昨日はクリスマス当日のニューヨークを歩き回り、街は綺麗だったが歩き疲れてしまっていた我々。
今日は買い物メインの日程でゆったりとした時間を過ごそうと考えている。
(1ドル=約117円 2016年12月26日。)
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◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓
朝は10時過ぎと遅めの目覚め。
まずはキッチンへ行き、コーヒーを入れる。
その後シャワーを浴びたり部屋でゆっくり外出の準備などをした。
13時。外出。
宿を出たら大量のゴミが捨てられていた。
今日はゴミの日か?
今日は歩いて野球球団ニューヨーク・ヤンキースの本拠地であるヤンキー・スタジアム前の地下鉄駅へ行き、そこからダウンタウン方面へ行くことにした。
現在我々が滞在しているブロンクスの宿からヤンキースタジアムまでは、
徒歩わずか10分ほどと近距離にあった。
我々は野球にあまり興味がないが、野球ファン、特にメジャーリーグ好きにとってはたまらない立地なのではないだろうか。
主張の強いマクドナルド。
そのマクドナルドの隣にはマクドナルドの壁画。
すぐに地下鉄に乗ってしまったため、ヤンキー・スタジアムの外見をじっくりと見ることができなかった。
後日またゆっくりと訪れてみたいと思う。
13時50分。
オレンジラインに乗って、ブロードウェイ・ラファイエットストリート駅で下車。
駅から出たらまず、この辺りの雰囲気にびっくりする。
(ロウアー・マンハッタンエリアかな。)
見渡す感じ、ファッション系のお店が立ち並んでいて賑わっている。
”お、ここなら何かいいものを発見できるかもしれないぞ。”、と思った。
買い物時にあいにくの天気というのがちょっと残念だが。
まず向かったのは駅からすぐ近くの『REI』というアウトドア用品のお店。
アウトドアに興味のある我々は、旅中、特にアメリカ横断時あたりから大規模なアウトドア用品専門店というものを探し求めていた。
カナダとかで何軒かそういうものを見つけて足を運んでいたが、そういうお店はそうそう見つかるものではなく、満足いくまでの店にはまだ巡りあっていない状態だった。
大都会ニューヨークなら大きなアウトドア用品店の一つや二つくらいすぐに見つかるだろう、と思い検索して見つけたのがこの『REI』というお店なのだ。
扉を開けて店内に入ると広々とした空間が広がっていいる。
これは確かに大規模店だ。
アウトドア用品店に少し飢えていた感すらある私のテンションは一気に上がる。
こういう時、”店にある商品を1品1品全部見ていってやるぞ。”、という気分になる。
1品1品見るのはさすがに面倒くさいので早々に断念していたが、
ハンモックや手袋やらブーツやら、いろいろな商品を見ながら買い物を楽しむ。
(ウィンドウショッピング)
15時。
朝から何も食べていないのでさすがに腹が減り、一旦アウトドア用品店をでて飯を食べに出かける。
徒歩で向かったのはここ、
『Artichoke Basille's Pizza(アーティチョーク・バジルズ・ピザ)』というピザ屋さん。
ニューヨーカーにも大人気のピザ屋さんらしく、この時間なのに店の前には列ができていた。
本当に人気店なんだな。
◉Artichoke Basille's Pizza(アーティチョーク・バジルズ・ピザ)の場所↓↓
*ここだけでなく、ニューヨーク内に何店舗か展開している。
とりあえず列に並ぶ。
店内は非常に狭い。
食べるスペースもわずかしかなく、ピザを買った後店の前で立ち食いしている人たちもいる。
雨が止んでいてよかった。
メニュー。
もちろん店のウリは店名にもなっている『Artichoke(アーティチョーク)』。
列に並ぶこと約10分。
ようやく我々の番。
ショーケースには大きなピザが並べられている。
メニューと照らし合わせ、どれがどれでいくらするのか確認してからオーダーする。
注文するとショーケースからピザを取り出して、大きなオーブンで温め直して提供してくれる。
15時30分。今日の昼飯。
左は『Meatball(ミートボール)』4、75ドル(約555円)、
右が名物『Artichoke(アーティチョーク)』5ドル(約585円)。
ミートボールはトマトソースとチーズ、肉のオーソドックスでシンプルな味わい。
アーティチョークはクリームソースでシチューもしくはグラタンのような味がした。
もちろん両方ともすごく美味しい。
オーブンで温め直してくれているので生地はカリカリで熱々。
まるで出来立てのような仕上がりだ。
そしてこれ1枚(1ピース)がすごくデカくてボリューミー。
腹にたまりやすく、これ1枚で相方は十分お腹いっぱいになったとか。
”混雑していたので立ち食いかなぁ。”、
と思っていたが、運良く席が空いたのでそこに座って食べることができた。
あまりにもピザがでかすぎるので、皆ピザを紙皿に乗せたまま持ち上げてかぶりついている。
美味しいピザにお腹も心も満たされ大満足だった。
そういえば、
メキシコサンクリの日本人宿、カサカサのオーナーに聞いた『ニューヨークの1ドルピザ』というのも早く食べてみたい。
そこらじゅうに1ドルピザを売る店はあるらしく、ニューヨークに住んでいたオーナー曰く、
『ニューヨークのいろんなピザ屋でピザを食べたけど、なんだかんだ1番うまく感じたのは1ドルピザだった。』と言っていたから余計に気になる。
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16時。
ピザを食べ終えて適当に歩き、スーパーマーケットに寄った。
自炊に使えそうなものやクリスマスケーキの売れ残り(?)を見ながら店内をうろうろした。
16時20分。
スーパーを出て歩いて向かったのはパタゴニアショップ。
歩いていて、
本当にこのエリア一帯は洋服屋さんなどが密集しているショッピングエリアだな、と感じた。
パタゴニア、ノースフェイスなどの人気ブランド店に足を運び、カウントダウンの時に着用する防寒着を見て回る。
これらのブランドのものは結構根が張る。
日本に帰ってからも着たいので、本当にいいものがあれば購入しようかな、なんて思いながら見て回ってた。
『Made by Google』というグーグルショップがあったので入ってみた。
アップルストアは何度も入ったことがあるけど、グーグルショップは珍しい。
ここニューヨークの店舗は今年(2016年)の10月20日にオープンしたばかりだという。
バーチャルリアリティ(VR)を体験できるグーグルのヘッドセット『Daydream View(デイドリーム・ビュー)』。
その体験コーナー。
そして気になったのがこちら、『Google Home(グーグルホーム)』と言うコーナー。
我々は外から見ていただけだが、ここはグーグルが開発したセンサーが家電などにリンクしていて、
声を発してそのセンサーに命令することによってスイッチがついたり消えたり、火力調整ができたりというスイッチ不要な近未来的な家を体験できるコーナー。
今後何年何十年先の未来を見ているようで面白かった。
すごく近未来的な空間が広がっていて、その場にいるだけで面白かった。
さすが天下のグーグル先生。
16時45分。
ユニクロへ。
店内はすごく広かった。
ちょうどセールをやっていて、人がたくさんいた。
本来は15ドル(約1755円)くらいするニューヨーク限定のデザインTシャツが、
セールで5.9〜9.9ドルにまで値下げされていた。
それにしても、このコーナーの散らかりようはひどかったな。。
スタッフが服を丁寧にたたんでいる傍、お客さんがどんどんやってきて容赦なしに服を広げて散らかして行く。
たたむスピード1に対してお客さんが散らかすスピード10と言った感じ。
たたんでもたたんでも減らないどころか、その差はどんどん広がっていくばかり。
”ついさっきたたんでいた服をまたたたんでるぞこの人っ (笑) ” って感じ。
さすがのユニクロスタッフも半ば諦め気味で、急ぐ気配など微塵もなくゆっくりマイペースで洋服をたたんでいた。
その間にもお客さんがやってきてたたまれた服をどんどん広げていく。
なんか見ていて面白い光景だった。
ここのユニクロには小さいながら本コーナーもあった。
椅子もあったので、この広い店内を歩き疲れたらここに腰掛けて休憩できる。
パタゴニアだノースフェイスだ偉そうに言ってたが、
結局ユニクロで防寒着を購入。。
デザイン、機能性、値段をすべて考慮して考えると、やはり最終的にはユニクロ最強説というのが浮上してくるのだ。
私はヒートテックのフリースと暖パンと、先ほど紹介したニューヨーク限定デザインTシャツを購入。
詳細は後ほど。
18時。外はもう真っ暗。
主にユニクロ内を歩き回ったことにより足が疲れたので、ユニオンスクエア駅まで地下鉄で移動。
乗り放題メトロパスを持っているとこういう時もためらいなくメトロを利用できるので便利。
ユニオンスクエア駅前の『WHOLE FOODS(ホールフーズ)』というスーパーマーケットへ。
ここで1日遅れのクリスマスケーキを物色。
美味しそうなケーキがたくさんあるが、やはりどれもそれなりの値段がするな。
ついでに店内を適当に見学。
これはデリ。
新鮮な食材と豊富な品揃えが魅力。
普通のスーパーは地下にあった。
新鮮な食材を取り揃え自然食品にこだわるホールフーズは、普通のスーパーと比べると高級志向のスーパーになる。
日本でいう成城石井のような存在か。
テキサスを中心に全米で300店舗以上を展開しており、
自然食品スーパーだと売り上げ全米ナンバー1なのらしい。
喉カラカラだったので、ここで水を0.64ドル(約74円)で購入した。
連日大繁盛のホールフーズはレジオペレーションが独特でおもしろい。
まず、レジと並ぶレーンは完全にエリアが分けられている。
お客さんは色分けされたレジ待ちレーンに並び、順番が来たら頭上のモニターが『何色レーンの方は何番レジへ。』のように誘導してくれる。
左のレーンから順番に呼ばれ、右端まで行ったらまた左端に戻るという方式になっているので、
あるレーンに極端に人がたまってしまう、なんてことはなく均等に列を作り出すことができている。
日本でよくある、少しでも空いているところを探しレジ前であっち行ったりこっち行ったり、という現象は起こりづらい。
(というか、レーンが囲われているのそんなことでできない。)
万国共通である『色』と『数字』をうまく利用してこのようなスマートなレジを実現していることに関心した。
18時40分。
ユニオンスクエア駅からブルックリンの宿までメトロで帰る。
帰り道、昨夜と同じセブンイレブンで『2本買ったら半額のジュース』を2本買って帰った。
2本で1.08ドル(約126円)。
19時30分。宿に到着。
先ほどユニクロで私が購入したものはこちら。
『BLOCKTECH pants』(暖パンみたいなの)29.9ドル(約3498円)、
『HEATTECH T-shirt』(フリース)19.9ドル(約2328円)、
『SPRZ NY T-shirt』(アンディーウォーホルのデザイン)9.9ドル(約1158円)。
トータル59.7ドル(約6985円)のお買い物だった。
税金も高そうなイメージのニューヨークだが、
実は服や靴などの衣料品に関して言えば110ドル以下の品物に対しては消費税は免除なのらしい。(合計110ドル以下ではなく、1品110ドル以下)
物価の高いニューヨークで、これはうれしい。
しかし、
以前カナダのトロントのユニクロで同じフリースが19.9カナダドル(当時レートで約1532円)で売っていたので、
フリースはカナダで購入していた方がはるかに安かったということになる。
まぁ、必要な時に必要なものを必要なだけ購入するのがベストなのだ、と自分に言い聞かせることにしよう。
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22時30分。
そろそろということで、先ほどホールフーズで購入したケーキをいただく。
昼間食べたアーティチョークピザがまだ腹にたまっているので、今日の夕食はこのケーキだけで十分だった。
1日遅れのクリスマスケーキ。
私の好きないちごタルト。料金は22ドル(約2574円)。
見た目はいいが、味は正直期待していたほどではなかった。
日本でこの値段を出せばもっと美味しいいちごタルトが食べられると思う。
23時30分。
その後部屋へ戻り、なかなか寝付けないのでYouTubeでも見て時を過ごすことに。
私の好きなフードファイター、小林尊は現在ニューヨーク在住ということなので、
街でばったり見かけたりしないかなぁ、なんて思いながらユーチューブを見る。
一度でいいからあの豪快かつスピーディーな食べっぷりを生で見てみたい。
さて、明日はオードリー・ヘップバーン主演の映画『ティファニーで朝食を』の舞台となった5番街にあるティファニー本店方面にでも行ってみようかな。
★次回記事↓↓
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▼アメリカ横断まとめ【完全版】