られていた。

南国に来たんだなぁ、と実感しながらそれらを物色した。

 

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キーウェスト名物の一つに、この0マイル標識というのがある。

 

前述したUS1というアメリカ国道1号線は、

ここキーウェストが起点と終点になっている。

 

そこにはこのような0マイル標識が存在しているのだ。

 

アメリカの国道1号線はこの0マイル地点からアメリカ東海岸をずーっと北上し、

カナダとの国境の町、メイン州フォート・ケントまで、

2390マイル(3824キロメートル)も続いている。

 

北上するに従い、このマイル標識の数字が0からどんどん大きくなっていくというわけだ。

 

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このトランポリンのような椅子はマイアミで滞在していたジェームス・ホテルにも置いてあった。

 

包み込まれるような座り心地で私のお気に入りだった。

 

日本にもあったら購入を考えるかもしれない。

 

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食品を目当てにしていたので、食品の少ないKマートには特に用はない。

 

なので場所を移動して、今度はPublix(パブリックス)という緑色のスーパーへ来店。

 

ここはKマートとは違い食品が豊富にあったが、その代わり雑貨やおもちゃなどは少ない様子。

 

食品や薬など日用品の品揃えが豊富で店内も清潔。

店内のデリに至ってはウォルマートよりも質が高い印象。

 

ここパブリックスにも無料Wi-Fiが飛んでいて問題なく使える。

 

後で調べてみると、

パブリックスフロリダ、ジョージア、サウスカロライナ、アラバマ、テネシーの5州約1300店舗を展開するスーパーマーケット。

 

米国顧客満足度指数のスーパーマーケット部門で14年連続1位を獲得しているという超優良企業なのだそう。

 

顧客だけでなく、従業員満足度も高いレベルにあるという。

 

なるほど、

そうなるとこの5州の中でウォルマートとパブリックスは、

カナダでいうマクドナルドとティムホートンズのようなライバル関係にあるのだな。

 

と、勝手に解釈した。

 

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じっくりと時間を使いこの魅力的なスーパー、パブリックスを歩き回ったのだが、

購入したのは結局パイナップルだけ。

 

パイナップル1つしか購入していないのに、なんでレシートがこんなにも長いんだ。。?

 

その理由の一つとして、

文章の部分が英語とすスペイン語両方で書かれていることが挙げられる。

しかし、それを考慮に入れたとしても長すぎる。。

 

この長〜いレシートにも顧客満足度に繋がる何かがあるのだろうか?

 

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パイナップルはカットされたもので1パック3.37ドル(約91円)。

これをマクドナルドの駐車場で食べる。

 

フルーツには当たりハズレがあるが、このパイナップルは甘くて美味しかった。

 

芯がくりぬかれていなかったため非常に食べづらかったのは予想外だったが。。

 

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 20時すぎ。

さすがにパイナップルだけでは腹は満たされない。

マクドナルドに入りマックチキンを1.29ドル(約132円)で購入。

 

このマックチキン、

私の嫌いなマヨネーズを抜きにすればなかなか美味しく、

約1ドルで購入できるという手頃さも気に入った。

 

これからマックへ行くときはこのマックチキンのマヨネーズなしが私の定番になりそうだ。

 

しばらくこのマックに居座り無料のマックWi-Fiを存分に使いながら時を過ごす。

 

今朝切られた駐禁キップの罰金を払ってしまおうとも思ったが、

未だになんとかして払わないで済む方法を頭の片隅で考えていた私は、今それを払ってしまうことに抵抗を感じた。

 

結局、

”まだ30日もあることだし今はまだ様子を見よう。”

”旅の途中で出会った現地人に駐禁キップのうまい対処法を伝授してもらえるかもしれないし。”

 

と思い、今はこの件については考えないことにした。

 

そんな都合よく悪知恵に長ける人と出会える可能性がほぼ0に等しいことなど明々白々。

まぁ、つまりは面倒臭かったのだと思う。。

 

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その後相方は先に車に戻ったが、私は0時近くまでマクドナルドに居座った。

 

そして車に戻ったらその場を今日の宿泊地とし、

いつものように座席をフラットにして就寝した。

 

明日はキーウェストの中心地を観光する予定。

 

 

▼アメリカ横断(縦断)13日目までのルート★

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(アメリカ本土最南端のキーウェストに到着したため縦断完了。)

 

デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→マイアミ→セブンマイル・ブリッジを渡りキーウェスト。

 

▼次回記事(キーウェスト観光)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断13日目①〜【罰金28ドル】マイアミで駐禁とられた。(レンタカー)〜 世界一周120日目★前編

本日の目標はセブンマイル・ブリッジを渡り、

アメリカ本土最南端にある町キーウェストへ行くこと。

 

このアメリカ本土最果ての地に行くことで、

デトロイトからのアメリカ縦断を100%完了させることになる。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝8時過ぎに起床。

ロビーにある無料コーヒーと昨晩購入したクッキーを朝食とし部屋で食べた。

 

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11時過ぎにチェックアウト。

まず向かったのは最寄りのセブンイレブン。

 

なぜセブンイレブンかというと、

昨晩セブン前を通りかかった際にラージサイズピザ5ドル』と店頭に表示されていて、

果たしてそれがラージサイズピザ"1ピース"で5ドルなのか、

それとも"ホール1枚"で5ドルなのかを確かめに行くためだ。

 

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これがそのラージサイズピザ5ドルのポスター。

 

このポスターからはホールで5ドルの雰囲気が伝わってくるが、

 

”さすがにホールで5ドルは安過ぎじゃね?”

 

と、この時点では1ピース5ドルという予想を立てる。

 

もちろんホールで5ドルならそれに越したことはなく、

その場合その場でお買い上げしそれを本日の昼食とするつもりだ。

 

セブンイレブンの周りを車で流して駐車できるスペースを探したが、

繁華街であるこの辺りでそのような都合の良い場所は見つけられなかった。

 

仕方がないので、セブンイレブンの目の前の道に駐車。

相方を助手席に残し、ハザードを炊いて店内へ入っていった。

 

なに、ちょっとピザを買ってくるくらいものの数分で完了するだろう。

それにもしなんかあっても目の前だからすぐにかけつければなんとかなるだろう。

 

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とりあえずレジに行き、

 

『このラージピザは1ピースで5ドル?それともホールで5ドル?』

と聞いてみた。

 

するとスタッフはホールで5ドルだ。』だと答えた。

 

私の英語がうまく伝わっていない可能性があるので、スタッフが言ったことをおうむ返しするようにもう一度質問した。

が、やはり『ホールで5ドル』というのは間違いなさそう。

 

コンビニとはいえ、まさかラージサイズのピザがたったの5ドルで手に入るとは思わなかった。

(税金を入れた正確な値段は5.36ドル(約552円)。

 

相方とシェアしたら1人たったの2.69ドル(約277円)だ

 

もちろん、私はそのままの流れでそれを1枚オーダーした。

 

どうやらチーズかペパロニか選べるらしかったので、ペパロニを選択。

 

ストックしてあったピザがもう無く、新しくピザを焼かなくてはならないらしいので少し時間がかかりそう。

 

その間私は、日本のコンビニでATMがよく置いてある位置で外の車の状況を確認しながらその出来上がりを待った。

 

前のお客さんのオーダーで一つしかないオーブンが埋まっていたみたいで、

出来上がりまでなかなかの時間がかかった。

やっとピザが焼きあがった様子だったので、私はレジへ向かった。

 

と、その時。

 

外の様子をチラ見したら、相方が目を大きく見開いてこちらを見ている。

 

”何事だ?”

 

と思い車の後方を見てみると、パトカーではないがそのような類いの車が停まっており、

よく見るとその運転手とみられるおばさんが外に出て何かを書いている。

 

”まずい!切符だ!”

 

私は急いでピザを受け取り、慌てて外へ飛び出した。

 

するとその警察のようなおばさんも明らかに慌てた様子でペンを走らせながら、

小走りで車に近づいてくる。

 

そしてサッとフロントワイパーにその紙を挟んで、

『ここは駐車禁止よ!』とだけ言って自分の車へと戻っていった。

 

 

完全に違反駐車の切符を切られてしまった。。

 

 

でも、私が店から出てくるのに気づくやいなや急に焦って切符だけを貼り付けていったこのおばさんになんか腹が立ってきた。

 

どこかへ逃げられない内にすぐさま切符を持って抗議に向かった。

 

『ヘイ!なんだこれは!?』

 

『あなたは駐車違反をしたのよ。ここは止めてはいけない場所って看板に書いてあるでしょ。』

 

『それでもちょっとピザを取りに行ってただけですよ?ちと厳しすぎやしないか?』

 

『ダメよ。規則は規則だから。』

 

”ちくしょう、、お役所仕事なおばさんだ。。いわゆる『Red tape』ってうやつか。。”

 

『私は日本から来たばかりでこっちのルールはまだよくわからないんだ。今後気をつけるから今回は見逃してください。』

 

『ダメよ。それにあなたはこうして英語を喋っているじゃない。つまりこの看板の意味もわかっているはずよ。』

 

『英語は話すけど、少しだけだよ。別に完璧に話せるわけじゃないってのはわかるでしょ?』

 

『とにかくダメよ。もう済んだことよ。こんなことを続けてたらさらに重い罰が科せられるわよ。』

 

『・・・ (ちくしょう、、)』 

 

もうこの人には何を言ってもダメだと悟った私は、これ以上抗議するのをやめた。

 

そしてこのおばさんに、

いくらをどうやって払えばいいのか?

いつまでに払えばいいのか?

などを質問し教えてもらった。

 

最後に、

もしこの罰金を払わなかったらどうなるんですか?』

と聞いてみると、

 

『知らないわ。私はただ取り締まっているだけだから後のことは知らない。』

 

そう言われた。

 

ますます腹が立つ野郎だ。

 

内心そう思ったが、

これ以上この件に噛み付いていても時間の無駄だということはよくわかっていたので、

『OK』とだけ言ってその場を離れた。

 

車に戻り相方に今話してきたことを説明する。

 

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違反内容はProhibited Parking』 と言って、要は単なる駐禁。

 

裏面には各違反に対する罰金額のリストが載っており、

それによると駐禁の罰金額は28ドル(約2884円)。

 

さっきのおばさんはObstructing Parking(直訳すると道をふさぐ駐車)』だと言い、

罰金額も33ドルだと言っていたが、

切符には『Prohibited Parking』の項目にはっきりとチェックが入っている。

 

おそらく焦って切符を切ったから本人も少し混乱していたのだろう。

 

この切符に走り書きされた汚ねぇ字を見れば、いかに彼女が焦っていたかがよくわかる。

 

その ”焦って切符を切った” という行為が1番腹が立つ部分なのだが。。

本人が出てきたのだから注意だけしてくれればいいものを、何を必死になってんだ。

 

とにかく、

この罰金を30日以内に支払わないとさらに罰金が上乗せされるらしい。

支払いはオンラインでもできるということだ。

 

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5ドルで済むはずだった昼食が33ドルに。。

 

嘘のようなタイミングの悪さに、私も相方もショックがデカかった。

 

しかし、いつまでも凹んでいても仕方がない。

 

とりあえず購入してきた激安出来立てラージペパロニピザでも食べてながら、

すぐにでもこの呪われた土地を離れ新たな土地キーウェストへ向かうべきなのである。

  

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気を取り直してキーウェストに向けて運転再開。

 

しかし有料回避でキーウェストに目的地をセットしたナビは、

なぜかトールロード(有料道路)を通ろうとする。

 

何度やっても同じ結果なので、

キーウェストにはトールロードを通らないと行けないのだと考えることにした。

 

日本のような料金所があるわけではなく、

いつの間にかトールロードに入っていると言った感じなのが厄介。

 

”これ、料金はどうなるんだろう?”

 

と思い、日本でいうETC的な装置を探してみると、バックミラーの下にそれにあたる装置を発見。

 

その装置自体は横断1日目から目に付いていたので、

この場合それがETC的役割を持つものだということを発見したと言った方が正しい。

 

たぶん料金はレンタカー返却時にまとめて請求されるのだろう。

 

気になる料金は、道路標識によればたったの1ドル弱。

 

日本では考えられないほどの低料金にそっと胸をなでおろした。

 

*追記*

数ヶ月後、トール料金の引き落としがクレジットカードにあった。

その料金なんと100ドル越え。

 

トールロードの料金自体は6回使用して約10ドルと激安だったのだが、

『Admin Fee』とかいう手数料が1回につき15ドルも取られていた。。

6回使用なので、手数料だけで90ドル。

 

そんな話聞いてねぇよ。。

 

フロリダ−キーウェスト間は、

道を間違えると知らないうちにトールロードを乗り降りしているということが何度もあるので要注意!

 

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途中でガソリンを入れるために下道に降りた。

 

20ドル分入れて料金は8.442ガロン入った。(約2060円で約32リットル)。

1ガロン2.369ドルだったので1リッター0.62ドル(約64円)計算。

 

こっちの方に来てガソリン代が上がった。

 

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 その後は水を調達すべく、近くにあったスーパーへ。

 

なんとここでは、

南米ではコカコーラをしのぐ人気を誇っているインカコーラが売られていた。

 

さすがヒスパニックがたくさん住んでいる土地。

 

このインカコーラの登場はその事実をより一層強く感じさせてくれる。

 

我々はここでインカコーラではなく水1ガロンを0.79ドル(約81円)で購入し、再びキーウェストを目指した。

  

〜後半へ続く

(セブンマイルブリッジ超えてキーウェストへ)〜 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ横断12日目〜マイアミビーチとマイアミグリル〜 世界一周119日目★

マイアミビーチ中心地にある一風変わった宿、ジェームス・ホテルに宿泊中。

 

昨夜私はなかなか寝付くことができず、

深夜遅くまで眠れないストレスと戦いながらベットの上でゴロゴロしていた。

 

ちゃんとしたベッドより、座席を倒しただけの車中泊の方が寝つきがいい気がする。。

 

今日は特に何もやることはないので、

とりあえずマイアミビーチへ行って飽きるまで海水浴と日光浴を楽しむ予定。

 

むしろ、それこそがリゾート地に来たらやるべきことなのかもしれない。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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10時30分くらいまで部屋でゆっくりと過ごした。

 

朝食はないが、無料のコーヒーがあるだけで朝の時間の質が少し上がる。

 

 

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相変わらず派手に装飾されているフロントに鍵を預けいざ出発。

 

まずは朝食兼ビーチでのつまみを購入するため、昨晩も行ったCVSという薬局へ。 

 

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途中、店の外まで行列ができているパン屋さんがあった。

 

確かに美味しそうだったが、その値段は我々の懐具合に見合ったものではなかったので軽くスルー。

(確か安くても1個5ドル(約515円)は超えていたような。)

 

CVSで Lay's(ポテトチップス)を3.29ドル(約338円)で購入しマイアミビーチへ向かった。

 

 

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 ビーチにいたタオルでできたタコにセンスの良さを感じた。

 

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一瞬白いからイカだと思ったが、足が8本だったのでこれは間違いなくタコだ。

 

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今日も相変わらずのいい天気。

たくさんの人が海水浴または日光浴を楽しんでいる。

自然とRIP SLYMEの『太陽とビキニ』が頭の中で流れ始める。

 

欧米のビーチでは若者だけでなく、

我々の親ほどの年齢の人々も平然とビキニになり露出を楽しんでいる。

 

中には全身シワッシワの人や全身シミだらけの人、

そしてセルライトの塊のような人もいらっしゃる。

 

日本ではそういう部分をコンプレックスとして捉えて隠しがちだが、

こっちの人たちはなんのお構いもなしに露出を楽しんでいる。

 

やはり欧米人は基本オープンな人種。というか日本人が基本的クローズな人種なのか?

 

この辺りからも日本人との価値観の違いが伺える。

 

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突き抜けるようにパッと晴れた青空が広がり、今日は絶好の海水浴日和。

 

に思えるのだが、、

 

今日は昨日よりも強風が吹きつけているため体感気温は昨日よりもだいぶ低いものになっている。

 

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それゆえひとまず海水浴は置いといて、

ビーチに横たわって先ほどCVSで購入したポテトチップスを朝食がてらつまむことにした。

 

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それから少し経ったら満を持して目の前に広がる大西洋へ向かっていく。

 

予想通り、足を浸けただけでも冷たく、全身浴にはそれなりの気合が必要だった。

 

気合を入れ全身浴に成功したら沖へ向かって泳ぐ。

 

風が強いので昨日よりも波が高い。

 

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 すぐに体温は下がりビーチへ戻りたくなったが、

海を出ると出たらで強風が吹きつけて寒い思いをする。

 

そんなジレンマの中私は海水浴を続けた。

 

ビーチに戻ったら次は日光浴。

 

海水で冷やされた身体を太陽で温めるため、いつも通りビーチに横たわる。

 

私はソーラーパネルをイメージしながら日光を吸収しエネルギーを補給した。

 

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こういう時に大活躍なのがアンカー(ANKER)のサウンドコアスポーツ。

 

この旅でも度々登場するこの商品は、スピーカーとしては稀有なIPX7防水

 

つまり水に浸けても、泥や砂をかけても、雪に落としても、衝撃を与えても大丈夫。

 

さらにはこのサイズでサブウーハーまで搭載されていて、

クリアな音質しっかりとした低音を実現している。

 

連続再生可能時間は10時間と文句無し。

 

高音質で丈夫でコンパクト。

 

まさにビーチやキャンプなどのアウトドアには最適なスピーカーなのだ。

 

こんなにクオリティーの高いスピーカーだが、値段はなんと2000円台。

 

部屋やお風呂など、普段使いでも大活躍なのでこれは重宝する。

 

 

 

一応言っておくが、私はアンカーの回し者ではない。

 

https://gyazo.com/3f3e4bc7a313719e6d866783ef3cc4ea

ビーチにぴったりの音楽を聴きながら、電子書籍を読んだり、ただぼーっとしたり。

 

そうやって時を過ごしていると、突然隣の家族のところにカモメの群れが群がってきた。

 

どうやらそこの子供が持っていたお菓子をばらまいたことが原因らしい。

 

そのあまりの迫力に、周りにいた人もこの家族のところへ群がってきて写真や動画を撮り始める。

 

それにしても、

カモメは強風に流されることなく、家族の頭上をまるでヘリコプターのように一定の位置をキープして浮遊している。

 

強風を上手に乗りこなしている様子を見て少しカモメにリスペクトを感じた。

 

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13時ごろ。マイアミビーチを去る。

 

本当はもう少しビーチで時間を過ごしたかったが、今日は強風のためあまり居心地が良くなかった。

 

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その後はテキトーにマイアミの街を散策。

 

そして昨夜の寝不足のせいか頭がぼーっとしていたので、ホテルのベッドで仮眠をとることに。

 

本来ならこの仮眠もビーチでとりたかったのだが。。

 

 

しかし、ここでも寝つきの悪さは健在。

寝たか寝ていないのかわからないような感覚がしばらく続いた。

 

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20時過ぎ。

晩飯を取るために外出。

 

昨日のような冷凍食品はもう嫌だし、ピザ屋などを覗いてみたがどうも今はピザの気分ではない。

 

ということで、

MIAMI GRILL(マイアミ・グリル)というファストフード店に訪れた。

  

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 比較的値段が安かったギロス・ピタ(それでも7.22ドル(約743円)。)を注文。

 

ギロスって、確かギリシャの名物だったな。

 

全くマイアミ感はないが、そこそこ量が多くて美味しかった。

 

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相方はシンプルなハンバーガーみたいなのを頼んでいたが、

量も少なく美味しそうにも見えず、それだったらこのギロスを頼んだ方がいいなと思えた。

 

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ギロス、またはハンバーガー1つだけでは胃袋を満たすことができない。

帰りに同じみのCVSへ立ち寄り、何かつまめるものを物色。

 

ホテルに戻ればコーヒーがあるから、やっぱり甘いものがいいな。

 

そんな感じで見つけ出したのがCVSの1ドルコーナー。

文字通りそのコーナーの棚に並べられている商品は全て1ドル均一だ。

 

私はその中からチョコチップクッキーを選び出し1パック購入。

 

どうでもいいけど、

『10パックで10ドル』なんていうまとめ買い前提の価格表示のをするのはやめて欲しい。

まとめて買えばお値打ちというわけでもないし。。

 

というか、そもそも誰がそんなクッキー10パックもまとめて買ってくかよ?

 

ここだけではなく、アメリカ、カナダの北米のスーパーでは

『2つで何ドル』とか、『5個で何ドル』などのまとめ買い前提の値札をよく見かけた。

 

まとめての方がお得になる場合もあれば、

今回のように単純に1×10をしただけの場合もある。

 

 

 

アメリカではまとめ買い文化がかなり定着している感がある。

 

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ホテルに戻りコーヒーをいれようとしたが、どうやらコーヒー切れ。

フロントの姉ちゃんとその友達みたいなのが近くで話をしていていて、いろいろと構ってくれた。

 

おそらくキューバあたりからの移民なのだろう。

両者とも私には英語でしゃべるが、両者間ではスペイン語を使用して会話をしていた。

 

この辺りでは公用語こそ英語だが、スペイン語を話す人の率は非常に多い。

スーパーや飯屋などでスタッフ間の会話がスペイン語で行われているのは珍しくない。

 

『アメリカ=英語』というイメージが強いが、

こういう光景を見ているとそうでもないな、と思えてきてしまう。

 

結局コーヒーは飲めなかったが、部屋に戻り先ほど購入したクッキーをほうばった。

 

その後も部屋でゴロゴロと過ごしテキトーに就寝。

 

明日は2泊したマイアミビーチを離れ、さらに南下を進めセブンマイル・ブリッジを渡り

アメリカ本土最南端の町キーウェストへ行く予定。

 

▼次回記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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アメリカ横断11日目②〜【フロリダ】マイアミビーチで海水浴&日光浴〜 世界一周118日目後編★

現在フロリダ州マイアミ。

 

おねぇさんに案内され、

超隠れ家的立地にあったピザ屋で世にも珍しい星型ピザを堪能してきた。

 

食後はついにマイアミビーチに向かい、久しぶりに海水浴と日光浴を楽しむ予定。

 

▼前回記事 earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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ピザ屋を出た後はその足でマイアミビーチへ。

 

 ギリシャのサントリーニ島ぶりとなる海水浴だ。 

earthtravel.hatenablog.com

 

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南北に約16キロメートル伸びるマイアミビーチ。

 

それは自然のものではなく、

埋め立てによって作られたビーチということはあまり知られていない。

 

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温暖な気候のおかげで年間を通して海水浴を楽しめるというこのマイアミビーチ。

 

7、8月を海のベストシーズンとしている我々とは違い、

ベストシーズンは湿気の少ない11月〜3月だという。

 

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タイムフライスソークイックリーということで、今はもう10月下旬。

マイアミ的にはもうほぼ海のベストシーズンと言っていいのではないだろうか。

 

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海の色は水色。

よくある日本の海水浴場レベルの水質を想像していたので、予想以上に綺麗に見えた。

 

照りつける強い日差しには我々を海の中へと誘導する。

 

しかし、海に入ってみると水がそんなに綺麗ではないことに気づいてしまう。

 

水温は意外と低く、全身を浸けるのにはそれなりの気合いが必要だった。

 

そして気合い一発で全身浴に成功したのはいいのだが、

しばらく海に浸かっていると寒くなってくる。

 

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海に浸かり寒くなったら体を温めるため、さながら干物のようにビーチに寝転び日光浴を楽しんだ。

 

海で冷えた体を太陽がじわじわと温めていく感覚がたまらなく心地よい。

 

銭湯でサウナと水風呂を行き来するように、

この大西洋とマイアミビーチを行ったり来たりして体温の変化を楽しんだ

 

夏が過ぎ、ようやく落ちかけてきていた肌の色も、これで再び褐色を取り戻すこと必至だろう。。

 

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ビーチには所々このような豪華な設備が置いてあるが、

これはビーチ沿いのホテル宿泊者専用のものなので勝手に使用したら怒られる。

 

ちなみに我々のすぐ隣にあったこの設備はリッツ・カールトンのもの。

 

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長い間我々の周辺を行ったり来たりして、

所々立ち止まって遠くを見つめているこの長髪の男がものすごく怪しかった。

 

格好的にもビーチに来るような格好じゃない。

 

”手に持っているブリーフケースの中には爆弾が仕込まれていて、

それをどこに仕掛けてやろうか下見をしているのではないか?”

 

”ひょっとしてこの男はテロリストなのではないか?”

 

と思い、しばらくその動向を観察した。

 

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この男の意図が全く理解できないまましばらく時は流れ、

日はビーチ沿いのリゾートホテル群に隠れるくらいまで沈んできた。

 

男はまだビーチをうろちょろしている。

 

17時30分。

この後爆発テロが起こらないことを祈り、我々はこのマイアミビーチを後にした。

 

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ビーチからホテルへ徒歩で帰る途中スーパーへ寄る。

 

海沿いの都市ということだけあって寿司は比較的安めに売られていたが、

それでも売っているのはカリフォルニアロール的なアメリカンな寿司ばかり。

 

日本の握り寿司はあったとしても値段が高くなる。

 

まぁ昼に美味しいピザも食べたことだし、

これから節約ムードに入っていくことを誓った我々にとって寿司なんてのは雲の上の存在だ。

 

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結局スーパーでは何も買わずホテルに戻った。

そして私は前々からしたかった散髪をついにすることに。

 

前回の散髪はこれまたギリシャのサントリーニ島だった。

 

どうもリゾート地に来ると散髪をするという傾向があるらしい。

 

夏に髪をバッサリと切りたくなるように、

リゾート地の温暖な気候と雰囲気が我々の散髪本能を刺激している

という考えは一理あるかもしれない。

  

https://gyazo.com/3dd3839b682aec21e0f7b24253189fe9

約1時間30分かけて全頭カット終了。

 

襟足もバッサリと切ってスッキリ。

やっぱり夏はサッパリがいい。

 

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もちろんホテルの人に許可を得てからこの散髪を実行したよ。

潔癖なオーナー(ジェームズ)がこの行為に気を害し、日本人に対して中国人同様の感情を抱くようになっては困るからな。

 

先人が積み重ねてきた日本人の信頼を、我々のこの行為によって一瞬でパーにしてしまうなんてことは絶対に許されない。

 

先人たちが築き上げた信頼による好待遇を受けたからには、

それを受け止めて終わりじゃなく、しっかりと後に続く日本人に受け継ぐ責任があるのだ。

 

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相方の襟足だけ私に切らせてくれたが、その他の部分はセルフカットしていた。

 

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 21時過ぎ。

お互い散髪を終え、スッキリとした気分と頭で外出。

 

目的はもちろん晩飯探し。

ライトアップされた夜のジェームス・ホテルもなかなか魅力的だ。

  

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特に安くてそそるような店を発見できたなかったので、

結局CVSという薬局兼スーパーみたいなところで夕食を調達。

 

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ここでも特にそそるものは売ってなかったが、

ホテルの部屋に電子レンジがあったことを思い出したのでせっかくならレンジでできる冷凍食品でも試してみようと思った。

 

しかしほとんどの冷凍食品はオーブンで調理するもので、電子レンジで調理できる商品は限られていた。

 

裏を返せばそのおかげであまり悩むことなく商品を選ぶことができたのだが。

 

購入したのがHOT POCKETSという冷凍パイ。

お値段は4.2ドル(約439円)。

それに1.48ドル(約153円)のドーナッツを一つ購入して晩飯代のトータルは5.48ドル(約564円)。

 

頑張って抑えたつもりでも、結局はこのくらいの金額に達してしまうのが悔しい。

 

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ホテルに戻り、早速電子レンジにパイをセット。

 

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出来上がったパイはマックのアップルパイの中身ハムチーズ版といった感じの仕上がり。

チーズがものすごく熱くて火傷しそうになった。

 

このパイは1箱に2本入っていて、相方も同じ商品の違う味を購入していたので1本を相方のと交換した。

相方のは確かトマトソース味だったかな。

 

個人的には私がチョイスしたこのハムチーズ味の方が好みだった。

 

デザートにドーナッツを食べたが、特に腹は膨れない。

 

”564円でこの晩飯か。。”

 

こういう時ほど、日本が誇るファストフード『牛丼』が恋しくなる。

 

松屋なら580円で味噌汁付き牛丼が2杯も食べれるというのに。。

 

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その後は部屋でテキトーに過ごし、日付が変わるくらいに就寝。

 

明日もここマイアミに滞在する予定だが、特にやりたいことは決まってない。

 

おそらく今日と同じように、ただただダラダラビーチで時を過ごすことになるだろう。

 

それだけでも十分満足できてしまうというのがビーチリゾートのいいところだ。

 

▼アメリカ横断11日目までのルート★

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デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→ハリウッドビーチ(ウォルマート泊)→マイアミビーチ(2泊予定)。

 

▼次回記事(またマイアミビーチ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断11日目①〜【マイアミ】イカすホテルと星型ピザ〜 世界一周118日目★前編

ウォルトディズニーワールドを2日間堪能し、マイアミに向けて車を走らせていた我々。

 

昨日はマイアミ手前のハリウッドビーチというところのウォルマート駐車場で1泊していた。

 

朝9時過ぎ。

南国の強い日差しに照らされ目を覚ます。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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まずは目の前にあるウォルマートへ行きトイレ&買い物&ネット接続。

 

ウォルマートには無料で接続できる"ウォルマートWi-Fi"が必ずと言っていいほどある。

メールチェクなどは主にウォルマート(または同じく大体の店舗に無料Wi-Fiが存在するマクドナルド)で行うのが日常となっている。

 

この時、今夜の宿をこのウォルマートWi-Fiを使用して探した。

 

なかなかいいホテルが見つからなかったので、今回は相方が"じゃらん"から見つけ出したホテルを予約。

 

じゃらんって、海外ホテルの検索もできるんだ。

 

その後、POWERADE(パワーエイド)というゲータレードの兄弟みたいなスポーツドリンクを0.85ドル(約87円)で購入し、

とりあえず今夜の宿に目標を定め車を走らせた。

 

(ゲータレードはペプシコーラ、パワーエイドはコカコーラらしい。)

 

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両サイドにヤシの木が立ち並ぶいかにも南国といった雰囲気の道路を進むこと約30分。

 

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今回の宿、JAMES HOTEL(ジェームス・ホテル)に到着。

 

確か1人1泊4000円前後くらいだった。

 

駐車場、Wi-Fiが無料。

朝食は付いていないがいつでもコーヒが無料で飲み放題という嬉しいサービスがついている。

 

それにしてもド派手な外観だな。

 

周辺の建物のデザインが派手な傾向にあるというわけではなく、

このホテルだけ異様に派手でその存在がひときわ目立たせている。

 

▼このホテルは別記事で詳しく紹介しています。 

earthtravel.hatenablog.com

 

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ド派手なのは外観だけではなかった。。

むしろ内装の方が派手。

 

しかしこんなにモノで溢れていてもそれらは整然としていて、

この空間にはむしろ清潔感すら感じる。

 

 

おそらくオーナーのジェームズさんが出てきてチェックイン。

チェックイン時間までまだかなり時間があったが、

『部屋ならもう用意されているよ。』

と優しく我々に部屋を与えてくれた。

 

『え、まだまだチェックアウト時間にもなっていないのにいいんですか!?』

 

と言うと、

 

『もちろん。君らは日本人だろ?日本人はいつでも特別扱いさ!』

 

と言っていた。

 

どうやらオーナーには親日家傾向があるみたい。

過去にジェームスさんに好印象を与えてくれた日本人の方々に感謝しチェックインを済ませた。

 

そういえばジェームスさんはさらにこうとも言っていた。

 

『君らが中国人でない限り大歓迎さ。まぁ、このホテルに中国人がいるなんてありえない話なんだがな。』

 

その発言に対し『なぜこのホテルには中国人がいないの?』と聞いてみると、

 

『それは private reason だ。』

 

と言っていた。

 

野暮な質問をしてしまったな、と少し反省した。。

 

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ユニークなデザインは廊下にも健在。

 

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部屋のデザインはロビーや廊下の様子からは考えられないほどシンプル。

 

ロビーで感じた清潔感がより一層際立つ。

 

中国人を極端に嫌っているジェームスさんは潔癖に違いない。

 

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清潔感のあるシャワールーム。

シャワーは真上からシャーっと降り注ぐタイプ。

 

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トイレも綺麗。

ふかふかのバスタオルもアメニティーとして用意されている。

 

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2時間ほど部屋でグダグダし、13時頃になったら昼食をとりに出かけた。

 

前述した通り、ロビーに置いてあるこのコーヒーは24時間無料で飲み放題。

 

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外に出てこのホテルを眺めると、改めてこのホテルのぶっ飛んだ感を感じる。

 

このホテルはマイアミビーチの繁華街からすぐのところに位置しているので、

車はホテルに駐車したまま、歩いてあたりを散策することにした。

 

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いかにもリゾート地と言わんばかりの通りを歩く。

このようなところは世界どこへ行っても例外なく物価が高い。

 

基本的に世界一周旅行者はこう言った物価の高いところを避ける傾向にあり、

そこに特に用がない限り1泊すること自体躊躇するもの。

 

しかし我々はここマイアミビーチに1泊どころか2泊するべく、

すでにジェームスホテルの部屋を2泊分確保してしまっている。

 

決して予算に余裕があるというわけではないのにそのような贅沢をしてしまって、

正直先が思いやられる。。。

 

頭では切り詰めなければとわかっているのに、

このような場所(特に海を有するリゾート地)に来ると誘惑に勝てずこのような有様になってしまうのは我々の悪い傾向か。

 

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お昼ご飯はあらかじめネットで調べておいたピザ屋さんへ。

 

『Visa 01』という名のお店で、ネット情報によると非常にわかりにくい立地なのだという。

そして近くに行くとお姉さんが店まで案内してくれる』と書いてあった。

 

立地がわかりにくいのはともかく、

後半のお姉さんが案内』というのは全く状況が想像できない。

ちょっと風俗チックな印象がどうしても湧いてくる。。

 

とにかく、グーグルマップとにらめっこをしながら店舗周辺であろう所を行ったり来たりし。

すると歩道でスマホをいじっているお姉さんが急に我々に話しかけてきた。

 

『あなたたちピザ屋を探しているの?』

 

ネットの情報は本当だった。

 

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 ”これか!”

と思いながら返事をすると、お姉さんは我々をピザ屋へ案内してくれた。

 

建物と建物の間の道を通り、非常口のような扉を開けお姉さんは建物内へと入っていく。

 

なるほど。こんなところ自力で発見できるはずがない。

 

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建物内に入るとちゃんと『Visa 01』というレストランが存在していた。

 

店の目の前まで案内すると、お姉さんは笑顔でその場を去って行った。

 

案内係のラフさと店構えのお洒落さのギャップが余計に我々の頭を混乱させる。。

 

なんとも怪しい案内だったが、

普通じゃ体験できないような貴重な体験をした気分だった。

 

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とにかく無事に入店できた。

 

空いた腹を満たすべく、すぐさまメニューを開きオーダーをした。

 

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オーダーしたのは星の形をした『STAR LUCA』というピザ。

1枚16.24ドル(約1672円)。

 

さすがに1人1枚は高すぎるので、これを2人でシェア。

 

星型を形成しているミミの中にはモッツァレラチーズ(?)が塊で入っていて美味しい。

 

『マイアミでの贅沢はこれで最後。』

 

そう話しながら、我々はこの星型ピザを味わった。

 

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ピザを食べ終わって少し経つと、

頼んでもないのにクロワッサンのデザートが運ばれてきた。

 

どうやらこれは無料のサービスらしく、よく見ると他のお客さんのテーブルにも同じものが置いてある。

 

このクロワッサン、

モチモチとしていて私が今まで食べたクロワッサンの中でも1位2位を争うほどの美味しさだった。

 

こんなに美味しいサービスを出されたら、逆にチップをはずまなきゃというプレッシャーが襲ってくる。

 

相方が頼んだジンジャエールを合わせて、トータルは18.24ドル(約1878円)。

 

結局21ドル(約2163円)をテーブルに置いて店を後にした。

 

だいたい15%弱くらいのチップを置いたということになるな。

 

〜後半へ続く〜

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断10日目〜オーランドからマイアミへ移動(初アービーズ)〜 世界一周117日目★

二日間に渡るフロリダ・ウォルトディズニーワールド観光の疲れのせいか、

今日はいつもより遅めの朝9時に起床。

 

とりあえず朝食会場へ向かう。

 

▼前回の記事(アニマルキングダム)

earthtravel.hatenablog.com

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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しかし、

朝食会場に着くと食事は何も用意されておらず、黒人のスタッフが掃除をしている。

 

『あれ?朝食は?』

 

と聞くと、

 

『朝食だって?お前ら遅すぎるぜ!9時に終わったよ!』

 

と黒人スタッフは答える。

 

”なに!?

朝9時で朝食終了とか、いくらなんでも早すぎやしないか?せめて10時までだろ?”

 

少しごねてみたものの、ダメなものはダメ。

 

なんとかコーヒー1杯だけは手にすることが許され、

そのコーヒーを持ってとぼとぼと部屋へ戻った。

 

アメリカ人は意外と朝早いのか?

 

いくらここの朝食のクオリティーがイマイチだとしても、やはり"有り"と"無し"の間には雲泥の差がある。

 

1日の始まりでいきなりテンションを落とされた。。

 

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部屋で昨日アニマルキングダムでもらった無料の缶バッジ35枚を種類別に並べてみた。

 

こんなにたくさん、どうしよう。。

 

こういうのって大抵もらう時に楽しさのピークを迎え、後になって処理に悩まされる。

 

とりあえず今は車のトランクの奥底で寝かしておこう。

 

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11時。時間ギリギリにチェックアウト。

 

出発前、移動中でも洗濯物を干せるように車内に洗濯ロープを設置した。

 

ハイウェイを飛ばすことで激しい風が車内に流れ込み、

車の後部座席はたちまち自然風と太陽光によるエコ乾燥機と化すだろう。

 

パンツなどが飛ばされないように窓の隙間やスピードをコントロールするのはもちろん運転手である私の役目。

 

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本日も非常に爽快な晴空が我々の移動本能を刺激する。

 

オーランドをあとにし、次の目的地はマイアミ。

マイアミまではその距離およそ230マイル(368キロメートル)。

グーグルマップに表示された所要時間ではノンストップで大体5時間ほど。

 

途中で休憩をしたとしても、余裕で今日中には到着できる距離だ。

 

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出発から30分ほどでガソリンスタンドに立ち寄り給油をした。

ホテルを出てからしばらくは下道なので、30分でも進んだのはわずかな距離に過ぎなかった。

 

ここでレギュラーガソリンを10ドル(約1030円)分、4.631ガロン(約17.5リットル)入れた。

 

1ガロン2.159ドル。(1リッター約58円計算。)

 

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給油後は来た道を戻り、

相方がTVのコマーシャルを見て以来気になっていたと言うArby's(アービーズ)というファストフード店へ寄ってみた。

 

ここはマックやバーガーキングなどとは違い、

質、価格、ターゲットの年齢層をより高いところに設定しているらしい。

 

日本でいうとモスバーガーのようなものか。

 

かつては日本でも店舗展開をしていたらしいが、今では完全撤退となっている。

 

私は定番商品であろうスモーク・ハウス・ブリスケットというハンバーガーを5.88ドル(約605円)で購入。

 

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中には少なくとも13時間はローストしたというローストビーフと、

なんとオニオンリングまでもが挟まれている。

 

味の方はさすが日本でいうモスバーガーというだけあって美味しかった。

(私が勝手にそう言っているだけ)

 

質をとってアービーズへ行くか、値段をとってマックへ行くか。

 

これから悩みどころになりそうだ。

 

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初めてのアービーズを満喫し、相変わらずの青空の下、再びマイアミに向けて車を走らせた。

 

とは言っても、マイアミまでの距離はなかなか縮まらない。

縮まらないといか、来た道を戻っているのでむしろ伸ばしている。。

 

実はガソリン給油時に地図を確認したところ、

もっと早そうな道があることに気づいたため元来た道を戻っていたのである。

 

しかししばらく進んでまたよく地図を確認してみると、

その早そうな道がトールロード(有料道路)であることに気がつく。。

 

やむおえず、来た道を戻った道をまた戻る

という非常に間抜けで無駄な移動をしてしまった。。

 

そんなことにもめげずに前へ前へと進んでいった結果、

依然として下道であるものの次第に交通量は減り、

気づけばそこは車幅の狭いハイウェイのような状態になっていた。

 

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ひたすら192号線という下道を東海岸方面へ進んでいき、ようやくはインタステイト95号線にぶつかった。

95号線ははるかカナダとの国境からマイアミに向けて南北に伸びている。

ゆえに、今度はこの95号線をひたすら南に進んで行くこととなる。

 

途中、運転に支障が出そうなくらいの疲れを感じたので、

REST AREA(レストエリア)という日本でいうパーキングエリアにあたる場所に入り、車を停めてしばらくそこで横になった。

 

このレストエリアにはトイレとジュースやスナックなどの自動販売機が設置されており、

さらにその州のモーテル案内のフリーペーパーが置いてある。

 

このフリーペーパーには各モーテルの割引券が付属しているので、

よく探せば格安で泊まれるモーテルが見つかるかもしれない。

 

それを探す行為にめんどくささを感じた我々がこのフリーペーパーを利用することは1度もなかったが。。

(車内でフルーツを切る際まな板として活用した。)

 

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ちょっと横になるだけのつもりが1時間30分以上も寝てしまっていた。

相方も爆睡していて、誰も起こす人がいなかったので致し方ない。

 

時刻は17時を回ろうとしているところ。

それでも辺りがまだこんなに明るいのは、再出発における私のモチベーションをなんとか落とさず支えてくれる。

 

とにかく暗くなる前くらいにはマイアミ付近へ。

 

私はスッキリした頭を特に回転させることなく、ただぼーっとしながらアクセルを踏み続けた。

 

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18時過ぎ。

夕方ごろになるとラッシュアワーになり、ハイウェイでの渋滞も目立ち始める。

 

5車線ないし6車線もある広大な道路なのに渋滞は起こってしまう。

 

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なんとか日が完全に落ちるまでに、

マイアミビーチまであと20マイル(約36キロメートル)ほどのところにあるハリウッドビーチにたどり着いた。

 

この地を選んだ理由は、

もちろんマイアミビーチまでいい感じの距離間を保っているというのもあるが、

一番の理由はハイウェイを下りた近くにウォルマートがあるということ。

 

そこを今夜の宿泊地にしようというわけだ。

 

"ハリウッドビーチ"という名前の響きが良かったことと、

ビーチだったら海に行けるかも、という安易な理由少なからずあったことも付け加えておく。

 

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ハリウッドビーチに到着しウォルマートの位置を確認した後、

ビーチへ入るための無料駐車場がないか探しに街を車で走り回った。

 

しかし、

我々が探した限り無料で停めれる駐車場はなく、

結局ハリウッドビーチに足を踏み入れることはできなかった。

 

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19時30分ごろ。

ウォルマートでサラダとパンを買いそれを夕飯とし車内で食べる。

 

過去に何度か、

”このサイズのサラダは気持ち悪くなるから買っちゃいけない。”

と反省していたにもかかわらず、お腹が減っているとつい大きいサイズのものを購入してしまう。。

 

でもなぜか、今日に関しては過去のような気持ち悪さはなく、サラサラっとサラダを完食することができた。

 

その時のコンディションにもよるということか。

 

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パンはフランスパンのような形なのに柔らかいパンをチョイス。

この大きさでお値段1ドル(約103円)というのはお買い得。

 

これを相方と半分こして食べた。

 

ところでこの袋にはキューバーノ・ブレッド(つまりキューバのパン)と記載されている。

 

なるほど、やはりヒスパニックが多いなと感じたのはキューバからの移民か。

 

このキューバーノ・ブレッド、

外の皮の部分がツルツルとした変わった生地になっており、

それはまるで紙を食べているような舌触。

 

それがうまいのかと問われれば、もちろんうまくはない。

 

”キューバ人はこんな紙みたいなパンを食っているのか?”

 

と、ほんの少しだけキューバ人の日常に触れられた気がした。

 

ちなみに後に先にも、

このキューバーノ・ブレッドをウォルマートで見たのはこの時だけである。

 

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夕食後、一旦この駐車場を離れて他の商業施設にも訪れてみようと車を走らせた。

 

このドライブの目的が商業施設でのショッピングではなく、

今夜の寝床となる駐車場探しであることは言うまでもない。

 

なぜウォルマートという絶好の寝床があるにもかかわらずわざわざ他のところを探しに行くかというと、

それはここのウォルマート周辺の治安になんとなく不安を感じたからだ。

 

とは言ってもここはビーチリゾート地。

 

周りには高層マンションやリゾートホテルが立ち並び、それだけ見たらむしろ治安はよく思える。

 

しかし、

我々が感じたのはおそらくそこにいる人たちの人種によるものだったのだと思う。

 

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先ほど少し触れたように、

ここは本当にアメリカか?と思うほどヒスパニック系の人が多く、

話している言葉を聞いていてもスペイン語が頻繁に飛び交っている。

 

マイアミまで南下してくるとこれほどまで人種が変わってしまうものなのか。

 

よく考えてみれば、マイアミの目と鼻の先にはキューバが位置している。

 

デトロイトでは黒人、

シカゴやナッシュビルでは白人、

マイアミではヒスパニック。

 

アメリカを北から縦断するにあたって、

地域による人種の変化があまりにもハッキリとしていることに今更ながら気がつく。

 

さすが移民大国アメリカ。

もはやアメリカ人とは何なのかがよくわからなくなってくる。。

 

ちなみに写真にあるようなショッピングカートの散乱は、

どこのスーパーに行っても共通のことでもう見慣れている。

 

決してこの光景を見て治安に不安を感じたわけではない。

 

それにしても、なんでこのような有様になってしまうのか?

 

この散乱したカートどもに駐車を阻まれたこと数知れず。

 

ここでも日本のマナーってすごいなぁ、と感じずにはいられなかった。

 

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さて、他の寝床を探しにドライブに出かけた我々だったが、

他の商業施設の大型駐車場にはオーバーナイトパーキング禁止』の看板があったり、

周りの雰囲気がイマイチだったりと、、

 

最終的にウォルマートを上回る条件の駐車場を見つけることはできなかった。

 

まぁおそらくウォルマートにも『オーバーナイトパーキング禁止』の看板はどこかにあったのだろうが。。

 

こういうのって、実際にそれを見るのと見ないのとではだいぶ心情に差が出るものだ。

もちろん何も見ていないウォルマートの方がだいぶ気が楽だということは言うまでもない。

 

 

ドライブをしたついでに、その辺にあったマクドナルドに寄って一息ついた。

 

ここで頼んだコーヒーがまるで白湯のようなコーヒー。。

”2度とアメリカのマックでコーヒーなんて頼むものか!”、と思わされた。

 

ちなみに相方が頼んでいたホットチョコレート(いわゆるココア)も同じく白湯のように薄味。

おまけにぬるいという散々なものだった。

 

おそらく相方も私同様『2度と…ものか!』と思ったことだろう。

 

その分を取り返すと言ってはなんだが、私はここのマックに0時ごろまで居座ってやった。

 

再び車をはしらせウォルマートまで戻った時には、すでに日付は変わり深夜1時近くになっていた。

 

夕方とは違いさすがに人気は少なくなっていたものの、

『明らかに長時間駐車だろ』という車がウォルマートの店舗から絶妙に離れた位置にポツポツと停まっている。

 

我々もそれらの車に右へ倣えで、絶妙な位置を探し車を駐車。

そのまま座席をフラットに倒す。

 

このウォルマートが24時間営業だということも我々の心を軽くし、

特に余計な気を使うことなくすんなり眠りにつくことができた。

 

さすがにマイアミまでくると、シカゴあたりで感じていた極寒が嘘のように暖かい。

 

もはや寝袋は必要ない、と言っても過言ではない。

 

これからしばらくアメリカ南部を攻めていく予定なので、車中泊で凍え死ぬ心配はしばらくないだろう。

 

▼アメリカ横断(縦断)10日目までのルート★

 

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デトロイト→シカゴ→ナッシュビル→アトランタ→ウォルトディズニーワールド(オーランド)→ハリウッドビーチのウォルマート。

”意外にもあっさりと縦断してしまったことに少しびっくり。

アメリカ横断なんて余裕じゃん!と、慢心し始めてきた時期。”

 

▼次回記事(マイアミビーチへ)

 

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

アメリカ横断9日目②〜アニマルキングダム後編(ディズニーワールド)〜世界一周116日目★後半

フロリダディズニーワールド4大テーマパークの1つ、アニマルキングダムを訪れている我々。

 

"アジア"というエリアにある『カリ・リバー・ラピッド』というアトラクションに身体中びしょ濡れにされ、、

 

さすがに着替えのためいったん駐車場まで戻った。。

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

 

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 エントランスのところで何かを配っているお兄さんを発見。

 

それは先ほどインフォメーションで32枚ももらってしまった缶バッジだったが、

よく見ると先ほどのものとはデザインが違う。

 

これはアニマルキングダム限定のライオンが書かれたデザインだった。

 

お兄さんからこの缶バッジを3枚もらい、

我々が所持している缶バッジの合計は35となった。

 

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エントランスを出たらちょうど目の前に駐車場行きトラムが停車していた。

それに乗って駐車場へ。

 

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私は車の中でパンツを含むすべての衣類を交換した。

車の中で全裸になり着替えをするのはいつぶりだろうか。

 

衣類はびしょ濡れになってしまったが、フロリダの温暖で乾燥した気候ならすぐに乾くだろう。

車の中でなるだけ日当たりの良い場所を選び衣類を並べていった。

 

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着替えも完了しフレッシュな気分で再びアニマルキングダムへ。

行きとは違い、トラムがいつ来るかわからなかったので徒歩で向かった。

 

アニマルキングダム内にはなんとスターバックスコーヒーがある。

 

 

このスタバWi-Fiはなかった。

 

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フロリダのディズニーには日本と違いダッフィー感が圧倒的にない。

もはやミッキーマウスを凌ぐ勢いの人気ぶりはどうやら日本だけのようだ。

ゆえに、このようなダッフィーグッズもフロリダディズニー内では珍しい。

 

というか、なんで日本ではあんなにダッフィーが人気になったんだ?

もはやダッフィーランドかってくらいの人気ぶりは私には理解できない。。

 

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『パンガニ・フォレスト・エクスプロレーション・トレイル』

というアトラクションにやってきた。

 

ここはゴリラやカバなどアフリカに生息する16種類の野生動物に会えるいわば小型動物園。

 

エリア的には”アフリカ”内にあり、キリマンジャロ・サファリの隣に位置する。

 

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ここの目玉はやはりこのゴリラ

餌を食べながら、ちょいちょいこちらをギョロッと見てくるのが面白い。

 

ゴリラの動きや表情は、”中に人間が入った着ぐるみなんじゃないか?”

と思ってしまうほど人間味に溢れていた。

 

改めて、人間はこれら猿の進化系なんだなということを考えさせられた。

 

https://gyazo.com/cec7b1a382afa911101098aa510901b2

15時過ぎ。

おそらくディズニーランドでいうウエスタンリバー鉄道的なやつだろうと思い、

近くにあった駅から蒸気機関車に乗り込んだ。

 

もうちょっとでパーク内でパレードがあるらしいので、それまでの暇つぶし感覚で乗った。

 

しかし、機関車はあからさまにパークから遠ざかっていき戻ろうとする気配もない。

 

途中には倉庫が立ち並んでいて、そこには象やキリンなどの動物が飼育されていた。

 

”おいおい、ディズニーともあろうものが、こんな裏舞台見せちゃっていいのか?”

 

そう思ったが、

後で調べてみるとこれはキリマンジャロ・サファリで登場する動物たちの飼育小屋で、

あえてこのような裏舞台をゲストに見せつけているらしい。

 

ディズニーともあろうものが、と思ったのも、

それは逆にディズニーならではの魅せ方だったのだ。

 

ミッキーやドナルドたちが着ぐるみの頭の部分だけ脱いで裏で一服している光景と重ねてしまったことを反省した。

 

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機関車は10分経たないぐらいで『ラフィキズ・プラネット・ウォッチ』というエリアに到着。

 

ラフィキとはライオンキングに登場する長老的な猿のキャラクター。

 

地図を見ると、ここはパークの最果て。

 

日本でいう沖縄県みたいに本土からは少し隔離されている感じ。

 

まさかこんな所まで連れてこられるとは。。

 

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まぁ、せっかく来たのだからぐるっと見て回ろう。

 

この時点でパレード鑑賞は完全に諦めた。

 

ここは主に屋内での展示がメインとなっている。

 

写真向かって右側の猿がラフィキ

屋内ではラフィキとのグリーティングが行われており、なかなかの行列ができていた。

 

さすがはこのエリアの主人公。

ミッキーたちがいないところで人気を独占している。

 

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屋内ではタランチュラを見たり、

個室で自然と人間の共存についての音声を聞きながら仮眠をとったりして過ごした。

 

この個室での時間は非常に心地よいもので、

仮眠を取りたいがために2度も同じ音声を繰り返し聴いてこの個室に引きこもってしまった。

 

そして屋内施設を簡単に流し見した後は、

外に出てヤギや羊とのふれあいコーナーみたいなところへ。

 

ここは動物好きの相方が行きたいと言っていたエリア。

 

ブラシを使ってヤギなどの毛をブラッシングできる。

 

ここでは主に子供たちがはしゃいでおり、

中には強引にガッシガシブラッシングをかけている少女もいた。

 

怒ってヤギが少女に反撃しないか少し心配になったが、そこはヤギがじっと耐えているように見えた。

 

怒っていても反撃できないほど気が小さいのか、

あるいはその程度のことなら許してしまう大きな器を持っているのか。

 

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16時ごろ。

再び蒸気機関車に乗ってアニマルキングダム本土へ戻ってきた。

 

この壁に描かれたミッキーだけ見たらここは中国だ。

 

本場ともあろうものが、なぜこんなことになってしまったのか。。

あるいはこれはアフリカ的にミッキーを描いたらこうなるのか?

 

ちなみにパレードはとっくのとうに終わっている様子。

それでも相方はまだ『パレードは?』とボソボソ言っていた。

 

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 『パレードはもう終わったよ』と相方に教えながら向かったのは

『ダイノランドUSA』というエリア。

 

ここは右回りルートの最終エリア。

東京ディズニーランドでいうとトゥモローランドと同じ配置になる。

 

エリアに入るといきなり大きな恐竜の骨がまるで門のように我々を迎えてくれる。

 

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ここは他のエリアとはまったく違う雰囲気で、

動物園内にある遊園地エリアといった感じでどこかノスタルジック。

 

待ち時間が少ないかつそこそこ楽しめそうだったので、

『プライミーバル・ワール』というアトラクションに乗車した。

 

日本にもよくある”ネズミのコースター”系のアトラクションで、

ここの場合はライドがぐるぐるとスピンしながら急旋回、急停止、急発進がガタガタ行われる。

 

感想としては、まぁ富士急にある『マッド・マウス』よりは楽しめたかなという印象。

 

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こちらには化石になる前の恐竜が。

 

ダイノランドUSAにはライド系アトラクション以外にも、

日本のお祭りや縁日にあるゲーム屋台のアメリカ版みたいな店がたくさん散らばっている。

 

そこでバスケットボールのシュートゲームをプレイした。

 

テキトーに遊んでキャストが景品を持ってくるのを待っていると、

やってきたキャストから『君たち金は払ったかい?』と問われた。

 

なんと、さすがにここは無料じゃなかったか。。

 

『いや、払ってない。無料かと思ったんだ。』

 

『そうなのか。プレイするのは有料でチケットはあそこで買えるよ。今回はいいけど次はちゃんとチケットを買ってね。』

 

キャストはチケット売り場のワゴンの方を指差しながらそう言った。

 

試しにそのワゴンへ行ってチケット料金を確認してみたところ、なんと1プレイ5ドル(約515円)。

 

さすがは世界一の高い物価を誇るディズニー王国だ。

 

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もちろんその後チケットを購入して屋台遊びを楽しむことはせず、

特にやることのなさそうなこのエリアをあとにした。

 

本当はこのエリアの目玉である『ダイナソー』というアトラクションに乗りたかったのだが、運悪くこの時は運休中だった。

 

道中、グリーティング中のグーフィーとプルートに出くわした。

しっかりとサインまで書いてあげていて感心だ。

 

ちなみにグーフィーは本来左利き。

しかしこの時グーフィーがペンを握っているのは右手。

 

細部へのこだわりを大切にするディズニーにしては痛恨のミスをしてしまったのではないか?

それともグーフィーは実は両利きか?

 

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 プルートも負けじとサインを書く。

 

なんとも間抜けな体勢でサインを書くプルートに、私は思わず吹き出してしまった。

 

まぁ、視界の悪い着ぐるみを着てだし、

そもそもプルートは犬なのでサインの書き方がよくわかっていないのかもしれない。

 

いやいや、グーフィーだって着ぐるみを着ているし種族的にも犬ではないか。

 

顔の骨格だってプルートとほぼ同じ。

 

それなのになぜ両者の間にこれほどの姿勢の差が生まれてしまうのか?

 

プルートのめちゃくちゃな姿勢でのサイン書きを見ると、

グーフィーの人間味のあふれる非常に綺麗な姿勢でのサイン書きもちょっと笑えてくる。

 

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ダイノランドUSAから逆走してアフリカのエリアまで戻ってきた。

 

目的は17時公演をファストパスプラスで予約しておいた

『フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング』というミュージカルショーを観るため。

 

事前にここの評判を調べたら、

"このショーを見るためだけにパーク入場料を払ってもいい。"

と超絶賛を受けていた。

 

さすがにそれは言い過ぎだろうと思いながらも、

それがどの程度のものなのか、やはり期待せずにはいられない。

 

 

我々はファストパスプラスを予約していてその時間通りに行ったが、

すでにたくさんの会場前で人が列を作っていた。

 

どうやら入場できるのは開演の直前になってからのようだ。

 

 

ファストパスプラスを予約していても結構並ぶので、

ファストパスプラスに示された時間より早めに会場に足を運んだ方がよりいい席を確保できる。

 


*ここから先はネタバレ注意。

 

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扉が開きいざ入場。

円形の会場には扉がいくつかあったみたいで、四方八方からゲストが入場してくる。

我々は後続からの入場だったが、なんとか前の方の席を確保できた。

 

ちなみに最前列から数列までは予約席となっているみたいで、

本当に目の前で楽しみたい方は席の予約をした方が良さそうだ。

 

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ステージも円形で、どの位置からもそこが正面になるという嬉しいつくり。

 

まずはアフリカンなシンガー4人が司会進行役として登場。

 

大きく4つに区切ることができる座席エリア1つに対し1人のシンガーが担当。

 

それぞれのエリアに動物の名前を与え、その動物の鳴き声をゲストを含めたみんなで叫ぶことによって元気比べをし始める。

 

この時各エリアから1人代表者が選ばれ、

その動物の鳴き声をこの大観衆の前で披露するという、非常に恥ずかしい演出も用意されている。

 

そこまでがウォームアップみたいな感じ。

それが終わるといよいよショーは本編へと突入していく。

 

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ティモンとプンバが新たな司会進行役的な感じで登場。

その後続々と動物たちが登場し歌やダンスを披露する。

目の前に広がるはまさにプライドランドそのもの。

 

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このショーの大きな見せ場の一つとして、猿たちのアクロバットがあった。

 

トランポリン、鉄棒、つり輪、空中ブランコを駆使したアクロバットパフォーマンスは圧巻の一言。

 

さながらシルク・ド・ソレイユのようなパフォーマンスに私は見入ってしまった。

 

力強い生歌、壮大なスケールの動物達のダンス、圧巻のアクロバット。

 

評判通り、確かに素晴らしいショーだった。

アニマルキングダムを訪れたら足を休めるためでもいいので必ず観ておきたいショーだと思った。

 

さすがにこれだけのためにパーク入場料を払ってもいい

というのは言い過ぎだと思うが。。

 

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およそ30分ほどのライオンキングのショーに大興奮。

 

しかし相方はというと、睡魔に勝てず居眠りをしてしまったらしい。。

 

あんな大迫力なものを目の前によく寝れたものだな、と逆に感心してしまう。

 

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再びパーク内を徘徊し、アジアのエリアにやってきた。

 

この川に映る逆さエベレストの景色が綺麗すぎる。

 

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小屋前にはバックパックや寝袋、クッカーなどの登山道具がたくさんぶら下がっている。

こういう雰囲気はたまらなく好きなのだ。

 

 

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容量が違うものの、私と全く同じデザインのバックパックが柱にくくりつけられていた。

ちょっと、嬉しい。

 

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確かネパールかどっかの国のバスはド派手と聞いたことがあるが、

果たしてそれはこのような感じなのだろうか?

 

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正直、完全に暇を持て余している状態。。

そんな中、ふとエクスペディション・エベレストの待ち時間を見る。

 

なんとスタンバイで15分。

 

このような人気アトラクションでこれは短すぎる。

 

これは乗っておくしかないだろう、と、本日2度目のイエティー探索へと出発した。

 

内容を知ってしまっている以上、やはり1度目ほどの興奮はなかったが、

それでも十分に楽しむことができた。

 

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 エベレストを出ると再び何をしたらいいのか分からない暇人に戻る。。

 

とりあえず橋を渡りパーク中央に位置するディズカバリー・アイランドへとやってきた。

 

”そういえば、あのシンボルツリーの麓には行けないのか?”

 

と思い、木の方向を見つめながら歩いていると、

『イッツ・タフ・トゥー・ビー・ア・バグ』という

映画バグズライフ』をテーマにしたアトラクションが目に入った。

 

待ち時間もなさそうだったので入ってみた。

待ちレーンのコースはなんと、目指していたシンボルツリーの麓に続いていた。

 

しかもこのアトラクションが行われる場所はシンボルツリーの真下の地中。

 

つまりこのアトラクションに参加すれば麓に行けるだけではなく、

シンボルツリーの内部に侵入できるのだ。

 

アニマルキングダムというだけあって、

シンボルツリーの木の幹にはよく見ると様々な動物デザインが浮き上がっている。

 

アトラクションの形態としては、

東京ディズニーランドのミクロアドベンチャー』に似ている。

 

3Dゴーグルを装着したら昆虫と同じくらいの大きさになり、

主人公のフリックが虫たちの世界を紹介してくれる、といった感じのもの。

 

3D映像だけではないその他の演出も織り交ぜられていて、もはや4Dアトラクションだ。

 

日本には無いという新鮮味もあり、すごく面白かった。

 

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 日も暮れかけてきた頃。

まだまだ暇を持て余している我々はどこか夕日の見れるところを探していた。

そんな中、キリマンジャロ・サファリにもう一度乗ってみようという話になった。

 

本当はナイトサファリを体験してみたかったが、あまりにも暇すぎて日が完全に沈むまで待てなかったのだ。

 

キリマンジャロ・サファリ行ってみると、

なんとここも先ほどのエベレストと同様ガラガラ状態。 

 

しかも乗ってみると、

朝乗った時よりも動物たちの動きが活発だった。。

 

まったく、昨日から悪戦苦闘していたファストパスプラス争奪戦はなんだったんだ。。

 

そしてこのアトラクションに乗っている時に垣間見れた夕焼け空が、

今までに見たことないくらいにピンク色をしていてかなり綺麗だった。

 

”ちくしょう、こんなに綺麗な日の入り風景は滅多にないのに、

なんで私はこんな車に乗せられ人工サバンナをぐるぐると走り回っているんだ。。

普段なら自分で運転して夕日が綺麗に見えるところまで走っていくのに。。”

 

 

贅沢な話だが、

今この瞬間に自分がディズニーワールド内に収容されていることに少しがっかりした。

 

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19時30分。すっかり日が沈みこの王国も闇に包まれた。

 

そんな頃、本当にやることがなくなってしまった我々は、

なんと本日3度目のエクスペディション・エベレストに乗っていた。。

 

今回は夜ということもあってパークの夜景が垣間見れた。

しかしその他の内容は過去2回のライドと全く同じ。(当たり前だ)

 

若干飽きてきた感はあり大興奮とまではいかなかったが、

それでも本日最後のアトラクションとしていい締めくくりになった。

 

いい感じに締まったところで、もう帰ろうと出口に向かう。

 

シンボルツリーである『ツリーオブライフ』の前に差し掛かったところで、

何やら人だかりができていることに気づく。

 

どうやら、もうすぐこのツリーで何か見世物が行われるらしい。

 

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もちろんここでその見世物を鑑賞。

その見世物とは昨日のシンデレラ城同様、プロジェクションマッピングを使ったものだった。

 

このプロジェクションマッピングは複数回行われているみたいだったが、

上映と上映の間隔が非常に短かかったのでせっかくなのでそのまま2度鑑賞していった。

 

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20時15分。

アニマルキングダムから脱走。

 

滞在時間は昨日のマジックキングダムより短かったものの、

アニマルキングダムの方が暇を持て余している時間が多かったな。

 

それだけ見どころの質、量に差があるということか。。

 

今日に関してはプラス60ドルくらい払って購入出来るホッパーオプション

(4大パーク間を自由に行き来できるオプション)

の必要性を理解できた。

(それでも60ドルというのは高い。。)


それほど混雑していなかったトラムに乗り駐車場へ。

駐車したエリアは"ダイナソー"。

 

そこでトラムを下車し車を探すのだが、

どこに駐車したかはっきりと覚えていなかったためここでしばらく駐車場内をさまようことになる。。

 

アメリカの駐車場は広大なので、大体の車のキーには押すと車から爆音が鳴り響くボタンが付いているのだが、

なぜか我々がレンタルした車ではそれらしきボタンを押しても何も鳴らない。

 

仕方がないのでトランクを開けるボタンを押しながら駐車場を徘徊した。

 

もし車に近づいた際はいきなりトランクが "ボンっ"と開くはず。

(爆音に比べて非常に気付きづらいが。)

 

10分くらいはうろちょろしていただろうか。

 

ようやく車を発見し、直ちにこの夢の王国から立ち去った。

 

そう、今日はウォルマートの駐車場なんかよりずっといい寝床が我々を待っているのだ。

 

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到着したのは一昨日泊まったところと同じ、

マグナソン・ホテル・キシミー・メインゲート。

 

一昨日が2人で3287円だったのに対し、今回はなんと2人で2380円。

およそ1000円も値段が違う。1人1泊1190円。)

 

しかも前回は第2棟でワイファイがクッソ弱かったのだが、

今回はロビーに近い第1棟の部屋に宿泊できたのワイファイのつながりも良好。

 

部屋も広く、駐車場と朝食も無料なので文句なしだろう。

 

この快適空間で、2日間に及ぶディズニー王国散策の疲れをゆっくりとに癒す。

 

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今回フロリダディズニー4大テーマパークのうちマジックキングダムアニマルキングダムを回ってみて、

やはり日本のディズニーの質の高さを実感した。

 

子供の頃から『フロリダのディズニーワールドはすごい』という話をテレビなり知人なりからされてきた。

確かにすごいが、そのすごさの主な部分は約122k㎡という広大すぎる敷地にあるのだと思う。

 

大きなテーマパークが4つもあり、

大きなプール施設が2つ、ゴルフコースが6つ、リゾートホテル等が20もあり、

その大きさは山手線内側2つ分が丸ごと入ってしまうほど。

 

そんなモンスター遊園地でも、

接客、清潔度、ゲストのマナー、アトラクションのクオリティー、イベント感など、

様々な面から見て総合的には東京ディズニーより質は劣ると感じた。

 

まぁ我々の場合、

言葉が通じるか通じないかという差が無意識的にものの見方に影響していた可能性は大いにあるが。

 

もちろん、我々はホテルにすら泊まってないし、この巨大リゾートのほんの一部しか見れていないので、あくまでも見た範囲での感想である。

 

あ、それでもファストパスプラスシステムほぼパーク全域にわたる無料ワイファイ(使い勝手はあまり良くないが)、ディズニーアプリとのリンクシステムなどのテクノロジー面では東京よりフロリダの方が進んでいると思わされたな。

 

まあ簡単に感想を言うと、

まだ訪れていない残りの2つのテーマパーク(ハリウッドスタジオエプコット)にもいつか訪れてみたいが、まだしばらく経ってからでいいかな。

今回訪れた2つ、特にアニマルキングダムはもういいかな。

といった感じ。

 

つまりは一生に1度は4大パーク全てに行ってみたいな、ということだ。

(感想が普通。それってたいていの人が思っていることなのでは。。)

 

そしてそのためにわざわざ時間と金を作ることは、この先数十年はないだろうな、と思った。

 

▼次回記事(マイアミへ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com