2人で地球を旅行中。(カップル世界一周ブログ)

カップル世界一周ブログ。初海外が世界一周のアラサー女子と海外経験まぁまぁの20半ば男子の旅の東西南北世界見聞録。どこへ行くかはお金と気分次第。海外の情報や日々の生活を書き留めます。

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ニューヨーク7日目①〜無料自由の女神・ウォール街・ワンワールドトレード〜 世界一周190日目★前半

12月30日金曜日。ニューヨーク7日目。

 

昨日は遅い時間にお出かけし、主にショッピングをして時間を過ごすという比較的ゆるい1日だった。

 

今日はとりあえずニューヨークといえばの観光スポット、

自由の女神を無料で見に行こうと思っている。

 

その後の予定は未定だが、

夜には『ダイカーハイツ』というとにかく派手で豪華なクリスマスイルミネーションが施された家が密集しているエリアへ行ってみたいと思っている。

 

(1ドル=約117円。 2016年12月30日。)

 

▼前回の記事 

earthtravel.hatenablog.com

◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝7時20分起床。久々の早起き。

8時30分頃キッチンへ行き朝食をとる。

今日はメキシコで買ったトルティーヤにバナナを挟んみ、いつもとは少し違うクレープ風の甘い朝食に挑戦してみた。

 

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まぁまずくはないが、チョコレートソースとかあったらサイコーだったな。

いつも似たような朝食メニューになってしまいがちなので、たまには趣向を変えるのもマンネリ化を避けるためにはいい。

昨晩スーパーでジャケ買いしたチョコバナナジュースはまずくはないが予想以下の味だった。

個人的にはもっとチョコレートの甘さがありマイルドな味を期待していたのだが、そうではなく逆に酸味がある感じだった。

 

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外出前、昨晩購入したカウントダウン用のオムツの箱を開ける。

ぎっしりと12枚詰まっている。

 

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こんな感じ。

ニューヨークでの最大の目的であるタイムズスクエアのカウントダウンは、早いものでもう明日に迫っている。

オムツを履くことなんて赤ちゃんの時以来20何年ぶり。

当たり前だが、当時のオムツの履き心地など全く覚えていない。

私はその履き心地を確かめるため(思い出すため)、カウントダウン前日である今日1日はこのオムツを履いて生活してみようと考えた。

試しばきってやつだ。

これは20何年前の過去を思い出すのと同時に、50年後くらいの未来を先取りすることも兼ねている。

そしてせっかく12枚もあるのだから使わないと勿体無いし、少しでもオムツの感覚に慣れておいた方が明日違和感なく過ごせるだろう。

とりあえず履いてみると、思ったほどその履き心地は悪いものではなかった。

これなら今日も平常心を保って生活できそうだ。

すきあらば今日試しに漏らしてやろうか、とさえ思っている。

 

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11時。

『Bowling Green Subway Station』で地下鉄を下車。

 

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歩いてスタテンアイランド行きのフェリー乗り場へ。

場所はバッテリーパークの隣。

フェリー乗り場は結構大きくて立派な建物だった。

 

◎フェリー乗場の場所↓↓

 

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階段を上がり乗り場へ。

人の流れについていけばなんとなくわかる。

フェリーは無料で乗ることができるので、窓口などへ行ってチケットを購入する必要はない。

そのまま乗り場ゲートまで行ってフェリーに乗り込んでしまえばいい。

このフェリーはもともとはスタテンアイランドに住む人々の移動手段なのだが、現在では無料で自由の女神を見ることができる』と観光客も多く乗り込むようになっている。

24時間運行で、週末やラッシュアワー以外は30分に1本の間隔で運行しているからかなり便利。 

 

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11時10分。

乗り場のゲート前にはフェリー待ちの人で溢れていた。

ゲートが開かれるまでしばらく待つ。

 

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11時30分。

ようやくゲートが開きフェリーに乗り込む。

 

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自由の女神が見えるのは船の進行方向右側。

デッキにはすぐに人が溜まった。

 

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人が乗り終わるとすぐに出航。

さらばマンハッタン。

またすぐ戻ってくるから、そのまま待っとけよ。

それにしても、出航したらデッキに吹く風が一段と強くなり寒さが半端ない。

 

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11時40分。

そろそろ自由の女神に近づいてきた。

皆、極寒の中カメラを構えシャッターを切り始める。

 

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これが自由の女神。

空が晴れていたらもっと最高だったが、雨が降らなかっただけよしとしよう。

 

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正面。

自由の女神が立っているリバティー島にはたくさんの人が上陸しているのが見える。

リバティー島に上陸するには、リバティー島行きの有料フェリーに乗る必要がある。

下記公式サイトで18.5ドル(約2164円)から チケットは販売されている。

www.statuecruises.com

 

乗り場で当日券を購入することも可能らしいが、時期によってはチケットを買うだけで2時間以上並ぶこともあるらしいので、オンラインで事前に購入しておいたほうが無難だろう。 

 

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12時。

マンハッタンを出て約30分の船旅が終了し、スタテンアイランドに到着。

ここで面白いのが、乗客のだいたいがフェリーを降りたら再びマンハッタン行きのフェリー乗り場へ直行するということ。

我々を含め、そういう人たちはほぼ100%の確率で観光客だ。

すぐにマンハッタンへ帰るならこの流れについて行けば良い。

 

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人の流れに身を任せ、歩いてマンハッタン行きのフェリー乗り場まで来た。

たぶん12時発のフェリーがまだ待機していた。

マンハッタンから来た自由の女神目当ての観光客の到着を待っているかのようだった。

 

 

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さっきマンハッタンからやってきてフェリーを降りたばかりなのに、数分後にはまたマンハッタン行きのフェリーに乗る。

何やってんだろうって感覚になる。

 

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人が乗り終えたらフェリー出航。

デッキは本当に寒かったので、帰りはできるだけ船内で過ごすことにした。

マンハッタンに到着したら、本日は相方と別行動をとることにした。

お互い不穏な空気になってしまっていたからだ。

昨日仲直りしたばかりなのに、、ダメだこりゃ。

お互い1日1人になって色々と考える必要があるだろう。

 

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12時40分。

一人になった私は『Bowling Green Subway Station』付近で行列を発見する。

行列の先を見るとそれは『Charging Bull(チャージング・ブル)』というブル(雄牛)の像に並ぶ列だった。

あの有名なウォール街の近くにあることから『Wall Street Bull(ウォール・ストリート・ブル)』とも言われるらしい。

 

◎ブルの場所↓↓

 

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なんでも、1989年12月の株価大暴落の時に相場を活気付けるためにモディカさんというイタリア系アーティストが作成し、証券取引所前のクリスマスツリーの前に勝手にこのデッカいブルを置いちゃったらしい。

無許可なのですぐにそれは撤去されたのだが、紆余曲折を経て現在の場所に落ち着いたらしい。

 

ちなみに投資の世界には『ブル・ベア』という言葉があり、

ブルは雄牛がつのを下から上へ突き上げる仕草から相場の上昇を表し、逆にベアはクマが前足を振り下ろす、または背中を丸めている仕草から相場の下落を意味している。

 

このデッカいブルの像はもちろん暴落時、相場の上昇を祈願して作られたもの。

 

そういえば昔、

私の先輩が『ブルのゴールデンボールを触るとお金持ちになれる。』という話をしていたが、その黄金の玉を触っている人は見かけなかったなぁ。

とにかく、

このブルと一緒に写真を撮ろうとする観光客たちで混み合っていた。

みんな新年に向けて運気を上げておこうという考えか。

 

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私はそのままウォール街へ突入。

ニューヨーク証券取引所前には大きなクリスマスツリーが。

 

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ニューヨークといえばロックフェラーセンター前のツリーに注目しがちだったが、この証券所前のツリーもかなり大きくて見ごたえ抜群。

来てよかったと思った。

 

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ニューヨーク証券取引所の斜め前に位置しているのが『フェデラル・ホール』

ここはアメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントン大統領就任式が行われた場所なのらしい。

 

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外に立っているワシントンの銅像だけでなく、ホール内にもワシントンにまつわるものが多く展示されていた。

 

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中に入ると、まず現れるのは高い天井のホール。

 

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テキトーに内部を見学して、椅子に腰掛け足を休める。

さて、今日はこの後どこへ行こうか、ということを考える。

 

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13時20分。ホールを出る。

ホールから見える証券取引所とクリスマスツリーの景色。

 

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そして私の目の前には初代大統領ジョージ・ワシントンの銅像。

 

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ウォール街の標識。

 

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とりあえず私はウォール街を歩いた。

年末のホリデーシーズンなので、金融マンというよりは観光客がたくさん歩いていた。

  

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ウォール街を抜け海に出た。

再びウォール街を引き返す。

 

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13時45分。

目の前に現れたのがトリニティー教会。

ウォール街を真直ぐ歩いてくるとここにぶちあたる。

 

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内部。

綺麗だった。

柱に飾られたシンプルなリースがいい。

 

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14時。地図を見ながらやってきたのはワールド・トレード・センター跡地。

『グランド・ゼロ』とも呼ばれている。(爆心地という意味。)

2001年9月11日に起きた同時多発テロ(9.11)で飛行機が高層ビルに突っ込んだ現場だ。

当時小学生だった私はテレビでそのニュースを見た時、『遠い国で起きたよくある事件』っていう感覚で特に何も思わなかったのだが、大人になった今考えるとめちゃんこヤバい事件だったんだな、と。

ビルに旅客機が突っ込むとか恐ろしすぎる。

旅客機が突っ込んだビルは2本なので、跡地も隣り合わせで2箇所ある。

 

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ワールド・トレード・センター跡地付近に建てられ、2014年11月に開業したのがこの『ワン・ワールド・トレード・センター』。

 

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高さ541メートルの104階建。

100〜102階の展望台の入場料金は公式サイトで見ると34ドル(約3978円)とビルにも負けない高さ。

 

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中に入るだけなら無料で行けないかな、と思い入り口に行き様子を見てみるが、どうやらそれは難しそうな雰囲気。

 

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ご覧の通り、長蛇の列。

とりあえず入るだけってのはできないのかな。

 

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ワンワールドトレードセンターは外から見るだけにし、大きい通りを挟んだ向こう側に見えた『Blookfield Place(ブルックフィールド・プレイス)』という大きなショッピングモールっぽいところへ行ってみた。

すごい人がいっぱいいて、おしゃれで自由な空間が広がっていた。

フードコートもおしゃれだったが、その分値段は高い。

寿司など日本食の店も出店していたな。

当然、私はそれらの店を見学するだけでその場を後にした。

 

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この皆が階段に座り込んで休んでいる光景が欧米っぽくていい。

広場でも大学でも施設内でも、階段に座り込むのはこの人たちにとっては一般的なのか。

日本だったら『こら!階段に座るな!』と怒られてしまいそうだ。

 

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適当に歩き回っていたら、”近代的なすごい空間”に抜けてきた。

どうやらここはワールドトレードセンターの地下鉄駅に併設されているショッピングエリアみたいだ。

ちなみに、ニュージャージーへ行く『PATH』という電車はこの駅から出ていた。

 

 ここも景色と雰囲気だけ見て楽しみ適当に歩く。

そして繋がっている地下鉄駅から地下鉄に乗りこのエリアを離れた。

次に目指すのは美味しいニューヨークチーズケーキが食べられる『Two Little Red Hens』というニューヨーカーにも人気のカフェだ。 

 

▼次回記事(ダイカーハイツ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼タイムズスクエアカウントダウン情報

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

スペイン、バレンシア 〜Reina12Guesthouse〜 おすすめ宿情報★

スペインのバレンシアで泊まった宿、

 

『Reina12Guesrhouse』の情報です(^o^)

 

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この宿はバレンシアの観光名所、サンタマリア大聖堂のすぐ側にあり、周辺にはお店もたくさんあります!

少し距離はありますが、長距離バスターミナルまでも歩いて行ける距離です(^^)

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ニューヨーク6日目〜主にショッピング。1ドルピザとカウントダウン用のオムツ購入。〜 世界一周189日目★

12月29日木曜日。ニューヨーク6日目。

 

昨日は一人でブロンクス観光をしヒップホップゆかりの地を巡ってきた私。

 

今日は観光の予定は特になく、買い物中心の1日になる予感。

 

(1ドル=約117円 2016年12月29日。)

 

▼前回の記事

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▼タイムズスクエアカウントダウン情報

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朝10時すぎに起床。

 

昨夜は相方と喧嘩していて部屋に戻りたくなかったためリビングのソファーで寝ていた私。

 

私の体にかけられているブランケットを見ると、

昨夜遅くにオーナーの奥さんがここにやってきてブランケットをかけてくれた記憶は夢ではなかったようだ。

 

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11時30分。部屋へ戻り仲直り。

一晩それぞれで頭を冷やしたからな。すぐに仲直りできた。

 

その後はキッチンへ行き朝食。

いや、これは朝食というより昼飯か。

メニューはトマト、キャベツ、ベーコン、玉ねぎ、チーズのサンドイッチ。

いつもより具沢山でちょっぴり豪華。

 

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『水曜どうでしょう』のアフリカ編を見ながら朝食を。

ここ数日は朝食時はそれを見るのが日課になりつつある。

 

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14時。外出。

本日もあいにくの天気。

今はいいけど、2日後のカウントダウンの時はいい天気であってほしい。

 

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今日は特に観光はせず1日を買い物に費やす予定。

 

ニューヨークに買い物をするところはたくさんあると思うが、

我々がついいつも訪れてしまうのはロウアー・マンハッタンのファッション系の店が集まっているエリア。

 

『ニューヨークで買い物するならここでしょっ』

 

と、言いたいところだが、

他のショッピングエリアを調べて新しいところを開拓するのが面倒くさいっていう話も実際あったりして。

 

まぁとりあえず、相方はずっと欲しいと言っているブーツを探し歩く。

 

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さらに相方はコートも欲しいと言っていた。

タイムズスクエアでのカウントダウン時にも使えて、日本帰国時にも使えるものが欲しいと。

 

結構前から探しているが、なかなかお気に召すコートが見つからない様子。

 

結局は、カナダのバンクーバーのノースフェイスショップで見つけたカーキ色のコートが一番良かったのだと。

earthtravel.hatenablog.com

 

カナダドルが安い時だったので、あの時買っておけば良かった、とすごく後悔している様子。

 

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”アウトドアショップ”で検索して出てきた店に行ってみると、

そこはキツネのロゴが印象的なヨーロッパでよく見かけてブランド

『Fjällräven(フェールラーベン)』の専門店だった。

 

先日、ユニクロでカウントダウン時に着る防寒着はだいたい購入済みの私は、

特に洋服関係で欲しいものはなかった。

 

それゆえ今日は主に相方の買い物に付き合う形になる。

(だいたいいつもそうだが。)

 

普段なかなか”この服欲しい!”とならない私だが、ここに展示してあったズボンには少し惹かれた。

 

長ズボンが半ズボンになる取り外し可能式ズボンだが、このブランドのものは全くダサく見えない。

 

”これなら履いていても釣り人に見えない。”

 

そう思って値札を見てみると、225ドル(約26325円))と書いてあった。

 

ちょっと高すぎるかな。。

 

残念ながら、これは私にとっては簡単に購入できる代物ではなかった。

 

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その後は私の用事でアンダーアーマーショップへ。

 

前にも説明した通り個人用ではなく、普段からお世話になっている日本の友達用のお土産を探しにだ。

 

どんな風なのがいいか友達に直接見てもらうため、何着か候補を選び、写真を友達にラインで送って好みを探る。

 

アンダーアーマーショップにワイファイが飛んでいれば電話してリアルタイムで意見を聞くことができたが、残念ながらここにワイファイは飛んでいなかった。

 

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16時30分。

いろいろな店をはしごして外へ出てみると、雨模様だった空はすっかり晴れ模様に。

ちょうど夕暮れの時間帯で空がオレンジに染まっててすごくきれいだった。

 

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きれいな茜雲を見ながら徒歩で向かったのは、先日も訪れているアウトドア用品ショップ『REI』

 

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とりあえず店の入り口のところに置いてあったノートに2017年の抱負を書き込む。

 

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ここで私は手袋を購入することにした。

これは短い目で見ればタイムズスクエアでのカウントダウン用だが、帰国後真冬の日本をバイクで走り回る時のことも考えての購入だ。

 

なので街歩き用と言うよりはスキー・スノーボード用のガチな防寒手袋を希望し購入した。

 

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最後の最後までノースフェイスのスタイリッシュでそれなりにおしゃれな手袋と迷ったが、結局はデザインより暖かさを重視してバートンのものを購入。

 

カウントダウンの時はノースフェイスの手袋でも十分いいかもしれないけど、

真冬のバイクは本当に凍傷になる勢いで寒いからな。

 

見た目より実用性重視の結果と言える。
  

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相方は靴コーナーでちょっと変わったおしゃれな靴を発見していた。

 

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靴のトップの部分が絞れるようになっていて、さらにそこに靴ひもを巻きつけて縛るというスタイル。

 

隙間風など入ってこず暖かいというわけか。

 

デザイン的にはおしゃれで面白かったのだが、

歩き心地などを考えた結果、この時の購入はやめておいた。

 

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18時過ぎ。外へ出ると真っ暗になっていた。

 

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とりあえず北に向かって歩く。

エンパイアステートビルがクリスマス仕様で赤と緑にライトアップされていた。

そう、アメリカでは12月29日でも年が明けてもまだまだクリスマスムードは続く。

今頃は大晦日やお正月ムード一色の日本とは全然違う。 

 

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途中で適当に地下鉄に乗りブロンクスの宿まへ帰る。

 

19時30分。

いつもの149 ストリート・グランドコンコース駅で下車し、そこからは徒歩で宿へ向かう。

 

駅を降りてすぐの横断歩道を渡ったら、その角には我々が求めていた1ドルピザを提供する店が。

 

”こんな身近なところにあったのか。。”

 

小腹が空いていた我々は迷わずこの店へ入った。

 

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『Cheese Slice』というピザが1ドルなのでそれを1枚注文。

 

帰ったら晩御飯を作る予定だったので、お腹が膨れてしまわないように1切れを相方と2人で分けて食べる。

 

うん、1ドルでこの大きさと味なら合格。

安い、うまい、早いの三拍子が揃っているのでたぶんまたいつか利用するだろう。

 

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19時45分。

1ドルピザを食べ終えその足で向かったのは宿の最寄りのスーパーマーケット。

『ターゲット』というデパートの中に入っている。

 

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ここでまずはそろそろエンプティーになりかけているシャンプーを購入。

 

外国のスーパーなどには値札が無いことが多いが、たまにこのようなバーコード読み取りマシンが店内に置いてある。

これがある場合はすぐに商品の値段を知ることができる。

ハイテクだ。

 

でも、いちいち商品をこのマシンのところまで持っていくのはやっぱり面倒くさい。

 

こんなシステムを導入するより、ちゃんと商品の値札をわかりやすく表示しといてほしい。

 

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そして次に向かったのはオムツコーナー。

 

そう。タイムズスクエアのカウントダウンは下手したら31日の午前中から場所取りをしなければならない。

しかも1度場所をとったら、年を越すまでその場を離れられない。

つまりはこの寒い中、12時間以上トイレなしの状態が続くわけだ。

 

そこでいざという時のためにオムツを履いてカウントダウンの場所取りに臨む人も多いという。

 

ウソのような話だが、これは冗談ではなく結構ガチな話らしい。

 

なので私も最悪の事態を考えてオムツを購入し、当日はそれを履いて場所取りに臨むつもりでいた。

 

しかし当たり前だが、オムツって1枚単位でばら売りしてないんだよな。

 

このスーパーではだいたい12枚入りとかのまとめ売り。

ちくしょう。年末カウントダウン特需で1枚売りとかで販売すればいいのに。。

 

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20時20分。

宿に戻る。

 

先ほどのスーパーで購入したのはこちら。

バナナ2本0.38ドル(約44円)、

パンテーンシャンプー500ml4.29ドル(約502円)、

バター1.99ドル(約232円)、

パッケージが気に入ってジャケ買い的なことをしてしまったチョコバナナドリンク4.29ドル(約502円)、

そして、大人のオムツ12枚パック11.99ドル(約1402円)。

オムツ、高い。。

 

使用するのは1枚だけなので、11枚も余らすのは非常に勿体無い。

頑張って日本に持って帰ってヤフオクかなんかで売りさばいてやろうかしら。

 

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20時45分。

晩御飯作り開始。

バターは主に油の代用として購入した。

 

宿によって油があるところと無いところがあり、この宿の場合は油がなかった。

帰国が迫っているこのタイミングで最低でも500mlボトルでしか売っていない油を購入するのはさすがに邪魔だったので、

比較的コンパクトでカバンの中で漏れる心配もなく、油以外にもパンに塗ったりでき代用効くバターを選んだというわけだ。

 

常温保存でいいのかどうかは少し不安だが。

 

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21時15分。晩御飯完成。

昨日と全く同じパスタだが、今日は昨日とは違い2人一緒に食べる。

 

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そして食後にはちょっと遅いクリスマスプレゼントが。

実は今日購入したバートンの手袋は相方からのクリスマスプレゼントだったのだ。

サプライズで渡すんじゃなく、一緒に欲しいものを買いに行くスタイル。

袋にちょっとデコレーションをして渡してくれた。 

 

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晩飯後部屋へ戻り、0時30すぎに就寝。

 

明日はニューヨークのシンボル的存在である『自由の女神』を、裏技を使って無料で見に行きたいと思う。

 

なんか、マンハッタンからスタテンアイランドへ行くフェリーは市民の足として毎日無料で運行しているらしく、

その船移動の際に自由の女神を眺めることができるのだという。

 

果たしてその見え具合はどの程度のものなのだろうか?

 

▼次回記事

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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ニューヨーク5日目〜ヒップホップ発祥の地巡り(ブロンクス観光)〜 世界一周188日目★

12月28日水曜日。今年(2016年)も残すところあと3日。

 

正直海外にいると年末感を全く感じられない。

(クリスマス感は今でも町に存在しているが。)

 

日本で感じるあの年末年始感はテレビの特番やコマーシャルの影響がすごく強いんだなということを実感している。

 

今日はヒップホップ発祥の地ブロンクス地区を地下鉄と徒歩を駆使して散策する予定。

 

(1ドル=約117円 2016年12月28日。)

 

▼前回の記事

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▼タイムズスクエアカウントダウン情報

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朝9時過ぎに起床。

ニューヨークにいる期間は早起きとは無縁の生活リズムが続いた。

 

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10時20分。朝食。

 

昨晩ブロンクスのスーパー『ALDI(アルディ)』で購入した食材を使う。

 

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12時。

相方はヒップホップには興味がないし、たくさん歩き回るのは嫌だから宿で待機していることに。

 

私一人でブロンクス、ヒップホップゆかりの地巡りに出かける。

 

今更だが、ブロンクス地区では黒人人口が圧倒的に多い。

外で白人を見ることなんて滅多になかった。

 

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12時30分。

地下鉄に乗りまず到着したのは174 Street駅。

 

ここで目指すのはストリートアートのメッカとも言われる

『Bronx Graffiti Wall of Fame』という壁画スポット。

 

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駅を出て歩くこと数分。

グーグルマップで表示された場所に来てみるも、閑散としていて特に何かがあるような雰囲気ではない。

 

適当に近くを歩いてみると、すぐそこにこのような壁画の通りがあった。

 

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 これがBronx Graffiti Wall of Fameなのかどうかは正直わからない。

 

ネットで見た絵とはなんか違うような気がするが。。

 

とてもこれだけでストリートアートのメッカと名乗るのは寂しすぎる。

 

もう少し近辺を歩いてみたが、他に壁画がたくさん描かれたような場所は発見できなかった。

 

あてもなく壁画群を求めて歩き回るような気分ではなかったので、ここだけ見て再び地下鉄に乗り込み次の目的地へと向かった。

 

◎私が行ったBronx Graffiti Wall of Fame ↓↓

 

*改めて調べてみると、ここの可能性も。。もはやブロンクスではない。↓↓

 

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地下鉄駅でのワンシーン。

 

おそらく酔いつぶれた男がプラットホームに寝転がり動こうとせず、警察のお世話になっているのだろう。

 

これを見たときは『治安よくねぇなぁ。。』と感じた。

 

でもこのくらいのこと、日本でもあるか。

 

どちらにせよ、特にこちらに危害が加わるものではなかったのでよかった。

 

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13時15分。

地下鉄に乗って次に下車したのはMt Eden Av 駅

 

ここからハーレム川の方へ徒歩20分ほど歩き、

今回のブロンクス観光の個人的目玉である1520 Sedgwick Avenueというアパートへ向かう。

 

このアパートの一室で行われた音楽パーティーこそ、

ヒップホップカルチャー誕生の瞬間”だと言われているのだ。

 

つまりはこのアパートこそが”ヒップホップの起源”ということになる。

 

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グーグルマップを見ながら徒歩で目的のアパートへ向かう。

 

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この建物の向こう側の通りに目的である1520 Sedgwick Avenueアパートがあるのだが、

この建物を超えるには大回りして周りこまなければならない。

 

それがめんどくさいと思った私は、

この扉から向こう側の通りに抜けることができるだろうと思いとりあえず扉から中へ入ってみる。

 

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細い道が続いていた。

これを抜けたら向こう側に抜けれるはず。

 

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残念。

 

道を抜けたら某アパートの裏側のゴミ置場だった。

 

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ふと横を見ると、道が。

 

なるほど、あの道に違いない。

 

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階段を降り、道を下る。

 

そして向こう側の通り(セジウィック・アベニュー)に抜けることに成功。

 

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ちょっと歩くと、左手にはもう目的にしていた1520 Sedgwick Avenueアパートが。

 

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これだ。ついにやってきた。

 

ヒップホップの生みの親とも言われるDJ Kool Herc(DJ クール・ハーク)ことClive Campbell(クライブ・キャンベル)は、

妹のシンディー・キャンベルが新しい洋服を買うお金を稼ぐために企画したパーティーのDJを務めることに。

 

1973年8月11日(ヒップホップの誕生日と言われている。)。

クール・ハークは父親のサウンドセットを借りてこのアパートの娯楽室でパーティーを開始。

 

今までに聞いたことのないくらいの爆音に人が集まり、このパーティーは大成功に終わったという。

 

このパーティーこそが、”ヒップホップカルチャー誕生の瞬間”だと言われているのだ。

 

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その後クール・ハークは徐々に会場を中庭、公園へと移していき、毎月のようにパーティーが開催されるようになった。

 

これがいわゆる、ブロック・パーティーと呼ばれるものである。

 

そのブロック・パーティーを通して、クール・ハークはある重要な発見をする。

 

『客が一番盛り上がるのは曲の途中のドラムやパーカッションのリズムだけになるパートだ。』、と。

(いわゆる間奏部分)

 

そこで彼は2枚の同じレコードをターンテーブルにセットし、その盛り上がるパートだけを繰り返し再生

(ループという手法)

 

”ブレイクビーツ誕生の瞬間” である。

 

このようにブロックパーティーブレイクビーツなど現在のヒップホップカルチャー誕生に欠かせない要素は、

全てこのアパートの娯楽室で開催されたパーティーが起源となっている。

 

それゆえ、

この1520 Sedgwick Avenueアパート”ヒップホップ発祥の地”として多くの人に認められているのだ。

  

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ちなみに2017年6月

このアパートがある通り『1520 Sedgwick Avenue』は正式に新たに『Hip Hop Blvd.』と命名されたらしい。

 

6月8日に行われたセレモニーには数々のヒップホップ界のベテランが集まりそれを祝ったのだとか。

 

次に訪れる時はぜひこの標識を見に行きたい。。

 

▼1520 Sedgwick Avenueのヒップホップ誕生のアパートの場所

 

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アパートの中へ潜入を試みるも、正面玄関には鍵がかかっていて住居者以外は入れないようになっていた。

 

じっくりとヒップホップ誕生の地の雰囲気を噛み締めた後は近くの公園を訪れてみた。

 

先ほど紹介したブロックパーティーが行われていたのはこの公園か?

と想像を膨らませながら。

 

*ブロックパーティーの画像を検索して見てみた限り、上記写真の公園が濃厚。

  

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アパート周辺にある公園を何個か散策。

 

十分にヒップホップ発祥の地の空気を肌で感じることができた。

 

ヒップホップに興味のない人にとっては何がいいのかわからないような何もない住宅地だったが、

ヒップホップ好きの方はニューヨークに来たらぜひ訪れていただきたい。

 

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ところで、

治安面が心配なブロンクス地区だが、

私が一人で歩いている限り治安の悪さは全く感じなかった(地下鉄の酔いつぶれ以外)。

 

まぁ、それは何も起こらなかったからこそ言える感想なのだが。

 

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14時10分。

再び地下鉄駅に戻り、次なる目的地へ。

 

今日は短時間で地下鉄に乗りまくっているな。

 

本当に、乗り放題パスを買っておいてよかった。

 

もう十分に元は取っている。

 

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14時20分。

167 ストリート駅で下車。

訪れたのはここ。

 

先ほど紹介したヒップホップの生みの親であるDJ クール・ハークの壁画が描かれているスポットだ。

 

場所的にはグランド・コンコースと166th ストリートの交差点。

 

◎DJ クール・ハークの壁画の場所↓↓

 

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こちらがそのDJ クール・ハーク

ドレッドヘアがジャマイカ移民だということを感じさせる。

 

その長身から高校時代は『ヘラクレス』とも呼ばれていたらしい。

 

この壁画は2013年、ヒップホップ誕生40周年を記念してニューヨークのグラフィティアート集団『タッツ・クルー』によって描かれたものだという。

 

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このクール・ハークの壁画は、ブロンクスのヒップホップゆかりの地ツアーなどでは必ず訪れるであろう名所。

 

しかし私が訪れた時はこれを目当てにここを訪れている人は私以外皆無だった。

 

みんなただの通行人。

 

そんな人々を尻目に、私はこの壁画を数分間眺め続けた。

  

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14時30分。

壁画からメトロで1駅。ヤンキースタジアムで下車。

 

ここがあのゴジラこと松井秀喜が長年プレイしていた球団『ニューヨーク・ヤンキース』の本拠地か。

 

偶然、今日はスタジアムでゲームが行われる様子で多くの人がスタジアム周辺に集まっていた。

 

とりあえず私はスタジアムの周りを一周し、ヤンキースタジアムの雰囲気を味わった。

 

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14時50分。

ヤンキースタジアムをくるっと回ったらその足で宿へ戻る。

 

宿の目の前に古着屋のような大きな店があったので寄ってみたが、特に何もいいものは見つけられずすぐに店を出た。

 

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15時。宿着。

そういえば昼飯を食っていなかったな。

 

お腹が減ったのでトーストを焼く。

(この宿にはトースターがある。トースターがなくフライパンでトーストを作らざるをえない宿が意外と多いので、トースター常備の宿はポイントが高い。) 

 

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コーヒーと一緒にいただき腹を満たす。

 

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その後は作業用デスクでブログの更新をして時間を過ごした。

 

まだまだ、フロリダディズニーの記事が終わらない。。

 

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20時20分。

相方が野菜たっぷりのパスタを作って持ってきてくれた。

 

今回は初めてキャベツを具に使用してみたが、キャベツがあるのとないのでだいぶ違う。

 

そしてやはりベーコンがいい味を出している。

 

美味しくいただきました。

 

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0時。

実は我々、このとき喧嘩をしていたのでお互いあまり会いたくない状況にあった。

 

だからパスタも出来上がったら呼ぶのではなくデスクに直接持ってくるという感じだったのだ。

 

部屋に戻るのがめんどくさくなった私は、

今夜はツリーが置いてあるリビングのソファーで一夜を明かすことに。

 

その後深夜何時頃だっただろうか。

 

私が寝ているとオーナーの奥さんが帰ってきて、寝ている私にブランケットをかけてくれたのを夢うつつに覚えている。

 

なんかお母さんにそっと布団をかけられたような、妙な安心感があった。

 

明日は、何しよう。。

とりあえず相方と仲直りすることが先決かな。

 

全てはその後動き出す。。

 

▼次回記事

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▼タイムズスクエアカウントダウン情報

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▼エミネムの地元デトロイト8マイルロード観光記

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▼オススメ記事 

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ニューヨーク4日目②〜ダイノブスーパーとアーティチョークピザ〜 世界一周187日目★後編

前編では五番街ティファニー本店プラザホテルを観光してきた我々。

後編ではニューヨーカーに人気のピザを食べに行ったり、買い物をしたりして過ごす。

 

(1ドル=約117円 2016年12月27日。)

 

◉前回の記事↓↓  

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 ◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

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13時30分。

五番街ティファニー周辺をうろちょろしてからの予定を何も決めていなかった我々は、とりあえずどこかでお昼ご飯を食べようと考えていた。

そして訪れたのがこちら、日本スーパー『dainobu(ダイノブ)』

”ニューヨーク 日本スーパー”と検索したら出てきたもので、五番街ティファニーの近くに立地していたので徒歩でちょいとそこへ寄った。

 

◎場所はここ↓↓

 

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店内の様子。

懐かしい心おどる商品がたくさん並んでいる。

 

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おにぎりや寿司、弁当など懐かしさを感じるものがたくさん置いてありそそったが、やはりちょっと根が張る。(でもここダイノブの値段はまだ良心的だったかも)

年明けに日本に帰るのに、わざわざここで割高な料金で日本のお惣菜を購入して食べる必要はない。

そう判断して、結局ここダイノブでは何も購入せずに店を出ることにした。

 

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ちなみに 豆腐はイギリスのロンドンの日本スーパーで見た時 のようにべらぼうに高くなかった。

ロンドンのあの高さは異常だった。。

 

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14時10分。

第ノブの最寄駅から地下鉄に飛び乗り訪れたのは、昨日と同じ『Artichoke Basille's Pizza(アーティチョーク・バジルズ・ピザ)』。

でもここは昨日とは違う店舗。

本当は1ドルピザの店を求めてこのエリアにやってきたのだが、いざ1ドルピザのみせに訪れてみると外観的に何となく入る気が起こらなくて、結局偶然近くにあったアーティチョーク・ピザに落ち着いたという流れ。

ここは昨日の店舗とは違い、空いていた。

 

◎場所はここ↓↓(最寄駅はウェスト 4 ストリート - ワシントン・スクエア駅

 

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メニューも昨日の店舗とは少し違う。

違うというか、ペパロニとミートボールがない。

昨日の店舗でミートボールを食べておいてよかった。

 

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店の作りは昨日の店舗とほぼ同じ。

店内は狭く、カウンター席がわずかにあるのみ。(椅子はなく、立ち食いスタイル。)

 

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手前『アーティチョーク』5ドル(約585円)、奥『マルゲリータ』4.75ドル(約555円)。

2人で分けるので1ピースをさらに半分にカットしてもらった。

相変わらずの美味しい味とボリューム感に大満足。

それにしても、カウンターテーブル狭すぎ。

 

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14時40分。

腹を満たせばこのエリアにはもう用はないので、地下鉄に乗りまた違うエリアを目指す。

しかしここで、ちょっとしたトラブルが。

乗り放題メトロカードを通して一度改札を通過したのだが、

”あっ、方向間違えたっ”

と思ってすぐに改札をくぐり再び外へ出てしまったのだ。

”あ、やっぱここであってるわ。”

となり再び改札を通ろうとすると、メトロカードが反応しなくて改札を通れない。

”あ、まさか1度改札を通ったらしばらく時間をおかないとカード使えないとか!?”

おそらくそういうことであろう。

何分待てば復活するのかわからなかったので、適当に5分とか待って改札をくぐろうとするのだが、一向に反応する気配なし。

もう待つのも面倒くさいので、窓口へ行っておっちゃんに事情を説明して通してもらおうとするのだが、我々の英語力に問題があったのかおっちゃんがボケていたのか、なかなか理解してくれない。

埒があかないので改札の横にあった出口用の檻のような扉を開けてそこから地下鉄内へ潜入した。

改札をくぐる前に路線と方向をちゃんと確認しておくことの重要性を思い知らされた。

 

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15時。

やってきたのは昨日も訪れたロウアーマンハッタンのショッピング街。

ダメだ、何も調べずに外出すると行くところが固定されてしまう。

とりあえずあそこへ行っとけば暇を潰せる、といった感じに。

 

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アンダーアーマーアディダスなどのショップへ行き服を見る。

実は私、自分用ではなく日本にいる友達へのお土産用に服を探していた。

彼にはラスベガスのウーバー事件アマゾン返品問題の時など、何かとお世話になっているので感謝の気持ちも込めてそれなりのお土産を持っていかなきゃ。

 

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本当は旅中に何かを買って日本へ送る予定だったが、なかなか難しくてそれは断念。

ちょうど年明けに日本へ帰るし、その時に直接会って渡すことにしていた。

それにしても、本当にアメリカの服は基本的なサイズがデカい(特にアンダーアーマーはSサイズでも大きかった)。

 

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17時30分。

たっぷりと買い物に時間を使ったら地下鉄でブロンクスへ戻った。

安いスーパーを求めていた我々はひとまず宿を通り過ぎ、3 Av - 149 Stと言う駅で下車して『ALDI(アルディ)』というスーパーマーケットへ向かった。

アルディのある3番街の通りはまさに地元の商店街といった感じで、観光客が訪れるようなところでは決してない雰囲気だった。

 

◎ALDI(アルディ)の場所↓↓

 

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マンハッタン中心地に多い洗練されたオーガニック系のスーパーとは違い、ここは本当に一般的なスーパーで値段もやはりお手頃。

そうそう、こういうスーパーに来たかったんだ。

アメリカのスーパーといえばのウォルマートがマンハッタン島やブロンクス地区にはないので(我々が探した限り)、このような庶民派スーパーは重宝する存在だ。

(あぁ、ウォルいきてぇ。。) 

 

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18時45分。

宿に帰宅。

先ほどのアルディではご覧の食材を購入した。

玉ねぎ0.9kg1.49ドル(約174円)、キャベツ1.49ドル(約174円)、パン0.95ドル(約111円)、トマト6個1.49ドル(約174円)、アボカド1個0.69ドル(約80円)、チーズ1.79ドル(約209円)なり。

しかし今夜はこの食材を使って特に何かを作ることなく、テキトーに過ごして就寝することになった。

やはり昼間のアーティチョークピザは腹持ちがいい。

 

明日私はヒップホップ発祥の地『ブロンクス地区』を散策して観光しようと思っている。

せっかくブロンクスに滞在しているのだから、1度はこの地区を歩き回っておきたいし、自分が好きなヒップホップが誕生した場所に訪れておきたい。

今回はそれをせずにはニューヨークを離れることはできない。

私にとってブロンクスを歩き回ることはそのくらい重要なニューヨーク観光のミッションの一つになっている。

 

★次回記事↓↓(ヒップホップ発祥の地巡り)

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◉あわせて読みたい!

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ニューヨーク4日目①〜五番街のティファニー本店とプラザホテルなど観光。〜 世界一周187日目★後編

12月27日火曜日。

ニューヨークに来て4日目になる。

 

日本とは違い町はまだまだクリスマスムードだが、クリスマス当日を過ぎてしまえば我々のスケジュールはひとまずゆるくなる。

1月5日まであとまだ1週間以上もニューヨークに滞在する予定なので、

そんなにせかせか街を駆け巡らなくてもいいだろう。

 

今日はなんとなく、

銀幕の妖精オードリー・ヘップバーンが主演した映画『ティファニーで朝食を』の舞台として有名な5番街のティファニー本店方面へ行ってみることにする。

 

それ以外の予定は特にたててない。

 

(1ドル=約117円 2016年12月27日。)

 

▼前回の記事  

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▼タイムズスクエアカウントダウン情報

earthtravel.hatenablog.com

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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朝10時30分。

キッチンへ行っていつものようにコーヒーを入れる。

サンクリの日本人宿カサカサのオーナーから頂いたコーヒードリップする布が毎朝役立っている。 

 

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そういえばこの家には我々の他にもう1組ゲストが泊まっていたが、

いつの間にかチェックアウトしていたみたいだ。

オーナー夫妻はほとんど部屋にこもっている(もしくは出かけている)ので、現在この物件はほぼ我々の貸切状態。

 

我々の部屋の隣のもう一つのゲストルームの扉が開いていたのでちょっと覗かせてもらう。

我々の部屋よりも少し広くていい感じだなぁ。

この時期絶対必要ないと思うけど、扇風機も置いてある。

 

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11時30分。外出。

地下鉄に乗ってまずは5番街ティファニーを目指す。

 

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12時。

地下鉄を出てまず現れたのが『プラザホテル』

1985年『プラザ合意』が行われたホテルとして有名。

 

他には、

映画『ホームアローン2』マコーレー・カルキン演じるケヴィン・マカリスターが1人で超ゴージャスなスウィートルームに泊まっていたホテルとしても有名。

 

『ハーバートフーバー様もこの階に泊まっておられました。』に対して、

『それなんのコンビ?』と聞き返すセンスのいい日本語吹き替えが印象的。

(ハーバーとフーバー)

 

ホームアローン2の撮影当時は、

今や第45代アメリカ合衆国大統領に当選してしまったドナルド・トランプがこのホテルオーナーだったらしく、

ちゃっかりと映画にもカメオ出演していたらしい。

 

ケヴィンがプラザホテルに到着し『ロビーはどこでしょう?』と聞いた相手こそが当時プラザホテルのオーナーだったドナルド・トランプだ。

 

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たしかプラザホテルから5番街のティファニー本店は近かったはず。

ティファニーへ行く途中、良さげな店に寄ってブーツをみる。

(相方はずっと前からブーツを欲しがっている。)

 

しかしここには相方が欲しがるようなブーツはなかった。

というか、どれも値段が高すぎて眼中にないものばかりだった。

 

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12時10分。

五番街と57丁目の角にあるティファニー本店に到着。

やはり、

オードリー・ヘップバーン好きとしてはニューヨークへ訪れたら1度はこの五番街ティファニーに足を運んでおかなければならない。

 

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なぜかティファニー本店周りは柵で囲まれていた。

 

”もしかしてこれ、ティファニーへ入るために並んでいる列じゃないだろうな?”

と思ったが、実際そんなことはなく、

これはただ横断歩道を渡る人たちが信号待ちしているだけだった。

 

でもなんでこんな風に柵があるんだろう?

店の入り口前が混雑しないようにか?

 

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サーっとその人ごみを抜け、ティファニー店内へ。

おー、クリスマス仕様にデコレーションされていてすごく綺麗。

お客さんもたくさんいて賑わいを見せている。

 

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店内を歩き回り散策。

お客さんがたくさんいる方が、閑散としているより店員からの視線をひしひしと感じなくていいので散策しやすい。

 

そしてラフな格好をした観光客もたくさんいるので、

そんなにガチガチにきまった服装をしていく必要がないのも我々長期旅行者にとっては嬉しい。

フォーマルな格好なんて、持ってないもん。

 

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大きなリースで囲まれた時計。

リースには創業者であるチャールズ・ルイス・ティファニーが、

『ティファニー製品を購入した人だけが手に入れることのできる特別な箱を作りたい。』

と考えて考案された『ティファニーブルーボックス』が飾り付けされている。

 

シンプルな飾り付けなのだが、非常に豪華さがある。

 

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店内には何本ものクリスマスツリー。

 

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ツリーの飾りにも先ほどのリース同様ティファニーブルーボックス

 

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ティファニー本店は6階建て(だったかな?)になっており、

エレベーターもしくは階段で自由に行き来できる。

 

各階をウィンドウショッピングするだけで結構充実した時間を過ごせる。

 

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4階は陶器やグラスが売られているフロアー。

 

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これは、映画『ティファニーで朝食を』を連想せずにはいられない。

 

ここに料理が運ばれてこれば本当にティファニーで朝食をいただける。

一度でいいからやってみたい。

 

*追記

2017年11月10日より

ニューヨーク五番街ティファニー本店内に朝からやっているカフェがオープン。

映画『ティファニーで朝食を』公開から56年。

本当にティファニーで朝食を食べることが可能になった。

 

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12時40分。

ティファニー本店見学を終えたら外へ。

 

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外のショーウィンドウにも『ティファニーで朝食を』を連想させるようなものが展示されていた。

いやぁ、ティファニーブルーって見ていて心が癒される。

ティファニー以外でこの独特で絶妙な色使いの青色はなかなか見ない。

 

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ティファニーの正面入り口の横にあるロゴ。

とりあえず、この前で記念撮影をしといた。

 

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ティファニーを出たら、

ティファニーの斜め前にある『Bergdorf Goodman(バーグドルフ・グッドマン)』という1899年創業の高級老舗デパートへ。

 

ここへは店内でなく、クリスマスの時期になると至るデパートで行われる特別なショーウィンドウ、『ホリデー・ウィンドウ』を見に訪れた。

 

ニューヨークのホリデー・ウィンドウの中でも、ここ『バードグルフ・グッドマ』ンのウィンドウには一際派手で独創的なデザインが毎年展示されることで有名。

 

『ショーウィンドーが美術館』『すべてのデザイナーの憧れ』などと評され、

2012年にはドキュメンタリー映画、『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』が公開されている。

 

*ガラスの反射が激しくて非常に写真が見づらいのが残念。

 

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今年のテーマは『緑』らしく、木々や動物など自然がいっぱいのディスプレイに仕上がっていた。

 

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13時。

ショーウィンドウの美術館、バーグドルフ・グッドマンを見終えたあとは再びプラザホテルの方へ。

 

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正面の入り口からは入ることができない様子?

 

ちなみにここプラザホテルは2005年に休業しており、

その後2008年に営業再開したものの多くの客室が高級コンドミニアムになってしまい、その際ホテルとして機能している部屋は大幅に減ってしまったのらしい。

 

それでも1泊最低でも7万円前後はするというニューヨークを代表する歴史ある高級ホテルである。

 

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正面がダメならとりあえずサイドにまわりこんでみる。

 

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すると、

『THE PLAZA FOOD HALL(ザ・プラザ・フード・ホール)』

と書かれた入り口があり、そこからたくさん人が出入りしていたので我々もそこへ入ってみる。

 

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階段を下り、地下へ。

 

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ちょっといいレストランやフードコート、お土産やさんなど、高級そうな空間が広がっていた。

我々はここでお土産になるようなものを探してみたが、どれもすごく高い。

ここでお土産を買うのはひとまず保留ということにしておいた。

 

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寿司を売るレストランも。

寿司くいてぇ。。

 

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適当にこのエリアを抜けると、プラザホテルの内部に続いていた。

 

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プラザホテル内のレストラン(?)

すごく高級な雰囲気。

我々がさーっと入れるような雰囲気ではなかった。

 

 

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13時20分。

プラザホテルを出たら再び5番街のティファニー本店の前へ。

 

改めて、正面からティファニー本店の外観を眺める。

荘厳な造りの建物に、大きな昆虫のようなデコレーションが2つ。

昆虫の間にある時計とそれを背負っている像は本店のシンボル的存在か。

 

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そしてなんと、

ティファニー本店の真隣には先ほどプラザホテルの時にも登場した、

今何かと世間を騒がせているトランプ大統領のトランプタワーが堂々とそびえ立っていた。

 

大統領選の時にはトランプタワー前で抗議デモなどが起こっていたらしいが、

我々が訪れた時は特に騒がしい様子はなかった。

 

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ティファニーもとんだ建物をお隣さんに持ってしまったな。

もしかして、抗議デモとかが起こった時のためにティファニー前は柵で囲まれていたのか?

とにかく、

いつかこのタワーに飛行機が突っ込んだり爆発が起こったりしないことを心から願う。

 

〜後半へ続く〜

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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ニューヨーク3日目〜ロウアーマンハッタンで買い物&地元で人気のアーティチョークピザ。〜 世界一周186日目★

昨日はクリスマス当日のニューヨークを歩き回り、街は綺麗だったが歩き疲れてしまっていた我々。

今日は買い物メインの日程でゆったりとした時間を過ごそうと考えている。

 

(1ドル=約117円 2016年12月26日。)

 

▼前回の記事

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 ◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝は10時過ぎと遅めの目覚め。

まずはキッチンへ行き、コーヒーを入れる。

その後シャワーを浴びたり部屋でゆっくり外出の準備などをした。 

 

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13時。外出。

宿を出たら大量のゴミが捨てられていた。

今日はゴミの日か?

 

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今日は歩いて野球球団ニューヨーク・ヤンキースの本拠地であるヤンキー・スタジアム前の地下鉄駅へ行き、そこからダウンタウン方面へ行くことにした。

 

現在我々が滞在しているブロンクスの宿からヤンキースタジアムまでは、

徒歩わずか10分ほどと近距離にあった。

我々は野球にあまり興味がないが、野球ファン、特にメジャーリーグ好きにとってはたまらない立地なのではないだろうか。

 

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主張の強いマクドナルド。

 

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そのマクドナルドの隣にはマクドナルドの壁画。

すぐに地下鉄に乗ってしまったため、ヤンキー・スタジアムの外見をじっくりと見ることができなかった。

後日またゆっくりと訪れてみたいと思う。

 

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13時50分。

オレンジラインに乗って、ブロードウェイ・ラファイエットストリート駅で下車。

 

駅から出たらまず、この辺りの雰囲気にびっくりする。

ロウアー・マンハッタンエリアかな。)

 

見渡す感じ、ファッション系のお店が立ち並んでいて賑わっている。

”お、ここなら何かいいものを発見できるかもしれないぞ。”、と思った。

 

買い物時にあいにくの天気というのがちょっと残念だが。

 

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まず向かったのは駅からすぐ近くの『REI』というアウトドア用品のお店。

 

アウトドアに興味のある我々は、旅中、特にアメリカ横断時あたりから大規模なアウトドア用品専門店というものを探し求めていた。

 

カナダとかで何軒かそういうものを見つけて足を運んでいたが、そういうお店はそうそう見つかるものではなく、満足いくまでの店にはまだ巡りあっていない状態だった。

 

大都会ニューヨークなら大きなアウトドア用品店の一つや二つくらいすぐに見つかるだろう、と思い検索して見つけたのがこの『REI』というお店なのだ。

 

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扉を開けて店内に入ると広々とした空間が広がっていいる。

これは確かに大規模店だ。

アウトドア用品店に少し飢えていた感すらある私のテンションは一気に上がる。

こういう時、”店にある商品を1品1品全部見ていってやるぞ。”、という気分になる。

 

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1品1品見るのはさすがに面倒くさいので早々に断念していたが、

ハンモックや手袋やらブーツやら、いろいろな商品を見ながら買い物を楽しむ。

(ウィンドウショッピング)

 

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15時。

朝から何も食べていないのでさすがに腹が減り、一旦アウトドア用品店をでて飯を食べに出かける。

 

徒歩で向かったのはここ、

『Artichoke Basille's Pizza(アーティチョーク・バジルズ・ピザ)』というピザ屋さん。

ニューヨーカーにも大人気のピザ屋さんらしく、この時間なのに店の前には列ができていた。

本当に人気店なんだな。

 

◉Artichoke Basille's Pizza(アーティチョーク・バジルズ・ピザ)の場所↓↓

 *ここだけでなく、ニューヨーク内に何店舗か展開している。

 

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とりあえず列に並ぶ。

店内は非常に狭い。

食べるスペースもわずかしかなく、ピザを買った後店の前で立ち食いしている人たちもいる。

雨が止んでいてよかった。

 

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メニュー。

もちろん店のウリは店名にもなっている『Artichoke(アーティチョーク)』。

 

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列に並ぶこと約10分。

ようやく我々の番。

ショーケースには大きなピザが並べられている。

メニューと照らし合わせ、どれがどれでいくらするのか確認してからオーダーする。

 

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注文するとショーケースからピザを取り出して、大きなオーブンで温め直して提供してくれる。

 

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15時30分。今日の昼飯。

左は『Meatball(ミートボール)』4、75ドル(約555円)

右が名物『Artichoke(アーティチョーク)』5ドル(約585円)

ミートボールはトマトソースとチーズ、肉のオーソドックスでシンプルな味わい。

アーティチョークはクリームソースでシチューもしくはグラタンのような味がした。

もちろん両方ともすごく美味しい。

 

オーブンで温め直してくれているので生地はカリカリで熱々。

まるで出来立てのような仕上がりだ。

そしてこれ1枚(1ピース)がすごくデカくてボリューミー

腹にたまりやすく、これ1枚で相方は十分お腹いっぱいになったとか。

 

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”混雑していたので立ち食いかなぁ。”

と思っていたが、運良く席が空いたのでそこに座って食べることができた。

 

あまりにもピザがでかすぎるので、皆ピザを紙皿に乗せたまま持ち上げてかぶりついている。

美味しいピザにお腹も心も満たされ大満足だった。

 

そういえば、

メキシコサンクリの日本人宿、カサカサのオーナーに聞いた『ニューヨークの1ドルピザ』というのも早く食べてみたい。

そこらじゅうに1ドルピザを売る店はあるらしく、ニューヨークに住んでいたオーナー曰く、

『ニューヨークのいろんなピザ屋でピザを食べたけど、なんだかんだ1番うまく感じたのは1ドルピザだった。』と言っていたから余計に気になる。

 

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16時。

ピザを食べ終えて適当に歩き、スーパーマーケットに寄った。

自炊に使えそうなものやクリスマスケーキの売れ残り(?)を見ながら店内をうろうろした。

 

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16時20分。

スーパーを出て歩いて向かったのはパタゴニアショップ。

歩いていて、

本当にこのエリア一帯は洋服屋さんなどが密集しているショッピングエリアだな、と感じた。

 

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パタゴニア、ノースフェイスなどの人気ブランド店に足を運び、カウントダウンの時に着用する防寒着を見て回る。

 

これらのブランドのものは結構根が張る。

日本に帰ってからも着たいので、本当にいいものがあれば購入しようかな、なんて思いながら見て回ってた。

 

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『Made by Google』というグーグルショップがあったので入ってみた。

アップルストアは何度も入ったことがあるけど、グーグルショップは珍しい。

 

ここニューヨークの店舗は今年(2016年)の10月20日にオープンしたばかりだという。

 

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バーチャルリアリティ(VR)を体験できるグーグルのヘッドセット『Daydream View(デイドリーム・ビュー)』

その体験コーナー。

 

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そして気になったのがこちら、『Google Home(グーグルホーム)』と言うコーナー。

 

我々は外から見ていただけだが、ここはグーグルが開発したセンサーが家電などにリンクしていて、

声を発してそのセンサーに命令することによってスイッチがついたり消えたり、火力調整ができたりというスイッチ不要な近未来的な家を体験できるコーナー。

 

今後何年何十年先の未来を見ているようで面白かった。

 

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すごく近未来的な空間が広がっていて、その場にいるだけで面白かった。

さすが天下のグーグル先生。

 

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16時45分。

ユニクロへ。

店内はすごく広かった。

ちょうどセールをやっていて、人がたくさんいた。

 

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本来は15ドル(約1755円)くらいするニューヨーク限定のデザインTシャツが、

セールで5.9〜9.9ドルにまで値下げされていた。

 

それにしても、このコーナーの散らかりようはひどかったな。。

 

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スタッフが服を丁寧にたたんでいる傍、お客さんがどんどんやってきて容赦なしに服を広げて散らかして行く。

 

たたむスピード1に対してお客さんが散らかすスピード10と言った感じ。

たたんでもたたんでも減らないどころか、その差はどんどん広がっていくばかり。

 

”ついさっきたたんでいた服をまたたたんでるぞこの人っ (笑) ” って感じ。

 

さすがのユニクロスタッフも半ば諦め気味で、急ぐ気配など微塵もなくゆっくりマイペースで洋服をたたんでいた。

その間にもお客さんがやってきてたたまれた服をどんどん広げていく。

 

なんか見ていて面白い光景だった。

 

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ここのユニクロには小さいながら本コーナーもあった。

椅子もあったので、この広い店内を歩き疲れたらここに腰掛けて休憩できる。

 

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パタゴニアノースフェイスだ偉そうに言ってたが、

結局ユニクロで防寒着を購入。。

 

デザイン、機能性、値段をすべて考慮して考えると、やはり最終的にはユニクロ最強説というのが浮上してくるのだ。

 

私はヒートテックのフリース暖パンと、先ほど紹介したニューヨーク限定デザインTシャツを購入。

詳細は後ほど。 

 

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18時。外はもう真っ暗。

主にユニクロ内を歩き回ったことにより足が疲れたので、ユニオンスクエア駅まで地下鉄で移動。

 

乗り放題メトロパスを持っているとこういう時もためらいなくメトロを利用できるので便利。

 

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ユニオンスクエア駅前の『WHOLE FOODS(ホールフーズ)』というスーパーマーケットへ。

ここで1日遅れのクリスマスケーキを物色。

 

美味しそうなケーキがたくさんあるが、やはりどれもそれなりの値段がするな。

 

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ついでに店内を適当に見学。

これはデリ。

新鮮な食材と豊富な品揃えが魅力。

 

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普通のスーパーは地下にあった。

新鮮な食材を取り揃え自然食品にこだわるホールフーズは、普通のスーパーと比べると高級志向のスーパーになる。

日本でいう成城石井のような存在か。

 

テキサスを中心に全米で300店舗以上を展開しており、

自然食品スーパーだと売り上げ全米ナンバー1なのらしい。

 

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喉カラカラだったので、ここで水を0.64ドル(約74円)で購入した。

 

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連日大繁盛のホールフーズはレジオペレーションが独特でおもしろい。

 

まず、レジと並ぶレーンは完全にエリアが分けられている。

お客さんは色分けされたレジ待ちレーンに並び、順番が来たら頭上のモニターが『何色レーンの方は何番レジへ。』のように誘導してくれる。

 

左のレーンから順番に呼ばれ、右端まで行ったらまた左端に戻るという方式になっているので、

あるレーンに極端に人がたまってしまう、なんてことはなく均等に列を作り出すことができている。

 

日本でよくある、少しでも空いているところを探しレジ前であっち行ったりこっち行ったり、という現象は起こりづらい。

(というか、レーンが囲われているのそんなことでできない。)

 

万国共通である『色』と『数字』をうまく利用してこのようなスマートなレジを実現していることに関心した。

 

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18時40分。

ユニオンスクエア駅からブルックリンの宿までメトロで帰る。

帰り道、昨夜と同じセブンイレブンで『2本買ったら半額のジュース』を2本買って帰った。 

2本で1.08ドル(約126円)。

 

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19時30分。宿に到着。

先ほどユニクロで私が購入したものはこちら。

 

『BLOCKTECH pants』(暖パンみたいなの)29.9ドル(約3498円)、

『HEATTECH T-shirt』(フリース)19.9ドル(約2328円)、

『SPRZ NY T-shirt』(アンディーウォーホルのデザイン)9.9ドル(約1158円)。

 

トータル59.7ドル(約6985円)のお買い物だった。

 

税金も高そうなイメージのニューヨークだが、

実は服や靴などの衣料品に関して言えば110ドル以下の品物に対しては消費税は免除なのらしい。(合計110ドル以下ではなく、1品110ドル以下)

物価の高いニューヨークで、これはうれしい。

 

しかし、

以前カナダのトロントのユニクロで同じフリースが19.9カナダドル(当時レートで約1532円)で売っていたので、

フリースはカナダで購入していた方がはるかに安かったということになる。

 

まぁ、必要な時に必要なものを必要なだけ購入するのがベストなのだ、と自分に言い聞かせることにしよう。

 

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22時30分。

そろそろということで、先ほどホールフーズで購入したケーキをいただく。

昼間食べたアーティチョークピザがまだ腹にたまっているので、今日の夕食はこのケーキだけで十分だった。

 

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1日遅れのクリスマスケーキ。

私の好きないちごタルト料金は22ドル(約2574円)。

 

見た目はいいが、味は正直期待していたほどではなかった。

日本でこの値段を出せばもっと美味しいいちごタルトが食べられると思う。

 

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23時30分。

その後部屋へ戻り、なかなか寝付けないのでYouTubeでも見て時を過ごすことに。

 

私の好きなフードファイター、小林尊は現在ニューヨーク在住ということなので、

街でばったり見かけたりしないかなぁ、なんて思いながらユーチューブを見る。

一度でいいからあの豪快かつスピーディーな食べっぷりを生で見てみたい。

 

さて、明日はオードリー・ヘップバーン主演の映画『ティファニーで朝食を』の舞台となった5番街にあるティファニー本店方面にでも行ってみようかな。

 

★次回記事↓↓

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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ニューヨーク2日目②〜ロックフェラーセンター前の巨大クリスマスツリー〜 世界一周185日目★後半

2016年12月25日(日曜日)。

クリスマス当日のニューヨークのマンハッタンを散策中の我々。

 

前半では、

エンパイア・ステート・ビルディングフラット・アイアン・ビルディングなどの有名どころを見ながら街歩き。

昼ごはんには地下鉄でちょっと行ったところにある『Kat'z Delicatessen(カッツ・デリカテッセン)』という、創業約130年のニューヨークの老舗人気店で肉もりもりサンドイッチにかぶりついてきた。

 

後半は再び街の中心地に戻り、

ロック・フェラー・センターのクリスマスツリー

タイムズスクエアブライアントパークのクリスマスマーケットなど、

ライトアップが綺麗なエリアを回っていきたいと思う。

 

(1ドル=約117円 2016年12月25日。)

 

▼前回の記事

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15時30分。

地下鉄に乗って次に向かったのはロック・フェラー・センター。

ロックフェラーセンター駅から地下通路を通る。

さすが人気観光スポット。

駅を降りたら人ごみだ。

 

相方はここでトイレに行くも、先ほどのカッツ・デリカテッセンばりの大行列に断念を余儀なくされていた。

特に女子トイレは行列ができやすいからな。

 

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建物を出て外に出ると、いきなり大きなクリスマスツリー

昼間に近くで見ると、意外とスカスカなんだなぁ、という印象。

本当にこれがあの有名なロックフェラー前のクリスマスツリー?って思ってしまった。

 

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そして、このクリスマスツリー一帯も超人ゴミだった。

さすがはクリスマス当日。

 

動くのがめんどくさくなるくらいだったが、

ロックフェラーのビルとクリスマスツリーを正面から見られるベスポジ

The Channel Gardens(チャンネル・ガーデン)へ歩いて向かう。

 

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チャンネル・ガーデンまでは簡単には行けず、一度通りに出て回り道をしていかなければならなかった。

ロックフェラーのすぐ近くにはセント・パトリック大聖堂という大きなカトリック教会がある。

 

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人ごみにもまれながら回り道をして、ようやくチャンネル・ガーデンに到着。

 

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さらに人ごみにもまれ、中央へ。

昼間のクリスマスツリーはこんな感じ。

綺麗だけど、夜のほうがよさそうだな。

 

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ツリーの目の前はアイススケートリンクになっている。

値段は入場だけで25ドル〜32ドルもし、

さらにスケート靴レンタルで別途12ドル取られるので

合計40ドル前後(約4680円前後)もする。

 

『ロックフェラー前のアイススケートリンクでスケートをするのが夢だったんです。』

的な気持ちを持っていないとそう簡単に支払える金額ではない。

 

もちろん、我々がこのアイススケートリンクの上を颯爽と滑り抜けることはなかった。  

 

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16時10分。

ロックフェラーから歩いてタイムズスクエアへ。

相変わらずの人ごみ。

 

我々がニューヨークに来た真の目的はクリスマスのニューヨークを味わうことではなく、

大晦日にここで行われる年越しカウントダウンに参加するため。

 

6日後の今頃はここから見えるどこかのエリアで寒さと尿意に耐えながら場所取りをしているんだろうな。。

 

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タイムズスクエアの石鹸屋さんで手を洗わされたり、テキトーに歩き早めにタイムズスクエアを離れる。

もうこの人ごみから一旦離れたい。

タイムズスクエアなんて、6日後には嫌という程見ることができるのだから。

 

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16時40分。

近くでやってたクリスマスマーケットへ寄ってみた。

これもまたクリスマス感があっていい雰囲気。

 

私は主にカウントダウンの場所取り時に使えそうな手袋を探して歩いていた。

10ドルくらいであったかそうな手袋がたくさん売っていたが、まぁまだ保留とすることにした。

 

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適当に歩いていたら消防署の前を通った。

消防士さんと一緒に写真を撮る、みたいな人だかりができていたが、これはクリスマスのイベントなのか?

 

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歩いている時、できれば今日中にしておきたいことを思い出した。

友人の結婚式のビデオメッセージ用に花を1輪持った写真を送らなければならないのだが、その期限が明日までに迫っていたのだ。

 

実は12月中旬

メキシコのサンクリにいた時にその撮影自体は終わっていたのだが、

1輪ということを見落としていた私はその時、花束を持って撮影してしまっていたのだ。。

 

”いかん、これは撮影し直しだ。” 、と思ったはいいが、その後何もしていなかった私。

”いかん、このままじゃ期限に遅れちゃう。”

 

私は慌てて、1輪の花を求めニューヨークの街を駆け回った。

 

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なかなか花屋が見つからず、花が売られているのはだいたいスーパーの中。

何軒かスーパーを当たってみるが、どこもこのように花束しかしておらず、1輪だけ購入できるところが全然なかった。

 

1本だけ抜いてレジへ持って行こうか、と馬鹿な考えも頭をよぎったが、さすがにそんなことはしなかった。

 

道を歩いている時も、

その辺にアスファルトに咲く花が生えていないか目を凝らして歩いていたが、

残念ながら我々が歩いたエリアにはそのようなものは見当たらなかった。

 

しばらく探し回った結果、

ニューヨークで1輪の花をゲットするというミッションは失敗に終わる。

 

仕方がない、こうなったら泊まっている部屋に置いてあった花瓶の花を1本拝借するしかないな。

 

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17時20分。

1輪の花探しを諦めた我々は、再びロックフェラーセンター方面を目指していた。

 

その途中にあった『RADIO CITY MUSIC HALL』

トニー賞エミー賞MTV MUSIC AWARDの授賞式など、数々のビッグイベントが開催されてきたニューヨークを代表するミュージックホール。

 

映画『ホームアローン2』など、ニューヨークを舞台とする映画のワンシーンにも度々映り込んでいる。

 

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その後すぐにロックフェラーセンターに到着。

やはり日が沈み、あたりが暗くなってライトアップされたクリスマスツリーの方が断然綺麗でクリスマスっぽさがある。

 

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昼間以上の人ごみにもまれ、ベスポジであるチャンネル・ガーデンへ。

ロックフェラーのビルが高すぎて、デカいはずのツリーが小さく見える。

 

ちなみにツリーの高さは年によって違う。

今年、つまりは2016年のツリーの高さは28メートルだという。

 

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本当に、昼間とは比べにならないほど綺麗だった。

できることなら静かな雰囲気で座りながらゆっくりと鑑賞したいところだが、

実際、このフレームを少し下にずらすとそこはもう人の海。

当然ながら静寂とは程遠い喧騒。

 

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まぁ、こんな有名な観光スポットでは喧騒と人ごみは避けられないことなので仕方がない。

『クリスマス当日にニューヨークのロックフェラーセンター前のクリスマスツリーを見た』、と言う事実が素直に嬉しい。

 

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ツリーに見とれていると、突然背後の建物(ショッピングモール)から音と光が。

振り返ってみると、豪華なプロジェクションマッピングが始まった。

 

おそらくそのショッピングモールがクリスマスを祝う かつ  宣伝のために行っているのだろう。

しかしさすがはニューヨーク、無料とは思えないクオリティーだった。

 

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その辺で腰を下ろし、しばしプロジェクションマッピングを鑑賞しながら足を休める。

 

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十分に休憩したら再び人ごみに突入してアイススケートリンクの目の前へ。

 

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いやぁ、本当に綺麗だった。

 

このクリスマスツリーは毎年、

サンクスギビングデーの翌週の水曜日に設置・点灯されるらしく、

その点灯式の様子はアメリカ全土でライブ放送されると言う。

 

日本では12月25日のクリスマス当日が過ぎれば世間はガラリと正月ムードに様変わり。

一瞬にして忘れ去られたかのようにお役御免となるクリスマスツリーだが、

ここアメリカではクリスマス当日後もクリスマス期間は継続するのでツリーはしばらく残ったまま。

 

我々の感覚ではそれは不自然に感じてしまうが、正月という文化がないアメリカではそれは全く不自然なことではない。

このロックフェラーセンター前のツリーも、毎年1月6日まで飾られているという。

 

(フィリピンなんて9月くらいからツリーが登場して2月くらいまで出しっぱなし。)

 

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18時。

人ごみ以外大満足のクリスマスツリーを離れる。

 

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その後はちょっと休憩でもしようとその辺を散策。

するとカナダで大変お世話になっていたティム・ホートンズを発見。

 

アメリカではカナダ国境付近の町でしか見かけることがなかったティムだが、ここニューヨークには店舗があった。

 

ティムでホットチョコレートでも飲んで休憩しよう、と思い中に入ってみるが、

ティムの中も先ほどのロックフェラー同様人で溢れかえっていた。

 

”うわっ” と思った我々はティムは諦め、少し建物内で暖をとってから再び外へ出た。

ちなみに、ホットチョコレートも含めメニューはカナダで買うよりもだいぶ高かった印象。

 

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どこへ行くとも決まっておらず、自然と足はタイムズスクエア方面へ。

人ごみを避けたいのに無意識に人ごみの方へ行ってしまうのは人間の心理か。

人ごみの方が暖かいと言う利点はあるのだが。

 

余談だが、タイムズスクエアは前回初めて訪れた時よりも感動が薄かった。

前回来た時は、

 

”なんだこの間近に迫る光の壁は!?”

 

といった感じでその迫力にものすごく感動したのを覚えてるんだが。

 

初見じゃないということが作用しているのか、それとも他にすごいものをたくさん見すぎてしまっているということなのか。。

 

もし後者の理由だとしたら、なんか嬉しいような寂しいような、複雑な感覚だ。。

 

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大道芸にもたくさんの人だかり。

このバカ殿みたいに顔が白いパフォーマー、見ているだけでこちらが寒くなる。

 

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18時45分。

早々にタイムズスクエアを離れた我々は、

ニューヨーク公立図書館の真裏に位置するブライアントパークのクリスマスマーケットを訪れた。

 

ここにも先ほどのロックフェラーセンター同様、

大きなクリスマスツリーとアイススケートリンクがある。

スケートリンクはロックフェラーのものよりもだいぶ広い。

ただその分、人も多い。

 

ここはスケートレンタルに20ドル(約2340円)かかるが、

スケートリンクの入場自体は無料

 

ロックフェラーの約半額だと思うとだいぶお得感がある。

 

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テキトーにクリスマスマーケットをふらふらして何軒かお店に入る。

しかしここにはあまり長居せず、ちょっとの滞在で宿へ帰ることになった。

今日1日だいぶ歩き回って疲れがたまってきているのが大きな原因。

 

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地下鉄に乗り、滞在先のブルックリン地区へ。

 

19時45分。

帰り道にあるセブンイレブンに寄ってジュースを購入。

『BUY 1 GET 1 FREE 』という、

1つ買ったら1つ付いてくるというアメリカでよくあるセールが実施されていた。

(要は2つ買うと半額ということ。)

税込み1.08ドル(約126円)でジュースを2本購入した。

 

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21時。

コーヒーと機内でもらったスナックが今日の晩飯か。

クリスマスにしてはちょっと、というかだいぶ寂しい食事だ。

 

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21時30分。

少しでもクリスマスっぽいことを、ということで日本にいたらおそらく見ていたであろうクリスマス特番『明石家サンタ』をネットで検索。

するともうすでにユーチューブで上がっていたのでそれを見ながら時間を過ごす。

それを見終え、23時すぎごろには就寝したか。

 

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今日1日クリスマスのニューヨークの街を歩いてみて、

街のクリスマスムードだけで言ったら日本の方が雰囲気があるのではないか?、と思った。

もちろんニューヨークでも至る所にツリーがあり、

デパートや店など様々なところにクリスマスの飾り付けがなされているが、

日本の方がその範囲が満遍なく幅が広いというか。。

 

ニューヨークの場合派手なのがドン、ドンとあり、

そうでないエリアは特にクリスマス感を感じないような所が多々あったが、

日本の場合派手なのもあり、さらにはどこを歩いてもクリスマス感が演出されているという印象(あくまでも気がするだけ)。

 

キリスト教徒が多い国でもないのに、なんでもよそから取り入れて独自に発展させちゃう日本ってすごいな、と思った。

 

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ちなみに、探し回っても見つからなかった1輪の花は、

宿に飾ってあった造花の花束を取り出して、1本に見えるように工夫してなんとか撮影に成功した。

 

今度はメッセージを添えてすぐにラインで送った。

期限である日本時間の明日(12月26日)中に間に合ってよかった。

期限を守るって、当たり前だけど大事なことだからな。

 

★次回記事↓↓

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▼アメリカ横断まとめ【完全版】

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ニューヨーク2日目①〜クリスマスの街散策。肉盛り名物カッツ・デリカテッセン〜 世界一周185日目★前半

昨夜、クリスマスイブの夜にグアテマラからアメリカ合衆国ニューヨークに到着した我々。

 

気分の悪い入国審査

エアービーアンドビーで予約した部屋に入れず建物前で立ち往生など、

ニューヨークの滑り出しは決して良いものではなかった。

(メトロチケットの買い方を教えてくれたお兄さんはすごく良い人だった)

 

本日は12月25日のクリスマス当日。

『ニューヨークでクリスマスを過ごす✨』とかだいぶ聞こえは良いが、

実際街はどのような雰囲気になっているのだろうか?

 

みんな休暇で店は閉まってて、意外とクリスマス当日は面白みに欠けていたりして。

そんな予想もしながら、クリスマス当日のニューヨークの町へ繰り出す。


(1ドル=約117円  2016年12月25日。)

 

▼前回の記事

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 ◉タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

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朝8時頃起床。

テレビをつけて何かクリスマスっぽい番組はやっていないか探すも、特にパッとする番組は見つからない。

 

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昨日は夜遅くの到着でこの宿をゆっくりと見る余裕がなかったので、一通り宿内がどのような間取りになっているのかを確認。

ここはダイニングだが、ほぼ飾りのような部屋で誰も使っていない。

なんだか使ってはいけないオーラも出ている。

 

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リビング。

ここも特に誰も使っていない部屋。

私はたまにここのソファーで寝転がったりしていた。

 

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キッチン。

ダイニングを使わないので、自炊した時はだいたい奥にある丸テーブルで食事をしていた。

 

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トイレとシャワールームは2つ。

そして我々の部屋意外にも部屋は2つあり、1つはゲスト用、もう1つはここのオーナー夫妻が生活している部屋

 

オーナー夫妻は基本的に自らの部屋のみで生活をしていたが、たまにキッチンに出てきて食事を作ったりしていた。

 

よくわからないのが、エアビーのホストはこの夫妻ではなくまた別の人(昨晩案内してくれた黒人男性)だということ。

でもその黒人男性はこの物件には住んでいない。

 

おそらく黒人男性が、友人である夫妻宅の空き部屋をうまく運用して儲けを折半しているのだろう、と予想する。

 

昨夜我々がチェックインした際、

黒人男性が妻に『この子たちは今日から9泊する。』と言ったら妻は投げキッスをするくらい心から喜んでいたのでその可能性は高い。

 

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10時。朝食をとる。

朝食と言っても、コーヒーと昨日機内で配られたスナックをつまむ程度のもの。

 

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11時に外出するつもりで準備したが早めに準備完了できたのでリビングでちょっとくつろぐ。

このツリー、昨晩からずっとライトアップされているが消さなくていいのだろうか?

 

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11時になったので外出。

これが我々が泊まっている建物の正面玄関。

昨晩はうまくチェックインできず、この玄関前でしばらく立ち往生していた。 

 

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最寄のメトロ駅までは徒歩10分くらい。

しばらくこのメトロ駅が我々の起点となる。

 

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11時30分。

グリーンラインで1本のユニオンスクエア駅に到着。

ただなんとなく栄えていそうだという理由でここに来た。

 

駅の真隣にはクリスマスマーケットっぽい建物が軒を連ねていたが、

このクリスマスマーケット、昨日のクリスマスイブまでの開催だった様子。

 

”なんでクリスマス当日にクリスマスマーケットがやってないんだ。。”

 

やっていないものは仕方がないので、ここから南方向に向かって少し散策してみることに。

しかししばらく歩いてみても特に見る店があるわけでもなくなんかパッとしない。

閑散としている感があった。

 

これはもともとこういうところなのか、それともクリスマス当日だから店が閉まってこうなっているのか?

 

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11時過ぎ。

ユニオンスクエア周辺で特に見所を発見できなかった我々は、

再び北上してあの有名なエンパイア・ステート・ビルの方を目指す。

 

ニューヨークにいる間、

ラッパーのJAY-Zと歌手のアリシア・キーズがコラボした楽曲、

『Empire State Of Mind』のサビを何度口ずさんだことか。。

 

おそらくニューヨークを訪れて思わずあのサビを口ずさんでしまう人は我々の他にもたくさんいるであろう。

 

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エンパイアステートにたどり着く前に現れたのがこちら、

『フラット・アイアン・ビルディング』

こちらもニューヨークを代表する観光名所ビルディングだ。

 

1902年完成。高さ87メートルの22階建。

一切れのショートケーキを空に向かって伸ばしたような、非常に珍しい形の建物。

その名の由来は、ビルの形がアイロンに似ているということから。

 

映画スパイダーマンに登場する出版会社『デイリービューグル』の建物はこのフラットアイアンビルになっている。

 

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横から。

 

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後ろから。

本当に変わった形の建物だ。

 

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フラットアイアン・ビルディングの目の前はちょっとした広場になっており、

ハンモックがたくさん並べられて人々がくつろいでいた。

なんか近代的な光景。

 

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フラット・アイアンから徒歩10数分。

ニューヨークを代表する建物の1つである『エンパイア・ステート・ビルディング』の目の前に。

1931年完成。高さ443メートルの102階建。

日本ではまだ東京タワー(1958年完成)すらできていない時代に、

アメリカではすでにこのような超高層ビルが建っていたのか、と思うとすごい。

 

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第1展望台は高さ320メートルの86階。

入場料は大人1人34ドル(約3978円)らしい。

*写真は2012年に訪れた時のものを参照。今回は登っていない。

 

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第2展望台は高さ381メートルの102階にあり、第2展望台に入場するには別途追加料金が必要。

追加料金は大人1人20ドル(約2340円)なので、

第1展望台のと合わせて54ドル(約6318円)。べらぼうだ。

*こちらも2012年に登った時の写真を参照。

 

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先ほどのユニオン・スクエア周辺よりも、エンパイア・ステイト・ビル周辺の方が賑わっている雰囲気。

ブーツが欲しいと言っている相方は良さげな靴屋さんに。

他にもちょいちょい店を見ながらニューヨークの街を歩く。

 

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歩いていると、急に緑と電飾に囲まれた通りが現れた。

クリスマスっぽい。

そう、我々はこういう雰囲気を味わいたいんだ。

 

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ここは『Lord Taylor』というデパートらしく、その建物の目の前だけこのようにド派手に飾り付けがされている。

 

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何個かあるショーウィンドーも見所の一つで、それぞれ異なるデザインのディスプレイが展示されている。

しかもこのディスプレイの中の人形は動く。

たくさんの人が記念撮影などをしてこの通りを楽しんでいた。

 

場所はここ↓↓

 

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12時50分。

先ほどの『Lord Taylor』から2ブロックほど進んだところにあるのがここ、

New York Public Liblary(ニューヨーク公共図書館)

 

オードリー・ヘップバーン主演の『ティファニーで朝食を』や、

サラ・ジェシカ・パーカー主演の『セックス・アンド・ザ・シティー』など、

数々の映画のロケ地となっていて、図書館なのに観光名所と化している。

 

『セックスアンドザシティー』では主人公キャリーがこの図書館で結婚式をあげているが、

これは映画の中の世界だけでなく本当にこの図書館で結婚式をあげることが可能なのらしい。

 

サンフランシスコでは結婚式を挙げれる市庁舎とかあったし、本当にアメリカは自由の国だな。

 

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図書館の前にはシンボルでもある二頭のライオンが構えている。

AstorLenox。ちゃんと名前がつけられているのが面白い。

 

クリスマス仕様に、デッカいリースが首輪のごとくはめられている。

というかそこの少女、そこ乗っていいのか?

 

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ニューヨーク公共図書館の角を右に曲がり、グランドセントラル駅を目指す。

奥に見える高いビルはクライスラービル

 

1930年にあの自動車メーカー『クライスラー』の本社ビルのために建設されたビルだが、現在はクライスラーの手を離れているという。

高さ320メートルの77階建。

 

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13時。

グランドセントラル駅にやってきた。

 

地下にある『オイスター・バー・レストラン』クラムチャウダーが美味しいと聞いてやってきたのだが、我々が訪れた時にはクローズしていた。

 

しかもちょうど今クローズになった感じの雰囲気。

(でも時刻は昼時。クリスマス休業の可能性も大)

 

我々の後もどんどんお客さんがやってくるが、扉の前で様子を見て皆どんどん引き返していく。

残念。。

 

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一応、メニュー。

思ったよりたくさんメニューがあって、どれがクラムチャウダーなのかよくわからない。

 

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仕方がないのでグランドセントラル駅から地下鉄に乗って別のエリアへ。

お腹がすいてきたので何か食べたい。

 

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12時40分ごろ。

グランド・ストリート・ステーションという地下鉄駅で下車。

なんか中華街っぽい雰囲気があった。

 

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意味不明な壁画を見ながら行きたいレストランを目指す。

 

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14時。

我々が目指していたレストラン、『Katz's Delicaessen(カッツ・デリカテッセン)』が見えてきた。

 

ここはユダヤ料理を提供する店。

デリカテッセンという聞きなれない言葉の語源はドイツ語の『デリカテッセ(美味しいもの)』で、サンドイッチや持ち帰り用惣菜を売る店を意味する。

スーパーなどの『デリ』は『デリカテッセン』の略称なのらしい。

 

ここはクリスマス当日でも営業しているといいのだが。。

先ほどのオイスターバーのようにクローズしていないことを祈りながら近づく。 

 

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恐る恐る店の前に行くと、この大行列。

確実に営業はしている様子で嬉しいが、この行列に並ぶのはちょっと。。

嬉しいような嬉しくないような、複雑な気持ち。

 

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見るとこの行列はだいぶ先まで続いている。

 

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とりあえず最後尾に並び、進み具合を見ながらここでメシを食うかどうか考える。

 

創業約130年のニューヨークの老舗人気店だとは聞いていたが、この大行列は普段からのことなのだろうか?

それとも他のレストランがどこもクリスマス休暇をとっているから、皆営業しているここに集中しているだけなのだろうか。

 

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14時20分。

列の進みは意外と早く、およそ20分たらずで店内に入ることができた。

すると店内も人人人で溢れかえっている。

大繁盛だな。 

 

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店内に入る時、このような紙のチケットが配られた。

これは注文、会計時に必要になってくるものなので絶対に無くさないようにしなければならないらしい。

 

もしなくしてしまい会計できなくなったら50ドルの罰金が課せられることもあるというので驚き。

 

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店内には一応列を誘導するスタッフがいる。

流れに従い、まずはカウンターへ。

なるほど、カウンターで注文して商品を受け取って席について食べる、という流れだな。

 

でも、どこのカウンターに行けばいいのかよくわからなくて一瞬戸惑う。

どこも一緒だろう、と思いテキトーに近くにあったカウンターに並んだ。

 

*後で調べたら、カウンターは注文する料理によって分けられているらしい。

ホットドック、スープ、サンドイッチ、ドリンク、フライ、、などといった具合だ。

 

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メニュー。

パストラミというローストビーフのようなレア肉をたっぷりと挟んだサンドイッチがここの名物。

その名も『Kat'z Pastrami(カッツ・パストラミ)』

お値段なんと19.95ドル(約2334円)

サンドイッチのくせに、めちゃんこ高い。

 

でもオーダーを終え席に向かっていくお客さんの手に持たれたパストラミサンドイッチを見ると、そのくらいの値段しても仕方がないのかな、と思うほどのボリューム。

柔らかくて美味しそうなお肉がこれでもかと挟まれている。

 

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でもやっぱり1食20ドルは高い。。

我々はカッツ・パストラミを1つ注文して2人でシェアして食べることにした。

 

入店時に配られた紙のチケットを渡し、

『ワン、パストラミ、プリーズ。』と言って注文。

すると威勢のいい兄ちゃんが目の前で肉の塊をさばいてくれる。

 

ここのスタッフはどちらかというと魚屋にいそうな威勢のいい兄ちゃんたちで構成されている。

 

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その巧みな手さばきを見ていると、切った肉を小皿に乗せて試食させてくれた。

普通試食というものは注文する前にするものなのだが、ここの場合注文したあとでも試食をくれる。

なんて羽振りがいいんだ。

 

ちなみに会計はこのカウンターではなく、

食事を終えて店を出るときに会計専用のカウンターで行う

 

コップに突き刺さっているドル札はチップ。

(チップなので任意。払わなくても特に気まずい雰囲気にはならない。)

 

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待つこと数分。

『Kat'z Pastrami(カッツ・パストラミ)』登場。

我々はトッピングでチーズを1ドル(約117円)で追加した。

サイドのきゅうりとピクルスは無料でついてくる。

 

この人ゴミの中空席を探すのは大変だ。

我々は運良く近くの席が2つ空いてたのですかさずそこに腰を掛ける。

なんか、ウエイターみたいなのが料理を運んでいる席もあったが、あれは別サービスなのかな?

 

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正直、もっと肉が入っているもんかと思った。なんかボリューム感に欠ける。

ネットで見たときはもっと溢れんばかりの肉が挟まっていたと思うのだが。。

追加で肉をトッピングしていたのかなぁ?

それかカウンターの兄ちゃんによって肉の量に差があるとか。。

 

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それでもこう見ると肉たっぷり

他では滅多に食べられない肉たっぷりサンドイッチに豪快にかぶりつく。

 

激しい肉の主張が幸福感を呼ぶ。

味付け自体は塩のみって感じのシンプルのものなので、これは味というよりも肉の主張を楽しむものだな。

 

食べ始めたら、1人で全部食べたくなる。

2人でシェアはちと少なすぎたな。。

ニューヨーク滞在中にもう1度は食べておきたいな、と思えるくらい満足な味だった。

でもやっぱ1個20ドルは高すぎるよ。。

 

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店内はあい変わらずの混雑ぶり。

食べ終えたらさっと席を立ち店を出た。

 

そういえば我々の後ろに座っていた若者男女たちは、パストラミサンドイッチだけでなく大量に盛られたポテトもほとんど残して店を出て行っていたな。

 

”超もったいない!!”

見るからに体格のいい男2人だったのだが、なんたる様だ。

女の子の前で大食いチャレンジでもしていたのか?

 

とにかく、あの残しっぷりはひどかったな。

『それ、残すくらいならくれないか?』と本気で声をかけようかと思った。

 

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会計は出口付近にあり、支払いを済ませて店を出る感じ。

合計23.9ドル(約2796円)だった。

タクス(税金)が入るなんて聞いてないよ。。

 

1人約1400円の食事。質には満足したが量には全く満足していない。

そしてもう15時になるというのに、店の外には未だ大行列ができている。

なんという人気ぶりなんだ。

 

★Katz's Delicatessen(カッツ・デリカテッセン)の場所↓↓

 

〜後半へ続く〜(クリスマス、夜のニューヨークへ)

earthtravel.hatenablog.com

 

▼アメリカ横断まとめ【完全版】

earthtravel.hatenablog.com

ニューヨーク1日目〜NYのクリスマスイブで苦しみます。〜 世界一周184日目後半★

晦日に行われるニューヨーク、タイムズスクエアでのカウントダウンに参加するた

め、約1ヶ月滞在した中米を離れアメリカ合衆国のニューヨークへ向かっていた。

 

中米ではのんびり過ごしていたため、コスタリカグアテマラ、メキシコの3カ国訪問

にとどまったな。

移動が少なかったこともあり、当初から掲げていた『中米ではコスパよく生活する』

という目標は達成できていた気がする。

 

グアテマラ、メキシコあたりは機会があればまたスペイン語留学などしてもっとじっく

りと滞在してみたい国になった。

 

(1ドル=約117円。 2016年12月24日。)

 

▼前回の記事

earthtravel.hatenablog.com

 

タイムズスクエアカウントダウン情報

earthtravel.hatenablog.com

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19時40分。

飛行機はニューヨーク上空を飛んでいた。

 

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20時。

無事に着陸し、嫌で嫌で仕方ないアメリカ合衆国の入国審査へ。

 入国審査所には行列ができていた。

 その行列に並び我々の番が来たら、私と相方、2人一緒に入国審査に向かった。

アメリカにはどのくらい滞在する予定だ?』

イブの夜にこの行列ということに嫌気がさしているのだろうか、明らかにやる気のない態度で審査官がそう聞く。

 

『2週間くらいです。』

とりあえず平常心を保って私がそう答える。

 

『お前はちょっと前にもアメリカにいたな。どのくらいいたんだ?』

『だいたい1ヶ月くらいです。』

 

その後ジャブのような質問が何個か投げかけられる。

 ひとつひとつ答えていって、次にまた、

アメリカにはどのくらいいるんだ?』

と質問された。

 

”さっき言ったじゃん。” と思いながらも、

『1ヶ月くらいです。』

と答えた。

 

すると審査官は表情を曇らせ、隣の審査官と何かを話し始めた。

”なんだなんだ、なんかまずいことでもあったのか。。”

我々の心に不安がよぎる。

そしてまた質問される。

 

『どのくらいアメリカにいるんだって?』

 

『この前の滞在も合わせてですか?それともこれからの滞在ですか?』

 

『これから何日間アメリカにいる予定なんだ?』

審査官はちょっときつい口調でそう聞いてきた。

 

『これからは10日間くらいです。』

 

『お前さっき1ヶ月くらいって言ったじゃないか。』

 

『いや、1ヶ月っていうのはちょっと前にアメリカにいた期間であって、、これから滞在するのは10日間くらいです。』

 

『本当だな?よく質問を聞いとくように。』

 

審査官はそう言ったあとパスポートを開いて次のように言った。

 

『見ろ、お前らは1月8日までしかアメリカに滞在できないんだ。もし嘘をついていらすぐにバレて見つかるぞ。』

 

我々は10月に陸路でアメリカに入国した際、1月8日までのアメリカ滞在が許され、

パスポートにそのことが記されているドキュメントが貼られていた。

 

1月8日までというのは一度アメリカを出てしまえばまたリセットされるものだと思っ

ていたが、どうやらそうではなく、1度アメリカに入国したらその後アメリカを出よう

が出まいが、入国した日から90日後までの滞在が許されるというものだった。

 

ヨーロッパのシェンゲン協定と同じようなものだ。

 

”帰国用の航空券を1月8日以降にしてなくてよかったぁ。”

 

ギリギリであったことに内心焦りながらも、1月5日にアメリカを出国する予定なのでそのような縛りに引っかかる心配は全くないない。

 

『はい、わかりました。』

私がそう答えると、

 

『冗談じゃないぞ。もし1月8日以降もこのアメリカ合衆国にいたらただじゃすまんぞ。必ず見つけ出すからな。』

 

と、あたかも我々が嘘をついているかのような言い様でそう言ってきて、乱暴に我々のパスポートに入国許可のスタンプを押して、これまた乱暴にパスポートを返してきた。

 

全く気分の悪い入国審査官だ。私史上過去最悪の審査官だったかも。

本当、絶対クリスマスイブの大行列でイライラしてるな。

 

我々は文句を言い返したくなる気持ちをぐっとこらえ、サーッとその場を立ち去った。

 

こういうところでは、こちらがなんと言おうと絶対的に強い立場なのはあちら側。

機嫌を損ねさせることなどしたら最悪入国拒否にさせられるなど、こちら側が痛い目に

あうのだから下手に感情をあらわにしないほうがいい。

 

何はともあれ、無事に鬼門であったアメリカ合衆国入国審査を通過してホッと胸をなで

おろす。

あとは荷物を取り、無事に宿までたどり着くだけだ。

 

そう思いながら歩いていると、目の前で税関の申告用紙?かなんかを提出するところがあらわれる。

 

みんなそこで用紙を提出して通過しているけど、我々の手元にはそのような用紙がない。

 

思い返してみれば、私は先ほどその用紙を入国審査官に渡していて返してもらっていな

いことに気がつく。

 

とりあえずしれーっと通過できるか試みるも、案の定職員に止められた。

 

『君たち、申告用紙は持ってないのか?』

職員はそう聞いてきた。

 

『用紙なら先ほど入国審査官に渡しました。』

私がそう言うと、

 

『いや、そんなことはありえない。絶対に君が持っているはずだ。荷物やポケットの中

など、もう一度よく探しなさい。』

 

私は絶対に持っていないと確信していたが、とりあえず言われた通りカバンの中やポケ

ットの中に手を突っ込み用紙を探す。

 

相方もその用紙は手元には無いと言っている。

 

いくら探してもやっぱり用紙は私の手元に無いし、先ほど確かに用紙を入国審査官に渡した記憶が鮮明にある。

 

『やっぱりさっき入国審査官に渡しました。なので手元にはありません。』

 

『いや、そんなことはありえない。もっとよく探しなさい。』

 

先ほどの入国審査のイライラも募ってのことだろう。

職員の頑なな態度に、ついに相方の堪忍袋の緒が切れた。

 

『NO!!!!』

 

と強い口調でその職員に言い返す。

 

すると、

『ヘイ、やめなさい。ここは我々の国だ。この国で我々に対するその態度は許されない。やめなさい。』

 

”これはマズイ。”

 

 私はそう思い相方を抑え、職員にも『もう少し探してみる。』と言って再び通路の傍に寄った。

 

相方が怒る気持ちもよくわかるが、先ほども述べたようにここで彼らに逆らっても余計

に厳しい目で見られて不利な状況になるだけだ。

もし本当にあちら側のミスだとしたら、しばらく待機してよーく調べてもらえば最終的

には理解してもらえるはず。

とにかくここでは彼らに逆らわない方が自らのため。

そう相方に話しながらカバンの中を探すと、相方のカバンから探していた用紙が1枚出てきた。

 

”あっ。。”

 

それを見た職員は上から目線で『Congratulations.』と言わんばかりの表情でこちらに

拍手を送っていた。

 

あの嫌味ったらしい職員の表情は今でも私の脳裏に強く焼きついている。

 

そんなことより、相方の分の用紙は発見されたが私の分は本当に無い。

 

”えぇ、マジで無いけど。。”

 

そう思い私はカバンの中などをもう一度必死に探し、そのオーバーな行動で職員に本当

に無いことを訴えた。

 

そして職員の方をチラッと見ると、

 

『もうOKだ。ほら、行っていいぞ。』

と一言。

 

『え?』と私が聞き返すと、

 

『これ1枚で2人分になっているからOKだ。』

と。

 

それを早く言えよ。

 

呆れたのとホッとしたのが入り混じったような気持ちで、私は無事その場を通過。

 

なんにせよ、私が持っていた用紙は入国審査官に取られていたというのはやはり事実だったようだ。

 

ちくしょう、やはりアメリカ入国審査は毎回何かと不愉快な気分にさせられる。

 

それでも、一度入国し町に出てしまえばこんな不愉快な気持ちはどこかへ吹き飛んでい

ってしまうもの。

それは過去に何度もアメリカ入国審査に手こずらされてきて学んだことの一つ。

 

なので今回も、”やっとニューヨークの空気を吸うことができるぜ”、と、嫌な記憶は完

全に封印し、考えないようにしていた。

 

相方はまだ納得がいかずに不愉快な気分継続中の様子だったが。。

 

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入国手続きが終わり荷物をピックアップして、ようやく空港の外に出ることができたの

は21時。

 

気持ちを切り替え、まずはバスでマンハッタンへ向かう。

 

ニューアーク・リバティー国際空港ニュージャージー州にあり、マンハッタンからは

20キロ以上離れた場所に存在する。

 

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『Buses』と書かれた案内標識に従い歩いていく。

 

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するとこのような、『Newark Airport Express to New York City』という看板がある

ので、そこに停車しているバスに乗り込む。

 

料金は1人17ドル(約1989円)。高い。。(クレジットカードで支払った。)

 

マンハッタンの中心地、タイムズスクエアあたりまではおよそ40分前後くらいで行く。

 

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21時30分ごろ、バスはタイムズスクエアあたりを通過。

電飾の数が極端に増え、ニューヨークに来たんだなぁ、という実感が湧いてくる。

 

実は私、ニューヨークに来るのはこれが2度目。

過去の記憶も蘇ってきて、これから先のワクワク感が増していく。

 

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21時45分。

クリスマスバージョンになっているランドセントラル駅付近でバスは停車。(終点かな?)

徒歩でグランドセントラル駅構内へ行きメトロ(地下鉄)に乗り換える。

 

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駅の中へ。

 

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構内はだだっ広く、たくさんの人が行き交っている。

 

外装同様、クリスマスのデコレーションがされていて、傍らでは青年の聖歌隊がクリス

マスソングを合唱している。

 

彼らは見る限り日本人の集まりのようだったが、その歌声は一層駅構内のクリスマスムードを高めていた。

 

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クリスマスムードの構内に私はすっかり魅了されてしまった。

まだ宿へ向かっている途中だというのに、もうニューヨーク観光をしてしまっている気分。

思いの外このグランドセントラル駅構内に長居してしまった。

 

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今回ニューヨークで滞在先は、エアービーアンドビーを利用してブロンクスにある一般

の人の家を間借りすることになっている。

 

あらかじめ伝えておいた時間よりも少し遅れて家に到着しそうだったので、ホストにメ

ッセージを送るため無料Wi-Fiが飛んでいるエリアを探す。

 

我々はわざわざエスカレーターで2階まで行って使用可能なWi-Fiを発見。

 

そこでパソコンを取り出し、その場でエアビーホストに『今グランドセントラル駅につ

いた。今からメトロでそちらへ向かう。』

 

というメッセージを送信した。

 

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22時。

ようやく足が先に進む。

まずは券売機でメトロチケットを購入する。

 

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なんか券売機が2種類あって、どちらを使うべきなのか迷う。

直感で使用していた方はどうやら違う券売機だったみたいで、目標としている駅名が出

てこない。

 

こういう時は人に聞くのが一番早い、と思い、チケットを買いに来た男性に声をかけてみた。

すると彼は非常に丁寧にメトロチケットの買い方を説明してくれた。

 

まず、我々が先ほど間違って使っていた券売機は長距離電車用の券売機だったのらしい。

 

そして、『ニューヨークには何日間いる予定だい?』と聞いてくる。

 

『12日くらいはいます。』と私がとっさに答えると、

 

『それなら7日間乗り放題パスを購入したほうがいい。』

 

と言って、タッチパネル画面で『Metro Card』を選択し、『7-DAY UNLIMETED』

選択しこう言った。

 

『いいかい、もしシングルチケットを購入すると、片道2.5ドル(約292円)が毎

回かかる。

つまりブロンクスから市街地を往復するだけで5ドル(約585円)かかり、それが7日間毎日続くと行き帰りをするだけで35ドル(約4095円)もかかってしまうんだ。

そこでこの7日間乗り放題パスをオススメする。これは文字通り7日間地下鉄と市内バスが乗り放題になるカードなんだ。

料金はカード発行料を含めても32ドル(約3744円)だから、先ほどの往復の例と比べるとだいぶお得だということがわかるだろ?』

 

彼は外国人である我々に気遣ってか、なるべくわかりやすい英語を使いゆっくりと、

本当に丁寧にチケット購入の説明をしてくれた。

 

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我々はクレジットカードでその7日間乗り放題パスを購入。

その後彼はこう説明を続けた。

 

『君らは10日以上ニューヨークにいると言ったね?

7日後以降、もしまた乗り放題パスを使用したい時は今発行したこのカードにチャージする形で購入することができるから気をつけて。

今の様な方法で購入するとまたカード料金が1ドルかかっちゃうからね。

チャージはどの駅の券売機でも簡単にできるから。

最後に、ニューヨークの地下鉄は非常にシンプル。

アップタウンと書いてある方が北方面行き、ダウンタウンと書いてある方が南方向行き電車だ。

君らはブロンクスに行くということだから、アップタウンの看板を目指していくんだよ。』

 

そう言って、最後まで非常に丁寧にニューヨークメトロについて教えてくれた。

 

先ほどの入国審査からは一転。ニューヨーカーの優しい部分に触れ心は幸せな気分に。

 

ニューヨーカーは冷たい、とよく言われるが、当たり前だがそれも人によるってことよ。

 

余談だが、別れる際彼に『Happy Holidays!(ハッピーホリデーズ)』と言われた。

 

私が『メリークリスマス』と返すと、『メリークリスマス』と言ってくれた。

 

まだニューヨークに着いて間もないが、周りの人の言葉を聞いていても別れ際に『メリークリスマス』と言わずに『ハッピーホリデーズ』と言う人の割合が多いな、と感じていた。

ネイティブはクリスマスの時、『ハッピーホリデーズ』のを使用するのが一般的なのか?

 

もちろん、『メリークリスマス』を使用している人も少なからずいたが。

 

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22時20分。

先ほど購入したメトロカードをスワイプして改札を通過。

 

この時期のニューヨークの地下鉄では、ユニクロヒートテックの広告が全面的に張り出されていた。

 

日本を代表するファッションブランドユニクロは、ニューヨーカーの心もガッチリと鷲掴みしているようだ。

 

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先ほどの男性に教えられた通りアップタウンを目指す。

 

ニューヨークの地下鉄は本当にわかりやすく、前述した通り北方面がアップタウン、南方面がダウンタウンとなる。

 

主要な地区への大まかな路線はで分けられており、さらにその路線の中の詳細路線が番号で分けられている。

 

我々が向かうブロンクス方面にはこのグリーンラインの4、5、6番、

(もしくはレッドラインの2番)が通っている。

 

グーグルマップに路線図を表示させて使用すると便利で、地下鉄をより簡単に利用できた。

 

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22時40分。

宿の最寄り駅、『149st グランドコンコース駅』に到着。

 

ここでは改札に荷物が挟まったのを助けてくれたお姉さんに去り際、『メリークリスマス』と言われた。

 

やっぱり『メリークリスマス』と言われた方が、我々にとっては本場のクリスマスを味わっている気分でいい。

 

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23時前。

目的である建物に到着。

しかしここで海外のエアビーあるあるが発生。

 

そう、どうやって入ったらいいか全くわからない。。

 

私は過去の経験を生かしあらかじめホストに『どうやってチェックインしたらいいか?』という質問を送っていた。

 

しかしホストからはただ『チェックインの時にそこにいてあなたと会う。』と、直訳するとそういうシンプルなメッセージしか返してこなかった。

 

でも実際に来てみると誰もおらず、どこが正面玄関なのかすらわからない。

 

深く聞き返さず、家の前とかで待っててくれるのだな、と楽観視してしまっていた私にも責任はあるだろうが、呼び鈴の番号など、せめてもう少しわかりやすくて確実なチェックイン方法を提案して欲しかった。

 

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すっかり立ち往生してしまった我々は、苦肉の策で目の前にあったすべての呼び鈴を一つづつ鳴らしていくことにした。

 

住所はここで合っているはずだから、この中のどれかがホストの部屋になっているに違いない。

 

しかしすべての呼び鈴を押し終わっても、誰一人として応答することはなかった。

 

もちろん、扉をノックしても誰も出て来やしない。

 

その辺にいた地元民っぽい人に声をかけて事情を説明してみるも、あまりいい対応はされず確かな情報を得ることはできなかった。

 

その後も建物の目の前で立ち尽くすこと20分以上。

 

どうしよう、、

ホストと連絡を取りたくてもSIMカードなど持っていない我々が連絡を取り合える手段といえば、現地の人の電話を借りて電話をかけることか、どこかでワイファイをつなげて電話、またはメッセージを送るかしかない。

 

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23時20分。

こうなったら本当に最後の手段。

 

先ほど通り道にマクドナルドがあったことを思い出した我々は、一旦徒歩でそこまで戻る。

 

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到着したら、マクドナルドの店舗の壁際に座り込む。

全米のマクドナルドにも日本と同じく無料ワイファイが飛んでいる。

アメリカ横断時、よくワイファイをつなぐためだけにお世話になっていたものだ。)

 

そう、つまり我々はマクドナルドの無料ワイファイをつないでホストと連絡をとり合おうと考えたわけだ。

 

”これでダメならマックで1泊だな”

 

という覚悟はできていた。

(もちろんその場合1泊分の料金は返金してもらうよう交渉するつもり)

 

まずは相方のスマホ『SMART Talkという楽天コミュニケーションズのIP電話アプリを起動しホストに電話をかけようと試みる。

 

すると、ホストが電話に出た!!

 

はやる気持ちを抑え、冷静に今の状況を説明しようとするも、インターネットが弱いせいでなかなかうまく会話できない。

 

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仕方がないので電話は諦め、私のパソコンからメッセージを送ることに。

ホストがまだ起きていることは確認できたので、すぐにメッセージを送れば連絡が取り合える。

 

時刻はもう23時30分を回ろうとしている。

 

今夜はクリスマスイブだというのになんなんだこの仕打ちは。

 

聖なる夜にマックで1泊なんてことは、ネタにはなるができれば避けたい。

 

ホストからの返事はすぐには来ず、メッセージを送ってからまたしばらく待たなければならなかった。

 

いや、ほんの数分の待ち時間もこの時の我々にとっては非常に長く感じていたのかもしれない。

 

冬のニューヨークは凍死者が出るほど寒いと言われるが、幸いこの時はまだそこまでの気温ではなく、寒さに苦しむということはなかった。

 

これなら、タイムズスクエア前のカウントダウン余裕だな、とすら思えた。

 

数分後、ホストから『建物の前で待っている。』というメッセージが。

 

我々は ”よし!” と言い、自らを鼓舞し腰を上げ、再び先ほど訪れた建物へ歩いて戻った。

 

 やっとゆっくりできる。。

 

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23時50分。

なんとかクリスマスイブ内に暖かい部屋へ入ることができた。

 

建物の前で我々を待っていたのは中年の黒人男性ホスト。

 

『グランドセントラルでメッセージをもらったあと、適当な時間に建物前に出て君たちを待っていたんだが、なかなか現れなかったんだ。それと、電話は使えないのか?』

 

ホストが我々にそう言う。

 

『いや、ケータイが使えないことはメッセージで何度か送っているはずです。部屋の番号とか、呼び鈴の番号とかをあらかじめ教えるべきじゃなかったんですか?』

 

『そうか、とにかく悪かった。さぁ、部屋に入って温まって。』

 

無表情でちょっとおとぼけ感のあるホストはそう言って我々を部屋に案内した。

 

本来ならもっと不平不満を言ってやりたいところだが、イブの夜だし、これ以上何かを言うことはやめた。

 

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LDKの間取りの1部屋を我々が借りる感じ。

 

部屋にはセミダブルくらいのベッドとテレビとタンスが置いてあり、それだけでほとんどスペースが埋まってしまっているほどの大きさ。

 

おもちゃやぬいぐるみが多く置いてあり、元子供の部屋、といった雰囲気。

 

この部屋に2人で9泊。合計80227円。

1人1泊4457円計算。

 

今までの我々の平均宿泊費からしたらだいぶ高いが、年末年始は宿泊料金が高騰するマンハッタンでは決して高くはない値段だと思っている。

 

まぁ、宿探しを始めたのが今年(2016年)の11月半ばなので、もっと早くから探していればこれ以上に安い宿はたくさんあったかもしれないが。

 

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部屋のテレビをつけるとクリスマスムード満載な報道番組がやってて、

街ゆく人々の『メリークリスマース!』という一言をダイジェストで流していた。

 

なんか、アメリカ入国時からここまで非常に苦労してたどり着いた我々を歓迎しているかのようで、これを見たら先ほどまでの疲れも一気に吹っ飛んだ。

 

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昔からアメリカでクリスマスを過ごすことに憧れを感じていた私は、

”あぁ、アメリカのクリスマスを体験しているんだなぁ” 

と、しみじみと感じ、感動すら覚えた。

 

”もっとクリスマスっぽいことやれ!”

 

と思いながらテレビに見入った。

 

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しかし0時を回りその報道番組が終わると、なぜかクリスマスとは何の関係もなさそうなバットマンが放送され始めた。

 

映像を見る限り明らかに再放送。

 

他のチャンネルをつけてみても、クリスマス感が溢れ出るような番組はなかなかやっていない。(ホームアローンなどのクリスマス映画はよくやっていたが)

 

深夜だからなのか、それともアメリカでは放送局もクリスマス休暇に入るから人手のいらない再放送を流しておくということか。。?

 

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疲れているはずなのに、なぜか眠くない。

先ほどの報道番組の感動で覚醒してしまったのか。

 

とりあえず私はバットマンを見ながら睡魔が来るのを待った。

 

1時過ぎまでは起きていて、その後いつの間にか眠りに落ちていた。

 

明日はクリスマス当日のニューヨークの町に繰り出す予定。

 

店などは休暇に入りクローズしていそうだが、その盛り上がりは一体いかほどのものなのだろうか。

 

★次回記事↓↓クリスマス当日のニューヨーク

earthtravel.hatenablog.com

 タイムズスクエアカウントダウン情報↓↓

earthtravel.hatenablog.com

2度目のグアテマラ3日目〜ラ・アウラウ国際空港プライオリティーパスラウンジ〜 世界一周184日目★前半

メキシコのサンクリからグアテマラのアンティグアへ向かう途中、

ちょっとしたハプニングがありアティトラン湖周辺の町パナハッチェルで1泊を余儀なくされていた我々。

 

昨日の16時発のシャトルバスに乗り、ようやく本来の目的地であったアンティグアに到着したのは昨日の夜。

 

宿泊先はもちろん、

アンティグアに訪れる日本人なら知らない人はいないであろうペンション田代。

 

我々が2度目のアンティグアに訪れたのは、

今日、グアテマラシティーにあるラ・アウロラ国際空港からニューヨークのニューアーク・リバティー国際空港行きの便に搭乗するためだ。

 

フライト時間は約3時間半14時20分発、19時55分着の予定。

 

今夜にはクリスマスイブのニューヨークの町にいるなんて想像がつかない。

その前に大好きな空港ラウンジもあると思うとソワソワが止まらない。

 

(1ケツァール=約15円、1ドル=約117円。我々がアメリカを離れていた約1ヶ月の間に、ドルが約7円も値上がりしていた。。物価の高いニューヨークでこれはツライ。。)

 

◉前回の記事↓↓  

earthtravel.hatenablog.com

 

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私は朝5時すぎに起床。

7時30分に朝食を作りに相方と共に屋上のテラスへ。

 

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晴れ渡った良い天気で、グアテマラ富士ことアグア山が綺麗その全貌をあらわにしている。

今日 十字架の丘 に登ったら景色がきれいだろうなぁ。

 

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キッチンにはまだ誰もいない様子。

 

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サンクリで購入したパンを焼き、そこに蜂蜜を垂らす。

カサカサでもらったコーヒーを淹れて今朝の朝ごはん完成。

 

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8時45分。

朝食をとり終え、部屋に戻ってパッキングし、空港行きシャトルバスが到着するまでロビーで待機。

昨日パナハッチェルからのシャトルバスが一緒になった大学生の男の子も同じ時間帯の飛行機に乗るということなので、今日も同じシャトルバスに乗り一緒に空港へ向かうことに。

 

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9時5分。

シャトルバスのピックアップ到着。

空港行きのシャトルバス料金は1人70ケツァール(約1050円)。

我々はペンション田代でチケット取得を代行してもらったので、昨晩到着した時に宿泊代と一緒に支払った。

 

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10時20分。ラ・アウロラ空港着。

シャトルバスの中ではほとんど寝ていたのであっという間の到着だった。

 

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そうか、今日はクリスマスイブか。

クリスマスのこの雰囲気は好きだ。

14時20分のフライトの時間まではまだだいぶあるが、

ダメ元でチェックインカウンターへ行き荷物を預けチェックインできるかどうかアタックすることに。

我々が搭乗するユナイテッド航空のカウンターを探す。

 

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あった。

そうか、今日はクリスマスイブか。

こんな大男も可愛らしいトレーナーとサンタの帽子を身につけている。

本当、クリスマスのこの雰囲気は好きだ。

 

偶然にも、我々の担当はこのニセモノ色黒サンタさんに当たることになった。

 

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ダメもとだったが、何事もなくチェックイン成功。

『アメリカの次はどこへ行く?』とかいう質問も、

今回はちゃんと日本行きのチケットを持っているのでへっちゃら。

 

『ドヤ!』と言わんばかりの勢いで日本行きのチケットの画面を見せつけてやったぜ。

 

ラ・アウロラ国際空港→ニューアーク・リバティー国際空港までのチケットは、

1人13510円我々がサンフランシスコに滞在している時 に取ったもの。

クリスマスイブの日の便は他の日と比べて格段に安かった。

 

しかしこれには預け荷物料金は含まれていなかったらしく、

このチェックイン時に1人28ドル(約3276円)ずつ請求された。

ユナイテッド航空ならそんなものチケット代に含まれていると思っていたのに。。

 

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10時40分。

相方が最後にフライドチキンをもう一度食べたいというので、空港の2階?にあった『Pollo CAMPERO』でフライドチキンを買う。

購入したのは相方だけ。

商品は一緒なのに、味は昨晩食べたやつのほうがジューシーで美味かったと。

買わなければよかった、と後悔していた。

 

ここで大学生の子としゃべり、しばらくしたら我々は先に制限区域内に入るためここでお別れ。

彼はまだチェックインを許されなかったらしく、もうしばらく一般区域内で待機する必要があるという。

 

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11時30分。

入国審査用紙みたいなのを記入して出国手続きへ。

 

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11時40分。

無事出国審査と手荷物検査を通過したら、待ちに待った空港ラウンジへ。

ここ、グアテマラのラ・アウロラ国際空港にはプライオリティーパスが使用可能なラウンジが2ヶ所ある。

 

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まず向かったのは、『LOS ANEJOS LOUNGE』というラウンジ。

情報によると、高級感があるという。

 

場所はゲート6と7の間あたり。

一見デューティーフリーのショップのように見えるし、

中に入ってもラウンジらしき空間は見当たらないので戸惑ってしまうかもしれない。(我々はそうだった。)

 

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店員さんにラウンジの場所を聞くと、

どうやら店舗入って左斜め奥にあるエレベーターもしくは階段で2階に登る必要があるとのこと。

 

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2階に到着すると、あったあった。

ラウンジに到着した瞬間って、旅してる中でも上位に来るほどのワクワク感が湧いてくる。

世界一周空港ラウンジ巡りでもしたらどうだ?と言われそうだが、実際それはそれで面白そう。

 

ちなみにこの『LOS ANEJOS LOUNGE』

12月25日のクリスマス当日1月1日は休業するとプライオリティーパスの公式サイトに記載されていた。

 

”あぶねぇ、あと1日遅かったらラウンジを利用できないところだったぜ。”

 

通常の営業時間は月曜日〜金曜日が朝5時〜20時。

土日が朝5時〜19時までとなっている。

 

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確かに内装は黒を基調としており、大人の高級感が漂っている。

我々は奥のソファー席に腰掛けた。

 

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一般的に、空港ラウンジの食事は料理を自由に取って食べるビュッフェ方式。

しかしここのラウンジはウェイターに料理を注文するというオーダー制。

まるでレストランみたいだ。(もちろん料理は無料。

 

上記メニューの中から、

私は『BEEF CARPACCIO WITH BARSAMIC CREAM(ビーフカルパッチョ)』『ORANGE JUICE(オレンジジュース)』を注文。

コーヒーはセルフサービスになるみたいだ。

 

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これらの料理がすべて食べ放題なのかというと、そうではない。

ちゃんとメニューの下の部分に『ドリンク3つ、プレート料理1品まで注文可。』と書いてある。

 

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ちなみにこれがセルフのコーヒー紅茶。

これはおかわり自由だった。

 

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しばらくしたら料理が運ばれてきた。

めっちゃうまそう。

マジでレストランじゃん。

 

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パンに牛肉のカルパッチョをのせていただく。

酸っぱいが、めちゃんこ美味い。

他のビュッフェ方式のラウンジの食事よりも明らかに質が高い。

1品しか注文できなくても、たまにはこういう”量より質”の料理をいただけるラウンジもいいな、と思った。

 

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相方が注文したのはこちら、『TURKEY HUM WRAP(ターキーハムラップ)』。

 

うん、

見た目、味ともに間違いなく私が頼んだカルパッチョの方が上だ。

まぁ、これはこれで悪くはないが、このくらいならビュッフェ形式のラウンジでも食べれそう。

 

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料理を運んできた時、スタッフからまさかの情報を耳にする。

なんと、本日は13時まででこのラウンジは閉店してしまう、とのことだった。

 

あまりにさりげなく言われたので一瞬耳を疑ったが、確かに今日はクリスマスイブ。

早めに仕事を切り上げるなんてことは、キリスト教圏ではむしろ当然のことだ。

(それでも空港ラウンジは開けていてほしい。)

 

ちくしょう、もう少しこの高級感のあるラウンジでくつろぐ予定だったのに。。

 

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12時30分。

『LOS ANEJOS LOUNGE』を追い出された我々は、もう1つのプライオリティーパス使用可能ラウンジへ。

 

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次の空港ラウンジは『Copa Club』というラウンジ。

名前の通り、コパ航空がやっているラウンジかな。

 

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場所はゲート14の隣。

営業時間は朝4時から16時15分までのようだが、幸いクリスマスによる早仕舞いはない様子。

ここラ・アウロラ空港にラウンジが2つあってよかった。

 

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内部はこんな感じ。

なかなかコンパクトな空間。

ガラス張りの奥には飛行機の滑走路が見える。

太陽の光がいっぱい差し込んでくるので、先ほどの『LOS ANEJOS LOUNGE』と比べるとだいぶ明るい。

 

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食事類はスナックが中心。

 

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ポテチとクラッカー。

 

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これはチーズ。

 

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コーヒー紅茶。

ソフトドリンクやアルコール類はカウンターで注文しなければならないっぽい。

 

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うん。全体的に、食事というよりはおやつだ。

 

先に『LOS ANEJOS LOUNGE』へ行って質の高い食事を済ませておいてよかった。

ここでは私は、ヨーグルトとチーズをひたすらリピートしていた覚えがある。

 

総合的に見て、

グアテマラのラ・アウロラ国際空港に訪れるなら『LOS ANEJOS LOUNGE』の方が断然おおすすめ。

そこで美味しい料理を堪能して、最後に余裕があったらこの『Copa Club』に寄ってスナックをとる程度がちょうどいいのではないか。

 

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13時40分。

搭乗時間が近づいてきたので搭乗ゲートへ。

 

すると、搭乗口でアナウンスなどの仕事をしているのはチェックイン時に我々の担当だったあのデッカいニセモノ色黒サンタさんだった。

働いてるねぇ。

 

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14時40分。

定刻より20分ほど遅れて飛行機はニューヨークへ向けてテイクオフ。

久々のLCCじゃない航空会社かも。

 

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ニューヨークのニューアーク・リバティー国際空港までは約3時間30分のフライト。

機内ではスナックと飲み物のサービスが出たが、食事はなかった。

 

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クリスマスのニューヨークは魅力的だが、実際にアメリカに入国するための入国審査が超面倒くさい。

厳しいもんなぁ、アメリカさんは。

 

特に我々は1ヶ月前までアメリカを周遊していたばかりなので、そのことが吉と出るか凶と出るか。。

 

『なぜまた戻ってきたんだ?』、と厳しく突っ込まれる可能性もあるし、

最近入国しているのだから審査が軽くなる可能性もあったりして?

 

 とにかく、

早く入国審査が終わってクリスマスムードのニューヨークの街を歩きたい次第だ。

 

〜後半へ続く〜次回からはニューヨーク編★↓↓

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2度目のグアテマラ2日目②〜パナハッチェルからアンティグアへ移動〜 世界一周183日目★後半

13時50分。

パナハッチェルの人気カフェ、クロスロードカフェを出た後は先ほどお金をおろしに訪れたスーパーマーケットに寄った。

 

▼前回の記事  (世界一周183日目前半)

earthtravel.hatenablog.com

 

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ここでも頭にモノを、しかもスーパーの商品をのせている人が。

買い物カゴというものを知らないのか。

買い物カゴごと頭にのせられたらたまんないな。

 

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いろいろと商品を見て周り、私はこのチョコレートに目をつけた。

よく見るとパッケージにコーヒーのような絵が描いてある。

これはただのデザートとしてのチョコレートではなく、ミルクで溶かしてホットチョコレートを作る用のチョコレートだ。

 

グアテマラのサンペドロに滞在してた頃、

メルカドで買ったカカオの塊をミルクで溶かし砂糖を加えて飲んだ手作りホットチョコレートのうまさを忘れられずにいた我々は、

ニューヨークでもあの味が飲みたい、と思いここでこのホットチョコレートの元を購入することにした。

 

1袋6.3ケツァール(約94円)。

これで1袋で2リッター分のホットチョコレートができるのでかなり安い。

 

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14時15分。

買い物した荷物を置きに一旦バス会社のオフィスへ行く。

 

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14時40分。

身軽になったら再びアティトラン湖へ。

正直、16時までもうやることがなくなってしまったので暇つぶし。

相変わらず綺麗な景色を見て心を癒す。

 

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綺麗な絵、赫足のゼフばりにトップが長い帽子。

いろんな売り物を見ながら通りをぷらぷら歩く。

 

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15時20分。

そろそろバス会社のオフィスへ戻り、椅子に座って出発まで待機する。

 

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このバス会社『Magic Travel Agency』のシャトルバス運行時間。

16時アンティグア行きっていうのがある。

あれ、昨日のおっちゃんが自分の車で送って行ってくれると解釈していたのだが。。

 

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16時10分。シャトルバスに乗り込む。

やっぱり、おっちゃんの運転ではなく普通のシャトルバスだった。

 

英語で『I will take you to Antigua.』と言われたのを直訳して、

『私がアンティグアまで送っていくよ。』と解釈していたが、

たぶん『私たちのバス会社が責任を持ってあなたをアンティグアまで送っていく。』というようなニュアンスだったのだろう。

 

薄々おかしいなと思っていたが、やっぱそうだよね。。

 

シャトルバスは山を越え、アンティグアを目指す。

ちょうど隣の席の日本人の方が我々と同じくペンション田代行きだと言っていた。

 

それより、先ほどクロスロードカフェで購入した1キロを超えるコーヒー豆が匂って匂ってしょうがない。

シャトルの中にはコーヒー臭が充満。。

 

カフェに入った時のようなコーヒーのいい香りならまだいいのだが、これは”香り”と呼べるようなレベルのもんじゃない。

グネグネの山道とのコラボレーションで下手したら酔ってしまう勢いだ。

 

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18時。

給油とトイレ休憩。

 

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19時頃。パナハッチェル出発から約3時間。

急に地面が石畳になり、シャトルバスがガタガタ揺れ始めた。

それは同時にアンティグア市内に入ったことを意味している。

 

そして19時20分。

およそ2週間弱ぶりのペンション田代に到着。

 

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昨日の一件を説明し、キャンセルになってしまったことを詫びて受付をすませる。

 

2泊の宿泊代220ケツァール(約3300円)と、

明日の空港までのシャトルバス代2人で140ケツァール(約2100円)。

合わせて360ケツアール(約5400円)を支払うはずだったのだが、

田代さんのご好意で少しまけてくれて合計340ケツァール(5100円)を支払った。

 

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部屋は前回と違うところだった。

しかしこの部屋、なぜかパソコンにWi-Fiが繋がらないという環境だった。

(iPhoneはつながる。)

田代さんにも相談し何度も試してみるが、結果はダメ。

試しに前回泊まっていた部屋付近の電波をつなげてみると、これはうまくつながる。。

 

一体なんなんだ。。?

 

結局パソコンでネットをするときは前回泊まっていた部屋付近まで行ってつなげていた。

 

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19時50分。

外出してとりあえず近くのスーパーへ。

サンクリのカサカサにいる時、

『ここでもお土産用にちょうどいいコーヒー豆が買えるよ。』

と教えてもらっていたのでそれを見に行く。

 

確かに、『Antigua』産のものなどいろんな種類のコーヒーがある。

サイズも価格も、今日パナハッチェルのクロスロードカフェで購入したものよりもお手頃。

 

正直、1つ約450グラムものコーヒー豆はちょっと大きすぎるかな、と思っていた。

自分用はともかく、お土産用はこっちで買えばよかったぁ、と、少し後悔した。

 

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その後は晩御飯として『Pollo CAMPERO』というフライドチキンが美味しいという店を目指す。

これは前回アンティグアに滞在している時に聞いた情報だ。

 

田代さんに店の場所を聞くと、宿の近くに2つある、と言われる。

一つは宿を出て大通りを右に進みちょっと行ったところの右手にあると。

もう一つは同じく大通りを右に行って2個目の十字路の左側。

 

2つ目の店はわかりやすくすぐ見つけることができたが、最初に言われた店は通り沿いにあるはずなのに全然見つからない。

 

”これかぁ?”

という店を見つけたが、電気は付いているが扉は閉まっている。(上記写真)

まぁもうひとつあるしと諦めて、2つ目に言われたわかりやすい方の店舗へ向かうことにした。

 

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メニュー。

意外と高いなぁ。と思いながらどれにしようか迷う。

 

結果、

2Piezasの『Pierna y Cuadril o Pechuga y Ala』というのを26.75ケツァール(約401円)で購入。

 

商品の意味は全くわからないが、とりあえず2ピース入っているということでこれを注文した。

 

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20時20分。

ペンション田代に戻りチキンを食べる。

 

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右が私が購入したやつ。

左は相方。2Piezasの『1Pierna y 1 Cuadril』というのを19ケツァール(約285円)で購入していた。

 

相方が頼んだやつのほうが値段も安いしチキンの種類もいい。

私の方に入っている手羽先みたいなのはいらない。

ドラムチキンが食べたかった。。

私も19ケツァールの方を頼めばよかった、と後悔した。

 

それでも、味の方はまずまず美味しい。

2ピースじゃ全く足りなかったが、ここは明日の空港ラウンジでの食事をより楽しみにするためだと思い我慢しよう。

 

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22時。

部屋に戻ると、すでにコーヒーの匂いが充満している。。

挽きたてコーヒーの匂いって強烈。

 

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私はこの匂いをどうにか塞ぐため、コーヒー豆の袋を今後使わないであろう半袖半ズボンの服でぐるぐるにくるみ、

 

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最後に服用の圧縮袋に入れて圧縮して保管することにした。

 

これでだいぶマシになればいいのだが、しばらくして圧縮袋を臭ってみるとすでにコーヒーの匂いがしみ出してきているのがよくわかった。

 

こりゃ、ニューヨークでもこの匂いに包まれながら生活することになりそうだな。。

 

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私がそんなことをやっている間、相方は自分の前髪を切っていた。

 

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22時30分。

喉がカラカラだった私は外へ行き近くの商店へジュースを買いに行った。

遅い時間の外出なので少し警戒したが、すぐそこまで行くくらいなら何の問題もなかった。

でも人通りも少なく暗くて静かな雰囲気だったので、夜遅くの外出はやはりオススメしない。

7ケツァール(約105円)で購入したオレンジジュースをごくごく飲み干し、0時過ぎくらいに就寝。

 

明日は中米を離れアメリカへ逆戻り。

クリスマスイブ、我々はついにニューヨークへ上陸する。

 

★次回記事↓↓グアテマラ空港ラウンジ↓↓
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2度目のグアテマラ2日目①〜パナハッチェル観光。クロスロードカフェへ〜 世界一周182日目★前半

メキシコ、チアパス州のサン・クリストバル・デ・ラス・カサスからグアテマラのアンティグアへ。

サンクリの日本人宿『カサカサ』を出発したシャトルバスは、メキシコグアテマラの国境に到着。

そこで我々はアンティグア行きのシャトルバスに乗り換える予定だった。

 

が、しかし、

メキシコ側のシャトルバスが遅延してしまったためアンティグア行きのシャトルバスに乗り遅れる、という事態が発生。

とりあえずグアテマラのアティトラン湖周辺の町パナハッチェルで1泊することを余儀なくされた。

 

今日はそんなひょんなことから滞在することになったパナハッチェルの町を観光する予定。

アンティグア行きのシャトルバスは16時に出発予定。

 

(1ケツァール=約15円 2016年12月23日。)

 

◉前回の記事↓↓    

earthtravel.hatenablog.com

 

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朝7時起床。

とりあえずシャワーを浴びに行く。

 

 

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残念ながらシャワーはお湯が出ず、朝から水浴びをする羽目になってしまった。

先に入った相方はお湯が出たと言っていたので、おそらくお湯が沸くまでもっと時間をおく必要があったのだろう。

発展途上の国ではよくあることだ。 

 

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8時10分。

朝食を作る。

キッチンはパッと見雰囲気がよさそうに見えたが、実際は少し清潔さに欠ける状態だった。

 

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サンクリで買ったパンが余っていたので、それを焼く。

 

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そして、サンクリの日本人宿『カサカサ』のオーナーからいただいたコーヒーとコーヒーをドリップする布でコーヒーを淹れる。

 

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なんか、いい感じ。

最初は小さいサイズの布を使用してドリップしたが、なかなかドリップ速度が遅い。

途中から大きいサイズの布に切り替えてドリップしたらいい感じにドリップできた。

 

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さらに、

相方が庭にいると隣の部屋に宿泊しているおっちゃんがオレンジをくれたという。

しかもこのオレンジ、宿の中庭に生っているもの。

木からプチっととって渡してくれたらしい。

もぎたてフルーツだ。

 

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これをとってくれたらしい。

すごく優しいおっさんだが、勝手にとっていいのか?

 

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8時35分。

中庭のテーブルで朝食をいただく。

いい雰囲気。

中庭がある宿っていいな。

 

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この宿には犬がいた。

動物好き、特に犬が好きな相方は大喜び。

 

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10時45分。

チェックアウトして宿を出る。

我々はいつもホテル検索サイトで宿を事前に調べて予約しするようにしているが、

今回は突然の滞在だったのでそんな事はできなかった。

現地に着いてから完全にお任せで案内された宿だったが、なかなか悪くない宿だったな。

 

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まず向かったのはバス会社のオフィス。

16時の出発までここに荷物を置いといてもらう。

 

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コーヒーをドリップする布を乾かしたいと言ったら、その辺の隙間にさしておいてくれた。

なんか面白かった。

 

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11時。

荷物を置いて身軽になったらパナハッチェルの街歩き。

パナハッチェルにも雑貨屋が多い。

ここで相方の購買意欲に火が着く。

まずは前から欲しかったという、部屋着とかで活躍する薄い生地の短パンを購入。

 

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続けざまに、デザインもよく実用的なポーチを購入。

これは確かに使い勝手がよさそうだな、と思い、私も購入しようか一瞬迷った。

結局購入しなかったが。

相方は自分用だけならず、お土産用にも買っていた。 

 

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閑散とした雰囲気はあったが、雑貨屋さんが多い。

とりあえず雑貨屋が密集しているエリアをぐるっと見学した。

 

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11時30分。

雑貨屋に飽きたらアティトラン湖の方へ。

ちなみにこのアティトラン湖、『世界一美しい湖』と言われているらしい。

空も湖も青く、火山が綺麗に見える。

めっちゃ景色がいい。

そして日差しが眩しい。

 

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大きなクリスマスツリーがいい感じ。

昼間っからカップルがイチャイチャしている。

 

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アティトラン湖沿いの道を散策。

目に入るもののほとんどがいい雰囲気。

絶好の散歩コースか。

思わず、カメラのシャッターを切る回数も増える。

 

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こんな珍百景もまたいとおかし。

 

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中米では頭にモノをのせて歩く人をよく見かける。

すごいバランス感覚だな。

リトルワールド(愛知県犬山市)でモノを頭にのせるの体験したことあるけど、そーっと歩いてもモノが頭から落ちた覚えがある。 

難しさを知っているので余計に凄さがわかる。

マジリスペクト。

 

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12時。

アティトラン湖沿いの道を外れてテキトーに歩いていたら、いつの間にか何もない砂利道を歩いていた。

とりあえず、町の中心の方へ戻りたい。

 

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12時30分。

ようやく町の中心に出て、我々はパナハッチェル観光の目的の一つだった『CROSS ROADS CAFE(クロスロードカフェ)』に訪れた。

 

ここはサンペドロの日本人宿カモモシに滞在している時に宿泊者の方から教えてもらったパナハッチェルのイチオシカフェ。

パナハッチェルに訪れたら訪問必須のカフェだ。

 

ちなみに、

サンペドロイチオシのカフェである『クリスタリーナ』というカフェは、

ここクロスロードカフェ出身の人がサンペドロにオープンさせたカフェなのらしい。

名店が名店を生んだということか。

 

★クロスロードカフェの場所↓↓

 

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あいにくケツァールの現金の持ち合わせが少額だった我々。

一応クロスロードカフェのオーナー、マイクに『クレジットカードは使えますか?』と聞いてみるも、

『キャッシュオンリー。』とのこと。(ケツァールと米ドルが使える。)

 

近くのATMの場所を聞いてみると、丁寧に近くのスーパーまでの道のりを教えてくれた。

このスーパーの中にあるATMでケツァールをおろし再びクロスロードカフェへ向かう。

 

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小さな町には信号など滅多になく、警察の手信号が一般的。

いや、手信号すら珍しいかもしれない。

 

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12時40分。

現金を手にし、再びクロスロードカフェへ。

カウンター席に座る。

 

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店内の雰囲気。

思っていたよりこじんまりしたカフェだった。

 

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メニュー。

 

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私はHOUSE COFFE(ハウスコーヒー)を1杯8ケツァール(約120円)で注文。

 グアテマラはやっぱりコーヒーが安くてうまい。

 

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さらに、

メニューには載っていないがここにはケーキもあるということを知っていたのでチーズケーキを注文。

冷蔵庫からホールのチーズケーキがドンっと出てきて、1ピースを皿に乗せ提供された。

 

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ここのオーナーのマイクがすごく陽気で気さくな方で、常に我々を笑わせてくれる。

ネイティブイングリッシュスピーカーで、我々がカフェに滞在している間はスペイン語を一言も発していなかった。

 

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仕上げにはストロベリーソースをかけてくれる。

ソースで『心』を書いてくれた。

『心』はマイクの好きな漢字なのらしい。

味はすんごくおいしい。

ひんやり冷たいのがいい。

ニューヨークへ行く前に、一足先に美味しいチーズケーキを堪能してしまった。

チーズケーキは1個18ケツァール(約270円)

コーヒーとチーズケーキで合計26ケツァール(約390円)は安い。

 

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マイクから『日本人か?』と聞かれたので、『イエス。』と答える。

すると小さな折り紙を出してきて、『鶴を折ってくれ!日本人なら折れるだろ?』

と言われる。

正直私は、鶴を折れない。

幸い、相方が鶴を折れたので日本人としてのメンツは保たれた。

鶴くらい折れるようにならなきゃダメかな。。

 

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会計時、完成した鶴を渡す。

喜んでくれて、カウンターの裏にある容器の中にぽんっと鶴を入れていた。

おそらくあの中に今まで日本人が折った鶴がたくさん詰まっているのだろう。

いつか千羽鶴でも作るつもりなのだろうか?

 

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相方のコーヒーとケーキ代も一緒に払ったら、いくらかまけてもらった。

さらにサービスで小さなチョコレートが一箱出てきてプレゼントしてくれた。

(お釣りがないからお菓子で払われた、という、発展途上国あるあるではない。)

 

まけてくれて、さらにはチョコレートのサービスまで。

なんといい人なんだろう。

 

我々がクロスロードカフェに滞在している間、常連客と思われるお客さんが何人か来店してきた。

(というか、来店したお客さんすべてが常連客みたいな雰囲気だった)

 

皆マイクと楽しそうに会話をしながらコーヒーを楽しみ店を出て行くのだが、会計をする時には大体、『お金はいらないよ。』と言ってマイクはお金を受け取ろうとしてない。

 

そういえば、

クロスロードカフェのことを教えてくれた方も、いつも奢りにしてくれて今までで1度もお金を払わせてもらえてない。と言っていた。

 

我々はさすがに奢りにはならなかったが、それでもまけてくれてチョコレートのサービスまでしてくれた。

 

この人はボランティアでこのカフェをやっているのか?

 

こんなに常連客に奢りまくって、利益は出ているのだろうか?

マイクはちょっと心配になるくらい羽振りのいい人だった。

 

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さらに私はここで自分用と日本にいる友達へのお土産として、

コーヒー豆16オンス(約453グラム)を3袋購入。

 

いろいろある種類の中から相当迷った挙句、

『SAN PEDRO(サンペドロ)』65ケツァール(約975円)を選択。

日本で同じ量のコーヒー豆を買うより断然安い。

 

自分用には豆そのまま(Bean)、

お土産用にはその場で豆を挽いてもらい袋に詰めてもっらったGround coffee)。

Grind ”グラインド”』で『挽く』という意味。(Groundは受け身系)。

 

私は”日本に帰ったらコーヒーミルを購入するぞ”、という意気込みも込めて、豆のままで購入した。

1回目のグアテマラ滞在中からコーヒーミルの購入を迷っていたが、これでもう購入するしかなくなったわけだ。

 

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13時30分。

カフェのお客さんは我々だけになり、マイクは店仕舞いの準備を始めている様子。

そろそろ我々も出よう。

最後にマイクと店の前で記念撮影。

その後マイクは『買い物へ行く。』と言ってバイクで颯爽とどこかへ走り去っていった。

 

その後よく見ると、

このカフェの営業時間は午前の部で13時までだということに気づく。

だいぶ延長してくれていたんだな。

 

さらに見ると、

クリスマスイブである明日、12月24日の午前の部で今年の営業は最後になり、

次に店が開くのは年が明けて2017年の1月3日からだということに気づく。

おお、我々は結構ギリギリのタイミングで訪れたんだな。

クリスマス休みに入る前でよかった、と心から思った。

 

〜▼後半へ続く▼〜

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2度目のグアテマラ1日目〜サンクリからアンティグアへ(でも着いたのはパナハッチェル。。)〜 世界一周182日目★後半

12日間滞在したメキシコチアパス州の小さな町、サン・クリストバルデ・ラス・カサスを出発し、

今朝、シャトルバスでグアテマラのアンティグアへ向かっていた。

 

国境に到着したら入国手続きをしてシャトルバスをチェンジ。

そこで我々が乗るべきアンティグア行きのシャトルバスを探したのだが、

なぜかそのようなシャトルバスは全く見つからない。

 

すると原因はまだわからないが、

とりあえず今日はもうアンティグアへは行けないことが発覚。

アティトラン湖周辺の町パナハッチェルへ向かうことを余儀なくされた。

 

しかし運転手が言うには、

今夜のパナハッチェルでの宿泊代と明日のアンティグア行きのシャトルバス料金は無料になるという。

それなら、すでに1度訪れているアンティグアには特に用事はないので、まだ訪れたことのないパナハッチェルに滞在できるというのはかえって好都合かもしれない。

 

この嬉しい予想外の展開に心を躍らせ、我々はパナハッチェル行きのシャトルバスに乗り込んだ。

 

(1ケツァール=約15円 2016年12月22日。)

 

▼前回の記事   (世界一周182日目前半)

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15時20分。

グアテマラ側での初めての休憩。

ここで今朝休憩所でお会いしたメキシコ在住の日本人女性の方にまた会ったので、国境で起こったトラブルについて話してみた。

すると、

『そんな話今まで聞いたことない。もう一回運転手に事情を説明してもらったほうがいいよ。ちょっと私聞いてみようか?』

とのことだったので、運転手を捕まえて直接事情を説明してもらった。

 

 

先ほどはスペイン語ができるアメリカ人が運転手から聞いた情報を、我々そのアメリカ人から英語で聞く、といった具合で、運転手と一問一答していたわけではないからな。

 

メキシコに15年住んでいるという彼女はもちろんスペイン語が堪能。

先ほどのアメリカ人と違い、我々の耳に入ってくる情報が日本語なので通訳の精度は上がり複雑な質問もでき、より詳細な情報を正確に知ることができる。

 

なんとか運転手を捕まえ事情説明をしてもらう。

運転手曰く、

『メキシコ側のバスが遅れたから国境で待機していたアンティグア行きのバスに乗り遅れた。』とのことだった。

 

念のため今夜の宿と明日のアンティグア行きのバスが無料になることも確認してみる。

すると、

『明日のバスは無料になるが、今夜の宿は無料にはならず自力で宿を探し自腹を切らなければならない。』と言う。

 

おいおい、さっきのアメリカ人は『宿とバスは無料なんだね?』と言う質問に対して『イエス。』と確かに言ったぞ。情報が違うじゃねぇか。。

 

しかし、日本人通訳を介して直接ドライバーとコミュニケーションをとっている今の情報のほうが確かなのは言うまでもない。

そうなってくると、我々ものんきにパナハッチェル行きを喜んではいられない。

 

『こっちはアンティグアの宿をすでに予約してあるんだ。バス側のミスだったらそのキャンセル料ぐらいは負担してもらわなきゃ困るよ。』

 

我々はそう主張したが、運転手はというと、

『これはメキシコ側のバスのミスだ。グアテマラ側のドライバーである私は悪くない。』と一点張り。

 

確かにその通りかもしれないが、その投げやりな態度は非常に不愉快なもので我々一同完全に呆れかえった。

せめて自分のバス会社のオフィスに連絡するなりして何かしらの対応をとって欲しかったのに。

 

まぁ、ここは日本ではなくメキシコ。

日本で当たり前のことは大抵ここでは当たり前じゃない。

そのようなぶっきらぼうな態度をとらる方がここでは当たり前なのかもな。

 

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19時過ぎ。

ようやくパナハッチェルに到着。

バスを降りると、すぐにバス会社の者と思われるおっちゃんが『アンティグア?』と聞いてきた。

『そうだ。』と私は返事をした。

彼は英語を話せたので、比較的スムーズにこれからのことを話し合えた。

 

とりあえず、

今夜はここパナハッチェルで1泊すること。

1人1泊40ケツァール(約600円)の安宿を紹介してくれること。

明日朝9時30分のシャトルバスでアンティグアへ向かうこと。

 

この重要な3点がこの場で決定した。

シャトルバスの時間は5時、9時30分、12時、16時から選べた。)

するとそのおっちゃんはどこかへ行き、また別の男が現れた。

その男も英語が喋れたので、私は先ほどのおっちゃんと話したことを一応この男とも確認しておく。

すると、今度はこの男がまた別の男を我々に紹介し、その人がその安宿まで案内すると言ってその場を離れた。

なんなんだこの逆たらい回し状態は。

 

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細い人通りの少ない道を歩き、最後に現れた男は我々を先導する。

 

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道の角にあった1件のホステルに入り、男はそこの奥さんに何か言っている。

するとすぐにそのホステルを出て、別の場所めざして歩き出す。

 

そしてすぐ近くにあった2件めのホステルのチャイムを鳴らし中へ。

今度はここで間違いないっぽい。

さっきのは1件目は満室だと断られたのか?

ホテルの客引きって、いつもそんな突撃的な感じで宿を紹介しているのか?

 

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改めて、今夜の宿はおそらく『Hospedaje San Miguelito』というところ。

門の上に書いてあるのは『歓迎』という意味。

門の隣に書いてあるのは『オープン』という意味なので、これらは宿名ではない。

 

このすぐ隣の壁に『Hospedaje San Miguelito』と書いてあったし、

紹介してくれた男も『サンミゲル』的なことを言っていたのでそれが宿名と推測する。

 

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悪くない雰囲気。

 

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部屋は個室。

ベッドと小さな棚が置いてあるだけのシンプルな作り。

なかなか清潔感もある。

これで1泊1人40ケツァール(約600円)なら悪くない。

ちなみに朝食はついていない。

 

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19時30分。

部屋に入り無料のWi-Fiをつなげたら、まずアンティグアのペンション田代に電話して今日はアンティグアに到着できないことを伝えた。

田代さんとしても、他の予約を断って我々の予約を確保しているため今夜分の宿泊料金はどうしても発生してしまう、という。

そうだよなぁ。。田代さんの言い分もわかる。しょうがない。

 

ちなみに写真は先ほどシャトルバスを降りた時にもらった明日のアンティグア行きのチケット。

 

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20時10分。とりあえず街に繰り出す。

メイン通りに出て、先ほどシャトルバスを降りた所の目の前にあるバス会社に差し掛かった時、ふとペンション田代の1泊分のキャンセル料についてダメ元で相談してみようと思い立った。

中には一人の女性スタッフと先ほどのおっちゃんがいた。

どうやらこのおっちゃんがこの旅行会社の長のようだ。

 

私は、

 

シャトルバスの遅延のせいで今夜予約していたアンティグアの宿に泊まれなくなり、1泊分のキャンセル料が発生してしまった。』

 

ということを伝え、

このお金はなんとかならないかと相談してみた。(もちろんなるべく謙虚な態度で)

 

するとおっちゃんはまず、

『そのキャンセル料はいくらだったのか?』と問うてきた。

 

私は『2人で110ケツァール(約1650円)だ。』と答えた。

 

するとおっちゃんは、

 

『それは気の毒なことだが、これはメキシコ側のシャトルバスの遅延なので我々の責任ではないのだよ。

我々も今日君たちが到着するのを国境で待っていたんだが、時間通りに来なかったのでやむおえず出発したんだ。

そして明日の朝のシャトルバスは実はうちのものではなく、他の旅行会社のものなんだ。

君らが支払ってくれた今日の分のシャトルバスのお金を使って明日のシャトルバス代を立て替えているから明日の分は無料で提供できるのだが。。』

 

と、宿の払い戻しはできないことを少し長めに、そして丁寧に説明してくれた。

(昼間の運転手もこのくらいの態度で説明してくれれば印象がだいぶ違うのに。)

 

”やっぱりダメか。”

そう思って私が別れを切り出そうとすると、おっちゃんはまだ話を続けた。

 

『ただ、明日の16時まで待ってくれたら私が君たちをアンティグアまで車で送っていくよ。

そして宿のキャンセル料全額とまではいかないが、75ケツァール(約1125円)を支払おう。』

 

と提案してきた。

 

”75ケツァールってどっから出てきた数字なんだだ?宿代は110ケツだし、バス代にしても安すぎる。”

(ちなみにアンティグアまでのバス代は1人500ペソ(約2800円)だった。)

 

そう思った私は『75?』と聞き返した。

 

『そうだ。明日16時に私と一緒に行くならキャンセル料の110ケツァールのうち75ケツァールを返金しよう。』

 

私は内心75の額の意味が全く理解できずにいたが、0だと思っていた払い戻しが急に75になったことの驚きと感謝のあまり、その数字の真の理由を問うことにためらいを感じてしまっていた。

 

『ちなみに、なんっていうホテルに泊まるんだい?』

 

私が言葉に詰まっているとおっちゃんはそう問うてきた。

 

『ペンション田代です。知ってますか?』

『もちろんだよ!』

 

と、おっちゃんとその場にいた若い女性スタッフはニコニコと笑いだした。

さすがはグアテマラを代表する日本人宿、ペンション田代。知名度が半端ない。

 

 

先ほど朝9時30分のシャトルバスを選んだ理由は、

アンティグアでちょっと行ってみたい店があり、そこで日本の友達へのおみやげを買いたいな、と思っていたからである。

 

でも16時のシャトルバスにすれば、明日1日パナハッチェル観光ができ、さらに75ケツァールの現金が付いてくる。

それはそれで悪くない。

 

少し考えた結果、

明日は1日パナハッチェル観光をして、16時におっちゃんとともにアンティグアへ行き75ケツァールを受け取ることに決めた。

 

自分らの責任ではないのにそこまでしてくれたおっちゃんの優しさに少し感動した私は、

最後におっちゃんと固い握手を交わし、笑顔で『また明日。』といってこのバス会社のオフィスを出た。

 

何事も、相談してみるもんだな。

 

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20時30分。

その後は雑貨屋さんを見たりしてメインストリートを歩きながら、先ほどのやり取りについて相方と話していた。

そうして喋っていると、先ほどのおっちゃんのビジネスマンとしての頭の良さにようやく気づかされることになる。

 

よく考えたら、

おっちゃんらは明日の我々分のシャトルバス料金を他の旅行会社に支払っていたので、もうけは微々たるもの、もしくは0の可能性が高い。

そこでおっちゃんは我々を自分のところの顧客に戻すため、75ケツァール支払うから16時に一緒に行こうと提案してきたのだ。

 

他の旅行会社に客を持っていかれもうけを0にするより、

75ケツァール我々に渡してでも客を獲得した方がマシなのだろう。

75という中途半端な数字は、おっちゃん側の損得を計算した上で瞬時にはじき出された数字だったのだろう。

 

おっちゃんの腰の低さと優しさに私は完全にやられていたが、

あの時おっちゃんの頭の中はフル回転していて、いろいろ考えた結果そのようなことを提案してきたに違いない。

あのとっさの状況で、なんと頭のキレる人だろうか。

これぞ商売人というのを見せつけられた。

 

我々は決してぼられたわけではない。

75ケツァール返ってくるし、旅行会社はもうけを出せるし、

これはお互いにとってウィンウィンの関係になれる取引だったのだ。

 

それでもどこか心がスッキリしないのは、私がおっちゃんのそのような考えに全く気付けなかったことが原因だろう。

損をしているわけではないのに、まんまとやられた感が残る。

もしこれが詐欺やぼったくりだったら完全にやられていた。

 

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21時ごろ宿に戻った後も、しばらくおっちゃんの頭の良さに対するなんとも言えない悔しさのような感情が湧き続けていた。

もちろん、おっちゃんを憎んでいるわけではない。

むしろ我々のことを思った提案をしてくれたことには未だに感謝感激している。

その中に少量の悔しさが混じっている感じ。

とにかく、この件でおっちゃんの賢さから学んだものは多い。

ありがとう、おっちゃん。

 

そんなことをぐるぐると考えながら、0時前には就寝した。

 

明日は16時にパナハッチェル発のシャトルバスになったので、朝はのんびりできる。

まさかの展開ですることになったパナハッチェル観光を存分に楽しみたいと思う。

 

▼次回記事 

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メキシコ12日目〜サンクリから再びグアテマラのアンティグアへ移動〜 世界一周182日目★前半

サンクリ12日目。

 

今日は朝7時のシャトルバスで11日間も滞在したメキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサスを離れ、元来た場所、グアテマラのアンティグアへ向かう予定。

 

サンクリからアンティグアまでの道のりはおよそ500㎞。

順調にいっても10時間以上は必ずかかるであろうから、アンティグア着は今日の夕方か夜くらいになるのかな。

 

(1メキシコペソ=約5.6円、1ケツァール=約15円。 2016年12月22日。)

▼前回の記事  

earthtravel.hatenablog.com

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朝5時起き。

基本的にここカサカサでは朝8時過ぎごろに起床することを日常としていたので、朝5時というのはかなり早い時間。

さすがにこの時間にはまだ誰も起きていない。

 

 

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寝ている人を起こさないように、なるべく静かに朝ごはん作りを開始する。

 

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スーパーで買った1個1.3ペソ(約7円)パンに残っていたさけるチーズをのせてトースターで焼いただけのシンプルなもの。

これで余分な食材はすべて使い切ったことになる。

 

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6時30分。

オーナーが起きてきて、手作りミルクコーヒーをご馳走してくれた。

今日も、小岩井のミルクコーヒーの味を再現してくれる。

カサカサ滞在中、朝食時にオーナーがいる時は必ずと言っていいほどコーヒーを1杯ご馳走してくれてた。

ありがたい。

 

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さらに目の前でコーヒー豆を挽いてくれ、その挽きたてコーヒーを袋に詰めて我々にプレゼントしてくれた。

毎朝のコーヒーや、昨晩もらったドリップする布、さらに様々な知識まで、本当にオーナーからはいろいろなものを頂いてばかりだった。

ここ、カサカサは楽しさの中にも学びのある宿って感じだった。

 

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7時。

シャトルバスが到着したというので外へ出る。

なぜかカサカサの目の前までは来てくれず、少し歩いたところで待機していた。

ここで、オーナーと朝早くから見送りに来てくれた宿泊者の方と握手をしてお別れ。

本当、またいつか訪れてみたいな、と思える居心地のいい宿だった。

 

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シャトルバスは町を周りどんどんお客さんを拾っていく。

 

まず最初にオーストラリアから来たというカップルが乗ってきて、彼らはアンティグアの手前、アティトラン個周辺の町パナハッチェル行きだという。

来年日本を訪れ、長野県の白馬五竜へ行きスキーをする予定だ、と言っていた。

その話を聞き私は、

『白馬五竜!実は僕学生時代スキーをやっていて、白馬五竜へは毎年合宿へ行ってたんだよ。白馬47のリフト沿いに、いい雰囲気のレストランがあってね、、、』

 

なんていう風に会話を弾ませようとも思ったが、この時私は外国人さんと英語で会話することが億劫になっていた。。

なのでそこまで話を発展させることなく、お互い軽い自己紹介だけして終わった。

しばらく日本人宿という環境にこもっていたことが影響しているのだろうか?

 

ただ、久しぶりに聞く英語は非常に聞き取りやすく、外国人とスムーズにコミュニケーションが取れていることに喜びを感じていたことも事実。

これは間違いなく、中米という基本的に英語が通じない環境に長いこといることが影響しているのだと推測する。

 

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8時30分。

カサカサを出てすでに1時間30分が経っているというのに、シャトルはまだサンクリの中心部であるカテドラル前広場(ソカロ)あたりにいた。

 

”全然進まねぇじゃねえか。”

 

シャトルバスはソカロ近くにあるATM前に停車している。

そのATMには朝から大行列ができている。

銀行前にできる大行列は、もはや中南米の風物詩と言っても過言ではないだろう。

シャトルの客の何人かが、お金をおろしたいとか言ってATMへ向かっていた。

そのせいでなかなか出発しないのか。。

 

その人たちはシャトルバスに戻っきて、

『まさかこんなにATMが混んでいるとは思わなかったよ。』とか言っていた。

 

必要なお金は前日までに下ろしておくことをオススメする。

 

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10時20分。

ようやくサンクリを抜け出したシャトルバスはその後順調に走り続け、1度目の休憩ポイントにたどり着いた。

どうやらこれは朝食休憩らしく、休憩時間も割と長く確保されていた。

 

レストランのスタッフに『トイレはどこ?』と聞くと、『あの奥だ。』と言われ、同時にトイレ代として数ペソを要求された。

 

我々はスタッフに聞いてしまったのでお金を支払うことになったが、

たぶん何も言わずにトイレを目指せばお金を要求されることなくトイレへ行ける雰囲気だった。

 

さらに言うと、外からレストランの裏に周りこみ、そこから中へ入ればすぐそこがトイレになっているので無料でトイレを利用できる。

ということに後から気づいた。

 

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レストランで朝食をとる人もいたが、我々はレストラン前に座り込み昨日スーパーで購入していたドリトス的なスナック菓子を食べた。

そうやってレストランには入らず店前でたむろしている人たちも少なからずいた。

 

ここで、一人の日本人女性と出会った。

よく見ると、その方は昨晩カサカサに遊びに来ていた人。

もっと言うと、昨日マドレティエラサンクリのパン屋さん)でちらっと見かけた人だった。

 

もう15年もメキシコに住んでいるという彼女は、

年末にアティトラン湖で行われる音楽やアートなどの大規模なフェス、

『COZMIC CONVERGENCE(コズミック・コンバージェンス)』の手伝い的なことをしにパナハッチェルへ向かうという。

 

コズミックは毎年行われているイベントらしく、なんと今年は日本人アーティストに焦点を当てているらしい。

 

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11時10分。ようやく出発。

休憩時間はおよそ50分もあったことになる。

さすがに朝食に50分もかからんで。

 

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国境から少し離れたところにあるメキシコ側イミグレーションに到着。

我々は7日を超えてメキシコに滞在していたので390ペソ(約2184円)の入国税を出国手続きの際に支払い、パスポートを見せて難なく通過。

 

12時40分。

グアテマラからメキシコへ入国する時と同じく、なぜか国境から歩いて数分かかる人気の少ない裏道のようなところににシャトルは停車する。

ここで荷物を降ろし、国境まで歩いて向かう。

 

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国境付近。

『カンビオ、カンビオ(両替、両替)』という両替屋さんが札束を持ってうろついているので、必要な場合はここで両替できる。

 

ペソ残高ギリギリの我々は両替していないのでわからないが、両替するなら国境でするのが基本的にレートがいいのではないかな?、と思っている。

 

もちろん、このうろついている両替屋さんたちはフリーで活動している人たちなのでレートをぼってくる可能性もある。

あまりにレートが悪かったら1度レート交渉を試みたほうがいいだろう。

 

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グアテマラ入国のイミグレ前。

この時間帯、たくさんのシャトルバスが国境に到着しているので小さなオフィスは完全にキャパオーバー。

人で溢れかえっている。

 

しかしこれ、全員が全員グアテマラ入国審査を待っている人とは限らない。

審査を終えてただその辺でシャトルの出発を待っているだけの人も案外いる。

 

ちょっと並び、カウンターでパスポートを提出し、数分待てばスタンプをポンと押されたパスポートが手元に返ってくる、という非常に簡単な入国審査を無事に終了させた。

 

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13時過ぎ。

グアテマラからはシャトルバスをチェンジする。

(グアテマラからメキシコ入国の場合もそうだった。)

 

そして、おそらくここでアンティグア行きの人パナハッチェル行きの人でシャトルが分かれる。

前述した通り国境付近はたくさんの人、シャトルバスで溢れかえっているので、自分たちが乗るべきシャトルがどれなのか探すのに少し手こずった。

 

『アンティグア?、アンティグア?』と聞いて自分らが乗るべきシャトルを探す。

どうにかアンティグア行きのシャトルを発見するが、運転手が調べるとそれは我々が乗るべきシャトルではないらしい。。

一体我々が乗るべきシャトルはどこにあるんだ。。?

 

他に全然アンティグア行きのシャトルが見つからなかったので、とりあえずここまで一緒のシャトルバスに乗っていた人たちが集まっていた方へ行ってみた。

でもおそらくこれはパナハッチェル行きのシャトルバス。

 

運転手に『アンティグア行きはどれだ?』と聞いてみると、スペイン語で何かを説明している。

乗客にスペイン語と英語を喋れるアラスカ出身のアメリカ人がいたので、その人が運転手と話してくれ、話が終わると我々に英語で説明してくれた。

 

アラスカ人曰く、

『今日はもうアンティグアには行けない。今日はパナハッチェルに泊まり、明日朝6時にアンティグアへ向かってくれ。その際のバス代は無料になる。』

とのことだった。

 

”なんだって!?意味がわからん。なんで行けないんだよ。”

 

英語での説明なので完璧なコミュニケーションは取りづらい。

なので私は深く理由を追求するよりも、もっと重要な夜の宿泊先がパナハッチェルになるということと、その宿泊代は無料になるのか、ということを入念に確認した。

すると通訳のアメリカ人は『イエス。』と確かに言った。

 

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我々はすでに今夜アンティグアのペンション田代に宿泊を予約している。

それと同等なレベルな宿に無料で1泊できるのならば、アンティグアにこれといった用事のない我々にとってこのトラブルはあまりダメージになるものではない。

むしろ、行ってみたかったパナハッチェルを観光できるのはかえって好都合じゃないか。

 

ちなみに、私は通訳のアメリカ人の流暢すぎる英語を完全に聞き取ることができていなかったので、もしかしたら聞き取れなかった部分でアンティグアへ行けない理由を喋っていたのかもしれない。

まぁでも、行けないものはしょうがないし、余分な宿泊代とバス代がかからないのならば理由なんてどうでもいっか、

と言う気持ちがあったので最後までこのトラブルの理由を深く探ることはしなかった。

 

 こうして我々は、アンティグア行きではなくまさかのパナハッチェル行きのシャトルバスに乗り込み再び歩みを進めることとなった。

 

そういえば、メキシコに入国するときはだいぶ離れたところで荷物検査があったけど、グアテマラに入国した時はなんにもなかったな。

 

〜後半へ続く〜 ↓↓次回記事★↓↓

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